激突!ルンガ沖夜戦(艦隊これくしょん)

ページ名:激突_ルンガ沖夜戦_艦隊これくしょん_

登録日:2021/06/18 (金) 02:40:51
更新日:2024/05/27 Mon 13:48:48NEW!
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艦隊これくしょん 艦これ 艦これイベント 華の二水戦 所要時間60分以上の項目 軽巡新棲姫 ルンガ沖重巡棲姫 重巡リ級ⅱflagship 軽巡ト級flagship 輸送ワ級ⅱflagship 遊撃部隊 ルンガ沖夜戦 ナ級絶対殺すべし 警戒陣万能説 クアドラプルゲージ 最低でもトリプルゲージ 裏目に出た友軍待ち勢





ルンガ沖の再現といきましょう!


夜戦かも……。でも、もう迷いません

高波、突撃します!続いてください!


私達二水戦も、全艦待機しています

提督…ご命令を



前回→護衛せよ!船団輸送作戦
次回→増援輸送作戦!地中海の戦い



艦隊これくしょん -艦これ-の2021年春に開催されていた期間限定イベント
4月1日のAFの段階で開催が春予定と告知され、その後に5/8開始と確定した。
4/22の8周年メンテナンスでも予定が変わっていなかったことで概ね不安視はされていなかったのだが…


実際の開始日はいつものようにずれ込…まず、なんと実装メンテナンスが当日中で日付が変わる前に終了している。
中規模以上のイベント開始が当日だったのは実に数年ぶりである。後段でまた長引いたけど
ただし、メンテ前の事前告知は21時までとしていた予定が、メンテ中にまず2時間延長。
結局事前メンテ時間から延長し続ける不名誉な記録は今回も更新
その後23:30と通知、23:30を迎えてもまだメンテ中で、実際のメンテ終了時刻は5/8 23:50前後。
実際は運営がまだメンテ中だからログインするなとツッコんでるのに提督達が攻略を始めた形であった。
告知時間に延長ツイートが間に合わない運営もだが、メンテ中にどんどん入ろうとする提督も提督である


後段作戦のE-4以降は5/21朝に解放。
終了時刻は第二次友軍の来訪告知ともに、友軍本体の来訪の約1週間後の6/22の11:00までと周知され、
延長もなく定刻通りに終了した。
前回のイベントを教訓に友軍本体が来るまで攻略していなかった提督たちは強制的に逆RTAをやるはめになった。
その代わりに普段延長しない終了処理メンテが延長した。


なお、アーケードの方もこちらのイベント開始前からイベント「発令!艦隊作戦第三法(艦これアーケード)」が進んでいたのだが、
新型コロナウイルスによる情勢の悪化を受けて、イベント後段作戦の開始が延期された事でこちらのイベントと丸被りしかけるという
兼任提督が恐れていた事態になりかけた。予定通りに進んでも拡張作戦が被っていたと思われるが
しかし、さらに情勢が悪化した事により、アーケードのイベント後段作戦は開始が無期限延期されてしまい、
結局、ブラウザ版のイベントが終了した6/22に入れ替わるようにアーケードの後段作戦が開始した拡張作戦も含めて7月末終了のため、4か月以上イベントが続くという凄まじい事になった
結果的に被らなかったとはいえ、なんか素直に喜べない。
そして、7/9から開始予定だった拡張作戦は緊急事態宣言が検討されている事が発表された7/8に再度延期となってしまった。8月10日に拡張作戦開始、終了は同月29日予定やっぱり拡張作戦はブラウザイベントと被る運命だったのか




主な新要素

春の戦間期を経たことで多数の改二が実装。
最上・矢矧に関しては従来の常識を塗り替える超高性能艦に仕上がっている。
なお、ここ数年の周年アップデートの流れから榛名の第三改装があるのではという声もあったが、スルーされてしまった*1


改二

長らく潮のみであった第八駆逐隊から二人目の改二実装。
直前まで漣とどちらが来るか判別がつかず、提督たちをやきもきさせていた。


性能的にはほぼ潮のコンパチで特筆すべき点はなし。
一応12.7cm高角砲系列へのフィットを持っているが、秋月砲なりA型高角砲なりを装備した方が強いので活かせる場面は少ない。
外見的には砲塔がライフルに変更されたことと、中破のが大幅な上方修正を受けた。
また提督に対する当たりがかなり柔らかくなっている。


本人の性能とは直接関係がないものの、改二関連任務で爆装一式戦(65戦隊)を獲得可能。
ぶっ壊れ装備に変貌した本装備の獲得のため、改二改装自体の重要度はとても高い。


前回イベント明けのメンテナンスで実装。何の情報も無かったためかなりのサプライズ実装であった。
改二⇔改二丁でのコンバート式であり、球磨の改二を以て球磨型はすべての艦が改二改装を完了したことになる。


性能的には改二は高火力軽巡であった素の性質を引き継いだオーソドックスな改二。水上機が運用可能になり、多摩改二から輸送能力を引いて火力を増したような性能。
高難易度任務として知られた『精鋭「第十六戦隊」突入せよ!』に航空戦力を持ち込むことで大きく攻略に寄与できる。
丁では甲標的と大発系が装備可能となるが、代わりに魚雷装備不能という凄まじくピーキーな仕様で、夜戦カットインは狙えない。
ブルネイ周回などでは高めを維持したままの火力+それなりの燃費で周回要員として扱いやすくなる。
総じて一長一短なのでイベントで求められるものに合わせて切り替えるのがベストか。


最新鋭軽巡、ということで以前から告知された矢矧を差し置いてこちらが先に実装。


阿賀野型は改の時点で元々細かくステータス強化が行われていたことに加え、改二でも順当に各ステータスが向上。
重巡の加古改二を全ステータスで上回るというとてつもないスペックに加えて装備制限こそあるが4スロットを搭載。
非常にハイスペックにまとまった砲撃戦用の軽巡として最高クラスの仕上がりとなっている。
というか昼火力に関しては加古どころか殆どの重巡より強い。
昼連撃+対潜をハイレベルでこなすこともあり、前回で実装された強力な大型軽巡であるSheffieldの強化版とも言える。


上記の通り極めて高性能だったのだが、ほぼすべての面で上回る矢矧改二乙が実装されてしまったため戦力的なウェイトでは影が薄め。
ただし今回のイベントは二水戦の檜舞台。ハイスペックと特効の合わせ技で大暴れできる。


「巡洋艦」の改二として告知され、雑誌等においても予告されていた最上がついに改二実装。


改二の時点では対地装備と搭載機数が拡充され、素のステータスも補強されるスタンダードな強化。
ただしに強化することで特殊潜航艇を装備可能となる。
さらに類似の甲標的装備艦と違ってステータスがさらに伸びるという無法な強化を受けるため、よほど特殊な事情がない限り特にしておいた方がよい。
他にも大発動艇など上陸用舟艇や、鈴谷改二・熊野改二と同じく補強常設枠に副砲を装備でき、装備の選択肢がトップクラスに広い。


また、上記の特徴は装備ボーナスを除いた評価である。
3号砲・水上偵察機・水上戦闘機・特殊潜航艇・大型水上/対空電探といった主要装備群のほとんどに火力ボーナスを持っており、実運用時のパラメータは非常に高い。
重巡の投入可能な海域であればほぼすべてに投入してもよい圧倒的なスペックを誇る。


ただし、搭載数の少ない改二特はもちろん、実は改二であってもスロットごとの数のバランスの都合、
全スロ水戦で埋める場合は改までの方が制空値が高くなるケースが多い。


余談だが、最上改二の実装により、スタート画面のしばふ艦5人全員に改二が実装されたこととなった。


「巡洋艦」の改二として最上改二特と同日実装された。能代に追い付いた形となる。
告知時点での文言が艦種指定でなくなったことと、日付の表記が春先とあいまいだったこと、実装予告のきっかけだったアニメ第2期が2022年放送予定と発表されたため実装の延期を予想する声も出るなどからやや混乱を招いた実装であった。


改二の時点ではほぼ能代改二と同じスペックであり単純に高性能。
ただし乙の性能があまりにも高すぎるため、こちらでとどめておく意味は黒インナーシャツに拘りがある場合を除いてほとんどない。


改二乙に改装したのちは最上改二特と同じく特殊潜航艇を装備可能に加え、4スロット軽巡初の水上戦闘機と運用が可能となる。
機能強化によるステータス劣化もほぼ無いどころかむしろ強くなっており、最上改二特同様に装備ボーナスも高補正揃い。
さらに改装に合わせて15.2cm連装砲改二にステルスフィット*2も付与されたため命中面でのアドバンテージも大きい。
あらゆる面で隙が存在せず、マルチロールかつ高ステータスな高性能艦となった。


具体的にどのくらい高性能かと言えば、15.2㎝連装砲改二2門+蛟龍+偵察機であれば重巡リ級改flagshipの火力と雷装をどちらも上回る上に先制雷撃も可能
砲撃に至っては強い瑞雲と熟練整備員を乗せれば連撃装備で戦艦タ級flagshipの火力を超える
怪物を超えた怪物


非常に身もふたもないことを言ってしまえば矢矧の下位互換でない軽巡は夕張とAtlantaぐらいである。気になる点といえば昼連撃艦として運用しない場合に中射程が邪魔になる程度で、対空特化のアトランタと、短射程で制限つきだが5スロットの夕張以外は、単純な性能・役割なら今のところ矢矧と差別化できる要素がほとんどない。
大発や大型探照灯が装備でき、搭載数で勝るゴトランドにギリギリワンチャンあるぐらい。
無論イベント時は特効により有効性が左右されるものの、通常海域においては無双の活躍を期待できる。
なお対地ですら特二式内火艇が装備可能な上、高い火力とメイン4スロット・増設副砲により、大発が乗らないのに十分にこなせてしまう。


唯一の弱点と呼べるものは運と重巡級の燃費。ただし戦闘能力的には巡洋艦全体でも最高峰に位置することもあり、なんら欠点になっていない。そもそも軽巡の素の運は最大でも30しかないため五十歩百歩である。


「比較的小型の航空母艦」として事前に予告されており、8周年前日メンテに実装。
ほとんどの提督は祥鳳・鳳翔・Gambier Bayの改二を予想しており、完全に虚を突かれた形だった。
養豚場の豚を見るかのような冷たい目が特徴。


改二戊⇔改二のコンバートであり、改二戊は軽空母初の夜戦空母
初の夜戦軽空母だけあってか、改二戊に最初に改装するときはカタパルトが必要。
改二では搭載数と速度、パラメータの全面的な強化を受け、雲龍型にも匹敵する高性能高速軽空母として完成する。
特に対潜能力の大幅な向上は大きく、先制対潜と夜襲CIを何の無理もなく両立できる。
4-5を戦果目当てに周回する場合は非常にマッチした性能となっており、大きく安定度を高められる。


どちらも非常に強力な空母ではあるものの、カタパルトと設計図2つを消費していることと競合相手の不在を考えると戊が有力。
尤も、同時実装された任務ではピンポイントに高速を求められるため、一度は改二にしておいた方が任務の攻略が楽だったりする。
単純にコンバートコストも安いので必要になってから改装するスタイルでも問題ない。


注意点としてはとてつもない重燃費が挙げられる。
戊の段階ではまだマシだが、改二では雲龍型より重く、Ark Royalにも匹敵する消費量となる。
ここまで重いと周回などでは結局正規空母を普通に使った方が良いなどということにもなりかねないので要注意。


イベント中盤の第一次友軍来訪時に電撃実装。
ルンガ沖といえば高波の数少ない晴れ舞台なのだが、まったく実装フラグが立っていなかったこともあり、多くの提督が面食らった。イベント中に夕雲型改二を今後実装予定と言い始めたのでフラグじゃね?と睨んだ提督もいたにはいたが。
外見的にはもみあげが大きく伸びており、表情も相まって改から大人びた印象となった。


スペック的には他の夕雲型改二と大きな差はない。
D砲の補正が大きく、運初期値が改二駆逐艦でワーストのためカットインは厳しいが連撃に向く。また索敵がかなり高い。
二水戦としてE-5-3で大きな特効を所持しているため、改装可能であれば即座に投入可能。
また、所持装備として改に続けて熟練見張員があるが、こちらでは☆8がついており、通常改修できない現状では貴重な強化となるのも見逃せない。


新システム

ほぼすべての戦闘フェイズにおけるダメージキャップが上昇。
検証では昼砲撃戦220・夜戦360・支援攻撃/航空攻撃/対潜攻撃170と言われている。
昼砲撃戦と対潜以外のキャップが変更されるのは艦これ始まって以来初となる。


影響が大きいのは昼戦キャップの大幅な上昇であり、完全に過剰火力だった大和型の復権や空母のさらなる強化となった。
対地攻撃においても通常海域における陸上型には昼ですら大ダメージを与えられるようになり、6-4や4-5の難易度が大幅に低下。
特に4-5はクリア後周回の安定度が上がったことでまるゆを狙いつつ戦果を稼ぐランカー御用達海域となった。


夜戦キャップはこれまでのゲームバランス設定が300前提だったこともあって現時点では対地攻撃・夜襲CI以外ではあまり有効活用できない。
実質的に魚雷カットインで到達可能なのは雷巡や重巡の上位勢ぐらいであり、特効抜きであっても強力な一撃を叩き込める艦として地位を築いた。北上以外は運がネックなのは変わらないが
他の艦においては対地攻撃における夜戦火力ロスが少なくなったことが一番のメリットだろう。


また、支援攻撃のキャップが大幅上昇したことでナ級の耐久度が相対的に減り、支援砲撃でも当たれば確殺する火力を簡単に達成可能となって、先制雷撃前に無力化できる目が大きく増えた。
ただし回避は相変わらず高いのでキラキラと装備命中がないと当たりづらい。


補足として、元々敵の火力は数年前から見せ筋と化しており、戦闘においてこちらが被るデメリットはほとんどない。
むしろ中破ストッパーが確定しやすくなったのでそういう意味でも恩恵の方が大きかった。


Do217 E-5+Hs293初期型や爆装一式戦 隼Ⅲ型改(65戦隊)などが該当。
特定の敵艦に関して大きなダメージを与えられる機体であり、特殊なダメージ補正や見えない雷装で常識外の威力を発揮する。


Do217 E-5+Hs293は小型艦艇への攻撃時に雷装+14(銀河や飛龍相当)で攻撃可能。
また爆装+22というとんでもない数値を持っているため陸上型に対しては一撃必殺の破壊力を誇る。
命中補正も+2と高めであるため命中率も上々。
上位版として戦艦にも大ダメージを与えられるDo 217 K-2+Fritz-Xも存在するが、現時点ではランカー装備であるため割愛。
ただしどちらも航続距離が短めであり、延長手段とセット運用が基本。


