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更新日:2024/05/23 Thu 12:55:57NEW!
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俺タワー 毎日こつこつ俺タワー キャッサバ nasu 所要時間30分以上の項目 どうしてこうなった 植物 生物 兵器 芋 茄子 常識はおとなしく捨てるんや ウォーターポンププライヤー wpp 敵キャラクター
この項目では、毎日こつこつ俺タワーに登場する植物 生物 兵器 敵キャラクター『キャッサバ』と、そのキャッサバと関係が深く生態系も似通った『NASU』について解説する。
【概要】
◆キャッサバ
む、向こうから
手足の生えた
キャッサバがき、来ます!
はぁ?
んなわけあるかい!
ウィーンガシャ
カサカサカサ
うっわ、きもっ。
コイツが何かというと……うん、まあ項目名通りキャッサバ、すなわち芋である。キャッサバとはタピオカの原料となる芋のこと。漢字で書くと「木芋」。
その体も本物のキャッサバで出来ているのだが、こいつらはただの芋ではなく、キャッサバに機械の足が生えた、いわばキャッサバ型モンスターなのである。
しかもデフォルメされたキャラクター調ではなく、そのまんまキャッサバに足が生えただけのもの。ぶっちゃけキモイ。
見た目はキャッサバを横倒しにして二対の足をつけた四足歩行の動物あるいは昆虫風なものとなっている。Gでは?
原動力はカロリー。
自身の肉(?)体に蓄えられたカロリーを消費して行動しており、そのカロリーが尽きるか、あるいは行動不能になるほどのダメージを受けた場合、自爆する。この時、綺麗に機械の手足のみが本体から外れ、単なるキャッサバに戻る。
つまり行動不能にまで追い込んだキャッサバは極限までカロリーが削られており、ダイエットに最適な、乙女にとって夢のような食材となる。
ちなみにオーバーダメージを与えたキャッサバは自爆せず手足が外れないため、いちいち手動でもぐ必要があるらしい。
「行動にカロリーを消費するなら勝手に絶滅するんじゃないの?」と思うかもしれないが、甘い。
ホワイトチョコレートモカフラペチーノグランデタピオカソースエーテルシロップチョコレートチップエキストラホイップエスプレッソショットより甘い。なんて? (*1)
何とコイツ、倒した後にそのまま放っておくと地面の栄養を吸収して勝手に増える。もちろん自爆した場合も。
その性質上、絶滅させるには一匹残さず倒した上で回収し何等かの手段で消費する必要がある。
もし一匹でも取り逃したり、倒した後に回収するのを忘れてしまうと……。
しかも、詳しくは後述するが地味に強いため建姫以外に天敵というべき存在がおらず、野生動物に淘汰してもらうことも不可能。
作中で大繁殖した際も「キャッサバの多い地域に建姫を派遣する」といった場当たり的な方法しかとることができなかった。
元からこつタワー世界にいた野生のモンスターではなく、
味方建姫の一人、ウォーターポンププライヤー(以下WPPと呼称)によって普通のキャッサバから作られた人工モンスター。
製作理由は「芋を改造」という言葉を聞いて面白いと思ったから。そこに悪意など微塵もないのが逆にタチが悪い。
◆NASU
うわっ、なんやこれ!
ナス型キャッサバ駆逐兵器。
NASUデス。
自然由来ノ植物兵器ナノデ
環境ニモ優シイト
博士ハ言ッテイマシタ。
コイツが何かというと、ナスビである。一富士二鷹三茄子の茄子、英語で言うとeggplant。カコじゃなくてナスですよ~。
タダのナスビに機械の手足が生えたナスビ型モンスター。自然由来の植物兵器。キャッサバと違って二足歩行の人型をしているのが特徴。
更に多関節アームを用いたその手でさまざまなものを持つことが出来る。ただ、多機能であるがゆえに壊れやすいという欠点を持つ。
名前は「Nature Armed Sweeping Undo」の頭文字。
放置すると勝手に増えるところはキャッサバと同様だが、NASUの方は連作障害が起きやすく勝手に増えにくいと解説されている(*2)。
このためキャッサバほどの脅威度は高くない……と思わせておいて、実は生物としての脅威度はNASUのほうが上。
というのもコイツら、知能や学習能力が非常に高い。
製作時には持っていなかった武器をどこからか勝手に調達し、それをちゃんと武器として用いて襲い掛かってくる。しかも利き手の概念がないのか全ての腕で武器を持った状態で。
手懐けたのかキャッサバと共闘してきたり、フリップに文字を書いて普通に意思疎通してきたり、挙句の果てにはキャッサバやNASUを自分たちで改造している疑惑も浮上している。もしこれが事実なら厄介なんて一言で済ましていいレベルではない。
こんなんでもヤバイのにキャッサバ同様に強い……というかキャッサバ以上に強い。
さらに強化型として腕が四本に増えたNASU改、腕が六本に増えた上に大きくなった巨大NASUも存在。もちろん全部の腕に武器を持っている。
このNASU改、巨大NASUにはWPP博士が一切関与していないらしい台詞がある(*3)ことから、恐らくコイツらが前述の自分たちで改造した種と思われる。
NASUもまた味方建姫の一人WPPが本物のナスビから作り出した人工モンスターである。
前述のキャッサバとは違い、生みだした理由自体はキャッサバの駆除に奔走する事務所のみんなの負担を減らすためというキチンとしたものであったのだが……。
ちなみにNASUたち(特に巨大NASU)が持っている武器の中で名前が判明しているのは鯨包丁、子母鴛鴦鉞(しぼえんおうえつ)、バーモンタースカンジナビアンスプリッティングアックスの3種類。
他に持っている武器はロングソード、カトラス、独鈷銛らしき武器。どれもこれもてんでバラバラだが、本当にどこから調達してきたのだろうか……。
◆強さ
※ここでは基本的にEXステージ(*4)のステータスで強さを語っていきます※
キャッサバ、NASUともに速い・痛い・脆い3拍子揃ったスピードアタッカー。雑魚敵としては非情に面倒くさいタイプのヤツである。
HPが低いものの機動力と攻撃力が異常に高く、後半のステージになると全てを圧倒するほどの機動力で開幕から高火力の一撃でブン殴ってくる。
そんなヤツらが一度に4体も5体も、場所によっては7体同時に出てくるのである。こちらの育成度合が低ければ、冗談抜きに相手に一撃お見舞いすることすらかなわずゲームオーバーとなる。
キャッサバは通常モンスターであるポテンに比べ1/2程度のHPと1.5倍程度の攻撃力を持つ。
使用スキルは隠密・弐と三段構えと見切り・参。(*5)
キャッサバしか存在しないWAVEならば絵面以外はあまり問題ないものの、他のモンスターと同時に出てくるWAVEでは注意が必要。
隠密で他のモンスターをデコイにし、時間を稼いだうえで三連続攻撃で大きな被害をもたらし、何とか生き残りで倒そうとしても無慈悲な回避で更に1ターン稼がれガメオベラ、なんてコンボを使ってくるのである。キャッサバの癖に……!
