モリのアサガオ

ページ名:モリのアサガオ

登録日:2013/03/05(火) 21:25:32
更新日:2023/08/17 Thu 18:13:18NEW!
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漫画 ドラマ 死刑囚 アサガオ 双葉社 実写化 テレビ東京 漫画アクション 死刑とは何か モリのアサガオ 郷田マモラ 10年秋ドラマ




漫画アクションにて2004年~2007年にかけて連載されていた漫画である。
作者は郷田マモラ。連載終了後にドラマ化された。


死刑をテーマにし、死刑囚や刑務官の葛藤や心の交流を綿密かつ分かりやすく書いており、死刑とは何かについて考えられる奥が深い作品である。
拘置所を「森」に、死刑囚を「アサガオ」にたとえている。




◆ストーリー
なにわ拘置所の死刑囚舎房の刑務官として配属された及川直樹。
初めて会う死刑囚におびえながらもこの仕事をこなしてゆくことを決意。
そんな中、また一人拘置所に収容された死刑囚がいた。
名は渡瀬満。仇打ち殺人を犯して死刑となった直樹の少年時代の憧れの人物である。
彼との交流が直樹の人生を大きく変えてゆくこととなる・・・



◆登場人物


  • 及川直樹(演:伊藤淳史)

本作の主人公。1981年8月10日生まれ。なにわ拘置所処遇部門に対属された刑務官。父親が本刑務所長。
当初は死刑囚に対する恐れや偏見によって感情的になることが多かったが、話が進むにつれて少なくなる。
しかし、彼には自身が知らない出生の秘密があり…


  • 渡瀬満(演:ARATA(現:井浦新))

死刑囚の一人。直樹の憧れで、少年時代名の知れたピッチャーだったが、田尻勝男によって両親と夢を奪われ、復讐鬼となり田尻を殺害。その一年後に出頭し、裁判で有利に進めるも、突如嘘をついていたと死刑が確定。
そして死刑囚となり…


  • 沢崎麻美(演:香椎由宇)

大阪毎毎日新聞社のジャーナリスト。直樹とは大学時代の同級生。


  • 及川正道(演:大杉漣)

検察庁キャリア組で直樹の父親。


  • 及川佐和子(演:市毛良枝)

直樹の母親。


  • 田尻勝男(演:斎藤歩)

過去に渡瀬の両親を殺し、渡瀬の右肩の腱を切断した男。死刑が求刑されるも村雨弁護士により死刑を逃れられたが、このことが渡瀬が復讐鬼となる原因となる。
出所後金欲しさに義母のもとで赴くも、それを見抜かれたため実の娘の有歌を連れ去ったところを娘共々渡瀬に斬り捨てられる。


  • 田尻達男(演:井坂俊哉)

田尻の弟で有歌の叔父。有歌を妹のように可愛がっていた。
兄と姪を殺害した恨みで渡瀬と小春を殺害しようとするが、渡瀬に逆に殺されそうになり「俺が死刑になるなら小春には手を出さないと誓うか」と聞かれ「俺が憎いのはお前だけだ」と思い留まった。渡瀬の死刑確定後、交通事故に遭い死亡した。息子がいる。
だが兄は姪が金になると連れ去っていることを棚に上げており、兄弟そろってクズ兄弟である。


  • 村雨久男(演:谷川昭一朗)

渡瀬の担当弁護人。周りからは「人権派弁護士」と呼ばれている。過去に田尻の弁護をしていた。


  • 藤間貴子(演:相築あきこ)

喫茶店「パパゲーナ」のママ。



【拘置所に勤める人々】


  • 若林勇三(演:塩見三省)

看守長。多くの受刑者の処刑に立ち会った人。時折死刑制度について考えることも。


  • 谷崎俊幸(演:ベンガル)

副看守長。マイホームパパ。


  • 里中和明(演:戸田昌宏)

看守部長。何かと死刑囚に対して冷たく当たる。


  • 望月加奈(演:木南晴夏)

庶務課勤務。直樹の同期。


  • 魚住勲(演:なべおさみ)

拘置所所長。直樹の父親の友人。


【死刑確定囚】


  • 深堀圭造(演:柄本明)

死刑囚380号。なにわ拘置所の死刑囚の中でも凶悪かつ横柄な人物。昔から素行に問題がある性格だった。
人一倍生への執着心が以上に強いが、その理由とは…
若い頃の回想シーンではそっくりな息子である長男の柄本佑、もしくは次男の柄本時生にやらせればいいものを柄本明が黒い鬘を被っただけのお粗末なものであった。


  • 世古利一(演:温水洋一)

死刑囚490号。なにわ拘置所の死刑囚の中でも最古参。強盗殺人を起こして一家4人を殺害し、その贖罪のために仏像の貼り絵を作り続けている(周りからは「単なる延命措置」と思われている)。
非常に小心者で、靴音にもビビる程肝っ玉が小さい。


  • 香西忠伸(演:中村獅童)

死刑囚150号。元不良グループのリーダーで、過去に何の罪もない高校生とグループを抜けようとしたメンバーの3人の命を奪ったチンピラ。
受刑者の中では最も心から反省していると思われ、自分が殺した人物の遺族に対して謝罪の手紙を書き続けている。


  • 星山克博(演:大倉孝二)

死刑囚780号。食堂を経営している倉持多恵子の家族3人を無銭飲食を注意されたことで殺害した。いつもお菓子を食べている。
過去に両親が離婚し母親に引き取られるもその母親も男と逃げ、餓死寸前だったところを施設に引き取られる。家の模型を作っていたのは幸せだったころの思い出からであった。死刑執行時には「ママ―」と断末魔を上げた。


  • 迫仁志(演:津田寛治)

死刑囚770号。「うるさくて勉強の邪魔になった」という理由で8人の野球少年を倉庫に閉じ込め、焼き殺した。獄中結婚をしている。
自分の行いについて全く反省していない。




追記・修正は死刑は必要か否についてを考えてからお願いいたします。


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  • 原作者本人が刑事被告人になるという、これ以上ない皮肉。死刑になることはないだろうが。 -- 名無しさん (2013-12-17 23:04:55)
  • 性犯罪者だもんなぁ...正直こういう人間が死刑になるべきだろ -- 名無しさん (2014-08-15 08:24:07)
  • 郷田マモラのような犯罪者の描いた書物なんて読む価値なし。 -- 名無しさん (2016-12-06 19:28:14)

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