サウンドウェーブ(TFアニメイテッド)

ページ名:サウンドウェーブ_TFアニメイテッド_

登録日:2022/12/25 (日曜日) 08:12:39
更新日:2024/06/28 Fri 13:33:58NEW!
所要時間:約 4 分で読めます



タグ一覧
tf トランスフォーマー アニメイテッド サウンドウェーブ 音波 飛田展男 洗脳 ミュージシャン レーザービーク ディセプティコン 誕生日プレゼント クリスマスプレゼント ラットバット



スーパースター! サウンドウェーブ!




この項目では、『トランスフォーマー アニメイテッド』に登場する「サウンドウェーブ」について解説する。


CV:飛田展男



概要

本作に登場するディセプティコンの一体で、肩書きは「音響工作兵」。
歴代のサウンドウェーブの中でも異色の存在で、幹部ではなく地球生まれの新人というゲスト悪役。おまけに弟属性持ちである。


メガトロン「娘の誕生日プレゼントにどーだね? フグ田くぅん」


サムダック「いや、サムダックです」


元々はサムダックがメガトロンの提案によって開発した、サリへの誕生日プレゼントであったミュージックマシンロボットで、その後、メガトロンの誘導によってディセプティコンのトランスフォーマーとして覚醒したという変わり種。
元々はサリより少し小さいくらいの人型ロボットだったが、他の機械を取り込んだことでスピーカー付きワゴン車に変形可能な、ディセプティコンとしては標準サイズのロボットと化した。
音によって他の機械のコントロールを奪取する能力を持ち、設備と時間を用意すればオートボットすら洗脳可能。後にパウエルが作ったサウンドウェーブ人形を利用して人間にも洗脳を行おうとした。
しかし、如何せん元が玩具であるため直接的な戦闘は不得手。また、寄せ集めボディであるため防御力も低く、敗北する時は必ず一撃でバラバラにされている。だがラジカセ型のコアが無事ならボディは修復可能である。


性格

一人称は「僕」もしくは「私」。元がミュージックマシンであるためか、口数が少ないキャラであることが多い「サウンドウェーブ」にしては饒舌なほう。
メガトロンの教育によって「ロボットは人間よりも優れている」「オートボットはロボットでありながら人間に与する裏切り者」という思想を植え付けられ、それを盲信する機械至上主義者。
人間のことは完全に見下しており、「ロボットこそが支配者となるべき」と考え行動している。
支配欲は非常に強く、配下に置いた機械についても強い口調を崩さない。ボディを失ってラジカセ状態になってもなお「サウンドウェーブに従うのだ」と言い続けるし、日本語版での「サウンドウェーブに従え……従え……従うのだ!!」はそれを表した名台詞である。


ただし、メガトロンが本格的に関与する以前の玩具時代は普通にサリや他の子どもたちと遊んでおり、上記の性格は全てメガトロンの教育によるもの。
あまりにも染まりやすい純粋さが、サウンドウェーブを悪役たらしめていると言える。



対人関係

  • メガトロン

主君にして育ての親。これと言って彼への忠誠を見せる場面は無いが、ディセプティコンとしての自覚は強いため、ある程度の仲間意識はあると思われる。


  • アイザック・サムダック

サムダック・システムズの社長にして創造主。だがサウンドウェーブの思想的に、敬意は一切持っていない。
サムダックの方は「玩具としてのサウンドウェーブ」は気に入っているようで、後にパウエルが作った量産品のサウンドウェーブ人形をサリへのクリスマスプレゼントに選んでいる。


  • サリ・サムダック

ある意味姉。上記の通り元々は彼女の誕生日プレゼントだった。
後に人間をスキャンしたトランスフォーマーであることが判明したサリだったが、サウンドウェーブは他のトランスフォーマーとは異なりサリを一貫して「人間」として扱っている。
…まあ、サリをトランスフォーマーとして認めてしまうと、彼女と正真正銘の姉弟になってしまうため、それを嫌がったのだと思われる。
サリの方もサウンドウェーブにかまけてアイアンハイドを傷つけてしまった負い目もあり、彼に対していい感情は無く、父が用意したクリスマスプレゼントのサウンドウェーブ人形を露骨に嫌がった。


チーム・オプティマスの一員。初登場回では、彼の洗脳に成功したと思ったら不意を付かれてレッキングボールでワンパンされてしまう。


  • プロール

チーム・オプティマスの一員。後のエピソードでチーム・オプティマス全員の洗脳に成功したサウンドウェーブだったが、彼はサイバーニンジャとして特殊な経験を積んでいたためか、真っ先に洗脳が解けた。


  • オプティマスプライム

チーム・オプティマスのリーダー。退場回では彼にギターで真っ二つにされてしまう。


  • レックガー
  • スナール
  • スクラッパー

サリがチーム・オプティマスを助けるために集めた「オートボット助け隊」。スクラッパーのみディセプティコンだが、この時彼はメガトロンどころか相棒のミックスマスターとすら離れ離れになって隠居生活を送っていた。
サウンドウェーブもスクラッパーに対してこれといって何も言わなかった。そもそも初対面だし。
なお、スナール……というか、チーム・ダイノボットがオートボットのために活動したのはこれが最初で最後。


  • レーザービーク
  • ラットバット

「サウンドウェーブ」にはお馴染みの部下である鳥と蝙蝠。前者はギターに、後者はショルダーキーボードに変形する。


  • スタースクリーム
  • ラグナッツ
  • ブリッツウィング
  • ショックウェーブ
  • ストライカ
  • オイルスリック
  • ブラックアウト
  • サイクロナス

チーム・オプティマスを洗脳するための仮想現実の中に登場したディセプティコン。
何故か全員と面識がないはず(ストライカやブラックアウトらに至ってはオプティマス達とも)なのに、それぞれの言動や武装を忠実に再現している。
デトロイトで潜伏している間にどうにかしてデータを手に入れでもしたのだろうか。


  • パウエル

サムダック・システムズの役員だった男。日本語版ではカットされたが、サムダック・システムズを解雇された後、自分の会社を立ち上げた。
サウンドウェーブ人形を量産して一儲けしようとするが、逆にサウンドウェーブに利用されて失敗する憂き目に。



玩具

日本国内における玩具は、デラックスクラスで発売。付属のレーザービークは、ちゃんとギターに変形しサウンドウェーブに持たせられる。
終盤(というか国内ナンバリングの最終)には色替えかつ、レーザービークの代わりにラットバットが付属する「サウンドウェーブ エレクトロスタティック」が発売。当然ラットバットはショルダーキーボードに変形し、持たせられる。


また、一発変形をウリにしたアクティベイターシリーズにて、同型の「サウンドブラスター」が発売。カラーリングは後のエレクトロスタティック版と大体同じ。



余談

初登場が4話(原語版では10話)だったのに対してその後37話まで出番が無かったため、初登場回で退場したと思った視聴者は多かった。
続く38話でラジカセ状態にされたところをレーザービークに回収されて今度こそ退場したが、没になった第4シーズンではメガトロンたちと合流する予定だったという。


日本語版のOPではしれっとサウンドブラスターも登場している。




僕の名前はサウンドウェーブ♪ 愉快に追記・修正するよサウンドウェーブ♪


[#include(name=テンプレ2)]

この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,1)

[#include(name=テンプレ3)]


  • 幼かった当時は見ててめちゃくちゃ怖かった思い出。 -- 名無しさん (2022-12-25 10:19:55)

#comment(striction)

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