ただ、攻撃力は高いとはいえ一応常識的な範囲内にはあるので、
育成をしっかりと行っていれば意外と温泉ブースト(*6)無しでもEX3をクリア出来たりもする。
NASUの方はキャッサバ以上にタチが悪い。
壊れやすい設定を反映してかHPは150とか300程度しかない。他のモンスターのHPの1/10である。
その代わり、攻撃力はキャッサバの2倍、ポテンの3倍を誇る。一撃で10000ダメージとか余裕でたたき出してくるのである。
とにかく速攻が求められるものの、その機動力はバフ・デバフを使用しない限り機動力特化建姫くらいでなければ抜けないほどに高い。
更に巨大NASUはボスとして登場するため耐久力が爆増。実に万単位のHPをその猛攻に耐えながら削らなければならない。
攻撃力こそ通常NASUたちより大人しめなものの、その圧倒的な耐久力と後述する攻撃スキルにより、単体のボスとしてはかなり凶悪。
使用スキルは
NASUは六段構え、
NASU改は攻勢応援・弐と六段構えと六段構え、
巨大NASUは防備劣化・極と六段構えと六段構え。
味方の火力を上げて/相手の防御力を下げて6連続/12連続で殴る(*7)、実にわかりやすい火力マシマシなスキル構成である。
しかも段構え系のスキルには防御系スキルを発動させないという特徴もあるため、耐久勝負はジリ貧も良いところ。
建姫本人の育成はもとよりスキルレベル上げや温泉ブーストも併用しなければ勝利することは困難だろう。
まあ攻撃が集中すればどれだけ対策しようが負けるんだけどね!
◆まとめ
- キャッサバとナスビから出来た人工モンスターだよ
- めちゃくちゃ素早くて攻撃力も高くて厄介だよ
- NASUの方は武器を扱ったり自分たちを改造する知能も持ってて更に厄介だよ
- カロリーを消費して動いてるよ、動けなくなると自爆して普通のキャッサバ・ナスビになるよ
- 普通のキャッサバ・ナスビになっても放置すると大地の栄養を吸収して勝手に増殖するよ
- 自然界で淘汰されることは無く駆除には建姫の力が必要になるよ
SCPオブジェクトか何か?
博士の改造した生物というあたりもそれっぽい。
本家項目のような書き方で紹介すれば何人か騙されてしまうのではなかろうか。
上の解説でバイバインや景気のいいケーキを思い出した方もいたのではなかろうか。
あちらに比べえげつなさは然程ではないが、生物であるという点、そして作中では詳しく言及されていないものの、
「地面の栄養を吸収して」の一文からしてキャッサバ・NASUが大繁殖した土壌がやせてしまう可能性もある点も含めて厄介さは別ベクトルである。
というか比較対象にこれらが上がる時点で既におかしい。
【活躍】
◆走れ! いも名月!
お、おいもの改良……とか
で、できないでしょうか。
それですっ!
カロリーが低くて、満足度が高くて、
美味しいおいもをつくってもらいましょう!
おいもの改造~?
楽しそー!
●あらすじ●
季節は秋、おいもが美味しい季節。おいもを食べまくる糸ノコだったが、ジェニファーの「太るで!」という指摘に凍り付く。
「痩せなきゃ! でもおいもは食べたいです!」と駄々をこねる糸ノコとジェニファーのやり取りから、
「事務所近くのお月見塔に薬師と錬金術師が住んでいるらしい」という噂をペンチが思い出す。
錬金術師たちにおいもを改良してカロリーの低いものを作ってもらおうと意気揚々と出発しようとする糸ノコ(とそれについていくオヤカタ達)であったが、
その話を聞いていた小さな白き天災の姿があった――。
記念……記念? すべきキャッサバ初登場イベント。開催期間は2019年9月12日~26日。
「いも名月」とは陰暦8月15日の十五夜を指す言葉で、わかりやすく言うならば「中秋の名月」の別名である。
かつては団子とともにこの時期の収穫物である里芋をお供えしていたことが由来とされる。
このイベントでは、こんにゃくいもとともにキャッサバが収集アイテムとして指定されており、当初は単なる芋ほりイベントだと思われていたのだが……。
●前半
概要、そして上記の会話の通り「おいもの改造」という言葉を面白がったWPPによって製作される。
お月見塔に住む錬金術師「小型ニーダー」と薬師「工事用エレベーター」とともに、錬金術の素材とするこんにゃくいもを集めることになったオヤカタ達一行。
そんな彼女達の前にカサカサしながら現れたのが初邂逅であった(*8)。ジェニファーの反応や他の建姫の引き具合からして、あの世界の中でもキモイらしい。やっぱりGでは?
突然現れた手足の生えたキャッサバに困惑する一行だったが、「エネルギーを使い果たすと自爆する」との解説を聞いた糸ノコにより状況は一変。
「つまりこのキャッサバはカロリーが低いのでしょうか?!」と大興奮した彼女によって、自爆した後のキャッサバまで集めることになってしまったのだった。
前半の時点では出番はこれだけ。プレゼントイベント(*9)でもキャッサバに言及する台詞は無く、
ただひたすら、雑談しながら二種類のおいもを平和的に集めていた。防衛戦においてもキャッサバは未登場。
またこの時点での改造キャッサバには自立機能が存在せず、あくまでも「ただ動くキャッサバ」でしかなかったようである。
……この時点では。
●後半
大量のおいもを集めた糸ノコたち。そろそろ帰ろうかとする彼女達の横で思案するWPP。
聞くと、マイナーチェンジした自立型キャッサバの名前を何にするかで悩んでいたそうな。
そんなWPPにジェニファーが即言い放った言葉が「キモムシ」。ド直球ながらも的確な表現である。
この言葉にWPPも憤慨、キャッサバのかっこいいところを見せてあげるね!と息巻いて――。
ガシャガシャガシャ
ガシャガシャガシャ
ガシャガシャガシャ
自立型キャッサバの大群をけしかけてきた。
動物たちの大行進は傍から見ればかっこいいかもしれないが、そのターゲットにされたオヤカタ達にとってはたまったものではない。
迎撃準備を取り、襲い来るキャッサバたちとの戦闘に入ることに。まさしく「どうしてこうなった」。
ラストエピソードではオヤカタ一行はお月見塔に戻ってきており、収穫した大量のこんにゃくいもとキャッサバを錬金していく姿が描かれる。
無事キャッサバたちを殲滅することに成功し、キャッサバ騒動も一件落着したようだった――のだが。
◆336時間探偵
つまり、なんらかの手で
沓石の注意をひいたと考えるのが
普通だよね。
ほう。
で、その手ってなんや。
キャッサバ。
●あらすじ●
名うての鍛冶屋ロードヒータの傑作「純銀のもちふわゴールデンポテン人形」が何者かに盗まれた!
