聖霊王(デュエル・マスターズ)

ページ名:聖霊王_デュエル_マスターズ_

登録日:2023/04/14 (金) 00:46:35
更新日:2024/07/05 Fri 12:37:49NEW!
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dm デュエル・マスターズ 光文明 エンジェル・コマンド 名称カテゴリ 聖霊王アルカディアス 聖霊王







閃光が世界を包み込み―――聖霊王が、降臨する。






聖霊王とは、TCGデュエル・マスターズ』における名称カテゴリの一つである。



概要


聖霊王の名前自体は、基本セットに収録された《聖霊王アルカディアス》が初出。
その後も聖霊王の名前を持つカードやアルカディアスの派生カードは登場していたが、ゲーム面での意味は持っていなかった。
ようやくカテゴリ化したのは基本セットから13年後、《神聖の精霊アルカ・キッド》によって名称カテゴリへの仲間入りを果たした。
ちなみに、漢字だけではなく読み方も「せいれいおう」でなければ名称カテゴリには含まれない。


2体目以降の聖霊王の名前を持つクリーチャーは種族の大規模なリセットが起こる不死鳥編前の転生編にて登場。
そこからは新規の登場が途絶えていたが戦国編で新たに登場し、神化編においてはフィーチャーを受けて大きく所属カードの数を増やした。
以後も定期的に聖霊王の名を持つ新規クリーチャーは見かけるようになっている。


聖霊王のカードの共通点としては、進化エンジェル・コマンドであるという点。現時点で非進化の聖霊王は存在しない。
また、初出がアルカディアスということもあってか、呪文制限や攻撃ができないような制限を仕掛けるなど、ロック系統の効果が比較的多い。
出した瞬間にゲームエンドに持ち込めるレベルのフィニッシャーが多いが、どちらかと言えばサポート寄りなカードも出てきている。


聖霊王の派生とも呼べる肩書には、進化エンジェル・コマンド・ドラゴンの「聖霊龍王」、ロスト・クルセイダーとエンジェル・コマンドの複合による「聖鎧亜」、《聖隷王ガガ・アルカディアス》の「聖隷王」なども存在する。
ただし、これらは現時点では聖霊王のように名称カテゴリとはなっていない。


聖霊王と対照的な存在となっているのは、《悪魔神バロム》を初めとする一部の進化デーモン・コマンドが持つ「悪魔神」だろう。
ところがあちらは「バロム」が名称カテゴリ化しており、現時点では悪魔神として名称カテゴリ化していない。
名称カテゴリ化していない理由について一説には《悪魔神王バルカディアス》や《偽りの悪魔神王 デス・マリッジ》などの超強力な「悪魔神王」が踏み倒せるようになったら面倒だからという説がある。


環境における扱い


初出のアルカディアス自体が性能・人気共に優れていたこともあり、光のエンジェル・コマンドが入るデッキにはフィニッシャー候補として聖霊王が投入されることは多かった。
聖霊王が中心となった環境デッキはあまりないが、【カチュアイカズチ】 や【ベルフェギウスタップ】などの聖霊王が投入される特殊なデッキも少なからず開発されている。


しかし、名称カテゴリとして見ると非常に貧弱でボルシャックのように活かされる機会はない。
現時点でアルカ・キッドしか聖霊王サポートが存在せず、ほぼアルカ・キッドのための存在と化しているのが現実である。
ボルシャックやボルメテウスとは異なってカテゴリの構成員が殆ど進化クリーチャーであるため、今後サポートが増えてもなかなか環境で活躍する可能性は想定しにくいか。
聖霊王自体も同様の名称カテゴリで専用デッキを組める規模を持つ「白騎士」に属しているクリーチャーが多いため、聖霊王よりもそちらの名称を活かす機会の方が多い。


聖霊王・クリーチャーの一覧


基本セット

聖霊王アルカディアス VR 光文明 (6)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド 12500
進化−自分のエンジェル・コマンド1体の上に置く。
W・ブレイカー
誰も光以外の呪文を唱えられない。

光以外の呪文を封じる効果で注目を集めた説明不要の初代聖霊王。
強力な性能ながらも実はライバルとは対照的にベリーレアだったり(ちなみに光のスーパーレア枠はこれ)、背景ストーリーでは闇堕ちした経験や複数個体がいるような描写もあったりと割とネタが豊富なお方。
詳細は個別項目を参照。


転生編


武を司る聖霊王の御前である!ひれ伏すがいい!



