登録日:2016/06/16 Thu 20:17:13
更新日:2025/03/30 Sun 18:57:21NEW!
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dm dm種族項目 ギャンブラー ギャンブル ダイス デュエル・マスターズ ハカセ ポーカー マジシャン マジック マジック・コマンド ルーレット ロボット ローリスクハイリターン 侵略者 御茶ノ水博士 水文明 種族 種族カテゴリ 賭博 革命編 コマンド スライム 本名ひろし
マジック・コマンドはデュエル・マスターズの種族。
概要
革命編で登場した「夢と魔法のギャンブル種族*1。
革命編に登場したものは侵略者やイニシャルズと種族を合わせ持つものがほとんど。
数ある「マジック」のひとつという扱いになったゴッド・オブ・アビス以降はそれに該当しない。マジック・コマンド・ドラゴンを含め、マジックのルールで名前が決まっている。
登場時期・併せ持つ種族・派閥によって特徴が大きく異なる。
革命編・革命ファイナルのものはいずれも同じ時期・派閥のリキッド・ピープル閃の上位種族のような存在であり、戦略やイラストの特徴が一致する。
単種族の命名ルールは「機術士 〜」となる。
単種族の場合はリキッド・ピープル閃とは関係しない。
マジック、コマンドの種族カテゴリに含まれる。
代表的なクリーチャー
奇天烈の侵略者
最初に登場したマジック・コマンド群。
冠詞は「奇天烈」、進化クリーチャーは「超奇天烈」で、賭博に関する用語が続く。
カードイラストもトランプやルーレット、サイコロなど賭博に関する物が体の一部になっている機械的な外見をしている。進化するとラスベガスのようなカジノの都を取り込み、ビルなどの建物が小粒に見えるほど大きくなる。
漫画およびアニメでの使い手である本名ひろしこと御茶ノ水博士(以後、ハカセと表記)が大好きな「ギャンブル」と「ロボット」を取り入れた種族で、でかいロボットがギャンブラーや奇術師の格好をしており、一部のクリーチャーはカジノを思わせるようなもの(ルーレットなど)を装備している。
下位種族としてはリキッド・ピープル閃がいるが、ハカセ的にはグレートメカオーの上のようなポジションも期待しているように思われる。バサラのソニック・コマンドと合わせてロボットアニメ化が危惧される。
全体的にギャンブル効果を持つクリーチャーが多いものの、「外しても損失がない」という特徴がある。…これギャンブルっていうんですかね?
DMR-20以降はグレートメカオーを併せ持つものも登場しており、ガチャンコの侵略者の命名ルールの面影も見られる。
マジック・コマンドのうち、「不死」の侵略者として蘇った《S級不死 デッドダラー》や、「X」のイニシャルズとして登場したものはこの「奇天烈」の侵略者だったものがベースとなっており、同期のソニック・コマンドやゲリラ・コマンドにも同じ事が起こっている。
アプリゲーム『デュエル・マスターズ プレイス』での奇天烈の侵略の彼らは、全員閻子丹氏がCVを担当。ギャンブル性のある性能からか、漫画「カイジ」シリーズや「アカギ〜闇に降り立った天才〜」のような話し方になっている。
また、ダイレクトアタック時のボイスではベガスダラー系統を除き、スロットで当たりを引いたかのようなコミカルな電子音が混ざる。
奇天烈 ベガス
皆様、ギャンブルスタートの時間です。ハイ・アンド・ロー、本日は5以上の数字をお狙い下さい。 ---奇天烈 ベガス
奇天烈 ベガス R 水文明 (4) |
クリーチャー:マジック・コマンド/侵略者 4000 |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手は自身の山札の上から1枚目を見せ、その後、山札の一番下に置く。そのカードがコスト5以上なら、カードを3枚引く。 |
4コストと軽いマジック・コマンド。ただしもっと軽いマジック・コマンドとして《奇天烈 サイコロン》《奇天烈 コイコイ》が存在しているほか、