が、現物を持ったハンディトリマが即刻お縄に。良かった、これで解決ですね。
待った!! このイベント、こんなに早く終わらせていいの?!
この事件、私が336時間持たせてみせる!
2週間のイベントを持たせるため、謎多き建姫ベルトローダーの奮闘が始まった!
いも名月ののち、運動会(*10)を挟んで開催されたどこかで聞いたことのあるような内容のイベント。ここにキャッサバは再び登場した。開催期間は2019年10月10日~10月24日。
336時間とは2週間=14日を24時間表記で表したもの。24時間×14日=336時間。
●前半
出番なし。エピソードでも防衛戦でも、キャッサバの話題・姿は欠片も見られなかった。
いも名月との間に1イベント挟んでいたことやイベントが徹頭徹尾、例のドラマのパロディであるインパクトに、
プレイヤーであるオヤカタ達はすっかりキャッサバのことなど忘れかけていたのだが……。
きゃ、キャッサバが屋敷の隅を
移動してました……。
や、野生化……でしょうか?
プレゼントイベントにてキャッサバの野生化が発覚した。
しかも見つけたのは美術品の展示をしている大きなお屋敷。閉鎖空間なうえ、多数の警備員が配備されているにも拘わらず、その中で存在が確認されたのである。
恐らくスキルの隠密を駆使して侵入してきたのだと思われるが……。
スキッダ
「ありさん一匹たりとも通していません。」キャッサバは通す
●後半
台詞での登場はあったものの前半では全く姿を見せなかったキャッサバだが、後半で追加された防衛戦のしょっぱなから再登場。元気にウィンウィンする姿をプレイヤーに見せつけてくれた。
といっても今回の防衛戦のメイン敵はポテンたちであり、キャッサバは合計2体しか現れなかったが。
エピソードにおいても今回はチョイ役。「大量のキャッサバに建姫たちが夢中になっている間に盗んだ(意訳)」というベルトローダーのトンチンカンな推理の材料として使われただけであった。キャッサバってそのままでは毒があるはずだが……?
だが1話限りの敵と思われていたキャッサバの復活、しかも野生化などという不穏な単語まで飛びだしてきて、我々に「今後も一波乱あるのでは」という不安を植え付けるのには十分な活躍であった。
ちなみにここで「もいだ手足は食べられない」ことが発覚。いやまあそうだよね、機械の手足だもんね。
あれ、どうやって手足ごと増えているんだ……?
◆地域振興「たわどる」大作戦!
ほな、っちゅーわけで
二人にはこれからたわどるとして
注目と人気を集めてもらうで!
●あらすじ●
「魔塔ご当地アイドル、たわどるで町おこしや!!」
地域振興のお仕事依頼を受けたオヤカタ達。地域密着型アイドル"たわどる"にて町おこしだ!
さっそく所属建姫の中からたわどるの卵を見つけ出すオーディションを開催するが、集まったのは一癖も二癖も百癖もある建姫ばかり。
そんなカオスなオーディション参加者の中から最終的に選ばれたのは――?コレどう考えても消去法で選んでるよね
すんごいイベントタイトルのハロウィンを挟んで開催されたまたもやどこかで聞いたことのあるような内容のイベント。開催期間は2019年11月7日~11月21日。
今回のイベントでは前回以上に出番がない。前半後半ともに、エピソードはおろか防衛戦にも登場せず。
前と同じくプレゼントイベントで、アイドルとなった建姫へ届いたキャッサバに関するお仕事に言及があるのみ。
そのお仕事はというと……。
キャッサバの食レポ?
こんなとき、あいつなら
どんなふうに食べるかしら……。
郊外に巣を作った
キャッサバの駆除ですね。
迅速に仕留めるわ。
キャッサバの食レポと巣作りをしたキャッサバの駆除。お前ら巣作りまですんのかよ。
食レポはまあ、もともとキャッサバって芋だしそういうお仕事があるのは別におかしなことではない。
問題はキャッサバの駆除。巣作りの報告や、駆除がお仕事として成り立っているところからして、この時点でもはや人類の生活圏を脅かしかねない害獣として一般に認知されていることがわかる。芋なのに。製作者WPPだしマッチポンプでは?
……ていうか。
アイドルに害獣駆除なんて仕事させるんじゃない!!
一応、建姫であるということも前面に押し出したアイドル活動をしている*11らしいので間違いではないようだが、それにしたって……。
「うんうん、それもまたアイカツだね」ということなのだろうか。元ネタが違う
◆キャッサバVSナス
◆次回イベント開催予告
キャッサバVSナス
12月26日(木)メンテ後から開催予定!
なんか色々とごめんなさい。
もうキャッサバが主役では????
●あらすじ●
2019年ももうすぐ終わり、間もなく新年という時期に、事務所は大繁殖したキャッサバ駆除のお仕事で大忙し。
思うところがあるのか、その様子を無言で見つめる全ての元凶のWPP。
キャッサバ駆除の合間、建姫たちの雑談内容でとある異国の害獣駆除方法の話から着想を得たWPPはナス型キャッサバ駆逐兵器NASUを開発。
しかしキャッサバ大増殖の前科があるためかあと単純にキモいしジェニファーはNASUを拒否。「こんなのに頼るほどうちらは耄碌しとらんで!!」
果たして彼らは無事キャッサバを駆除し、平穏な年明けを迎えられるのだろうか。
二週間引きこもったりクリスマスしたりというイベントを挟んで開催された、
もうタイトルの時点で嫌な予感がプンプンするイベント。開催期間は2019年12月26日~2020年1月9日。期間を見ればわかるが2019年~2020年の年跨ぎイベントである。
上記の言葉はこのイベント開催に向けて公式Twitterから放たれたイベント告知文とそれに対するニパ子の反応。開始前から早々に謝ってくる運営がどこにいる。
●前半
フィールド、川沿い、果ては下水道にまで巣を作るキャッサバたちの駆除に追われる建姫たちのエピソードから、このイベントは始まる。どうあがいてもGでは?
