リムル=テンペスト

ページ名:リムル_テンペスト

登録日:2022/07/25 Mon 02:56:17
更新日:2024/06/24 Mon 13:33:14NEW!
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スライム 大賢者 捕食者 変質者 暴食 グラトニー ラファエル アザトース シエル 新星 魔王 盟主 テンペスト 第三世代 一級フラグ建築士 転スラ 転生したらスライムだった件 異世界人 転生者 無性 岡咲美保 勝てる気がしない 何故かなかなか立たなかった項目 ようやく立った主人公 怒ると怖い ウリエル 童貞 主人公 デモンスライム アルティメットスライム 暴食者 智慧之王 暴食之王 暴風之王 誓約之王 灼熱之王 豊穣之王 虚空之神 クラウモノ エイチアルモノ ウツロウモノ ベルゼビュート ヴェルドラ ヴェルグリンド シュブ=ニグラト リムル 魔物を統べるもの 聖魔混世皇 ニュービー カオスクリエイト オクタグラム 八星魔王 ジュラの森大同盟 ジュラ・テンペスト連邦国 魔国連邦 ゼネコン 覚醒魔王 真なる魔王 三上悟 粘性生物 魔粘性精神体 竜魔粘性星神体 愛する者の為ならあらゆる罪過を背負う善悪を超えた聖魔 残忍なイケメン←但し侵略者にとってのみ リムル=テンペスト 主人公兼マスコット兼ヒロイン(?)




「シエル、俺の個別項目を作ってくれ!」


「了解です主様マスター。アニヲタwikiに、個体名:リムル=テンペストの個別項目を作成します。」



リムル=テンペストとは、『転生したらスライムだった件』の主人公である。



【プロフィール】

種族:妖魔族スライム魔粘性精神体デモンスライム竜魔粘性星神体アルティメットスライム
二つ名・称号:魔物を統べる者→八星魔王オクタグラム新星ニュービー聖魔混世皇カオスクリエイト
所属:ジュラの森大同盟→魔国連邦テンペスト
CV:岡咲美保(リムル)/寺島拓篤(三上悟)



【概要】

もともとは日本の大手ゼネコンに勤める、三上悟という名の平凡なサラリーマン。
しかし、通り魔から後輩をかばって刺殺され、タイトル通りスライムとして異世界転生する。
生前の知識から、建造などに対してある程度の造詣がある。
なお、転生&転移という重複ケースによるためか、他の転移者に比べると明らかに初期習得しているスキルが多い。
転生先で友達になった暴風竜ヴェルドラから新たな名前をもらい、ヴェルドラの封印されていたジュラの大森林を拠点に第二の人生(スライム生?)を歩み始める。


様々な種族の魔物を配下に加え、人間とも交流を持ち、ジュラの大森林に「ジュラ・テンペスト連邦国(通称:魔国連邦テンペスト)」を建国。数年で魔国連邦を文化・技術力・経済力・軍事力あらゆる面で世界有数の国に成長させていった。
個人の武力も評価されており、対立した魔王クレイマンを破ったことで八星魔王オクタグラムの一柱に認定される。


【人物像】

人間時代から、頼まれると断れないお人好し。
転生して初めての友人であるヴェルドラが封印されていることを可哀そうに思って、封印を解くために自分の胃袋内の隔離空間に入れたり、そのせいで起きた種族間戦争で存亡の危機に陥ったゴブリン村を侵略者から守ったりしている。仲間を家族同然に思っており、仲間が傷つくことを嫌う。
この性格のため、仲間からはとても慕われている。


当初は人間を傷つけないようにするなど甘い面もあったが、ファルムス王国との戦争を経て、守りたいものを守るために時として非情な決断も下すようになった。
とはいえ、根がお人好しなことは変わらず、その性格に救われた者も多い。


【容姿】

本来の姿はスライムそのもの。透き通った水色のぷるぷるした水まんじゅうを思い浮かべればだいたいあっている。
これは転生時に刺された痛みや出血、息苦しさに苦しんだ結果、「痛みも血液も呼吸も不要な体」になったため。


捕食した生物に擬態することができ、作中では主にシズさんの体を模した人間体になっている。
ベースにしたシズさんが美人だったため人間体は初見の人から美少女だと思われることが多いが、スライムなので肉体的な性別はない
ただ前世が男性だったので精神的には男性であり、美女に弱い。
なので初めて人間体になった際「何もない」事にがっかりしたが、その分(主にスライム体で)女性陣にモフられるといううらやましい目にあっている。



