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更新日:2023/08/18 Fri 20:03:07NEW!
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初代ウルトラマン 円谷プロ スターミー カラータイマーは100万円 鑑定団 m78星雲 昭和ウルトラマン 平成ウルトラマン 令和ウルトラマン 新世代ヒーローズ u40 コメント欄ログ化項目 ウルトラシリーズの○○項目 3分間 ウルトラマンが生きている証 ホンマヤン ヒトデマン 価値100万円也 カラータイマー ドロボン アルティメットルミナス 惑星o-50 スターシンボル
\ピコーン ピコーン ピコーン/
画像出典:編集者自作
ウルトラマンを支える太陽エネルギーは
地球上では急激に消耗する。
太陽エネルギーが残り少なくなると
カラータイマーが点滅を始める。
そしてもし、カラータイマーが消えてしまったら、
ウルトラマンは2度と再び立ち上がる力を失ってしまうのである。
カラータイマーとはウルトラシリーズに登場する光の国の戦士の胸部に付いてる発光器官である。
【概要】
ウルトラマンの姿を見たことのある人なら必ず知っているであろう、胸元に付いている光り輝くあのランプである。
普段は青い光を放っているが、エネルギー不足になると赤色に変わり
「ピコーン、ピコーン」
と、点滅と特徴的な警告音を鳴らし所有者に危機を知らせるのだ。
一部のウルトラ戦士では活動時間の限界が近づく毎に
「ピコピコピコピコピコピコ」
と、点滅速度と拍動音のテンポが速まる様子が描写されており、よりタイムリミットの緊迫感を高めている。
【設定】
ウルトラ心臓に直結しているエネルギーの中枢器官であり、
その光が消えれば行動不能に、破壊されればエネルギーがコントロール出来なくなって命を落とす重大な弱点である。
ここから光線技を放ったり、エネルギーチャージの際にタイマーが特殊な発光をするウルトラ戦士も多い。
外部とエネルギーのやり取りをする機能が付いていることも多く、ウルトラマンがエネルギー枯渇によって窮地に陥った際には、
人間や救援に現れた他のウルトラマンがここにエネルギーを照射し、回復を図るのがお約束。
また人間がウルトラマンのカラータイマー部分に入って融合したり、アイテムがタイマーに吸い込まれてインナースペース内に届く描写があるなど、
エネルギーのみならずウルトラマンの体内(インナースペース)と外部世界とを繋ぐ窓口のような役割を果たしていると思われる。
ウルトラシリーズを知らない人でも存在を知っている非常に有名な物だが、意外にも未だにその設定は不明瞭な部分が多い。
円谷監修の書籍でも光の国の人々が超人になった際にいつの間にか付いてた設定と手術して取り付ける設定があり、どちらも使われている。
実写作品に限定すれば、映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』において
- 「宇宙空間で長時間活動する者が付ける」
- 「カラータイマーにはプラズマエネルギーで満ちている」
といった設定の統一が計られた。
事実、同映画におけるM78星雲のエメラルド星人に似た訓練生のモブトラマンには付いておらず、
これ以降もモブトラマンは基本的にカラータイマーがないという方向で統一されている。
名前ありのウルトラマンはいずれも宇宙を股にかける精鋭といったところだろう。
よく「戦闘員に手術して取り付ける」という設定が蔓延している。
事実、書籍にも書かれた設定だが、
- 科学者であるウルトラマンヒカリにも付いてる
- ウルトラ兄弟入りしたウルトラセブンは付けていない
- L77星の王子で非戦闘員であった筈のウルトラマンレオとアストラ、
- 戦士を追放されたウルトラマンゼロ、
- 戦闘員ではない『ウルトラマン物語』の幼少期のウルトラマンタロウやウルトラの国の小学生であるウルトラマンボーイが既に付けている。
などを考えると矛盾している点があり、何時取り付けるのかなどの設定は未だ曖昧である。
初見の人は「なんでわざわざ弱点むきだしにするんだ」「敵がそこを狙いばイチコロじゃん」などと思うかもしれないが、
このカラータイマーはそこらのガラス玉とは訳が違う。ダイヤモンド以上の硬度を誇り、そんな簡単に破壊できる代物では無いのである。
初代ウルトラマンがゼットンに敗れた際も、カラータイマーを攻撃されてもそれ自体を破壊する事は結局出来なかった。
だがやはり弱点である事には変わりなく、執拗にカラータイマーばかりを狙う敵もそこそこ現れている。
映像作品とは繋がらない設定だが、漫画『ウルトラマンSTORY 0』では「ウルトラマンになった段階ですでにあるもので、一種のエネルギー機関」と説明されている。
セブンのように額にあったり、エースのように頭と胸に2つ持っているなど個人差があるが、その由来は不明。
つまり、この漫画では後述するビームランプとカラータイマーは同一のものとしている。
●主なカラータイマーの所持者
・ウルトラマン
M78星雲から初めてやってきた光の国の戦士。
戦闘によってエネルギーを消耗し、活動限界時間が近づくと赤く点滅するとナレーションが入る。
イデ隊員が危険信号である事を推理し、視聴者や劇中人物にも「カラータイマーが赤点滅=ピンチ」という構図を教えてくれた。
あっ、ありゃなんだ!?