そんな一行のキャッサバ駆除(*12)を手伝おうとWPPが製作した植物兵器がNASUであった。
だが前半の時点ではNASUの投入は見送られる。まあ以前やらかしてるから仕方ないね。
というわけで、自分たちの力でキャッサバを駆除し気持ちよく新年を迎えようとする一行だったが……。
ちなみにここで冬はキャッサバが活動的になる季節(*13)(*14)、WPPが改造しなかったとしてもキャッサバの大繁殖は時間の問題だったというさらっととんでもない事実が明かされたりもしている。
この言葉が事実だとするなら、この世界のキャッサバはWPPが改造する前から自立行動していたことになるが、真相は項目作成時点でも判明していない。
●後半
[ポイント・オブ・ノーリターン](*15)
その時点を超えると、どのような努力を行ったとしても
元の状態に戻ることができないとされる時点を指して用いられる表現。(*16)
正月になってもキャッサバは駆除しきれなかった。
「三が日くらいは休みたい!」というジェニファーの魂の叫びによりWPPが呼び出され、ついにNASUを実践投入。NASU、大地に立つ。
放たれたNASUはその機動力を活かし次々キャッサバを駆逐していく。
後はNASUに任せてゆっくり休みを取ろうとするが……残念ながらそうは問屋がおろさなかった。
どうやらあのナス共、すばしっこくて
微妙に強いキャッサバより、
トロくて弱いポテンを狩った方が
効率が良いって気づいたみたいだよ。
その知能と学習能力でキャッサバ以上に狩りやすい獲物を発見したNASUは、キャッサバを放置してポテン達を襲い始めた。
意図していなかった暴走を受け、被害が出ることを危惧しNASUの停止を求めるジェニファーだったがWPPは「かわいそうだよ!」と拒否。
言い争いに発展しそうになるが、突如発生した謎の地響きがそれを止める。
ガシャガシャガシャ
ガシャガシャガシャ
ガシャガシャガシャ
その地響きは、NASUの大群が事務所目掛けて突撃してくる音だった。しかもその群れにはキャッサバの姿まで。
直接事務所を襲われてはかなわない、ということでNASUたちの迎撃に出る一行。
彼女達の2020年のお正月はNASUとキャッサバにつぶされるのであった。
◆(空白期間~「キャッサバは出てきません」)
お正月決戦が終わってから、あれだけ大暴れしていたキャッサバ・NASUともにぷっつりと出番が途絶えてしまう。
テキストとしてキャッサバやNASUの話題は稀に出てくるものの、エピソード内やモンスターの出番は皆無。
実はお正月決戦のとき、決戦に入るところでエピソードが終了しており、その後戦いがどうなったかは不明であった。
次回開催のイベントで戦闘疲れで死屍累々になっているところから始まるので、勝利したには勝利したようだが、すべてのキャッサバ・NASUを駆逐できたかについては一切語られず。
以降まったく姿を見せないキャッサバたちを不気味に思うオヤカタも少なくはなかった。
それから二か月が経過。冬も終わり春に差し掛かろうとする2020年3月。
Twitterの公式アカウントで発表された次回イベント告知ツイートに、とある変化が起きる。
キャッサバは出てきません。
何と運営が直々に、今回のイベントにキャッサバは出ないよと告知するようになったのである。
「何かのフリか?」「本当にキャッサバは出ないのか?」「フラグですねわかります」と祭り疑心暗鬼に陥るオヤカタたちに配信されたイベントは、
冬の精霊が暴れてこのままだと春が来ないから退治しに行こうという、こつタワーのイベントの中でも屈指のまともイベントであった。ただし桜餅は襲ってくる
その次のイベント告知ツイートにもしっかり「キャッサバは出てきません」の一文、それが表す通りにキャッサバは出ず。数字が物理的に襲ってきたけどな!
またまた次のイベント告知ツイートにもその一文は差し込まれ、告知内容に偽り無くやはりキャッサバの姿は見られず。前半時点では比較的まともなイベントエピソードが展開された。
この時オヤカタ達の中では、「この文がある以上キャッサバは出ないんだな」という認識が植え付けられつつあった。
……そう。
キャッサバの姿は。
な……
NASUだー!
奴 等 は 再 び 姿 を 現 し た
建姫のためのポテポテとした狂騒曲
昨今の植物の異常繁殖……。
誰かが裏で糸を引いてる
可能性があるわね。
次に異常繁殖する植物は何かしら。
参考までに、ウォーターポンププライヤーに
相談してみましょうか。
スイマセンその人犯人なんです。
●あらすじ●
世は空前のポテンブーム! 様々なポテングッズが巷にあふれ出した!
ポテンパジャマを着てパジャマパーティーをしようとする金鎚と木槌(と居合わせたトータルステーション)は、
いつの間にか事務所に侵入していたポテンに導かれてポテンたちの楽園らしき場所へと迷い込んでしまった!
そこにはほかのポテン衣装に身を包んだ建姫たちも多数。どうやらみんなポテンたちに連れられてきたようだ。
ポテンたちの目的は? なぜ自分たちと敵対しないのか?
疑問は尽きないが、とりあえず建姫たちはポテンとじゃれあうことにした。
その最奥で何が待ち構えているかも知らずに……。
3か月の沈黙を破りついにNASUが復活したこつタワー3周年直前のイベント。破らなくていいから
開催期間は2020年4月16日~4月30日。
タイトルの元ネタはエリック・サティのピアノ独奏曲『犬のためのぶよぶよとした前奏曲』。
全4曲からなり、EXを除いた防衛戦ステージタイトルはそれぞれのタイトルをもじったものとなっている。
●前半
出番なし。
後半出演のサプライズ感を演出するためか、プレゼントイベント会話にすら登場しなかった。
実際イベントタイトルもポテンを前面に押し出しているもののため、ここでNASUが復活すると思っていたオヤカタはいなかっただろう。
●後半
ポテンとじゃれあい尽くしそろそろ帰ろうとする建姫たちを一匹のポテンが引き留める。
そのまま奥深くまで連れていかれる一行だったが、その最奥で見たものは、ポテンを虐めるNASUの姿だった。
事務所にまでポテンが侵入していたのは、この場所で暴れるNASUから逃げてきたための可能性が高い。
放置していては事務所に影響が出てくるかもしれない、ということでNASUの撃退に乗り出すのであった。
プレゼントイベントでの会話によると、登場した建姫のほとんどがNASUの存在をここで初めて知ったという様子(*17)。
フォワーダ【ポテン】
「なんでNASUが動いているんですか!?」
もっともな疑問である。
恐らくお正月決戦で相当数のNASUを殲滅したのと、「連作障害のせいで増殖しにくい」という設定からキャッサバほど大増殖しなかったと思われる。
またNASUたちの知能を鑑みると、ポテンの楽園は今回初めて観測された秘境。
一目につきにくい場所にあるうえおもちゃとなるポテンが大量にいるNASUたちにとっても楽園といえる場所であり、ここで姿を隠してじわじわと数を増やしていっていたものと考えられる。
コラボイベント「エアAK-GARDEN 立体物展示即売会」/復刻コラボイベント「エアAK-GARDEN 立体物展示即売会」
AK-GARDEN18は
8月2日(日)に開催予定がで!