《奇天烈 チャンG》と《奇天烈 ディーラー》も条件を満たせば軽量マジック・コマンドとして運用することができる。
コスト5以上のカードを積んでいないデッキはごく少数(速攻もトリガーはコスト5)であるため分の悪い賭けではなく、
相手が高コストクリーチャーをたくさん積んでいれば積んでいるほどこちらが有利になる。
また失敗してもただのバニラとして場に残るだけでペナルティがないので強いといえる。
名前の由来はカジノで有名なアメリカの都市である「ラスべガス」。
アニメでハカセに使われた他、藤異版漫画では後述の《超奇天烈 ベガスダラー》の普段の姿として登場している。
侵略者 ジャッグラ
侵略者 ジャッグラ UC 水文明 (4) |
クリーチャー:マジック・コマンド/侵略者 4000 |
このクリーチャーまたは自分の他の水のクリーチャーが破壊される時、相手のシールドが2つ以下なら、そのクリーチャーを墓地に置くかわりに手札に戻す。 |
侵略モードで自軍の水クリーチャー全員にモヤシを付加するクリーチャー。
特にスレイヤー相手に対して侵略進化クリーチャーの使い回しなどに最適と言える。
そうでなくても水文明はパワーが低いので、トリガーを踏んでしまったときのリカバーや特攻によるディスアドバンテージも軽減できる。
名前の由来はスロットの筐体の一つの「ジャグラー」だろう。
アニメやカードのイラストでは由来に被せたのか、丸ノコのようなカッターを器用に扱う姿が見られる。
超奇天烈 ベガスダラー
超奇天烈 ベガスダラー SR 水文明 (7) |
進化クリーチャー:マジック・コマンド/侵略者 8000 |
進化-自分の水のクリーチャー1体の上に置く。 |
侵略-水のコマンド |
W・ブレイカー |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手は自身の山札の上から1枚目を見せ、その後山札の一番下に置く。そのカードのコストが5以上なら、バトルゾーンにある相手のクリーチャーをすべて手札に戻す。それ以外なら、カードを2枚引く。 |
初期マジック・コマンド筆頭格。
全体バウンスor2枚ドロー。割とローリスクだが狙って発動できないため結構使いづらい。ハカセ同様のギャンブル大好きなプレイヤーに向いたカードであろう。
もっとも、《アクア・ベララー》を使ってイカサマする(ルール上は問題ないがギャンブル的に)こともできるのだが。
また、めくらせるのもバウンスするのもドローするのも強制であるため、出すときは相手の盤面や自分の山札も気にしておくこと。
…と言う風にハズレア同然の扱いをされていたが、それから何世代も経ったアビス・レボリューション環境で転機が訪れる。
《芸魔王将 カクメイジン》を中核とした【赤青マジック】の弱点である大型高コストのブロッカーやアビスや軽量カードメタを除去できること、デッキトップがツインパクトだった場合は大きい方のコストを参照に出来ること、何よりもこいつが立派なマジックであることから同デッキに投入され、大型大会で結果を残したのだ。コストが7なので、コスト5以下カードをバニラにしてくる《∞龍 ゲンムエンペラー》から逃れられるのも大きい。
それに初登場してから全く再録されていないという実情が加わった結果、シングル価格が鰻登りになり、同期レジェンドの《轟く侵略 レッドゾーン》よりも高値で取引されることも多くなった。
アニメでも目立った活躍が「VSR」第11話しかないにも関わらず、カードイラスト同様に胸からレーザーをぶっ放すなど男のロマン溢れるモーションを見せたり、「It's showtime!」といった英語のキザな台詞を喋ったりしたためか、一部視聴者からは異常な程の人気を誇っている。声優は内野孝聡氏。
背景ストーリーでは火の国を襲撃した奇天烈の侵略者の統率者として登場。
彼は火の国の王たるドギラゴンが革命の力に目覚めないことに賭けていたが、結局ドギラゴンは「革命0」に目覚めてしまい、彼は賭けに負けてしまうことになった。
