登録日:2021/10/31 (日曜日) 00:07:33
更新日:2024/06/06 Thu 13:53:58NEW!
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きんいろモザイク 黒髪 サイドテール 残念な美人 家庭科 教師 女教師 釣り目 女子力 大西沙織 シュシュ 虎 クール 真面目 意外とポンコツ 久世橋朱里 クッシー クッシーちゃん もえぎ高校 まめやか 久世橋先生
笑顔って難しい・・・
久世橋朱里は、原悠衣作の四コマ漫画「きんいろモザイク」の登場人物。
主人公の大宮忍はじめ、メインキャラ達が在籍する県立もえぎ高校の教師を勤めている。
担当科目は家庭科。
原作では3巻から登場(アニメでは2期。ただし1期12話でもセリフは無いが1シーンのみ
登場している)し、忍達が2年生に進級してから物語に絡み始める。
担任クラスは2年A組→3年A組。
猪熊陽子からのあだ名は「クッシーちゃん」。読者からも同じか「クッシー」と呼ばれることも。
CV:大西沙織
【プロフィール】
身長:165cm
誕生日:7月24日
星座:獅子座
血液型:O型
口調:学校では先生、生徒問わず敬語。素は女性語。
【容姿】
サイドテールにした黒髪ロングヘアと、釣り目が特徴。サイドテールにはシュシュを付けている。
現在は前述のとおりロングヘアだが、学生時代はショートヘアだった。
同僚の烏丸先生と違って劇中で容姿について言及されることはほぼ無いが、烏丸先生と海に
行った時は彼女に勝るとも劣らない肢体を見せている。
服装は学校ではスーツを着用。私服の時は髪を下ろしていることもある。
なお、アニメでは普段付けているシュシュは色鬼をしていたカレンに印籠のように使われたこともある*1。
「これが目に入らぬカー!!」
「ははーっ!!」
【性格】
非常に真面目な性格で、教師としての責任感も強い。そのため指導も厳しくなりがちで、服装や表情の堅さ、さらには生徒を見つめてしまう癖*2もあって登場当初は何かと生徒から怖がられていた。
…と初期は何かと怖い先生なイメージがあったが、本当は可愛いものが好きな優しい性格で、
生徒をつい見つめてしまうのも生徒が可愛いから。生徒を怖がらせないように笑顔の練習をしたり、生徒の悩みには親身になって対応するなど、生徒想いのいい先生である。
容姿といい、つくづく歌うことが好きな某一航戦の正規空母を彷彿させる人である。
生徒と仲良くなりたいと思っているため、生徒との仲がいい烏丸先生を尊敬し、目標にしている*3。
2年A組で担任になった九条カレンに対しては彼女の破天荒な言動や、忘れ物が多い生活態度から
よく叱っており、カレンからも恐れられている。だがカレンの明るさやフレンドリーさは評価しており、3年になって担任から外れても新しく担任になった烏丸先生に「少々出来は悪いが、心優しくいい子」と話している。前半は少しひどいような気がするが・・・
カレンも最初は恐れていたが、笑顔の練習をしているところを目撃して以降は来日当初の自分と
重ねて仲良くなろうとするようになり、プレゼントを渡したり親友と呼んで踊りに誘ったりするほど慕うようになる。・・・後者については宿題をやっていないことがバレて追い回されるハメになったが。
叱りすぎるのも良くないと褒めちぎってみたこともあるが、カレン(その場にいたアリスも)から「天変地異の前触れデス・・・」と恐れられ、あげく知恵熱を出して倒れる始末だった*4。
前述のとおり真面目な女性だが、真面目過ぎて逆にギャグや失敗をやらかすこともある(特に烏丸先生が絡むと顕著)。
- 家庭科の実習の際、「ケガには注意してね」といいたいのに「ふざけたらどうなるかわかってますね・・・?」と言って生徒を怖がらせてしまう
- 可愛いもの好きな烏丸先生にクマのぬいぐるみをプレゼントし、人心を掌握する方法を尋ねる(他の先生から「今まさにだよ」と突っ込まれている)
- イベント前は寝られないために早く起きてしまい、よりにもよって始業式の日に寝坊
- カレンの笑顔に答えようとするが、笑うどころか黒いオーラを出して睨み返してしまう
「九条さん、いい笑顔!私も何か答えないと…グググ…」
