登録日:2009/12/26 Sat 00:35:51
更新日:2023/08/12 Sat 19:39:29NEW!
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まーっはっはっはっは カバじゃなーい?
ワポルとは、漫画『ONE PIECE』の登場人物。
●目次
【プロフィール】
異名:ブリキのワポル
懸賞金額:不明(恐らく無し)
悪魔の実:バクバクの実(超人系)
年齢:27歳→29歳(新世界編・84巻SBSより)
肩書:ドラム王国国王→ブリキング海賊団船長→ホームレス→ワポルカンパニー社長→悪ブラックドラム王国国王
出身:ドラム王国
声:島田敏
【概要】
ドラム王国国王…から数奇な運命をたどることになった男。
超人系悪魔の実バクバクの実の能力者。
ホワイトウォーカー(毛カバ)の毛皮を頭からかぶり、ブリキで出来た胴体とアゴが特徴。
笑い方は「まーっはっはっはっはっ!」
口癖は「カバじゃなーい」。相手をバカにするときの口癖なのだが、なぜか逆転している。
ルフィからは「邪魔口」と呼ばれて扱き下ろされた。
【人物】
ドラム王国憲法第一条、
王様の思い通りにならん奴は死ね!
子供が躾を受けることなくそのまま大人になった様な人物。
父親である先代国王は立派な人物だったが、ワポルの躾に失敗し*1、マヌケで子供臭い性格で傍若無人、国王が国民を搾取することは当然と言ってはばからないような傲慢な性格となった。
ルフィ達と出会う6年前の世界会議でコブラに叱責された腹いせにたまたま見掛けたまだ幼いビビに手をあげた事も(しらじらしく「おっと、手がすべった」と言いながら)。
当然、国を背負う者の責任感も持たず、黒ひげ海賊団がドラム王国を襲撃した際には、ドルトン以外の家臣一同を引き連れ真っ先に海へ逃亡した。
その一方で、自身や部下が点検を行わなくなって1年以上経つ武器を、不発のリスクを考えずに使用しようとするなど、今作の海賊ならではの間抜けさやギャグ要素がなかなか抜けない、コミカルな三枚目でもある。
また、頭自体は良くないが、積雪地帯での奇襲や、一見使い勝手の悪い能力で自身や無生物を変形させて劣勢からきりかえす戦いぶりなど、咄嗟の悪知恵や発想力には光るものがある。
ルフィに敗北後、国王では無くなったことを知る。
ホームレスとして惨めに暮らすも、能力で生み出した商品で商売をすることに。その間は謙虚になっていた。
しかし能力で生み出した「ワポメタル」の価値が認められて会社がうなぎ上りになる。
ミス・ユニバースと結婚する頃には一時期手に入れた謙虚さを忘れ再び元の性格に戻った。
2年後にはついに世界貴族の庇護を受けて南の海にて新たな国を建国している。
潔白に国を運営することなどできやしねェ!
上に行けば行く程この世がどれ程
ウス汚れているか貴様に教えてやる!
とはいえ全く何も学習していないわけではなく、同じ傲慢でも「王様だから何をやってもいい」という考えが「国を統治するには悪なしには無理」に変わっている。
いわば「非道」が「邪道」に変わったというべきか。
【戦闘能力】
食後こそバクバクの真の能力!
食物はやがて血となり肉となる……!
超人系悪魔の実バクバクの実の能力者。
口を自在に巨大化させ、剣や大砲、船に家などありとあらゆるものを美味しく食せる「雑食人間」。
これさえ食っていれば口をふさがれない限り飢え死にすることは無い。こいつどんなウ○コ出るんだ?
