登録日:2012/06/25(月) 02:47:45
更新日:2023/08/17 Thu 18:11:42NEW!
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アニソン ed 音楽 楽曲 隠れた名作 影山ヒロノブ 隠れた名曲 歌う項目 山口貴由 覚悟のススメ 軍歌 地球温暖歌 覚悟完了! 里乃塚玲央 工藤隆
君の涙が涸れ 声さえ尽きた時
共に泣く頬と 喉をやろう
もしも血の一滴 残っていないなら
この胸を裂き 全部やろう
生まれし日より
完 覚
了 悟
覚悟完了!とはOVA版覚悟のススメのエンディングテーマ曲。
OPが存在しないのでこれがテーマソングとなる。
歌手:影山ヒロノブ
作詞:山口貴由・里乃塚玲央
作曲:工藤隆
この曲を端的に表すと漢臭い。血と鋼の薫りと言っても良いだろう。
あの影山御大が歌っているというのもあるが、作詞を原作者本人が行なっているのが最大の要因だろう。
お陰で
神武の超鋼 無限の英霊 我を砕きたまえ
などと作中にも頻出する軍歌の如き古風で物々しい言霊が充溢しており、
凡百の厨二ワードとは一線を画する重厚さを醸し出している。
一方で決して戦争や犠牲を賛美しているわけではなく、
理不尽な侵略を許さず、牙を持たぬ人のために起つ戦士の決意と
無償の愛を謳った紛うことなきくじけない歌である。
OVAの、それもエンディングということで背景映像はなくスタッフロールが流れるのみだった。
ちなみにそのスタッフロールだが、
声に山寺宏一・緒方恵美・千葉繁・堀江美都子・宮村優子
原画に石田敦子・大張正己・後藤圭二・斉藤久
なんかが平然と並んでいるので、アニヲタ的にはある意味どんなED映像よりもすごいものだったりする。
グロテスクの先にある美を追求する作者として山口氏は有名だが
このOVA版は忠実に再現しすぎており
顔面は破裂するわ
内臓飛び出るわ
陰毛は描かれるわ
と地上波、いや公共電波じゃ流せないものになっている。あとワキ毛(散さま女体化時)も。
だが再現しすぎなだけあって視聴者からの評価は軒並み高く続編を望む声も多い。無理だろうけど
覚悟ファンならぜひとも見てほしい仕上がり。
OVAネタばかりになってしまうが、堀江罪子の声優を堀江美都子が演じるというちょっとした奇跡が起こっている。
山口氏が罪子は堀江女史をモデルにしたと語っているのは有名だが、彼はファンクラブ会員でもある熱烈なファン。
OVA化の際はグロ描写を嫌がる堀江女史に再三頼み込んだという。
収録盤はOVAサントラと影山氏の20周年記念アルバムのみ(ソースはアマゾンなので詳しい方追記修正求む)。
OVA自体もVHSで2巻、DVDで1巻という短いものなのでいかんせんマイナーな曲であることは否めない。
VHSは勿論、DVD版ですら必然的にすぐに生産中止になったため入手がかなり困難であることもマイナーさに拍車をかけている。
かなりディープな覚悟ファンでないとOVAの存在すら黒れき……いや、知られていなかったりするし。
お陰でアニヲタでカラオケに行った時に歌ってもナニソレ状態になることもしばしば。
しかし1度聞けば耳に残るメロディと歌詞は魅力的である。
音楽的な解説を少ししておくとまずギターのぎゅーーーーーーーん↑というイントロから入り軽快なドラムが盛り上げる。
そして心地良いベースのきざみから歌が始まる。
あとは自分で聞いて確かめてほしい。
正当派なヒーローソングといった感じである。
前述のとおりマイナーな曲だが、熱さ故にMADはそれなりに製作されているのでようつべや笑顔動画で見るのも1つの手だろう。
追記修正は覚悟完了した方からお願いします。
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- 最新アニメ集にも収録されてたような… -- 名無しさん (2014-06-10 00:22:50)
- おそらくJAMのナンバーの歌詞に絶大な影響を与えた一曲。 -- 名無しさん (2014-06-14 09:43:22)
- OVAよりも先にラジオドラマ版で使用されていたよね -- 名無しさん (2014-06-17 02:13:16)
- ↑そうなんだ。 -- 名無しさん (2014-06-17 03:13:43)
- 神曲 -- 名無しさん (2016-05-08 15:57:40)
- 一番の歌詞は覚悟の、二番の歌詞は罪子の視点っぽいな -- 名無しさん (2016-07-04 04:28:27)
- 実際歌おうとする全体的な音程は影山兄貴にしては比較的歌いやすい。肝はラストの覚悟、完了↑↑↑↑↑↑の声が出せるかどうか -- 名無しさん (2016-07-04 11:23:01)
- ↑「覚悟!かんりょ(ぅ)おー!!!」って感じに発生すると歌いやすいとか聞いたがなかなかこれが難しい -- 名無しさん (2016-07-31 10:53:01)
- 『いくら強かろうがヒーローのできることは所詮敵を斃すまで。そこから先の平和で豊かな世界を築く使命は守られた側にこそある』…という若先生の信念に溢れた歌詞。守るべき相手がいるからこそ命を懸けて戦える。そうした意味で救われているのは実際は戦士の方なのだ -- 名無しさん (2020-10-08 23:43:21)
- ハヤテのごとくであったな -- 名無しさん (2020-10-08 23:46:04)
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