大賢者だいけんじゃ/智慧之王ラファエル/シエル】

CV:豊口めぐみ
リムルのスキル『大賢者エイチアルモノ』に宿っていた意思。
主であるリムルのためにスキルを管理し、時には新たなスキルを生み出す。
リムルの疑問に答えるために母体である『大賢者』を自己改造し、「世界の言葉」を利用してリムルと会話できるようになった。
『大賢者』の頃は受け答えが無機質だったが、この頃からリムルの言動に突っ込んだり呆れたりしていた。
智慧之王ラファエル』ヘの進化後は受け答えが流暢になり、より人間くさい面も見せるように。
ヴェルグリンド戦で、ルドラの『天使長の支配アルティメットドミニオン』により不調を来していた『智慧之王』を元気付けるためにリムルが名を与えたことで、神智核マナスへと進化し確固たる自我を確立した。名前の由来はリムルに色々なことを「教える」から。


性別はないはずだが、リムルが美女に目を奪われていたりすると途端に不機嫌になったり、女性がリムルにデレたり赤面したりするのを「気のせい」「酔っているだけ」と述べたりしている。


【戦闘能力】

自身が界渡り時に獲得したユニークスキルで捕食した相手の力やスキルを自分のものにできる。封印の洞窟から出るまで様々な魔物を補食していたため、洞窟から出た時点でかなり強力な魔人となっていた。


さらに作中トップクラスの魔素量エネルギーを誇るヴェルドラの魔素から生まれ、名前を与えられて間もない頃でもA-ランクの嵐蛇テンペストサーペントを瞬殺する膨大な魔素量を誇る。
当初は技量レベルや戦闘経験の低さから強大な力と能力に任せたゴリ押しが多かったが、様々な相手を捕食して奪ったスキルや、スキル同士を統廃合して生み出した新たなスキルなど、数多くのスキルを獲得している。


豚頭魔王オークディザスターゲルドを捕食した際に魔王種を獲得。
ファルムス王国戦で規定量の人間の魂を獲得したことで真なる魔王に覚醒。


帝国戦では操られたヴェルドラとヴェルドラの姉であるヴェルグリンドを捕食し、竜種の亜種である竜魔粘性星神体に進化。『竜種解放』により放出した後は存在値868万1123と、ヴェルドラの1割弱という値に収まっている(リムル本来の存在地は上の値にさらにヴェルドラの8812万6579とヴェルグリンド7435万0087を合算した値)。





  • 捕食者クラウモノ

……捕食、解析、胃袋、擬態、隔離
リムルが転生時に獲得したユニークスキルその1。
童貞のまま死んだため、「来世では(女性を性的に)喰いまくる」と考えていたところ「世界の言葉」が文字通り解釈して獲得した。
他者を捕食してその力を取り込む、リムルの強さの根幹をなすスキルの一つ。


捕食:対象を体内に取り込む。ただし、対象に意識が存在する場合、成功の確率は大幅に減少。効果の対象は、有機物・無機物に限らず、スキル・魔法にも有効。
解析:取り込んだ対象を解析・研究する。作成可能アイテムを創造。物質がそろっている場合、コピーを作成する事も可能。術式の解析に成功すると、対象のスキル・魔法の習得が可能。
胃袋:捕食対象を収納する。また、解析により作成された物質の保管も可能。胃袋に収納されると時間効果が及ばない。
擬態:取り込んだ対象を再現し、同等の能力を行使可能。ただし、情報の解析に成功した対象に限る。
隔離:解析の及ばない有害な物質を収納する。無害化を行い、魔力に還元。


  • 大賢者エイチアルモノ……思考加速、解析鑑定、並列演算、詠唱破棄、森羅万象

リムルが転生時に獲得したユニークスキルその2。最初はエクストラスキル『賢者』だったが、すぐに大賢者に進化した。
あらゆる事象を解析する、リムルの強さの根幹をなすスキルの一つ。


思考加速:通常の千倍に知覚速度を上昇させる。
解析鑑定:対象の解析及び、鑑定を行う。
並列演算:解析したい事象を、思考と切り離して演算を行う。
詠唱破棄:魔法等を行使する際、詠唱を必要としない。
森羅万象:この世界の、隠蔽されていない事象のすべてを網羅する。