なあ、それはええんやけど、
うちが貰った資料には
6月21日(日)って書いてあるやん。
どうしたん?
深い事情があったがで。
●あらすじ●
今度のお仕事はAK-GARDEN(えーけーがーでん)のイベント設営のお仕事!
AK-GARDENって何? となる一行の前に現れたAK-GARDEN広報のガデ子。現実世界では延期してしまったイベントを成功させるべく、ガデ子とともにイベント設営に臨む!
ガデ子「キャッサバは共演拒否!!」
……ダメかもしんない。
NASUの再登場から二か月が経過してから開催された、こつタワー初のコラボイベント。
開催期間は2020年6月19日~7月3日。後程復刻版が開催され、そちらの期間は2020年7月30日~2020年8月6日。
今回コラボした「AK-GARDEN」は、現実世界で行われている可動キット、ガレージキット、ミニドール、ミニチュア等を中心とした立体創作物の展示即売会。2020年で10周年を迎えており、模型関係の展示即売会では二番目の大きさを誇る、大きなイベントになっている。
「ガデ子」はそんなAK-GARDENの広報を担当するマスコットキャラクター。先に俺タワーとコラボしていたニパ子と非常に仲が良く、その縁で今回のコラボが実現したと思われる。
イベント開催期間も本来のAK-GARDEN開始時期と合わせて行われたもの。現実世界では色々あったので延期することとなったのだが、延期先の時期にしっかり復刻している。だがその復刻イベントでとんでもない目に合う建姫が出ることになるとは
このイベントの告知ツイート文には、これまでずっとついていた「キャッサバは出てきません」の一文が無かった。そのため身構えたオヤカタも多かったのだが……。
●前半
出番なし。
今回はAK-GARDENやガデ子についての解説や、ニパ子との仲と鉄筋カッターとの三角関係にフォーカスがあてられているためかエピソードにおいてもあまり言及は無し。
上記の通り、キャッサバとの共演NGを突き付けるくらいしか出番はなかった。
●後半
後半戦開始早々の防衛戦で早速襲来。告知の文章では嘘をつかないことが確定した瞬間だった。共演NGとは何だったのか
後半すべての防衛戦にキャッサバは混じっているが、敵として登場するキャッサバに対する言及は一切なかった。もはやこの世界の生き物の一員として完全に定着してしまったのかもしれない。
また、今回のイベントでキャッサバたちはこれまでと違ったアプローチ方法で登場することとなる。
……ところで、それは何がで?
……。
この服に着替えたら、
いつの間にか勝手に出てきたのよ。
ついに味方側として登場しやがった。
キャッサバもNASUも、この週に追加されたノギス【魔法少女】の使い魔として、エンジェルポテンとともに立ち絵に登場。
イベント中では専用立ち絵が差し込まれる(しかも差分まである)という優遇っぷり(*18)。
一応これまでも「敵キャラが味方となってそのまま立ち絵に描かれている」というのは前例があったのだが。
ちなみに彼女の図鑑説明文によれば「魔法少女なので当然の如く使い魔がついてきました」とのこと。
いやまあ魔法少女に使い魔的な存在はお約束だが、なぜよりにもよってキャッサバとNASUにした。
ノギス本人の言によれば魔法を使えるようになったとのこと。文章的には着替えただけで使えるようになったにも見えるが、
彼女が着た魔法少女の服はガデ子のもの。彼女の反応的にもともと服にそういう機能はなく、使い魔たちが力を与えた可能性も捨てきれないが……?
【関連キャラクター】
●ウォーターポンププライヤー(WPP)
全ての元凶。
公式で『天災ドクター』という肩書を付けられるほどの改造厨。何かと手足をつけたがったり自立行動するようにしたがったりしている。
彼女がキャッサバを改造したことからすべてが始まった。
お正月決戦の際、プレゼントイベントにて今度はオヤカタを改造したいなーと言っていたり、
この後のイベントでも様々な生物を改造しまくったりと、微塵も反省していないことがうかがえる。「WPPはすぐに生態系を破壊するのだ!」といわれる当たり筋金入りである。というか恐らく自分のしたことを悪いことと思っていない
こんな調子だがオヤカタたちからの人気は高く、
旧ブラウザ版の第一回人気投票で一位を獲得していたり、こつタワーの人気投票でも二位を取っていたりと昔から変わらず安定した人気を誇っている。
●糸ノコ
金鎚・ペンチとともにレギュラー三人娘を構成する一人にしてこつタワーの初期建姫。ヤンデレに片足突っ込みかけているオヤカタLOVE勢。
実はキャッサバ、NASUともに彼女の一言がWPPを改造に駆り立てたため元凶の元凶ともいうべき存在だったりする。
まあ彼女の暴走を予測なんてできるはずもないので責めるのは酷か。そもそもなんのきっかけも無く改造生物作ってたりするからね!
