【RP】ナリモンリバークルーズにて

ページ名:RP-ナリモンリバークルーズにて

登場人物


シロイルカ「ベル」

ブンチョウ「フミ」

アホウドリ「オキ」

ワタリガラス「レイ」

シュバシコウ

前書き


実施日時:2017年8月14日

 

鵺がシュバシコウを異常に恐れたりするシーンがありますが他のRPで思いっきりキレられたという経緯があります。

最近アホウドリがワタリガラスをおねーちゃん呼びする設定が増えたので、鵺がそれを疑問に思うシーンがあったりします。

シロイルカがTVCMに出たという発言がありますが、それはこちらのイラストを元ネタとしたものです。[pixivリンク]

本編


 

[ゲスト一行をアワナミ支部へ案内するために同行することになったベル。

シヨノリバーを遡上する小型クルーズ船のデッキで、一行は周囲の景色を堪能していた。]

[幅広いシヨノリバー沿いでは草原や森林が広がっている。]

 

シロイルカ

(……はあ、こういうお仕事はやっぱり私がやるんですね)

(まあとはいえ、私も本部からはあまり出ないし、たまには気分転換になっていいのかな)

「皆さん、本日はナリモン水族館に足を運んでくださりありがとうございます」(ふかぶか)

 

アホウドリ

わーい!(ぱたぱた)

 

ブンチョウ

なかなかいい眺めねー、ここからだと

 

シュバシコウ

わーい[カシャカシャ]

 

ワタリガラス

[膝の上でぱちぱちと緩慢に拍手する]

 

シロイルカ

ふふ、そうでしょう?到着までまだ時間はありますので、しばらく景色や船内を楽しんでいただければ幸いです

 

(面白そうだからこっそり紛れ込んで乗り込んだはいいが…なんであいつらまでいるんだよ…!)[物陰からオキたちを見ている]

 

アホウドリ

フミちゃんフミちゃん…!

ベルさんなの…!!! TVのしーえむで見たのとおんなじなのーー!!(ばさばさ)

 

ブンチョウ

ああ!そういえば出てたわね

テレビでの姿も可愛かったけれど、実物はもっとね!

 

シュバシコウ

おっ元J四の2000系[バシャバシャ]

 

(怪力鳥までいるし…これはイタズラは諦めたほうがいいのか…?…いやでも…)

 

 

アホウドリ

サインとかもらえるかなぁ(うきうき)

 

ワタリガラス

そうだねえ。

(まあ私は前に会った事あるんだが)

お仕事が終わったらチャンスがあるかもねー。

 

シロイルカ

えへへ……恐縮です

(もうもうもう!やっぱりこういう反応されるじゃない!)

 

シュバシコウ

そう言えば1さんが前にあった事があるとかいってたなぁー


シロイルカ

(ぴく) !…………む、そこに潜んでるのは……どなた?

 

げっ…ばれたか…!

 

ブンチョウ

…!!

 

シュバシコウ

あ…また君か…

 

アホウドリ

あ。鵺ちゃんなの!

 

ブンチョウ

何であんたがここに居るのよ!!ギャルルルルルー!!!

 

シロイルカ

貴方がたのお知り合いですか?……ダメですよ、私たちイルカの反響定位をナメないでください、バレバレです

 

ワタリガラス

おんやぁ~?鵺じゃないか。

またイタズラかい?

懲りないねぇ。

 

ぐぬぬぬ…

 

アホウドリ

鵺ちゃんもしかして勝手に乗ったのー?(じとー)

 

シュバシコウ

無賃乗車ですか…それは犯罪ですよ[呆れ顔]

 

ブンチョウ

あんたねぇ……

[呆れ気味]

 

せっかく正面から(能力で)紛れ込むことができたと思ったらお前らがいたんだよ![シュバを指さして]

くそぉ…まさかバレるなんて…ぐぬぬぬぬ…

 

シロイルカ

……まあ、ご友人というのならば私に免じて許してあげます。ですが、もう二度としないでくださいよ……でなければ(ゴゴゴゴ)

 

ああ!わかったわかったよ!(こういうやつは怒らせるとやばいのは経験済みなんだよ!)

