ネフェルタリ・ビビ

ページ名:ネフェルタリ_ビビ

登録日:2009/12/28 Mon 16:45:18
更新日:2023/08/12 Sat 19:39:00NEW!
所要時間:約 9 分で読めます



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いつかまた会えたら!!!


もう一度仲間と呼んでくれますか!!!?



漫画『ONE PIECE』の登場人物。
声 - 渡辺美佐(「人のFUKOは蜜の味。嘆いて育て、悲しく育て…」)


●目次



【プロフィール】

本名:ネフェルタリ・ビビ
通称:ミス・ウェンズデー(バロックワークス潜入時)
年齢:16歳→18歳
身長:169cm
役職:アラバスタ王国王女
所属:元砂砂団副リーダー→麦わらの一味(現在は下船)
出身地:偉大なる航路 サンディ島 アラバスタ王国
誕生日:2月2日
星座:みずがめ座
血液型:F型
好きな食べ物:カレー、プリン、ムルキーヤ(エジプトのモロヘイヤのスープ)
嫌いな食べ物:スルメ
イメージ動物:ハト
イメージナンバー:5.5
イメージカラー:白(金)


【概要】

偉大なる航路前半にあるアラバスタ王国の王女。
麦わらの一味船員でもあり、他の船員同様にイメージナンバーやイメージカラーが設定されている。現在は船を下りたものの、彼女を知る麦わらの一味メンバーは今でも彼女を仲間であると認識している。
お供として超カルガモのカルーを連れている。


初登場時にはバロックワークスのフロンティアエージェント、ミス・ウェンズデーとして麦わらの一味として登場。
正体発覚後はこれまでの小物っぷりがら一転しゲストヒロインに抜擢され、麦わらの一味と共に故郷・アラバスタ王国にたどり着く過程までにいくつかの島を冒険し、船を下りた今でも麦わらの一味の一員として扱われている。


「ナメんじゃないわよ!」が口癖…というほどでもないが、作中で口にすることが多く印象に残りやすい。



【人物】

ミス・ウェンズデー時代は筒型の髪留めで髪の毛を一本に束ね、オールバックにしていたが作中にてミス・バレンタインに髪留めを破壊されており、それ以降は青色の緩いウェーブの掛かったロングヘアーで、前髪をセンターで分け、ポニーテールにしている。
内乱も収まり、船を下りた後は前髪は同じであるがポニーテールではなくなり、ややウェーブのかかった青髪をハーフアップのように軽く結んだより王女らしいヘアスタイルとなった。*1


可憐な容姿とは裏腹に、王国を狙うバロックワークスにエージェントとして護衛隊長イガラムとカルーと共に潜入したりするほどの行動派でお転婆娘。
しかしアラバスタ名産らしき超カルガモ連れててよく潜入できたもんだ。


年相応に好奇心も強く活発な性格で、未知の島リトルガーデンに到着した時にはモンキー・D・ルフィと共に真っ先に上陸した。


自分の命を懸けて悲劇を食い止めようとする覚悟に対してその認識の甘さにルフィが「甘い」「人は死ぬぞ」というストレートな発言をぶつけてきたことにカッとなってルフィを殴り飛ばし、その結果殴り合いの大ゲンカに発展したり、
サー・クロコダイルと初めて対峙した時にいきなり切りかかるなど、感情的かつ激情にかられやすく、己の身を顧みずに無茶をしようとする一面もある。


このお転婆で無茶もする性格は幼い頃から変わっておらず、王宮を抜け出して砂砂団のコーザ達とケンカの末友達になったり、
家臣ペルの入隊記念日に花火を作ろうと弾薬庫に忍び込む(さすがに平手打ちを食らった)などしていた。


反面、王家の人間としての立場を幼い時から非常によく理解していた模様。
8歳の頃、世界会議でアラバスタ王ネフェルタリ・コブラに会議中の態度を叱責された事を根に持っていたワポルに腹いせで暴行されてしまう。
しかし、世界会議での諍いはそのまま国家間の戦争に発展しかねない事を理解していたビビは、その場は笑顔で耐えてみせた。
上記の行為にはワポルの家臣だったドルトンも驚嘆し、ワポルの行いをビビたちに謝罪した。


ドラム王国入国時には、黒ひげ海賊団の被害ゆえに海賊に対して非常に過敏になっている住民たちから銃弾を浴びて腕に傷を負いながらも、
ナミの治療のために、乱闘に発展しそうになったルフィ達を制止して説き伏せて、ナミの治療受け入れを成功させている。


天然ボケな一面があり、Mr.2ボン・クレーをオフィサーエージェントと気付けなかったり、Mr.0の正体をポロッと言ってしまった事がある。
また、引っ張り上げたり気絶したウソップを運んだりする際、必ずウソップの鼻を掴む。これはいうなれば「鍋を持つとき取っ手をつかむ」ほど自然な行いだとSBSで説明されている。


