登録日:2023/04/27 Thu 00:20:00
更新日:2024/07/05 Fri 13:14:21NEW!
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《薔薇公爵ハザリア》とは、TCG「デュエル・マスターズ」に登場するクリーチャー。
DM-11「聖拳編 第2弾 無限軍団の飛翔」に収録された闇文明のダークロードにして、ウェーブストライカーを代表する1枚である。
●目次
解説
薔薇公爵ハザリア R 闇文明 (4) |
クリーチャー:ダークロード 2000 |
ウェーブストライカー |
WS−このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手は自分自身のクリーチャーを1体破壊する。 |
素の状態ではコスト4でパワー2000しかないバニラだが、そこはウェーブストライカー。
同じWS持ちのクリーチャーが他に2体揃っていればハザリアのWS能力も起動し、cipで相手クリーチャー1体を選ばせ除去ができる。
《熱血星龍 ガイギンガ》を始めとしたアンタッチャブルも貫通して破壊できる特性はいつの時代でも有効であり、除去カードとして優秀な1枚となっている。
闇文明のウェーブストライカーは他の候補として、
- パワー+4000と闇ステルスを発揮する《邪口虫ラフレシア・ワーム》
- クリーチャー1体を墓地から手札に回収できる《骨折人形トロンボ》
- コスト5で脅威の3枚ハンデスを仕掛ける《略奪秘宝ジャギラ》
- 味方含むクリーチャー全員を破壊してしまう《爆輪男》
- ブロッカー&スレイヤー化するムゲンクライム2持ちの《幽煙の影イマジナリ・スモーク》
等が挙げられる。
この中でもハザリアは制圧力に長けており、加えて盤面を丸ごとリセットする爆輪男よりも使い勝手が良い。
闇文明込みの【ウェーブストライカー】デッキを作る場合には、ジャギラと並んで外せない1枚である。
DCG「デュエル・マスターズ プレイス」でも、DMPP-04「混沌の軍勢 -REBELLION SYMPATHY-」にてTCG版そのままの性能で実装されている。
派生カード
薔薇男爵 ローズ・ベルト VR 闇文明 (6) |
クリーチャー:ダークロード/ハンター 6000 |
バトルゾーンにある相手のクリーチャーすべてのパワーは-1000される。(パワー0以下のクリーチャーは破壊される) |
W・ブレイカー |
ハンターとして転生したハザリア。
しかながら性能はまるっきり別物となっており、ウェーブストライカーが失われた代わりに薔薇繋がりで《ローズ・キャッスル》譲りの常時パワーマイナス1000効果を新たに得ている。
コストは6に引き上げられたが、パワーと打点も相応に上げられ標準的なスペックとなった。
しかし、同じ-1000効果としてはコスト3の《ローズ・キャッスル》に速効性で劣り、コスト5かつサイキッククリーチャーとしても更に-4000のパワー低下を与える《希望の親衛隊ファンク》に効果範囲で劣るため、それらの劣化扱いされているのが実情である…。
謎のベールの下の素顔は、友情とのジレンマに苦しむ表情だった。
薔薇公爵ハザリア C 闇文明 (4) |
クリーチャー:ダークロード 2000 |
ウェーブストライカー(「ウェーブストライカー」を持つクリーチャーが他に2体以上あれば、このクリーチャーに次のWS能力を与える) |
WS−このクリーチャーが出た時、相手は自身のクリーチャーを1体選んで破壊する。 |
ファントム・ベール C 闇文明 (1) |
呪文 |
次の相手のターン中、相手のクリーチャーはすべて、可能なら攻撃する。 |
DM22-EX1で大量収録されたツインパクト化ウェーブストライカー達と共にハザリアも再登場。
呪文面では《ファントム・ベール》を獲得し、相手クリーチャー全員を凶戦士状態にできるようになった。
味方クリーチャー全員にブロッカーとパワー+5000を付与するウェーブストライカーの切り札《星雲の精霊キルスティン》とは抜群の相性を誇り、パンプアップで大幅パワーアップした味方クリーチャーに向けて相手クリーチャーを自爆特攻させる事ができる。
同時収録されたウェーブストライカーを強力にサポートする呪文《漂流大陸の復活》も、同じ闇単色で色が合っている点からやはり相性が良い。
1マナで呪文面を発動して墓地に送り、他のウェーブストライカーと共にリアニメイトしてWS能力で選ばせ除去させる…といったムーブも可能にしてる。
ちなみに、カード性能の上に載せた一文はこのカードのフレーバーテキストであり、呪文面のカード名とメディアミックスにおける一面を反映した秀逸なFTとなっている。
背景ストーリー
レインボーの力を拒絶して反旗を翻した「無限軍団」の一員。
ハザリアは闇の復権を掲げて無限軍団をより強固に組織し、軍隊と呼べるものに昇華させていった。
しかし、レインボー側の新たな力であるデュアル進化の台頭によって敢えなく敗れ去ったようだ。
プレイス版
大まかな粗筋は変わらないが、関連書籍でしか触れられていなかった無限軍団におけるリーダー設定などが拾われ、より深く掘り下げられている。
ハザリアが率いる無限軍団は闇文明の凶獣の群れで構成され、バラバラに侵攻する事で縦横無尽の強襲を実現させていた。
これによって《略奪秘宝ジャギラ》含む闇の無限軍団は早々に闇文明を制圧する事に成功し、各地に散らばったのであった。
しかし、最期はエンジェル・コマンドとデーモン・コマンドの融合獣《悪魔聖霊アウゼス》によってまとめて壊滅させられたようである…。
DS世界では
サイバーロードの一人《アカシック・ゼノン》によって他の無限軍団と共にランド大陸へと召喚された。
ゼノンが提唱する「ツインパクト計画」の実験台としてツインパクトの力を与えられ、《炎舞闘士サピエント・アーク》《星雲の精霊キルスティン》らと共に《仙界一の天才 ミロク》主催の第1回デュエル・マスターズに送り込まれる事となった。
新章世界では
ディスペクターの王が一人《禁時混成王 ドキンダンテXXII》が最後っ屁で放った一撃。
それによって時空の穴が開き、歴史の裏側に接続して「禁忌の中の禁忌」が出現しようとしていた最中のこと。
本来出会うはずのない時空が奇跡的な確率で繋がり、結果としてハザリアはかつての友である《小さな勇者ゲット》に再会する事ができた。
ドキンダンテの置き土産は禁断を呼び寄せただけでなく、奇跡をも起こしたのである。
…なんで小さな勇者ゲット?と思われるだろうが、実はコロコロコミックで連載されていたデュエマの漫画『D・M激王伝 ゲット』におけるネタを拾ったもの。
メディアミックスでの扱い
上述した『D・M激王伝 ゲット』において登場。
火文明と同盟関係を結ぶ闇文明より使者にして、女の子と見違えそうなくらい中性的なショタのアラン・ヘイル…の正体として姿を現し、読者に大きなギャップを与えた。
また『DUEL JACK』ではウェーブストライカー紹介回の切り札に抜擢され、対戦相手の切り札だった《聖皇エール・ソニアス》を除去している。
追記・修正はショタとクリーチャーのギャップに驚いてからお願いします。
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▷ コメント欄
- ハザリア(HAZALIER)のZを横に倒してNにしてアラン・ヘイル(ALAN HEIL)にしたセンスは当時感心したなぁ -- 名無しさん (2023-04-27 06:17:38)
- デュエプレやってる時はただの闇クリって認識だったがこんな設定あったのか -- 名無しさん (2023-04-28 12:24:23)
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