危険信号でしょう。赤ランプは万国共通ですからね。
……でも大分慌ててるようですよ。
ああっ、だんだんチカチカが早くなってきた!
最終回でゼットンにカラータイマーを攻撃され敗れるもゾフィーに命を貰い蘇生した。
このことからカラータイマーの灯が消えてもエネルギーを貰えれば蘇生出来るようである。
なお、初代に限らずウルトラマンの活動時間といえば3分間がお約束となっているが、
実はこれは『帰ってきたウルトラマン』の設定が以降のシリーズでも定着したものであり、
それ以前の作品である『ウルトラマン』『ウルトラセブン』内では具体的な活動限界時間は説明されていない。
なので3分と経たずに赤くなったり、3分経っても青のままということがままあった。
まあ、後年にも言えることだが。
ガッツ星人 2010-04-01 11:56:03
ウルトラマンさん、もう戦いはじめてから3分以上経つんですけどいいんすかwwwww
ウルトラマン 2010-04-01 11:58:04
@ガッツ星人
番組じゃないから3分関係ありません!残念でした!
・ウルトラマンジャック
基本的に同性能のカラータイマーの持ち主であるが、『ウルトラマンタロウ』の客演時にドロボンにカラータイマーを盗まれるという珍事を犯す。
彼の名誉のために言うと、人質救出のためにわざと盗まれた作戦の一環である。
盗まれた後、何故かペシャンコになった。なおカラータイマーを盗んだドロボンはいくらかパワーアップしていた。
これはタイマーにもいくらかエネルギーが蓄えられているからだという。
TVでよく紹介されるのでこのシーンの認知度は高い。
・ウルトラの父
ヒッポリト星人戦で長旅の疲れから鳴りだしてしまい苦戦。エースに自分のカラータイマーを与え、復活させるも自身は死んでしまった。
その後エースはゾフィー、ウルトラマン、セブン、ジャックにも分け与え復活させた。
ジャックとは違い、カラータイマーを外してもペシャンコにはならなかった。
後の劇場版で「実は普段の姿は強化形態で、有事に備えて常にその状態を維持している」という後付け設定が明かされたことで、
そんなことしてるから肝心なところでエネルギー切れ起こすんだと揶揄されることもあるが、
逆に考えれば「そこまで消耗した残りのエネルギーでもウルトラマン5人を復活させられる」ということでもあり、
少なくともエネルギーに関してはウルトラ兄弟達を遥かに凌駕しているとも取れる。宇宙を飛ぶだけでヘロヘロに疲れ、それでも五体満足のウルトラマン5人分のエネルギーに相当するとか燃費悪くない?
事実、『ウルトラマンジード』の最終回では、ベリアル(アトロシアス)の力を留めおけるほどのエネルギーフィールドを展開しながら
20時間以上ベリアルと持久戦を繰り広げた後でも、そのカラータイマーは青のままであった。
ただ、今回は移動中の姿は映されていないため、サイドアースに降り立つまで通常形態で宇宙空間を移動してきた可能性もあり、
もしもそうなら、ヒッポリト星人戦で移動中も強化形態を維持していた結果、戦闘中にエネルギー切れを招いた経験から、
「有事といっても移動中は必要時以外強化形態を解き、エネルギー節約に努めるべき」と学んだのかもしれない。燃費の悪さについては説明が付かんが。
・ウルトラマンレオ
他星出身なのに弟のアストラ共々何故か付いている。ビームランプもあるので厳密にはエースやタロウに近い。
制限時間が2分40秒と特に短く、点滅時も「ピーッ、ピーッ」と実際のシグナル音に近い。他星出身だからだろうか。
星人ブニョにバラバラにされたところをキングに助けられてからは初代マンと同じ音になっており一部資料ではこの際にタイムリミットも3分に延びたと解説されている。
・ウルトラマングレート
活動時間が三分なのは変わらないが、その理由は大気汚染によるものとされている。
ゴーデス(第2形態)に拘束された際は「大気汚染のせいでウルトラマンは力の半分も出し切れていない」と指摘された。
胸のデルタプラズマー(カラータイマー)は、現地で売っていたピルケース(薬容器)の改造との説を京本政樹が当時のTVや雑誌で唱えている。
ちなみにタイマー音は原語版では警報器のような音だが、日本語吹き替え版では初代マンと同じタイマー音に変更されている。
・ウルトラマンパワード
機能は他のウルトラマンの物とさして変わらないが、タイマーの周囲に「みなぎりメーター」と呼ばれる発光器官が存在し、
ここが光っている時にメガ・スペシウム光線を使うとより威力が強化される。
音声はジャックのものと同じ。
・ウルトラマンゼアス
こちらも他星出身だが付いている。
ゼアスを模してレディベンゼン星人に作られたウルトラマンシャドーにも、弱点になるにも関わらず律儀に付けられている。発光色は黄色だが。
シャドーの方は、弱点を保護する目的でスカイシャークの強烈なビーム砲(ゼットン光線砲)を弾くほど強固なシールドも装備している他、
どうやらリセット光線(エネルギー補給光線)の受光部となってもいる模様。
・ウルトラマンティガ
こちらも光の国出身のウルトラマンではないが、胸についている。