  • 自己再生→超速再生→無限再生

スライムの種族固有スキルである自動回復能力。捕食者で事足りていた他のスライムの固有スキル『溶解』『吸収』を統合して、再生速度の速まった『超速再生』へと進化させた。
さらに覚醒時に、より強力な『無限再生』ヘと進化する。


  • 耐性

初期スキルとして、耐寒・耐熱・耐電を保持。耐寒と耐熱は合わせて熱変動耐性へと変化した。
耐寒は失血により寒いと感じたことで、耐熱は刺された傷口を熱いと感じたことで、世界の声がそれらへの恐怖を耐性願望と判断して取得。
耐電は死に際に後輩に託したHDDを水につける=ショートさせて破壊する願望を反映。ただし、パソコンがない世界でまんま叶えるのは不可能なため、代替案として電気への耐性となった。
当初はあくまで「耐性*1」に過ぎなかったが、後に捕食によって「無効」へのラックアップや他の属性も対象となっていく。


  • 魔力感知→万能感知

ヴェルドラから教わったエクストラスキル。周囲の魔素を感知する能力で、これにより視覚の無いスライム形態でも周囲を認識できる。不意打ち等にも対応可能。
覚醒時に万能感知に進化。精度・範囲ともに跳ね上がっているが、上がりすぎたため「智慧之王」に頼んで「相手が敵意を持っていた場合のみ教える」ようにしてもらっているこのことにすねた智慧之王により、本当に相手が敵意を持っているときだけしか教えてもらえないようになったので、敵意を持たない相手がいることに気付かず驚くことがしばしば


  • 水刃

水を吸って勢いよく出す、というだけのスキル。ヴェルドラの魔素を浴びまくったモンスターをスパっと切断できる程度の威力がある。
当初は手足もなかったため、ほぼ唯一の攻撃手段だった。スキルが充実してから使用されていない。


  • 変質者ウツロウモノ……統合、分離

シズさんから受け継いだユニークスキル。異なる対象同士を1つのものに変質させたり、逆に1つのものが持つ異なる性質を分離させたりできる。
勿論名前は突っ込まれた
魔法の効果を武器に付与する、スキル同士を統合してより強力なスキルを作る、下位精霊を統合して疑似上位精霊を生み出すといったように、様々な使い方が可能。


  • 暴食者グラトニー……捕食、胃袋、擬態、隔離、腐食、受容、供給

豚頭魔王ゲルドを捕食した際にそのユニークスキル『飢餓者ウエルモノ』を解析し、『捕食者』に統合したユニークスキル。
名前の法則からすると、生物の根源の感情に由来するユニークスキルの中でも上位のスキル『大罪系スキル』の一つだと思われる。
『胃袋』の容量が倍以上になっているほか、以下の権能を獲得した。


腐食:対象物を腐食させる。腐食効果の付与。生物ならば腐敗する。魔物の死体の一部を吸収した際、能力の一部を獲得可能。
受容:影響下にある魔物の得た能力を再現可能。
供給:影響下にあるか、もしくは魂のつながりのある魔物へ対し、能力の一部を授与する。


なお『解析』に関しては大賢者に統合された。


  • 心無者ムジヒナルモノ

ファルムス王国戦で獲得したユニークスキル。
使い手に対して心が折れた者の魂を掌握し、その相手がいつどこにいても好きなときに絶命させることができる。


  • 智慧之王ラファエル……思考加速、解析鑑定、並列演算、詠唱破棄、森羅万象、統合分離、能力改変、未来攻撃予測

覚醒時に獲得した究極能力アルティメットスキルその1。
『大賢者』と『変質者』を統合して作ったスキル。
元々は世界の創造主である星王竜ヴェルダナーヴァが生み出した純粋な権能『天使系究極能力』の内、ヴェルダナーヴァ自身が用いていた上位の七つ『美徳系究極能力』の一つ。本来は『知識之王』という名前だが、リムルが獲得した際には名が変わっていた。
『思考加速』の倍率が100万倍にまで伸びており、魔法をゼロコンマ以下の誤差で同時発動することも可能。ヒナタ戦でヒナタの『予測演算』を解析したことでさらに上位の『未来攻撃予測』を習得しており、現在の敵の体勢から放てる剣筋を予測できるようになった。
シエル誕生後は思考加速の倍率は数億倍に達し、『能力改変オルタレーション』で他者に究極能力を与えることすらできるように。