 

ブンチョウ

相当にお怒りのようね……[引き気味]

 

アホウドリ

しょーがないのー…、私が運賃払ってあげるの!

…うみゅ…[財布を覗いて嫌な顔をする]

 

ワタリガラス

友達と金のやりとりはやめなあ…、オキ。

それに今そんなにお金持ってないだろ?

 

アホウドリ

一人分なら…!あるから…!!

[ぷるぷると硬貨を掲げる]

 

シロイルカ

ああいえ、大丈夫ですよ。私が後で言っておきますのでご安心ください[オキたちに笑顔を向けた後、鵺を一瞬睨む]

 

ワタリガラス

しまっときな…。

[アホウドリの掲げた手を元の位置に戻す]

 

ブンチョウ

ま、まあ……今回はもっと楽しもうよ、ね?

 

アホウドリ

うみゅ…

 

ブンチョウ

私も怒ってるフレンズは見たくないし・・・

 

シュバシコウ

ほら…お茶あげる。[オキちゃんに向かって]

 

アホウドリ

むー…ありがとなの…

鵺ちゃん、今度からはやっちゃだめだよ? ね?

 

シロイルカ

……そうですね、失礼しました。……これもまた、"お仕事"なので……[明後日の方向を見る]

 

アホウドリ

反省したらきっと許してくれるの!

 

わかったよ…

…すまんな…[そっぽ向きながら小声で]

 

アホウドリ

だめー!もっと頭下げるのー!

私も一緒にやったげるから!

 

シロイルカ

わああやめてください!ここデッキですから、目立っちゃいますから……!

 

ブンチョウ

オキちゃん!ほ、他のお客さんがみんな見てるよ・・・!

 

アホウドリ

うみゅみゅ…!

こ。困らせちゃったの…!

ぅみゅー(かぁぁぁぁぁあ)

[その場を駆け足で去って端に行く]

 

シュバシコウ

おーぃ

[ついて行く]

 

ワタリガラス

すまんな、ベル。

こっちはなんとかしておくから続けてくれ。

[鵺の頭を掴んで軽く揺らしつつ]

 

ちょっ…やめろワタリガラス…!

 

ブンチョウ

(関わってるコッチが恥ずかしいんだから、もう・・・)

 

ワタリガラス

私はレイだ。

 

シロイルカ

あはは……楽しんでいただけてるようで何よりです

 

ワタリガラス

さあ行くぞがきんちょ。

[鵺を脇に抱えて歩き出す]

 

がきんちょ言うなー![ジタバタ]

 

ワタリガラス

オキ、ほれ。鵺だ。

[鵺を差し出す]

 

アホウドリ

…?

 

ワタリガラス

きちんと仲直りしなきゃな。

 

シュバシコウ

ですね

 

私は荷物か何かか![レイを見る]

まったく…あー…なんだそのー…すまなかったな…[レイから目線を外したあとみんなに向けて気まずそうに言う]

 

シロイルカ

いえ、大丈夫ですよ。……また無賃乗船されてしまうと流石に出禁になりますので、ご注意下さい

 

アホウドリ

…よかったの! 鵺ちゃん今回は乗ってもいいって!!

 

ブンチョウ

まあ、一件落着、なのかしらね

 

アホウドリ

私もごめんなさいベルさん…騒がしくしちゃったの…

 

シロイルカ

お気になさらずに、ですよ。

 

アホウドリ

(許してもらえたの!)(ぱぁぁぁぁぁ)

 

ワタリガラス

よかったねえ。[アホウドリの頭をなでる]

 

シロイルカ

……そうだ、皆さんはナリモン水族館にはよく来られるんですか?

 

シュバシコウ

私は、まあ常務のついでにですかね

 

アホウドリ

うんうん! よく行くの!

ばすくに会いに行ってるの!!!

 

ブンチョウ

私は時々、サキ館長に連れられて来ることはあるわ

私としては館長とあんまり外に出たくはない・・・

 

ナリモンか…行ったことはないな。("あいつ"と会ったことはあるが…)

 

アホウドリ

あとね、フィッシュはーばー! フィッシュはーばーすきなの!

