登録日:2022/06/21 (火) 00:23:22
更新日:2024/06/20 Thu 10:32:22NEW!
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レティシア feヒーローズ エンブラ m・a・o 皇女 姉 闇堕ち 冷酷 隊長 将軍 fehオリジナル fe 嘘吐き エンブラ帝国 呪詛部隊
一つ大切なことを教えてあげる。
真実とは――みんなが信じた嘘のこと。
敵がどんな噂を流したところで、私は大量の嘘でそれを塗り潰し、真実を変えるだけよ。
出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS
■概要
『レティシア』とは『ファイアーエムブレム ヒーローズ』の第六部の登場人物。
ゲームのシステム上、クラスは特にない。
イラストは他の六部キャラと同じくコザキユースケ氏が担当。
CV:M・A・O
エンブラ帝国の皇位継承順位第九位の皇族であり、エンブラ帝国の『ヴァイス・ブレイヴ』にあたる『呪詛部隊』の隊長。
エンブラ皇族なのでエンブラ皇女であるヴェロニカと皇子ブルーノとは親戚(どういう家系図かは不明)。
とはいえ皇位継承順から分かる通りエンブラ皇族の中では末端の部類であり、憑竜エンブラの血が薄い。
そのおかげでエンブラの血に苦しむヴェロニカ達とは違い、よほどの事がないとエンブラに意識が乗っ取られる事がない。
猜疑心の塊のような性格で、嘘を平気で言うし嘘で嘘を重ねる事もある。
さらに冷酷な性格でもあり、自分の策略を上手くいかせるためなら陰湿な作戦を実行するし、兵も犠牲にする。
また自分に分が悪いと別れは兵を盾にしてすぐ逃げる逃げ足の速さも持ち合わせる。
しかし自分がこのような性格ゆえ相手の善性を信じきれず、
それを見抜いたアルフォンスが民を救うために敢えて悪人の演技をした際、それを完全に信じきってしまった。
元々このような性格ではなく、幼い頃は絵物語に出てくるような純粋で奇麗なお姫様だった。
この頃はブルーノとは仲が良く、「大人になったら二人で……」という何らかの約束を交わしていたそうだ。
ブルーノと仲がいいので当然その妹のヴェロニカとも仲が良く、ヴェロニカから「お姉様」と呼ばれ実の姉妹同然の関係にまでなった。
しかしある日の事、ヴェロニカの父である先代エンブラ皇帝がレティシアの一族に反乱の濡れ衣を着せ、領地も家も全て没収してしまった。
華やかな生活が一変し貧民街に身一つで投げ出されてしまい、そこで民たちを下賤な者と見下すようになるほどの屈辱を受ける。
このような屈辱を受けたため、先代エンブラ皇帝と、その娘ヴェロニカへ激しい憎しみを抱く。
(何故ブルーノではなくヴェロニカなのかは不明だが、ヴェロニカが次期皇帝筆頭候補なのと、
一族が没落した日にヴェロニカが「姉さまと仲良く出来るなら、皇位なんてどうでもいい」と言っていたためと思われる)
しかしヴェロニカには「あなたを恨んでいない」といった手紙を送り、自分の心境に変化がないように偽っていた。
というのも実際に復讐する時「優しい姉と思っていた人物が裏切った方がヴェロニカの心がより傷付けられるから」だったという。
先代皇帝は本編の何年も前に亡くなった事もありヴェロニカに復讐する事にしたレティシアだったが、
その復讐法を「ヴェロニカを民の前で処刑し、自身が皇帝になる」に定める。
そのためには有力貴族や選帝侯に取り入る必要があった。
レティシアは有力貴族が求める物はなんでも差し出し、その過程で弱みを握って掌握し、呪詛部隊の隊長になる等、一度は平民に堕ちたとは思えないほどの出世をする。
ヴェロニカが民を懐柔した際に「女の武器を使ったのか?」と言いかけていたため、おそらくレティシアは貴族に取り入れるために体を売ったりもしていたのだろう。