「カレンがまた何か!?」
「?」
- 忍とクラスが離れたアリスにせがまれて忍の抱き枕「シノ2号」を作る
「枕なんかあったら寝ちゃうでしょ!!」
「そこなの!?」
- アリスがわらしべ長者に憧れて物々交換を持ち掛けた時は生徒に喜ばれるものを考えるあまり単位をあげることを考える*5
- 忍達の合格祈願で神社を参拝した時はなんと生徒一人ひとりにつき1万円ずつ賽銭しようとする*6
- 合格祈願のぬいぐるみを作ることに熱中するあまり肝心の受験日を当日まで失念。さらにカレンのぬいぐるみに
「九条さん大丈夫ですか!?何とか言ってください!」と話しかける
「久世橋先生、それはぬいぐるみです」
等々。一見ほわほわしていて天然な烏丸先生がボケで久世橋先生がツッコミのようだが、こうして見ると逆のパターンも多いことがわかる。
中盤になって以降はカレン達に影響されたのか序盤の堅苦しい面は鳴りを潜め、生徒からも相談を持ち掛けられるようになっている。むしろ可愛いもの好きや烏丸先生への尊敬が過ぎるあまり他のメインキャラとは別ベクトルのボケをかますこともちらほら。
「久世橋先生、花は愛でるものですが、オクラは食べるものです」
「その言葉、今度使ってもいいですか!?」
実は烏丸先生共々もえぎ高校のOGであり、烏丸先生より2学年下。新入生当時、まだ高校生活に慣れられず、意気消沈していたところを当時高校3年生の烏丸先生と会って励まされているが、久世橋先生は彼女が烏丸先生だとは最近まで気づいていなかった*7。
この烏丸先生との出会いがきっかけで教師を目指したようであり、卒業当時の夢は「歌って踊れるアイドル教師」。当然今の久世橋先生にとっては黒歴史だが、一体卒業からの数年で何があったのだろうか・・・?
忍達の卒業後も引き続きもえぎ高校で教鞭をとっており、登場当初の恐れられっぷりが嘘のような人気者の愛され教師になっている。ある意味前述のアイドル教師の夢は果たされたともいえるが。
「久世橋先生…ちょっとキャラ薄くなってません?」
「何故ですか!?」
【家族・実家】
家族は登場していないが、ペットに猫を飼っている。
また、3階建ての1LDKのアパートで生活している。
【特技・趣味】
家庭科担当なだけあって料理、裁縫が得意。弁当は自作のものを毎日持参している。
味もいいらしく、陽子やカレンにねだられて弁当を分けてあげたことも。
烏丸先生にも作りすぎた料理を食べてもらったりしているらしい。
「去年より太ったのは久世橋先生のせい・・・」
「すみませ・・・って私のせいですか!?」
2年生のバレンタイン時は綾達に頼まれてチョコレート作りを教えている。この時チョコレートに自分の血を混ぜると両想いになるという噂を真に受けて貧血で倒れた。
「日本おそろしいデス!」
学生当時は陸上部だったが、1年ちょっとで退部しており、その後は勉強ばかりしていたという。本人いわく「根性が無かった」とのことだが運動神経抜群の陽子とジョギングしたり、
マラソン大会に出ようとしているので今なお体力は衰えていないと思われる。ちなみに現役当時の種目は幅跳び。
当時の学力は不明だが、国語は5段階で4や5だったそう。もっとも今は[[「信じてください!」>超獣攻撃隊 TAC]]だが・・・。
苦手なことは絵。きんモザの画伯といえばアリスだが、久世橋先生も彼女とどっこいどっこいであり、カレンの答案用紙に猫を描いたときは大笑いされてしまった。
英語も得意ではなく、カレンにゴーギャンの絵の名前の英訳で逃げられてしまったり、カレンのママ(イギリス人)と会ってもまともに話せなかったりしている。
【人間関係】
2年以降担任を務める。
日直の彼女に課題を集めるよう指示した際に怖がって逃げてしまう、居眠りして怒られないか心配するなどカレンほどではないが畏怖されていたが、当初から姉の勇に似ていると好感はそれなりに持たれていた。
法被作りの実習では得意の裁縫スキルで誰よりも早く正確に作り上げて久世橋先生を感嘆させた(この時はいつも生徒の前では敬語の彼女が珍しく素の女性語で話しており、それだけ忍の裁縫スキルが一級品だということが分かる)。
忍も褒められて喜び、久世橋先生も生徒と笑いあうことを意識し始めるなど、生徒との距離が縮まるきっかけとなった。