名前の由来は上記のベガス同様ラスベガスと、ドルの複数形であるダラーだろう。
ギャンブル狂いの奇天烈の侵略者の統率者たる彼にぴったりの名前である。
デュエル・マスターズ プレイスでは
どうせ答えは2つに1つ。確率などもう超えた。この狂気を楽しもうじゃないか。
超奇天烈 ベガスダラー SR 水文明 (7) |
進化クリーチャー:マジック・コマンド/侵略者 8000 |
|進化-自分の水のクリーチャー1体の上に置く。
侵略-水のコマンド | |
W・ブレイカー | |
バトルゾーンに出た時、相手は自身の山札の上から1枚目を表向きにし、その後山札の一番下に | 置く。そのカードのコストが5以上なら、相手のクリーチャーをすべて手札に戻す。それ以外なら、カードを3枚引く。 |
DMPP-25「轟炎革命 -LEGEND EVOLUTION-」で実装。失敗時のドローする枚数がベガスの能力よろしく3枚に変更された。
また上述の結果に影響されたためか、同期のSR侵略者《超獣軍隊 ゲリランチャー》がVRに降格させられた一方で、このクリーチャーのレアリティは維持された。
アニメではテンションの高いアメリカ人のようなキャラだったのに、こちらではニヒルな博徒みたいなキャラにガラリと変わったのはご愛嬌…というかコスト踏み倒し召喚時の「分の悪い賭けは嫌いじゃない」はまだしも、効果発動時の「倍プッシュだ…!」や攻撃時の「狂気の沙汰ほど楽しめる…」とか言う様は完全にあの雀士である。
奇天烈 サイコロン/超奇天烈 ダイスダイス
奇天烈 サイコロン P 水文明 (3) |
クリーチャー:マジック・コマンド/侵略者 4000 |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを2枚引く。その後、自分の手札を相手に2枚見ないで選ばせ、好きな順序で山札の一番下に置く。 |
超奇天烈 ダイスダイス P 水文明 (5) |
進化クリーチャー:マジック・コマンド/侵略者 7000 |
進化-自分の水のクリーチャー1体の上に置く。 |
侵略-水のコマンド |
W・ブレイカー |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを4枚引く。その後、自分の手札を相手に2枚、見ないで選ばせ、好きな順序で山札の一番下に置く。 |
軽いコストに加えて標準以上のパワー、さらに手札入れ替えまでついてくる。
これだけだとギャンブル性のかけらもないパワーカードに見えるが、なんとデッキに戻す手札を相手に選ばせなければならない。
相手も何を選ぶかが分からないとはいえ、運が悪いとせっかく手札にきていた進化クリーチャーをデッキボトムに置く羽目になる。
反面運が良ければ、サイコロンのドローでダイスダイスを引き当ててそのまま侵略、後続とその侵略元を揃える、といった動きも可能。
名前の由来はもちろん、サイコロとその英語名であるダイスから。
奇天烈 コイコイ
奇天烈 コイコイ C 水文明 (3) |
進化クリーチャー:マジック・コマンド/侵略者 5000 |
進化-自分の水のクリーチャー1体の上に置く。 |
侵略-水のクリーチャー |
《獣軍隊 ベアッサー》をはじめとする、同文明のクリーチャーなら誰でも侵略することのできる進化コマンドサイクルの水文明担当。
他文明の同型サイクルと比べると、水文明に1コストでアタックできるクリーチャーがいないのが厳しいが、
このサイクル共通の欠点である手札消耗の激しさを水文明得意のドローで解消することができる。
名前の由来は花札の競技の一つである「こいこい」。
周りには花札の札が舞っているが、よく見ると「松に鶴」の札には《銀河大剣 ガイハート》が、「桜に幕」の札には《熱血星龍 ガイギンガ》が描かれている。
奇天烈 チャンG
ベガスダラーを倒したとて、我ら奇天烈の侵略は終わりませんぞ。なぜなら...この爺が残っておりますからな、ふぉっふぉっふぉっ。変身!マスターG!! ---奇天烈 チャンG