また、その日の内に食べた物を取り込んで自分の体の一部にしたり食べた物を合体させたりできる「バクバク食(ショック)」が真の能力。
作中ではこれを利用して部下のチェスとクロマーリモを合体させていた(どうみても肩車しただけのようにしか見えないが)。
さらに顎だけ残して自分を食い、一時的に縮んだり、骨格を整形することでスリムになることもできる(自分を食す様はナミ曰く"バケツ"みたいになる)。
城の兵器庫の兵器でバクバク食を行うとドルトン以上の戦闘力が得られるのだが、未だその姿は回想とシルエットでしか登場していない。
身体能力は目立った描写こそないが、体型の割に何気に足が速い。また、即座に治療すれば首を落とされても平気という生命力の高さも併せ持つ。
本人の性格的に訓練を積んでいるとは思えないので、恐らくこれらは天性の才能である。
単体での戦闘力自体は大したことがないのだが、むしろ王様らしくサポートに回ってこそ輝くタイプの能力。
本人の頭がかなりアレだったので作中では目立った活躍ができなかったが、策士タイプのキャラクターに渡ると恐ろしいことになりそうである。
また、特に明言はされていないが「どんなものでも美味しく食べられる」ということは、マゼランのドクドクの実のように「触れること自体が危険な能力」ですら食べて無効化できる可能性があるので、この手の物を生み出す能力者相手にはすこぶる相性がいい可能性がある。
●以下、食った物一覧
○ロブソンの兄
○大砲のバターソテー
○生大砲
○焼きハウス
○砲弾と火薬のサラダ
○ナイフ
○ゴーイングメリー号の木材や鋼板
○錨綱
○木
○岩
○ランプ
○ベンチ
○その辺のゴミ
○自分
○兄・ムッシュール(劇場版『エピソード オブ チョッパー+』)
◆技
- バクバク食
バクバクの実の基本技。
食べた物を自分の体に反映させる。
どういった形で反映されたかによって後に続く名前が変わる。
- 『ワポルハウス』
食べた「家」をベースに自らを変身させる。
ちなみに原作でこの技を披露した日のワポルの献立は、大砲のバターソテー1門、生大砲1門、砲弾と火薬のサラダ、焼きハウス一軒。この献立のためか、単純な家ではなく、両腕は大砲になっていた。
- 『人間兵器』
武器庫の中を全て食い潰し、その全てを全身に反映させることで自らを兵器そのものと化す恐るべき技。
回想ではドルトンを圧倒していたが、武器庫の鍵を気付かぬうちにナミに掠められたため、不発に終わった。
- 『ベロ大砲』
舌を大砲に変化させ、砲撃を見舞う。
城壁に風穴が開くほどの威力。
- バクバク工場
食べた者同士を融合させて新たな物体を産み出す。
どういった形で反映されたかによって細かい技名は変わる。
- 『スリムアップワポル』
顎を反転させるようにして自分自身を食べ、口の中で食べられた自身の体型を骨格ごと整形、長身になる。
一時的なものなのか、ショックのためか、ルフィに吹き飛ばされた後には元の体型に戻っていた。
- 『チェスマーリモ』
部下のチェスとクロマーリモを合体させ、二面四臂の合体戦士を生み出す。
詳細は後述。
- 『ムッシュールワポルキャノン』
『エピソードオブチョッパー+』に登場。
自身と兄・ムッシュール、ロイヤルドラムクラウン7連散弾ブリキング大砲を合体させた形態。見た目はムッシュールの要素をプラスしたワポルハウスといったところ。
身体能力の単純な強化だけでなく、兄の胞子爆弾を大砲によって撃ち出すといった芸当が可能になる。
- 『ワポメタル』
様々な性質を併せ持つ新種の形状記憶合金。
厳密には金属を含む物体を生成した際に出る一種の副産物であり、ワポル自身が意図して生産したものではないが、その新奇かつ特殊な性質はあのベガパンクですら自力では合成できていなかった夢の超合金そのものであり、世界経済を一気に動かす程の大発明となった。
元はホームレス時代の手慰みにガラクタでおもちゃやサイボーグを作っていた際に出来た代物で、この時に産み出した犬の「ハコワン」は成り上がった後もペットとして手元に置いている。
【来歴】
時系列は新世界編準拠。
◆過去
29年前、偉大なる航路の冬島、ドラム王国の国王の息子として生まれる。
22年前にはすでにわがままだったようで、『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』0巻にて父王とドルトンがワポルの子育てに頭を悩ませている姿が描かれている。