それ以降忍は久世橋先生を「烏丸先生と同じくらい優しいです」と烏丸先生と同じくらい慕っている。
3年次に担任を務めた。
小動物的な魅力を持つアリスに弱いのか、前述の通り2年次には忍とクラスが分かれた彼女のために「シノ2号」を作成。
3年次にはぶつかってきたアリスに特に咎めもせず、ホームルームでも彼女にキュンキュンしないようにして逆に疲れる始末。
「私の時と対応がまるで違うデス・・・」
3年次の学園祭で忍がアリスを主演にした劇を提案した際はハアハアして教師という立場も忘れて賛同した。
「はああ、はあああっ、せっ、先生も推薦します!!」
「クゼハシ先生~!!」
忍同様2年以降担任を務める。
真面目な性格から当初から久世橋先生には好意的だったが、カレンが久世橋先生を怒らせないかいつも心配している。
前述のとおり2年次のバレンタインでは久世橋先生にお菓子作りの指導をお願いした。
陽子が綾を久世橋先生と似ていると言った時は忍には「雰囲気が似ているかもしれません」、
アリスには「アヤをキャリアウーマンにした感じだよね」と評されている。
「どうせ私は下位互換よー!!」
アリス同様、3年次の担任。
前述のとおり久世橋先生のことは「クッシーちゃん」と呼んでいる。
ちなみに久世橋先生は「別にけじめさえつけてもらえば好きに呼んで構わないけど」と赤面しながらまんざらでもない様子だった。陽子は相手をツンデレ化させる能力があるのだろうか。
このあだ名、下級生にも広まってしまったらしく、舐められているのではないかと思ったため一度先生付けで呼ぶよう陽子に言ったのだが、先生呼びだとそれはそれで寂しいらしい。
「どうすりゃいいんだ!」
この後烏丸先生をカラスちゃんと呼んだためさらに落ち込む。
「この若干のめんどくささは・・・綾だ!」
「めんどくさいってどういう意味よ!!」
結局舐められているのではなく親しまれているということで再びクッシーちゃん呼びに。
「しっ、仕方ないですね!///」
「とっても嬉しそう」
前述の通り一緒に朝にランニングしたりと体育系同士気は合うらしい。
2年次の担任。
前述のとおり問題児のカレンのことは叱ることが多く、他の生徒と比べて絡みが多い。
- 「動物に例えるなら虎デス!生徒の何人かはきっと胃袋の中デス!」というカレンの背後に久世橋先生登場、生活態度を叱る
- トイレで笑顔の練習をしていたところを目撃し、「きっと眉間の皺を伸ばそうとしてたデスネ」
→背後に久世橋先生登場
- 不良化したアリスと綾を見て「不良と言ったらこうデース![[校舎の窓を叩き割るデース!」 >尾崎豊]]
→久世橋先生登(ry
- 烏丸先生からギャグで生徒を笑わせるようアドバイスを受ける
→「法被だけにハッピーデース!」
→「九条さん!!」 「な、何で怒られたデース!?」
- 夏休みの校舎で松原穂乃花達にサプライズで焦らしプレイをかけるカレン
→久世橋先生(ry 「サプラーイズ!!」
- 修学旅行で綾達の部屋に忍び込んだカレンが「先生達旅行で浮かれてマスのでチェックも甘いはず・・・」
→久世橋先(ry
…前世は敵同士だったのでは?と思いたくなるほどである。だが生徒に慕われるようになり、トイレで顔を緩ませていたところをカレンに見つかる、プライベートで買い物していたところを
カレンに見つかって写真を撮られるなど逆にカレンからいじられることも結構ある。
なんだかんだでカレンのことは手を焼きながらも目にかけており、お腹を出していた時ははしたないと注意しながら腹巻を渡す、受験前に神社でカレンが遊んでくしゃみした際は怒りながら自分の着ていたコートを着せるなど、いつも心配している。
卒業後も自分が変わったのはカレンのおかげと思っていて、新入生にカレンのことを話している*8など、彼女に一生徒以上の思いを抱いているようである。
卒業後も因縁は続いているのか、頻繁に色々なところで出くわすらしい。
「ちょっと忘れさせてください」
「What!?」
カレンからも前述のとおり慕われており、2年目のクリスマスでは自宅のクリスマスパーティーに招待したり、卒業時は担任でなかったが迷惑をかけた久世橋先生からも卒業証書を渡してもらいたいとお願いしたりしている。