  • 暴食之王ベルゼビュート……捕食、胃袋、擬態、隔離、腐食、魂喰、食物連鎖

覚醒時に獲得した究極能力その2。
『暴食者』と『心無者』を統合して作ったスキル。
ヴェルダナーヴァが『天使系究極能力』を生み出した際に反動で生まれた『悪魔系究極能力』の一つで、その中でも上位の七つ『大罪系究極能力』の一つ。美徳系と大罪系は対になっており、暴食之王の場合知識之王/智慧之王ラファエルと対になっている。
暴食者の権能が強化されており、心無者の権能も『魂喰』として組み込まれている。
『受容』と『供給』が統合した『食物連鎖』によって、完全にリムルを頂点とする能力の体系が築かれ、下位の魔物の力はリムルに集約し、リムルの力の一部が配下に備わる。
また、上位存在に名を与えられた魔物は魂が変質し普通に魂を集めるだけでは覚醒できなくなるのだが、『暴食之王』の権能で魂をエネルギーに還元し付与することで、魂につながりがあるか抵抗レジストしなかった魔王種を真なる魔王に覚醒させられる。


  • 暴風之王ヴェルドラ……暴風竜召喚、暴風竜復元、暴風系魔法

ヴェルドラの封印を解いたときにその残滓を解析し獲得した究極能力。
ヴェルドラとの魂の繋がりを確かなものにしている。


暴風竜召喚:リムルの記録にある姿でのヴェルドラを召喚する。これは一度に一体までで、再召喚するとそれまで活動していた方は消滅する。ヴェルドラの側から召喚経路を通ってリムルの居場所まで移動することも可能。
暴風竜復元:リムルにヴェルドラの記憶が複製され、ヴェルドラが何らかの要因で死亡しても復元可能。
暴風系魔法:魔法書にも記されていない超絶魔法“死を呼ぶ風”“黒き稲妻”“破滅の嵐”が使用可能になる。


  • 誓約之王ウリエル……無限牢獄、法則操作、万能結界、空間支配

覚醒時の祝福ギフトで部下達が獲得したスキルを『食物連鎖』によってコピーし、ヴェルドラの封印を解いた際に獲得した『無限牢獄』をベースにして、リムルが持っていたエクストラスキルも統合して生み出したスキル。
美徳系究極能力の一つであり、対となる大罪系究極能力は魔王ギィの『傲慢之王ルシファー』。


無限牢獄:対象を虚数空間へ閉じ込める。
万能結界:多重構成された複合結界と、空間断絶による絶対防御。
法則操作:黒炎雷。魔力操作。熱量操作及び、慣性制御。自在に『胃袋』へと熱の出し入れを可能とする。
空間支配:移動能力。位置座標を認識した空間を自在に入れ替える。


  • 豊穣之王シュブ=ニグラト……能力創造、能力複製、能力贈与、能力保存

『誓約之王』の本質を受け継いだ究極能力。無駄に容量を食っていた大量のスキルを懐胎して情報化し、それを司るように創造したスキル。


能力創造:『食物連鎖』や『解析』によって得た情報から、新たな能力スキルを創り出す。
能力複製:得た能力の複製コピーを作成する。
能力贈与:複製した能力を、適応する対象者に贈与ギフトする。解除も可能。
能力保存:獲得した能力を情報化データし、瞬時に再現する。


これにより、配下達も次々と究極能力を獲得していった。


  • 虚空之神アザトース……魂暴食、虚無崩壊、虚数空間、竜種解放[灼熱・暴風]、竜種核化[灼熱・暴風]、時空間支配、多次元結界

『智徳之王』『暴食之王』『暴風之王』に加え、ヴェルグリンドを食って獲得した『灼熱之王ヴェルグリンド』の4つもの究極能力を統合して生み出した究極能力。


魂暴食:捕食・暴食の超強化版。対象の魂ごと喰らい尽くす。
虚無崩壊:混沌世界を満たす、究極的破壊エネルギー。神智核によって初めて、完全制御可能。
虚数空間:混沌世界。『胃袋』+『隔離』の超進化版であり、隔離すべき対象を閉じ込める牢獄。
時空間支配:時間と空間を把握し、意識するだけで瞬間移動が可能。時間にすらも影響を及ぼす。
多次元結界:常時発動型の、多重結界。次元断層防御領域ディメンションフォールトによる絶対防御。
竜種開放:取り込んだ竜種を開放する。これにより竜種の召還を疑似的に再現可能。
竜種核化:取り込んだ竜種を刀の核ブレードコアにする。相手の同意が必要。