聖霊王エルフェウス VR 光文明 (5)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド 9500
進化:自分のエンジェル・コマンド1体の上に置く。
相手クリーチャーはタップされた状態でバトルゾーンに出る。
W・ブレイカー

非アルカディアス系列で初めての聖霊王。
呪文や召喚をロックするアルカディアスとは対照的にこちらはタップインというクリーチャーの攻撃を封じるロック能力を持つ。
詳細は個別項目を参照。


聖霊王アルファディオス SR 光文明 (10)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド 15500
進化−自分のエンジェル・コマンド1体の上に置く。
誰も、光以外のクリーチャーを召喚したり、光以外の呪文を唱えることはできない。
T・ブレイカー

転生したアルカディアスは当時最高級のパワーと呪文だけではなく光以外のクリーチャーの召喚も禁止するという「光以外生きる価値無し」的な能力を持つ。
コストこそ重いが出した瞬間に強烈なロックとなり、光以外のデッキはインフレが進んでカードプールが増えた現在でもこのカードに対抗可能な手段はあまり増えていない。
G・ストライクが付いてリメイクされた《聖霊王アルファディオス GS》も存在し、そちらが完全上位互換。


戦国編

聖霊王エルレヴァイン SR 光文明 (5)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド 9500
進化−自分のエンジェル・コマンド1体の上に置く。
シールド・フォース
SF−光以外のクリーチャーを召喚するコストは4多くなる。
自分のシールドゾーンにある城1枚につき、自分のクリーチャーの召喚コストを1少なくしてもよい。ただしコストは1より少なくならない。
W・ブレイカー

転生編から間を開けて久々に新登場した4体目の聖霊王。
シールドフォースによる光以外の召喚後コストの激増とによる召喚コストの軽減という、城に関するスペックに特化している。
単純にカードパワーが高かったこれまでの聖霊王とは異なって、かなり独特かつ使い方に工夫が必要な聖霊王。


神化編


聖霊王さえひれ伏す四神の帰還により、時を越えた戦が始まろうとしていた。



聖霊王イカズチ VR 光文明 (7)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド/オリジン 8000
進化−エンジェル・コマンドまたはオリジン1体の上に置く。
W・ブレイカー
クリーチャーが出た時、自分のクリーチャーを好きな数アンタップしてもよい。このターン、こうしてアンタップしたクリーチャーに「ブロッカー」を与える。

古代の種族であるオリジンに属する聖霊王。クリーチャーの登場に応じて自軍のアンタップと限定的なブロッカー付与を行う。
コスト設定に対するパワーこそ控えめだがアンタップ能力は様々なコンボに応用が可能であり、ロマン性と戦略の幅広さは聖霊王の中でも屈指の存在。
詳細は個別項目を参照。


白騎士の聖霊王ウルファス C 光文明 (11)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド 11000
ブロッカー
進化−自分の「ブロッカー」を持つクリーチャー1体の上に置く。
ソウルシフト
自分のターンの終わりに、このクリーチャーをアンタップする。
W・ブレイカー

浄化の精霊ウルス》が白騎士に属する聖霊王へと変貌を遂げた進化ブロッカー。ウルスのアンタップ能力も引き継いでいる。
基本的に高レアに出る存在だった聖霊王だが、このカードによって初めてコモンにも聖霊王が登場することになった。
一見すると超重量級コストだが、ブロッカー進化という進化元の幅広さとコスト軽減をしてくれるソウルシフトによって実際には負担が少なく召喚できる。


