登録日:2011/07/22(金) 08:32:37
更新日:2023/08/10 Thu 14:47:11NEW!
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アニメ 映画 永井豪 マジンガーz グレートマジンガー スパロボ vs詐欺 東京都 ニューヨーク ロンドン パリ みんなのトラウマ スパロボ参戦作 鬱展開→胸熱展開 東映まんがまつり 劇場版マジンガーシリーズ 先行最終回 暗黒大将軍 ロボットアニメ史上初の主役交代劇 獣魔将軍 モスクワ ミケーネ帝国
ゆけ! マジンガーZ 戦え! グレートマジンガー
1974年7月25日に「フィンガー5と遊ぼう!東映まんがまつり」の一枠として公開されたアニメ映画。
昨年の『マジンガーZ対デビルマン』に続く『マジンガーZ』の劇場用オリジナル作品の第2弾であり、「劇場版マジンガーシリーズ」の第2作目でもある。
『Z対デビルマン』のように、本作もテレビ版最終回の展開を一月ほど先取りした内容になっており、
これまで苦戦しながらも機械獣軍団を打ち倒してきたマジンガーZが新たなる敵「ミケーネ帝国」に極限まで追い詰められる様は当時のファンに衝撃を与えた。
しかも、予告編やテレビマガジンなどの雑誌でデザインは公開されていたものの、
名前は不明だった「謎のロボット」がマジンガーZの危機を救う展開まで用意されており、
劇場に集まったファンは「グレートマジンガー」として戦闘獣を薙ぎ払う謎のロボットの勇姿に更なる衝撃を受けることになったのだった。
また、作劇側にとっては当時には前例が無かった『続編』への試金石も兼ねており、
グレートマジンガーをどうやって登場させるかに苦心した作品である。
この映画の成功は以後のアニメ史上に『続編』を根付かせる結果ともなり、大きな功績を残した。
同時に肝心のTVシリーズ『グレートマジンガー』の運命に暗い影を落としたという事実もあるため、功罪入り交じる作品でもある。
本作のインパクトの大きさゆえか、後年のロボットアニメやヒーローものにも本作のオマージュと思しき描写が見られるものが複数存在する。
なお、本作のリメイクとも言える作品が『マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍』なのだが、こちらは人が死にまくる非常に鬱展開。
終盤の無双シーンはそれらを吹き飛ばすいい塩梅派とやりすぎ派にわかれる。
ちなみにタイトルには「対」の字が入っているが、
本作だと暗黒大将軍は前線には出てこないので、『マジンガーZ対戦闘獣軍団』の方が内容に近いかもしれない。
また、本作の劇中ではDr.ヘルの死亡が明言され、平和を謳歌する甲児たちの姿が(後半のシリアスな描写と対比する意味もあってやや軽薄さを印象付けるタッチで)描かれており、Dr.ヘル一派壊滅後間髪入れずミケーネ帝国との戦闘に突入したTV本編とは異なり、世界が束の間の平穏を取り戻していたことが窺える。
独自要素も多いコミカライズの桜多吾作版では本作をTV版におけるDr.ヘルとの最終決戦直前の物語と位置づけており、
『VS暗黒大将軍』でマジンガーZが満身創痍となったのを機に総攻撃をしかけてきたヘルとの最終決戦に突入するという流れになっている。
【あらすじ】
ある夏の夜、ボス・ヌケ・ムチャの三人は嵐の中で佇む謎のロボットとミケーネ帝国の襲来を予言する謎の男を目撃する。
ボスから相談を受けた甲児も初めは話を疑っていたが、直後の臨時ニュースで世界中の大都市が謎の怪ロボットの襲撃により壊滅的な被害を受けたことを知らされるのだった。
まだ狙われていない東京を守るために出撃した甲児だが、彼とマジンガーZの前に現れたのは機械獣とも異なる異形の怪物「戦闘獣」だった。
【登場人物】
◎光子力研究所
◇兜甲児
本作では亡き祖父と父の写真を前に戦闘獣への恐怖心を漏らしつつも、
人々を守るためにシローのプレゼントのオルゴールを手に出撃する、一人の人間としての弱さと強さの同居が描かれた。
その一方で、「Zとミケーネの間に横たわる戦力差」「死にかけるシロー」「連戦と輸血による消耗」の三重苦に苦しめられながらも、
テレビ版では手も足も出なかった戦闘獣軍団相手に必死で食い下がって数体を撃破し、
