登録日:2022/09/03(土) 17:34:34
更新日:2024/06/27 Thu 10:24:52NEW!
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あの子が生まれた
「貞子3D2」は2013年8月30日に公開された日本のホラー映画。
鈴木光司原作のホラー映画シリーズ・リングシリーズの第6作目にあたり、2012年に公開された映画「貞子3D」の続編。
前作同様「エス」を原作としている。
概要
前作のヒットを受けて製作された続編で監督は英勉氏が、音楽は川井憲次氏が前作に引き続き担当。
脚本は前作の藤岡美暢と英監督から「戦慄迷宮3D」や後に恐怖の村シリーズも担当した保坂大輔氏と後に「総理の夫」などを担当することになる杉原憲明氏がバトンを継ぐ形となった。
キャスト陣には瀬戸康史、石原さとみ。田山涼成、山本裕典、おぞねせいこと前作のメンバーに加え、瀧本美織、平澤宏々路、大沢逸美、大西武志が出演している。
本作は前作同様の3D上映とは別でスマ4Dという形式でも上映された。
スマ4Dとは上映の間、スマートフォンで専用のアプリケーションを起動しておくことで本編の音にアプリが反応・連動して様々なギミックが起こるのを楽しむという携帯電話の使用がご法度である劇場鑑賞としては世界初の形式で、これにより前作以上にアトラクション映画としての傾向が強くなった。
スマ4D版は本編開始前に田口浩正氏によるガイダンス映像が流れる。
これにより、公開当時は3D上映版を見た後で今度はスマ4D版を見るといった具合で二度楽しめる仕様となっていた。
映像ソフトのリリース後も楽しめるようになっており、ブルーレイは3D上映版を、DVDはスマ4D上映版を収録する形となった。*1
現在はアプリの配信が終了してしまっているためスマ4Dを簡単には楽しめなくなってしまったのが残念である。(といってもアプリの内容は本編どころか貞子とも幾度関係の無く映画自体を楽しむには何ら問題は無いのでその辺は安心してほしい。)
脚本担当が変わった影響なのか、あるいは前作のエンタメ・モンスター要素が不評だったのか比較的過去作に近い陰鬱としたダークなテイストとなっているのが特徴である。その一方でやたら暗い部屋や芝居がかった視覚演出は残ってたり...。
今回は貞子というよりは貞子の力を持っていると思わしき子供を恐怖の対象とした内容で、同じく子供を巡るストーリーだった「リング2」や「ザ・リング2」を思わせる。
製作発表当初は角川書店関係者から「『リング』『らせん』との繋がりが明かされる」と謳われていたが、パンフレットに過去作や原作シリーズに登場した用語と本作との関連について少し記述があるくらいで本編には過去作との繋がりの要素は一切無かった。期待して肩透かしを喰らったファンもいただろう。(一応ラストの展開は過去作や原作シリーズを想起させるものではあったが...。)
前作からの作風の変わり様や賛否両論だった前作の作風の影響があってか否か興行収入は7憶2000万円と前作の13憶5000万円の約半分強に下回ることに。このことが影響したのかはわからないが、ここから続く続編は製作されることはなく「貞子VS伽椰子」、「貞子」と世界観の繋がりのない新作が製作されていくことになった。
上記の通り前作に引き続き「エス」を原作としているが前作同様一部の展開が「エス」を想起させるくらいでそれ以外は特に関係のないストーリーとなっている。
主題歌は東方神起の「SCREAM」。前作同様ロック調である反面スピード感を抑えた重いテンポで偶然か否か本作のスタンスに合っているといえる。
あらすじ
貞子による支配から逃れた鮎川茜。恋人・安藤孝則との間には子供・凪が生まれた。
そして5年後。茜は亡くなり凪は孝則と彼の妹・楓子が面倒を見ていた。
しかし凪の周囲では不可解な死亡事件が起こっており楓子は死亡事件は凪が起こしているのではと疑い始める。
一方妻が不審死し、その事件を独自に調べている刑事の垣内はかつて呪いの動画事件に関わった刑事の小磯と会う。小磯は事件の全貌を語るが垣内は理解できないと一蹴する。
ある日、楓子は孝則の部屋の押し入れから柏田清司から送られてきた手紙を発見。手紙には凪に関する不気味な言葉の羅列が記されていた。刑務所に収監されている柏田を訪ねた楓子は彼から凪が貞子の子であることを告げられる。
