アホウドリ「オキ」

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アニマルガール情報                                            


動物名: アホウドリ

愛称: オキちゃん

所属: アンインエリア - チョウシュウ鳥類館

管理権限: 1

目次


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アニマルガール概要


-性格について

非常に明るく、素直な性格です。相手の見た目に対しての偏見がなく、強面な風貌や怪しい風貌の相手に対しても警戒をしません。

また、相手に言われたことを鵜呑みで信じる事が多く、サンタさんや流れ星のおまじない等のことを信じ切っており全く疑わない等、純粋な心を持っています。これらの真実を彼女に公開することは基本的に推奨されていません。

職員の評価曰く、アホではないが素直すぎるとのこと。「飴をあげると言われたら素直について行きそうで不安だ」とのコメントも残している

 

-愛称について

彼女は愛称として「アホウドリ」の別名である、「オキノタユウ」から頭文字の二文字を取り「オキ」と呼ばれる事があります。彼女自身はアホウドリと呼ばれることに不満を持っていませんでしたが、職員の心遣いからこの愛称を提案されました。彼女がそれを大変喜んで受け入れたため、現在ではこちらの名前もアホウドリと併用して使用されています。

正式な管理文書や等では「アホウドリ」、親しい友人からは「オキ」もしくは「オキちゃん」と呼ばれる事が多いようです。

「アホウドリ」と呼ばれることについては、前述のとおり彼女は気にしていませんが、「アホ」と呼ばれることについては不満を示します。特にそれによって言うことを聞かなくなる等の大きな問題は起こりませんが、そのような行為は推奨されません。

 

-外観について

頭頂部はアイボリー、毛先に近づくほどホワイトに変化していきます。黒い飾りのあるピンで髪を括ったポニーテールをしており、ポニーテール部分だけは例外的に薄いピンク色をしています。通常鳥のフレンズは前髪部分に鳥のくちばし部分の特徴が出ますが、彼女の場合、このポニーテール部分がくちばしの特徴を持っているようです。なぜこのような例外が起こったのかは、今のところ分かっていません。

服装はアホウドリの特徴と同様、全身ホワイト、足の部分がブラックとなっています。瞳はブルーですが、これは彼女が海鳥のため、海の特徴がここに現れたのではないかと考えられています。

 

-誕生・発見について

彼女は元々、小笠原諸島付近に生息していた野生のアホウドリだったのですが、██島で怪我をしているところを保護され、チョウシュウ鳥類館に運び込まれました。その後偶然サンドスターに接触してしまい、アニマルガールの姿になりました。それ以来、チョウシュウ鳥類館で生活しています。

怪我を治してもらったことからか職員たちに対してとてもなついており、チョウシュウ鳥類館であれば渡りをせずとも生活できることや、ジャパリパークを出ると元の姿に戻って記憶を忘れてしまうことを知ったため、彼女はアニマルガールの姿のままチョウシュウ鳥類館に留まることにしたようです。

 

-生活について

彼女は普段チョウシュウ鳥類館で生活しながら、来園者の案内などをしています。この案内は彼女の親切心による「お手伝い」であり、正式にパークガイドの職員として雇用されているわけではありません。ですが彼女自身これを楽しんでおり、来園者とのコミュニケーションが好きなようです。案内の内容には一定の偏りがあり、基本的には彼女が純粋に好きな場所、楽しいところを優先的に紹介を行っているようです。

正式なパークガイドでないことから、その内容には語弊や失敗なども多く含まれ、可能な限り職員が監視カメラ等で見守ることが推奨されています。

休日などにはチョウシュウ鳥類館の周辺や、遠いところであればナリモン水族館へ遊びに行くことが多いようです。特にナリモン水族館は元の動物が海鳥だった点からか遊び場としてお気に入りらしく、いずれかの水槽を借りたりする場面も何度か見受けられます。特にレストランストリートの魚料理が好みらしく、しばしばここで食事をする場面が確認されています。

その他にも、かつて渡り鳥であった長距離飛行能力を活かしてパークの様々な場所に遊びに行っており、ドッグカフェ ファミリアリス等のアンインエリアから遠い場所で遊んでいる姿も見られます。

彼女には基本的に1ヵ月1000円のお小遣いが承認されています。大半の用途は食費のようです。

 

-身体能力

彼女はアホウドリらしく、アホウドリ特有の飛び方である「ダイナミックソアリング」と呼ばれる飛び方を得意としています。周囲の風を翼で受け、疲れることを知らず効率よく飛行することが可能です。また、力を込めている際は彼女の翼の長さがわずかに巨大化し、けものプラズムで淡く発光する現象を観測することもできます。特に揚力の強化は著しく、重い荷物も風向き次第で軽々持ち上げられるようです。

その一方で、飛行以外の能力は一般的な少女と変わりません。

 

-本人インタビュー

Q:お名前は何ですか?