爆装一式戦 隼Ⅲ型改(65戦隊)は突然の謎パワーアップを受けたことでこのカテゴリを確立。
強化前は陸上型相手以外にはカスダメ―ジ確定と非常に扱いにくかったが、駆逐艦とPT小鬼群*3に限り雷装+25相当で攻撃するという凄まじい打撃力を手に入れた。
駆逐艦(かPT小鬼群)でありさえすれば姫でもない限りはほとんどを確殺可能。
これまで苦戦させられてきたナ級Ⅱですら全滅しなければほぼ撃沈でき、対空砲火耐性もつけられたことで生存率が高く、他の艦種の水上艦に有効打にならずともナ級を倒すためだけでも投入できるナ級キラーと化した。
こちらも行動半径が5と短いので、二式大艇を使用しても届くのは距離8までが限界。


命中補正も陸攻攻撃機としては+4と破格の値を備えており、強化自体の告知が無かったせいで未だにバグを疑われているということを除けば非常に強力な装備となった。
その後曙改二の任務で報酬に並んだことから仕様自体は認識していると思われる


長年に渡って要望されていた待望の機能がついに実装。
特定の装備の組み合わせを記録し、展開することで一気に装備させることができる。
無課金のデフォルト状態では4個まで使用可能であり、ドック解放キー1つで2つ拡張できる。


上記の通り特定の装備セットを全艦で使いまわす方式。
ドラム缶×3や大発動艇×3などの遠征装備、SGレーダー+ソナー+爆雷などの1-5キラ付け用装備、艦攻艦攻艦爆艦戦のFBA装備…などの日常装備から
タービン+缶+電探の3-2用装備、魚雷+見張員+電探の5-3Pレベリング用装備などと使い道は多い。


ただし現時点では装備の上書き装備は可能だがはぎ取り装備ができないため逐次セット装備は外しておく必要がある。
それでも非常に利便性が高いことには間違いなく、よく使う装備を記録しておけば大幅に付け替えの手間を削減可能。
また、機能拡充が随時行われており、装備が同じであれば改修値順に装備させていくことも可能になった。


大型飛行艇であるPBY-5A Catalinaに追加された機能。
基地航空隊で派遣した際に撃墜機を救助することで、少しだけ生存機数を増やせる。
長らく二式大艇の下位互換と扱われていたカタリナの差別化点……ではあるが、スロット全滅時の熟練度リセットは防げないのもあって、残念ながら積極的に運用可能なほどの利点ではなくおまけ程度。
影が薄くて本項目作成時から数日間存在が忘れられていた新システムその1


なお、この機能が実装されたメンテから設けられた、カタリナフェスティバル!なる珍妙な名前の期間限定任務で取得が可能。ちなみにイベント終了と共にこちらの任務も終了するとみられていたが、しばらく続行していた
2度の選択報酬でこのカタリナが選べるのだが、2つ目の選択肢にはよりによって試製甲板カタパルトが入っていたため、カタリナよりそっちが本命扱いされてしまった。


ランカー報酬として「水雷戦隊 熟練見張員」が先行実装され、さらにイベント開始と同時に駆逐艦専用の夜戦カットインの仕様が変更、大きく強化された。
その強化度合いがあまりにもぶっ飛んでいる
端的に言ってしまえば今まで影の薄かった駆逐艦カットインが実質的な新システムと化したに等しい。


艦これの稼働初期からの夜戦カットイン種別のうち、魚雷で発動するものは主砲魚雷カットインと魚雷2カットイン。
1期終盤から、駆逐艦限定で主砲/魚雷/電探カットインや、魚雷/見張員/電探カットインが追加されたが、2発判定の魚雷カットインや主魚カットインと違って単発判定な上、それらより発動優先度が高く阻害してしまっていた。
「運の低い艦なら工夫次第で選択肢になるけど、正直微妙」という使用感であったのは実際にプレイしている提督諸氏にはご存じの通り。


しかし今回のアップデートで、レベル80以上であれば確率で2回攻撃になるという超強化を受け、従来の魚雷2カットイン以外のダメージが大きく上昇した。
元々の特徴であった多重判定であまり運の高くない艦でも発動率が上げられる、主砲枠にD型砲があるとさらに倍率強化されるという特徴もそのままで、レベル条件を満たしていればかなり強力に。


では、従来の魚雷カットインは廃れたのか?というと、そこを強化するのが、新装備の水雷戦隊 熟練見張員。


水雷戦隊 熟練見張員は、名称通り熟練見張員の上位装備。
通常の熟練見張員と同じく増設補強に入るのは同じだが、日本駆逐艦・軽巡に強力な装備ボーナスを持つ。
数値にして火力+3/雷装+6~8/という魚雷を追加で1本装備しているに等しい大幅なパワーアップとなり、カットイン発動率アップと同時に夜戦火力を大きく補強可能。
また射程中になるという特徴もあり、これはメリットにもデメリットにもなる。


上記の数値上のスペックだけでもかなり強力なものの、この装備の真価はそこではない。
実装当初はただの熟練見張員の強化版かと思われていたが、魚雷2+本装備で別判定のカットインが発動するという能力が判明。
この特殊カットインは実装当初は1.5倍の1回攻撃であり、低威力だが従来の魚雷CIを補うもの…と考えられていた。
しかしイベント開始と共にこちらも1.5倍×2回判定になり魚雷CIの2重判定を実質的に可能とした。*4


駆逐艦でしか発動しないという欠点こそあるが、魚雷カットインの安定発動という面においてその効果は絶大の一言。
これを増設にさえ装備していれば運10であっても運40と同等、運20であっても運60と同等の確率でカットインを発動できてしまう。
従来であれば魚雷カットインに不適だと考えられていた駆逐艦を軒並み実用ラインまで跳ね上げるため、革命的な装備といえる。


極論を言えばどんな駆逐艦でも補強増設改修さえすれば魚雷CI艦になるため、これまで以上に補強増設の重要度が上がったとも。
…え、補強増設が足りないって?
明石「イラッシャイマセー」


また他にない特徴としてドラム缶カットインを発動可能。どういうことなの…
魚雷1+ドラム缶+本装備で発動し、倍率は1.3倍と抑え目だがこちらも2ヒットする。
無論ドラム缶が必要ない場面でわざわざ採用する意味はないが、TPを増やしたりルート固定に必要となる場面では、輸送と打撃力を両立できる選択肢として普通に有力であり、本イベントにおいても使う機会がある。
なげても いいんだぜ…なつかしいドラム缶をよ!


本イベントと同時に実装された新たなる特殊攻撃。
前々から予告されていた潜水母艦と潜水艦による特殊攻撃である。
旗艦潜水母艦で2~3番艦が潜水艦系で梯形陣または単横陣になっており(つまり通常艦隊である必要がある。)、さらにアイテム「潜水艦補給物資」を所持している場合のみ、これを消費して発動可能。必須ではないが4番艦が潜水艦だと関わってくる。


潜水母艦の行動の際に2~4番艦の潜水艦の内、小破未満の2隻が雷撃を行う。潜水母艦が攻撃するわけではないので、潜水母艦は中破でも可。なお、使用時は潜水母艦の専用グラフィックが表示されるが、中破時用の差分がある
他の特殊砲撃とは違い消費アイテムを使うというデメリットがあるためか、1海域出撃中に何回でも発動できるし、昼戦と夜戦の両方で発動もできる。その分補給物資は消費されるが


…とまぁ、鳴り物入りの新システムではあるのだが、本イベントでは出番がない
正確には使うことも可能ではあるが、潜水艦隊に水上艦の潜水母艦を混ぜると大破要因が増える他、潜水艦隊が活躍するE-2では別にこれに頼らなくてもクリアできてしまう。
影が薄くて本項目作成時から数日間存在が忘れられていた新システムその2
一応、潜水艦補給物資は今回のイベントでバンバン配られたので今後使う機会に備えて取っておこう。


総じて殺してやる…殺してやるぞ 駆逐ナ級なシステム面のテコ入れが目立っている。深山?知らない子ですね…
単純にアッパー調整が多いため、攻略難易度は大きく低下することとなった。
さらにもはやお馴染みになったイベント期間限定で使える警戒陣が、今回終盤の攻略の鍵を担う事になる。
「これまで培ってきたすべてのシステムを以てイベント海域を制す…これでよい。使えるものは何でも使って、最終的に勝てればよいのだ」




出撃制限

第三十一戦隊:E-1(E-1-1、E-1-2、E-1-3)
第六艦隊:E-2(E-2-1、E-2-3)
第三艦隊:E-2(E-2-2)、E-4(E-4-3)
二水戦:E-3(E-3-1、E-3-3)、E-5(E-5-3)
第八艦隊:E-3(ギミックのみ)、E-5(E-5-1)
連合艦隊:E-3(E-3-2)
遊撃部隊:E-4(E-4-1)
輸送部隊:E-4(E-4-2)
第二艦隊:E-4(E-4-4)、E-5(E-5-2)


前回に引き続いて前段実装段階では後段の情報がまったくなかった
蓋を開けた結果は5海域の中規模イベントだが、札枚数は9枚
1つを除いて1マップに2~3枚であり、難所に使用する艦は予め分けておいた方が無難。


ラストがそれまでの札の集合体という久々の集結タイプのイベント。
1つの札で甲作戦でも異なる海域に出撃できるのは2期になってから初めてである。
E-5は甲作戦攻略中では相変わらず札を無視できないが、札そのものはE-4で打ち止め。
同じ札の海域では特効艦が一部被っていたり攻略方針がある程度共通していたりと、編成を流用できるという意味では、異常な札枚数に比して編成難易度は比較的抑え目だったりする。


近年の傾向通り前段/後段で使用する艦艇がはっきりと分かれており、割り振りに苦労することはない。
前段作戦の難易度も低く、後段作戦での強敵に向けて溜める戦力展開にもっていくのはたやすい。
ただし、今回もあっちこっちで引っ張り凧状態になるため航巡総動員という事態が非常に起こりやすいので注意。




新規実装艦娘

以下の新規艦娘が実装された。


  • 松型駆逐艦 桃
  • 伊号200型潜水艦 伊203
  • 夕雲型駆逐艦 巻波
  • Northampton級重巡洋艦 Northamptonノーザンプトン
  • 夕雲型駆逐艦 涼波
  • 特務艦/灯台補給船/南極観測船 宗谷
  • Brooklin級軽巡洋艦 Honoluluホノルル

このうち巻波と桃については夕雲型&丁型駆逐艦の実装告知、NorthamptonについてはSOC Seagullがランカー装備で配布されたことで実質的な予告があった。
また伊203についてはカレンダーでビジュアルが先出されているため、前段作戦の実装艦についてはある程度情報が揃った上でのスタートとなっている。
なお、宗谷は彼女の存在そのものが特異であるためか、それとも今後何かしら重要な立場を得る予定があるのか、あるいは実装発表にリアル宗谷が反応した事から何かしらのコラボが予定されているのか、
運営がTwitter上で「イベント後も別途入手手段を設ける予定」と告知しているかなり珍しい艦娘である。次の夏イベントでも邂逅できると予告されている。


新装備は、精鋭水雷戦隊 司令部、SO3C Seamew改、零式艦戦21型(台南空)、零式艦戦32型(台南空)、零式艦戦22型(251空)。
他、ランカー報酬で先行配布されていた、水雷戦隊 熟練見張員やSOC Seagullも海域報酬に入っている。
前述した通り水雷見張員は非常に強力であるほか、零式艦戦21型(台南空)、零式艦戦22型(251空)の2つは実に4年ぶりの実装となる距離7の局地戦闘機。
64戦隊と比肩できる強力な戦闘機のため、狙えるのなら絶対に確保しておきたいところ。




BGM

今回は艦これでは初となる、同海域でボス毎に違う戦闘BGMが流れる仕様が一部のボスマスで実装された。


新規BGM


E-1~E-3マップ:第三十一戦隊
E-1~E-2道中:第六艦隊の戦い
E-1ボス、E-5マップ:ルンガ沖夜戦(1ループ目)
E-2ボス、E-3道中:ラバウルの遊撃部隊
E-3ボス:ルンガ沖夜戦(2ループ目)
E-4マップ:ラバウルの夜
E-4道中:遊撃部隊の出撃
E-4ボス(E-4-3以外)、E-5道中:精鋭第二水雷戦隊
E-5-3ボス:二水戦駆逐艦の突撃


今回は全海域で最低3ゲージ以上という長丁場からか、いつもの繰り上がり形式があまりなく
独自曲が多め。
E-5は海域マップ曲がE-1ボス戦と同じであり、非常にせわしない印象を受けるが。
最後に控えるE-5-3ボス戦の曲は、E-5-1もE-5-2も別曲が使われるため、そこまでたどり着かないと聞くことができない専用曲仕様。


既出BGM


基地空襲:迎撃隊、発進!
E-4-3ボス:渚を越えて
E-5-1ボス:出撃!第八艦隊
E-5-2ボス:鉄底海峡夜戦


今回のイベントでは18初秋イベント以来となる基地空襲以外で過去イベントの戦闘BGMが使われており、再登場した敵とかつての戦いを彷彿とさせるBGMの中戦うことになる。
E-5-2はボスがE-4-4と入れ替わってるようにも思える




海域解説


海域数は5と中規模ではある。
ただし札が空前絶後の9枚という恐ろしい多さであることに加え、E-1も含めて全海域でゲージ3本以上が並び、さらにはついにゲージ4本のマップが登場。累計のゲージ本数は16本と過去最多。
とにかく始めるまでのハードルが猛烈に高いが、実際は要所で使う艦隊の札が共通であるためある程度はマシ。
ただE-4が「ゲージ毎に札が違うのに特攻艦が被りまくる」「一部E-2、E-5と札共通」というメンバー選定に非常に困るマップとなっている。
また最終海域の札構成が特殊であり、最終マップ専用の札は付与されない。
それまでに使用した艦隊を集結させて戦い抜くことになる。
最終海域たるE-5は甲のみ札制限あり、乙以下は札制限なしの2期恒例の構成となっている。


後段作戦となるE-4以降では、レイテ沖海戦だけで2期になってから使われていなかった、遊撃部隊での7隻出撃が使用可能に。
最終海域の最終ボスとなるE-5-3も、スリガオ海峡以来となる遊撃部隊での最終決戦に挑むこととなった。


難易度は前段作戦がぬるめ、後段作戦が激戦という最近のイベント構成に準じる。
前段作戦は全体的な難易度が非常に低く、相対的な難マップとされるのはE-1


難所に関しては主だったものとしてE-4-4が1つ目の関門。
ボス本体よりもその手前が厳しいのが理由。
2つ目の難所はE-5-2のゲージ破壊
激しい資材消費と相まって難易度がきわめて高い。突破後のルート解放にも手間を取られるため消耗が激しい。
反面、ラストとなるE-5-3の攻略段階は超低消費&メンバー選択肢がほぼ無いので他の札と被らない&1部隊遠征可能&新規ドロップ艦狙いも可能とほぼウイニングランに近い。ただし短いわけではない。
ゲージ破壊では前回同様のルーレットになってしまうことは避けられないが、水雷見張員によるカットインの安定発動でハードルは大幅に低くなっている。
難所もE-5-2以外はそこまで多くなく、ギミックでもS勝利が必要な場面があまりない。
総合的な難易度は2期以降の中規模で最低とも言われており、友軍前突破、内田提督*5を筆頭に久々の甲勲章取得などの声も目立つ。
どちらかというと情報が集まってから、いかに海域攻略と掘りの時間を確保できるかの方が重要だったかもしれない。



詳細な解説

※解説は甲作戦選択時の難易度を基準にしています。
便宜上、戦力ゲージ1本目をE-x-1、2本目をE-x-2と呼称します。


E-1『第三十一戦隊、展開せよ!』-台湾/南沙諸島/比島方面沖-



アツメタ…ブッシハ…ヤラセハシナイッ!


