京四郎と永遠の空

ページ名:京四郎と永遠の空

登録日:2011/01/24(月) 22:01:44
更新日:2023/08/12 Sat 18:47:27NEW!
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漫画 アニメ 介錯 百合 神無月の巫女 劣化コピー 黒歴史 京四郎と永遠の空 07年冬アニメ かりんの主役コンビ再び(悪い意味で) 間島淳司の黒歴史 腐れたオーディオコメンタリー



『京四郎と永遠の空』とは介錯による漫画及びアニメ作品。アニメは全12話。


「歴代作品の人気キャラが総出演する、介錯作品の集大成」とも銘打たれているように、サブキャラクターの多くが『神無月の巫女』など原作者である介錯の他の漫画作品の登場人物がモチーフとなっており、アニメ版のキャスティングについても担当声優の共通化が図られている。


【あらすじ】
多くの人間が死滅した大崩壊から10年が経ち、復興のシンボルとして作られた巨大学園都市アカデミア。そこで学園生活をエンジョイする夢見がちな少女白鳥空の前に、彼女が夢の中で見た王子様と瓜二つの少年綾小路京四郎が現れる。
空は『絶対天使』と呼ばれる人造生命体を巡って人知れず戦いを繰り広げる京四郎と親しくなっていくが、京四郎のパートナーであるせつなとの三角関係や、自分自身も人間ではなく『絶対天使』であったという真相に苦悩を深めていく。
【主要登場人物】


◆白鳥 空
CV:矢作紗友里


本作の主人公兼ヒロイン。常に自分の中の理想の王子様に話しかける妄想家であったが、その正体は存在しない筈の5体目の絶対天使
絶対天使メギンギョルドの魂と分かれたボディにあたり、その真の姿はゴーオクサーに似ている。


◆綾小路 京四郎
CV:小西克幸


もう一人の主人公。幼少の頃から長兄カズヤを絶対的かつ盲目的に尊敬しており、空の話す「私の王子様」にカズヤの姿を重ね、それにより空と惹かれあっていく。壮絶なブラコン。
命と引き替えに自分を救ったカズヤの遺志を継ぐべく、せつなを含めた絶対天使を全て回収・破壊すべく行動しているが、空との交流によりその心には揺らぎが生じていった。
兄を慕うあまりに取るせつなに対する冷淡な言動が視聴者の怒りを大いに買う。
しかし、空との最後のやりとりでは使命に人生の全てを費やしてきた、不器用で純粋すぎる哀しい少年そのものだった。
初対面で空の服を剥ぐ。
ついでに唇を奪う
現実でやったら逮捕確実。


せつな
CV:松岡由貴


3人目の主人公で、真ヒロイン。
絶対天使クラウソラスで、“夢想の刻のせつな”とも呼ばれる。メイドの格好の通り、家事全般を完璧にこなす。
京四郎のパートナーとして彼に健気に尽くしており、「京四郎はその方がいいの?」「京四郎はそうしたいの?」が口癖。あまり感情を表に出さないものの、本心では京四郎と空が心情的に近づいていることに嫉妬しており、京四郎を不快にさせないため懸命に我慢している。
解放された絶対天使達がそれぞれ最愛のパートナーと再会を果たす場面では、柱の影でひとりぼっちだった。あんまりだ。
最後まで報われない姿は視聴者だけでなく、声優陣からも「かわいそう」といったそうな……。


ひみこ
CV:下屋則子


東月封魔女学園の生徒で、ミカの愛人の1人。モチーフは『神無月の巫女』の来栖川姫子
「ひみこ」の名はミカから下僕たる証として授けられたものだが、それ以前からかつて本名をひどくからかわれた過去があり明かしたがらない(小説版によるとかおんには出逢って間もない頃に教えており、記憶を消されていた彼女へは最終回で再び教えた)。
かおんにエターナル・マナを安定して供給できる唯一の人物であり、彼女に寄り添い、彼女のことをいつも心配している。
引っ込み思案で弱気な性格であるものの、かおんの為なら命を投げ出すことも厭わない芯の強さは前作と変わらず。
終盤ではかおんを救い出す為に、カズヤと戦い、激闘のさなか瀕死の重傷を負うが、かおんのキスで目を覚まし再会を喜びながら彼女に抱きつく。


前作より互いを殺し合う残酷な宿命に翻弄されてきた二人が、ようやく共に寄り添いながら幸せを掴んだ姿に多くのファンが涙したに違いない。


かおん
CV:川澄綾子


絶対天使ムラクモ。大神ミカが保有する絶対天使で、“月の螺旋のかおん”とも呼ばれる。モチーフは『神無月の巫女』の姫宮千歌音
ミカにより基本プログラムの“再調整”を受けており、強度の増強と記憶の書き換えが頻繁に行われている。
エターナル・マナの摂取効率がクラウソラスやバドラスに比べ著しく低く、現在は少し改善されているもののひみこ以外の人間から安定してマナを摂取することができない。それゆえ常にひみこがそばにいる。
ひみこにはマナの摂取源としてではなく、彼女にとってミカ以上とも言える特別な愛情を抱いており、同時に絶対天使である自分は彼女を傷つける事しかできないとずっと苦悩していた。
ミカの命により空を付けねらうも、失敗。その後“再調整”によって、ひみこに関する記憶を完全に失ってしまうが、ひみこからの彼女に対する想いのキスで記憶を蘇らせた。