デザインは水滴のマークを反対にしたようなものであり、活動限界が近くなると点滅する。
ティガと似た存在と思われるウルトラマンダイナにもデザインこそ違うがついている他、
ティガと同一の種族と思われるイーヴィルティガやそのお供をしていた怪獣、また闇の巨人にも付いていたため、
ティガの世界における光の巨人の一族の共通器官と思われる。
また、ティガのタイマー音はその後もコスモスやネクサスやマックス等多数のウルトラマンに用いられているが、ティガの物も実はゼアスのアレンジである。
・ウルトラマンナイス
・ウルトラマンデッカー
胸の中央ではなく、左胸にナナメに装着されたカラータイマーを有するウルトラマン。
それに合わせて身体の模様もアシンメトリーになっている。
デッカーの音声はダイナの音にエフェクトをかけたもの。
・ウルトラマンコスモス
渦を巻いたような特徴的な形をしたカラータイマー。
基本のタイマー音は前述の通りティガの物の流用(一部回はティガの音声のアレンジ)なのだが、設定変更なのかあるいは音響担当のスタッフのミスなのか、
ネオスの音だったりダイナの音だったりと統一感が疎らになる場合が時たまある。
・ウルトラマンメビウス
歴代ウルトラ戦士の中でも極めて珍しい、付属品ではなく胸の中への埋め込み式になっているカラータイマー。
形も菱形であると変則的なデザインだが、性能自体は兄さんたちと一緒。
割と頑丈にできており、劇中でジャシュラインに肉体を黄金像にされた際もその輝きを失うことはなかった。
初期案ではメビウスブレスがカラータイマーの代わりを務め、自身にはカラータイマーがないというメビウスのデザイン案もあったそうな。
・ウルトラマンゼロ
昭和シリーズに登場した戦士よりもやや縦長なデザイン。
先述のメビウス共々、点滅時の音が昭和シリーズのウルトラ戦士と似たような音色になっている。
何故親父にはカラータイマーがないのかは謎。メタ的には製作途中で世界観統一した弊害なのだが。
・ウルトラマンベリアル
アーリースタイルの頃はオーソドックスな半球状で赤く点滅することもあったが、
レイオニクスの力を得てからは紫色に変色、点滅もしなくなった。
しかしながらウルトラ戦士の心臓部という事に変わりはなく、ほぼ唯一の弱点となっている。
アークベリアルがウルティメイトゼロのファイナルウルティメイトゼロを受けカラータイマーが砕け散ると、
ウルトラマンとしての誇りを捨てたベリアルであっても一度目の滅びを迎えるのであった。
その後再び復活してアトロシアスとなった際も、ウルトラマンゼロによってカラータイマーにカレラン分子分解酵素を打ち込まれ、大幅に弱体化することとなる。
・ウルトラマンビクトリー(V)
・ウルトラマンエックス(X)
・ウルトラマンオーブ(O)
・ウルトラマンゼット(Z)
それぞれカラータイマーが自身の名前に関連するアルファベットの形をしたウルトラマン。
従来のカラータイマー同様にライブ、ユナイト、フュージョンアップ、ウルトラフュージョンの残り時間を示す器官であり、残り時間が少なくなると赤く点滅する。
ビクトリーの場合はカラータイマーが鳴る前にライブを解除することで連続ライブ(=活動時間の延長)が可能となる。(これは、ギンガも同様。)
ただし、劇中でタロウが「3分間は人間の限界」と忠告した通り、この方法を使えば変身者の体力だけがジリ貧になっていくため、命を削る非常に危険な行為である。
無尽蔵のエネルギーを持つビクトルギエル戦で実行した結果、ギンガとビクトリーは変身回数が残り1回になってしまうというギリギリの状態にまで陥ってしまった。
エックスのものは必殺技であるザナディウム光線を撃つ際*1にタイマーが青や赤ではなく黄色に発光するという、独自の設定が存在する。
オーブのものは融合の維持の限界を示すもので、残り時間が1分を切るか大ダメージを受けるとタイマーが鳴る。
そしてタイマーが鳴るとフュージョン中のウルトラマン二人の影が苦しそうに体から漏れ出すという衝撃的な演出がなされる(通称・ウルトラ幽体離脱)。
なお、オーブ本来の姿であるオーブオリジンに活動限界時間があるかは現状不明。
ゼットは光の国の教育を受け、エースが名付け親であるなど、光の国と関係が深いウルトラマンだが、
「出身は非公開でやらせていただいている」とのことで、光の国出身のウルトラマンではない可能性も示唆されている。
『Z』という他に類を見ない痛カラータイマーも出身が違う影響かもしれないが、性能は師匠や先輩方と殆ど同じ。
ただし、作中ではメンタル面の影響が活動時間に大きく影響しているような描写が多く、
グルジオライデン戦でハルキが戦意喪失した際にはたちまちカラータイマーが激しく点滅してウルトラフュージョンも解除され、
一方バラバ戦ではカラータイマー点滅まで追い込まれるもエースが救援に駆け付けると形勢逆転し、倒した後も夕方まで語らっていた。
・ウルトラマンジード
縦に長いカプセル状のタイマー。ジードライザーにも同様の意匠があるが、出自を考えるとライザーが元になった可能性もある。
