ねんちゃく(ボボボーボ・ボーボボ)

ページ名:ねんちゃく_ボボボーボ_ボーボボ_

登録日:2022/03/14 Mon 12:31:44
更新日:2024/06/18 Tue 11:41:18NEW!
所要時間:約 3 分で読めます



タグ一覧
ボボボーボ・ボーボボ マルハーゲ帝国 暗殺 テープ ねんちゃく 小野健一 暗殺部隊 粘着 四世世代 ゲゲゲ stop真拳



この暗殺部隊総隊長ねんちゃく様が直々にお前らの実力を測ってやるよ



ねんちゃくとは、『ボボボーボ・ボーボボ』の登場人物。



CV:小野健一


概要


ツル・ツルリーナ4世率いるマルハーゲ帝国に所属し、暗殺部隊の総隊長を務める。
耳の後ろ側だけ伸びた剛毛*1と、額にバッテン状に二枚、右頬に一枚絆創膏のように貼られたテープが特徴的で、
STOPと後ろに書かれたボロボロのコートを着て、巨大な肩パッドをつけている大柄な男。
三白眼に「ゲゲゲ」という高笑い、挑発的に舌を出し、自身の武器をなめるなど北斗の拳に出てきそうな雰囲気がある。
名前の由来はそのまんま「粘着」から。



性格


ゲゲゲ、わかんねえか?


お前ら程度はお呼びじゃないってことだ


風貌に似あい粗野で残虐、自信家な性格。
自分の実力に非常に自信を持っており、3狩リアが基本となった三世世代編以後であったが、ボーボボたちにも一人で挑んだ。


4世いわく、「自分の決めた獲物以外には興味を示さぬ漢」と言われるように若干気分屋な面もある様子。
ボーボボたちにもギャグやハジケを活かした防御を受け、少し驚くことこそあれどほとんど気にせず自身のペースを押し付けるなど、唯我独尊気質が目立つ。
優勢の時は相手の反撃を見ても冷静に対処するために武器を変更するなど、自分のペースに乗っている限りは冷静さもある。


それは自身の高い実力ゆえのことなのだが、一方、劣勢となると頭に血が上り暴言を吐きながら攻撃したり、相手の行動を不可能と決めつける等、短気という弱点につながってしまっている。



戦闘能力


止めるぜ お前のすべて


戦闘力は高く、マルハーゲ帝国皇帝決定戦では最高ランクの金バッジを与えられていた。
これは、過去の強敵であるOVERハレクラニギガランバダといった面々が銀バッジ止まりであったことを考えると、マルハーゲ帝国内で非常に高く評価されていたとうかがえる*2


ただし、ねんちゃくと最高幹部の闇夜叉以外の金バッジ保持者は裏マルハーゲ帝国四天王最弱のハロンオニに何人も惨敗しているのに対し、銀バッジ・銅バッジの実力者たちはハイドレート白狂、ベーベベら闇皇帝と側近の封印を解く生贄にたる強者として扱われ、ハレクラニとOVERはハロンオニ以上の実力を有するクリムゾンやLOVEとも戦えていたことから、劇中の銀バッジキャラはボーボボ一行に負けたことで評価を落としたものも多いと思われる。


だがそれを踏まえても、様々な戦いを経験したボーボボも実力者として認め、4世もボーボボたちがねんちゃくに勝利する可能性を「万一の事」と評し、一度は戦闘不能寸前にまで追い詰めたことを踏まえると過去の強敵たちより絶対に強いとは言い切れないが、彼らにも引けを取らないといった評価が妥当であろう。


実際、ねんちゃくが目の前で倒されたことに帝国のモブ毛狩り隊員が震え上がり、ランバダとレムは改めてボーボボの強さを再認識した。
ランバダはこの後にギガ、ハレクラニ、詩人、覇王らと手を組んでボーボボ一行を排除しようとした。


皇帝決定戦自体、裏マルハーゲ帝国との戦いの前哨戦として位置づけられているため戦闘に割く話数が控えめであったこともあり戦闘話数は3話と早めに倒されてしまっており、若干スタミナは低め。
戦法や性格も相まって、暗殺者らしく短期決戦で勝負を決めるタイプといえる。


STOP真拳


テープを使って戦う真拳
ある意味瀬呂範太くんの大先輩といえる。
使うテープの種類は基本的にセロハンテープだが、布テープを取り出すなどテープであればなんでもいいらしい。
非物理的な攻撃が多い『ボーボボ』大幹部クラスとしては若干地味だが、その分速攻性に優れ、一瞬で相手を拘束し、動けないままに勝負を決める。


テープの強度は非常に高く、ボーボボ一行もテープを引き裂くことは不可能だった。
「テープでぐるぐる巻きに拘束」、「テープで相手を切断」、「身体中につながれたテープを引っ張り、相手の体を引き裂く」、「相手を溶かす性質のあるテープで原型を失うまで一瞬で溶かす」など、テープの使い方もバラエティに富んでいる。


しかし、テープでの攻撃を受ける姿はギャグに利用できるものが多く、ボーボボたち3バカにはハジケて無効化される場面もあった。


この真拳を使うためにはテープを得物として常に持ち歩く必要がある。
なので、狂暴に武器をなめる動作をしてもそれはテープをなめているという動作になってしまう。


ボーボボ「ウソ!?ちょ…あの人セロハンテープ持ってかっこつけてるんですけど!!? ダサッ!ダサいんですけどー!!」


首領パッチ「カッコいい…」



  • テーピングSTOP

基本の奥義。一瞬で相手の体をテープでぐるぐる巻きにして拘束する。
あくまでジャブとして使ったようで、ボーボボたちには蝶のサナギの羽化に見立てられて鼻毛真拳奥義「生命の誕生」で脱出された。


