重奏統合争乱(境界線上のホライゾン)

ページ名:重奏統合争乱_境界線上のホライゾン_

登録日:2011/10/06 Thu 03:29:53
更新日:2023/08/12 Sat 18:59:02NEW!
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境界線上のホライゾン 歴史再現 極東 極東最大の大ポカ←なのだろうか? アニメ予習復習項目 つまりどういう事?←住む場所無くなったから神州よこせ 紛争 伏線の可能性大 重奏統合争乱



(´゚Д゚)<土地置いてけ!!



重奏統合争乱とは、川上稔著〈GENESISシリーズ〉『境界線上のホライゾン』本編開始前に勃発した一大紛争である。


主要交戦国


神州(日本)


VS


世界各国フルセット




  • よく分かれ御高説

○重奏神州の成立 (配点:住めば都)
FORTH(前望の時代)AHEAD(前進の時代)EDGE(大先端の時代)の時代を経た人々は、その比類無き文明力を持って、遥か空の向こう側にまで繁栄。その版図を外宇宙にまで伸ばしていた。
しかしEDGE時代後期においてなんらかの大戦(恐らく惑星間規模の大乱)により、その躍進は止まり、遂には地球に逆戻りを余儀なくされる。


だが彼等が舞い戻ってきた頃には、地球は残されていた環境神群によりかなりデンジャーでゴイスーでアッパー入った状態へと変貌しており、安全に住めるのは神州(日本)だけというなんとも厳しい有り様になっていた。
そんな狭っ苦しい状況にストレス溜まって、遥か昔日本に住んでいた人間の末裔と、今じゃすっかり野生に還っちゃった国土に住んでいた人間の末裔とで土地争いが発生。
それを解決するために亜空間に日本のコピーを創り、他国の人々はそちら側で生活するようになった。


これが“重奏神州”である。




○“聖譜”誕生 (配点:攻略リプレイ)
地球へと帰還した人々は、宇宙へと戻りたがっていた。
しかしこの頃にはFORTH、AHEAD時代にあった技術がロストテクノロジーと化しており、また“宇宙再進出”という全世界規模的な事業をしようにも足並みを揃えられず、無理やり足並み揃えようとして力いっぱい殴り合った結果あわや全滅の危機に。
じゃあどうすんべ?と頭を悩ませていたある日、誰かがこう言った(筈)


歴史最初からやり直したら

そのうち宇宙に行けんじゃね?


こうして作られた『世界の攻略本』とも言うべき本は“聖譜”と呼ばれ、人々は過去から今、そして現在から未来へのやり直しを始めた。



○南北朝戦争及び重奏統合争乱 (配点:ハシャぎすぎ)
そんなこんなで歴史通りに仲良くしたり喧嘩したりしながら概ね良好に時代を進めていって時は1413年、事件は起こる。
丁度この頃、神州においては『南北朝』時代の歴史をやり直しており、しかし此処で“帝”の座を巡る争いを激化させ過ぎてしまった結果“重奏神州”を制御していた“三種の神器”が失われてしまうことになる。


これにより重奏領域は不安定化し、遂には崩壊。
半分以上が神州への落下の過程で消滅し、残りも此方の神州に上書きされるように合体。
これにより土地を失った各国は避難も兼ねて損害賠償と責任追求を行いつつ一気に神州へと侵攻。


各地で派手にドンパチやらかしまくり、南北朝戦争でバテバテの神州はあっという間に各国に制圧占領され、降伏。
これが“重奏統合争乱”である。



○“神州”から“極東”へ (配点:下準備)
神州を制圧した各国は、しかし『歴史をやり直す』という縛りと『この頃に日本が誰かに支配されていた歴史がない』ことから堂々と表立って日本を併合する訳にもいかず、占領軍の代わりに政治軍事の訓練機関である“教導院”を派遣。
『知識の付与による平和と安定』を建て前に各地の実質的支配に乗り出した。