ゼンッゼン…タリナイワ!



初っ端から戦力・戦力・戦力のトリプルゲージ。
序盤でありながらそれぞれのボスが水上艦、陸上型、潜水艦と状況にあった対策を要求してくる難所。
特にE-1-2に関しては前段で一番の難所とされており、従来の前哨戦のE1とは一味違う戦力が要求される。


札は第三十一戦隊。出撃した艦隊すべてに付与される。
基地航空隊は1隊使用可能。


E-1-1/戦力ゲージ

航空戦艦+軽巡+駆逐艦4で最短ルート。
航空戦艦は今後のマップでも誰でもいいが3隻必要なため扶桑型のどちらかを出すとよい。
軽巡枠は特効を持つ五十鈴が基本。駆逐艦は先制対潜が可能な艦を2隻、対地攻撃艦も1隻。防空要員として秋月型も1隻は投入しておきたい。
ここ以外に特効を持たない松・竹・Верныйで防空以外の残り3枠を埋めるのがルート判定の上でもベストか。
皐月はE-4の対地戦闘で特効を持つが、朝潮型などで十分代役ができるのでここで切ってしまってもさほど問題はない。


道中は対潜戦闘(C・D)、水雷戦隊(F)の3回。
すべて警戒陣で容易に突破できるので特筆すべき点はない。


ボスは戦艦ル級改。
制空0に加えて随伴も大したことがないため、基地航空隊を集中して単縦で殴れば終了。


戦力ゲージ撃破後はギミックを解除して第二スタート地点を開放する。
といっても条件は以下の1つだけ。


  • Kマスに到達。

編成変更の必要もなく、そのまま再出撃してKに向かえば問題なし。


E-1-2/戦力ゲージ

ギミック解除後は新スタート地点から出発。


編成は第一ゲージの編成から航戦を抜くだけ。
空襲がかなり激しいため、秋月型などの防空艦をE-1-1から投入しておくと手間が省ける。


道中は空襲(M・O)、水雷戦隊(P)の3回。
とにかく空襲が厳しい。
特にゲージ破壊段階では空母棲姫がちょっかいをかけてくるためかなり大破しやすい。
防空艦で対抗してもある程度の苦戦は免れず、前段作戦ではもっとも撤退回数が多いポイントとなる。



ヤメロヨ…モエテシマウ!



ボスは集積地棲姫Ⅱ
いつも通り燃やして終了。既にイベントの風物詩となりつつある。
砲台小鬼共々、対地3点セットを装備してれば大破でも一発撃破可能。
随伴にPT小鬼群がいて、従来の対地装備ではそちらに吸われると厄介なのだが、
PT小鬼群と対地両方に対応する武装大発を用意しておけば、対地艦はワ級以外どの敵にも有効打を叩き込めるようになる。
ない場合でも松・竹などに機銃や見張員を装備させて掃除するとよい。


かつては陸戦隊や内火艇が碌に揃ってない提督達にとって三式弾装備可能艦が連れていけないこのボスは鬼門でしかなかったが、
後日友軍が来るようになり、集積地棲姫マスに来る友軍は強力な対地装備を積んでおり、集積地を一撃で倒せるポテンシャルを持っている。
そのため提督歴が浅い人たちでもクリアできる目途が立つようになった。……逆に言えば友軍来訪まで足止めされた形と言えるかもしれないが。



E-1-3/戦力ゲージ

E-1-2攻略後にボスマスが即座に出現。
ギミックなどもなく、第一ゲージのスタート地点からそのまま到達できる。


編成は第一ゲージの編成と同様。
対潜装備は航戦を編成しているのなら3人程度に先制対潜できる装備を施しておけばボスもそのまま倒せる。
索敵判定がかなりキツく設定されているため、航戦には改修した索敵機を2~3、他の艦も電探を合計2個は装備しておきたいところ。


道中は対潜(C・D)、空襲(I)、水雷戦隊(S)、対潜戦闘(U)の5回。
水上戦闘は警戒陣、空襲には輪形陣で概ね問題なく突破できる。
ただし空襲はそれなりに激しいため、ボスを余力を残してボコボコにできているのであれば陸戦隊を派遣するのもアリ。



ギョライ…ホシイデショオ!



ボスは潜水棲姫改Ⅱ
前回同様Ⅱ(強化されたわけではない)のため、上3人を対潜装備にした単横陣か警戒陣で囲んで爆雷で叩けばあっさり沈む。
ボスマスに東海を派遣してさらにダメージを加速させてもいいが、本隊の対潜手数は航空戦艦を投入していれば2巡化で十分確保できるため、陸攻や艦攻で随伴駆逐の処理を狙ったり、道中のフォローに使うのも可。




共通クリアボーナスは松型駆逐艦 桃。
イラストレーターは渡辺明夫氏、CVは石橋氏。まさかの声帯の妖精さんも桃である。
実艦は松型駆逐艦の4番艦。
他の松型同様に、船団護衛を主任務として様々な作戦に参加。多号作戦においては揚陸作戦となる第八次に参加し、空襲を受けながらも兵員の揚陸は成功させている。
マニラへの帰還後は空襲によって激しく損傷したために内地へ修理のために向かうが、米潜水艦*6から雷撃を受けて撃沈した。


ビジュアルは末端が緑のグラデーションになっている桃色の髪に八重歯が特徴。分かりやすく言うと桜餅を食べ過ぎたような髪色。
また那珂ちゃん以来のアイドル志向というかなり特異な性格であり、言動も概ねそれに準ずる。案の定、改造レベルも48だった恐らくももクロ繋がり
ただし本人の根がぐうたら寄り、かつMVP台詞や時報で那珂ちゃんにをかけられてアイドル活動が制限されており、道はなかなか険しい状況。
基本性能は松型の基準値から大きく逸脱しておらず、特筆すべき点はなし。


他の報酬は潜水艦補給物資が共通。
丙作戦で間宮と伊良湖が追加、乙作戦以上で水雷戦隊 熟練見張員。甲作戦で特注家具職人が追加。


近年のE-1にしては珍しく高難易度だが、水雷戦隊 熟練見張員は既存の常識を塗り替える強装備であるため絶対に確保しておきたい。
甲作戦が無理でもせめて乙作戦での突破を目指したいところ。


この海域のドロップ艦に新規艦はいないものの、E-1-3のボスマスではFletcher、Houston、第四号海防艦、伊47、まるゆなどがおちるため、
ゲージ破壊後も何度もフルボッコにされてしまった。
特に海防艦である第四号海防艦は過去にドロップしたのが駆逐林棲姫と深海竹棲姫と極悪なボスで連合艦隊且つ道中も厳しく資源消費が湯水のように溶けるので掘りを断念する提督が多くいたが、このマップだと前回と前々回のボスに比べれば優しく且つ通常艦隊なので資源消費もとても低く、フルボッコが加速することになった。


E-2『第六艦隊の戦い』- ソロモン方面/レンネル島沖-


ヴェアアアアアア…


オチロ…


E-1に引き続き輸送/戦力/戦力のトリプルゲージ。
ゲージ本数こそ多いがE-1より遥かに簡単なのでサクサク攻略できる。


札は第六艦隊、第三艦隊。第三艦隊はE-4-3でも使用するため、そちらを見越した戦力を投入する。
基地航空隊は2部隊使用可能。


E-2-1/輸送ゲージ

潜水艦隊か水母1+軽巡1+駆逐4が主流。
ただし付与される札的にもほぼ潜水艦隊での輸送が前提となっている。
編成はE-2-3で特効を持つ伊19・伊26やドラム缶を装備できる伊504、幸運&高火力の伊47・伊58、3スロットの伊13・伊14から選択。
潜水艦隊の場合、伊504以外はドラム缶も大発も装備できず、TPは少なくなりがち。
少しでも増やすために特二式内火艇とドラム缶を可能な限り搭載したら、戦闘糧食を合間に隙間なく詰めれば準備完了。


道中は空襲(B)、水雷戦隊(H)の2回だけ。
水雷戦隊はやや対潜能力に長けるものの、陸攻隊を1部隊集中すれば先制雷撃と合わせて殲滅はたやすい。
道中2戦で済むことから、戦闘糧食を勝手に消費し始める3戦目にはもうボス戦のため、ボス戦前で戦闘糧食の使用許可を拒否しておけば食べられずにTPを増やせる。[[コメくいてー>ウマ娘 プリティーダービー]]


ボスは重巡ネ級改。
いつも通りの堅牢さで、輸送特化でなく魚雷をたくさん積んでも運が良くないと取れないレベルでS勝利は難しい。
しかし随伴は全く強くないので陸攻隊を集中すればほぼ確実にA勝利できる。
A勝利でも出撃回数を稼いで地道にTPを減らしていけばいい。


E-2-2/戦力ゲージ出現・攻略

E-2-1攻略後にギミック解除でボスマスが出現するが、解除時の編成をそのまま使って攻略可能。
条件は以下。


  • Cマスに到達
  • PマスS勝利2回

Cは輸送ゲージの編成で能動分岐を上に進むだけ。
Pは攻略編成を使用すれば到達できる。
E-4-3での使用艦から逆算し、Saratoga、翔鶴、瑞鶴の3隻のうちから2隻投入した正規空母級2+軽空母1+戦艦1+巡洋艦2の高速統一艦隊がおすすめ。
敵戦力に対して強力すぎるような気がするが、どちらにせよここで付与される札でしか出番はないため問題はない。
道中の空襲はやや強力だが、空母3隻に噴進砲を装備させて警戒陣の4~6番目に配置すればほぼ無効化できる。
戦艦枠は後で出番のないRichelieuやItaliaなどの高速欧州戦艦を投入するのがベスト。


ギミック攻略後はボスマスが出現する。


道中は空襲(K・N)、高速機動部隊(P)、空襲(T)の4回。
空襲は前述した噴進警戒陣ですべて無力化可能。
Pマスのヌ級も改ですらないのでさほど強力ではないが、気になるようなら陸攻を1隊こちらに送ってもよい。



バカ…メ……ヤクタタズドモ…メ…



ボスは重巡棲姫
いつものように制空0であることに加え、甲作戦であるにも関わらず青くならない。
装甲値が210前後しかないため、昼キャップ解放でビルドアップした空母で叩き潰せば雑に終わる。
陸攻隊の集中すらはっきり言って過剰に近く、1隊も送っておけばまずS勝利できる。


なお、ここで随伴として登場する重巡リ級flagshipは、耐久面は通常のflagshipに毛が生えた程度だが、火力はリ級改に近いぐらいな上に、命中がかなり高い。
この戦闘では先制でほぼ行動させることなく倒せるものの、後の海域では……。



E-2-3/戦力ゲージ出現・攻略

E-2-2攻略後にそのままボスマスへのルートが解放。


編成は第一ゲージ同様潜水6で問題なし。
ただし索敵が厳しくなっているため、2~3隻は水偵を装備して索敵を稼いでおかないと逸れがち。
高改修度の水偵や潜水艦電探を装備できていればそのぶん装備数は減らせる。


道中は水雷戦隊(W)、空襲(Z)、水雷戦隊(Z1)の3回。
水雷戦隊に陸攻4を1回づつ派遣し、警戒陣で進めばまず撤退は起こらない。
警戒陣は雷撃威力は一切減衰しないのも追い風。



ヒノカタマリトナッテ…シズンデシマエ…



ボスは空母棲姫
こちらに対する攻撃手段を持たない。さらに潜水艦の雷撃に特効がある
陸攻集中&先制雷撃で対潜能力を持つ随伴の殲滅は容易であり、E1-2の恨みを晴らすかのような一方的な戦闘が展開される。
後述のレアドロップの関係もあって前段実装の直後から屍の山が築かれることとなった。人の心とかないんか?



共通海域クリアボーナスは潜水艦補給物資と精鋭水雷戦隊 司令部。
丙作戦では補強増設と応急修理女神、乙作戦ではSOC Seagull。甲作戦では☆の増加と勲章が追加。


精鋭水雷戦隊 司令部は艦隊司令部施設や遊撃部隊 艦隊司令部に続く、別バージョンの司令部。
連合艦隊や遊撃部隊でなくとも、特定の水雷戦隊編成であれば単艦退避が可能となる。当初はイベント海域のみだったが、イベント終了後に通常海域でも単艦退避が可能になった。
条件は旗艦が軽巡or駆逐、随伴が雷巡or駆逐のみである場合のみに限られる。
司令部施設が搭載可能な艦に装備できるが、上記の特性に加えて日本軽巡と一部の日本駆逐艦パラメータがめちゃくちゃに伸びるのが特徴。
長波改二では火力+6/雷装+9、神通改二では火力+8/雷装+8などと、これ一つで改修MAXの魚雷並みに強化される。
おまけに天龍型と夕張以外の日本軽巡と本装備を装備可能な夕雲型と秋月型は増設に載ってしまうため、水雷見張員と併用可能な矢矧や能代、探照灯の装備ボーナスがブッ飛んでる神通はさらに大幅なパワーアップを遂げた。
夕張はさすがにしゃあないが、またもハブられた天龍型は泣いた


目玉となる精鋭 水雷戦隊司令部自体はどの難易度でも手に入るものの、甲作戦でも苦戦するポイントはない。
輸送に手間を取られたくない場合を除き、ドロップ率を考えても乙以上の攻略が推奨される。


SOC Seagullはアメリカ海軍の水上偵察機。
SOC Seagull最高!
1935年に初飛行でアメリカ海軍のほぼすべての巡洋艦に搭載もされちゃう!
後継機のSO3C Seamewが結局置き換えられなかった信頼性もいいよね。
Seamewからの逆転換や据え置かれた巡洋艦で水上偵察機として機能してるよ!
ゲーム上では性能面で見るものはない。



レアドロップは潜高型潜水艦 伊203。
イラストレーターは星灯り氏、CVは山田悠希氏。阿賀野型以外で初の山田氏担当艦である。
実艦は高速潜水艦として建造された潜高型の3番艦。潜高型は伊201型とも呼ばれる。
アメリカ海軍によるオレンジ暗号の解読による大幅な被害増に対する対抗策として、高速航行が可能な潜水艦として設計された。
カタログスペック上の水中速度はドイツ海軍のエレクトロボートに匹敵する17~19ノットを記録している。
その代償として速力以外のありとあらゆる部分に問題を抱えており、運用人員の大幅な増加、爆発するバッテリー爆音などともはや兵器としての体を成していなかった。
あまりにも問題が多すぎたために実戦投入されることはなく、完成した3隻もすべてが内地で訓練のみを行って終戦を迎えた。


ビジュアルは薄い青色のロングヘアに加え、日本潜水艦では初となるセパレートタイプの水着。
性格は控えめで物静かだが、江風などと同様に台詞に訛っている部分が点在する。一人称はフーミィ。
「げろしゃぶ」か…「フーミン」だな…!


