登録日:2009/07/13(月) 14:28:21
更新日:2023/08/17 Thu 18:27:10NEW!
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アスカ「…そっか、私、笑えるんだ」
シンジ「僕はもう、誰とも笑えません」
マリ「そんなにいじけたって、楽しいことなんて何もないよ」
EVANGELION:2.0
YOU CAN (NOT) ADVANCE.
概要
2009年6月27日公開の新世紀エヴァンゲリオンの新劇場版、全四部作の第二作目。
前作、ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序はTV版の第5使徒ラミエル戦までをほぼなぞったストーリーだったが、
今作は新たなヒロイン、エヴァ、使徒、そして旧シリーズでは未登場に終わった人物が登場する。
その斬新なリメイクからかなりの高評価を獲得し、公開劇場が少ないインディーズ作品ながら40億円の興行収入を得るに至るヒット作となった。
尺の関係か意図したものか、TV版以上にシンジがクローズアップされる構成になっており、キャラクターの多くがシンジに対し微妙に好意的。
特にチルドレン達の仲を深めるのに一役買っていた『使徒との実戦と訓練』が大幅にカット及びリメイクされているため、細かな日常のやり取りにおいて絆が深まっていくハートフルな出来になっている。
その影響あってか、『彼氏彼女の事情』のBGMが一部流用されている。
本作ではミサト操るNERVの車両がそれまでのアルピーヌルノーA310からコスモスポーツに変更された。これは『帰ってきたウルトラマン』へのオマージュが込められている。国産車のため商品化等の許諾が楽になるというメリットもあったとか。
主題歌は宇多田ヒカルの「Beautiful World -PLANiTb Acoustica Mix-」。前作主題歌のアレンジバージョンである。
公開されたバージョンは大きく分けて二つ。
- 「2.0」劇場公開版。
- 「2.22」BD・DVD版。追加シーンや音声の修正が加わっている。
他、地上波放送版の「2.02'」「2.02"」「2.02"'」が存在する。
ストーリー
第6の使徒撃破後、世界はエヴァの建造と使徒との戦いで揺れつつあった。
北極のベタニアベースでは仮設5号機が使徒と戦い自爆。
そして、ドイツで建造された2号機がパイロットのアスカと共に日本のネルフ本部へと配属されることとなった。
勝ち気で周囲と馴れ合わないアスカに戸惑うシンジだが、使徒との戦いを経て彼女は周りと馴染むようになる。
一方、シンジに心を寄せるようになったレイは彼とゲンドウを和解させたいと思うようになり、様々な働きかけをする。
だが、エヴァ4号機の消滅と3号機の起動実験が、全てを台無しにしてしまう。
やがて現れる謎の少女・マリと月面の少年・カヲル。
果たして、碇シンジの物語はどこへ続くのか?
登場人物
碇シンジ
ご存じ第3の少年。
前作でレイやミサトと分かり合え、そして冒頭でゲンドウと墓参りしたためか今作では若干明るめ。
料理上手で家庭的な面を覗かせ、レイの心を徐々に解きほぐしていく。
同い年の女の子・アスカと同居し、彼女とも気の置けない仲になっていく。
そして、使徒との戦いで初めて父に褒められ、またレイの働きかけで父との和解に一歩前進するのだが、3号機の件で決定的な亀裂が入る。
だが、その後の使徒襲来である決断をする。
綾波レイ
ご存じ第1の少女。
前作でシンジと近づき、徐々に彼に心を寄せるようになり、TVシリーズでは見せなかった人間らしさも覗かせるようになった。
やがて、シンジとゲンドウを和解させ、二人に「ぽかぽか」してもらうために、手料理を披露した食事会も企画するほど積極的になるが、破局に繋がってしまう。
終盤はシンジをエヴァに乗らなくてもいいようにある行動を起こす。 しかし……。
式波・アスカ・ラングレー
ドイツ出身で、ネルフユーロ支部所属の第2の少女。
勝ち気で高慢ちきなのはTVシリーズと同じだが、加持への慕情と母親のトラウマの設定がカットされているため、エヴァへの執着や愛着行動は抑え目となっている。
孤高のエリートとして周囲に馴れ合わないことを信条としてきたが、シンジやレイとの触れ合いによって段々他人との関わりに安らぎを感じるようになった。
そして、レイの食事会を応援するために自らを3号機起動実験の被験者に志願するのだが、その先に悲劇が待ち受けていた……。
真希波・マリ・イラストリアス
エヴァ仮設5号機に搭乗する、眼鏡をかけた謎の少女。
鳴り物入りで登場した新キャラクターだが、イギリス出身でエヴァに乗ることを楽しんでいる以外は謎に包まれている。
「匂い」で何かが分かるらしい。
エヴァに乗る理由には何か目的があるようだが……?
