登場人物
マダライルカ「ラルカ」
前書き
実施日時: 2017年11月22日
ナリモン水族館所属のアニマルガールをメインとした、微笑ましいロールです。
本文
[ゴコクエリア ナリモン水族館 11:03]
ホホジロザメ
[大きな大水槽の前で、早めの昼食を貪っているアニマルガールが一匹居た]
んしゃしゃー、んん?♪
[あむあむと美味しそうに焼き魚を食んで行く]
ラルカ
[そこに、先輩に指導されながらせっせと働いている一人のアニマルガールが近づいてくる]
あ、あの…い、いま休憩中なんで…ご飯っ、ご一緒してもよろしいでしょうかっ…?
[ビクビク震えながらホホに話しかける]
ホホジロザメ
んぇ?いいぞ?
[隣のスペースをぽんぽんと叩いて示す]
ラルカ
あ、ありがとうございますっ…
[申し訳なさそうに隣に座り、懐からジャパリまんを取り出して食べ始める]
ホホジロザメ
んむふ?
[足をプラプラさせながら嬉しそうに食べる]
アホウドリ
あ! ほほちゃんなの!
[大水槽の入り口から声が聞こえてくる]
ホホジロザメ
ん!オキだー!
おーいー!
[両手を振りながら身を乗り出す]
ラルカ
はむっ…はむっ…
[気づかずに黙々と下を向いて食べていく]
アホウドリ
わーい! また会ったのー!
[てこてこと寄ってくる]
…あ!
ラルカちゃんもいるの!
お休み中なのー?
[ラルカの顔を覗き込む]
ホホジロザメ
ラルカー?ラルカって言うのかー?
[ラルカを見つめる]
ラルカ
あ、オキちゃんっ、ここに来てたんだね…♪
[笑顔を浮かべる]
は、はいっ…マダライルカのラルカっていいます…お二人とも知り合いだったんですね…♪
[少し笑ってホホをみつめる]
アホウドリ
えへへ…うん、あそびにきたのー!
二人ははじめましてなのー?
ホホジロザメ
うん!オレサマは見たこと無いんだー!
ラルカ
ど、どうもっ…よろしくお願いしますっ…♪
[ぎこちなくホホに頭を下げる]
ホホジロザメ
オレサマ、ホホジロザメ!
よろしくなー!
[ヒレをぱたぱたさせながらラルカの身体をハグする]
ラルカ
は、はわわっ…ホホさんっ…!?あ、あわわ…
[顔を紅潮させ照れてしまう]
アホウドリ
うみゅーーー! 二人ともさっそく仲良しーなのー!
[ピョンピョン飛び跳ねる]
ホホジロザメ
んふふー!
オキも来なーっ♪
[ハグをやめないままオキちゃんに手招きする]
アホウドリ
うみゅ…! やるのやるのー!
[ぱたぱたと羽を動かしながら寄っていく]
ほほちゃんもラルカちゃんも、ぎゅー!
ホホジロザメ
ぎゅー!
ラルカ
う、うぅぅ…
[下を向きながら照れ隠しにオキの服を掴む]
ダンクルオステウス
[そこに大きな弁当箱を持ったアニマルガールが近づいてくる]
…あら?…ふふっ、仲がいいわねぇ。あなたたち。
[抱き着いている3人を見つけ微笑みを浮かべる]
ホホジロザメ
あ!ダンクルー!
アホウドリ
うみゅー! こんにちはーなのー!
あのねあのねー! 見て見て、みんな仲良しになったのー!!
[二人をぎゅっとする]
ダンクルオステウス
ええ、こんにちは。
ラルカちゃんも久しぶりね。
ラルカ
だ、ダンクルちゃん?助けてよ?っ…
[オキの服を掴んだまま]
ダンクルオステウス
ふふっ、満更でもないみたいじゃないの。
[思わず笑みがこぼれる]
アホウドリ
にゅふふー…♪ そー簡単に離さないのー♪
ホホジロザメ
はなさないぞー♪
アホウドリ
ね! これでほほちゃんとラルカちゃんもお友達なのー!