同じころ、垣内は駅の監視カメラに映っていた幼い少女を見た際妙な感覚に襲われたことで茜やその娘の凪が妻の事件の元凶であると思い込み探し始めていた。
登場人物
■安藤楓子
演:瀧本美織、伊東眞(幼少期)
主人公。孝則の妹の女子大生。
姪である凪の母親代わりとなっているが凪のどこか不気味な雰囲気や彼女の周辺で怪事件が起こることから懐疑的な見方をするようになっていきやがて柏田から「貞子の子」であることを聞かされたことがきっかけで完全に凪に恐怖するようになってしまう。
精神的に疲弊した彼女は山中の吊り橋から落とそうとするが...。
母を自殺で失っており救えなかったことからそれが罪悪感としてトラウマになっている。
凪を落とそうとした時、自分が恐怖の感情を向けられることを悲しむ凪の姿を見て思い止まり、凪が貞子の子であるという考えを捨て孝則に凪の真実を問いただす。
凪が出現した貞子に捕まって井戸の中に連れていかれた際には今度こそは家族を救うと言わんばかりに井戸の中に飛び込み貞子から奪還することに成功した。
エピローグでは序盤の気まずい関係が嘘だったように凪と共に仲睦まじい様子を見せた。
■安藤孝則
演:瀬戸康史
前作に引き続き登場。茜の恋人で楓子の兄。
Webデザイナーを辞めて病院の作業員をしており、仕事の都合なのか家には幾度おらず事実上凪を楓子に押し付けた状態となっている。茜の死の影響か明るい性格であった前作とは一転して暗い振る舞いとなっており、楓子が凪のことを聞こうとしてもぶっきらぼうな態度で突き放した。
実は貞子を封印した茜を匿って死を偽装していた。家にいることが幾度ないのはなるべく茜といる時間を増やす一方で異変がないか監視するためと思われる。ぶっきらぼうな態度は茜がまともな生活を送れなくなったことへの苦しみや、突き放すことで楓子や凪が茜のことで疑いをもつリスクを徹底して潰しておきたかった故だったのかもしれない。
楓子に凪が助けを求めていることを聞かされたことで地下へと案内し二人に茜の真実を話す。
終盤では凪を殺そうとする垣内を止めようとするがボコボコにされ満身創痍の状態になってしまい、その後地下から聞こえた銃声から茜の死を悟り悲しみに打ちひしがれるのであった。
その後は出番が無かったが、エピローグでの楓子と凪が幸せそうにしていたのだから彼も立ち直ってかつての明るい人物に戻っていると願いたいところである。
■安藤凪
演:平澤宏々路
茜と孝則の間に生まれた一人娘。5歳。
口数が少なく常に絵を描いており、人々が倒れている絵や不気味な女性の絵を描いている。そうした様子から周りからは不気味がられ、他の園児からはいじめの対象となっている。外出の際はポンチョを着用する。
楓子からは親身に接してもらってはいるが、上記の様子に加え超能力があるのか「みんな死ぬ」と語ったり周辺で不可解な死亡事件が起きることから内心不気味がられており彼女の悪夢のシーンで恐ろしい姿で楓子に襲いかかろうとする様が描かれた。
柏田からはどういうわけか名前を知られており、さらに「貞子の子」と扱われている。
一連の死亡事件の犯人は凪なのだろうか...。
茜は貞子を封印しており、したがって「貞子の子」ではなかった。
超能力は貞子ではなく母・茜から遺伝したもので、「みんな死ぬ」と言ったのは予知能力によるものであり周辺の事件も彼女によるものではなかった。
描いていた不気味な絵も母である茜と彼女が匿われている地下室を感知して描いたものである。
終盤、垣内に死亡事件の犯人と思われて命を狙われ、駆けつけた楓子と共に茜のところへ逃亡する。
そして昏睡から目を覚ました茜と感動の対面果たすが直後に垣内の銃撃で茜が死亡、茜から解き放たれた貞子によって体を乗っ取られてしまいそのまま出現した井戸に引きずり込まれてしまう。
そのまま貞子に抱きかかえられ連れていかれそうになるが、追いかけて来た楓子に奪還され生還した。その後は年相応の明るい振る舞いも見せるようになり楓子と良き関係を結べていた。
■上村文香
演:大沢逸美
楓子の大学の教授で臨床心理学を専門としている。