即位後は、王宮おつきの医師集団「イッシー20」以外の医師を排除、
結果全国民が忠誠を尽くさざるを得ない「医者狩り」などの恐怖政治を行い、国を好き勝手していた。
反乱しようにも能力ゆえにワポルに勝てる者は誰もいないのが現状であった。
8年前、21歳のころには世界会議に参加。
イリシア王国タラッサ・ルーカス王が謎の革命家ドラゴンの思想は危険と提示した際、真面目に向き合わず、アラバスタ王国国王から叱責を受ける。
このことを根を持ち、コブラの娘ネフェルタリ・ビビを殴打するが、国同士の争いの火種を起こさないよう気丈にふるまうビビは笑顔で通し、ワポルはそれ以上何もできず去っていった。
同じく8年前、医師狩りの一環でヤブ医者ヒルルクを捕まえようとするが、すでに持病ととある事情で寿命間近だったヒルルクは己の生き様を見せつけつつ爆死して自死。
その生きざまにドルトンやイッシー20は感銘を受けるが、ワポルは嘲笑。
駆け付けた怒るチョッパーをドルトンはワポルにはまだ敵わないゆえに説得して帰らせ、反旗を翻したドルトンをワポルは蹂躙し幽閉した。
◆偉大なる航路編
新世界編より2年前。
ドラム王国編
黒ひげ海賊団がドラム王国を襲撃した際には、黒ひげ海賊団の力に歯が立たないとわかると、幽閉していたドルトン以外の家臣一同を引き連れ真っ先に潜水船で海へ逃亡。
しかしエターナルポースもなかったのでそのままドラム王国への航路を見失い、家臣たちと一時的にブリキング海賊団を結成。
通り掛かる船を襲ってはドラム王国行きの指針を求めていたようだ。
フラフラと航海していたところを麦わらの一味と遭遇し襲撃するも、ルフィにあっさり吹っ飛ばされる。
その後、たまたまドラム島に到着。しかし、ドラム城は既にDr.くれはとチョッパーの居城となっていた。
そして、麦わらの一味もドラム島に上陸していること、ドラム城がくれはの住居になっていることを知ると、一味への恨みを晴らし国王に返り咲くべく、ドラム城を襲撃。
バクバクの実の能力でルフィを翻弄するも、何の覚悟もなく海賊旗を上げている者がヒルルクの海賊旗を侮蔑し手を出したことでルフィの逆鱗に触れ、再び彼方へと吹っ飛ばされる。
扉絵連載「ワポルの雑食万歳」
自分がすでに王様で無くなったことを知り、放浪の貧乏生活を強いられるものの、ガラクタを合成した玩具が大受けし、謙虚に路上で手造り玩具屋を始める。
(ただし、最初につけた値段は100万ベリーという常識外れな価格であり、5回値段をつけなおして50ベリーまで下げた。)
瞬く間におもちゃが好調な売れ行きを見せ、路上の玩具屋が立派なおもちゃ店になるまで成長を遂げた。しかもそれに含有された新合金「ワポメタル」で大金持ちになり、財閥を結成。
ミス・ユニバースと結婚し、快進撃を続けるワポルは持ち前の傲慢さを取り戻した。
◆新世界編
第2部の扉絵連載では、南の海にて世界貴族公認の悪ブラックドラム王国を建国した。
29歳とまだ若くアニメ版では髪色は変わっていないのだが、原作では髪が黒色のベタで塗られなくなった。そのため白髪っぽい印象を受ける。
世界会議編(万国編後・ワノ国編前)
赤い土の大陸の上にある聖地マリージョア・パンゲア城近くの世界会議の場で因縁のあるドルトンやビビらと再会。
元の傲慢な性格に戻っていたが、現在に至るまでに何も学ばなかった訳ではなかったらしく、ドルトンに「綺麗事だけで国を運営できると思うなよ」と語るなど、一国の政治家としての思慮が多少入り混じった発言も見せた。
まあ何気にホームレスから一代で財閥・国家を作り上げるまでの過程も考えたら相当な苦労があったのだろう。
…何気に経営手腕とおもちゃ作りのセンスに関しては腐っても王族の血筋を引くだけあって才能はあった模様。
ワノ国編第二幕後には、世界会議後には、発生した事件に関する何らかの情報をモルガンズにリークしたことが描かれている。
未来島エッグヘッド編
実は世界会議中、世界政府に命を狙われており、同じく命を狙われたビビ共々世経に匿ってもらうための交換条件としてのリークであった。
世界会議4日目の時に、ワポルはバクバクの実で壁を少し食べたのか、覗き穴から“虚の玉座”がある部屋を見てしまう。
そしてコブラ王が五老星と謎の王によって殺害される現場を目撃してしまっていた。
コブラの奴…死にやがった…!