ラルカ
うぅぅ?…これじゃご飯食べられないよ?…
ダンクルオステウス
あら?ご飯の最中だったのかしら?
それなら丁度よかったわ。
さっきお弁当を作ったところなんだけれど少し作りすぎちゃったのよ。
良かったら一緒に食べてくれないかしら?
[大きな弁当箱を見せる]
ホホジロザメ
いいのかー?!
[きらきらとした目になる]
アホウドリ
うみゅ…! わたし、実はご飯まだなの…!(ぎゅるるるるー)
ダンクルオステウス
ふふ…たくさんあるからじゃんじゃん食べてね。
はい、どうぞ!
[机の上に弁当箱を広げていく]
ラルカ
ふえ…食べちゃっていいの…?
[弁当箱をみつめる]
ダンクルオステウス
ええ、私ひとりじゃ食べきれないから。
アホウドリ
うみゅみゅみゅ…![広がられていく弁当に、目をキラキラさせる]
ホホジロザメ
じゅるり…!
ダンクルオステウス
それじゃあ早速…ってあら?
[弁当を入れていた包みをまさぐっている]
ラルカ
ダンクルちゃんのお弁当…♪
[ワクワクしながら待機している]
ダンクルオステウス
あー…ごめんなさい…お箸が一組しかなかったわ…
[一組の箸を持ちつつ申し訳なさそうに言う]
ホホジロザメ
しゃっ?
アホウドリ
うみゅ…!?
ラルカ
お箸一つしかないのっ…?
ホホジロザメ
じゃああーんしあうしかないなー
オレサマはそれでも大丈夫だけどなー!
アホウドリ
…そうなの! みんなで食べさせあいっこするのー!
わたしもよく、りじちょーさんに「あーん」してもらうのー♪
ラルカ
あ、あーんって…恥ずかしいよぉ…
ダンクルオステウス
ないものは仕方ないものね。
「あーん」し合いましょうか。
ホホジロザメ
わーい!
アホウドリ
ラルカちゃんも、わたしがやってあげるからだいじょーぶなの!
お友達だからへーきなのー!
[にぱっと笑いかける]
ラルカ
お、オキちゃん…ほんとにやるの…うぅ…?
ホホジロザメ
オレサマも「あーん」してやるぞー!
[歯を見せた満面の笑顔で語りかける]
アホウドリ
うん! それにこーしてもらうとー、すっごくおいしーのー!
はい、ラルカちゃん! あーんなのー♪
[箸をもって、唐揚げをラルカの前に出す]
ラルカ
うぅぅ…あ、あーんっ…はむっ…
[照れ隠しで目を閉じて唐揚げを頬張る]
ホホジロザメ
どうだーっ?
ダンクルオステウス
…どうかしら?
アホウドリ
どうどうー?[にこにこ]
ラルカ
もぐ…もぐ…んっ…
…おいしいっ…ダンクルちゃん料理うまいんだね…♪
[ニコッとダンクルをみつめる]
ダンクルオステウス
ふふ、ありがとうね。
[ラルカに微笑み返す]
ラルカ
えへへ…これなら毎日食べてたいな…ジャパリまんより美味しいかも…♪
[にこっ]
ホホジロザメ
次オレサマやりたいー!
ラルカにあーんしたいー!
ラルカ
ほ、ホホさんっ…!?
[びっくりして振り向く]
アホウドリ
わかったのー! はい、お箸なのー♪
[箸を手渡す]
ホホジロザメ
ありがとー!
[箸を受け取り、さっそく唐揚げをつまむ]
ほらっ、口を開けなー!
[ラルカの前に出す]
ラルカ
ほ 、ホホさんっ…あ、あーん…
[ぎこちなく口を開けて]
ホホジロザメ
[唐揚げを口に近づける]
ラルカ
あむっ…もぐもぐ…んっ…
…うぅぅ…美味しいけど…お互い初めてなのにそんなことできるなんて…
[照れて顔が真っ赤になって目をそらす]
ホホジロザメ
にひひー♪
アホウドリ
うみゅみゅー今度は私も食べたいのー…!
今度はラルカちゃんがあーんしてほしーの!