性能に関してはぶっちぎりの高回避と低夜戦火力の純潜水艦という非常にピーキーなもの。
運が並よりやや高い程度、潜水艦の火力は元々誤差程度とはいえ、なんと伊203は火力がまるゆ以下なためにほぼ夜戦の火力上昇には期待できない。
史実での売りであった速力は、艦これにおいてはボーダーラインに達することができず、基本状態では他潜水艦と同じく低速のまま別世界のイオナ神にしか許されなかった
だが後のアップデートでは新型高温高圧缶1つで高速化が可能になった他、さらにタービンも装備すると潜水艦初となる高速+に到達。
高速+統一が必要なルート編成で唯一潜水艦の随伴が可能となり、回避が高いのもあってデコイとしての運用が期待できる。


E-2-3でドロップするためとにかく空母棲姫を沈めまくるのが最適解となる。
あ号・ろ号・い号のウィークリーを全て並行して進められるのも利点。
また副産物として日進、サウスダコタなどの有用な艦も落ちるため非常に美味しい掘りポイント。


E-3『ルンガ沖夜戦』-タサファロング泊地沖-



ミジメダネェ!



E-1、E-2に引き続き輸送/戦力/戦力のトリプルゲージマップ…だが、総合的な難易度の低さはE-2にも匹敵する。
特にE-3-2は何の印象も残らないレベルで楽勝で、E-3-1とE-3-3もE-5で使用する二水戦を出すだけなのでほとんどなにも考えなくてよい。


出撃では二水戦、第八艦隊、連合艦隊の札が付与。
このうち二水戦と第八艦隊はE-5でも使用するが、実際に本マップで戦闘をまともに行うのは二水戦と連合艦隊のふたつ。
二水戦はほぼ固定メンバーとなるため、割り振りを意識する必要があるのは連合艦隊のみだったりする。
出撃時の編成で付与される札が変動するため出撃時には指さし確認を推奨。


基地航空隊は2隊使用可能+1隊防空の3部隊編成。

E-3-1/輸送ゲージ

まずは1本目からの攻略。


編成は史実二水戦sから駆逐艦を6隻選抜。
基本的に長波+陽炎+黒潮+江風+高波+親潮or涼風でよい。
高波改二の実装前は高波の枠にFletcherや島風なども編成されていたが、現状ではE-5を加味すると絶対の優先枠ではない。
ドラム缶を4隻以上に搭載していなければ逸れるが、水雷見張員のドラムカットインを活用すれば戦闘能力の低下は抑えられる。
旗艦に水雷戦隊司令部を積んで到達の可能性を上げ、大発を江風、特二式内火艇を黒潮に搭載しておけばよい。


道中は対潜戦闘(C)、空襲戦(G)、水雷戦隊(J)、夜戦(L)で合計5回。
通常艦隊のセオリーである警戒陣+輪形陣の組み合わせであればそこまで撤退ポイントはない。
そもそも水雷戦隊司令部で2隻程度までは単艦退避しても大丈夫だったりするので気を揉む必要性自体が薄め。


ボスは重巡ネ級改。
やはり制空0なので陸攻4を2回集中し、カットインが発動すればほぼ撃破可能。
退避を重ねた艦隊でも別にルートが逸れたりもしないので、とりあえず到達すれば確実にA勝利可能な相手だったりする。



E-3-2/戦力ゲージ1本目

初期段階ではルートが解放されていないため、まずはこちらの攻略から。
条件は以下。


  • B・O2で航空優勢
  • O1・O3でS勝利

スタート地点すぐにあるB・O2は本ゲージの攻略に使用する編成を歯抜けで構成すればOK。
正規空母2/軽巡1+駆逐2の編成で艦戦ガン積みで優勢は問題なく達成できる。


O1・O3もスタート地点のすぐそばで、重巡を旗艦とした第八艦隊で到達。
E-5でも使用するため、この時点で青葉や加古などを旗艦+航戦+海防艦4などで構成すればよい。
O1は潜水新棲姫。東海の集中と海防艦で囲んで爆雷を投げ込めば終わる。
O3はやや貧弱気味な水雷戦隊。流石に海防艦では殴り倒せない程度の耐久はあるため、陸攻を集中しておけば万全。


上記のギミックをこなすとボスまでのルートが解放される。


編成は空母機動部隊で正規空母2+護衛空母1+航巡1/軽巡1+駆逐3+雷巡1
何か数が足りないって?大丈夫、これでも圧倒的に過剰戦力である。
第二艦隊は先制対潜3+対空CI1の編成であれば内容は特に問わない。
冗談抜きになんら困らないため、普段イベントでの出番が無い艦娘を記念出撃させるのもアリ。



道中は対潜戦闘(C)、空襲(E・G)、対潜戦闘(R)、高速機動部隊(V)で5回とやや長い。
前述した道中対策を施した艦隊なら撤退することはほとんどない。
ボス前も輪形陣固定であるため特に苦戦しないだろう。


ボスは空母ヲ級改flagship。
陸戦1陸攻3を2回集中して第四陣形で殴って終了。
メンバー欠けの連合艦隊でもほぼストレートにS勝利でゲージ破壊できるはず。



ゲージ破壊後は再度ゲージ出現ギミックの解除が必要。
ただし、条件はさほど難しくもなく、第二ゲージ攻略中にも条件を満たせるものが2つある。


  • E・G・Hで航空優勢

E・Gは攻略中に通るルートなのでそもそも改めて解除する必要がないことがほとんど。
Hは輸送護衛部隊で護衛空母と航巡に艦戦と水上戦闘機を搭載し、基地航空隊を送り込めば達成可能。
第二ゲージ撃破に使用した陸戦1+陸攻3でもリコリス棲姫が爆死して制空権確保が容易に狙えるためそのまま使いまわしてOK。



E-3-3/戦力ゲージ2本目


編成は第一ゲージの編成をそのまま使いまわしてOK。
輸送作戦を中断して戦闘に入った海戦がモチーフであるため、輸送マップでないにも関わらずドラム缶の装備が必須。
全体で4隻にドラム缶の搭載が必要なほか、例によって索敵がきついため水上電探も3~4隻に装備しておきたい。
ドラム缶+電探2でも二水戦であればボス以外の敵艦はほぼ殴り倒せるため、ルート分岐用の装備を担当する艦を決めておくと攻略しやすくなる。


道中は対潜戦闘(C)、空襲戦(G)、水雷戦隊(X)で3回。
第一・第二ゲージの道中とかなり似通っているが、新たに追加されたショートカットのXは駆逐艦3隻という完全なボーナスステージ。撤退する方が難しい。



トーキョーエクスプレス……? アハハハッ…ネズミドモメッ!


コノワタシガスベテソシシテヤル…スベテシズメテヤルンダァ!



ボスはルンガ沖重巡棲姫
久々のメガネ深海棲艦。艤装はZECO深海艦恒例の海産物シリーズで、今回は貝がモチーフ。
本体スペックは装甲267→壊で367と非常に堅牢…だが、実際の戦闘では死ぬほど台詞が煩いことが印象に残りすぎてそれどころの話ではない。
超ハイテンションの大音量でめちゃくちゃ楽しそうに喋りまくることから深海ラッパーの異名を付けられた。ドラムカンドラムカンドラムカンシズメドラムカンドラムカンドラムカン…


また、高い装甲にも関わらず、近年の水上艦ボスで最弱を疑われるほどの弱さを誇る。この時点では。
二水戦の超高倍率特効(1.7倍)と貧弱すぎる随伴、制空値0、何故か戦艦扱いで砲撃が2巡化が合わさった結果として、
陸攻集中2回で砲撃戦前に随伴が壊滅→2巡化で大量のカスダメを貰って瀕死→水雷見張員によるほぼ確定発動の魚雷CIで即死がだいたいの戦闘経過として固定されてしまう。
なおこの戦闘経過はゲージ破壊段階であろうと撃破されるところまで含めてまったく変わらない。


装甲解除ギミックも存在するが、前述した通りゲージ破壊段階であろうと長波の魚雷カットイン直撃で即死するため不要
またクリアした場合は自動解除されるようになったため強引に叩き割った方がいろいろな意味で速い。



海域クリアボーナスはNorthampton級重巡洋艦 Northampton。
イラストレーターはZECO氏、CVは佐藤聡美氏。
実艦はアメリカ海軍が建造したNorthampton級重巡洋艦のネームシップ。
緒戦から一貫してYorktown級を主軸とした空母機動部隊に随伴して作戦行動を行い、Hornetの曳航を試みたのもこの艦であった。
最終的にはガダルカナルをめぐる一連の戦いのうち、ルンガ沖海戦にて魚雷の直撃を受けて撃沈されている。


ビジュアルは金髪ストレートの眼鏡をかけた落ち着いた容貌。実に2年ぶりの眼鏡艦の追加であった。
艤装に関してはほぼHoustonと同型であるが、肌の露出に関してはあちらより大幅に少なくなった。
性格面はMVPの際にやたらと喜ぶ点を除いては落ち着いているが、夜戦で撃破された経緯からあまり夜は好んでいないようだ。


性能は姉妹艦のHoustonに準じており、目立った特徴はない。



他のクリアボーナスは丙作戦で勲章と水雷戦隊 熟練見張員。
乙作戦で改修資材とSOC Seagull。甲作戦ではSO3C Seamew改が追加される。
とにかく水雷見張員だけは逃さないよう、可能な限り丙作戦以上での攻略が推奨される。


SeamewはSeagullの後継機として設計されたものの、機体の安定性があらゆる面の脚を引っ張りまくったことで当初の計画より大幅に性能が低下。
その果てにあろうことかというまごうことなき失敗機であった。
ゲーム内ではと名付けられており、史実で問題となった点が改善された上で配備されたようだ。
性能としては索敵+7で紫雲など最上位の索敵値の水偵には及ばないものの、命中+3を持つため航空戦触接での攻撃機の威力上昇倍率が高いという特徴を持ち、空母の随伴艦に装備させる際扱いやすい水偵となっている。



レアドロップは夕雲型駆逐艦 巻波。
イラストレーターは藤川氏、CVは佐藤聡美氏。
夕雲型駆逐艦の5番艦として建造され、長姉の長波とともに激戦を駆け抜けたものの、最後はセントジョージ沖海戦にてレーダー射撃によってほぼ一方的に撃破された。
まぶしいオデコが特徴。また微妙に舌ったらずであり、長波のことをなななみねぇと呼ぶ。


E-3-3自体のS勝利は非常にたやすいため掘りで苦労することはない。
い号はできないがE-2-3同様にゲージ破壊後に補給艦が出るのであ号・ろ号のウィークリーを並行して進められる。
また副産物としてホーネット、ワシントンなどの有用な艦も落ちるため非常に美味しい掘りポイントなのもE-2-3と一緒。
ここまでくると何度も何度もボコボコにされる前段作戦ボスの皆様に同情せざるを得ない。
ただし前述した通り深海ラッパーが騒音の極みにあるため音量はオフにしておいた方がよいかも。


E-4『ラバウル空襲!遊撃部隊、出撃せり!』-ラバウル沖/ビスマルク諸島沖/ソロモン諸島沖-



コウクウキチッテノハネ…コウイウモンダヨ!


コノ…ホノオハ…アツイダロウ!


テツノソコ…ハヤク…イケヨ!



戦力/輸送/戦力/戦力の4ゲージマップ
前段作戦から難易度が大きく上昇するほか、海域1個に戦力/輸送ゲージが4本という極めて長丁場の海域となる。
最終作戦海域より構造が複雑なので戦力割り振り、ギミック解除などに時間を取られることは覚悟しよう。
1つ1つの難易度自体は一部を除いてそこまで高いわけではないが…


札は遊撃部隊・輸送部隊・第二艦隊。また、第三艦隊がE-2-2より合流する。
それぞれ1枚の札につき1マップを攻略する形になるが、ギミック解除は縦横無尽に使い分けることになる。
編成記録の活用で手間は可能な限り減らすべし。
基地航空隊は3隊使用可能。


E-4-1/戦力ゲージ1本目

編成は遊撃部隊を使用。誤出撃による詰みがありえるため攻略中は他の海域に絶対に出てはならない


ボスに対地が必須かつ道中がそれなりに厳しいためメンバーは十二分以上に吟味しなければならない。
重巡系3+軽巡1+駆逐3で到達可能だが、まず大前提として対地攻撃艦を最低5隻、戦車系大発装備+特二式内火艇のセットを最低2隻は確保したい。
対地セット艦が減るごとにボス戦の難易度が爆上がりするほか、改修値も低ければ低いほど難易度が上昇する。改修値が低い場合はWGや二式迫撃砲 集中配備を乗せて補うとよい。
改修値が高い場合はWGがなくても爆散するため、対潜装備や対空装備を乗せる余裕が出てくる。
重巡は航巡2に主砲2+WG系+三式弾の装備、摩耶に3号砲+5inch連装両用砲(集中配備)+三式弾+電探+機銃が理想…だが、摩耶はE-4-4/E-5-2でも出番がありえる。
航巡を潤沢に揃えているのであれば3隻起用して噴進砲装備+警戒陣で空襲無力化も可能ではあるが、需要は今後も多いため使いすぎに注意。
対潜・対空を十全にこなせるFletcher級がいるのであれば対潜・対空をどちらもぶん投げてしまうのもあり。二式迫撃砲 集中配備を使えば対地までこなせてしまい一人三役。
ただしFletcherはE-4-4/E-5-2/E-5-3で使う可能性ありなので投入するならJohnstonが優先されるか。
ちなみに遊撃部隊司令部が使えるので、多少やられても退避できるので到達だけなら見た目ほど厳しくない。
特に霞や海風は駆逐艦でありながら司令部が載る上に対地も両立できる。戦車の改修が済んでいるなら先の通り2スロでもボス取り巻きは十分仕留められる。


道中は対潜戦闘(B)、空襲戦(D)、対潜戦闘(E)、空襲戦(G)、水上(I)の4回。
それなりに撤退要因となりえる道中。
基地航空隊で要素要素を補えこそするものの、道中に振りすぎればボス戦がそれだけ苦しくなってくる。
空襲以外の大半の攻撃が重巡級の装甲を抜くに至らず、警戒陣の下側に重巡級を固めて装甲受けしまうとかなり楽になる。
対潜戦闘は道中支援+警戒陣で許容範囲内の損害にはできるので、どうしても外せないのは空襲戦2つへの陸戦派遣だろう。
特に深海海月姫のいるDマスは噴進警戒陣で無力化していない限り相当な確率で損害を与えてくる。輪形陣と対空カットインで対処するにしても完全な安定は難しい。
Gマスの方は陸爆なので大したことはない。
道中に制空権を持つ相手がいない上、水上艦も脆い艦ばかりのため対潜航空支援が強力。
今回のイベントはここに限らず対潜航空支援が候補に挙がる場所が多い。
警戒陣なので砲撃支援は殆ど役に立たない。駆逐2、飛鷹型2、加賀、Intrepidにひたすら雷装と対潜の高い艦攻をつっこめばよい。
Swordfish Mk.III(熟練)やTBM-3W+3Sの馬鹿みたいな対潜値が役に立つ。




トンデキタリ…ウッテキタリ…イソガシイモンダナ…


アツメタ…ブッシハ

ヤラセハ…

シナイッ…!