嫌いだが…これを喜ぶ程落ちてねェ
とんでもねェもの目撃した
ワポル本人はコブラ王が死んだ事に腰を抜かすも、覗き穴から覗かれていることに気づかれ、即座にその場から全力で逃げ出した。
詰んだ!!!
能力で壁を喰い壊しながら必死で逃げ回り、偶然にもビビを捕らえていたCP-0の部屋に辿り着き、ビビがワポルにくっついてきて彼女と共にマリージョアから逃げ出すことになった。
なお、この様子を妻のキンデレラが目撃してしまい、彼女から「(不倫のための)駆け落ち!!?」と勘違いされてしまう羽目に。
こうしてかつて敵対していた2人は政府に追われる身になったが、エイギス王国の船底に潜り込み、前述の通りにモルガンズに「世界政府に狙われている。ビビも同様に狙われているので匿ってほしい」とコンタクトを取ることに成功し、取材と称して潜んでいた船に近づいたモルガンズに匿ってもらえた。
ちなみに、父親に連絡しようとしたビビに殺された事を言いたくはなかったのか「よせっ!」と止めたり、政府の闇があまりにもおぞましいものだったので恐怖していたこともあり、傲慢さは見せなくなり、むしろモルガンズに対して文句言うビビに注意したりと、良識のある一面をみせている。
◆その他の登場
ゲーム『ONE PIECE アンリミテッドワールド レッド』
パトリック・レッドフィールドによって再現される形で登場。
よりにもよって再現された黒ひげと会う羽目になり、ティーチから「ケツまくって逃げたクズ国王」と馬鹿にされた挙句、成長したチョッパーにあっさり吹き飛ばされた。
映画『ONE PIECE STAMPEDE』
ちゃんと紹介しろーーー!
なぜか海賊万博に家族と部下と共に来ていた。
海軍が来たこともあって、最終的に銀ギツネのフォクシー共々麦わらの一味に助けを求めていた。
【ブリキング海賊団】
ワポルが率いる海賊団。
チェス
国という支配から逃れた人間はまるで密林に放り出された
うさぎの様にたちまち命を落とすだろう
元ドラム王国の家臣で参謀を務める。
かつてはクロマーリモとドルトンと共に三幹部と呼ばれていた。
先代国王の死後ワポルの圧政に加担し最後まで力を貸した。
弓の名手で、三本の矢を一度に的確に放つことができる。
クロマーリモ
重要なのはシステムだ
飲もう
元ドラム王国の家臣でドラム王国時代の役職は代官。
かつてはチェスとドルトンと共に三幹部と呼ばれていた。
国を思う心よりも、人々を統制するシステムを重視する人物。
外見はアフロヘアーにマリモっぽい球の付いた髭が特徴。
グローブから静電気を含んだマリモっぽい毛玉を相手にくっつける地味な技が得意。
酔うと人にしつこく酒をすすめる癖がある。
技
- 静電気マーリモ
自分のアフロヘアーを千切って敵に投げつける。
これ自体に攻撃力は無いが、アフロは敵にくっついて取れない。
アフロは可燃性であり、そこにチェスが火矢を射って敵を火だるまにする連携が脅威。
チェスマーリモ
バクバク工場によってチェスとクロマーリモが融合した姿。
上にクロマーリモの、下にチェスの顔があり、2対の腕を持つ。
サンジからは「肩車しただけじゃねェのか」と評された。
チョッパーの診断でチェスの顎が弱点であると見抜かれ、刻蹄桜で撃破された。
喋る時はチェスとクロマーリモが同時に話す。漫画では台詞の文字をダブらせるという形で表現されたが、読者から印刷ミスではないかという苦情が寄せられたとか……。
技
- 雪解けの矢マーリモ