しかし皇帝になりたいのはヴェロニカへの復讐のためであり、ぶっちゃけそれで皇帝になったからといって、やりたい事なんて一切無い。
そのためヴェロニカからその事を告げられたら言葉に詰まった。
そんなこんなしつつ六部の頃に下準備が完了し、ヴェロニカへ復讐を開始する(詳しくは下記の本編へ)
そんなレティシアも勿論召喚可能。
本編で散々ヴェロニカを痛めつけたため、アスク王国に異界のヴェロニカがいると分かると、さすがに会えないと言っている。
■本編
憑竜エンブラの眷属エルムの手をも借りた彼女は、計画通り有力貴族に味方につけヴェロニカに反逆の濡れ衣を着せ、処刑しようと追いつめる。
しかしヴェロニカは崖から飛び降り重症を負うもアルフォンス達に匿われたため取り逃がす。
この時のアスク王国とエンブラ帝国は事実上の休戦状態だったが、エンブラ皇族がアスク王族に手を出せば再び戦争が始まってしまう。
しかしレティシア率いる呪詛部隊は白を黒にするのが得意なので、
事故に見せかけて抹殺できるからとヴァイス・ブレイヴに手を出そうとするが、ヴェロニカ自らが身を差し出すことでアスク王族を庇う。
レティシアは意気揚々とヴェロニカを『監獄要塞』に監禁、処刑の日まで食事はおろか水すら与えず苦しめさせる。
……が、元々ヴェロニカは国民からの支持が強かったので、民たちはヴェロニカが無実の罪を着せられたという事に気付かれてしまう。
呪詛部隊を使って国民を騙そうとするも、そのための工作に精鋭以外の末端の兵もたくさん使っていたため、
企みを見破ったブルーノに捕らえられてゲロらされる者がでてしまい、国民を騙しきる事ができなかった。
そして監獄要塞の軍勢がヴェロニカを支持。
帝国はヴェロニカを支持する軍勢と、それでもなお彼女についてヴェロニカを引きずりおろそうとする軍勢とで割れてしまう。
ここまでの流れを見れば、ヴェロニカが無実の罪を着せられたという真実は誰の目にも明らかであるが、
ブルーノによれば、ここに至ってなおエンブラの有力な豪族たちがどちらにつくかを決めかねた最大の理由は、
彼らの判断基準は真実や善悪などではなく、「自分がどちら側につけば今後より大きな利益を得る事ができるか」であるためだという。
実際、ブルーノはヴェロニカ派とレティシア派は内乱発生時点での勢力図を「ほぼ五分五分」と分析していた。
かくして国を二分するヴェロニカとの内乱に発展した対決は、彼女がヴェロニカ側についたヴァイス・ブレイヴに敗れて敗北。
ヴェロニカはこのような状態になっても、自身の命を奪わないばかりか、なおも自分を姉と慕っている事が判明し心が揺れる。
さらには憑竜エンブラが降臨しレティシアの体を乗っ取ってしまうも、
エンブラはレティシアのヴェロニカへの憎しみを知り、本人に直接殺させてあげようということで、体の主導権を一時取り戻させる。
ヴェロニカへの憎しみは未だに残ってはいるものの、せめて最後くらいは再び姉らしくしたいと思ったレティシアは、
最後に自らの命を絶つことで、ヴェロニカの命を救ったのであった――
■性能
出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS
22年の6月からスピード実装。これまでの敵キャラと同じく、同月の本編で死んだので召喚できるようになった。
緑属性の魔法使い。騎馬ユニット。
ただヒーローズのキャラにしては珍しく、伝承でも神階でもなく恒常キャラになった。
武器スキルは『ケルムト』
攻撃+3。
戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら、戦闘中、攻撃+6、敵の攻撃-6、絶対追撃、
かつ戦闘中、敵の攻撃、速さ、守備、魔防が下記の条件を満たしている数×3だけ減少する(最大9)