ボスはリコリス棲姫。
性能は5年前の初出から強化されていないため、ボス自体はWG+三式弾による連撃で一発撃破可能。
問題は随伴で、集積地棲姫3人が鎮座する。おまけに砲台小鬼も2基。
とにかく数が多すぎるため、対地アタッカーによる攻撃でいかに爆散させるか、タゲを攻撃前に絞れるかがポイントとなる。
対地が揃っているなら随伴は全員ワンパンで沈んでいくためあっさりと終わってしまう。
退避を使ってなお余裕だったという提督もいる程。
しかし対地装備が揃っていないなら、最低でも陸偵1+陸戦1+陸攻2を1回、できれば2回集中させて随伴を削り取り、決戦支援で敵前衛を掃除…が理想の流れ。
なお、集積地壊はメタルスライムばりの回避を見せることがままあるため対地装備が揃っていても倒し損ねることは少なくない。
また後段で人によっては難所であるにも関わらず友軍がいない。対地装備の充実度合いが攻略難易度に直結するマップである。
一応、この時点ではリコリス棲姫さえ倒せばよいのだが…


E-4-2/輸送ゲージ

戦力ゲージ1本目の撃破後はそのまま輸送を開始する。
輸送護衛部隊で出撃すれば輸送札が付与されてルートを侵攻可能。


編成は護衛空母1+水母1+駆逐4/軽巡1+駆逐5・高速統一のスタンダードな輸送護衛部隊でOK。
秋月型を1隻編成し、搭載数多めの護衛空母を使用すれば空襲は第一ゲージほどの脅威とはならない。
また、ギミック解除の関係で対地駆逐艦を3隻は入れておくと無駄がない。
なお、本イベントは輸送ゲージはこの後はない上に、本イベント最後の対地戦もこの艦隊で挑む事になるので
大発装備可能な駆逐艦はここで大体使い切って可
ただし輸送にはまず使わないが特二式内火艇のみ装備可能艦については白露、黒潮、雪風、風雲がE-4-3やE-5特効艦に含まれるため、この辺りは札を付けない方が良い。


道中は対潜戦闘(Q)、空襲(Q2・S・U)の4回。
見ての通り水上戦闘がない
なので第一・第二ともに輸送量を確保したあとは対潜と防空に全振りでOK。
極論、対潜対策は東海に任せてしまえば、護衛空母と水母で制空・対空CI艦で防空するだけ。
隙間にドラム缶と大発を可能な限り詰め込んでしまおう。
E-4-1のDマスと違い、ここの空襲は全て陸爆なので大したことはない。
輸送と強対空CIのできる由良や鬼怒の出番の見せ所。



ボスは重巡ネ級改
本イベント3回目となる制空0&ネ級旗艦の通常艦隊。
対処法も以前と全く変わらず、A勝利は陸攻を2回集中すれば確定するので何も考える必要はない。
……ただし稀に警戒陣を取るので、いくら相手が貧弱な戦力だからと言っても陸攻の派遣無しは一応避けた方が無難。
S勝利を最初からあきらめておけば輸送量をかなり増やしやすいため、ゲージ自体の完了も早い。



輸送完了後はギミック解除でルートを開放。
ここから全ゲージでギミックの手間が爆上がりするので残時間にはくれぐれも注意。ここからが本当の後段だ…


  • W・XでS勝利2回
  • Oマスで航空優勢1回
  • 基地防空優勢2回

Wマスは第二ゲージの編成でそのまま到達可能。第一艦隊は第一ゲージの編成を弱体化したような集積地旗艦の地上型編成となる…が、第二艦隊にPTが3体もいる。
敵本隊は陸攻4の集中2回+第一に対地装備でほぼ壊滅させられるが、敵前衛艦隊にいるPT対策として第二艦隊には機銃+見張員などの装備は必須。
また索敵もかなり厳しく設定されているため、彩雲の搭載と電探4~5基の搭載が必要。
また、いっそのこと水上機母艦に水偵を3つ詰め込んでしまうのもアリ。これならば電探が2個程度で済む。
輸送連合で命中率が信用ならないこともあり、人によっては一番の難所。ただし後述のように軽い資源で掘りもできる場所でもある。
PT対策や対地改修が万全だったり、E-1-2同様に武装大発が揃ってるなどすれば問題なく掘れる。


Xマスは軽巡1+駆逐6の遊撃部隊で到達可能。第一ゲージの編成から重巡級をすべて抜いて駆逐艦を代わりに入れればよい。
Xマス旗艦は軽巡棲姫。制空値0であるため陸攻集中2回で半壊する上に、20夏イベントで出てきた強化型ではなく1期で登場したタイプなので装甲も低く、タコ殴りであっさり倒せる。たまに警戒陣を使ってくるが、道中支援も出していれば回避補正を持つ下3隻が生き残ることはまずない。
基地防空はロケット戦闘機2機+防空機2機であれば1隊で達成可能。もしロケット戦闘機が無くても3隊使えば優勢は確保できる。


E-4-3/戦力ゲージ2本目

E-2-2から駆け付けた第三艦隊の出番となる。
基本的にはSaratoga+瑞鶴+翔鶴+重巡級3/軽巡1+駆逐2+自由枠3での攻略となる。
ボス艦隊の対空砲火が非常にえげつないため、強めの対空射撃回避を持つ村田隊、ジェット戦闘機などを第一スロットに入れて棒立ちを回避すべし。
ボスは基本的に昼で倒せるため、あまり第二艦隊に拘る必要はない。不安なら対潜・防空に1枠づつ対策枠を取った上で阿武隈などの二線級の先制雷撃艦を投入しよう。



道中は対潜戦闘(B)、空襲戦(DorF)、機動部隊(H)or水雷戦隊(Y1)、機動部隊(Y2)の4回。
ルートは機動連合と連戦、もしくは水雷戦隊との戦闘のルートがある。
水雷の方が敵が弱そうに見えるが、警戒陣で現れることがある上にリ級Ⅱがおり、さらに機動連合は第二艦隊から砲戦することになるので被害がかさみ易い。
一方連合の方は輪形陣相当の第三陣形で出現するため実は見掛け倒し。制空権を確保できるなら大した脅威にはならないだろう。
ボス前も同様に第三だが、ヲ級改による開幕空襲など分岐の連合艦隊よりは強い。


基本的には連合艦隊の数を活かした役割分担でだいたいどうにかなるが、潜水やボス前の機動部隊の方は少し面倒。
ボスが弱いこともあって、東海やボス前に陸戦1陸攻3を1隊集中するのもあり。


コンナ…トコロマデ…キタンダネェ……



ボスは深海海月姫。専用BGMとなりつつある渚を超えてを携えての登場。
リコリス同様性能は5年前の初出から強化されていないため、E-2-2の重巡棲姫同様空母が殴れば概ねサクッと倒せる。
しれっといる軽巡ト級flagshipには注意。ゲーム開始から8年の時を経て実装されたflagshipで、本体スペックはナⅡほど高いわけでもないが、異様に高い荷重対空値に加えて対空カットイン判定を発動してこちらの艦載機を撃ち落しまくる。
対空射撃回避を持たない艦載機はほぼ0機にされ、耐性持ちの攻撃機を空母の大スロットに入れても、生き残るかは運次第。



ゲージ破壊後はギミックを解除する。
たった1個しかないが、対地装備がない人にとっては本イベントのギミックでも一番の難関となりえる。
その条件は以下。


  • 第一ゲージボスでS勝利

第一ゲージをリコリスの撃破で強引に抜けた場合はかなり厳しい条件となる。
編成こそ削り段階に戻っているものの、集積地棲姫の数が変わったりはしないため撃破難易度は相変わらず高い。
道中+決戦支援はもちろんのこと、陸攻隊も2回は集中させて確実に対地攻撃艦が集積地を攻撃できる体制を整えておきたい。
道中撤退率はどうしても高くなってしまうため、根気よく挑むことも重要。
もちろん装備が揃ってる提督の場合適当に殴ってたら死ぬ。


クリア後は最後のゲージが出現する。



E-4-4/戦力ゲージ3本目


ついに主力艦隊とも言える第二艦隊の出番。
ここまで温存してきた戦力を開放して全力で攻略すべし。


編成は縛りが非常に薄く、正規空母抜きの水上打撃部隊でありさえすればほぼどんな編成でも到達できる。
編成例としてはNelson+South Dakota+Washington+伊勢改二or飛鷹型(艦戦キャリア)+4スロ水母1+航巡or摩耶orアトランタ1/夕張+北上+妙高+最上+時雨+(島風などの高夜戦火力の特効艦)。
Nelson以外の戦艦枠は戦艦枠の中で一番の強特攻である金剛+榛名という選択肢もあり、友軍到着前ではこちらの編成の方が多かった。
しかし友軍到着後は強友軍を思いっきり阻害してしまうために見直され、South Dakota+Washingtonに落ち着いた。
つまりなんとか仲が悪いSouth DakotaとWashingtonにNelson touchさせなければならないわけで、Nelsonの胃がヤバい
冒頭の新要素の欄でも述べた通り、駆逐艦は増設補強さえ施していれば水雷見張員で高確率で魚雷CIを撃てるため投入ハードルは大きく下がっている。
第二艦隊側の重巡枠は鳥海や摩耶などが投入されていたものの、鳥海/摩耶の強友軍の邪魔になってしまうためあまり推奨されない。
ただ対空枠として航巡だとパンチ力も対空力も足りず、アトランタだと対空力は足りるがパンチ力と持久力に欠けるため、摩耶投入も肯定出来る。
強友軍の邪魔になると言っても、この2艦を入れて阻害される強友軍は1パターンで、むしろ通常友軍を3パターン蹴れるので逆にアリという意見もある。
ただ前出の戦艦枠が金剛+榛名場合は別、金剛絡みの5パターンを蹴ってしまうため、鳥海+摩耶のパターンを残しておかないと通常友軍も来ないという可能性まである。


道中は対潜戦闘(M)、空襲(O)、打撃部隊(Z1)、混成打撃部隊(Z2)の4回。
Z1およびZ2での事故発生率が高く、特にZ2に至っては火力100以上の敵艦5~6隻が火力補正つきの第四陣形で殴ってくるためとんでもない被害を受ける。
道中支援はもちろんのこと、Nelson touchなどの特殊砲撃をここで発動して切り抜ける方法が主流となっている。
South Dakota及びWashingtonの運が高いこともあり、この二人を巻き込んでいれば特殊砲撃はそれなりに安定発動するのは救い。
また相手の制空値が非常に高いため、伊勢や飛鷹型は艦戦キャリアにしないと制空優勢すら取れない。
隼鷹に特効があるが、キャリアならば飛鷹の方が良い場合もある。



蚊トンボ墜トス……殴リ合ヒ……痛イ…暗イ……


眩シィ…眩シィヨォ! ハッ……アハハハハッ!



ボスは南方戦艦新棲姫
本イベントにおける再生怪人たちの双璧を務める。
スペックはやはり以前から据え置きで、装甲306/376と圧倒的な堅牢さを誇る。
ただし随伴艦に鬼姫級もネ級改もゲージ破壊段階ですら存在しないため、昼までの追い込みはかなり成功しやすい。
こちらの戦艦が中破していても弾着観測射撃で1体づつ葬れるほか、火力キャップの上昇した決戦支援でも当たりさえすれば撃破できることがほとんど。
また距離が8であるため二式大艇を使用すれば爆装一式戦(65戦隊)が届く。駆逐艦をターゲットすればほぼ確実に撃破できるため、数を減らしやすくなっている。
さらに6/12に友軍の強化が行われており、金剛旗艦の友軍を引ければほぼ壊滅状態+ボス半壊まで追い詰めることは珍しくない。
そこまで来れば妙高・北上・カットイン駆逐艦などでカットインを叩きこめば装甲解除せずとも十二分に撃沈可能。
はっきり言ってボスそのものより道中が圧倒的に問題であるため、制空権を確保できるだけの基地航空隊を派遣できればあとは道中に回してしまってもよい。


一応装甲解除ギミックも存在するが、もう1回E-4-1でS勝利しなければならない
友軍来訪・友軍強化前ならともかく、道中が楽になるわけでもないため現状では手間にはあまり見合わなくなったと言える。



共通クリアボーナスは補強増設と潜水艦補給物資、丙作戦以上で新型航空資材と零式艦戦32型(熟練)。
乙作戦以上で勲章と零式艦戦21型(台南空)。甲作戦では零式艦戦32型(台南空)☆+3が追加される。
このうち零式艦戦21型(台南空)は待望の距離7陸戦となるため、本当にどうしても不可能な場合を除いて乙作戦以上での攻略を推奨。
また零式艦戦32型(台南空)も距離5とはいえ64戦隊並みの制空値を持つ高制空陸戦であり、可能であれば甲作戦を狙いたいところ。


レアドロップは夕雲型駆逐艦 涼波。
イラストレーターは藤川氏、CVは石川桃氏。
夕雲型駆逐艦の十番艦として建造され、船団護衛を中心に活動したが、第二次ラバウル空襲にて戦没。三か月半の短い艦生であった。
巻波同様まぶしいオデコが特徴。江風などのサバサバ系の駆逐艦ではあるが、活動的な外見に反して極めて優秀な事務能力を持つ。


基本的にE-4-WかE-4-4ボスで掘ることになるが、友軍が強化された現状であればほぼZ一択だろう。
ただ道中の事故率は相変わらず高いため、消耗はかさみやすい。
資源消費についてはWマスの方が圧倒的に安いので資源を気にするならこちらでも一考の余地はあるか。


E-5『第二次ルンガ沖夜戦』-アイアンボトムサウンド-


第二水雷戦隊旗艦


神通、出撃いたします!