同じくテレビ版では実現しなかった鉄也との対話を果たすなど、主人公としての名誉は守り抜いた。
なお、本作は甲児がグレートマジンガーとその開発者の正体を不思議がるところで終わっているため、海外留学の話は出てこない。
◇弓さやか
ダイアナンAで戦闘獣に立ち向かうが一蹴されてしまう。
しかし、予言者の予言の意味を理解して間接的にダンテの撃破に貢献する。
◇兜シロー
誕生日を控えた甲児のためにプレゼントを見繕うが、戦闘獣の襲撃で生死の境をさ迷う。
◇ボス、ヌケ、ムチャ
グレートマジンガーと予言者の第一発見者になり、半ばまぐれとは言えダンテを倒すなど、意外に見せ場に恵まれている。
◇弓教授
兜十蔵博士の遺品を調べ直し、敵の正体を突き止める。それ以外の場面では甲児とマジンガーZの消耗を心配している印象が強い。
◇のっそり博士・せわし博士
もりもり博士亡き後も弓教授を支え続けた二博士。マジンガーZの修理の最中、戦闘獣の予想外の強さに驚きの声を漏らす。
◎科学要塞研究所
本作での鉄也と剣造博士のキャストはテレビ版と異なっている。
◇予言者/兜剣造博士
サイボーグとして生き延びていた甲児の実父。
テレビ版同様に息子たちに正体を明かせないのか、予言者に扮して光子力研究所にミケーネ帝国の脅威を警告した。
しかし、なぜ最初に会う相手にボスを選んだのだろうか?
演出代わりに、グレートマジンガーにサンダーブレークのテストをさせるあたり、意外にノリノリでコスプレしていたのかもしれない。
◇剣鉄也
『グレートマジンガー』の主人公。
マジンガーZの危機に颯爽と現れ、戦闘獣軍団を叩きのめした。
この時はTV版の設定がまだそんなに作られていなかったためか、彼特有の好戦的な台詞は一月後のTV本編までお預け。
テレビ版と違って素顔がハッキリと見えるシーンはない(作画段階では、うっすらとゴーグル越しに素顔が確認可能になっていた。この頃から、いつもの濃ゆい顔に作画されている)。
声優もTV版の野田圭一氏とは異なり(野田氏は戦闘獣ダンテ役で出演)、デビルマン/不動明役で有名な田中亮一氏である。
一説によれば田中氏が当初は不動明からの流れで鉄也役に内定しており、その流れで本作に参加したとの事。
野田氏になった要因は田中氏のスケジュールが『グレート』本編のアフレコと合わない事が判明したからだとされる。
◎ミケーネ帝国
◆暗黒大将軍
本作ではミケーネ帝国の支配者として扱われ、一人称も一貫して「余」である。
劇中で彼がやったことは獣魔将軍に出撃命令を下したことと地上にメッセージを送ったことくらいで、前線には出てこない。
本作でのキャストは小林清志氏。
◆ゴーゴン大公
テレビ版から引き続き登場。
本作ではアルゴス長官ら諜報軍が存在しないため、暗黒大将軍との仲も悪くはない。
地上制圧が完了する前から勝った気になったり、暗黒大将軍にマジンガーZについての報告を怠っていたり、ミスが目立つ。
そのため暗黒大将軍から「この愚か者めが」と言われてしまった。
◆獣魔将軍
暗黒大将軍の副官として登場した劇場版オリジナルキャラ。全身に七つの軍団の要素全てを併せ持ち、そのために顔が5つもある。
マジンガーZの必死の抵抗で征服が遅れている日本を攻め落とすために、自ら選抜した精鋭部隊を率いて出陣する。
彼はマジンガーを『おもちゃのようなロボット』と評したが、Zを超える偉大な勇者の前には自身が赤子も同然であった。
当たれば必ず相手を仕留めてきたアイアンカッターを当たる前に粉砕した御仁ではある。
【登場メカ】
◇マジンガーZ
Dr.ヘルの機械獣軍団を打ち破った「鉄の城」。
ひたすら無力ぶりを露呈したテレビ版とは違って戦闘獣に攻撃が通じているため、登場した戦闘獣の半数近くを半壊になりながらもなんとか倒している。
ぶっちゃけこっちのほうが主役の面目も立っていて、
『負けるとわかっていても、正義の為に戦って死ぬ』という甲児の覚悟も描かれたため、特攻隊にも似た悲壮感があるのは内緒。
本編中は割と被弾するシーンが見受けられ、グレートマジンガーとは対照的となっている。
スクランダーが修理されていない、装甲版が一部剥がれて内部フレームがむき出しになっているなどの『Z』本編では珍しい、
『修理が間に合わない』との設定を活用した大ダメージ表現が多用されていた。
……なぜか、マジンガーZのバンクには未修復の部分がきちんと反映されているのに、