●ジェニファー
立ち絵ありの登場人物の中では唯一ふつうの人間(たぶん)な関西弁の商人の女性。金の亡者。
キャッサバやNASUをキモムシと呼んで忌み嫌っており、度々辛辣な一言を言い放つ。
彼女の発言がキャッサバのスタンピードやNASUの解放を引き起こしたため元凶の元凶その2だったり。
嫌っているとはいえ、倒した後のキャッサバやNASUを売り払ってお金に換えていたりお弁当に持ってきたりと結構強かである。
●ガデ子
AK-GARDENマスコットのコラボキャラクター。
前述の通りキャッサバとの共演はNGであったはずなのだが、使い魔とはいえ普通に立ち絵上で共演してしまった。
更にプレイアブルキャラクターとしてガチャに実装されており(*19)、過去の期間限定イベントは常設復刻としてプレイできるようになったため、
いつでもキャッサバとガデ子を共演させることが出来るようになってしまった。あわれ。
……が、とあるキャラクターにとある鬼畜な行いをしており……。
●ノギス【魔法少女】
ガデ子の物である魔法少女衣装を着たノギス。
この衣装を身にまとった途端、なぜだかエンジェルポテン、キャッサバ、NASUの使い魔が現れた。
通常のノギスが出てきた場合には使い魔について話すことはないため、あくまでも魔法少女で居るときのみ使い魔が周囲にいるらしい。
なおノギスにとって使い魔たちへの愛着は一切ない。とあるイベントでは唐揚げにしようとしていた。
勝手についてきたわけだし、キャッサバとNASUだし、さもありなん。
●ニパ子
なぜかこつタワー人気投票で一位を獲得してしまった、現在無職のコラボキャラクター(*20)。
ニパ子自身はキャッサバたちとの接点は無いのだが……。
●ニパ子【キャッサバ】
え、おかしくない?
ニパ子、コラボキャラクターだよね?
キャッサバはそんなこと言わないがで!
キャッサバ…
復刻AK-GARDENイベントにて追加されてしまった、キャッサバ最大の被害者。
人気投票一位を記念して実装された新規衣装……なのだが。
その立ち絵は、キャッサバ(狂気)なガワを身にまとい、一切の光もない虚無の瞳でこちらに殺意のニッパーを向けてくるこつタワーの混沌を凝縮したかのようなとんでもない姿であった。ご丁寧に頭の葉っぱもキャッサバの物に置き換えられており、機械の手足もキャッサバの着ぐるみにしっかり付いている。
重ねて言うがこれが人気投票一位を記念して実装された衣装である。
「ニパ子、総選挙1位おめでとう!」と彼女の栄光を称えながらキャッサバの着ぐるみを着た虚無ニパ子を画像付きで紹介する運営ツイートはまさしく狂気そのもの(*21)。
作中ではこの着ぐるみ、ガデ子に売り子用に衣装として無理やり着せられたもの。自分は共演NG出しておきながらこの所業である。
上記の会話は自分の扱いに抗議したシーンのもの。うん、何というか……不憫である。
この後、運営はニパ子【キャッサバ】をいたく気に入ったのか、何度も登場させている。やめてさしあげろ。
SDキャラは四足歩行でカサカサしながら移動する、
使用スキルは隠密・参と五段構えと見切り・極、
ステータスはスピードと攻撃力が高い代わりに防御力とHPが低いと、
何から何までキャッサバを意識したこだわりっぷりが随所に見え隠れしている。
被弾時のSDキャラや軽傷絵では着ぐるみがはじけ飛ぶ姿を確認出来るのだが、そこで着ぐるみの中身がぎっしり詰まっていることが確認できる。そのせいなのかかなり高価なものらしい。
ちなみに図鑑の説明文は以下の通り。
属性:キャッサバ。
機能:キャッサバ。
性格:キャッサバ。
やる気だせ。
一応、キャッサバ衣装とは別に人気投票記念の一枚絵が二枚も作中で披露されており、
ニパ子【キャッサバ】も非常に強力な性能を持っているためちゃんと救われている……と思われる。
【余談】
●その他の自立行動する食べ物
俺タワーにはキャッサバとNASUの他にも、多数の自立行動する食べ物が登場している。
長くなってしまったので以下折り畳みにてまとめる。
こつタワーの動く食べ物ども
※赤字は味方建姫の作成したもの、青字は自然界に存在するものになります※
- スイカ、巨大スイカ
こつタワー初の自立移動する食べ物で、「アタックオブザキラーウォーターメロン」にて初登場したスイカモンスター。巨大スイカはボス。鳴き声は「しゅいかー」。
タイトル通り元ネタはアレを題材にした某Z級映画。『キシャー』という感じの可愛い顔がついてるので元ネタやキャッサバたちよりかは愛嬌がある。
悪戯双子姉妹の姉パンタグラフジャッキが博士に作ってもらった粉をスイカに掛けたために誕生した。
博士が誰かは明言されていないが……まあ、十中八九WPPだよね。
ちなみにこのイベント、夢オチだったのだが……約一年後、現実世界で再登場しやがった。
- タピオカ、玉こんにゃく
「夏だ! 一攫千金海の家」にて登場した収集アイテム。収集型といわれる形式のイベントの記念すべき第一回なのだが、そのイベント内容は海の家を手伝いながら綺麗な海に自生するタピオカと玉こんにゃくを採取するという全くもって意味不明なもの。
こつタワー世界では「普段食べているタピオカの9割は養殖物」で「天然タピオカや天然玉こんにゃくは綺麗な浜・海でないと産出されないため指標 食 物」になっていて、「存在がマイナーで現地の人であっても実情をほとんど知らない」らしい。
とりあえずDASH海岸辺りで取り上げられそうな生態系の生物(?)だと思っておけば大体あってる。はず。
初開催の時はタピオカにばかりフォーカスが当たっていたせいで玉こんにゃくがどんなものかはわからなかったものの、復刻版においてようやく解説がされた。ほとんど解説の体を為していないようなものばかりであったが。
プロセッサ
「玉こんにゃくは砂払いの薬効があるので整腸作用があるんですよ。」
違 う そ う じ ゃ な い
ぬりかべこんにゃく
「きもだめし うらめしや!」にて初登場した、ぬりかべっぽい見た目をしたこんにゃく。
実はコイツは旧ブラウザ版に登場したことのあるモンスター。当時はダメージコンテストの攻撃対象、つまりダメージ測定器扱いであったためか、建姫たちが全力で叩き潰しにかかってもびくともしない超耐久を誇っていた。こちらでは普通に倒せるので安心。
恐らく見た目がぬりかべに似ているため、肝試しのモンスターとして登場したのだと思われる。
……旧作にはちゃんとこんにゃくとは別にぬりかべがモンスターとして登場していたのだが。ぬりかべェ……。
ちなみに玉こんにゃくとの関連性は明らかになっていない。
- キャッサバ
「走れ! いも名月!」で登場したキャッサバモンスター。これまで説明してきたからもういいよね?
余談だが当イベントでキャッサバを錬金した際に出来上がったものは錬金タピオカであった。この時のジェニファーたちの反応からして(*22)、こつタワー世界のタピオカは天然、養殖、錬金の3種類存在するらしい。
またまた余談だが、この世界では玉こんにゃくが自生しているせいかこんにゃくいものことを「謎のおいも」呼ばわりしているシーンがある。同じような存在であるキャッサバも当初は謎のおいもであったと考えられる。
- パン
「大運動会2019~輝く友情 きらめく栄光 炉火純青に燃え上がれ!~」にてプレゼントイベント内のみ言及された謎の存在。
足の生えたパンを追いかける競技があったようで、すばしっこく逃げるパンに建姫たちは翻弄されてしまったようであった。パン食い競争とか足がはやいってそういう意味じゃねぇから!