ジードの特徴といえば悪人面大きくつり上がった目だが、ジード本来のオリジンと呼べる初期変身形態はアーリーベリアルそっくりであるため、
ジードだけの特徴と言えるパーツはこのタイマー部分のみだったりする。
・ウルトラマンロッソ
・ウルトラマンブル
・ウルトラマンルーブ
・ウルトラウーマングリージョ
・ウルトラマングルーブ
・ウルトラマンフーマ
惑星O-50出自のウルトラマンは、ギンガ以来では久々となる半球状のカラータイマー持ちが多い。
昭和シリーズのウルトラマンに似ているが、縁取りが若干複雑なデザインとなっている。
ルーブやグルーブも装飾は豪華だがタイマーの形状は同じ。
何故オーブだけOの字だったのかは不明だが、おそらく基本は半球状で、能力を司るアイテム次第では形状が変わるといったところだろうか。
・ウルトラマントレギア
光の国出身のウルトラマンでありながらウルトラマンの存在を全否定する闇の青いウルトラマン。
元々はオーソドックスな球型だったが、グリムドに魅入られた結果形状が変化している。
現在は従来よりやや大きめであり、グリムドを封じるための拘束具であるプロテクターのようなものを上から着けて塞いでいる。
・ウルトラマントリガー
メビウス以来久々の菱形のカラータイマー。
ただ、メビウスと違って埋め込み式ではなく従来の付き方である他、
トリガーは縦に長いデザインをしているため、「トランプのダイヤの形」と言った方が正しい。
ティガと何かしらの関係があるだけあって、点滅音はティガとほぼ同じ(若干エフェクトで反響している)。
タイプチェンジで見た目が変わってもカラータイマーの形は変わらないが、
唯一グリッタートリガーエタニティは、他の三形態を凌駕するパワーを持っているためか、
カラータイマーが三つに増え、それが逆三菱型に配置されるという独特のシルエットになっている。
トリガーと因縁を持つ闇の巨人達もやはり同じような発光器官を持つが、こちらは体力が消耗しても未だに点滅する描写が見られない。
・ウルトラマンレグロス
獅子座L77星出身者にして、レオ&アストラ兄弟と旧知の仲であるコスモ幻獣拳総師も胸部中央に所持している。
初登場時からカラータイマー明滅状態かつ制限時間は不明で、形状こそやや菱形よりだが、明滅音はレオの者に近い。
・月島あかり
小説『ウルトラマン妹』のヒロインの一人。その名の通り変身者側。
あかりが一心同体したジャンヌというウルトラ戦士は光の国出身で、一般的なカラータイマーと違いはない。
……が、どういう訳か変身前の姿であっても胸にカラータイマーが存在する。
多分ジャンヌが未熟な少女だからだろう。
・ULTRAMAN SUITS
漫画『ULTRAMAN』にて、早田進次郎が装着するウルトラマンを模したスーツにも付属している。
通常時においてはエネルギーの消耗・性能の低下によって赤く点滅される。
リミッター解除後は全身が赤く染まり性能が限界にまで向上するが、身体に負荷がかかるため3分間しか活動できなくなるのが欠点。
「これは危険信号なんかじゃない―――アンタを全力で倒すって合図だッ」
CGアニメ版では赤くなると例の点滅音も鳴り響くのでご安心を。
●カラータイマーの類似物
・ビームランプ
ウルトラセブンの額に輝く緑色の発光体。
セブンにはエネルギー切れがない為、当初はエメリウム光線の発射器官の役割しかなかったが、
ストーリー中盤からカラータイマーと同じくピンチになると点滅するようになった。
……詳細は後述。
ちなみにセブンがカラータイマーを持たない理由は、「非戦闘員である恒点観測員なので付ける必要がなかった」と説明された。後付けとか言わない。転職の際に付けてくれなかったのだろうか。
セブンにはエネルギー吸収できるプロテクターが他のウルトラマンよりも多く備わっているので、カラータイマーよりも燃費がいいのかもしれない。
地球で戦っているうちにビームランプ自体がカラータイマーと同一の性能を持つようになった為か、後に戦闘員になっても息子まで付けるようになっても付けるつもりはない模様。
そっくりさんのウルトラセブン21もビームランプでエネルギー残量を表示する。
なお、ビームランプのみを持つウルトラマンはセブンと21くらいだが、ビームランプとカラータイマーを持つウルトラマンはエース以降それなりに登場している。
ウルトラマン超闘士激伝での設定だが、二千人に一人の割合でネオスや21のように大型化するという。
・スターシンボル
ウルトラマンジョーニアスやウルトラマンタイタスを初めとした、U40出身のウルトラ戦士が持っている。
他のウルトラマンのようなエネルギー残量表示専用の器官ではなく、U40の8人の勇者に与えられる、
カラータイマー機能を持った勲章であり、これを持っている者のみが巨大化や超能力をフルに使うことが出来る。
活動制限時間は4分とウルトラマンの中ではかなり長い。レオの短さといいやっぱり他星の技術だからだろうか。
さらにエネルギー残量表示の過程も特殊であり、一定のエネルギーを消費するとまず黄色く変化し、さらに消費すると赤くなって点滅するというもの。信号かな?