ジェットスクランダーは無傷のバンクをそのままつかっているため、(すぐボロボロ状態の新規作画に移ることもあり)一瞬違和感を抱いてしまうが。
兜甲児のコンディションを反映してか、二戦目の出撃の際には『(日光を浴びたことで)立ちくらみをする』という人馬一体のアクションも見せた。
◇ダイアナンA
光子力研究所に現れた戦闘獣に立ち向かうが、全く歯が立たずに倒されてしまう。
◇ボスボロット
修理が簡単なためか、傷付いてもすぐに戦列に復帰できた。
劇中の描写からだと、明らかにボスとは独立した意思を持っているように見える。
◇グレートマジンガー
次回作の主役機である「偉大な勇者」。
本作では企画段階での『ゴッドマジンガー』の仮称がつけられていた時の名残りで、TV版での科学要塞研究所ではなく、
どこかの火山島に設けられた基地から発進している(企画段階でのグレートマジンガーの基地は科学要塞研究所では無かったため)。
本作が『グレートマジンガー』のプロモーションビデオ的側面を持たせられているため、
テレビ版同様に戦闘獣をほぼ一撃で倒しているが、強さをアピールするかのごとく、事も無げに技一つで撃破していた。
技もグレートの初期武装は(スクランブルカットを除いて)全て使用している。
倒した戦闘獣の数はZと同じ。
Zとの機体性能差と装甲材の超合金ニューZの堅牢性が強調されており、
Zに命中した攻撃を軽やかに回避する、Zを切り裂ける刃を跳ね返す、ミサイルを手のひらで跳ね返すという、テレビ本編では見られない『強さ』を表す描写が見られた。
当然ながら戦闘後は全くの無傷であり、Zの落日と対照的に描かれている。
本作での体格はTV版と多少異なり、全体的にスマートに描かれている。
【余談】
この時のグレートマジンガーの出撃シーンが、現在でもままある『新ヒーローが現ヒーローのピンチに颯爽登場する』シチュエーションの元祖であった。
その先駆者としてアニメ史上にグレートの存在を不滅にした。
これは作劇側にも『新ヒーローのアピールになる』という観点からアニメ・特撮問わず幾度となくオマージュされるほどに後世に多大な影響を与え、
本作での登場がグレートの代名詞の一つともなった。
後のTV版主題歌となる「おれはグレートマジンガー」(コーラスなし版)がグレート登場シーンで流れるなど、
現在でも音楽面での王道となる演出もなされている(まあ、後番組の主題歌が先行で流れるというのはそこまで多いとは言えないが)。
本作はノストラダムスの大予言が流行っていた74年当時の時勢を反映した作劇であるが、
少なからず『もっと凄いのあるのに最初からなんで出さないんだよ!』と子供たちから反感を買ったとも*1。
同時にこれがグレートマジンガーの運命に少なからず暗い影を起こす事になるが、グレートの更なる強さに純粋に憧れた子供もいたのも事実である。
その一例として、『真マジンガーZERO』の作者である田畑由秋・余湖裕輝両氏は世代的にリアルタイム世代ではないものの、
本作でのグレートの活躍とZの落日に反感を持っている旨の発言をしている。
同様に『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』の脚本を務めた小沢高広氏も
再放送で見た『Z』最終回に対する反発が、劇場映画の脚本を書く原動力となった事を各種媒体で明かしている。
なお、『INFINITY』では同時に本作へのオマージュも多いので本作を見てから改めて『INFINITY』を見てみるのもいいだろう。
【戦闘獣】
本作の戦闘獣は『グレートマジンガー』とは違い、半数近くが人語を話す。
そのため甲児も「機械獣が喋った!?」と驚いていた。
アフレコでは野田圭一・沢田和子・富田耕生・加藤修の4名が複数の役を兼任している。
◎東京攻撃部隊
ゴーゴン大公の指令で東京を襲撃した。
途中で光子力研究所に標的を切り替えたマモスドンとダンテは他の4体がマジンガーZに撃破された後に獣魔将軍の部隊と合流する。
◆魚類型・スラバ
◆爬虫類型・ジャラガ
◆鳥類型・バーディアン
◆昆虫型・ライゴーン
機械獣や妖機械獣を上回る力でマジンガーZに迫るが、油断した隙を突かれて4体とも倒される。
しかし、一方のマジンガーZもこれまでにない深いダメージを受けてしまう。
◆猛獣型・マモスドン