ちなみに断言はされてないがWPP作だろう。キャッサバ登場した直後のイベントだし……。
- NASU
「キャッサバVSナス」で登場したナスビ型植物兵器。これももういいよね?
余談だが後々のイベントにおいてキャッサバとともに「変にカルトな人気が出て正直扱いに困ってるのだ!」と(建姫を介してだが)運営がぶっちゃけちゃった逸話があったりする。
因果応報では?
- チョコ
こつタワー屈指のカオスイベント、「チョコはチョコでも食べられないチョコってな~んだ?」で、会話内でのみ登場した謎生物。
ジェニファーの言によれば「野生のチョコはチョコ猟師でないと密猟で逮捕されてしまう」らしい。
その後、地上の法律が及ばないお菓子の浮島で、川を流れるチョコレートを回収して来たのだが……地上に戻った時にはなぜか生物と化していた。
「本当は採ったらすぐに棒で叩くと〆るんだって。」
「チョコ、なんか言ってる! 声、小さい。」
「こいつ、逃げる! すばしっこい!」
「ああ、あかん、活きが良すぎる! オヤカタ、ちょっと押さえとって!」
な ん な ん だ こ い つ
フォローすると、旧ブラウザ版の時点でチョコポテンというチョコレートで出来たポテンが居るので、
野生のチョコとはそれのことで、川から汲んだチョコレートも固まってチョコポテンになってしまったものと思われる。ただし真相は不明。こつタワーでは未だモンスターとしてチョコポテンは登場していないし。
一応この説なら「この世界ではチョコレートは生物なんだな」と納得できなくもないのだが、
コアボーリングが「ちゃんとカカオからチョコレート作ろう?」と言ってるところを見ると……うん。
- 弱いタピオカ、強いタピオカ、電磁タピオカ、重タピオカ
こつタワー屈指のカオスイベントその2、「ハイパータピオカンデ」で登場したタピオカの亜種。
海中を高速で移動するタピオカ同士が激突することで群体化し一定質量をもつと起こるタピオカ爆発によって新たに生まれた4種のタピオカが上記のタピオカたち。この時の残骸が通常のタピオカとして浜辺に打ち上げられる。
ハイパータピオカンデとはタピオカ爆発によって加速し続け亜光速に達したタピオカ同士が衝突するとそのエネルギーを発散するため膨大な量のタピオカが発生し増えたタピオカが更に亜光速に達して……を無限に繰り返し加速度的にタピ分裂を起こして理論上ほぼ無限に増殖し続けている現象のこと。この現象で4種のタピオカが大増殖し、海がタピオカで真っ黒に染まっていた。それを何とかするのが今回のイベントである。
分裂の起点になっている場所に逆位相の力をぶつけてタピ崩壊を起こせばこの現象を止められるらしい。
信じられるか? これほぼ原文そのままなんだぜ……?
このうち弱いタピオカと強いタピオカはモンスターとしても登場。弱いタピオカはフニャフニャになったタピオカで、強いタピオカはムキムキな腕の生えたタピオカ。
弱い強いはヒエラルキーや物理的な強さではなくその性質上名付けられているだけであり、また弱いタピオカの方は非常に好戦的であるらしい。
電磁タピオカは風船のような見た目をしているが強力な毒針を持っており非常に危険。クラゲのようなものか?
重タピオカは比重が重く海深くに沈んでしまうために長らく発見されずにいたらしい。
こんなのが野生で存在するこつタワー世界こわい。
このイベントの解説をしてくれるのはこつタワー指折りの常識人ドラグライン。
個人的にタピオカ学に興味があり、学術書をたくさん読んでいたそうな。
常識人におかしなこと言わせるために世界の方をおかしくするのやめろ。
元ネタは「カミオカンデ」と「超大統一理論」。タピオカンデが現象名であることに驚いたオヤカタも多かった。
- チョコバナナ、たこ焼き、たこ焼き(船盛り)
「激写!夏祭り密着24時 疾風の屋台荒らしスペシャル」にて登場したモンスター。たこ焼き(船盛り)はボス。
チョコバナナはキャッサバの、たこ焼きはスイカの亜種。微妙にポーズが違ってたり回転方向が逆だったり単なるコンパチじゃないあたり芸が細かい。
アタックオブザキラーウォーターメロンで登場したスイカとともに物理的に屋台を荒らしていた。これを鎮めるのが今回のイベント。
敵として登場したのはイベント後半だが、イベント前半の時点で錐【お祭り】の衣装にガッツリ映り込んでいたため「今度はこいつらが出るのか」と話題になった。
ちなみに錐【お祭り】にいる個体はもともと新人の屋台荒らしだったが錐の腕に惚れ込んで弟子入りしに来たらしい。
誰が作ったのかは不明だが、ジェニファーのこんなんどう考えてもポンちゃんやろ!!というメッセージウィンドウを埋め尽くすほどの叫びからしてWPPの仕業と思われる。スイカもキャッサバもWPP作だったからね……。
なお本人は当イベントには登場せず。
- いくら
「アタックオブザキラークラースナヤイクラー」にて初登場したいくらモンスター。鳴き声は「いくりゃー」。クラースナヤイクラーはロシア語で「赤いイクラ」の意味である。英語とロシア語混ぜるな
スイカと同じく「キシャー」という顔のついたいくらだが、戦闘時は三体まとまってぼよんぼよんしながら襲い掛かってくる。またなぜか空中に浮いている。
木槌がハンマーの一撃をお見舞いしてもつぶれないくらいには硬いらしい。コレ本当にいくらなのか?
こいつももちろんWPP作だが、敵意の無い幼体(!?)のいくらが仲間になるという、これまでにない展開も。
彼女(?)がその身を挺してWPPの命を救うという涙なしには見れない展開も……いややっぱ無理だわ。
- 陸戦型SK-KRM、空戦型SK-KRM
同じく「アタックオブザキラークラースナヤイクラー」にて登場した収集アイテムでその本体は鮭の切り身。
WPPと同じく科学者建姫のアスファルトカッター、ランマーが、いくらの大量発生にこんなこともあろうかと開発した対イクラ用兵器。
鮭に無限軌道をつけて陸も進めるようになった陸戦型がランマーの作、鮭にホバー機能を付けて空を進めるようになった空戦型がアスファルトカッターの作である。君たちはまだマトモだと思っていたのに!