A:オキちゃんなの! オキノタユウから取ったの! オキノタユウはねー、アホウドリの別名なの! 職員さんが考えてくれたのー!

 

Q:それは素敵ですね。ところで聞きたいのですが、好きなものは何ですか?

A:うーん、悩むの…オキちゃんはねー、おさかなや、職員さんが好きなの! あ、お客さんも好きなの!あ、あとねあとね…(その後数分ほど似たような話が続きました。)

 

Q:いろいろご回答ありがとうございます。ところで、某所で「アホ」だとお伺いしたのですが。

A:むっ、アホだなんて失礼しちゃうの! よく素直って言われるおりこうさんなの! その「ぼーしょ」さんにもそう訂正しておいて欲しいの!

 

Q:はい、わかりました。ところで飴をあげるのでちょっと付いてきてもらえませんか?

A:えっ飴くれるの!? うれしいのー行くの行くの! ……はっ…こういう時は付いて行っちゃいけないって職員さんが言ってたの…。 うみゅみゅ…ごめんなさいなの…やっぱりついて行けないの…

 

Q:そうですか、いえ大丈夫ですよ。オキちゃんはおりこうさんですね。

A:えへへー。また何かあったら好きなだけ聞いていいの!

 

※追記: 後で飴に釣られなかった事をしっかり褒めてあげて下さい。

 

-野生開放能力

彼女の野生開放能力は「はぐ ふぉあ おーる」と呼ばれています。この能力は彼女の体全体からけものプラズムが発生し、一時的に身体の再生・回復能力が著しく上昇します。この能力は彼女が相手と仲良くしたい、許したい、分かり合いたいと思う、「受容」の感情が高ぶったときのみ発現し、野生開放中に受ける身体的損傷は、本来の身体回復能力が可能な範囲で瞬時に完治します。
本来アホウドリは一般的な動物であり、強力な再生能力や治癒能力を持っているという特徴はありません。にもかかわらずこのような能力を持つことは疑問であり、現在も調査が進められています。が、詳しいことはわかっていません。
この能力について、彼女は以下のようなコメントを残しています。

「んー…わたしはケンカした人とも、みんなみーんな仲良できるし、きっと仲直りできるって思ってるだけなの! えへへ…」

 

動物情報  


動物名: アホウドリ(Short-tailed albatross)

学名: Phoebastria albatrus

分類: 鳥綱 ミズナギドリ目 アホウドリ科

分布: (夏季)アリューシャン列島周辺

    (冬季)鳥島・小笠原諸島

IUCNによる保全状況: 絶滅危惧(VU)

 

動物概要:

和名は人間が接近しても地表での動きが緩怠で、捕殺が容易だったことに由来しています。その特性はアニマルガールになってからも色濃く表れており、相手のことをすぐに警戒しないことや、やけに素直な性格はこういった点から現れているものと思われます。

アホウドリはかつて、羽毛目的の乱獲、リン資源採取による繁殖地の破壊などにより生息数は激減し、人間の手によって絶滅寸前まで追い込まれました。しかし現在では人々の保護活動によって、その数は大きく回復しています。まだ絶滅の危機が完全に去ったとは言い難いですが、この成果は非常に喜ばしいものといえるでしょう。

その成果があったからこそなのか、彼女はアニマルガールの中でもとても人懐っこいです。
加えて、急速な再生能力を可能とする野生開放を持っている原因は、上記のように絶滅の危機から復活を遂げたという歴史から付与されたのではないかとも考えられています。

私たちがかつて彼女たちに行った捕殺と、その後の保全活動の努力、相反する行いに対しての彼女たちの答えが、その性格と、野生開放であってくれるならば…彼女たちを一時追い込んだ種族として、そう願って止みません。

 

友好関係の特筆事項


ウバザメは別名「バカザメ」と呼ばれることもあり、彼女の名前との共通点から悩みを共有する仲として非常に仲が良いです。

ウバサメの顔は非常に強面ですが、前述のとおり彼女は外見に偏見がなく、すぐに打ち解けた経緯を持っています。また、ウバザメが自分の顔が怖いことを気にしている点に理解があり、度々ウバザメの「よい笑顔の練習」などにも付き合っているようです。