- 松原穂乃花
カレン同様2年次の担任。
あまり接点は無いが、合格後の打ち上げパーティーでカレンの合格を喜びあったり、カレンが混ぜた飲み物を無理に飲もうとする
穂乃花を心配したりしている。
「最高!これがカレンちゃんの味!!(げほぉ)」
「松原さん‼」
- 烏丸さくら
同僚。
生徒からも好かれる久世橋先生のあこがれの先生だが、烏丸先生の方も久世橋先生を「立派」「かっこいい」と慕っている。
同性の同僚ということもあって公私にわたって一緒に行動していることが多い。
性格的に対照的な二人だが、生徒想いで優しいところは共通していて、お互いフォローしあう良好な関係になっている。ほぼ久世橋先生が烏丸先生の生活の面倒を見ているところもあるが。
【余談】
担当声優の大西氏はメインキャラ担当の声優陣では実は最年少。
前述のとおり原作では3巻からの登場で、忍達が1年生だった頃より前については原作では描写が無いので、2年進級時に転属してきたのか、たまたま忍達の学年は受け持っていなかったのかは不明。
しかし、アニメ版のPretty Daysでは忍達の入学試験の試験監督として登場し、合格発表の場も烏丸先生と一緒に見ているので、原作でもおそらく後者と思われる。
また、初期案では数学の教師だった。
九条さん、追記修正していないの貴方だけですよ!あと放置が多い!
項目は簡潔にしなさい、複雑すぎます!長い項目は整理する!
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▷ コメント欄
- BW単行本のスーツやめようとしてるやつがすごくかわいい -- 名無しさん (2021-10-31 00:55:10)
- 自分のスマホの予測変換だとメイン5人を除いてホノカナ勇姉烏ちゃん空太美月を差し置いて唯一変換候補に名前があがる人。-- 名無しさん (2021-10-31 07:42:39)
- やっぱり虎は虎デシタ... -- 名無しさん (2021-10-31 11:18:40)
- 1年時で烏丸先生の話し相手だったA組(カレンクラス)の担任の人(cv櫻井浩美)は転勤したのかな…あとアニメでは久世橋先生が座ってる烏丸先生の右隣の席って1年時は別の男性の教師が座ってたんだよね(こっちも転勤かな…) -- 名無しさん (2021-10-31 12:38:37)
- アニメから入って、2期で登場してなかったら、自分は全巻読まなかったと思う。久世橋先生単体で好きなんじゃなくて、カレンと絡んでるのが作品の中で一番面白いと思ったからなんだけど。 -- 名無しさん (2021-10-31 18:42:22)
- どの媒体で先生付きで表記されるのはきんモザという作品が生徒基準の作品だからかな(呼び捨てにすると一人の女性としての存在感を確立してしまい作品の軸がブレる)この手の作品でよくある“先生を下の名前で呼ぶ”がないのも先生と生徒のキャラの線引を明確にしてるからかも… -- 名無しさん (2021-11-01 18:20:18)
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*2 久世橋先生本人はただ見つめているだけのつもりだが生徒は睨まれているように感じてしまう
*3 「烏丸先生語録」なる専用のメモを持ち歩き、彼女の発言を何かとメモするほど
*4 これはカレンが夜更かししていたのも原因だが
*5 アリスが持ってきたのは「動物の赤ちゃん」という本。可愛いもの好きな久世橋先生はキュンとしていた。結局アリスには烏丸先生が持っていたウサギの帽子と眼鏡を渡した。アリス「価値が下がった気がする・・・OTL」
*6 当然烏丸先生から全力で止められ、生徒全員で1万円にした。それでもいち女性教師がするお賽銭の額ではない
*7 久世橋先生も「何でもっと早く気付かなかったんだろう!?」と頭を抱えていた。
*8 しかし、この話に尾鰭が付いてしまい、カレンは「伝説の金髪」という悪童として新入生達から憧れられる羽目になる
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