渚カヲル
月面に佇む謎の少年。
ゲンドウを「お父さん」と呼び、そしてシンジの「幸せ」のために行動しているようだが……?
葛城ミサト
ご存じ作戦部部長。今作では一佐に昇進。
すっかりシンジやアスカの保護者として定着し、彼らの成長を見守り、レイの食事会にも応援していた。
一方で、シンジに自分の夢や目的(父親の復讐)を重ねてしまったことに罪悪感を感じていた。
赤木リツコ
ご存じ技術部責任者。
レイの成長にミサトが感心する一方で、「ありえない」と冷淡な態度を取っていた。
ゲンドウとの愛人関係がなくなったため、冷淡な科学者としての立場が強調されている。
碇ゲンドウ
ご存じ総司令。
今作ではレイの働きかけもあってシンジに向き合おうとしている(しかし、それはあくまでユイのためのようだ)。
ゼーレの目指すエヴァ建造計画を出し抜き、初号機の覚醒を急いでいるようだが……。
冬月コウゾウ
ご存じ副司令。
ゲンドウの思惑に気付いており、彼と共に思案を巡らす。
加持リョウジ
日本政府の首席監察官。
TVシリーズと同様アスカの登場と共にネルフ本部に赴任するが、互いの接点はゼロで、マリと知り合いの様子。
昔の彼女・ミサトにちょっかいを出しつつも、彼女の身を誰よりも案じ、彼女が一番信頼を寄せているシンジに「守ってやってくれ」と頼む。
伊吹マヤ
ご存じ技術部オペレーター。
今作では通勤風景に「シックスナイン」発言、さらには敬愛するリツコとの絡みもあって出番多め。
日向マコト
ご存じ作戦部オペレーター。
ダミーシステムやシンジとレイの関係にシニカルな見方をしている。
青葉シゲル
ご存じ情報部オペレーター。
やはり↑の二人より出番は少ない。
鈴原トウジ
ご存じ関西ジャージ。すっかりシンジと打ち解け、親友になる。
「男は料理を作らない」とアスカから「前時代的」と突っ込まれる物言いをしていた。
入院していた妹が退院し、機嫌が良くなった。
相田ケンスケ
ご存じミリオタ眼鏡。
初めての海洋研究所にハシャギまくっていた。
トウジの妹の退院のニュースをシンジに伝え、彼を励ます。
洞木ヒカリ
ご存じ委員長。
アスカに話しかけ、彼女と仲良くなる。
ゼーレ
ネルフを裏で操る上層部。
エヴァの戦闘の損失を憂いているが、それらはエヴァMark.06のための踏み台に過ぎないとしている。
Mark.06に期待の全てを賭けているようだが……。
エヴァンゲリオン
エヴァンゲリオン初号機
ご存じ主人公機。
第8の使徒戦では華麗な走りを披露し、体を張って使徒殲滅に貢献。
第9の使徒戦においてダミーシステムを搭載され、その猛威によって3号機を一方的に凌辱。戦闘後は「そんなの関係ないよ」をやって見せた。
その後、パイロットをダミーシステムに切り替えるも、ダミーを拒絶し起動しなくなる。そして、シンジが再び乗り込んだ時、予想だにしないことが……。
エヴァンゲリオン零号機
TVシリーズとは異なり色替えはなし。
第8の使徒戦では手に大火傷を負い、第10の使徒戦で包帯を巻いた状態で出撃。そして……。
エヴァンゲリオン2号機
ユーロ支部から配属された先行量産型のエヴァ。
TVシリーズとはカラーリングや頭部の角など、デザインが異なっている。
初戦でS型装備を自在に駆使し、単独で第7の使徒を撃破する。
第8の使徒戦でもコアを破壊するなど活躍するが、3号機の配属と共に封印。
そして、第10の使徒戦でマリが無断で使用。さらには2号機に隠された力も解放される。
エヴァンゲリオン3号機
アメリカのネルフ第2支部で建造されていたエヴァ。
アメリカ支部の消滅に伴い日本に移送され、起動実験が行われることになるのだが、その果てに思わぬ事故が発生。一転して最大の脅威とみなされる。
そしてそのパイロットは……。
エヴァンゲリオン4号機
アメリカ支部にて次世代駆動機関搭載型として開発中だったエヴァ。
試験中に謎の事故によって支部ごと消滅してしまう。
エヴァンゲリオン仮設5号機
北極のベタニアベースで第3の使徒を封印監視するために製造されたエヴァ。
急増された機体で、4つ足の車輪付きといった他のエヴァとは異なる形状をしている。
脱走した使徒と戦うためマリが搭乗するのだが……。
EVANGELION Mark.06
月面で建造中のエヴァ。
巨人にエヴァの装甲を被せるといった謎の建造方法をしている。
ゼーレが「真のエヴァンゲリオン」と称しており、人類補完計画に欠かせない存在とされているようだ。
使徒
第3の使徒
ベタニアベースにて封印・実験されていた使徒。骨で出来た鳥のような外観。