メタ的な事情、他シリーズと異なりアニメ媒体である『ザ☆ウルトラマン』では
アクションシーンを描きながらスターシンボルを点滅させるというのは作画の労力を考えると極めて困難だった故だと思われる。
タイタスの物は少し機能が変わっているのか、エネルギーを消費すると黄色を経由せず直接赤点滅に切り替わる。
ただし、ボイスドラマでは描写が変わり、黄色ランプを経由して効果音もジョーニアスと同じものになっている。
・ライフゲージ
ウルトラマンガイアとウルトラマンアグルの胸にある器官。
カラータイマーと見た目はほぼ同じだが、ガイアとアグルは元々地球が生み出した存在なので、地球で戦う上で活動限界時間は存在しない。
点滅するのはエネルギーが少なくなった時のみであり、劇中ではエネルギーを多量消費したことで速くに点滅したことも多い。
名前もそうだが要は格ゲーとかの体力ゲージ兼パワーゲージみたいなものである。
ガイアのタイマー音はティガの流用……ではあるのだが、実はアレンジであり、よく聞き比べてみるとガイアの方が若干キーが高い。
アグルは完全新規のものになっている。
・エナジーコア
ウルトラマンノアといったいわゆるN系のウルトラマンに見られるY字型の赤い発光体。
カラータイマーの亜種の中でも一際目立つ存在。
エネルギー切れが近いと色は変化せず、心臓の鼓動に似た音を出しながら点滅する。
ウルトラマンネクサスのジュネッスとジュネッスブルーはエナジーコアの上に、コアゲージというカラータイマーと同程度の物が付き、
メタフィールド内での制限時間3分に近くなると赤く点滅する。
ネクサス時におけるエナジーコア、コアゲージの点滅音はティガのものの流用。
ちなみに映画『ULTRAMAN』のウルトラマン・ザ・ネクストでは点滅音は「ドクンッ、ドクンッ」と心臓の音に近いものになっている。
・パワータイマー
ウルトラマンマックスの胸にある器官。
ライフゲージやコアゲージとは異なり、カラータイマーとの設定上の差異は無い。
後年マックスは正式に光の国出身という設定になったため、一人だけ名前が浮くちょっと可哀想なことに。同僚が裏切らないことを祈るか、新入りが登場することを祈るか
そして後に元同じ文明監視官にして現ギャラクシーレスキューフォース所属の光の国出身でもあるリブットが、
『シグナルタイマー』という名称のカラータイマーを持っていたことでなんとか持ち直した。
・パイルオーガン
ババルウ星人の胸にある銀色の水星の惑星記号の中心に黒い半球が埋め込まれたような物体。
劇中では詳しい説明はなかったが弱ると赤く点滅する描写がある。
長らく正式名称が不明で流用元から類推して「ババルウ勲章」などと仮称されていた。
その後、2007年に刊行された書籍『決定版ウルトラ大怪獣50大図解超百科』にて「マイナスエネルギーなどを摂取する為の器官」と解説された。
●ウルトラマン以外の円谷特撮
・ミラーマン
元々ミラーマンには活動時間制限はなかったが、中盤でテコ入れによって後付けされる。
ミラーマンはインベーダーの罠にはまり、体内に爆弾を仕掛けられてしまう。*2
この爆弾はミラーマンの体内のエネルギー残量が少なくなると起爆し、また取り外すのも困難であったため、
エネルギーの低下を警告する装置としてカラータイマーがバックルに装着された。
取り付けられた理由と測定対象が作中で明確にされているカラータイマーは意外と珍しい。
・エメラルド星人(ジャンボーグA)
ナオキにジャンボーグA及び9を託した正義の宇宙人。ウルトラマンをよりシンプルにしたような外見をしており、
胸にカラータイマー状のものを持つ者と持たない者がいる。
・ファイヤーマン
額に「カラーシグナル」というカラータイマーとおおむね同機能の器官をもつ。通常時が黄色で警告時が緑で点滅という珍しい色の組み合わせが特徴。
・グリッドマン
額に「エネルギーランプ」というカラータイマーとおおむね同機能の器官を持つ。
ピンチになると点滅するのだが、同時にグリッドマンとリンクしているコンピューター・ジャンクがけたたましくサイレンを鳴らし火花や蒸気を噴き上げるため、
『電光超人グリッドマン』及び『SSSS.GRIDMAN』における窮地の演出としてはそちらのほうが印象深い。
●円谷特撮以外のヒーローの類似装置
・ゾーンファイター(流星人間ゾーン)
ベルトのバックルに「ゾーンメーター」というカラータイマーとおおむね同機能の器官をもつ。
支援戦闘機・スモーキーからエネルギー補充が可能で、補給すると色が元に戻る。
・アイアンキング
額、首、胸の3か所にカラータイマーのような装置を持つ。