じゅるり…(むふん)

 

ブンチョウ

オキちゃんはいつも食べることばっかりね

……でも流石にナリモンでは食べられないかもしれないけど

 

アホウドリ

そ、そんなことないの…!(あせあせ)

 

ワタリガラス

釣ったのを焼いて昼食にできるんだよね。

 

ブンチョウ

あ、そうなんだ

 

シロイルカ

そうですよ、本部にあるエリアのひとつです。

 

アホウドリ

そーなの! 釣る以外にもいけどりもおっけーなの!

 

ワタリガラス

釣るのは私の役目、食うのはオキの役目だよなー?[ニヤニヤ笑う]

 

 

アホウドリ

オキちゃん海鳥だから…すごいよ!

えへー、いつもお世話になってるの、おねーちゃん♪

 

ん…?(おねーちゃん…?)[オキを不思議そうに見る]

 

(気のせいか…?)

 

ブンチョウ

私はこくもつ?しか食べたものがないからなぁ

お魚が美味しいのかはわからないわ

 

シロイルカ

お魚は美味しいですよ。……お寿司とか……

 

シュバシコウ

ニジマスとかイワナ…フナもいけなくはないわ

 

アホウドリ

あ、私はお刺身好き好き!!

 

シロイルカ

よかった……フレンズの皆さんにも楽しんでいただけていれば、嬉しいです

鵺さんは行ったことはないんですね。今この船が向かっているのは「アワナミ支部」というナリモン水族館本部より大きくはない施設ですが、淡水生物の展示と研究に特化していて面白いところですよ

 

シュバシコウ

へぇー

川は私の領域…

 

シロイルカ

アワナミ支部はこのシヨノリバーの中流、川沿いにあるんです。

私たちイルカにも川で生活している種がいて、彼らの保護も行ったりしています

 

シュバシコウ

帰りは鉄道かなー

 

アホウドリ

か、川の水族館なの!?

知らなかったのー…!

 

シロイルカ

(川の水族館……なるほど)

 

ブンチョウ

イルカとかの海に住む動物のほうに強いわよね、ナリモンって全体的に

 

アホウドリ

きっとそっちでは川のお魚を食べれるの…!?(キラキラ)

 

シロイルカ

ええ、食べられますよ

 

アホウドリ

えへへ…きっとおいしいの(にへー)

 

シュバシコウ

川魚は美味しいよ

 

食うことしか考えてねぇなおまえは…[呆れ顔]

 

 

アホウドリ

そ、そんなことないのおおおお!(かぁぁぁぁっ)

 

ブンチョウ

で、でも

私もちょっと、お魚は興味が、あるかも……

[空腹音]

 

シロイルカ

……そういえばもうお昼時ですね。どうでしょう、船内に食堂があるのですが……

 

アホウドリ

行くの!(がたっ)

お魚!おさかなー!(むふー)

 

ワタリガラス

いいね。

…オキ、オキ。[肘でつんつんする]

 

アホウドリ

…うみゅ?

 

ワタリガラス

サインもらうんだろ(小声)

 

誰かさんの腹も限界のようだしなぁ…ヒョーヒョッヒョッヒョー…♪[フミの方を面白そうに見る]

 

アホウドリ

…! 今ならもらえるかなぁ…

 

ブンチョウ

[空腹のためフミは他のことにはあまり気づいていない模様]

 

シロイルカ

ええと……サインですか?

 

ブンチョウ

[あえなくスルー]

 

…あれ?

 

ブンチョウ

んぁ?

鵺ちゃん、どうしたの?