2対の腕を使い、2本の火矢を同時に射つ。
- ドビックリマーリモ 四本大槌
4本の木槌を手にして敵に殴りかかる。
- ドビックリマーリモ 四本戦斧
4本の斧を手にして敵に斬りかかる。
- 八方雪倒れ
四本戦斧による連続斬り。
ロブソン
ワポルの乗り物。
種族はホワイトウォーキー。通称"毛カバ"。
雑食性で本来、雪山の生活に適した進化を遂げたはずの動物だが、適しすぎて雪山をナメているために普段はまともに歩行する事すら怠けている。
非常時には"本気モード"となり足が伸びて早く走ることができる。
ワポルに兄弟を殺されており、兄弟は毛皮のコートにされた。
『ONE PIECE グランドバトル2』では、ワポルのレベル2必殺技として登場。ワポルの最強技でもある。
ちなみに、コマンドをミスるとロブソンではなくブリキン砲が出現。同じレベル2かつ始動技の判定が同じなのでロブソンの完全下位互換。そのため、なぜかドラム王国最終兵器がハズレ扱いされる変な事態に……。
【ドラム王国】
ドルトン
元ドラム王国の家臣で、動物系悪魔の実ウシウシの実モデル野牛の能力者。
作品で初めて登場した動物系悪魔の実能力者。
何か質問されるとどうでもよさそうな情報を付け加えつつ答える癖があり、余計なことまで教えてくれる。
好物は栗ご飯。
ドラム王国時代はドラム王国の守備隊隊長としてワポルに仕えていた。
先代国王の時代からドラム王国に仕えており、自身の恩人であり名君だった先代国王に強い忠誠心を持っている。
その為、先代国王の死後に即位した息子のワポルの暴政に胸を痛めていた。
ワポルもいつかは目を覚ましてくれると儚い期待を抱いていたが、ワポルがDr.ヒルルクを罠にハメ殺害したことでとうとう我慢の限界に。「馬鹿に付ける薬はない」と罵倒したことで投獄された。
その人柄からか暴君だったワポルの臣下だったにも関わらず国民からの信頼も非常に厚く、Dr.くれはも彼には協力的。
黒ひげ海賊団の襲撃時にワポルが国民を見捨てて国外に脱出すると、残された国民達とDr.くれはの協力のもと復旧作業を主導し国を復興に導いた。
それらの功績が国民にも認められ、新国家サクラ王国の国王となる。国王らしく城に住むことはなく、住みなれた村に住んでいる。
技
- フィドル"突撃"
人獣型になり、前方に向けて目にも留まらぬ勢いで突進して相手を薙ぎ倒す。
複数人が相手でも関係なく、まとめて打ち倒してしまえる。
作中ではワポルの兵士たちを一気に斬り倒した。
イッシー20
ドラム王国が誇る精鋭医療団。
ワポルお抱えの20人の医師団で、国民からはワポルの力に屈したと反感を買っていたが、密かに患者の為の研究を続けていた。
【家族】
キンデレラ
ワポルに嫁いだミス・ユニバース。悪ブラックドラム王国の王妃。
「タマノコシコシコシコシ」という、色んな笑い方があるワンピース世界の中でもとりわけ珍妙な笑い方をする。
どう考えても財産と地位目当ての愛のない結婚…と思いきや、意外と夫・ワポルとは波長が合っているようで、世界会議編で逃亡するワポルと彼の肩に勝手に相乗りするビビの姿と会話を見て、浮気&駆け落ちと勘違いする羽目になってしまった。
ムッシュール
IFの世界を描いたアニメ劇場版エピソードオブチョッパーに出てくるワポルの兄。そのため、原作および原作に沿ったアニメ本編には出ていない。
超人系ノコノコの実のキノコ人間で、身体から出す毒胞子を操って戦う。同作の芸能人ゲスト枠で、声はなんとみのもんたを起用*2。