楓子から凪の事で相談を受けており、が連れて来られた凪と対面するが凪からは「いつも孤独で仕事に打ち込むのはそれを紛らわすため」だと言われる。図星で恐怖と嫌悪が湧いたか楓子にはやけくそ気味に「親がいない子によくあること、自分を責めてる」と凪の絵を破り捨てながら答えた。
数日後、電話で楓子を大学に呼び出すが...。
呪いの動画を見てしまったことで呪いに侵され暴走してしまう。そして実質的な前作のモンスター貞子用員となってしまった。
楓子に襲い掛かるが攻防の中で髪の毛がシュレッダーに巻き込まれ上手く動くことができなくなり、シュレッダーを振り回して外す一方で攻撃に使うが避けられたうえ逃げられてしまった。
■垣内貢
演:大西武志
刑事。
妻を呪いの動画が原因で自殺してしまい、その真相を探るため独自に調査を始める。
小磯から事件の真相を聞きその時点では納得できなかったが、電車内の怪事件の直前の際に駅にいたポンチョの少女の姿を監視カメラの映像で見た際に呪いの動画が発生する。呪いへの恐怖や妻を殺された恨みから暴走し始めた彼は呪いの動画事件の元凶が茜とその娘であると思い込む。
終盤、茜が病院に匿われていることまで調べあげていたようで病院に来ていたがそこで凪と遭遇、茜の娘と確信して銃を取り出し殺そうとする。妨害してきた孝則を徹底的に痛めつけ同じく守ろうとする楓子にも手をかけようとするなど完全に正気を失っている状態であった。
凪を楓子もろとも撃とうとしたところで貞子の呪いで暴走した看護婦たちに襲われるが、それを退けて茜のいる地下室に辿り着いてしまい凪と感動の再会をした直後の茜を銃殺してしまった。側にいる凪も手にかけようとするが直後に封印から解放された貞子によって操られ自分の頭を撃ち抜いて死亡した。
■小磯勇吾
演:田山涼成
前作に引き続き登場。呪いの動画事件を捜査していた刑事。
前作でクリーチャー貞子に喉を噛まれて死亡したかに見えたがなんとか生存していた。
しかし喉が潰れて声は人工声帯によるものとなり足も不自由になって車椅子生活となってしまっている。こうした状態のためか刑事も辞めていた。
スタジアムで垣内から呪いの動画事件の真相を聞かれ答えるがあまりにも現実離れした内容故に信じてはもらえなかった。
垣内が去ったあと自分の声で貞子の名を呟くが、直後ポンチョの少女によって階段に突き飛ばされ転落、死亡してしまう。
■鮎川茜
演:石原さとみ
前作の主人公で孝則の恋人。
凪を産んだ後死亡したようだが...。
実際には貞子を封印しその影響で昏睡状態に陥っており病院の地下室に匿われていた。死亡を装ったのは貞子の封印が解かれるリスクを最小限に抑えるためであると思われる。*2
終盤、垣内に追われる凪が楓子に連れられて地下室へ逃げて来た際意識を取り戻し凪と感動の再会をする...が、直後に追いついてきた垣内の銃撃を受け死亡。封印していた貞子が解き放たれることとなってしまったうえ、凪にとってはたった数秒の親子の時間となってしまった。
■垣内の妻
演:諷加
垣内の妻。明かりもつけずにネットショッピングをしていた際中呪いの動画が突如出現、体を操られてナイフで目を突き刺して死亡した。このことが垣内の暴走の発端となった。
■五十嵐
演:小柳友貫美
楓子が不在の間、凪の世話を頼まれたベビーシッターの中年女性。
帰りが遅くなっている楓子に痺れを切らし、凪が勝手に触っていた私物のパソコンを取り上げて家を出ようとするが、直後パソコンで呪いの動画が再生、楓子が自宅のマンションについた際に上の階から車に落下、恐ろしい風貌になって楓子に襲いかかった後死亡した。
■楓子の母
演:長尾奈々
楓子の母。楓子が幼い頃バスルームで自殺し死亡しており、このことが楓子の心に深い傷をつけている。終盤ではこのことへの後悔が生かされることに。
「らせん」に登場した安藤満男の妻で孝則の母・利恵子であるかどうかは不明。
■呪いの動画の犠牲者たち
演:KENK1 他
ネットの使用中、突如呪いの動画が発生したことで呪いに侵された人たち。
基本的には髪が異常に伸びて暴れ狂うことになるが垣内の妻や携帯電話の青年のように自殺するだけの者もいる。
橋の上で通話中だった青年*3は橋の上から転落して死亡、凪をいじめていた園児は遠足先の山中で川で溺死、さらに電車内の人々の一部は暴走して周囲の人々を襲い大パニックを起こすことに。
■田口浩正
演:田口浩正(本人役)