◆ミス・ウェンズデー

B・Wエージェント時代のビビ。
ポニーテールをさらにひっつめてオールバックにしている。
ビビ本人とは似ても似つかない拭えない小物感蠱惑的かつ妖艶な言動が特徴。


相方はMr.9。
初登場時はラブーンをウイスキーピークのエージェントたちの食糧にしようとしてクロッカスたちと対立していた。
ブルック涙目。


ビビ本来の性格とは真逆と言ってもいいキャラをしているため余程演技力が高いものと思われる。
…まあそうじゃないと即バレしかねないけど。



【戦闘能力】

服の乳首部分から孔雀クジャッキースラッシャー」という小指に付けたアクセサリーのような武器を取り出し戦う。
3年間エージェントとして戦い、一桁台のフロンティアエージェントにまで上り詰めただけあって戦闘能力も決して低くはなく、作中ではMr.7&ミス・ファーザーズデーの狙撃手コンビを仕留め、無傷のミス・バレンタインをナミと協力して一撃で倒した。


身体能力も極めて高く、戦いから身を引いた2年後の新世界編でも、船の見張り台から甲板へ飛び降りて綺麗に着地するなど、その実力は衰えていない。


  • 魅惑のメマーイダンス

「さァ、私の体をじっと見て…?」


ダンスして服の胸部と腹部に描かれたグルグル模様を動かしそれを見つめた相手に、めまいを起こさせ一時的に動きを封じる。
ウイスキーピークではまともに喰らったロロノア・ゾロに膝をつかせた
カルーの突進ミスさえなかったら、ゾロも危ういところだったろう。
一説によると、ゾロの方向音痴が悪化したのはこの技の副作用なのでは?と言われることも。


ちなみにアニメではメマーイダンスは手元の小瓶から吸った者の動きを麻痺させる香水を振りまく「魅惑の香水ダンス」に変更された。
おそらく、視聴者がポケモンショックのような出来事を連想させないように配慮された結果と思われる。
ゲームで使用する時もこっちを使っているが、初代「グランドバトル」と「トレジャーバトル」ではメマーイダンスの方を使った。あと踊りながら敵の周囲を回転する珍妙な演出になっている
なおトレジャーバトルは唯一ビビとしてメマーイダンスを使っている。


スピンオフギャグ漫画『ワンピースパーティ』によれば、「魅惑のメマーイダンス」は本人にとっても黒歴史らしい。
ピンチの際は、恥ずかしさを我慢し体を張って強化版「超絶魅惑の狂々くるくるメマ~~イダンス」を披露してペルを唖然とさせている。


  • 孔雀一連クジャッキーストリングスラッシャー

アラバスタ編後半で使った新武器。これを腕の振りに合わせて高速で伸ばし敵を切り裂く。
孔雀の尾を模した無数の小さな刃が付いており、中距離の敵も攻撃できる。流石に乳首付近には収納できないので普通に使う。


  • 逆流ランバック

孔雀一連スラッシャーで中距離の敵を攻撃し、その後後ろに向かって孔雀一連スラッシャーを放つ二段構えの技。



【来歴】

◆過去

アラバスタ王国で暗躍し反乱を煽るバロックワークスのことを察知。
13歳の時、組織の情報を探るべくひそかにイガラムと共に潜入を決意する。


◆偉大なる航路編

バロックワークスとの戦い

幼い少女ながら、フロンティアエージェントにまで上り詰め、
ニコ・ロビンの手引きで、その組織のボスがサー・クロコダイルと知るものの、
エージェントとしての任務中にウイスキーピークで正体がMr.0に露見し、
Mr.5&ミス・バレンタインのコンビに抹殺されそうになるが、金に目が眩んだナミ始めとする麦わらの一味に助けられ、
アラバスタまで同行する内に、護衛される王女という枠を超え、一人の仲間として成長していく。


麦わらの一味の協力を得て内乱を治めた後、愛する国の復興の為、涙ながらに麦わら海賊団と別れ、アラバスタに残る。
その際には「いつかまた会えたらもう一度仲間と呼んでくれますか?」と叫び、海軍の監視のもと言葉を発せないルフィ達は、無言で左腕の仲間の印を掲げた。


ウォーターセブン編後

エニエス・ロビーの事件でB・Wのオフィサーエージェントであった『ミス・オールサンデー』が麦わらの一味に入団していた事を父達は知り、ビビがどういう反応をするのか非常に心配していた。
しかし当人はそのことを知らされるとショックを受けるどころか
「ああ、それなら知ってるけど。別になにも?」
と笑顔で答え(どうやらとっくに知ってたらしい)、周囲にルフィのことなら信じられると発言をしている。



エニエスロビー編後の再登場前にも表紙連載「ゲダツのうっかり青海暮らし」に登場したが、久し振りの登場は後ろ姿と入浴シーンだった。


マリンフォード頂上戦争後

戦争直後、ルフィがマリンフォードに現れ写真を撮られた際、
仲間に対して向けたメッセージである右腕の模様「3D2Y」にすぐに気づき、「あのルフィがまさかオシャレを?」と訝しんでいた。
これはシャボンディ諸島における「三日後に集合」という約束を知らなければ意味がわかるはずもないのであるが、
写真を見てこれに気づき、さらに「ルフィらしくない」という違和感を持てたのは離れているとは言えさすが仲間といったところだろう。