奇天烈 チャンG UC 水文明 (5) |
クリーチャー:マジック・コマンド/侵略者 4000 |
このクリーチャーを召喚する時、自分の手札から進化クリーチャーを1体相手に見せてもよい。そうしたら、このクリーチャーのコストを2少なくする。ただし、コストは0以下にならない。 |
このクリーチャーはブロックされない。 |
手札から進化クリーチャーを見せることで、コスト軽減が可能なコマンドサイクルの水文明担当。
相手に情報アドバンテージを取られてしまうが、直接的な被害はないので対策を取られる前に侵略させてしまえばいい。
また見せる進化クリーチャーは何でもいいので、手札に2体以上進化クリーチャーがいるのなら、
わざと危険度の低いほうを見せることで、相手の判断を鈍らせることができる。
名前の由来は「じいちゃん」と、「連チャン」または「ワンチャン」。
超奇天烈 マスターG
超奇天烈 マスターG SR 水文明 (7) |
進化クリーチャー:マジック・コマンド/侵略者 9000 |
進化-自分の水のクリーチャー1体の上に置く。 |
侵略-水のコマンド |
W・ブレイカー |
このクリーチャーはブロックされない。 |
このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、偶数か奇数のどちらかを選ぶ。その後、相手は山札の上から1枚目を表向きにし、山札の一番下に置く。そのカードのコストが選んだ側であれば、このクリーチャーはバトルゾーンを離れるかわりにとどまる。 |
上述のチャンGの真の姿。
相手のデッキトップが偶数か奇数かを当てることができれば、置き換え除去以外の除去をすべてノーデメリットで防ぐことができるというとんでもない耐性の持ち主。
適当に言っても言っても50%の確率で回避できる計算である。
相手の使うデッキに入るカードの傾向を覚えておけば、さらに除去耐性を高めることができる。
進化元であるチャンGにも言えるが、地味についているアンブロッカルもありがたい。
漫画「VS」ではハカセの新たな切り札として切札 勝太戦で使用。《奇天烈 チャンG》からの侵略で登場し、《燃える革命 ドギラゴン》の殴り返しを能力で耐えた。
なおこの回のコロコロコミックに掲載された時はDMR-18どころかDMR-17発売直前であり、かなり早い段階での登場となった。
その後はアニメ「VSR」では漫画版と同様にハカセの新たな切り札として第31話のコジロー戦で初使用し、S・トリガーの《デーモン・ハンド》と、《悪魔龍王 キラー・ザ・キル》のcipと殴り返しの三度の除去を能力で耐える活躍を見せた。
その後は第42話のゾンさん戦でも使用したが、《S級不死 デッドゾーン》のcipを耐え続けるゲームの遅延を行われた。
いずれも《奇天烈 チャンG》からの侵略で登場した。
声優は長谷川芳明氏。
機術士 ゾローメ
機術士 ゾローメ C 水文明 (5) |
クリーチャー:マジック・コマンド 3000 |
S・トリガー |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーは攻撃もブロックもできない。 |
cipで相手のクリーチャー1体のアタックとブロックを封じることができるS・トリガー。
地味だが相手の攻撃を止めつつ、侵略を狙うことができる堅実なクリーチャー。
最大のライバルは同じく相手のクリーチャーの攻撃から身を守りつつ侵略を狙える《アクア・サーファー》。
相手クリーチャーを除去することができ、扱いやすい《侵略者 バロンスペード》への侵略を狙えるサーファーに対して、
こちらは相手の除去耐性やcipの使いまわしを気にすることのない点や、より強力な進化マジック・コマンドへの侵略を狙える点が強み。
デッキタイプで使い分けるといいだろう。
名前の由来は複数のサイコロを振った際に同じ目が出ることを指す「ゾロ目」。
また、よく見ると着物が女物であるため、モチーフが女性の壺振り師であることもわかる。そのため現在唯一の女性マジック・コマンドだったりする。