封印を脱走し、エヴァ仮設5号機と死闘を繰り広げた。
デザインは『なるたる』『ぼくらの』の漫画家・鬼頭莫宏が担当。
第7の使徒
新劇場版オリジナルの使徒。TV版第八話「アスカ、来日」の原画が紛失したため新しく描き下ろされた。
巨大な鉄骨型の水飲み鳥のような構造をしている。2号機により呆気なく撃破。
第8の使徒
TVシリーズの第10使徒サハクィエルに相当。
宇宙空間では巨大な黒い球体をしていたが、地表に近づくとサイケデリックな見た目に変化。さらに巨大な羽を広げ、内部から本体が出現しエヴァに攻撃を仕掛ける。
第9の使徒
TVシリーズの第13使徒バルディエルに相当。
菌糸状の侵食タイプであり、3号機を乗っ取った。異様な身体能力、伸縮自在の腕、肩からもう一対の腕を生やす等、TV以上に機体を異形へと変化させている。
第10の使徒
TVシリーズの第14使徒ゼルエルに相当。
最強の拒絶タイプとして、TV版よりも明らかに強化されている。
多数のA.T.フィールドを展開し、全く攻撃を受け付けない。
エヴァを捕食し、その能力を受け継ぐ力まで備える。
予 告
レイとシンジを取り込んだまま凍結されるエヴァ初号機。
廃棄される要塞都市。
幽閉されるネルフ関係者。
ドグマへと投下されるエヴァ6号機。
胎動するエヴァ8号機とそのパイロット。
ついに集う、運命を仕組まれた子供達。
果たして、生きることを望む人々の物語は、どこへ続くのか。
次 回
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:
[[Q>ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q]]
Quickening
さぁ~て、この次も、サービス、サービスゥ!
西暦2012年11月17日公開
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▷ コメント欄
- 全部間違ってないがAAで流れ説明するのやめれww -- 名無しさん (2013-08-27 19:09:16)
- 今日の日はさようならとか翼をくださいとか、予想外、卑怯過ぎだった。 -- 名無しさん (2013-08-27 20:40:29)
- ここまではカッコいいシンジ君 -- 名無しさん (2014-01-01 14:40:04)
- ↑ここからはカッコ悪いみたいな言い方はやめてさしあげろ! -- 名無しさん (2014-03-21 04:36:36)
- マリさんが出てきたり展開がスカッとしたが何でQでは・・・・・・・・。 -- 名無しさん (2014-04-23 17:21:47)
- スパロボで今日の日はさようなら採用吹いたw…吹いた… -- 名無しさん (2014-06-01 13:56:26)
- 碇ウテナと綾波アンシー。監督同士が仲良しだからオマージュ革命? -- 名無しさん (2014-08-30 09:01:00)
- ここまでは幸せだったこの後は・・・・・・・。 -- 名無しさん (2014-08-30 09:03:36)
- 寝返り打つアスカのケツがエロかった。以上。 -- 名無しさん (2014-08-30 09:07:02)
- レイとアスカはやっぱりかわいかった。 -- 名無しさん (2014-08-30 13:41:11)
- 太鼓のせいでラストのほうがまともに見れなくなってしまった -- 名無しさん (2014-08-30 15:42:29)
- シンジさんの格好良さが異常、旧作じゃ絶対に見せない意思の強さがあった -- 名無しさん (2014-08-30 20:48:51)
- ここまで、というか最後の熱い展開が完全に茶番になるというのが… -- 名無しさん (2014-08-30 21:04:35)
- ここで培われたシンジのすべてがQで破壊された。 -- 名無しさん (2014-08-30 21:47:03)
- シンジ「綾波返すべし!イヤーッ!」 使徒「グワーッ!グワーッ!」 -- 名無しさん (2014-09-06 21:14:53)
- ↑4貞元エヴァのシンジを忘れてはなかろうな・・・? -- テソ (2014-11-15 17:10:48)
- ↑もといシンジさんを忘れてはなかろうな・・・? -- テソ (2014-11-19 13:08:10)
- ↑っ『シンジ育成計画』 -- 名無しさん (2014-11-19 13:48:34)