小説版はひみことの運命の出逢いや、束の間のラブラブ同棲生活が描かれており必見。


◆綾小路 三華
CV:田中敦子


綾小路家の長女(第3子)。女王のような美貌とスタイルに加え、知能指数も極めて高い妖艶な才女。
絶対天使の私有化を図るが、彼女の目的は絶対天使の力ではなく、大崩壊の中で自分を励まし続けてくれた女性と同じ面影を持つムラクモを、心と力を兼ね備えた完全な存在に磨きあげることそのものであった。
内心ひみこに嫉妬しており、陰湿な仕打ちを日々行う。しかし、最期は憎みつつもひみこへかおんを託して逝った。


◆たるろって
CV:望月久代


絶対天使バドラス。ソウジロウの保有する絶対天使で、“仕組まれた遊星のたるろって”とも呼ばれる。
外見は幼く、ネコの耳と尻尾のようなものを付けている。
心の中から沸き上がる怒りをすべての物に向け、無作為に選んだ学園の生徒たちからエターナル・マナを吸い上げて回る。好物はホットケーキ等の甘いもの。
ぞんざいに扱いながらも、ソウジロウの事は大切に想っていたツンデレ


◆綾小路 蒼二朗
CV:岸祐二


綾小路家の次男。広い心を持つ人格者であり、その人望は厚い。
モチーフキャラは(声は違うが)『神無月の巫女』のギロチ。もっとも性格は真逆。機動風紀総帥として活動していたが、偶然発見したたるろっての境遇を憂いて、彼女を保護し逃走した。


◆大神ジン
CV:間島淳司


機動風紀七番隊隊長。
モチーフは『神無月の巫女』の大神ソウマ
原作ではおとなしいほうだが、アニメではでしゃばりまくるわ、BL要素を撒き散らすわと、モチーフのソウマとは正反対の傍若無人ぶりを晒す。
原作者によるとガルマ(京四郎)に対するシャア(ジン)にするはずだったらしいが、原作者のやる気のなさでボツ化された。
DVDの特典映像では死体になっていたが、本編でも誰かを庇って死んだほうが好感度上がったかもしれない。
ひみことの絡みは一応はあったものの、かおんのことしか頭にないひみこからは礼も言われずにスルーされた。
ちなみに、その2人の声優は第8話では仲良くDJを演じていた。


◆綾小路 一夜
CV:成田剣


空から降ってきた変態。
綾小路家の長男。
10年前の大崩壊の際、幼い京四郎をカプセルに退避させ死んだと思われていたが、絶対天使の発したマナを間近で浴びた結果、最も純度の高いマナを身体に秘めた最強の超能力者となって生存していた。
空の事は『チェーロ(イタリア語で空)』と呼ぶ。
ワルテイシアの契約者として京四郎の前に姿を再び現し、最大最狂最後の敵として立ちはだかる。
SもMもイケる変態性と自己陶酔しきったクレイジーっぷり、なのに作中最強の力を持つので始末に負えない。
やたらと声優さんの気合いが入っており、さらにいちいち奇妙なポーズを取る姿に視聴者の腹筋が崩壊。
彼の濃すぎる存在はある意味本作一番の見所。


「ハレルゥゥゥゥゥゥゥゥゥヤァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」


作中用語


◇絶対天使
天使核(エンゼルハート)を中心に、マナを人間型に圧縮・固定化した永遠不滅の人造生命体。外見は少女と変わらないが一切の不純物を排除した天使エネルギーの結晶体で、マナさえあれば無限に再生し、旧約天使形態を利用して物理法則を無視した移動をしたり、高密度エネルギーであらゆる物質を破壊したりとその力は人知を超えている。


◇鋼鉄天使
永遠不滅の生命体を作る研究において誕生した人造人間。人工的に創られた機械の肉体に、天使核(エンゼルハート) を入れて構成された。こちらも見た目は人間の少女、女性と変わらないようだ。しかし、機械の肉体では本来の天使エネルギーの出力を受け止め切れるはずもなく崩壊してしまうため、不完全品となった。これの反省として生み出したのが、↑の絶対天使である。


ちなみにこの単語、『鋼鉄天使くるみ』にも出ている。


◇大崩壊



拝啓、私の王子様。
追記修正よろしくお願いします。


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  • 本作以降、これまで恒例だった介錯作品のアニメ化はストップしたが、この作品のアニメが原因だろうか? -- 名無しさん (2013-08-30 22:36:18)
  • 刹那は漫画では京四郎の一番ではないと理解しながらも、子供を生む等、ある程度の救いがあって良かった。 -- 名無しさん (2014-10-13 22:49:14)
  • くるみだと、進化したら絶対天使なんだっけ?あれも結末中途半端だったな…。というか、アニメは独自路線に行ったワルQが一番だと思う。 -- 名無しさん (2014-10-13 22:50:26)
  • スターシステムと言えば聞こえはいいけど引用元の人気に縋ってる感があって、正直元ネタのファンほど観てて辛かったのでは。 -- 名無しさん (2014-11-26 15:11:20)
  • アニメ版は10周年を迎えたけど、本作以降、介錯作品のアニメ化がされなくなってから、10年か。やっぱり、本作が問題視されたか? -- 名無しさん (2017-01-16 06:50:02)
  • 原作の最終回が先に見てたアニメより腹立たしくて(↑4が言ってるせつなの扱いが自分は逆に許せなかった)はじめて物理的に本を投げる行為をしたわ… -- 名無しさん (2018-05-19 18:11:26)
  • 中傷コメントを削除しました。 -- 名無しさん (2022-01-23 08:06:02)
  • 放送時期を考えると本作が原因で介錯作品のアニメ化が止まったというより、「可愛い女の子がたくさん出る非ギャルゲ・非エロゲ作品をコンスタントに出す」というこの作者に求められてたことがラノベ原作のアニメに取って変わられたって感じだと思う。 -- 名無しさん (2022-10-17 01:23:32)

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