白騎士の聖霊王 HEAVEN SR 光文明 (8)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド 15000
進化−自分のエンジェル・コマンド1体の上に置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある光以外のクリーチャーをすべて、新しいシールドとして、持ち主のシールドゾーンに裏向きにして置く。
T・ブレイカー

低レアの聖霊王だったウルファスに遅れる形で従来のように高レアとして登場した白騎士の聖霊王。
超大型クリーチャーでcipで光以外のクリーチャーを全てシールドに送るという、除去に性能を特化した聖霊王となっている。
一方でシールド送りという除去自体が相手にメリットを与える可能性もあるため、高度なプレイングが要求される1枚。
詳細は個別項目を参照。


無限の聖霊王アルカイザム R 光文明 (7)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド 9000
ブロッカー
超無限進化−「ブロッカー」を持つ自分のクリーチャー1体以上の上に置く。
メテオバーン シールド・プラス−このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚選び墓地に置いてもよい。そうした場合、そのカードのコストの数と同じ枚数のカードを自分の山札の上から、裏向きのまま、自分のシールドいずれか1枚の下に置く。(こうして重ねたカードの束を1枚のシールドとみなす。)
W・ブレイカー

神化編で登場したが白騎士にオリジンにも属さない純粋なエンジェル・コマンドで、レアリティもレアという珍しい聖霊王。
超無限進化を実装したブロッカーで、メテオバーン進化元のコストの数字に応じたシールド・プラスを行う。
奇跡の精霊ミルザム》がプレミアム殿堂と化した現在、あちらよりも手軽ではないが勝るとも劣らない爆発的なシールド・プラスが可能な点が特徴。


白騎士の聖霊王コバルト・ウルフェリオン SR 光文明 (8)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド 8000
ブロッカー
進化−自分の、名前に《白騎士》とあるクリーチャー1体の上に置く。
バトルゾーンにある自分の、名前に《白騎士》とあるクリーチャーが、各ターンはじめてタップした時、アンタップする。
W・ブレイカー

聖霊王が激増した神化編のラストの聖霊王。
白騎士を進化元にするブロッカーであり、自身も含めた白騎士の各ターンの初タップ時にアンタップが出来るというサポート効果を持つ。
ブロッカーも多ければ強力なフィニッシャーもいる白騎士にとってはアンタップ付与はありがたく、効果や進化元的に白騎士デッキでのみ使うことを想定した聖霊王と言える。


エピソード1

聖霊王ジャスティウス VR 光文明 (5)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド 8500
ブロッカー
進化:自分のエンジェル・コマンド1体の上に置く。
パワー5000以下の相手のクリーチャーは攻撃することができない。
W・ブレイカー

エピソードシリーズに世代交代してから初の新枠での聖霊王。
ブロッカーであり、パワー5000以下の相手のクリーチャーの攻撃をロックする能力を持つ。聖霊王には珍しく自軍を巻き込むタイプのロック能力でない。
速攻デッキに対しては強烈なロック能力となり、現実的ではないが《予言者マリエル》と組み合わせればあの【マリエルエンフォーサー】のような状況を作れる。
一方でエピソードシリーズ初期はブロッカー除去のインフレが進んでいた所謂ブロッカーの苦難の時代だったため、登場当時は評価を落とした不遇な聖霊王。


聖霊王リケ R 光文明 (5)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド 6000
進化−自分の水または自然のクリーチャー1体の上に置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、カードを1枚引く。その後、カードを1枚、自分の手札からマナゾーンに置いてもよい。
W・ブレイカー

DMR-01の友好色を進化元にするカードのサイクルであり、光文明至上主義な聖霊王としてはかなり珍しく他文明から進化する奇妙な聖霊王。レアリティも高レアではなく、パワー設定も低め。
効果も強制ドローと手札からの任意のマナブーストとなっており、これもまた聖霊王どころか光文明の進化クリーチャーとしても珍しい効果になっている。
能力自体は地味にも見えるが使いやすくて高確率で仕事をしてくれることもあり、奇妙な印象に反して堅実なクリーチャー。