能代、抜錨します!



戦力/戦力/戦力の3ゲージマップ。
E-4に比べてマップ構造自体はシンプル。
ただし難所&ギミック解除のコンビネーションとなるE-5-2のゲージ破壊~E-5-3削り開始までの道のりが非常に長く険しい。
そこさえ超えてしまえば最終編成が「誰がやってもメンバー固定」故、ほぼイベント戦闘に近くなるものの、残時間次第で難易度を落とすことも視野には入れておきたい。
幸いにして本マップの甲/乙報酬はどちらも有用な用途が考えられるため、乙作戦で攻略することにも意義はきちんとある。



札は二水戦および第八艦隊がE-3、第二艦隊がE-4から合流。
本マップ固有の札は存在せず、集結させた戦力を以て敵艦隊へと挑むことになる。
ただし丙ではなく乙から札による出撃艦制限がなくなる。


基地航空隊は1隊のみ使用可能。
最終海域にも関わらず出撃部隊は制限されてしまうので、どこに飛ばすかは熟慮することとなる。
逆にいえば2部隊の空きでの防空が可能で、ロケット局戦があればE-4でもらった台南空を熟練度がついてない状態で混ぜても容易に制空権確保でき、熟練度が勝手に上がっていく。
もしくは1部隊防空でも防空優勢ぐらいなら取れるので、1部隊を陸攻部隊、1部隊を東海部隊にして適宜出撃⇔退避で配備し直しの消費を抑えつつ使い分けも可能。


E-5-1/戦力ゲージ1本目

編成は第八艦隊による遊撃部隊を使用。
当初は二水戦が使用されていたが、ルート的・戦力的なメリットがほとんどなかったため主流ではない。


編成例は鳥海+先制仕様の雷巡2+航戦2+航巡2など。
下4隻は増設補強なしでも噴進砲を装備しておけばほぼ空襲を無力化できるためおすすめ。



道中は対潜戦闘(A)、水雷戦隊(D・F)、空襲戦(G)、水雷戦隊(I)の5回。
すべて警戒陣で雑に突破可能。
敵の防空能力が高いため航戦には水上爆撃機は積まない方がいいくらい。
敵も警戒陣を使用してくることがあるが、警戒陣vs警戒陣は泥沼になるだけで大したことはない。



ボスは輸送ワ級Ⅱflagship
耐久が480と輸送艦とはなんだったのかと思える耐久力に加え、装備している高角砲と対空電探はかの防空巡棲姫と同じ装備であり、とてつもない艦隊防空が加算されている。制空喪失した際には昼連撃も行ってくる。
しかし他のステータスの方は殆ど強化されておらず、対空以外は所詮固いだけのワ級である。
随伴艦も普通のフラワがメインと駆逐艦が混ざっているレベルなので、夜戦までいけば撃沈は容易。


ボスへの基地派遣に必要な距離は10。
距離10の二二型甲を4機揃えられれば本領発揮できるが、そこまで持っている層は珍しい。
他の陸攻の場合はカタリナなり二式大艇で延伸が必要。ん?他にも距離10以上があったろって?
深山たちは置いてきた。ハッキリ言ってこの戦いにはついてこれそうにもない。
ただしヌ級のいる最終編成相手の場合は劣勢を取ってもフラワⅡとト級に容赦なく撃墜されるため、
二二型甲が4機ない場合はどうしても遠征枠を使いたくない場合を除いて、ボスマスは決戦支援に任せてもよい。
ちなみに通常形態では連合補正によりフラワⅡ以外がスロットごと撃墜してくることはないので
掘りやろ号の場合は全部ボスにつっこんでも何ら問題はない。


第一艦隊には輸送艦4隻も配置されているため、ろ号消化にはうってつけ。
確率が低いとはいえ宗谷のドロップもあるため、掘りがてら通う提督も珍しくない。



E-5-2/戦力ゲージ2本目

戦力ゲージ1本目の終了後はそのまま2本目に移る。


本ゲージの破壊は非常に高難易度であり、恐らく本イベントで一番の難所となる。
最終友軍の力を借りたとしても撃破は困難であり、道中もそれなり以上に損傷を与えてくるためかなり厳しい。
装甲解除などの搦め手も存在しないため、どうしても無理そうであれば乙難易度への転進の決断は早めに。



編成は陸奥+長門+戦艦2+自由枠1+秋津洲/軽巡1+特効持ち駆逐艦or重巡or雷巡を合計5枠がよく使用される。
いわゆる解法が非常に多い海域であるため決め打ちできる部分はほとんどない。
特効持ちの陸奥の特殊攻撃を発動させなければ勝ち目が薄くなる程度であり、どのような編成でもデメリット/メリット/上振れが存在しうる。
一応、削り段階であれば先制雷撃の本数を増やせるだけ増やす、Atlantaを第一に投入して防空を担当させるなどのセオリーはある。
ただし割り段階ではどちらも選択肢のひとつとなる。



道中は対潜戦闘(L)、空襲(M)、重巡部隊(U1)の3回。
いずれもそれなり以上の脅威であるにも関わらず、ボス編成が極めて堅牢であるために全てに対する対策はできず、また対策方法も多岐にわたる。
対潜戦闘は東海の派遣、対潜航空支援、そもそも対策せず秋津洲に修理を任せるの3択。それぞれ基地枠、支援枠、修理資材を使用する。
空襲は無策で祈る、Atlantaか摩耶に対空CIを任せるの2択。Atlantaは非常に突破が安定するもののあまり砲戦では頼れず、摩耶は対空CI発動率に不安を抱える代わりに砲火力が高い。
重巡部隊は無策、特殊攻撃を発動、支援を行うの3択。特殊攻撃は実質的に削りでしか使えないため無策か支援の2択。対潜航空支援は命中率がやや低めでボーキが結構減る。砲撃支援を使用する場合は支援艦隊が対潜マスに来ない。
どこを対策するにしても一長一短なので、ウェイトを置く場所を決めた上で望まなければならない。



コロシタイ…クラ…イ……


ザンネン…ダワ…ッ!



ボスは戦艦新棲姫
再生怪人の双璧の片割れであり、本イベントの実質的なラスボスを務める。
削り段階ではなぜか装甲186と非常に低いものの、問題は敵の随伴艦。
削り段階の時点でも重巡ネ級改3隻とかなりのものだが、この時点ではまだ特殊攻撃が発動しなくとも特効や友軍などで押し切れる。


しかしゲージ破壊段階では


敵前衛敵主力
軽巡ト級flagship戦艦新棲姫-壊
軽巡ツ級elite戦艦棲姫改
駆逐ナ級Ⅱ後期型elite重巡ネ級改
駆逐ナ級Ⅱ後期型elite重巡ネ級改
駆逐ニ級後期型elite重巡ネ級改
駆逐ニ級後期型elite軽巡ツ級elite

とパワーアップ。
制空値は0のままだが、ダイソン改によって第一艦隊随伴の耐久度が上がり、ナ級Ⅱの先制雷撃も飛んでくる。
前回イベントラスト……ほどではないが、昨年夏イベントの南方戦艦新棲姫戦を思い起こさせる堅牢な布陣となっており、ネ級の数をどうにかして減らすことができなければまず勝ち目はない。
陸奥の特殊攻撃であれば1発につき1殺は可能であるが、特殊攻撃の発動率は発射艦と随伴艦の運依存という仕様のためかなり安定しないのがネック。
また発動しても、2巡目までにネ級改の数を追加で1隻程度は減らせていなければ(主に第二に飛ぶ砲撃のせいで)不利な戦いを強いられる。


加えて、昼戦がすべてうまく行ったとしても勝てるとは限らない。
この段階では装甲破砕ギミックがなく、戦艦新棲姫-壊の装甲356を自力で削りきった上で撃沈する必要がある。
特効倍率が微妙であるため撃破には魚雷CIの複数発動&命中がだいたいにおいて必要になるため、ターゲット運に恵まれなければ撃破は叶わない。
ほぼ確実に戦艦棲姫改が生き残り、魚雷CIが吸い込まれやすいのもネック。友軍でネ級改の残りはある程度片付けられるようになったが…


この敵艦隊を打ち破るためにはすべての要素の突き詰めが求められる。
ただし上振れを狙う、安定指向で回数をこなすなどの差があるためこれといった解法はやはり存在しない。
また、以下の要素は全て陸奥の特殊砲撃が発動することが前提。


  • 決戦支援

大前提
ナ級の先制雷撃を止める、特殊砲撃を吸われるツ級を排除しておく、第一艦隊の砲撃2巡目が敵主力に向けやすくなる、などの面でリスクを抑えられるため、必須。
よほど運に自信がある場合を除いてキラキラも付けておいた方が無難。火力152を確保していれば同航戦でナ級も撃沈できるため、火力を達成できたら残りは電探で命中率を上げておきたい。


  • 基地航空隊

二式大艇で所持している65戦隊を送り込むのがメイン。
本隊航空戦でナ級の排除が不可能な以上、アクションを起こす前に排除できる要因を増やすのが重要になる。
敵の制空値は0であるため、余った枠には銀河や飛龍などの強力な陸攻を詰めておこう。
また初戦の潜水マスでの撤退による艦隊のコンディション低下の方が辛いのであれば、いっそボスマスの事は忘れて潜水マスに東海を飛ばそう。


  • 第一艦隊

陸奥以外の戦艦枠を誰にするかと、ルート固定用の泊地修理枠、残る自由枠1隻を誰にするかが選択肢になる。


+ 戦艦-

陸奥を旗艦にして特殊砲撃を使用するのは確定として、2番艦を誰にするかが最初の選択肢。


  • 長門

陸奥の特殊砲撃をブーストして破壊力を上げられる。陸奥の2発分がダイソン改への有効打も期待できる反面、長門には特効はなく、3発目が微妙になる上に、特殊砲撃が終わった後の長門は(特に陸奥ブーストを最大にするため主主電偵装備の場合)敵第一艦隊に対してほぼ歯が立たない。


  • 大和

上振れを目指す場合。実に3年ぶりとなる最終海域でのまともな選択肢となった
陸奥の分の特殊砲撃の威力は長門で発動するより下がるが、高い特効倍率とキャップ解放による超火力の相乗効果で3発目は長門と同等かそれ以上の威力、かつ弾着観測射撃でもネ級改を一発撃破可能。2巡の砲撃で2体ネ級改を葬ることができればもはや勝利は目前。
その反面、射程超長で陸奥の特殊攻撃に割り込む。とにかく初手で数を減らすことが最重要であるため完全なギャンブルである。
陸奥の射程を超長にしておけば50%で先制する他、敵が初手に動くのは必要経費と割り切って味方の1・2番艦に当たらないことを祈るのもありだが、その初手が陸奥に直撃すると泣くしかない。


  • サウスダコタ

射程長で安定択を取る場合。火力はもう少し落ちるがワシントン、金剛、榛名でも可。
陸奥の特殊攻撃の発動は安定するが、大和ほどの火力は出ないので特殊砲撃の3発目、弾着観測射撃の威力が落ち、ネ級を落とせる確率が下がる。


3・4番艦は残りの特効戦艦から2隻。
ここでも大和を起用すると上記の射程問題が同様に発生。
射程超長を嫌う場合は射程長組から採用。
2番艦をワシントンとサウスダコタを入れてもう1枠足りない場合、金剛型には全員特効がついているものの、比叡と霧島は友軍の強力な編成に含まれているため、金剛・榛名に留めておいた方がいい。


+ 秋津洲か明石-

秋津洲か明石がいないと、リ級Ⅱの連合マスの後もう1戦増えてしまうのでほぼ必須。


  • 秋津洲

水上戦闘マスでの制空用に水戦を1つ乗せられるのでこちらが主流。噴進弾幕で空襲を乗り切りやすいというのも利点。
残りの装備枠は自由。
修理施設なら泊地修理で第二艦隊を修理でき、道中で中破した夜戦フィニッシャーを小破に戻せる。ただし第一艦隊の修理は不可。
飛行艇と爆雷で対潜攻撃する、高角砲で艦隊防空を上げて被害を減らすというのもあるが、大局に影響しない範囲。


  • 明石

第一艦隊も第二艦隊も修理できるが、水戦が飛ばせないために、他の誰かに水戦枠が必要となる。また秋津洲以上に回避が低い。


+ 第一艦隊自由枠-

基本的には特効のある巡洋艦を起用する。
ボスマスでの第一艦隊相手には何もできないが、ボス前のリ級Ⅱを倒したり、ボス二巡目で第二艦隊を減らせる目が出てくる。


  • 摩耶

空襲を多少抑える対空カットインをしつつ昼連撃ができる。
アトランタと比べると発動率に不安が残るが、こちらは友軍に干渉しない。


  • アトランタ

対空カットイン発動率なら摩耶以上に頼りになるが、砲撃戦では単発砲撃しかできないのと、摩耶より装甲が落ちて道中大破率が上がる。
また友軍メンバーでもあるので本隊から外すケースが多かった。


  • 他重巡

摩耶を既に別海域で使用している場合に。
高角主砲と電探があれば対空カットイン自体は摩耶同様に打てるが、性能がさらに落ちるので焼け石に水となり空襲はほぼ回避頼みになる。
修理要員で明石を採用した場合は水戦を乗せられる航巡にするのもあり。


  • 第二艦隊

正答はない。とにかく個人で採用艦も編成も並びも装備もすべてが変わり、これといった答えがまるで定まらない。
特効の乗った夜戦火力300以上の魚雷CIを2本以上ボスに命中させるという目標を達成させる上であまりにも択が多いからである。
一応、それぞれの択についてのメリット・デメリットは以下のようになる。


+ 軽巡洋艦-
  • 夕張

高めの運、水雷司令部+水雷見張員による大幅な雷装の補強によって魚雷CI要員及び先制雷撃要員としては随一の性能。ボス前が安定する。
特効を所持していないため、ボスに有効打を与えることはそのままでは不可能。昼での随伴の掃除がメインで、魚雷CIはクリティカルでないとほとんど装甲を抜けない。
削り・ギミック解除要員としては非常に優秀だが、ゲージ破壊で起用する場合はほぼ露払い。


  • 矢矧

運が低い以外役割自体は夕張と同様だが、こちらは夜偵が乗る。また修理要員が明石の場合には水戦で制空役になれる。幸いボス前も連合艦隊なので第二艦隊からでも飛ぶ。
ボス戦の夜戦で力不足なのは夕張と同じく。