(条件A:自分の周囲3マス以内に味方がいる
条件B:戦闘相手の周囲2マス以内に他の敵がいる
条件C:自分が有利な状態を受けている
条件D:敵が不利な状態異常を受けている)
Aスキルに敵のHPが100%で戦闘開始時、または敵が【不利な状態異常】を受けている時、戦闘中、自分の攻撃、魔防+7。
敵のHPが100%で戦闘開始時、かつ敵が【不利な状態異常】を受けている時、戦闘中、さらに自分の攻撃、魔防+2にする『攻撃魔防の機先4』
Bスキルは【再移動(残り)】を発動可能。戦闘中、敵の攻撃、魔防-3『攻撃魔防の遠影3』
Cスキルにはターン開始時、周囲1マス以内に味方がいなければ自分の攻撃、魔防+6(1ターン)【見切り・パニック】を付与する『攻撃魔防の奮起4』
基本の効果は敵対時とあまり変わらないままだが条件さえ整っていると強化&弱化を利用した魔法暴力が襲いかかる。
条件D以外は味方のフォローがない限りは全て満たしやすい。
例え魔防が高くても容易く撃墜される。機動力もあってヒットアンドアウェイも可能。
ステータスは高い攻撃はもちろんだが魔法・騎馬では珍しく守備と魔防が両方高め。
しかし速さは16の超鈍足で魔王リオンとバレンタインルフレ(女)と全魔道でワースト1位タイ。
その鈍足故に追撃は必ず喰らう。敵の追撃を封じる効果が搭載していないせいで耐えられてしまえば自慢の耐久力をもってしても撃墜されかねない。しかも回避効果も最大までかかりやすいのも弱点。
相手が見切り・追撃効果スキル持ちだとほぼ腐ってしまう。
AスキルもHP依存と弱化するスキルが無いので基本あまり発動する機会は少ない。別のスキルに変えるのもあり。
■台詞
- 嬉しいわ。お姉様と呼んでくれるのね、昔みたいに……。
- 私の恨みの深さは、我らが神エンブラにも劣らないでしょう。
- 教えて、ヴェロニカ。どうやって賤しい賤しい下民どもの人気を得てきたのかしら? 金? それとも女の……。
- ヴェロニカと話すことはできません。今さら、どんな顔で会いに行けるというのですか…?
- どこかの異界にはいるのでしょうか? 復讐に身を焼かれることなく、ヴェロニカと仲が良いままの私が……。
- アスク王国のアルフォンス王子……甘い相手、弱い相手と侮っていました。ですが……。
- 昔……ヴェロニカは、あの子は時々、私の真似をしたがりました。お茶会でも、そうでした……。
まだ小さいのに、一生懸命、私に紅茶を淹れてくれようとして……ふふ、とても可愛らしかった。
すべて……昔のことです……もう二度と戻らない昔の……。
積み重ねた罪も、塗り固めたあの子への憎悪も、私そのもの……決して離れられはしません。
ですが、もうあの子を傷つけはしない……それだけは、約束します。それが、私のせめてもの……。
追記・修正は貧民街に落とされてからお願いします。
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▷ コメント欄
- 相手の善性は信じられないけど悪性は割と簡単に信じちゃうあたり、お嬢様気質が抜けきってないというか。 -- 名無しさん (2022-06-22 01:05:22)
- 本性見せたあたりで嘘つきの姉という印象が一番強いわ。あねうそつき。 -- 名無しさん (2022-06-22 04:44:45)
- スターリンと変わらんわこんな奴。 -- 名無しさん (2022-06-22 15:39:58)
- 白く塗りすぎて、デーモン小暮さんみたいで、好きじゃない。 -- 名無しさん (2022-07-14 15:36:15)
- ヴェロニカというちんくしゃが女の武器? -- 名無しさん (2022-07-26 22:50:30)
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