  • ドラフティングSTOP

無数のテープを相手に飛ばす技。
3バカの鼻毛真拳奥義「ジタバタちゃんぷる」によりほこりをまき散らされ、テープにそれが付着したことで防がれた。


  • STOPテープナックル

テープを巻き付けた拳で殴る。
おそらく、烈火の炎焔群みたいな感じで攻撃力を補助できると思われる。


  • STOP・ネット・ジャングルジム

超奥義。ねんちゃくの誇る2つの大技のうちの一つ。
瞬時に辺り一帯にテープでできたジャングルジムを形成する。このジャングルジムはねんちゃく以外は容易には動けず、その惨状はまさに蜘蛛に捕まった蝶と同じ
首領パッチ「雲に捕まった腸!?」


  • オープン・ボディ・テーピング

STOP・ネット・ジャングルジムからつなぐ技で、全身をテープが体が破裂するまで引っ張り続けるという恐ろしい技。
しかし、ボーボボは破裂した腹の中からポテトチップスを出すハジケでダメージを軽減し、天の助に至っては四肢が破裂こそしたがやっぱり平気だった
痛みはあったのだろうが、無敵っぷりと回復性能は本当にすごいなこいつ。
最終的に、首領パッチを「パッチジェット」にして何とか脱出した


  • ホーミングSTOP

自動追尾するテープで追撃。「パッチジェット」に対応して出した。


  • ネバーエンド・デス・ディナー

超奥義で、ねんちゃくの誇る最大の大技。
一瞬で相手の口に膨大な量のテープを入れる。
このテープには超ねんちゃくネバー液が使用されており、食らったが最後原型が亡くなるまでネバネバになって溶けるという、ねんちゃく一流の即死技。
この技を撃ちねんちゃくと四世は勝利を確信し、観戦していたビュティもボーボボたちの敗北に狼狽した。


……しかし、ボーボボたちはこれをうけなんと三者合体
あくまで聖鼻毛融合(ボーボボ・フュージョン)ではなく「くっついた」だけ。
さらに幻のチェーンソー真拳で反撃となり、また三つに分離させても三人が歪に合体したままの姿で、超強力ハジケ奥義「トライアングル・ハイテンション」につながり、さらにはネバネバになる代わりにエネルギーをすべて吸収し「超強大3バカバズーカ」として跳ね返されるなど、結果論だがボーボボに一気に反撃されるきっかけとなってしまった。


余談

劇中に暗殺部隊は彼以外には序盤も序盤に出てきたアヒルパンツの変態・キラリーノしか出てこない。
キラリーノはアヒルパンツを暗殺部隊のユニフォームといっている。
劇中では特に触れられなかったが、ねんちゃくがユニフォーム指定した可能性も考えられ、だとすると部下へのパワハラ気質があるのかファッションセンスがぶっ飛んでるのかのどちらかと考えられる。
その場合、やたらゴテゴテした衣装やテープをなめてかっこつける動作などから後者の可能性が高い。
というかその方がネタとして美味しい。


章ボスキャラではなく、「皇帝決定戦に登場したマルハーゲの大幹部」というイメージも同時期に登場した闇夜叉/サンバマンに持っていかれがち、再登場もなしと若干地味。
しかし、この漫画の再登場した敵=基本的に噛ませ化の傾向から考えると再登場してイメージダウンしなかっただけよかったともいえる。


ファンの間ではOVER、ハレクラニ、ギガと共に「四悪」と言われることもある。



さあ追記・修正の時間だぜ 喰らいな!

[#include(name=テンプレ2)]

この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,5)

[#include(name=テンプレ3)]


  • こいつも一撃必殺持ってる以上、ギャグ漫画以外だととんでもない強敵なんだろうな -- 名無しさん (2022-03-14 15:17:27)
  • 瀬呂、芦戸の混合上位互換ときた -- 名無しさん (2022-03-14 17:35:27)
  • やってる技はガチでえげつないのにボーボボ達にはボケ倒されて効かないとか気の毒過ぎるwwz -- 名無しさん (2022-03-14 20:08:21)
  • 今までの強敵が銀なのは「こいつ以上の実力がある」じゃなくて「ボーボボに負けたから評価下がった」なんじゃないかなと勝手に思ってる -- 名無しさん (2022-03-14 20:37:17)
  • 誰? -- 名無しさん (2022-03-15 00:18:11)
  • 個人的に、敗北直前まで追い詰めるもハジけた協力奥義で逆転、テーマに沿ったハジケを連続する奥義で敗北、一見ギャグだがちゃんと凶悪な真拳とボーボボの強キャラとして一番スタンダードなやつだと思ってる -- 名無しさん (2023-02-07 20:30:56)

#comment(striction)

*1 ボーボボは「変な後ろ髪」、「髪型がジャングルっぽい」と評している
*2 ギガのみは劇中でどのバッジを与えられているかを描かれなかったが、ボーボボに「お前ら銀バッジ」と一まとめで呼ばれていたことから銀バッジ扱いだと思われる

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