  • 能代

特効持ちかつ、圧倒的な本体スペックに加えて夜偵を搭載可能。水雷司令部+水雷見張員で補強した特効乗せ夜戦連撃の威力も非常に高く、ネ級改なら撃沈の目もある。
その反面先制雷撃はできず、連撃装備の場合はカスダメかクリティカル狙いとなる。
また旗艦に配置して魚雷カットインを無理やり狙う戦法も可能。
戦艦棲姫に吸い込まれなければ大ダメージが見込めるが、デフォルトでは見張員補正込みでも45%程度の発動率なことには留意。
またE-5-3で起用する場合は使用不可となる。


  • Gotland

ほぼ能代の下位互換となるが大型探照灯を装備可能。
夜偵・照明弾と合わせ、ターゲットを吸いまくるデコイとしての性能がとても高い。
他の2隻のような昼戦および夜戦での火力的な貢献はまったくできないため、友軍の攻撃前に敵がかなり残りやすくなる。


+ 雷巡-
  • 北上

非常に高威力な先制雷撃、夜戦キャップに到達した強力な魚雷カットインが売り。ボス前の安定、友軍前の安定した敵数削減に貢献する。
反面、夜戦キャップの魚雷カットインでもギリギリの装甲貫通になるためダメージは振れ幅がかなり大きい。


  • 大井

運改修が済んでいる場合を除いてほぼ削り要員。
済んでいるのであれば北上と合わせて大きく安定性を高めてくれるが、やはり同様に魚雷カットインが発動しても弾かれる可能性は高め。



+ 重巡-
  • 妙高

おなじみのフィニッシャー重巡であり、特効及び夜戦キャップ解放でさらなる火力を手に入れた。
択とは言いつつも特効重巡枠を採用するなら初期運が高いので真っ先に候補となる。
ただ発動率でいえば水雷見張員装備の駆逐艦には及ばない。


  • 高雄、愛宕、羽黒

運は低いが妙高と同じ倍率の特効持ち。
ボスの装甲を撃ち抜けない可能性の高い夜戦連撃装備にするよりは、
いっそ主砲3積み+偵察機で昼戦の弾着攻撃と夜戦砲撃カットイン*7の両方を可能にする装備にした方がボス撃破の期待値は高い。
ただし主砲カットインは発動率が魚雷カットインよりもさらに低く、夜戦装備による補助込みでも発動率3割を確保するのがやっと。とにかく上振れの一撃を狙う形となる。
摩耶を第一艦隊に編成する場合の夜偵搭載を任せても良いだろう。


  • 摩耶

第一艦隊ではなく第二艦隊に採用するケース。
対空と夜戦攻撃の両立を目指すことになる。
最終友軍の来訪後はAtlantaが投入しづらくなったため、対空カットイン装備+夜偵で連撃削り役を任されることが多い。
運の改修が完了していれば魚雷カットインも使用可能だが、実用段階までおおよそまるゆ15を要するためハードルが非常に高い。


  • 最上

運用的には夕張とほぼ同じ。
特効を持たないためダメージが足りないのも同様で、上記の重巡を全員使ってたなんて編集者みたいな例がない限りゲージ破壊段階では外すことになるだろう。


+ 駆逐艦-
  • 時雨

デフォルトの運が高く、水雷見張員を装備すればほぼ確実に魚雷カットインを発動する。
友軍来訪前はFletcherも投入されていたが、現時点では友軍を阻害するため非推奨。


  • 白露・風雲

デフォルトの運が低いが、水雷見張員を装備すればおおよそ雪風と並ぶ発動率で魚雷カットインを発動できる。
ただしどちらもE5-3での二水戦の主要メンバーほどではないが特効を持っており、二水戦が不足しているのであれば優先度が下がる。


  • Ташкент

多スロットによる先制対潜+夜戦装備キャリア。
ただしGotlandでも同じ役割をこなせるためほぼ夕張と組み合わせて削り時の起用になるか。


+ 高速戦艦-
  • 金剛改二丙

戦艦を追加で投入する場合に選択肢に挙がる。この場合、対潜戦闘が1回増える。
潜水艦の雷撃を耐える盾として扱るほか、第二艦隊の残りをほぼ確実に撃破でき、なおかつ夜偵も自然に投入できる。
基本的に第一艦隊に投入することになるので変則的な編成にはなる。



上記のうちから自分にとってのベストを模索して突破することになるだろう。
とはいえ、同航戦以上で陸奥の特殊攻撃が発動すればよほど運が悪くなければ突破自体の目はある。
暁の水平線に…


は、まだ早いがここさえ突破すれば後の資源消費は軽い。
時間がかからないわけではない




E-5-3/戦力ゲージ3本目





まずは既に恒例となりつつあるスタート地点追加・ラストゲージ出現のボリュームたっぷりなギミック解除から。
とはいえ個々のギミック難易度はかなり低く、とにかく出撃数が多いことを除けば道のり自体はたやすい。
同じ艦隊を使いまわすことが多いため編成記録はフル活用しよう。


最初は二水戦の出撃場所となる最後のスタート地点を解放。
第八艦隊・第二艦隊で解除していく必要がある。


  • Bマスで航空優勢2回(第八艦隊)
  • UマスでA勝利2回(第二艦隊)
  • 防空優勢2回

Bマスは空母入り通常艦隊での攻略。第一ゲージの編成に余った正規空母を入れて到達でき、艦戦・水戦をガン積みすれば達成可能。直後に同一ギミックがあるため記録推奨。
Uマスは第二ゲージの編成から秋津洲を正規空母に変更+第二艦隊の駆逐艦を3隻にすれば到達可能。制空が非常に厳しいため第一艦隊に水戦ガン積み航巡を入れておきたい。
Uマスはダブル空母棲姫が待ち構える。S勝利は極めて困難だがA勝利でいいため、二式大艇で延長した陸戦+陸攻を送り込んで長門+陸奥の特殊攻撃発動で条件達成は容易。
ただし道中で敵連合に複数回遭遇するため、道中支援を出しておくとより安定する。こちらも直後に同一ギミックがあるため記録推奨。
防空優勢は2部隊防空のため特に意識しなくともほぼ終わっているはず。



解除後はスタート地点が追加されるだけ
実質的に二水戦の戦場はここから始まるものの、ボスマスを出現させるためにはさらなるギミックが待ち構える。



  • Bマスで航空優勢2回(第八艦隊)
  • UマスでA勝利2回(第二艦隊)
  • 防空優勢2回
  • SマスでS勝利2回(第二艦隊)
  • 第二ゲージボスでA勝利2回(第二艦隊)
  • YマスでA勝利2回(二水戦)


上三つの条件はスタート地点とまったく同じ。そのまま繰り返すだけでOK。
Sマスは第二艦隊を使用し、軽めの高速戦艦2+巡洋艦4/軽巡1+雷巡1+駆逐4で到達可能。敵編成自体はリ級Ⅱを中心にした軽量な連合艦隊なので特に苦戦することはない。
第二ゲージボスは第二艦隊をそのまま再使用してやり直し。削り編成に戻っているため先制雷撃マシマシで大きく安定する。さらなる安定を目指すなら道中支援を。
Yマスは軽巡1+駆逐6の遊撃部隊、要するに二水戦で到達可能。
深海日棲姫-壊+駆逐ナ級後期型IIelite×2(たまに警戒陣)というとんでもない編成が待ち構えているが、距離が6であるため65戦隊やHs293を送り込める。
また砲撃支援は警戒陣の回避補正を無視して命中するため、A勝利で良いことも相まって対策さえしていれば実際はあまり脅威ではない。


スタート地点・ボスマス出現だけで実に14回というとてつもない手間を要する。
個々の難易度はまったく脅威ではないが、物理的な出撃の経過時間をとにかく食われるため残時間にはくれぐれも注意。



上記の長く険しい道程を超えればついに第三ゲージが出現。



編成は特効の関係上二水戦の独擅場となる。
旗艦(神通or能代or矢矧)+2~3番艦に(Fletcher+駆逐艦)+4~7番艦に(江風・陽炎・黒潮・長波・高波)から4隻の軽巡1+駆逐6でほぼ弄る部分はない。彼女たちがいない場合は白露・時雨・風雲にも強めの特効がある。
Fletcherは特効艦だが火力では殆ど期待ができない…が、装備があれば強対空CIと対潜魚雷を両立できるので警戒陣の2~3番艦にはうってつけ。
ちなみに主主の強対空CIとGFCSor増設高射装置での対空CIが両立できる。増設高射装置なら対潜魚雷とも両立できる。
2~3番艦のもう1枠は警戒陣で火力が減衰するため、非特効艦を用いる余地がある。
4スロットのТашкентや、友軍コントロールの磯風・萩風・嵐・浜風などが選択肢。
もちろん特効艦を編成しても特に問題はない。
軽巡の最大特効持ちは神通だが、能代と矢矧は夜偵を飛ばせるのが利点。
能代は特効が乗るが道中のト級に瑞雲が叩き落とされる危険がある。
矢矧は水戦で夜偵を飛ばせるが、特効がない。乙なら甲標的を撃てるが、警戒陣で潜り抜けを狙う作戦とは今一つかみ合わない。


装備は4~7番艦にD砲・四連装酸素魚雷後期型・水上電探・見張員もほぼ固定。索敵の問題もあるので3番艦に陽炎型か夕雲型の特効艦をいれるならそれもこれで問題ない。
運が良い艦なら魚雷カットインや水雷見張員+魚雷のCIもあり。特に長波と時雨。というか、白露型特効艦3隻をフィニッシャーとして運用する場合この構成が基本になるだろう。幸い水雷見張員により江風でもカットインは出せる。
1~3番艦は警戒陣であるためほぼ火力的には何の貢献もできない。連撃装備や対空対潜装備にしておき、夜戦での削り役に徹した方がよい。
探照灯や照明弾もアリだが、道中夜戦を考えると旗艦以外に探照灯を持たせると大破しやすい。(旗艦はかばうがある)
加えて、索敵が例によってかなり厳しい。先の水雷見張員+魚雷では電探が載せられないのが響く。
また旗艦の軽巡には水雷戦隊司令部の装備を絶対に忘れてはならない。
対潜戦闘以降のマスであれば1戦闘ごとに退避を行っても逸れず、かなり低リスクで進撃を継続できるので必須といってもよい。
ちなみに駆逐艦旗艦で僚艦に軽巡を含むと水雷戦隊司令部が発動しない。


…しかし旗艦は警戒の都合火力の影響がほぼないので、霞や海風あたりに遊撃艦隊司令部を装備すれば普通に退避させられたりする。載らない駆逐艦嫁の提督たちは涙を飲んだ



道中は空襲戦(B)、対潜戦闘(C)、水雷戦隊(X)、夜戦(Z1)の4回。
端的に言えばすべてのマスで大破する可能性が高いというとんでもない道中。
しかし前述した通り、水雷戦隊以降はいくら退避しようが逸れることはないため実質的に対潜戦闘までに1隻の大破であれば進撃可能。
陣形は空襲戦で輪形陣を取る以外は全て警戒陣。削りからゲージ破壊まで、クリア後の掘りですらこれで問題ない。
警戒陣による回避はキラキラで増強されるため、ゲージ破壊時は攻撃が集中する4-7番艦にキラ付けを行うと無駄がない。


また道中支援は行う場合は対潜航空支援が有用。対潜マスと水雷マスでそこそこの活躍を見せる。
ただし、道中に制空値を持つ相手がいないにもかかわらず、ト級が馬鹿みたいな対空砲火を浴びせてくるのでボーキがそれなりに(500程)減る上、水雷マスがエリ駆ばかりなので命中率はまぁまぁ程度。
一応軽空母4隻にカ号など回転翼機のみを搭載しておけば、潜水マスにしか来ないので消費は抑えられるが、今回は水雷マスに来ることにも意味があるため微妙。ぶっちゃけボーキだだ余りするイベントだし


ちなみに警戒陣なら対潜マスは対策を何一つしなくても小破未満で突破できる事も多い。おそらくこれまでのイベントで最も扱いの悪い潜水新棲姫だろう。
[[潜水新棲姫「逃げるな卑怯者!!逃げるなァ!!」>竈門炭治郎]]
砲撃支援は警戒陣なのでいつもほどは役に立たない。一応ある程度の火力があれば駆逐艦程度なら数を減らしたり、対潜航空支援と違い夜戦マスに来るので、本隊警戒艦の砲撃が巡洋艦以上に向きやすくはなる。




オマエラノタクラミ……アタシガゼェンブダッセンサセテ…ヤルヨ!


サ…ハジメヨウカ……? キナサイナ……ッ!!