その他にも、どちらかというとデフォルメされたロボットチックなイラストが多いマジック・コマンドでは珍しい妙にリアルな人間のような姿だったり、
このカードが出た時点では唯一の侵略者を持たないマジック・コマンドだったりと他のマジック・コマンドと比べると少し浮いているカードである。
「宇宙」の侵略者
冠詞は「宇宙(スペース)」で、人工の宇宙船や宇宙に関する用語が続く。
宇宙人グレイが機械に搭乗、もしくは一体化したような姿をしている。
宇宙 タコンチュ
宇宙 タコンチュ VR 水文明 (5) |
クリーチャー:マジック・コマンド/侵略者 5000+ |
自分の水のクリーチャーはすべて、種族にマジック・コマンドを追加する。 |
相手のターン中にこのクリーチャーが破壊される時、かわりに相手はカードを5枚引き、そのターン、このクリーチャーのパワーを+5000する。 |
S級宇宙(スペース) アダムスキー
S級宇宙 アダムスキー SR 水文明 (7) |
進化クリーチャー:マジック・コマンド/S級侵略者 7000 |
進化−自分の水のクリーチャー1体の上に置く。 |
S級侵略[宇宙]−水のコマンド(自分の水のコマンドが攻撃する時、バトルゾーンまたは自分の手札にあるこのカードをその上に重ねてもよい) |
W・ブレイカー |
このクリーチャーはブロックされない。 |
このクリーチャーがシールドをブレイクする時、かわりに相手の山札の上から2枚を、持ち主の墓地に置く。 |
クリーチャー本来の性能から少しずれた戦闘能力を持つクリーチャーが多く、置換効果の保有率が高い。
アニメ「VSR」ではチューやんが使用。
「S」のイニシャルズ
ワルスラ・プリンスS
ワルスラ・プリンスS VR 水文明 (6) |
クリーチャー:マジック・コマンド/イニシャルズ 6000 |
W・ブレイカー |
自分の他のクリーチャーを召喚した時、そのクリーチャーを破壊してもよい。そうしたら、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。それが、破壊したクリーチャーと同じ文明を持つクリーチャーなら、バトルゾーンに出す。そうでなければ、自分の手札に加える。 |
D2S 皇帝ワルスラ
D2S 皇帝ワルスラ SR 水文明 (7) |
クリーチャー:マジック・コマンド/マスター・イニシャルズ 7000 |
W・ブレイカー |
G・ゼロ−バトルゾーンに自分の水のクリーチャーが5体以上あれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。 |
自分のクリーチャーは攻撃されない。 |
呪文の効果によって、相手がバトルゾーンにあるクリーチャーを1体選ぶ時、自分のD2フィールドがバトルゾーンにあれば、自分のクリーチャーは選べない。 |
マジック・コマンドとしては《ワルスラ・プリンスS》と《D2S 皇帝ワルスラ》と《プラチナ・ワルスラS》の3種のみが存在。
ほとんどの元ネタは「ドラゴンクエスト」シリーズのスライム系モンスターだろう。奇天烈の侵略者とは「マジック」の意味が少々変わってしまっている。
アニメ「VSRF」および漫画「VS」では意地悪 清盛が使用し、アニメ版では情報公開よりも先に使用した。
「W」のイニシャルズ
D2W ワンダーワープ
D2W ワンダーワープ SR 水文明 (6) |
クリーチャー:マジック・コマンド/マスター・イニシャルズ 6000 |
ブロッカー |
W・ブレイカー |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のD2フィールドがバトルゾーンにあれば、自分の墓地にあるクリーチャーをすべて山札に加えてシャッフルする。その後、それと同じ枚数、カードを引く。 |
現時点で《D2W ワンダーワープ》の一種のみが存在。のちに「W」のイニシャルズの担当種族はソニック・コマンドに移ってしまい、マジック・コマンドでこれ以上増えることはなかった。