ラルカ
ふ、ふええ…?私がするのっ…?
ダンクルオステウス
ふふ、せっかくだからお返ししてやりなさいな。
はい、お箸。
[ホホジロから箸を受け取り、ラルカに渡す]
ホホジロザメ
がんばれー!
アホウドリ
…あーん♪[目をつぶって口を開ける]
ラルカ
ほ、ほんとにしちゃうの…?…は、はい、あーんっ…
[卵焼きを取ってオキの口に持っていくが、間違えて頬にもっていってしまう]
アホウドリ
…はびゅっ
ラルカ
あっ…ご、ごめんっ…だいじょうぶオキちゃん…?
アホウドリ
えへへ! だいじょーぶなのー♪
ラルカ
ごめんねっ、今拭くね…
[顔を近くに持っていきお手拭きでオキの頬拭く]
アホウドリ
うみゅーラルカちゃんの拭き方やさしーのー…[顔がにへーとなる]
[タオルで拭くたび、ほっぺがぽよぽよする]
ラルカ
えへへ…♪もういっかい、あーんっ…
[また卵焼きを口に持っていく]
ホホジロザメ
(二人とも仲良しだなー♪)
アホウドリ
うみゅ…! あーん!
ダンクルオステウス
(ふふ…微笑ましいわね…♪)
ラルカ
[口の中に卵焼きを入れる]
アホウドリ
[ぱくっ]
うみゅ…! おーいしーのー!!
ダンクルさんのおりょーりすごいのー♪
ホホジロザメ
ダンクルのメシはうまいんだぞー!♪
ラルカ
えへへ…ほんとに美味しいよね…♪
[にこっ]
ダンクルオステウス
ふふ…ありがとうね♪
ホホジロザメ
次オレサマ!次オレサマー!
[ヒレをぱたぱたさせてせがみだす]
ラルカ
ほ、ほらっ、ホホさんも欲しがってるし、私はもう恥ずかしいからっ…
[箸をオキに押し付ける]
アホウドリ
うみゅっ[箸を手に押し込められる]
えへへ、ラルカちゃん頑張ったのー!
よーし、次はオキちゃんが頑張る番なの!
ホホジロザメ
しゃー♪
[既に口を開けて待機している]
アホウドリ
えーと…どれにしようかな…
…! これおいしそうなの! これなの!
うみゅみみぃみゅみゅ…[箸で何とか強引に巻き取ったそれは、…スパゲティだった]
ホホジロザメ
おほーっ!
[量が多いそれに興奮の感情を隠しきれない様子だ]
アホウドリ
はい! どーぞなの♪
[巻き取られたスパゲティは、少し口よりも大きめだろうか]
あーん!
ホホジロザメ
あーんぐっ!
[さっそくスパゲッティ齧り付く]
アホウドリ
[口の周りにべちゃべちゃとソースがついた]
ホホジロザメ
んふんぐ?っ♪
[齧り付いてから意外にもゆっくりと咀嚼をしていく]
[もちゅもちゅと切り離して飲み込みつつ、スパゲッティの塊を食べていく]
アホウドリ
どうどう? それもおいしいー?
ホホジロザメ
[ソースだらけになりながらもスパゲッティを漸く食べきる]
しゃしゃ…!♪うまいぞーっ!
ダンクルオステウス
それは良かったわ♪
だけど口の周りがべちゃべちゃよ。
ちょっとジッとしててね…
[ティッシュで優しくホホの口周りを拭いていく]
ホホジロザメ
んっ….
[目を瞑って大人しく拭かれていく]
ラルカ
ホホちゃん子供みたい…♪
ダンクルオステウス
ふふ…私もそう思うわ…♪
はい、オーケーよ。
[ホホの口周りを綺麗にふき取る]
ホホジロザメ
ん…ん、もういいかー?
[まだ目を瞑ったままでいる]
ダンクルオステウス
ええ、綺麗になったわよ♪
ホホジロザメ
へへ…
[目を開けて舌舐めずりして確かめる]
ほんとだー!
ありがとなーっ♪
今度はダンクルに「あーん」するぞーっ!