 

アホウドリ

う…うみゅ…! ベルさんんん(あわあわ)

 

…いや、なんでもない

…気づいてなかったのかよ…[小声で呆れながら]

 

ブンチョウ

え、あ……そっか。

 

シロイルカ

ええと、ペンがあれば……

 

ブンチョウ

食堂、利用したいけれどもお魚も興味があるし……

 

アホウドリ

えーとえーと…さいんくだひゃい…![ノートと鉛筆を差し出す]

(うみゅ…こんなことだったら色紙とペンを持ってたらよかったの…)

 

シロイルカ

は、はい

[来てくれてありがとね! Bell と丸文字でサインした]

どうぞ

 

ブンチョウ

本当に人気ね、ベルさんって・・・

 

アホウドリ

(じーっとノートの文字を見つめる)

 

ブンチョウ

(……私だって一応、鳥類館の顔になってるのに大違いだわ……)

 

アホウドリ

えへへ…!ありがとーございます!!!(にへぇ)

 

シロイルカ

あはは、おかげさまで…… (""の人使いの荒さがここまで……)

いえいえ、こちらこそありがとうございます

 

アホウドリ

ずっとずっと大事にするの!!!

 

シュバシコウ

良かったねー

 

ブンチョウ

………。

[ぼうっとベルを眺めている]

 

シロイルカ

……あ、フミさん

 

ブンチョウ

えっひぁ?![突然の接近に驚く]

 

シロイルカ

チョウシュウ鳥類館にも今度伺わせてくださいね?ある知り合いからよく話を聞くもので、気になってました

 

ブンチョウ

えぁっ!ど、どどどどうもいつでもいらっしゃいましてください!!

[動揺、動揺]

 

(こいつ…フミは接近されるのが苦手か…使えそうだな)ヒョーヒョッヒョッヒョー…♪

 

ワタリガラス

なあベルよ。

いいところに出くわしたね。

この娘はそのチョウシュウ鳥類館の看板娘、

文鳥のフミさ。[ベルに不敵な笑みを見せる]

 

ブンチョウ

なっ!!

 

アホウドリ

そうなの!ブンチョウ頑張ってるんだよー!

 

シロイルカ

はい、実はお名前はかねがね……[はにかむ]

 

ブンチョウ

えっえぇぇぇぇ(カァァァァァァ)

(何でみんな私のこと知ってるのそんなに有名だったなんて聞かされてないし嫌々だったから私なんてフツフツ)

 

 

アホウドリ

うみゅみゅ…ふみちゃんいいなぁ! いいなぁ!

ベルさんに知ってもらってるなんてー

 

ブンチョウ

い、いや……本当は私は頼まれてやってるだけなので本当に……

かかかか館長がぁぁ…

 

アホウドリ

むー、私も「かんばん」やりたいー!

 

(フミは褒め殺しに弱いと…)[悪そうな笑み]

 

シロイルカ

まあ、立ち話も何ですから食堂でお昼にしましょう。フミさん、ここの食堂には本格的ではないですが海鮮も扱ってるので、せっかくこの身体ですし、普段召し上がらないものにも挑戦してみてはいかがでしょう?

 

ブンチョウ

…………えっあっは、ははい!!是非とも食べさせてくだひゃください!

[頭パニック状態]

 

シュバシコウ

なんかお腹が空いてきましたねぇ

 

(フミ…イタズラしがいのありそうな奴だ…♪)ヒョーヒョッヒョッヒョー…♪

 

アホウドリ

…うみゅ…? ブンチョウたらすっごい緊張してるの!!

 

ワタリガラス

私たちも行こうか。

[アホウドリを見る]

 

アホウドリ

うん! ふみちゃんもほらー、行くのー♪(手を引く)

 

ブンチョウ

わ、わかってるわよ!!ちょっとび、びっくりしただけだから!

 

ワタリガラス

ははははは。

[2人の後をついていく]

 

(ただ…褒め殺すってどうやればいいんだ…?)[イタズラを考えながらついていく]

 

 

 [船内食堂]

[カレー、そば、うどん、定食、海鮮丼、ジャパリまん……様々なメニューがある]

 

 

ブンチョウ

……ここが、食堂。

そこそこ豪華だわ……

 

シロイルカ

ちょっと狭いですが、美味しいですよ

 

アホウドリ

海鮮丼!!!

おさかななの!!

 

ブンチョウ

海鮮丼……あれが、お魚……

ゴクリ

 

アホウドリ

店員さん!海鮮丼くださーい!