ボスは軽巡新棲姫。元となった艦が一発でわかる圧倒的ハワイ感を誇り、表情も相まってかなり明るめな印象を受ける。
装甲は通常時では256とそれなりに抑え目だし、敵編成そのものは随伴のネ級改が2隻のみとE-5-2よりも弱い
ただしそれは連合艦隊で挑んでいたE-5-2編成と比べたらの話。こちらの艦隊が水雷戦隊の遊撃部隊固定+基地航空隊が1部隊、ということもあって削り段階ではかなり分が悪く、連合艦隊vs遊撃部隊による敵の命中悪化がかかるとはいえ、駆逐軽巡では当たれば無事では済まない。
当然こちらの昼戦火力は乏しく、ネ級改に昼戦ではろくなダメージを与えられず、敵第二の砲雷撃、敵第一の砲撃をくぐり抜けて夜戦にまで持ち込む必要があるし、
削り段階から駆逐ナ級Ⅱflagshipが1隻はいて、やはり支援までで止められないと、こちらが単縦陣ではほぼ必中の先制雷撃が飛んでくる。
……単縦陣では。


そこで考案された戦法が、ボス戦でも警戒陣を使うこと。


通常であれば、前半艦の火力や砲撃支援の威力が落ちる警戒陣を、ボス戦で使うことは忌避されるものだが、
まず第一にこちらが遊撃部隊でも敵連合艦隊相手なら砲撃支援の威力は落ちないことが判明。
こちらの昼戦火力は限られる以上、決戦支援は非常に有効なので毎度出しておくべし。敵艦隊の数を減らす上で重要な役割を果たす。
先制雷撃、砲撃共に脅威のナ級Ⅱを運よく無力化できると非常に楽になる。


こちらは遊撃部隊なので、火力そのままで戦える後半艦は警戒陣でも4隻いて、単縦陣でそれ以上に全員をボロボロにされるよりは、警戒陣の回避補正頼みで夜戦までの生存率を上げる方が良いとされた。
警戒陣でなら、あのナ級Ⅱの先制雷撃でさえ避けるのも珍しいことではない。
とはいえ当たってしまうこともよくあるので、支援砲撃艦はナ級Ⅱflagshipを反航戦でも大破まで追い込める火力171には到達させておきたい。


デメリットとして本隊の1~3番艦までと、友軍艦隊の1~2番艦までが、こちらが警戒陣の場合は夜戦含め火力が半減してしまう。
ただ友軍の方にも警戒陣の回避補正は有効で、昼に数を減らしにくく反撃を受けやすい友軍艦隊も、本隊と同じく回避して無事な後半艦のカットインを叩き込む戦法を取れるので、結果的にそこまでデメリットは大きくない。
また、なぜか本隊の警戒陣の仕様と違い、友軍艦隊なら6隻編成でも3番艦も火力減少を受けないようになっている。


このように夜戦までの被害は抑えやすいが、やはり敵の随伴艦を倒しきることは難しい。
決戦支援と65戦隊の派遣で砲撃戦前に敵数を減らしておくと削りははかどるものの、S勝利はかなり厳しいと思っておいた方がいいだろう。
装甲破壊の前提となる最終段階まではひたすら警戒陣で削りに徹することとなる。
削り段階では単縦陣で回避より頭数を優先する方法もあるが、敵のターゲット運が悪いとまんべんなくボコボコにされてまともに戦えない場合も多く、安定しない。
幸いにして現時点ではかなり強力な友軍が来訪するようになっているため、友軍来訪前の虚無シャバ削りは過去のものとなっている。
それでもたまに100程度の削りになったりすることはあるが。



HPを削り切ったあとは装甲破壊のギミック。
単純に解除しなければ勝負にならないので必須である。各1回で済むのでサクサク終わらせてしまおう。


  • Bマスで航空優勢1回(第八艦隊)
  • UマスでA勝利(第二艦隊)
  • 防空優勢1回
  • 第二ゲージボスでA勝利1回(第二艦隊)
  • V1マスでS勝利1回(第二艦隊)
  • Nマスで航空優勢(第二艦隊)
  • 第一ゲージボスでA勝利1回(第八艦隊)
  • HマスでS勝利1回(第八艦隊)

上4つはボスマス出現ギミックと同じ。編成もそのまま使いまわせる。
また、V1マスでS勝利は第二ゲージボスの編成から秋津洲を抜けば経由可能。道中支援さえ出していればほぼ被害無しで抜けられるはずなのでまとめてこなすのがよい。
NマスはSマスに向かう編成で到達可能。低速および空母を入れると逸れるので注意。
第一ゲージボスおよびHマスは第八艦隊の雷巡2隻を駆逐艦に変更すればどちらも到達しつつ同時達成可能。
第一ゲージボスはA勝利で良いため、こちらに陸攻隊を派遣しておけば撤退の可能性を減らせる。



以上のギミックを解除することでついに装甲解除が発動、ボス撃破の準備が整う。
特効にさらに大幅なダメージ補正*8が乗算され、大幅に戦闘経過が改善される。
神通・長波といった強特効補正持ちのダメージは実に2倍を遥かに超えるダメージとなり、警戒陣であっても昼戦で打撃を与えうる。



とはいえボス編成も黙ってはいない。




黒鉄沈む

鉄の水底


サスガニヤルナァ……デモネ…? コレカラガソロモンノ…ジゴクダヨ!


ミセテヤル……! キナサイナ……ッ!!


乗り越えて


越えていく



軽巡新棲姫-壊となり、やはり大幅強化を受けて装甲376と最終ボスらしい数値に。
さらに随伴艦にルンガ沖重巡棲姫-壊及びネ級改1隻が追加。
敵第一艦隊に戦艦や装甲空母でようやく互角な相手が5隻並び、しかもルンガ沖重巡棲姫が追加されたことで第一艦隊の砲撃が2巡し、計10回の当たると致命的な砲撃が飛んでくる。
さらに第二艦隊にナ級後期型Ⅱflagshipが3隻
ここまでくると警戒陣でないとまともに太刀打ちできないし、昼戦を生き残ったとしても、削り段階と同じ状態では、敵耐久の爆上げでとても手数が足りない。
絶望的なルーレットを強いられる前回E-4ラストの再来…とは、ならなかった



謎の大幅パワーアップを遂げた65戦隊によるナ級の漸減。


火力キャップ解放によりナ級確殺ラインを容易に達成する支援砲撃。


水雷戦隊 熟練見張員による魚雷カットインの発動率・火力の両面における大幅強化。


装甲破砕効果によって随伴・ボス共に大ダメージの夜戦カットインを叩き込む友軍艦隊と本隊艦。


これらの4要素が警戒陣の性質と強烈な特効倍率と組み合わさった結果、昼戦時点での前衛艦隊殲滅を達成しつつフィニッシャーの温存が可能。
「やはり警戒陣……!!警戒陣は全てを解決する……!!」
また残存した敵艦に関しても最終友軍による削りが行われるため、魚雷カットインはボス・随伴を問わず必殺の一撃となる。
1隻程度の退避であれば問題にならないほどこちらに有利な状況に持ち込める、まさに独擅場の戦闘となる。
しれっと4桁ダメージが出たなんて報告もある。


魚雷も次発装填済です…これからです!


後始末は…この能代に任せて!


文字サイズの指定が間違っています。


ここまで来れば恐れることは何もない。
華の二水戦たちとともに、暁の水平線に、勝利を刻め!



共通クリアボーナスはBrooklin級軽巡洋艦 Honolulu。
イラストレーターはUGUME氏、CVは八木侑紀氏。
アメリカ海軍が建造したBrooklin級軽巡洋艦の7番艦。
Brooklin級は前級のOmaha級から火力・防御力を大幅に強化し、当時は軽巡扱いだった最上型への対抗として建造された。つまり実質重巡に近い。
常識外の大型軽巡として完成した本級がその後のアメリカ巡洋艦に齎した影響は大きく、のちに建造されたものはAtlanta級(・Worcester級)を除いて基本設計に用いられた。
太平洋戦争においては真珠湾攻撃にて小破の損害を受け、修復後はソロモン諸島・ガダルカナル島沖で因縁深い二水戦・三水戦と三度にわたる激闘を繰り広げている。
いずれの海戦でも僚艦が撃沈される、艦首が吹っ飛ばされるなどの戦術的敗北を喫したものの、戦略的には常に勝利を収めた。
艦首の修復後はマリアナ沖海戦、レイテ島攻撃に参加。ただし雷撃を受けて再度損傷し、離脱後の修復中に終戦を迎えている。


ビジュアルでまず目を引くのは圧倒的な胸部装甲。アメリカは恐ろしいところだ…
ノーマルの状態では明るい色彩の金髪ツイン縦ロールに加えてガムを膨らませている。
性格は自分の名前由来かAloha!を連発する非常に明るく軽快な性格。ただし二水戦に対しては損傷を何度も負わされたこともあって苦手意識あり。
また、ありえないほどの超大酒飲みとなっており、ひたすらに飲みまくっている。
夜7時から休憩をはさみつつも飲みに飲み続けて書類仕事中にも飲みまくって最終的に寝る*9


性能はほぼHelenaと同じで特筆すべき点はなし。
4スロットに加えて昼火力は折り紙つきなものの、阿賀野型改二という怪物が存在する以上活躍ポイントは限られるか。連合国側で貴重な対地要員なので『合同艦隊作戦任務【拡張作戦】』では心強い。



他のクリアボーナスは丙作戦で勲章と改修資材。
乙作戦でSO3C Seamew改と零式艦戦32型(台南空)★+2、甲でSeamew改に★+2がついてさらに零式艦戦32型(台南空)の代わりに零式艦戦22型(251空)★+2が獲得可能。


零式艦戦22型(251空)も距離7の陸戦であり、零式艦戦21型(台南空)の完全上位互換となる。
ついている★2込みで出撃時の制空値は対空16.9相当。半径6~7の戦闘機を3部隊配置したい場合に、E-4報酬の21型(台南空)と合わせてこれまでの54戦隊並びに隼III型甲から制空値を大きく更新できる。
非常に汎用性が高い強力な陸戦であることは間違いないのだが…


乙の報酬の零式艦戦32型(台南空)も、半径こそ5に狭まるものの、制空値でいえば★2で対空18.4相当で、64戦隊並みの制空戦闘機をもう1機入手できることになる。改めて比較すると制空値と半径の長さを両立している64戦隊のハイスペックさが際立つ
このマップをクリアした提督であれば実感できるだろうが、65戦隊に合わせられるこちらも今後のイベントで役立つであろうことがほぼ確定している。
まさに甲乙つけがたいため、このマップに限って言えば乙への転進は戦力的な面を除いても十分に有力な選択肢となりえる。
使う海域によって両者の向き不向きは異なるが、いずれにせよ高制空値の局地戦闘機として頼りになるのは間違いない。



また、レアドロップとして特務艦 宗谷がドロップする。
イラストレーターはしばふ氏、CVはタニベユミ氏。
宗谷はソビエト連邦からの注文を受け、砕氷商船として建造された。しかし建造中に日中戦争が激化したため、帝国海軍による買い上げを受けて特務艦として就役。
帝国海軍最後の生き残りであり、奇跡の船であり、そして不可能を可能にする船…そのあまりにも劇的な艦生により、あまたの二つ名を持つに至っている。
帝国海軍時代においては雑用運用艦としてまず就役したのち、砕氷艦・測量艦としての機能を強化する改装を受ける。
緒戦では前線での測量と輸送を行い続け、珊瑚海海戦、ミッドウェー作戦にも参加。複数回に渡る空襲を受けるものの被害を受けずに切り抜ける。
さらにその後も測量及び輸送に従事。潜水艦の雷撃、命中するも不発、飛行艇や爆撃機からの空襲を受けるも軽微な損傷で生き残る。
多くの艦が大損害を受けたトラック島空襲にも居合わせており、座礁中にEnterprizeから夜間空襲を受けるというとんでもない状態でもやはり生還
終戦間際でも潜水艦の雷撃が船底のすぐ下を通り抜ける燃料タンクを投げ込まれて気化ガソリンが充満する任務部隊に接近されるなどの絶望的な状況から生き延び、終戦を迎えた。
その後は引き上げ船、灯台補給船として用いられたのち、南極観測船としての長い旅が始まるのであった…
実装直後は昨今の情勢の影響で休館していたものの、イベント中の6月から東京・船の科学館で再び見学可能になった。太平洋戦争に参加した日本艦で海上浮揚状態で船としての姿をとどめる唯一の船である。
実装に当たっては上記した通りリアル宗谷側にあたる船の科学館の公式Twitterアカウントからも「この機会に宗谷に会いに来てください」の告知がされた。


ビジュアルは栗色の髪に三つ編み。赤橙のたれ目が特徴的。
またコンバート改装によって特務艦→灯台補給船→南極観測船と変化するたびに服装が合わせて変化していく。
艦種が独特だが実は内部データとしては速吸や神威と同じく補給艦である。
史実における圧倒的な幸運を反映してか、南極観測船の幸運値が77/155と単独トップ。ただし後述の仕様もあり、戦闘においてはほぼフレーバー。
なお、艦娘は史実での記憶が一部欠落している事が結構あるが、宗谷は今も本物が海の上にいるので、記憶の欠落がない模様
つまり、彼女は自分が今は東京・船の科学館にいる事を認識しているどころか、令和の海で余生を過ごしている記憶も保持している
そしてシレっと艦これの時系列が令和以降になっている事を確定させた
帝国海軍最後の生き残りという唯一無二の立ち位置のためか、「新しい艦が進水した/仲間になった」という発言になる建造完了ボイスの艦娘が多い中、彼女は建造が完了した艦娘を「おめでとう」と祝福する。


性能は戦闘用ではないと実装時に明言されただけあってあらゆる面で戦闘に向かない
主砲及び魚雷が装備できず、水上機も搭載不能。機銃・電探・対潜装備・対地装備・大発・ヘリ・バルジ・補給装備・司令部施設・応急要員くらいしか装備できない。
ルート分岐上では速吸などと同じく補給艦扱いされているものの、戦闘に出すメリットは現時点では皆無。また特務艦以外では爆雷や機銃が装備できなくなる。
装備の関係上対地攻撃の性能は高めだが、無理に引っ張り出すと撤退要因にもなりかねないのが辛いところ。
一応南極観測船時に補強増設込で大型バルジをガン積みすると補給艦扱いなのに装甲が100前後になるので一撃大破の可能性は大幅に減る。
しかし必要にならない保証はどこにもないので、やはりレベルは上げておいた方がよいだろう。
最近は南極観測船宗谷を使った5ー5補給艦ルートが開拓されているのだとか。



難易度甲であれば全ボスマスでドロップするが、基本的にクリア後であればSが安定するZ(第三ゲージボス)での掘りが主流。
Sさえ取れれば6%程度でドロップするため非常に掘りやすい。
ボスでの陣形は単縦陣と警戒陣のどちらかになる。本イベントの共通仕様となる撃破後の特効維持は健在。
単縦陣の場合は前衛艦隊の撃破が安定し、友軍艦隊も全力を発揮できる。警戒陣の場合はS勝利こそほんの少し不安定になるが、バケツの消費量を大きく抑えられる。
またクリア後は札が解除されているため、E5-2でFletcherを投入していた場合はこちらに回すと道中が安定させやすい。
副産物としてWashington、Helenaなどがドロップする。
第1ゲージボスマス(Jマス)で掘る場合、Zマスと比較するとかなり確率が抑えられているため、クリア後にろ号消化ついでにドロップすればラッキーといったところか。


余談だが、今回のボスを撃破する警戒陣戦法。
これのおかげで、名探偵コナンの作者である山本ハーロック五十六提督も、この戦法のおかげで甲突破出来たという報告が公式ブログでなされていた。
世界的有名な漫画家にも認められ称賛される戦法ということである、考案者は誇ってよいだろう。



追記・修正はホノルルマラソンを終えてからお願いします




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*1 尤も、榛名は春限定グラフィックで三越とのコラボをやっているので難しかった可能性もあるが
*2 15.2連装砲改までに存在していた軽巡装備時の火力・命中補正。同時に14㎝連装砲改とイタリアとアメリカ以外の海外軽巡砲にも同様のフィットが入った。
*3 当初は駆逐艦のみ確認されていたが、本イベントにてPT小鬼群も対象であることが判明
*4 「確率で」言われているが、2回攻撃の割合は8割を超えているためほぼ同等を考えてよい
*5 公式小説「鶴翼の絆」の執筆者。
*6 神風と死闘を演じたSS-366 Hawkbill
*7 単発攻撃だが威力の倍率は2倍と高い為、火力ボーナスのある3号砲を3本積めば夜戦キャップに達しやすい
*8 軽巡で随伴艦相手に1.2倍・ボス相手に1.38倍、駆逐で随伴艦相手に1.35倍、ボス相手に1.55
*9 Honolulu以外に現時点で執務を放棄したアメリカ艦は存在しないため、そういう意味でもかなり珍しい

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