アホウドリ
うみゅー! 名案なのー!
ダンクルオステウス
…え?私に?
ホホジロザメ
オキ!箸かしてくれー!
アホウドリ
もちろんなのー!
[ぴょんと近くによって、箸を手渡す]
ラルカ
えへへ…ダンクルちゃんのあーん見てみたいな…♪
ホホジロザメ
しゃしゃーっ♪
[お礼にオキの頭を撫でてから箸を受け取る]
アホウドリ
えへーぇ[撫でられて満足げにする]
ホホジロザメ
よーしっ
[タコさんウインナーを掴み、ダンクルの口の前に出す]
ダンクルオステウス
え、えぇ…あ…あーんっ…!
[少し戸惑いながらあーんされる]
ホホジロザメ
ほいっ!
[ダンクルの口にウインナーを放り込む]
ダンクルオステウス
んっ…もぐ…もぐ…//
[少し恥ずかしそうに食べている]
ホホジロザメ
しゃしゃしゃっ♪
ラルカ、ラルカっ
[箸をラルカに渡す]
ラルカ
え、え?ほ、ホホちゃん…?
[よくわからないまま受け取る]
ホホジロザメ
ラルカがダンクルに「あーん」してやるんだぞー
[ひそひそと耳打ちする]
アホウドリ
うみゅ…! ダンケルさんもきっとよろこぶのー![ひそひそと混じる]
ラルカ
う、うぅぅ…わ、わかったよ…
[タコさんウィンナーをとって]
は、はい、ダンクルちゃんっ…?
[つんつんと体をつついて気づかせて口に持っていく]
ダンクルオステウス
ん…?…ぇ!?
[予想外だったらしく素っ頓狂な声を漏らす]
ぇ、えーっと…うぅ…あ、あーんっ…!//
[半ばヤケになってあーんされる]
ヘリコプリオン
[その時、その様子を丁度一人のアニマルガールが化石を抱えてジーっと見ていた]
やぁ~、ダンクル
[満面のいつもの笑みで話しかける]
ちょっとした雑談をしに来たんだが、ふふっ…なあに、続けて?
アホウドリ
あ、へぷちゃんなのー!
ホホジロザメ
あ!リオンだー!
ダンクルオステウス
んむっ!?んっ…んくっ…リ、リオン!?あなたいつから居たの!?///
[急いで飲み込み顔を真っ赤にする]
ヘリコプリオン
恥ずかしがるこたないよ。僕だってだいたい三億年くらい前から"あ~ん"が憧れだったからね
ラルカ
ふ、ふえっ…!?ち、違うんです…これはそのっ…!
[正気に戻ってびっくりしてしまい箸をダンクルの口に押し込んでしまう]
ダンクルオステウス
んぐっ!?
[箸を押し込まれる]
ホホジロザメ
ダンクルー!?
アホウドリ
う、うみゅううううううう!?
ラルカ
あ、あわわっ…!ダンクルちゃんっ、ごめんっ…!
[恥ずかしいところを見られ照れながら焦っている]
ヘリコプリオン
落ち着いて?
ダンクルオステウス
げほっげほっ!だ、大丈夫…よ…げほっ…うぅ…
[咳込みながら少し涙目になっている]
アホウドリ
だ、だいじょーぶなのー!?
[慌てて立ち上がる]
ホホジロザメ
ダンクルー!?
[慌てて立ち上がった刹那、思い切りずっこけて手がお弁当箱の端っこについてしまう!]
あ"
アホウドリ
う、うみゅうううう!? お、おちちゃうの!!!
[お弁当を落とすまいと掴もうとして、それを意図せずあらぬ方向へ弾き飛ばしてしまう]
[弾き飛んだお弁当箱は綺麗に放物線に描いて飛翔し
べ ち ゃ っ
…食べ物が打つかる音を立てて、リオンの笑顔に完璧に的中するのだった]
完
キャスト
ホホジロザメ: sakamata
マダライルカ: ほろうぇい
アホウドリ: Fu_sutu
ダンクルオステウス: DerMaltu
編集・校正: Nordic
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