聖霊王ガガ・ラスト・ミステリカ SR 光文明 (9)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド/エイリアン 13000
進化―自分の光のクリーチャー1体の上に置く。
T・ブレイカー
このクリーチャーがアンタップされた時、自分の山札を一番下の2枚を残してすべて引く。その後、「S・トリガー」付き呪文を好きな枚数コストを支払わずに唱え、「S・トリガー」付きクリーチャーを好きな数コストを支払わずに召喚してもよい。

エイリアンの聖霊王。《聖隷王ガガ・アルカディアス》と違ってちゃんと聖霊王なのは、あちらと違って利用された存在ではない正当なエイリアンの聖霊王ということなのだろうか?
アンタップ時に山札を2枚残して全てドローし、その中のS・トリガーを好きなだけ無料で使えるという超豪快な能力を持つ。
能力自体は強烈だがライブラリアウトの危険性もあり、アンタップ動作が必要になることから専用デッキで運用したい上級者向けの聖霊王。


革命編

聖霊王アルカフェウス P 光文明 (8)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド 14000
進化:自分のエンジェル・コマンド1体の上に置く。
T・ブレイカー
誰も光以外の呪文を唱えられない。
光以外のクリーチャーは、バトルゾーンにタップして置く。

アルカディアスとエルフェウスという初期の聖霊王が合体した聖霊王。
両者のロック能力をそのまま受け継ぎながらも、コストやパワーも元ネタから上がってT・ブレイカーとなった。
ただし、タップインはアルカディアスのアンチ他文明にでも影響されたのか、光以外の文明限定で自軍のクリーチャーも巻き込む可能性が出るように弱体化した。


革命ファイナル

聖霊王アルファリオン P 光/水文明 (10)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド 15500
G・ゼロ:バトルゾーンに自分のエンジェル・コマンドが5体以上あれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
進化:自分のエンジェル・コマンド1体の上に置く。
T・ブレイカー
相手は呪文を唱えられない。
相手のクリーチャーを召喚するコストは5多くなる。

聖霊王の初登場から14年経過して初めて登場した多色の聖霊王。
アルファディオスクラスの重量級スペックだが、条件達成は難しいがG・ゼロによって状況次第では無料召喚は可能。
能力も光に限らず呪文自体の利用禁止相手のみに付与、アルファディオスのような召喚自体は禁止しないが文明問わずに相手のクリーチャーの召喚コストを5も増やすという事実上の使用禁止に近い負担を仕掛ける。
出せば限りなくゲームエンドに近づけるため、アルファディオスと同格の最強の聖霊王候補と言える。


王来篇

白騎士の聖霊王アルカディアス SR 光文明 (6)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド 12500
進化:エンジェル・コマンド1体の上に置く。
T・ブレイカー
誰も光以外の呪文を唱えることができない。
完全決闘 SR 光文明 (10)
呪文
自分のシールドが4つ以下なら、合計5つになるよう、山札の上からカードをシールド化する。
次の自分のターンのはじめまで、自分のシールドはブレイクされない。

事実上のアルカディアスのツインパクト版とも言うべきリメイク。白騎士カテゴリを獲得し、T・ブレイカーへと攻撃力が強化された。
呪文面の完全決闘は特定条件下でのシールドの回復と一定期間のシールドブレイクの無効化を催す。
呪文面は効果自体は強力だが、コストが重いことを考えると割に合うか微妙なところもあるので通常よりも簡単に唱える方法を模索したい。


王来MAX

白騎士の聖霊王 ℵHEAVEN VR 光文明 (8)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド 15000
進化:エンジェル・コマンド1体の上に置く。
T・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、光ではないクリーチャーをすべて、表向きにシールド化する。
各ターンの終わりに、表向きのカードを含むシールドが10以上あれば、自分はゲームに勝つ。

