乙姫菜々

ページ名:乙姫菜々

登録日:2021/07/16 Fri 15:14:21
更新日:2024/05/30 Thu 11:45:15NEW!
所要時間:約 4 分で読めます


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本当にあの教官だわ!





乙姫菜々(おとひめ なな)とは漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の登場人物である。



CV:鈴木真仁




【プロフィール】



誕生日:2月14日(たまに3月3日となっていることもある)
年齢:21歳
身長:161㎝
体重:35㎏
血液型:A型
スリーサイズ:79・48・80




【概要】



初登場は94巻収録の「本田の新恋人!?の巻」
葛飾署交通課の白バイ隊に所属する警察官で、同署で勤務する本田速人の恋人。
こち亀の女性キャラに漏れず容姿端麗で、童顔でありほとんど十代に見える。
更に、ナイスバディが多い本作の女性キャラでは珍しく、非常にスレンダーな体型をしており、
「オリーブ」というあだ名を付けられている。彼氏の本田も痩せ型で40㎏しかなく、両津からは「2人合わせてもわしの体重より軽い」、
麗子からは「オリーブとピノキオ」と言われた。
ただ、スリーサイズから判断すると胸は体格の割にはふくよかなようで、所謂「貧乳」ではない。実際、作中でも胸元はそれなりにあるように描かれていることが多い。


外見とは裏腹にバイクの腕前は高く、女性だけで編成された白バイ隊「クイーンスターズ」に選ばれ、その中でもトップに立つほどのドライビングテクニックを持つ。
だが体格故に非力で、バイクを起こすのだけはどうしても苦手。重いので仕方ないね。


非常に繊細な性格で、ちょっとしたことで泣いてしまう。


また、見た目に反してかなりの大食い(普段あまり食べないかららしい)で、運動もあまり得意ではないが、
葛飾署マルチスポーツ大会の時は何故か優勝までこぎつけている。(決勝で当たった両津とはテストで対決したため圧勝した)
後、ケーキ作りも得意。


アニメ声の持ち主でもあり、アニメ版でも鈴木女史の好演により完璧に再現されている。


セガサターン用ゲームである『こちら葛飾区亀有公園前派出所 中川ランド大レース!の巻』では下の名前が奈々となっていた。





【漫画家】



彼女にはもう一つの顔があり、それは「別冊サファイア」で連載している人気少女漫画家「愛野神女(あいの みこ)」である。
代表作は「メヌエット」で、繊細な描写が特徴。
中学生の時にデビュー、現在も警官との兼業(本来、警官の副業は禁止であるため秘密にしている)で現在も続けている。
だが繊細な性格が災いし、ふとしたことで筆が止まってしまう事も。
また、少女漫画であるにも関わらず、「窓から落ちるシーン」「男2人がイチャイチャするシーン」「電気ショックを受けるシーン」が含まれている模様*1
漫画のことになると周りが見えなくなるらしく、両津や本田に無茶なシーンの再現をさせることもある。
メヌエットはアニメ化までこぎつけるほどの人気作品だが、両津の金儲けに巻き込まれて原形を留めないほど内容を大きく変更され、結局打ち切りになった




【関連人物】





ご存じ二重人格白バイ警官にして、乙姫の恋人。
乙姫を指導していた教官が本田であり、実はその時から好意を抱いていた。
バイクに乗っていない時とのギャップが凄すぎて驚いていたが、その後めでたく交際を始める。
更にその後乙姫が漫画家だと発覚すると、本田は実はその漫画のファンであると打ち明け、より絆は深まった。
ちなみに乙姫が警官になったきっかけは中学生の時に助けてくれた女性ライダーに憧れてのことだったが、アニメでは若い頃の本田に助けられたことになっている。
たまにトラブルで絆が揺らぐことははるが、基本的に本田のことは信頼しており、彼のために囮捜査をしたこともある。
最大の趣味「バイク」と「少女漫画」も一致しているため、まさにベストパートナーと言える。




  • 竜千士氷


乙姫…愛野神女の担当編集者。
中学生でデビューしてからの付き合いであり、お互いに強い信頼関係で結ばれている。
そのため、よく本田をヤキモキさせている。ただ、一応あくまで「プロの編集者」として乙姫に寄り添うというスタンスは崩してはいない。
かなりのイケメンであるが、これまで数々の漫画家を担当してきたベテランであり、
相手の漫画家に会わせて外見を変えることも辞さない。担当した漫画家がヤンキー漫画家だったら髪型をリーゼントにし、エロ漫画家だったら露出の多い衣装を平然と着る。ある意味残念なイケメン