同じ理由で、リキッド・ピープル閃にも「W」のイニシャルズは登場していない。
ゴッド・オブ・アビス世界でのマジック・コマンド
Drache der'Zen
Drache der'Zen SR 水文明 (4) |
タマシード/クリーチャー:マジック・コマンド・ドラゴン/ACE 11000 |
このタマシードが出た時、カードを3枚引いてもよい。そうしたら、自分の手札を2枚捨てる。 |
自分の水のクリーチャーまたは水のタマシード合計4つ以上なければ、バトルゾーンにあるこのタマシードはクリーチャーとして扱わない。|
ブロッカー |
W・ブレイカー |
このクリーチャーが攻撃する時、次のうちいずれか1つを選ぶ。 |
▶コスト5以下のタマシードを1枚、自分の墓地からコストを支払わずに使う。 |
▶コスト5以下の呪文を1枚、自分の墓地からコストを支払わずに唱える。そうしたら、その呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに山札の一番下に置く。 |
Law儿-怪Hark
Law儿-怪Hark SR 水文明 (3) |
タマシード/クリーチャー:マジック・コマンド/ACE 8000 |
タマシードが攻撃する時、そのタマシードが持つ「このタマシードが出た時」で始まる能力を使ってもよい。 |
自分の水のクリーチャーまたは水のタマシードが合計4つ以上なければ、バトルゾーンにあるこのタマシードはクリーチャーとして扱わない。 |
このクリーチャーが攻撃する時、このターン、自分の、クリーチャーではないタマシードは全て、カードタイプに「クリーチャー」を追加し、「W・ブレイカー」を得、パワーが8000になる。 |
ゴッド・オブ・アビス以降、水文明で「マジック」を含む種族がフィーチャーされたことに合わせて再登場。
基本的に全ての所属カードが名前にアルファベットを含んでいる。
カードの能力としては呪文サポートやタマシードに絡む能力を多く持ち、アビス・レボリューション以降はツインパクトサポートを主としている。
楽器を持った(一部は楽器が変形したような)イラストが多い。
アニメおよび漫画『デュエル・マスターズ WIN』では最上川 イッサが使用し、アニメ版では第18話で上記の2体を入れて使用した他、続編の『決闘学園編』では第2話でマズキがこのコピーデッキを使用した。
DM23-EX3世界でのマジック・コマンド
偽りの名 システイス
偽りの名 システイス UC 水文明 (7) |
クリーチャー:マジック・コマンド/アンノウン 4000 |
S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい) |
水晶ソウル2(このクリーチャーを召喚する時、自分のマナゾーンにある裏向きのカードのマナの数字は2になる) |
このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを3体まで選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、それらのクリーチャーは攻撃もブロックもできない。 |
DM23-EX3の背景ストーリー(水晶の華/遊撃師団の世界)にも登場。
カード名は複合しているアンノウンやオラクル・セレスに準じたものになっている。
同弾で登場したクリーチャーには元ネタになったクリーチャーから種族が変更されたものが多く存在するが、他のクリーチャーに宛がわれている種族はすべてこの背景ストーリーの派生元であるエピソード3時点で存在していたものである。
イレギュラーな存在といえるが、絶対数が少ない上にイラストや能力等に共通点があまりなく、カードパワーの調整的な意味合いの方が強いかもしれない。
追記・修正は勝率8%のデッキで勝利してからお願いします。
*1 アニメ『VSR』第5話のロボ勝太曰く。
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