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自身の能力により様々な魔法をコピーしているほか、新たな魔法も編み出している。
また、大賢者が解析することで改造の余地を割り出し、莫大な魔力によって強化した上での修得が可能。


  • 水氷大魔槍アイシクルランス

炎の巨人イフリート戦でエレンが放った魔法を捕食してコピーしたもの。“対象の熱を奪う”エネルギーを持つ氷柱を放つ。
漫画版・アニメ版ではこれを大量に放つ水氷大魔散弾アイシクルショットという魔法も披露した。


  • 炎化爆獄陣フレアサークル

もとはイフリートの技。自らの体をガス化し、直径百メートルの範囲内を超高熱の炎と熱で満たす。


  • 上位悪魔召喚

上位悪魔グレーターデーモンを召喚する。ブルムンド王国で冒険者自由組合ギルドの入団試験を受けた際、試験官が使用した下位悪魔召喚を強化コピーした。


  • 上位精霊召喚

捕食した炎の巨人イフリートを召喚する。


  • 物理魔法:神之怒メギド

ファルムス王国戦で開発した魔法。
水の精霊を召喚して水玉に変化させ、上空には一際大きな凸レンズ状の水玉を展開する。
水玉が受けた太陽光を細く収束し、下に展開させた鏡面仕上げの水玉で反射・屈折させ、任意の地点に誘導する。そして更に、地上付近の凸レンズ状の水玉で収束を行い、目標物に照射する。
太陽光は鉛筆ほどの細さの赤い熱線となり、摂氏数千度に達する。
なお、この高温により収束に使った水玉は瞬時に蒸発するものの、すぐさま再構築することで超スピードで四方八方にビームが飛び交う地獄絵図となる。
精霊魔法としては「特定の場所に水を集める」という至極単純なものである上に、長時間継続したとしても必要となるのはあくまで小さな水玉を再構築するだけで済む。
そのため、威力に対して消費する魔素が低く、また攻撃自体は純粋な物理エネルギーなので対魔法防御が通用しない。
当初は日が出ていないと使えないという欠点があったが、後に後述の“神之瞳アルゴス”と連動させることで常に空に浮かべたいくつかの衛星レンズ間を反射させて光を収束させ、夜でも発動が可能になった。全盛期のガンダムXですか?


  • 物理魔法:神之瞳アルゴス

モスの能力を参考に“神之怒”を応用して編み出した監視魔法。
各地に派遣した極小サイズの分身体を媒体に、成層圏界面付近に展開した巨大なレンズに目的地の拡大した光景を映し出し、それを反射する事で情報化した映像を転送させている。
この魔法により、魔国連邦は作中の国家の中でもトップクラスの情報収集能力を得ている。


  • 反魂の秘術

死者蘇生の秘術。死んでから時間が経過していなかったり結界に阻まれるなどして現世に留まっている死者の魂を確保し、完全に再生する。
必要な魔素量もそれを制御する魔力も膨大であり、覚醒して初めて行使可能になった。


  • 授魂の秘術

反魂の秘術を応用して作った蘇生術。魂を疑似魂に移植して植え付ける。
肉体が跡形もなくなっているものや心核ココロが壊れた者は蘇生不可。
蘇生時に魂のエネルギーを抜き取ることもでき、その際は対象はスキルを使えなくなる。


  • 完全転送術式

軍団をまとめて空間移動させる軍団魔法レギオンマジック
従来の転送魔法では大量の魔素を浴びてしまうため生物の転送に向かず、対象の保護を組み込んだ転移魔法では消費魔力が大きすぎて複数名の転移に向かないため、軍団を空間移動させることはできないというのが常識だった。
しかし『智慧之王』が『空間支配』を併用する方法で消費魔力の大幅削減に成功、これにより従来の魔法では考えられない速度での大軍の移動を可能にした。


自身の能力で簡単に獲得できる能力や魔法と異なり、技術は基本鍛えて覚えるものなので習得には難儀するが、決して才能がないわけではなく、話が進むにつれて高度な技術も習得しいている。