これにより神州は解体され“極東”と改名。
“重奏神州”崩壊の引責のために過酷で豊富な縛りプレイを課せられ、航空都市艦“武蔵”を唯一の領土とし、しばし雌伏の時を過ごすことになる。



ちなみに続編『境界線上のホライゾン NEXT BOX』によると、本編の時代で日本の「円」が世界共通通貨になったのはこの事件の後円が”世界全体”流通になったせいだという。




next:境界線前の整列者達


そして。


世界征服を掲げた武蔵一行は遠回りながらも、かつてのことを知っていき、かつてのことに関わっていた者たちによって、
いくつかのことが開示されていった。夏休みが終わって二学期開始。
九月二日に分かったことは以下の通り。


  • 人々はもう滅びないようにするために聖譜の他にも、帝を置いて地脈を制御したり出来るようにしていて、帝は環境神群(環境コントロールできる神様)を

管理できる者と言われていたが、実際のところは帝は管理しているのではなく、環境神群そのものであり、自動人形。
自動人形の中に環境神群が入っていてそれを留め置いているのが三種の神器であった。
(三種の神器もプログラム)


  • 滅びないようにする対策は四つあった。

雑に書くと
1.絶対に人類を滅ぼさずに保護して存続させる(生き延びる)
2.環境神群にお願いして世界の激化を止める(七百人で環境神群に会いに行こうぜ+帝)
3.技術進歩のために重奏神州作って環境似せてそこで頑張って技術更新しようぜ
4.攻略本の聖譜作ろうぜ


それをまとめるものとして


運命を補強して、滅びぬ運命を手にしよう


という方針を出す。
つまり運命を味方につけようとして実際、地脈(なんかすっごい運命やら何やらがごっちゃになった流れ)に
細工した。


  • 必要であったから内裏(帝の居る場所)を何度か開けたが、南北朝時代にも開けている。

……と、8巻下で以上のことが分かったが何故重奏統合騒乱は起きたのか、そもそも何故重奏神州は崩壊したのか、
その理由は9巻下で語られる。


運命を味方につけようとした当時の者たちは何をしたかというと運命に人格を与えた
要は人工的に神様作って絶対に滅びないように見守って貰おうぜと言ったものである。
与えた人格は幼子。誰も彼もの運命だから、誰も彼もに対応出来るようにしたのだ。


そして何千年と時間は過ぎ、いつしか、運命は疲れ果てた。
見守っている人類が死ぬのである。喜びよりも悲しみの方が勝ってしまった。
仮にコレが誰かがいたり大人なら何とかなるのだろうが、運命の人格は幼子、一応は将来を見通した人格を与えた者たちも
予想はしていたので神と直接対話出来る環境神群を降ろした自動人形帝越しに運命をなだめ続けたり
歴史再現も解釈出来るところは通すがそれ以外はやって運命への負担を抑えていた。


しかし、運命はついに疲れ果てがピークに達する。
自分が居るから大事な者たちが傷ついてしまう死んでしまうのだと死ぬことにした。自殺である。
自殺方法は地脈から運命を切り離すこと、不可逆解放を行った。
それにより地脈関係に不備が起き、重奏神州は崩壊。重奏統合騒乱が起きた。


人格を持った運命の自殺を別の言い方にすれば末世である。
創世計画とは要は運命が自殺しそうで死んだら全部消えるからそうなる前に殺そうという計画だった。
しかし、運命という人格を殺してしまうと、運命から恩恵を受けていた人類は与えられていた恩恵を全てを失ってしまうという危険性がある。


そしてここまで分かった情報の裏付けを11中のヴェストファーレン会議までに行い、正純が「極東だけの責任ではないのでは〈意訳〉」と訴え別の末世解決策を提示したことにより、
教皇総長は争乱の再調査開始を決議、極東の責任問題が判明するまでの暫定措置として「極東の卒業年齢の引き上げ」を決定している。



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