◆新世界編

世界会議編

今年は4年に1度の世界会議(レヴェリー)の年。
病床のコブラと共に世界会議に出席することを決めた彼女の顔は、まるで麦わらの一味の船にいたころのように弾んでいた。


ちなみに、大型船の見張り台から飛び降りて軽く着地して見せており、元々高いほうだった身体能力が驚異的なレベルに達してる模様。
2年間お前も修行してたのか…。
イガラムとしてはたまったものではなく終始ヒヤヒヤしていたが、ペル達は朗らかに笑っていた。


レヴェリーでは、しらほし姫レベッカを含む「ルフィに助けられた」王女たちが一堂に会することになる。
しらほしを攫おうとした天竜人チャルロス聖を擁護するロブ・ルッチ(CP-0)に対しても毅然と反論するなど、王族としての貫禄ある態度を見せた。
流石に表沙汰にはしていないものの、レベッカ共々、サクラ王国国王・ドルトンと出会った時にはルフィたちが大好きであると語っている。
一方でワポルと再会した時にはやはりイヤそうな顔をしていたが、気丈さを見せている。


新聞には「ビビが謎の失踪を遂げた」と大きく報道されていた。
また同時に「父コブラ王が革命軍No.2のサボによって殺害された」という報道もあるが、果たして関連性はあるのだろうか…?
しばらく状況が不明だったが実はモルガンズが経営する「世界経済新聞社」にワポルと共に匿われていて、失踪はフェイクニュースだった。モルガンズがエッグヘッドで起きてるルフィ達の事件を知り、フェイクニュースを作ろうとしているのに対して「だから世経は嫌いだ」と咎めた。


エッグヘッド編の回想ではコブラ王が五老星との面会中にCP-0に拘束されるも、偶然世界政府の闇を知ってしまったワポルが部屋に乱入してきたことで彼と共にパンゲア城から脱出した模様。



【余談】

  • 人気

ルフィ達と別れてはいるが、半ばレギュラーだったこともあって古参ファンからは未だに人気があり、
表紙イラストや関連商品などにもカルーと共に度々登場している。


  • 0巻

ONE PIECE FILM STRONG WORLD』特典0巻に登場しているそっくりさんは母親のネフェルタリ・ティティ。


  • 初期設定

当初は王女ではなくチョイ役の予定だった。
『ONE PIECE 総集編 THE 21ST LOG』での尾田氏の言葉によれば、当初は単なる一悪役として登場するだけの予定だったが、
いつものようにアイディアノートにいろいろ描いていて、偶然髪を下ろしたミス・ウェンズデーを描いてみたら「王女っぽくなった」。


これがきっかけで、少し先に構想していたアラバスタ王国篇において、この子がその国の王女だったら…という想定から今のアラバスタ王国篇につながったという。


正体発覚まで伏線が全く無かった、戦闘手段があまり特徴的ではない、当初のキャラがものすごくアホな小悪党だったのはその名残である。
お供のイガラムも初登場時は冷徹な悪役で、(正体を隠す為であるが)バロックワークス内で階級が下だったビビに偉そうな態度でタメ口をきいていた。


さて、ここで改めて振り返ってみよう。
「登場当初16歳」
「最初はルフィの敵として登場する」
「王国のお姫様だが、国は王下七武海に乗っ取られようとしている」
おっぱいがでかい
こんなキャラ、どこかで見たことは無いかね?


  • 仲間の×印

アラバスタ篇ラストでの仲間の印だが、ジャンプフェスタ2014スーパーステージ2日目にて、作者は「その週に思いついて描いたんですよね」と述べている。
ちなみに声優陣は、おそろいの×印入ったGジャンを作ったものの、田中真弓氏は洗濯しすぎてその印が落ちてしまったらしい。


  • 元ネタ

古代エジプトのファラオ・ラムセス2世(ギリシャ語読みのオジマンディアスの別名がアニヲタ的にはしっくりくるかもしれない)の王妃・ネフェルタリと思われる。
「最高の美女、美しき友」などの意味を持っている。


  • ゲームでの登場

ゲーム作品でもよく登場していたが、アラバスタ編終了以降は新キャラが続々増えたこともあり、元々戦闘場面も少ないビビはプレイアブルで使える事がほとんどなくなってしまった。
海賊無双3では、ラパーンすらNPCとして加勢・敵対するシーンがあるのにビビはイベント会話でしか登場しないという不遇な扱い。
なおカルーの存在が抹消されがちで、名シーンの再現(仲間の印)で仮にも一緒に×印を刻んだ仲間であるカルーが不在という画竜点睛を欠く事態になってしまったりする。




私の項目はここで終わるけど、いつかまた読んだら、追記・修正してくれますか!?


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*1 その彼女の姿を見て、父コブラは今は亡き在りし日の妻の面影を感じていた。

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