HEAVENのリメイク。cipのシールド送りが表向きになっており、各ターン終了時に表向きのカードを含むシールドが10枚以上あれば特殊勝利が可能となった。
特殊勝利の難易度は高いが、置いておくだけでもシールド・ゴーや裁きの紋章やギャラクシールドに対する威嚇にもなる。
また、特殊勝利は狙わずに通常のHEAVENのように単なるシールド送りによる大規模な除去札として運用しても問題はないだろう。


デュエル・マスターズ プレイス

聖霊王アヴァラス R 光文明 (5)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド 7000
進化:エンジェル・コマンド
バトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。
W・ブレイカー

デュエプレにのみ登場したゲームオリジナルの聖霊王。cipでシールドを1枚追加するシンプルな効果。
インフレの進んだ現在は使われないがDMRP-01時点の基準では貴重なシールド追加が可能なカードであり、DMRP-01環境で活躍した《光輪の精霊 ピカリエ》ともマナカーブから相性の良さを持っていた。


聖霊王関連の効果を持つカード


神聖の精霊アルカ・キッド P 光文明 (5)
クリーチャー:エンジェル・コマンド 5000
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引く。
自分が《ホーリー・スパーク》を唱えた時、名前に《聖霊王》とある進化クリーチャーを1体、コストを支払わずに自分の手札から召喚してもよい。

このクリーチャーの存在によって聖霊王が名称カテゴリ化した。
cipによるドローと《ホーリー・スパーク》を唱えた際に手札から聖霊王を踏み倒せるという能力を持つ。
詳細は個別項目を参照。


聖霊王じゃない聖霊王


真実の聖霊王 レオ・ザ・スター P 光文明 (9)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド/アンノウン/ハンター 12000
進化:自分のエンジェル・コマンド1体の上に置く。
ブロッカー
T・ブレイカー
自分の他のエンジェル・コマンドがバトルゾーンを離れる時、離れるかわりにバトルゾーンにとどまる。

アンノウンハンターを伏せ持つ進化エンジェル・コマンド。
…「あれ、普通に聖霊王じゃん?」と一見すると思うが、よく読むとルビが「トゥルーエンジェル」となっている。
TCGにおける聖霊王カテゴリはあくまでも「せいれいおう」と読むクリーチャーなので、レオ・ザ・スターは聖霊王でありながらも聖霊王からは除外されたのである。
このカードの登場時点で聖霊王が名称カテゴリ化していなかったことから仕方ないというか不幸な事故に近いが、エピソードシリーズ特有の癖のあるネーミングで結果的に損したパターン。
一応、損したとは言っても現状の聖霊王カテゴリがそこまでサポートが多くないので小さな損ではあるが。


背景ストーリー


『デュエマTV!!』によると進化エンジェル・コマンドのみが名乗ることを許された肩書らしい。
アルカディアスは基本セットの時代から詳細に動向が描かれ、アルカディアス家という集団や《サファイア・ウィズダム》との関係性が描かれている。


しかし、アルカディアス以外の聖霊王はどのような立ち位置なのかはよく分かっていない。
エルフェウスは「武を司る聖霊王」、アヴァラスは「孤高の聖霊王」と呼ばれていたりするので、アルカディアスを含めた聖霊王にもそのような呼び名があるのかもしれない。
他のエンジェル・コマンドを従えている描写もあるので、アルカディアス家でなくとも少なくとも光文明の最上位に位置する存在なのは間違いないだろう。


余談


  • 開発時点ではアルカディアスの名前は《精霊王アルカディアス》だったため、仮にそのままの名前で通っていれば他の聖霊王も《精霊王エルフェウス》などになった可能性もあり、結果として「精霊王」という名称カテゴリになっていたのかもしれない。





追記・修正は相手の呪文を封じてからお願いします。


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  • >ボルメテウスとは、TCG『デュエル・マスターズ』における名称カテゴリの一つである。ってボルメテウスじゃなくて聖霊王じゃないの?コピペミス? -- 名無しさん (2023-04-14 04:13:01)
  • 実はアルカディアスとアルファディオスは同一人物かは不明だったりする -- 名無しさん (2023-04-14 07:23:07)

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