- 兎に角、寝返りを打つアスカのケツがエロかった。 -- 名無しさん (2014-11-19 18:52:27)
- ここまではよかった・・・ここまでは -- 名無しさん (2015-11-08 17:25:16)
- 次回作で盛大に滑った上庵野が精神的に病む。病みたいのはこっちだよ畜生 -- 名無しさん (2016-02-12 15:53:58)
- この路線で続けていれば名作間違いなしだったのに… -- 名無しさん (2016-08-16 15:23:59)
- ページを大幅に修正したいと思います。登場人物紹介といった項目を増やします。台詞のところはカットしてもよろしいですか? -- 名無しさん (2021-01-16 11:24:27)
- 反対意見がなかったようなので大幅に修正しました。 -- 名無しさん (2021-01-17 14:27:46)
- 「よい子のれきしアニメ おおきなカブ(株)」だと、この作品のことを仄めかした際、庵野監督さんは「 少しだけ悲しそう 」だったみたいで....中村うさぎさん曰く「生温い仲良しごっこ」と評してた....なんで....?? -- 名無しさん (2021-02-26 15:04:05)
- 本編後の嘘予告のネタが回収される時が来たのだろうか…? -- 名無しさん (2021-03-11 21:48:15)
- なお、シンジくん特性のお弁当の中身を見ると「 タコさんウィンナー 」がある.....綾波は肉嫌いの筈だけど....スタッフの作画・設定ミス....?あるいは肉嫌いじゃなくなりかけている?? -- 名無しさん (2021-03-13 00:55:43)
- ↑×3 どうなんだろうな……。ただ、その生ぬるい仲良しごっことやらを無理なく実現できることこそが”大人”なんだと俺は思う。シンでも大人大人言われてた感じがあるが、はっきり言って、この破の時点の登場人物達のほうが俺からすればずっと大人だ。Qは勿論、シンと比べても。本気でそう思う。 -- 名無しさん (2021-04-04 19:50:03)
- 当時は一部の層が「熱血シンジさん! ハッピーエンド!」ってゴリ押しして既成事実化しちゃったけど、よくよく見たら旧劇Airアスカみたいな偽覚醒イベントなんだよね。自分も旧ゼルエル戦の先入観があったから騙されたけど… 序&破の時点でシンジレイの関係・感情がコントロールされてるのは明示されてるし、庵野的にはこれがハッピーエンド扱いされた事自体が予想外だったかも? -- 名無しさん (2021-04-06 18:09:31)
- ↑流石にそれはないと思うのだが…。まだ続きがあること自体は確定してたし、ハッピーエンド既成事実化というのはちょっと違うだろう。偽覚醒云々とて、それを偽たらしめるニアサードだの人の大量死だのはQになっていきなり出てきたものなのは流石に確かだろうし。それにシンジとレイの感情云々も、序破の時点では特に操作が明示されてたとか無かったと思うぞ? シンでは綾波シリーズは好意を云々は言われてたけど、それさえ”だから意味がない”って話ではなかったし。 -- 名無しさん (2021-04-06 20:09:23)
- ↑悲しみのない自由な空へ飛んでいきたいよーだからねぇ……よくよく見ればというのは破だけの話で、Qもシンも関係ないよ。あと「お前の息子は予定通りの行動をとったな」「次はもっとレイに近づける」→「やはりあの二人で覚醒は成ったな」だから、操作・誘導されてるのもこの時点で明らか(ついでに「名前、決めてくれた?」のシーンもあるのでエヴァ初見勢でも隠された関係性が薄々察せられるつくりになってる) -- 名無しさん (2021-04-06 22:10:34)
- ↑正直、前半はちょいとよくわからない。後半については、確かにそういう台詞はあったけどそれを以て”ハッピーエンド(に繋がる可能性)扱いされるのが予想外=あの展開はただの茶番だと思われるだろうと思ってた”ってのは無理があると思う。カヲル君の槍投げで速攻止めるまでやっていたわけだし。 -- ↑×2 (2021-04-13 22:06:29)
- 誰が何と言おうと序破までの新劇が好きだ。この作風で最後まで見たかった。 -- 名無しさん (2021-04-15 17:54:38)
- ↑2劇中で示されたものを「それは無理」の一言で拒絶するのはちょっと無敵すぎないかと……それが許されたらもう何でもアリでは? 槍で止めたのも何の関係があるのか分からない -- 名無しさん (2021-04-16 06:13:09)