  • 暴風黒魔斬ストームブレイク

ヒナタの崩壊霊子斬メルトスラッシュを参考に編み出した、に暴風系魔法を纏わせて放つ、魔法と剣技の融合技。受けた傷口から崩壊が始まり、相手の生命力を蝕む。


  • 虚無の剣撃イマジナリーブレード

剣に『虚無崩壊』を纏わせて放つ剣技。対象を喰らって『虚数空間』へと放り込むため、制約と引き換えにあらゆる攻撃を無効化する『正義之王ミカエル』の『王宮城塞キャッスルガード』でもなければ防御不可能。


  • ほうろうせんぺんばん

“虚無の剣撃”をも上回る最強の奥義。
剣の軌跡は千にも万にも幾重にも変化し、捉えどころのない動きで敵を切り裂く。威力も自分の十倍以上の存在地を誇る相手の崩壊霊子斬メルトスラッシュに打ち勝ちそのまま相手を粉微塵にしてしまうほど。


  • 竜魔刀

クロベエ作のがリムルの魔素を浴び続け進化したもの。
材質が究極の金属ヒヒイロカネに進化し、最終的に神話級ゴッズへと至った。
刀の核ブレードコアを嵌める孔も二つ空いており、ここに刀の核を嵌めることで強化できる。


グレンダのワルサー P99を基にカイジンが作成した試作品。
刻印魔法で魔力による小爆発を起こし弾丸を打ち出すので、火薬は必要ない。
込める魔力や弾丸によって威力は増減し、等級は希少級レアだが、特質級ユニーク相当の威力まで出せる。


封印を解くために一度胃袋に収納。名付けの魔素が足りなくなった際にヴェルドラから徴収し、封印が解けた際にその残滓を解析して『暴風之王』を獲得。


帝国戦ではルドラ(ミカエル)に支配されたヴェルドラを完全に取り込んだ(『竜種解放』を用いることで放出できる)事から竜の因子を解析し、竜種の亜種である竜魔粘性星神体ヘの進化に至っている。


  • 嵐蛇テンペストサーペント

返り討ちにされた封印の洞窟の主と呼ばれるA-ランクの魔物。
獲得した能力は『毒霧吐息』『熱源感知』。このうち『毒霧吐息』は試しに使ったらグロい絵面になったので封印。


  • エビルムカデ

封印の洞窟に生息していたB+ランクの魔物。
獲得した能力は『麻痺吐息』。


  • 大きな蜘蛛ブラックスパイダー

封印の洞窟に生息していたBランクの魔物。
獲得した能力は『粘糸、鋼糸』。
即席のトラップから糸電話のような相互通信までかなり応用が利く。配下ではソウエイが主要武装として活用。
進化の際に統合され『万能糸』へと強化された。


  • 吸血蝙蝠ジャイアントバット

封印の洞窟に生息していたC+ランクの魔物。
獲得した能力は『吸血』『超音波』。
超音波器官を再現することで、スライム形態でも言葉を発することができるようになった。


  • 甲殻トカゲアーマーサウルス

封印の洞窟に生息していたB-ランクの魔物。
獲得した能力は『身体装甲』。


  • 牙狼族の族長

ヴェルドラの消失を好機と捉え、ジュラの森に侵攻してきた牙狼族の長。壊滅の危機に追い込んでいたゴブリン村を守ることにしたリムルによって返り討ちに遭う。
獲得した能力は『超嗅覚』『思念伝達』『威圧』。


  • 炎の巨人イフリート

シズさんの体を乗っ取って暴走していた上位精霊。実は勝てる見込みがあったものの最後の詰めを誤り、まんまと食われた。
その後話し相手が欲しかったヴェルドラに隔離空間に引き込まれ、相手をさせられる中ですっかりおとなしくなり、シズともっと話し合わなかったことを後悔するようになる。
また、その過程でヴェルドラに対して将棋で勝てるほどに知能が強化され、ついでに当初は畏怖していたヴェルドラへの態度が若干悪くなった。
リムルへの貢献を目論む大賢者によって解放されるまでスパルタ地獄を食らう羽目に。
その後ヴェルドラの頼みで排出され、ヴェルドラの配下となる。
獲得した能力は『分身体』『炎化』『範囲結界』。
とりわけ『分身体』は何度もリムルの窮地を救った程の当たり能力。後に『強化分身』へと進化。


