公共交通バスの乗り方

A地点からB地点への移動のためにバスの乗り方を覚えるのは大変に思えるかもしれないが、通常は比較的簡単だ。何度かバスに乗れば、プロのように乗れるようになるだろう。

パート1

ルートを見つける

1. バスの路線図を見る。ほぼすべての公共交通機関のバスには、決められたルートがあります。目的地までの行き方を調べるには、バス路線図を手に入れよう。バス路線図には通常、さまざまな色の線が引かれており、その線に沿ってさまざまなバスや停留所が表示されています。バス路線図には、各バスがいつどこに行くかを表示する時刻表も載っているはずです。

   • バス路線図は通常、市の交通ウェブサイトからオンラインで入手できるほか、地元の学校、ショッピングセンター、バス路線沿いの企業でも入手できる。
   • また、週末や祝日に運行される路線図があるかどうかも確認しておこう。
2. 発着時刻は路線図の時刻表を参照すること。バスの路線図はそれぞれ少しずつ異なりますが、通常はすべて時刻表が含まれています。時刻表には、各ルートを走るバスが各停留所に到着する時刻と、各停留所から出発する時刻が表示されているはずです。時刻表から自分の利用する路線を探し、現在地に最も近い停留所の到着時刻をメモしてください。

   • 多くの場合、バスの時刻表はルートごとに色分けされています。例えば、地図を見て黄色いルートを通る必要があるとわかったら、時刻表の黄色くハイライトされている部分を探します。
3. 乗り換えが必要そうなら、交差するルートを探す。行きたい場所に直接行けるルートがない場合は、地図上で出発地の近くに停車するさまざまなルートを見てください。そして、それらのルートが目的地につながる他のルートと交差しているかどうかを確認する。

   • ルートが交差している場所を見つけたら、停留所を特定し、時刻表を参照して、元のバスを何時に降りて、2番目のルートを走る別のバスに乗らなければならないかを調べます。
   • 乗り換えポイント」や「トランジット・センター」といった言葉が地図上に表示されている場合があるので、マップキーで探してみよう。
4. あなたの街にオンライン旅行計画機能があれば、それを利用する。自分の住んでいる市の公共交通機関のウェブサイトにアクセスする。出発地、目的地、場合によっては旅行したい時間帯を入力できる公共交通機関の旅行計画機能を探す。これらの情報を送信すると、その機能は、あなたがどのようなルートを取るべきかを示してくれるでしょう。

   • 公共交通機関のウェブサイトへの行き方がわからない場合は、都市名の後に "公共交通機関 "と続けてググってみよう。

パート2

バスへの乗車と運賃の支払い

1. 運賃は現金で支払う。バスに乗るには運賃を支払わなければならない。バスをよく利用する人のほとんどは、効率と手軽さのために定期券を買って利用している。バスパスは通常、市の公共交通機関のウェブサイトやオフィスで購入できる。バス・パスに興味がない場合は、バスに乗るたびに現金で支払うこともできる。ただ、ほとんどの市バスの運転手はお釣りを作る権限がないので、正確なお釣りを持参すること。

   • 公共交通機関の中には、高齢者や障害者向けの割引料金を設定しているところもある。お住まいの市の公共交通機関のウェブサイトや事務所でこの割引料金に申し込むと、より安い料金でバスを利用できる特別なバスパスをもらえる可能性があります。
2. バス停には到着の数分前に到着する。ほとんどの公共交通機関はスムーズに運行しているため、信頼性が高く、予測可能です。このため、バス停に1～2分遅れるだけで、バスに乗り遅れる可能性がある。このような事態を避けるため、少なくともバスが到着する数分前にはバス停に着くようにしましょう。
3. バナーを見て正しいバスであることを確認する。ほとんどの公共交通機関のバスには、バスの前面や側面にデジタルバナーがあり、バスの行き先や特定の路線名や番号が表示されています。バスが近づいてきたら、必ずバナーを読んで、それが正しいバスであることを確認してください。
4. 乗客が降りるのを待ってから乗車する。バスが完全に止まっても、バス停に立ち続ける。必要に応じてドアから離れ、乗客がバスから降りるのを待つ。バス停で降りる人が全員降りたと思ったら、バスの前方にあるドアから歩いてください。

   • 必要であれば、バスの運転手に頼んでバスを下げてもらい、乗りやすくしてもらいましょう。
5. バスの料金を支払う。バスに乗り込んだら、所定の料金を支払います。バスパスを持っている場合は運転手に見せ、スキャンする場所があればスキャンし、パスを持っていない場合は料金箱にあるスリットに現金を入れる。

   • 現金の額がわからない場合は、料金箱に必要な額が表示されているか確認してください。
6. 乗り換え票が必要な場合は、その旨を伝えてください。目的地に行くには、別のバスに乗り換える必要があるかもしれません。このような場合、2台目のバスの運転手に見せるための乗り継ぎ伝票があれば、2台目のバスに乗るときに再度料金を請求されることはないことがよくあります。後で別のバスに乗り換える必要がありそうな場合は、乗車して支払いを済ませた後、バスの運転手に乗り継ぎ票をもらうよう頼んでください。

その3

バスの乗り方と降り方

1. 座席に座る。支払いが済んだら、空いている席を探し、そこに座る。見つからない場合は、できるだけ邪魔にならない場所に立ってください。バスが動き出したら、転んで自分自身や他の人を傷つけないように、ポールやハンドルにつかまるようにしてください。

   • 高齢者や体の不自由な人は、バスの前方にある座席を優先的に利用できます。高齢者や体の不自由な人がバスに乗り込んできて、あなたが前の方に座っていたら、立ち上がって席を譲りましょう。
2. なるべく場所を取らないようにしましょう。バスは混雑していることが多いので、乗車中は思いやりをもって対応しましょう。座っている場合は、座席は1つだけにし、財布や上着などを隣の座席に置かないようにしましょう。立っている場合は、バックパックを脱いで脇に抱え、他の人のためのスペースを確保しましょう。

   • 人混みから離れるには、バスの後ろの方に座るか立つとよい。
3. 停留所が近くなったら、信号機のコードを引きましょう。効率化のため、乗客が降りていない停留所ではバスが停まらないことがあります。バスの運転手に停車駅を伝えるには、バスの窓のすぐ上にある信号コードを必ず引きましょう。これは、停留所の1ブロックほど手前で行います。

   • イギリスでは通常、信号コードの代わりに電柱に色のついた「ストップ」ボタンが付いています。押すと、ビープ音かベル音が鳴り、バスの前方にあるパネルが点灯して「バス停車中」と表示されます。
   • 信号コードを引くか「停止」ボタンを押すのは1回だけ。一回の停車で何度も押すのは、運転手に失礼ですし、運転手の注意をそらすことにもなりかねません。
4. 後ろのドアから出る。通常、乗客は前のドアから乗り、後ろのドアから降りる。こうすることで、誰もが乗り降りしやすく、スムーズになる。バスが停留所に止まったら、必ず後ろのドアに向かいましょう。

   • お身体の不自由な方、ご高齢の方、自転車ラックから自転車を取り外す必要がある方は、前のドアから出ることができます。
5. 道路を横断するときは、バスがいなくなるまで待ちましょう。市バスは交通を止めることはできません。バスを降りたら、バスが発車するまで道端で安全に待ちましょう。その後、混雑状況に応じて、両側を見て道路を横断するか、横断歩道のボタンを押して信号があるまで待つ。

この記事は、CC BY-NC-SAで公開されている「 公共交通機関のバスの乗り方 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAで利用可能です。