[カウンターに走っていく]

 

シロイルカ

店員:あいよ!ちょっと待っててくれよ、鳥の嬢ちゃん

 

アホウドリ

はぁーい(わくわく)

 

シュバシコウ

海鮮丼下さい…

 

シロイルカ

私も海鮮丼、お願いします

 

ブンチョウ

……私も海鮮丼を、ください

 

ワタリガラス

すみません、

ざるそ…………海鮮丼で。

 

んじゃあ鵺様も海鮮丼で!

あとこの巨大フルーツパフェも頼む!

 

アホウドリ

みんなお揃いなの!!!(にへぇ)

 

ブンチョウ

……ねえオキちゃん、お魚って、本当に美味しいの?

[不安げ]

 

アホウドリ

もちろんなの! おいしーよ!

お口の中でとろけるのー(はふはふ)

 

ブンチョウ

と、とろける……?!(じゅるり)

 

アホウドリ

私はそのまま食べるけど、おショーユかけるのもおすすめなの…!

 

シュバシコウ

ワサビはお好みで入れてねと

 

アホウドリ

あとあと、この橙色のやつがきっと一番おいしーの!(サーモンを指さす)

 

ブンチョウ

……[どんなものかと期待をしているようだ]

 

ワタリガラス

オキはわかってるかもしれんが、フミは醤油とかかけ過ぎないように気を付けな。

米が泳いじまう。

 

ブンチョウ

適量があるのね

 

 

店員

あいよ!海鮮丼だよ!ちょっと重いから落とさずに持って行ってくれ[カウンターに複数の海鮮丼が置かれた]

 

ブンチョウ

……!!!

 

シュバシコウ

おいしょっ…(貰う)

 

ブンチョウ

これが、か…海鮮丼!

 

アホウドリ

わぁ…!じゅるり…なの…

 

ブンチョウ

[目が輝く]

 

 

 [ちょっと大きい丼に米と数種類の艶やかな刺身が盛り付けられている]

 

 

ワタリガラス

おじさんも言ってたが、少し重いから気をつけな。

鵺も、飯時はイタズラはナシだ。

[海鮮丼を受け取り、席に向かう]

 

パフェはあとで取りにくればいいんだな?

流石に食ってるときにはしねぇよ

 

ブンチョウ

わ、わかった……うんしょっと[持ち上げる]

 

アホウドリ

私も持つの、フミちゃん!

 

シュバシコウ

[小皿を取り醤油をかけて、ワサビをちょっとのせて混ぜる]

 

アホウドリ

机はシュバちゃんのいるあそこにするの!

 

シュバシコウ

こっちこっちー

 

ブンチョウ

わっ、待ってよ!早くは動けなっおっとと[揺らめく]

 

アホウドリ

あ…あわわわぁ…!

 

ワタリガラス

 [文鳥のおぼんと肩を支える]

慌てなさんな。

 

ブンチョウ

あ、ありがとうレイちゃん……

 

アホウドリ

うう、ごめんなさいなの…ついはしゃいじゃったの…

 

シロイルカ

大丈夫ですか…!?

 

ブンチョウ

えぁっだ、大丈夫ですよ!

[顔が赤い]

 

ワタリガラス

さ、席に行こう。

 

アホウドリ

…そう?えへへ…

今度はゆっくりいこ!

 

 

[席へ]

 

 

シロイルカ

よいしょっと……それじゃ、いただきます

 

ブンチョウ

いただきます…!

 

アホウドリ

にゅふんっ…いただきまぁーす!!

 

ブンチョウ

(さっそく、海鮮丼を………!!)

 

シュバシコウ

いただきます

 

ブンチョウ

[お勧めされたサーモンをフォークで刺して食べる]

[もちろん醤油はかけた上でだ]

 

ワタリガラス

いただきます。

 

いただきますっと

 

アホウドリ

はぐはぐはぐ…うみゅーーーーーぅ(ぽわぽわ)[スプーンで海鮮丼をかきこみ、うっとりしている]

 

シュバシコウ

[箸で食べている]

美味しいねーこの海鮮丼

 

アホウドリ

ごくん!