スマ4D版において本編前にあるガイダンス映像に登場。廃墟のような場所で何かを恐れながら、視聴者たちにスマ4Dアプリのインストールと起動の仕方を丁寧に教えてくれる。みんなのアプリが感染したことを確認すると急に苦しみだして死亡した。
■坂田清美
演:おぞねせいこ
前作に引き続き登場。柏田の住んでいたアパートの大家...というだけではないであろうそれ以上の関係を持つ怪しい雰囲気を纏ったミステリアスな女性。
どことも知れない植物が異常なスピードで成長している植物園のような部屋に佇んでおり、病院で凪が生まれた際には「あの子が生まれた」と呟く。
楓子が柏田に会いに刑務所に行った際には直前まで柏田と会っていたのか刑務所を訪れていたようで楓子とすれ違った際に目的を察したかのように彼女の後姿を見て不敵な笑みを見せた。
パンフレットのコラムでは上位世界の人間ではないかとされていたがそれをしても結局正体も柏田との関係もわからずじまいで明かされることはなかった。
■柏田清司
演:山本裕典
前作に引き続き登場。呪いの動画事件を引き起こし、貞子を復活させようとしていた張本人。
呪いの動画の配信時に貞子に殺されたかに見えたが実際には生きており、前作の事件の後警察に殺人容疑で逮捕、死刑を宣告され刑務所に収監されている。
どういうわけか凪のことを知っており孝則に凪のことについて書かれた手紙を何度も送っていた。それを見つけて来訪した楓子に凪が貞子の子であると告げ、楓子にその恐怖を終わらせる方法として自分が死ぬか凪を殺すことを提示する。。楓子の母が自殺したことを知っており、上記の凪の名前を知っていることを考えると超能力を持っていることが示唆される。
ラストでは坂田に「死は通過点に過ぎない」という内容の手紙を送り、絞首刑が執行、死亡した。
坂田同様最後まで正体が明かされることはなく上記の手紙の意味もわからないままとなった。パンフレットでは坂田同様上位世界の人間であることが示唆されているがそれをしても目的が不明なままである。
■貞子
演:不明
ご存じ世間の裏で暗躍する怨霊。
前作とは違って目立って登場することはなく名前や目的が語られる程度で「リング」「リング2」のときの扱いに近い。“貞子3D”とはいったい...
前作の終盤以降、茜の体の中に居続けていたようで、柏田の話から茜から産まれた凪が力を引き継いだ、あるいは生まれ変わりである「貞子の子」となってしまっていると思われていが...。
茜によって体内に封印されており、凪には貞子の力は何ら影響していなかった。
しかし垣内が茜を殺害したことで封印が解かれてしまい、井戸を召喚、凪を復活の媒体にしようとしたのか否か彼女を操る形でそこへ引き込みどことも知れない場所へ連れて行こうとする。しかし追いかけてきた楓子に奪還され悲鳴のような声を上げながら消えていった。
またも復活の機会を逃すことになった貞子だが世間で起きている事態が解決したわけではなく...。
■“貞子の子”
演:菊池麻衣
凪と思われていたポンチョの少女の正体で作中で呪いの動画事件を引き起こしていた張本人達。
背格好こそ凪と似ているが顔は全く似ておらず、端正ながらも不気味な眼差しをした貞子の子といえるにふさわしい顔立ちをしている。
どういう経緯で誕生したのかは不明であるが、原作の「らせん」のように呪いの動画を見た妊娠可能な女性が貞子の子を産んだのかもしれない。「貞子の子」となっているが貞子とは別人なのか、記憶や人格を引き継いだコピーなのかは不明。
同じ顔の貞子の子が様々な場所に存在しており、これから先も周囲に呪いの動画を振りまき人々を死に至らしめ、人類に成り替わっていくのだろう。
それは人類進化の扉か、破滅への階段なのか...。
登場用語
■呪い動画
5年前に世間で噂になっていた見ると死ぬ動画。その実体は貞子の復活の器探しのための道具であった。
前作では特定のアドレスを踏んだ先にあるエラー画面を放置しておくと出現、内容は柏田の自殺動画というものであったが、現在では新たな種類が出現している。
こちらはネットを使っていると神出鬼没に突如画面が乱れ、見た者は自殺するか、恐ろしい形相となって暴走するというもので、アドレスさえ踏まなければ大丈夫であった前作の物よりも質が悪いものになっている。やっぱり呪いの動画というより呪いのブラクラじゃ...