両津の描いた漫画「ロボ刑事番長」も最初は評価していたが、後に散々な目に遭っている。




  • 美少女刑事


特殊刑事課の一員。
少女漫画家志望でもあり、乙姫を尊敬しアシスタントになったが、
絵柄があまりにも違い過ぎていた。
両津も漫画家としては先輩なので、よく相談している。







ご存じ主人公。
自分と本田を引き合わせてくれた恩人であり、仲は良い。
両津を面と向かって非難しない数少ない婦警の1人でもある。
アニメでは両津がアメリカに行った時に親しくなった婦人警官・サンディーが来日した際には、
2人が良い雰囲気になっているのを察して、本田に2人のキューピッドになってあげてと頼んだこともある。







作品後期に登場した婦警達。
両津以外いなくなった亀有公園前派出所の代理要員として乙姫と共に働くことになり、
両津とともに仲良くやっていた。



  • 風波 峻


かなり後期に登場した交通課の新人警察官。少女漫画のヒーローがリアルに抜け出してきたかのようなイケメンで、年齢も21歳と若い。
家庭の関係者全員が少女漫画と非常に縁が深く、自身も3000冊の少女漫画を読破するほどの少女漫画好き。
その影響なのかよく壁ドンをする癖がある。たいていの異性はやられるととても喜ぶ。
見た目は虫も殺せなさそうだが、実は「女の子を守るために鍛えなさい」と姉から諭されていた影響で昔から格闘技を学んでおり*2、正直かなり強い。
流石に麻里愛ほどではないだろうが、自分よりガタイのいい悪人をあっという間に叩きのめすぐらいはお茶の子さいさいである。
何故か唐突に「乙姫と付き合っているらしい」台詞が明かされていたのだが、本田も乙姫も何も詳しいことを語らず、曖昧なまま連載が終了してしまった。
本田は乙姫と別れてしまうような男ではないと思うのだが…。


実は彼は他の漫画の登場人物が元ネタで、
作者の秋本氏曰く『モデルは「君に届け」(椎名軽穂 作)という少女漫画の登場キャラクター、風早翔太(かぜはや・しょうた)』らしい。
そのため、最初から1話限りのゲストキャラとして、登場回では破格の扱いを受けていたと思われる。



乙姫「項目を追記・修正するところが描けません…」



竜千士「よし、君やってくれ」



両津「ええ!?なんでわしが!?」



本田「菜々ちゃんのためにやってあげてくださいよ先輩~!!」


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  • 原作だと94巻から登場したのか…。(こち亀基準で考えると早いのか遅いのか感覚が麻痺するけども) -- 名無しさん (2021-07-16 15:51:31)
  • 葛飾署の皆が仕事外も制服着用回だと制服デートしてた -- 名無しさん (2021-07-16 16:30:04)
  • 連載終盤では新キャラの男性白バイ隊員と恋人同士と言及されていたがあの辺何だったんだろう。両さんはおろか本田すら何があったのか説明してないし。個人的にはやはり「乙姫の恋人は本田」の印象が強い -- 名無しさん (2021-07-16 18:04:06)
  • (ギャグマンガへの無粋なツッコミだとは思うが)警官やりつつ漫画家ってのはどうかと思ったが、両津はこれ以上に副業やりまくってたな -- 名無しさん (2021-07-16 19:50:36)
  • 警察に限らず公務員でも一応本業に支障が無ければ許可があれば副業もできるらしいが…まあそれが駄目なら中川や麗子はどうやねんってなるけどw -- 名無しさん (2021-07-16 19:57:36)
  • この人はどっちも捨てきれなかったとかで隠してたはず 130巻台では擬宝珠家の正月や両さんの誕生日に招かれるくらい出番が多かったのでファンは必見だ -- 名無しさん (2021-07-16 21:24:40)
  • ↑3 その辺はメタ的に絡ませやすさを優先したからだろうな(下手すりゃ途中で警察になりましたみたいな展開にしてただろうし) -- 名無しさん (2021-07-16 22:00:18)
  • 両さんはともかく某黄色とピンクは生い立ち編見る限り、結構本心から警察に志願したのに平然と副業やってるからなあ…。 -- 名無しさん (2021-07-17 01:39:26)
  • 身長161cmで体重35kgって・・・キャラデータが明らかにおかしい、実際に居たら拒食症レベル -- 名無しさん (2021-07-17 21:17:46)
  • ↑漫画キャラ(特に美女)の体重は異様に少ない数値なのはお約束なので… -- 名無しさん (2024-04-08 07:47:35)

#comment(striction)

*1 もっとも、近年の少女漫画は結構過激なシーンが含まれていることも珍しくない。セックスシーンぐらいはもはや普通に出て来る。
*2 元々日本の警察官は、「柔道」か「剣道」のどちらかをある程度学ぶことが必須である。

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