フミちゃんどーぉ?

おいしいでしょ![フミの顔をのぞき込む]

 

早く食べてパフェ食わないとな…[醤油をかけてもぐもぐと食べている]

 

ブンチョウ

…………

(涙が流れている)

 

シュバシコウ

ん?

 

シロイルカ

……いかがですか?

 

アホウドリ

…ふみちゃん…?(もしかして苦手だったのかな…)

 

ブンチョウ

……こんなにも、美味しいなんて………

 

ワタリガラス

ははは、よっぽど気に入ったんだねえ。

 

アホウドリ

(ぱぁぁぁぁあ)

 

ブンチョウ

うっ……うぅっ……(むしゃむしゃ)

 

泣きながら食うやつなんて初めて見たぞ…[呆れ顔]

 

アホウドリ

えへへへへ…そうでしょーーーおさかなはおいしいんだよー!!

 

ブンチョウ

お魚、お魚しかもう食べない……!

ジャパリまんなんかよりも、アワご飯なんかよりもずっと美味しいよ……これ!

[一心に食う]

 

アホウドリ

え!?うみゅみゅ…でもばっかりだとけんこーに悪いってりじちょーさんが…!

うー…

い…いまはいっか!

 

シュバシコウ

いいのかい![つっこんでみる]

 

アホウドリ

だってー…フミちゃん幸せそうなのー…!

 

シュバシコウ

まあそうだけどさー

まあ今のうちはねー

 

 

シロイルカ

……ヒトって、こうやって色々な食材を調理して堪能するんですよね。羨ましいものです

 

ブンチョウ

人はすごいのに、館長はいつもドジばっかりなのはなぜなのかな……

 

シロイルカ

ナリモン水族館でも海鮮はたくさん食べられるので、今度またいらした時にも召し上がってくださいね?

 

ブンチョウ

あっぜ、絶対行きますっ!!

[いつもより遥かに明るい]

 

アホウドリ

あ、じゃあ今度一緒に遊びに行くの!!!

 

シュバシコウ

ですねー

 

ワタリガラス

そうだね。

 

シロイルカ

[微笑む] さて……私も食べないと……もぐもぐ

 

ワタリガラス

ご馳走様。[箸を置く]

 

シロイルカ

ごちそうさまでした[手を合わせる]

 

シュバシコウ

ごちそうさまでしたー

 

アホウドリ

ごちそーさまなの!!

 

ご馳走様!さて、パフェを取りに行くか![店の方に走っていく]

 

ブンチョウ

ご、ごちそうさま……!

……ふぅ

 

シロイルカ

もし今度チョウシュウ鳥類館に行ったら……そうですね、ホシガラスさんに挨拶しないと……

 

ブンチョウ

えあっ?ホシちゃ……ホシガラスさんとお知り合いなんですか?!

 

アホウドリ

え?そうなの!?

 

ワタリガラス

カラス

会ったことないな。友達かい?

 

シュバシコウ

ふーん

 

シロイルカ

はい、彼女、ナリモン水族館の職員寮にもいらっしゃるんです

 

アホウドリ

うん!よくチョウシュウに来てくれるおねーちゃんなの!

お野菜とか届けてくれるのー♪

 

シロイルカ

チョウシュウやフミさんのことも、彼女からよく伺うんですよ

 

ブンチョウ

えっ、もしかして

私の……噂を……?!

 

シロイルカ

「ウチのことを歓迎してくれた優しい方」とか、「気品のある毛並みが羨ましい」とか……あなたのこと、尊敬してらっしゃるみたいですよ

 

ブンチョウ

(優しい……毛並みが羨ましい……)

カァァァァァァ

わ、私はそんな……なにも、なにも……

 

アホウドリ

フミちゃん良かったね!

 

ブンチョウ

[うつむきつつコクリと頷く]

 

アホウドリ

私もフミちゃん毛並みいーと思うのー(えへー)

 

ブンチョウ

そそそそんな良いものじゃないわよ……本当に!あっ、く……クジャクさんのほうが気品はもっと上だしわわわ私なんかよりも……!!