戦闘は陸戦型が担い、空戦型は機動力を活かした索敵・偵察任務を担当し、いくらの群れに向かって突撃したのだが……。
速攻で人質に取られました。即落ち二コマ
陸戦型は軽量化のため武装を抜き、空戦型は索敵用装備を搭載し忘れてしまったため、何も成果を挙げることは無かった様子。WPPの技術力が二人よりも数段上なことが判明してしまった。
というわけで人質となったSK-KRMを回収することになるのだが……人質のSK-KRMを救うためイクラと戦うイベントってなんだよ。
SK-KRMは「サケ・キリミ」の略と思われるが、作中では一貫してSK-KRMのことを「鮭」と呼んでおり、誰一人として「鮭の切り身」として扱っていない。
このことからこつタワー世界の鮭は我々の世界でいう切り身の状態で海や川を泳いでいる可能性が浮上している。KIRIMIちゃん.かな?
そんなわけで、実は改造したから動いているのか最初から動いてる存在を更に改造したのか判断がつかなかったりする。
以上、タピオカ亜種含め17種類もの自立行動する食べ物が俺タワー世界を闊歩しているのである。
そのうち半分以上が味方が作り出したものというのも驚きだが、逆にもう半分が野生で存在していたこつタワーの世界って一体……?
●エイプリルフールエピソード「にぱ恋☆」
2020年4月1日限定で配信されたギャルゲエピソード「ニパ子と恋して☆」通称にぱ恋でも当然のごとくキャッサバが登場。
「桜餅を作ろう! なんの粉から作る?」という質問において「キャッサバ粉」を選ぶと登場するのだが。
こんにちは! 僕、キャッサバ!
シャベッタァアアアアアアアア
何とついに言葉を発し我々に話しかけてきたのだ。エイプリルフールだからって何しても良いってわけじゃないぞ。
彼(?)によれば、夢は天然タピオカにも負けない立派なタピオカになることだったのだが、残念ながら今回は桜餅作りの素材として彼は選ばれたのだ。
残酷な事実を突きつけられるも「美味しく食べてね!」と消費者のことを思いながらキャッサバは逝った。メチャクチャ良い子じゃん……。
そして直後の選択肢がこちら。
ニパ子「キャッサバを〆たよ! 次はどうする?」
→キャッサバを逃がす
→キャッサバを捨てる
→キャッサバを燃やす
鬼 か 貴 様 ら
それぞれの選択肢を選んだあとの顛末は以下の通り。
「キャッサバを逃がす」→「〆たキャッサバは二度と元の動くキャッサバには戻らない」という衝撃の事実(笑)が判明したのち金鎚に拾い食いされるBAD END。
「キャッサバを捨てる」→お料理大好きコアボーリングにOHANASHIされるBAD END。
「キャッサバを燃やす」→害虫討伐に貢献したからお偉いさんから褒められたBAD END。
つまりキャッサバ粉を選んだ時点でどうあがいてもBAD ENDである。しかも「燃やす」選択肢だと害虫呼ばわりされるし。
この世界だとキャッサバに生まれること自体がBADなのかもしれない。
追記・修正はキャッサバ…とつぶやきながらお願いしますキャッサバ…。
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この項目が面白かったなら……\キャッサバ…/
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▷ コメント欄
- 記事作成乙。ニパ子ェ… -- 名無しさん (2020-12-01 09:13:29)
- もう何が出ても驚かんぞw -- 名無しさん (2020-12-01 19:53:38)
- 久しぶりにやって「なんやこいつら……」ってなってたらWPP作かあ……そうかあ…… -- 名無しさん (2020-12-01 19:59:52)
- ソシャゲ界のカブトボーグかな? -- 名無しさん (2020-12-03 01:27:07)
- ↑まさしくそれ -- 名無しさん (2020-12-03 21:58:37)
- ついに鮭の切り身(無改造)が襲ってきたね… -- 名無しさん (2022-05-08 22:39:06)
#comment(striction)
*2 ちなみに現実のNASU科の植物も連作障害を起こしやすい。どうしてそこは忠実に設定した。
*3 この時のテキストは「手足が八本のキャッサバ」であったが、手足八本のキャッサバは作中で出てこないのでNASUの誤植と考えられる。巨大NASUなら手足八本だし
*4 イベント完走にはほぼ無関係なものの初回クリア報酬が豪華なステージ
*5 緑色がWAVE開始時に使うパッシブスキル、赤・青色が戦闘中一定ターン経過で使用する攻撃スキル・防御スキルである
*6 温泉チケットを用いて建姫を温泉に入れることでステータスを一時的に上昇させることが出来る
*7 攻撃スキルは同時に発動できないため実際には2ターンに分けて6連続攻撃をしてくる。
*8 一応、その直前で自爆した後のキャッサバを見つけているが
*9 周回ステージクリア後に発生するイベント。交換アイテムやポイントを集めつつイベント関連のミニエピソードを見ることが出来るもの
*10 ちなみにその運動会でもお弁当として倒した後のキャッサバが出ていたりする
*11 モンスター討伐もれっきとした建姫のお仕事である
*12 この時WPPはただ一人、駆除ではなく収穫と言っている。やはり自身の作った子(?)のことは悪く言いたくないらしい
*13 経験則として語っている=過去にもキャッサバは冬に活動的になっていた、ということになる。WPPがキャッサバ改造をしたのはたったの三か月前なのに
*14 実際、キャッサバの収穫時期は12~3月なのでこの時期に活動的になることに違和感はない。やはりこういうところはちゃんと忠実に設定してくる
*15 後半戦開始直後のエピソードタイトル
*16 Weblio辞書より引用
*17 キャッサバVSナスと当イベント、両方に出演していたのは金鎚のみ
*18 これまでのイベントではキャッサバとNASUに立ち絵は存在しなかった
*19 期間限定キャラであったので項目作成現在では入手不可
*20 かつてはとある会社のマスコットキャラクターとしてガデ子のように活躍していたのだが、プロジェクト終了により項目作成時点で活動停止中。コラボ先であるこつタワーには建姫として永久実装されているため、普通に活躍しているが
*21 余談だが、運営の紹介ツイートでは「キャッサバ(ニパ子)」になっている。命名法則が本来のものと逆になっているせいで、「キャッサバに取り込まれてしまったのか」なんて言われることに
*22 出来上がったタピオカに対して「錬金タピオカやんか」「あー! 確かに!」。ただのタピオカとは一言も言っていない
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