アイアンキングは活動時間が非常に短く、戦闘開始後30秒で胸のアイアンスター、50秒で首のキングスター、1分で額のショックスターが点滅する。
そしてショックスターが消えると全エネルギーを使い果たして変身解除されてしまう。
・ヒトデマン
身体の中心に赤く光るコアを有しているのだが、初期のアニメではやられるとカラータイマーのように点滅していた。
ちなみに、ヒトデマンといえばウルトラマンのような「ヘアッ!」というアニメ版での鳴き声だが、これは担当声優の三木眞一郎氏のアドリブ。
「点滅するランプ」=「カラータイマー」=「ウルトラマン」から連想されたパロディという事だろう。
また、ヒトデマンの原型になったデザインは「ミミー」と名付けられており、ウルトラセブンで星型宇宙船に乗り込んで登場したミミー星人が由来ではないかとも言われている、なにかとウルトラシリーズと縁のあるポケモンである。
【活動時間について】
よく3分以上活動していると突っ込まれることがあるが、3分という設定自体が当初から厳密に守られているわけではない。
番組を構成する上でウルトラマンの戦闘シーンは3分程度が良いだろうという演出側の事情を作中設定に反映したためである。
『ウルトラマン』では制限時間が常に同じという設定自体が存在しておらず、優勢ならばいつまでもカラータイマーは鳴らず、
逆に劣勢となればかなり早くにカラータイマーが点滅を始める等、各回毎に戦闘の推移などによって活動時間にかなりの差異がある。
その後の経験を経て上記の通り戦闘シーンは平均3分程に落ち着いていき、設定で「3分」と明記されたのは『帰ってきたウルトラマン』の頃。
円谷的には「時間制限について言及する丁度いいタイミングが『帰ってきたウルトラマン』だっただけで、3分の設定は初代の頃からある」という感じだろう。
余力があっても致命的なダメージを負った場合、カラータイマーが赤になる間も無く倒れてしまうことがある。
その代表例が『ウルトラマンタロウ』客演時のゾフィーで、バードン戦にてカラータイマーが青のまま敗北を喫している。
平成シリーズでもウルトラマンルーブの例があり、『R/B』シリーズにおいてカラータイマーが青の時しか敗北していない。
逆に余力を残して相手を倒すという印象を与えたい場合、カラータイマーが青のまま敵を倒すと言う演出がなされることもある。
ウルトラマンタロウは一度バードンに敗れてからその後二度戦ったが、リターンマッチ一度目は嘴の攻撃を徹底的に封じて撤退に追い込み、さらにもう一度戦ったときは空中戦で翻弄して火山の火口に誘い込んで倒した。
このときはバードンの習性をバッチリ抑えていたため、二戦ともカラータイマーが赤になることはなかった。
『R/B』でも最強形態を使わないどころかカラータイマーすら点滅しないまま非戦闘員のメフィラス星人を倒したエピソードがある。
カラータイマーが点滅するという描写自体はあくまでもピンチの演出なのである。
また、すべてのウルトラマンの活動時間が一律3分というわけではなく、並のウルトラマンが地球で3分しか全力で活動できないというだけである。
『ウルトラマンレオ』本編で、プレッシャー星人によって小さくさせられたレオは、エネルギー消費量が大幅に下がったため、
普段の活動限界を超えた極めて長い時間レオの姿で活動している。
『ウルトラマンジード』客演時のウルトラの父は、強力なバリアを展開しながら20時間以上活動してもカラータイマーは青のままであった。
3分という活動時間は単純な時間制限というより巨大戦でエネルギーを使い果たす平均時間であり、
戦闘経験を多く積んだベテランのウルトラマンであれば、並大抵の相手では3分くらいで倒れないと考えて良いのだろう。
漫画作品『STORY 0』に於いては、「地球はディファレーター線(プラズマエネルギー)の影響を受けなかった為、戦闘中にディファレーター線を取り込めず、全力で戦えるのが3分である」という、
「何故ウルトラマンは他の星では平気なのに、地球でだけ3分しか活動できないのか?」というファンの長年の疑問に一つの答えを示している。
体内のディファレーター線が尽きた場合、再び戦えるようになるには一旦人間態に戻って、エネルギーを貯める休息を取らなければならない。ジードみたいだ。*3
ちなみに、今作では怪獣たちの凶暴化もディファレーター線が関与しているという設定だが、地球の怪獣達は「遥か昔にとある凶悪な宇宙人が外部から幼体を持ち込んだもの」*4という設定になっており、
原作となるウルトラシリーズとの整合性が保たれている。
漫画作品『超闘士激伝』では、舞台が地球ではないため光線技のみでゼットンと戦うレベルの無茶をしない限りはエネルギー切れでカラータイマーが点滅することは無いが、