 

ワタリガラス

お褒めの言葉は素直に受け取るもんだよ。

[不意に文鳥の頭をなでる]

 

シロイルカ

そうですよ?

 

ブンチョウ

うっ、うぅぅぅぅ撫でるなぁぁぁ!!ギャルルルル!![思いっきりなでた手を噛む]

 

アホウドリ

うみゅうう!おねーちゃああああん!!

 

ワタリガラス

あいだだだ…っ[手を引き放す]

…素直じゃねえな。

 

ブンチョウ

うぅっ…もうっ

…で、でも

その……ベルさん…

 

シロイルカ

は、はいっ

 

ブンチョウ

私のことをその様に見ていただいて、本当に……ありg

 

 

[パフェが来る]

 

 

ま、またせたな…[イチゴやバナナ、キュウイなどが大量に乗った巨大なフルーツパフェを持ってフラフラと戻ってくる]

おいっしょ…っと![机に置いたパフェは座っている自分の頭を軽く超える大きさだ]

 

シュバシコウ

おいおい…大きすぎだろ…

 

ブンチョウ

ぎゃああああ大きい!怖い!ギャルルル!!

 

アホウドリ

うみゃ…(ぽかーん)

 

ワタリガラス

痛え!なんで私を噛む!

 

…想像以上にデカかった…[気まずそうな表情]

 

シロイルカ

(何ておっしゃろうとしたんだろう…)

 

 

[クルーズ船の低く鈍い汽笛が辺りに鳴り響く]

 

 

シロイルカ

……あら

 

アホウドリ

うみゅ?

 

…まさか…[冷や汗]

 

ブンチョウ

……ぇ?

 

シュバシコウ

えっ…

 

館内放送

(ピンポンパンポーン) 「まもなく、当船はナリモン水族館アワナミ支部に到着いたします。」

 

ゲェ!?やっぱり!

 

ワタリガラス

……着くってよ?

 

シュバシコウ

おいおい…

 

アホウドリ

うみゅみゅ…でもパフェが…!

 

ブンチョウ

うぇぇ!?ど、どうするのよこのパフェ?

 

 

館内放送

「皆さま、お忘れ物のないようご注意ください。ジャパリパーク、及びナリモン水族館での楽しいひと時を、お楽しみください。まもなくーー」

 

 

シロイルカ

……分けて食べましょう

 

アホウドリ

そ、それなの!!!

 

シュバシコウ

やむお得ないですね…

 

ブンチョウ

分けるのね!

 

す、すまん…

 

ワタリガラス

…いくぜ。

 

アホウドリ

うみゅ…!![スプーンを構える]

 

シロイルカ

ああ、えっと、皆さんっ。

 

シュバシコウ

なんかまえにもあったような…こうゆうの

 

ワタリガラス

考えるのは後だ。

 

シロイルカ

(……いえ、今はこれを食べきることに専念しましょうか)

じゃあ……よーい、スタートで食べ始めましょう

 

ブンチョウ

わ、分かっ分かりました…![スプーンを手にする]

 

アホウドリ

うん!いただきますなの…!!

 

ああ…こうなったらヤケ食いだ![乱暴にスプーンを持つ]

 

シロイルカ

では、よーい……

すたーと!

 

シュバシコウ

いただきます…

 

 

[その後、急いでパフェを完食し船を出た一行はアワナミ支部へと入館した。]

[一行が慌てる様子を傍目に見ながら、ベルはふと思った。]

(水族館の外にも、こんなに面白い方々が沢山いらっしゃるんだ。)

(ーー今度、飼育員さんに外出許可をもらって、ここの外に出てみよう。まずは隣のアンインエリアから……かな。)

 

 

 


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キャスト


シロイルカ:stylecase

ブンチョウ:春日井(JGP主催)[外部リンク/twitter]

アホウドリ:Fu_sutu

鵺:DerMaltu

ワタリガラス:ZAKU

シュバシコウ:Aoitori

編集・校正:Fu_sutu / ZAKU

 

 

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