  • シズ/井沢静江シズエ・イザワ

炎の巨人イフリートを抜き取られたことで寿命が尽き、「この世界に取り込まれたくない」という思いから捕食してもらった。
獲得した能力は『変質者』『炎熱操作』。


  • 豚頭魔王オークディザスターゲルド

ジュラの森に侵攻したオークたちの
大賢者の立てた「スライムの粘性で動きを封じ炎で焼き尽くす」という戦法が熱への耐性を獲得され失敗。捕食対決に持ち込み勝利した。
獲得した能力は『飢餓者』。また魔王種であるこの豚頭魔王を喰ったことで魔王種を獲得した。


  • 暴風大妖渦カリュブディス

ヴェルドラの妖気オーラから生まれた怪物。
魔王カリオン配下のフォビオに憑依して襲来。死んでも時間経過で復活する性質を持つため、『変質者』を並列起動してフォビオから切り離しつつ捕食した。
獲得した能力は『魔力妨害』『重力操作』。
これによって飛行手段を得た。


  • クレイマン

魔国連邦への明確な敵対行為をとった十大魔王の一柱。
魔王たちの宴ワルプルギスで打ち破った後、「星幽体アストラル・ボディーを分離する」という妖死族デスマンの特性を生かした方法で脱出しようとしたのを、逃がさぬように捕食した。
獲得した能力は『操演者アヤツルモノ』。
リムル自身は支配系の権能を好んでいないため、情報化に用いられる。


  • ヴェルグリンド

ヴェルドラの姉で、東の帝国の元帥。
帝国戦で撃破して捕食し、ヴェルドラ同様に完全に取り込んだうえで精神支配を解除しており、説得して味方につけた。
獲得した能力は『暴風之王』のヴェルグリンド版と思しき『灼熱之王ヴェルグリンド』と、美徳系究極能力の一つ『救恤之王ラグエル』。


  • レオン・クロムウェル

ミカエルの精神支配で操られていた魔王の一人。
獲得した能力は美徳系究極能力の一つ『純潔之王メタトロン』。


  • ミカエル

東の帝国の皇帝ルドラのスキル『正義之王ミカエル』が進化した神智核マナスで、天使軍の総大将。
決着をつけるべく一騎打ちに臨んだ末に捕食した。
獲得した能力は美徳系究極能力『正義之王ミカエル』『忍耐之王ガブリエル』。クロエからもらった『希望之王サリエル』も含めて、美徳系究極能力をコンプリートした。



【女性関係】

その人柄の良さに加え、人間態がイケメンであることからか、作中では様々な女性から好意を寄せられている。
ただし、リムル自身は前世でモテなかったこともあってか、他人からの好意には基本的に気付かない。


以下、リムルに好意を寄せている女性


  • シュナ

配下。リムルの身の回りの世話をしている。


  • シオン

配下。よくリムルをその豊満な胸に乗せている。もしくはリムルに乗せる。
シュナとはどちらがリムルのお世話をするかでよくもめる。


  • アリス・ロンド

シズさんの教え子。リムルに精霊を宿らせてもらったことで命を救われた際、お礼にキスしている。


シズさんの教え子。リムルに精霊を宿らせてもらう際、「だーーーい好き!!」と宣言している。

+ -

何度もタイムリープを繰り返しているが、リープする度にリープの記憶を失っているにも関わらず、どの世界線でもリムルのことを好きになっていたらしい。
普段はおとなしいがリムルのことになると積極的で、アリスと張り合ったり、ヒナタに「リムルさんは渡さない」と宣言したりしている。


  • クロノア

クロエに宿る神智核マナス。こちらもリムルに恋しており、基本的にはクロエを主人格として尊重しながらも、リムルのことになるとクロエと張り合う。
リムルに対してはいきなりキスしたり抱きついたりとかなり積極的で、リムルですらさすがに彼女が自分に好意を持っていることには気付いている。


シズさんの教え子。当初はダムラダに騙されリムルをシズさんの仇と誤解し強く憎んでいたが、誤解が解けた後は友好的に接している。
リムルのデリカシーのなさに呆れることはあるが、そのお人好しさに心を救われており、亡き父親の面影を重ねていた。
クロエから「リムルさんを渡さない」と宣言された際に自分の気持ちを自覚したようで、以後リムルに容姿を褒められて赤面するなどしている。
リムルも自分と対等に接する同郷の人物として気安く接しており、ヒナタといるときは普段より自然体となる。そのため、周囲からは割と恋人同士だと思われているらしい。