面白半分で自国民相手に能力を使い虐殺を行うなどワポルと比べてもかなり狂暴な人物。
一方で弟に対しては優しくコミカルな部分を見せ兄弟仲は良好なのだが、当のワポルからは単純な部分を内心馬鹿にされている。
(たびたびワポルに「アンちゃん」と呼ばれ「おにいたまと呼べ」と注意しているが結局ワポルから「ごめんよアンちゃん」と言われて判ればいいとコロっと許してしまっている)
劇場版特有の時系列やイベントの順序がズレている世界観の影響や展開の調整の都合がかなり伺えるキャラで、
ギア2と互角に高速戦闘を行い、格闘戦でルフィを苦しめているため武装色の覇気も使えるという明らかにグランドライン前半の海に居る敵としては逸脱した戦闘力の持ち主。
そのためかチョッパーを見て自身と同じ化物と言いだすなど、自嘲するような言動もわずかに見える。
【余談】
- 老け顔
オッサン同然な見た目なせいで忘れがちだが、実はこれでも29歳である。老けすぎ…というか、8歳のビビを殴った回想シーンでも今と見た目が変わってなかった。当時21歳のはずなのに。
- 数奇な運命
トニートニー・チョッパーにとって恩人の仇といえる彼だが、2年後にフランキーは、ベガパンクが構想したものを元にした巨大合体メカ「フランキー将軍」を実現するためにワポルが生み出した形状記憶合金ワポメタルを使用している。
こうして生まれたフランキー将軍は、魚人島・パンクハザード・ワノ国・ピリオ島と何度も麦わらの一味を度々救っている。
また、世界会議では図らずも世界政府の奴隷にされかけたネフェルタリ・ビビの命を救った。
悪役として登場したが、間接的に何度も麦わらの一味を助けているという数奇な人物。
◆他の劇中における暴君
本作品においてワポルと同じく悪政を行っていた独裁者として、以下の2名が挙げられる。
- アバロ・ピサロ
黒ひげ海賊団4番船船長。「悪政王」の異名を持ち、かつてとある国を武力で制圧して国王となり、悪逆の限りを尽くすも、反乱を起こされて追放され、その後インペルダウン最下層であるLEVEL6に幽閉されていた。
ワノ国の現将軍。元は大名に仕えるコマ使いだったが、四皇・百獣のカイドウと手を組み、長年ワノ国を統治してきた光月家を引きずり落とし、将軍となった。
以降はカイドウ率いる百獣海賊団の力を借りることで、光月家の支持者で自身に従属しない者達を次々と処刑・強制労働送りにし、自身の配下以外の侍達が刀を持つことを禁じ、反乱を抑えるためにあらゆる武道を禁止した。
その凄まじいまでの警戒心の強さと狡猾さから部下達には影で小心者呼ばわりされるものの、世界政府の暗部を司るCP-0を相手に一歩も引かずに強気な交渉を行うなど、完全にワポルの上位互換となっている。結果的に再起に成功したワポルと対照的に、オロチの末路は自業自得の悲惨なものだった。
まーーーっはっはっはっはっはっ!!!
「アニヲタWiki」だとォ!? Wiki篭りめ!!
どう追記・修正してやろうか!!!
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*2 当時TBSと日テレでそれぞれ帯番組を抱え「一週間で最も長時間、テレビの生番組に出演する司会者」のギネス記録を持っていた
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