プラスティ・ディップの落とし方

プラスティ・ディップは、安く車を着色する簡単な方法で、正しく塗れば剥がすのも簡単だ。プラスティ・ディップの端を持ち上げて、大きなシート状に剥がす。ディップが薄すぎて剥がせない場合は、WD-40やディップリムーバーでこすり落とす必要がある。シンナーもプラスティ・ディップを柔らかくして削り取るのに使える。Plasti Dipを剥がした後は、洗車とバフがけをして元の状態に戻しましょう。

方法1

プラスティ・ディップをはがす

1. プラスティ・ディップを車の端から持ち上げます。ボンネットなど、最初に作業する部分を選びます。角から始めて、プラスティ・ディップを指でつまんで車から浮かせます。すぐにクルマから剥がさないようにしないと、クルマに小さなプラスティ・ディップがたくさん付いてしまうことになります！

   • プラスティ・ディップが正しく塗られていれば、はがすのに十分な厚みがあります。薄い層は千切れてしまうので、WD-40や他の製品で洗い流す必要がある。
2. プラスティ・ディップを手で剥がします。プラスチ・ディップを剥がさないように持ち上げながら、端に沿って作業する。端がきれいになったら、Plasti Dipを車の表面に沿って引き下げる。プラスティ・ディップは大きなシート状になって剥がれ落ちるので、捨てることができる。
3. 残ったプラスティ・ディップをマイクロファイバークロスで拭き取る。マイクロファイバークロスで残ったプラスティディップを拭き取ります。ボンネットの縁、車のドア、車の下側など、隠れた場所を必ずチェックしてください。このような場所のプラスティ・ディップは薄い帯状のため、すぐに剥がれてしまいます。
4. 頑固なプラスティ・ディップはイソプロピルアルコールで洗い流す。雑貨店やドラッグストアでイソプロピルアルコールを手に入れる。スプレーボトルに入れると塗りやすくなる。Plasti Dipの端の周りにスプレーし、端の下に入るようにする。プラスティ・ディップをはがすか、布でこする。

   • 例えばホイールからプラスティ・ディップを剥がすときは、リムの外周にスプレーする。
   • パワーウォッシャーも使えるが、車に傷をつけないよう、低めの設定にしておくこと。
5. すぐに石鹸と水で洗車する。塗装を傷つけないように、イソプロピルアルコールと残ったプラスティディップの破片を取り除く。自動車用品店で購入した車に安全な石鹸を使い、ホースで洗い流し、マイクロファイバータオルで車を乾かす。

方法2

WD-40を使用する

1. プラスティ・ディップにWD-40をスプレーする。WD-40はPlasti Dipを素早く処理し、雑貨店や自動車用品店で手に入れることができる。スプレーボトルに入っていない場合は、スプレーボトルに入れておくと塗りやすくなる。プラスティ・ディップをたっぷりスプレーし、染み込ませる。

   • WD-40の代わりに市販のディップ剤またはグー・ディゾルバーを使用することができる。これらはほとんどの雑貨店で見つけることができる。
2. プラスティ・ディップにWD-40をマイクロファイバークロスでこする。ペーパータオルも使用できます。プラスティ・ディップにWD-40を浸透させるために、布またはタオルを円を描くようにゆっくりと動かす。
3. 5分後にプラスティ・ディップを拭き取る。WD-40を5分間放置した後、プラスティ・ディップをマイクロファイバークロスで拭き取ります。あまり力を入れなくても落ちるはずです。車両に傷をつけないように優しくこする。
4. プラスチックのカミソリで頑固なプラスティ・ディップをこすり落とす。カミソリを残ったプラスティ・ディップの上に置く。プラスティ・ディップの下にある表面を傷つけないように、プラスティ・ディップに軽く力を加える。カミソリをゆっくりと動かし、プラスティ・ディップの下を掃除する。

   • プラスチック製のカミソリの方がクルマに傷がつきにくいので、金属製のカミソリやペイントスクレーパーを使うよりもよい。
5. 石鹸と水で洗車する。WD-40と残ったプラスティ・ディップを取り除くために徹底的に洗車する。プラスティ・ディップの小さな破片に気づいたら、ぬるま湯で湿らせた布でこすり落とす。

   • WD-40が車からすべて取り除かれたことを確認してください。ブレーキなどのデリケートな部分にWD-40が付着しないように注意してください。

方法3

塗料用シンナーを使用する

1. ペイントシンナーにペーパータオルを浸す。車を車道などの風通しの良い場所に運び、手を保護するために手袋をはめる。容器にシンナーを入れる。ペーパータオル2～3枚を完全に湿らせる。
2. プラスティ・ディップの上にペーパータオルを敷く。ペーパータオルをできるだけ平らにするのがコツ。車の上側を処理するのは簡単だが、端のほうは少し手間がかかる。プラスチッククリップでフレームに留めて、できるだけタオルを固定する。
3. プラスティ・ディップがペーパータオルに染み込むのを待つ。ペーパータオルに変化の兆候がないか観察する。数分後、プラスティ・ディップと同じ色の斑点がペーパータオルにできるのを探す。こうなったら、プラスティ・ディップは十分柔らかくなっているので、剥がすことができる。
4. プラスティ・ディップの別の部分にタオルを置く。慎重にペーパータオルを車から離す。剥がすスピードを上げるため、まだプラスティ・ディップが残っている他の箇所にタオルを置く。ペーパータオルがくっつかない場合は、多めのシンナーで湿らせてください。
5. 乾式スクレーパーでプラスティ・ディップを取り除く。先ほどシンナーを染み込ませた場所に戻る。ドライウォールスクレーパーを車の表面に平らに当てる。スクレーパーをプラスティ・ディップの下に滑らせて取り除く。きれいなペーパータオルかゴミ袋でスクレーパーのベトベトを拭き取る。
6. 残ったプラスティ・ディップをシンナーを染み込ませたペーパータオルで拭き取る。余ったペーパータオルにシンナーを染み込ませる。そのペーパータオルを使って、最初にペーパータオルをかけた部分をこする。こすることで、プラスティ・ディップの小さな破片を取り除くことができ、また大きな破片が残っていても柔らかくすることができる。
7. プラスティ・ディップをシンナーでこするのを繰り返す。ペーパータオルを浸し、こすり、こすってプラスティ・ディップを取り除く。プラスティ・ディップを完全に取り除くには、同じ場所を数回処理する必要があるかもしれない。面倒な作業だが、車のボディのようなデリケートな部分からプラスティ・ディップを取り除くには安全な方法だ。
8. 石鹸と水で洗車する。シンナーはプラスティ・ディップにしか影響しないはずだが、念のため、できるだけ早く洗車すること。この場合も、車に安全な石鹸を使い、終わったら洗い流してください。車は元の状態に戻るはずだ。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 How to Remove Plasti Dip 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。