  • レイン

ギィ配下の悪魔。もともとスライムは「可愛いから」好きだったらしく、さらに魔王として有能なリムルには好感を持っていた。
魔国連邦を訪れた際にリムルの紳士的な態度に惚れる。勘違い女子になったふりをしてぐいぐい迫ってみようかとも思ったらしいが、空気を読んでやらなかった。


  • ブルムンド王国の冒険者自由組合受付嬢

ブルムンド王国に自由に出入りできるようにギルドの加入試験を受けた際、その戦い振りに惚れ込んだ模様。
なお、リムルの正体には気付いておらず、「魔王と同じ名前の人」だと思っている。


【その他関連人物】

  • 配下の皆さん

殆どがリムルの名付け子。皆リムルのことが大好き。
好きすぎて、たまにリムルの言うことを聞かない。


  • ヴェルドラ=テンペスト

盟友にして名付け親。転生後に初めて出来た友達であり、魂の回廊で深く結ばれた相手。
なお、リムルは内部から視覚と聴覚と記憶をジャックされてることに気付いていなかった(大賢者は把握していた)。


リムルの「運命の人」。炎の巨人が抜けて寿命が尽きかけていた彼女に頼まれ、彼女を捕食した。リムルは彼女の想いと姿を受け継いでいる。
「転スラ日記」では彼女の死後も彼女に対して好意を抱いている様子が見られる。


最初に出会った魔王で、親友マブダチ。見た目や言動が完全に幼女なので、人間時代に姪っ子がいたこともあり、親戚の子みたいな感覚で接している。
親友はミリムが一方的に言い出したことだが、リムルの方もミリムのことは大事に思っており、ミリムがクレイマンに操られた(フリをしていた)時にはクレイマンへの怒りを見せていた。


  • レオン・クロムウェル

あまり仲の良くない魔王。
当初はリムルがシズさんの一件でレオンを敵視しており、レオンはリムルに余り興味が無いといった感じだった。
後にレオンの真意を知ったことでリムルはレオンへの態度を軟化させているが、今度はレオンの想い人であるクロエがリムルに恋しているということでレオンがリムルに嫉妬するようになる。
ただし、お互いの力と人格は認め合っている。





「よーし、この記事をもっと良くしていくぞ!」
「はい。記事の追記・修正を行います。」


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  • 項目作成お疲れ様です。これだけ濃い内容かつ、様々なスキルや能力、そして強さを持っているのに、スライムとして生まれ変わってからの年齢はまだ1ケタという。もしかして変身するスライム仲間のぷにる(あっちは玩具のスライムだが)より年齢低い? -- 名無しさん (2022-07-25 11:49:16)
  • ネタバレ注意ってどこに書こうか? -- 名無しさん (2022-07-26 01:34:10)
  • 転スラにっきだとスライムは冷菓子みたいな扱いで それを聞いたリムルが命の危機感じたことも -- 名無しさん (2022-07-26 18:03:33)
  • 転スラの項目出来たからリムルも出来るよね! 次は誰かな?ディアブロか、ベニマルか、シズさんか -- 名無しさん (2022-07-26 23:27:08)
  • ここまで徹底的に強くなる傾向の主人公も珍しいね ネット掲載の最終章でもとんでもない強さになってたし -- 名無しさん (2022-08-06 14:05:41)
  • 喰らった相手の能力や容姿を得られるというのは一周回ってよくある設定だけど、スライムだからか違和感はそんなにないかも。あとこういう能力ってメトロイドのXみたいに敵が持ってるイメージがあるけど、味方サイドっていうと…まるかいて おまめがふたつ…。 -- 名無しさん (2022-08-06 14:47:08)
  • レインがリムルに惚れたって描写あった? -- 名無しさん (2022-08-07 22:55:56)
  • ↑17巻312ページ -- 名無しさん (2022-08-09 09:46:15)
  • ↑3アーッという間にドン‼︎(0%0%0%) -- 名無しさん (2022-11-30 17:34:21)
  • ↑5 特に終盤は負けたら存在自体が(皆纏めて)無かった事にされる為、そこまで行くのは止む負えないかと… -- 名無しさん (2024-04-16 16:30:14)

#comment

*1 例えば、イフリート戦では広範囲高熱攻撃程度であれば耐えられるが、熱を収束した攻撃であれば耐えられなかった。

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