超闘士に変身した際には体への負担のために3分が限度であり、残り一分を切るとカラータイマーが点滅する。
全体的に攻撃力がインフレーションしているのでカラータイマーの防御のために装鉄鋼を纏った闘士が本作を特徴づけている。
あと、カードダスの裏側にはウルトラマンの胸のカラータイマーと赤い模様を図案化したマークが印刷されており、
右下に「裏」と書かれたカードはこのカラータイマーの色で勝負することができ、金>青>赤の順で強い。
【デザインについて】
実はカラータイマーはウルトラマンのデザイン画には存在せず、撮影の過程で後から取り付けられたもの。
円谷英二氏の依頼で美術スタッフの深田達郎氏がデザインしたものだと考えられている。
無敵すぎるヒーローに弱点を付ける事で番組として面白さを増す為の策として急遽取り付けられたものであるため、
初代ウルトラマンの変身バンクの所謂ぐんぐん人形にはカラータイマーが付いていない。
しかしこれに反対していたのが、初代ウルトラマンのデザイナーである成田亨氏である。
今でこそカラータイマーはウルトラマンのトレードマークの一つとなっているが、氏にとってカラータイマーは自分のデザインを汚す不純物でしかなかった。
後述の通り、カラータイマーの仕様が最初から存在すれば、氏はその機能を持つ器官を持ったデザインを考案していたと思われ、
反対していたのはデザイナーに許可を取らずにデザインに手を加えた現場の勝手な判断に憤慨したという理由もあるのかもしれない。
結局成田氏は晩年までカラータイマーを嫌っており、氏が自身の作品中でウルトラマンにカラータイマーを描く事はほぼなかった。*5
ちなみに、ウルトラセブンのビームランプはそのような経緯から、成田氏があらかじめセブンのデザインにカラータイマー的なものを仕込んだ結果である。
また、成田氏が描いた『カラータイマーのないウルトラマンの絵画』に、監修を務めた庵野秀明氏が感動したという理由から、
彼が樋口真嗣監督とタッグを組んで製作した映画『シン・ウルトラマン』に登場するウルトラマンにはカラータイマーが付いておらず、
代わりに、エネルギー消耗が激しくなると銀色の身体に走る赤いラインが緑色に変わるという描写でウルトラマンの窮地を視覚化している。
なお、デザイナーの決定稿に無断で手を加えるのは、一般的にデザイナーから非常に嫌がられる行為であり、成田氏が嫌がったのは当然の話である*6。
本来なら言語道断とも言えるデザインの無断改変が功を奏したのは、円谷英二氏をはじめとする当時のスタッフ陣の卓越した手腕あってこそのものである。
デザインの無断改変を素人が安易に真似しても、ここまで大成功を収めるのはほぼ不可能と言って良い。
【カラータイマーの玩具】
2018年9月にはガシャポンで展開している『アルティメットルミナス』シリーズから
「ガシャポン ヒカルナル カラータイマー」と題し、ガシャポン景品としてカラータイマーが商品化された。
価格は一回500円、第1弾は初代マン、帰マン、そしてレア枠として80がラインナップされている。
かなり凝った仕様となっており、例を挙げると、劇中のフロップを再現したネジ(玩具的にはダミー)、
初代マンと帰マンでそれぞれ赤色発光・点滅の仕方・音の鳴り方・カラータイマーの持続時間*7をきちんと変えていたり等。
2019年1月には第2弾がリリース。エース、タロウ、レア枠としてウルトラの父がラインナップされた。
ウルトラの父は、赤色発行の消灯時演出として対ヒッポリト星人戦における最期の苦悶のボイスが収録されている。また長旅の疲れも再現したのか、約2分20秒で消灯する。
2019年4月には第3弾がリリース。再度の初代マンとレオに加え、レア枠として泥棒怪獣ドロボンというラインナップ。
初代は客演時仕様とのことで赤色発光の色が第1弾とはやや異なる。レオは原作設定通り、約2分40秒で消灯する。ドロボンは鳴き声も収録されている。
ちなみにこのシリーズは、カラータイマー本体と青色発光ユニットのセット、レア枠以外のウルトラマンのヒカルナルユニットが1弾につき2種類、
レア枠戦士のヒカルナルユニットとカラータイマー本体のセットの計4種類のカプセルから成り立っている。
つまり、最初から本体とユニットがセットになっているレア枠以外は、本体とヒカルナルユニットの両方を揃えなければ点滅するカラータイマーを再現できない。
要は1つのカラータイマー本体で複数のヒカルナルユニットを使い回す前提で作られているのである。