作中では必ず見た人間の近くには小さな少女が立っており彼女が特定の人物の端末に呪いを仕掛けている模様。本編を見る限りでは今回は貞子の復活とは関係なくただ人を殺すための物のようだ。
■浅川総合病院
孝則が働いている病院。病棟の側に小さな施設のような建物があり孝則はそこで廃棄物を焼却する作業をしている。
病院名はおそらく過去作や原作シリーズの主人公の一人・浅川から来ていると思われる。
施設内の螺旋階段を降りるとある部屋に茜が昏睡状態で眠っていた。
医療機器もあるのをみるに病院の関係者の一部は茜が生きているのを知っていた可能性が高い。
余談
■スマ4Dの演出は主に、
- 知り合いからの偽の着信が鳴る
- カメラが起動し周囲を写すと幽霊がいて迫ってくる
- 映画で恐怖シーンが近づくと警報と共に「危険」と書かれた画面になる。
- 登場人物が死亡するとその通知が届く
- エンドロールをカメラ越しに見ると花火が出ている。
- 映画が終わると田口氏からお礼の着信が来る
といったもの。また、スマ4Dを連動した日の翌深夜0時になると貞子から電話が掛かってきたり、映像ソフトの告知ページを見ると一定の確率で恐怖演出が起きるという隠しギミックもあった。
■前作に引き続き様々なプロモーションが行われた。
- 前作公開時に放送されたニコニコ生放送特番「貞子の部屋」の第二弾「貞子の部屋2」が放送。
- 前作公開時に引き続きコラボ始球式が実施。西武ドームでの埼玉西武ライオンズ対福岡ソフトバンクホークス戦で実施された。
- 東京ジョイボリスでアトラクション「貞子3D2 貞子の子」が開催。
- ロッテリア池袋東口店の一日店長に貞子が就任。
- スマートフォン向けオークションサービス「パシャオク」で「『貞子3D2』PRイベントで貞子になれる権利♪」が出品。(21001円で落札。)
- スマートデバイス向けゲームアプリ「Kingdom Conquest II」でコラボイベント「貞子コンクエスト」が登場。
- よみうりホールで「呪いのプレミア大夏祭り」を実施。
- 富士急ハイランドで閉園後に肝試しイベント「真夏の夜のきもだめしツアー」が開催。
- ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのハロウィーンホラーナイトに貞子が登場。
- 同年に公開された「謝罪の王様」とのコラボマナーCMが製作。
■映像ソフトはいくつか存在。
- DVD
期間限定生産。3D上映版とスマ4D上映版をセットにした二枚組。ガイダンス映像の有無しか違いが無いのだから二枚組にするメリットってないんじゃ...
- DVD:レンタル版
スマ4D版本編を収録。
- DVD:廉価版
「貞子」公開時に発売。既にアプリが配信終了していたため3D上映版を収録。
- BD:貞子の呪い箱 弐
初回限定生産。本編ブルーレイ(3D上映版仕様・専用機器があれば3D映像を視聴可能)、2DバージョンDVD(スマ4D版仕様)、特典DVDの計3枚組。スマ4D版はやろうと思えば本編ブルーレイと統合できたのでは...
貞子の手スマホ置きが封入。リアル造形でフィギュアとしても機能するため、そのまま飾っても映える物いなっている。前作の特典の髪の毛と合わせてみるのもいいだろう。
特典ディスクにはメイキング、クランクアップ集、舞台挨拶映像、イベント映像集、生特番「貞子の部屋2」、「謝罪の王様」のコラボマナーCM、予告編集、BD&DVDプロモーション映像を収録。
- BD
期間限定生産。貞子の呪い箱 弐から封入特典と特典DVDを省いたもの。スマ4D版DVDを入れたことによる価格の都合か前作と違って特典DVDがつかないことになった。やっぱり3D版本編とスマ4D版を統合したディスクを作るべきだったのでは...
- BD:廉価版
「貞子」公開時に発売。本編ブルーレイのみを収録した1枚組仕様。
“S”の復活
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*1 DVDに関しては例外あり。詳しくは余談参照。*2 茜と面識のない垣内が生存を知ったところを見るに死亡したという嘘は周囲に吹き込んだ程度のものだったようだ。
*3 KENK1が演じたのはこの人物
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