- シンジとレイのコンタクト→サードインパクト発動がどんでん返しではなく1つの流れとして扱われてるし、メタ的に見てもラストのシンジが成長と正反対の位置にあるのは示されてるんだよね(言うてもそういう過ちが成長には必要な訳だが)。序破Qのサブタイトル「あなたは〇〇だ(実は〇〇ではない)」にも当てはまってる。進歩したかと思いきやしてなかったという……分かりづらいよ庵野! -- 名無しさん (2021-04-16 07:16:10)
- アスカの件を経て憎しみすら抱いただろうゲンドウの「自分の願望は、あらゆる犠牲を払い、自分の力で実現させるものだ。 他人から与えられるものではない」って言葉を受けて、レイを助ける為に奮起した訳だから、結果として過ちだったのは事実だけど、同時に成長であることには違いないとは思う。ただ、これで漸くシンジが立ったのはゲンドウと同じラインってのが皮肉効いてる。 -- 名無しさん (2021-04-17 00:27:00)
- ↑×3 庵野がどう思ってたか、については特に語られてなかろう。島本和彦にとっての炎尾燃的なキャラが「まさかあのシンジの覚醒を過ちだと見抜けぬ阿呆がそこまで多いとはな……予想外だった」とでも言っただろうか? カヲル君の槍投げについては要はあの時の初号機の覚醒はあっさり止められ過ぎで、とてもじゃないが「あの時の覚醒で大量の被害が出てた=あれは過ちの偽覚醒であって成長なんかじゃない!」なんてことが分かるような演出じゃなかったってことさ。むしろその被害の実態が欠片も描かれず初号機のすぐ近くにいたミサトたちもピンピンしてるという時点で、大量の被害を出す様な愚行であり偽覚醒にすぎませんでしただなんて分かるはずがない。分かりづらいじゃなく、分かるはずがない、だよあれでは。ニアサーという言葉自体は破の時の嘘予告の字幕でも出ていたが、かなり原型を留めてる第3新東京市が描かれているあたり、大量の被害を生んだ過ちでしただなんてのは、ひいてはアレがただの偽覚醒でしただなんてのはどう見ても(震災を受けて脚本が変更されたという)Qでの後付だろう。 -- 名無しさん (2021-04-17 13:49:38)
- ↑震災前の時点でQの脚本は出来上がってるから震災でQの話が書き変わったのはガセじゃない?2010年の時点でヴンダーやコア化した大地、ヴィレクルーの設定は出来上がってるよ(山下いくとのTwitter参照) -- 名無しさん (2021-04-17 15:02:32)
- ↑確かに震災で脚本が書き換わったかは分からんな…。話題も話題だ、軽薄だったすまない。だが、いずれにしてもここでのQの予告が完全に嘘予告になってしまっている以上、破の時点での予定が変わっちまったのは確かだろう。流石にこの嘘予告がわざととかだったら問題だろう…。 -- 名無しさん (2021-04-17 18:32:38)
- ↑3 重ねて書くけど、ニアサーの大被害の話は誰もしていないと思うのでその辺にしては貰えまいか。Airアスカだって、事実関係としては真っ当に戦っただけでしょ。問題は内面で、母の愛を知って強くなったのかと思いきや単なる幼児性の爆発だったのが「偽りの再生(この時のBGM名より)」たる理由な訳で。破ラストのシンジも同じで、強くなったのかと思いきや……ってところが偽覚醒かと。 -- 名無しさん (2021-04-18 21:32:51)
- ミサトさんの「この世界はあなたの知らない面白い事で満ち満ちているわよ。 楽しみなさい」がエヴァの中で一番素敵な台詞。これだけは譲れない。その後の展開を抜きにしても大好きだ -- 名無しさん (2021-06-23 17:35:00)
- 初号機はZEROよりも強い訳ではないがある意味に於いてZEROには至れない可能性を孕んだものだったりする。厳密に言えばユイ自身の魂がなんかこの世界の神になってる=エヴァ新劇世界そのものというZEROの域に近づいてるという辺りがなんか色々な意味で凄い。そりゃスパロボVでクソコテと並んで世界融合起こる訳だよ -- 名無しさん (2021-08-23 12:04:58)
- ぶっちゃけ序&破のノリのままで観たかったかな。Q -- 名無しさん (2023-06-14 18:47:15)
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