しかし彼女自身「強面」がどういうものかよく分かっていないようで適切な判断が下せず、その練習の効果はあまりないように見受けられます。

 

チョウシュウ鳥類館によく遊びに来るアニマルガールです。彼女とよく話している姿が見られ、ワタリガラスの話すほかのエリアの話を非常に楽しみにしているようです。その話の内容からか、彼女はワタリガラスに対して尊敬や憧れの感情を持っており、「とってもかっこよくてやさしくて、お姉ちゃんみたいなの」とのコメントも残しています。会話の後、そのままワタリガラスと出かける場合もありますが、特に理由がない限りはそれを制限する必要はありません*1

ワタリガラスが遊びに来る日を楽しみにしており、訪問の予定日が近くなると、屋根の上の西側でワタリガラスを待つ彼女の姿を確認することができます。普段は構いませんが、雨天・積雪・熱中症等が懸念される場合は、「プロトコル”お姉ちゃんに嫌われるから”」を実行して、速やかに室内に誘導してください。

以前ワタリガラスの家に訪問した際に譲り受けた大きなガラス玉をことを、大変気に入っており大切にしています。このガラス玉は彼女の部屋の東側本棚上に飾ってある事を、訪問者・清掃員は留意し細心の注意を払って行動をしてください。

 

何度か理事長が彼女をかわいがってる*2に会っている姿が確認されています。彼女自身も理事長を母親のように慕っており、理事長がチョウシュウ鳥類館を訪問した際はその周りをずっとついて行く姿がよく見られています。理事長もそれを邪険にすることはなく、彼女の素朴な疑問に丁寧な回答を行うなど保護者のような対応を行っているようです。

理事長の膝の上に座るのがお気に入りであり、自分からその要求を行うことはありませんが、理事長が着席の際は食事や会議など他の邪魔にならない範囲内で積極的に膝の上に座ろうとします。彼女が積極的に膝の上に座ろうとする相手は、今のところ理事長以外確認されていません。

また、理事長にのみ抱き着き行動を行う頻度が高く、統計の結果その他の親しい相手よりも抱き着き回数が約31%多いことが分かっています。これについて彼女に質問を行ったところ、「いいにおいがするから」との回答が得られました。その回答をもとに職員の一人が理事長の匂いを模倣した香料を作成し、彼女に接触を試みましたが、同じような結果は得られませんでした*3

 

ホシガラスは定期的に鳥類館に足を運ぶアニマルガールで、野菜などを分けてもらっていたり、遊んでもらっている姿が何度も確認されています。

ホシガラスの持ってくる野菜を使った料理をとても気に入っており、ホシガラスが作ったピーマンだけは喜んで食べるので、鳥類館は定期的にピーマンを納品する事をホシガラスに強く要請しています。その他にも鳥類館のレストラン「そらのあじ」にホシガラス野菜が納品された日には彼女がそこに入り浸っている姿を必ずと言っていいほど確認でき、その次の日には財布の中身とにらみ合っている彼女を観察することが可能です。

 

マスターは、Dogcafe Familiaris『ドッグカフェ ファミリアリス』の責任者です。
ひょんなことからカフェに立ち寄り、マスターの作るクッキーがお気に入りになったことから、彼女は定期的にこの店に立ち寄り、よくカウンターで談笑しています。彼女はクッキーと一緒に大抵ミルクを注文するのですが、マスターとしてはコーヒーが自慢であるため、なんとか飲んでもらおうと甘くておいしいカフェオレメニューの開発を進めているようです。その関係で、新しいドリンクメニューや新しいデザートの試食をしていることもあり、彼女自身それを楽しみにしている部分も見られます。

また、マスターのパートナーであるシベリアンハスキーとも仲良くしており、チョウシュウ鳥類館で遊んだことや起こったことを話して笑いあっている姿も見られます。荷物運びが多くて大変そうなときは手伝いをしていることもあり、その時はお礼にクッキーのお代がサービスされていることもあるようです。

 

 

 

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脚注


*1:過度の制限はただの過保護です。いいですね?

*2:上層部の強い要請により、修正されました。

*3:再度質問したところ、「何か違うの」との回答を得ましたが、それ以上の進展はありませんでした。チクショー!

 

アホウドリのイラスト出典: M/Y/D/S 動物のイラスト集

 


アニマルガール アンイン 鳥類 チョウシュウ鳥類館

執筆者:Fu_sutu

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