そのため、1人1人カラータイマーの形状が違う平成ウルトラマンでは、カラータイマー本体を使い回せないのでラインナップに加わる事は無い。
…と思われたが、プレミアムバンダイより「ヒカルナルプレミアム ウルトラマン カラータイマー壱」と題して
ティガ・ダイナ・ガイアの平成3部作ウルトラマン仕様のカラータイマーも通販予約限定でのリリースがなされた。
2020年には同じくプレミアムバンダイより「カラータイマー弐」の通販予約限定で販売。ラインナップはゼロ・ベリアル・ジード。
ベリアルは上述したように映像作品中で点滅するシーンがアーリーベリアルの姿でしか無かった事もあってか、
音声と点滅の要素はなく紫色の通常点灯のみの仕様になっている。
【余談】
『ウルトラマン』放映当時、カラータイマーの色を変える時はわざわざ青のカラータイマーを取り外し、
赤のカラータイマーを取り付けるという作業が行われた。
昭和のシリーズでカラータイマーがいつの間にか赤に変わっており、変わる瞬間が分からないのはこのため。
デザインが一律でまん丸なのも着脱の都合によるもの。
ちなみに電池はカラータイマーの脇に仕込んであり、スーツを着ている演者が汗で感電してしまうことがあったとか。
また点滅自体は当時はまだ家庭に多数存在していたモノクロTV用に色が無くても分かる様に考え出したものである。
近年は取り替えなしで点灯する色を変えられるため、敵の攻撃を堪えて立ち上がったときや追い込まれている最中などカラータイマーがよく見えるアングルで赤に変わる、
エネルギーの枯渇から点滅していたカラータイマーが、他のウルトラマンなどからエネルギーを補給されたりして青に戻るなどの描写も見られるようになった他、
着脱が不要であるため、デザインも若干ではあるが複雑化している。
セブンのビームランプが初めて点滅したのは、実は接触不良による事故。
『開運!なんでも鑑定団』に登場した時には100万円の値がついた。詳細はこちらの項目の【余談】を参照すること。
映画『ウルトラ6兄弟対怪獣軍団』のゾフィー、ウルトラマン、セブン、ジャック、エース、タロウは地球に到着してから、活動限界時間3分を過ぎて20分以上平気な顔をして戦っていた。
空想科学読本では、前述の手術で取り付ける設定と『決定版ウルトラ兄弟』の記述*8を取り上げて、
「トドメをさせるときに倒れるなど、自分のコンディションがわからないにもホドがある」と突っ込まれていたが、
確かに人間を基準に考えればそういうツッコミもやむを得ないだろう(読本4では「気づいた時には歩けないほど酔っていた酔っ払い」を例えに出していた)。
しかし、ウルトラマンたちは「エネルギーの補給事情も消費事情も全く異なる宇宙全体を股にかけて戦う」という任務を背負っているので、
むしろ感覚だけを頼りに「まだ行けるだろう」と判断することの方が危険な節もある。
考察を重ねれば、「自分の体調を判断するセンサーを手術で取り付ける」という設定自体はそこまで不自然ではない*9。
ピコーン ピコーン ピコーン
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*2 直接殺すのは無理だったらしい
*3 っていうか、ジードの方がこの設定を逆輸入した可能性もある。
*4 映像作品の地球怪獣はその末裔。
*5 同様に、成田氏はウルトラマンの「覗き穴」と「背鰭(スーツ着脱用ファスナー)」も嫌っており、此方も描かれた作品はほぼ無い。もっとも、これらはカラータイマーとは違ってスーツアクターが中に入って演技するのに必要不可欠である為、元デザインから追加されたのは仕方がないのだが。
*6 なお、造形上の都合により止むを得ず行われる多少のデザイン変更を逆に褒めるデザイナーもいるが、それはこの場合の無断とは異なる。
*7 きっちり劇中で3分間と明言された帰ってきたウルトラマンのものは約3分間光るが、初代ウルトラマンのものはきっちり3分間ではなく、やや短い。
*8 「自分のエネルギーが、どれくらいのこっているかを知らないと、今一歩で敵にとどめを刺せるときに、こちらが倒れたりしてしまいます」
*9 空想科学読本4でもつけることではなく、付けざるを得ない理由や胸元につけることに対して主に突っ込んでいた。最終的には「ウルトラマンはカラータイマーが赤くなるとスパートをかけて来るので、対戦相手からは殺る気になったサインだと誤解されている可能性が高く、ピンチを悟られる心配は無い」と、漫画「ULTRAMAN」のカラータイマー的な概念を結論として述べている。
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