ダイアナンAやボロットを串刺しにした角でマジンガーZに挑むが、組み付いたZに至近距離からブレストファイヤーを浴びせられて溶けた。
◆悪霊型・ダンテ
光線をすり抜ける能力を持ち、竜巻やリングを武器に戦う。
獣魔将軍からマジンガーZにトドメを刺す許しを得るが、あと一歩のところでミサイルに乗って飛んできたボロットに背後から激突されて爆死した。
上記の通りTV版剣鉄也役である野田圭一氏が演じているため、スパロボでもCVがまともに存在する唯一の戦闘獣という役得を得ている。
◎獣魔将軍の部隊
東京の戦いで著しく消耗したマジンガーZに追い撃ちをかけて撃破寸前まで追い詰めるが、グレートの到着をきっかけに形勢を逆転され全滅した。
この中でアルギモン・オルピィ・グロスデン・アルソスの4体は映画前半での世界各地の主要都市の攻撃に参加していた。
◆魚類型・アルギモン
◆鳥類型・オルピィ
◆猛獣型・ブルンガ
◆人間型・バルマン
◆昆虫型・ワーダム
◆爬虫類型・グロスデン
駆け付けたグレートによって、流れ作業のように次々と倒されていった。
ブルンガに至っては、グレートがマジンガーブレードをZに貸すついでに倒されている。
アルギモンはロンドン、オルピィはニューヨーク、グロスデンはモスクワを攻撃した後に召集された模様。
◆人間型・アルソス
パリ攻撃後に部隊に参加する。
三又槍・剣・拘束用の網で戦う。
グレートからマジンガーブレードを借りたZの応戦に手間取っていた隙に、ドリルミサイルで左目の人面を潰されて崩れ去る。
こちらもダンテ同様にTV版剣鉄也役である野田圭一氏が演じているが、セリフ自体はないに等しい。
空と海と陸から暗黒大将軍は襲い掛かる。そして全ての項目を荒らすであろう。
アニヲタWikiの終わりはすぐそこまで来ている…
暗黒大将軍に立ち向かえるものはただ一つ。
Wiki篭りによる追記・修正だ!
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コメント欄
- なんかデザイン的にカッコいい戦闘獣はZが片付け、イマイチな奴らはグレートが一手に引き受けてたような印象が有る。 -- 名無しさん (2013-11-14 00:13:16)
- 次元声の暗黒大将軍は大物感が強くて格好良いわあ。 -- 名無しさん (2013-11-14 00:17:48)
- ↑真マジンガー衝撃Z編の暗黒大将軍スパロボとかで参戦して欲しいんだが、日本が大変な事になるしなあ -- 名無し (2013-11-22 19:44:51)
- ミケーネもタイミング的にはZが疲弊してる所を狙ってるんだよな。 -- 名無しさん (2013-12-02 23:24:27)
- ↑↑あれも続きあるとしたらやっぱりトドメ寸前にグレードマジンガーに助けられるような感じだった。 -- 名無し (2013-12-24 22:56:18)
- ↑2Zも戦闘獣と一対一なら、瞬殺あるいは苦戦しつつも勝利してたりする。 -- 名無しさん (2015-07-20 18:47:21)
- 現役のヒーローが未知の敵に苦しめられ未知のヒーローに救われるって理想的な交代劇だな、後続の東映ヒーロー達も、こうするべきでは。 -- 名無しさん (2016-07-30 20:12:35)
- 大体、ヒーローが同じ現役の敵に苦戦させられ新ヒーローに救われてるようじゃ弱く見えるし。 -- 名無しさん (2016-07-30 20:14:25)
- 一瞬の浮かれた油断やほんのちょっと弟を冷たくあしらってしてしまったことが取り返しのつかない事態に繋がってしまう恐怖、「オモチャのロボット」と馬鹿にされリンチ同然にボコボコにされながらも尚死力を尽くして闘い続けるマジンガーZの美しさ、後年作に大きな影響を齎した劇的過ぎる主役交代劇。マジンガー作品で一本だけをおすすめするとしたら俺ならこれを選ぶ。余談的言えば、甲児君の悲壮な決意が台無しじゃねぇか感ある所長の意味不明コスプレと、甲児君のナウい赤シャツ腹筋丸出しルックが、今観ると大変腹筋に良くない。 -- 名無しさん (2016-09-26 18:30:15)
- TV版がグレートの為の話で、こっちがZの為の話だと思う。因みにTV版の方でもボスが甲児殴って気絶させて出撃止めるほど甲児くんヘロヘロだったりする。 -- 名無しさん (2016-09-28 10:34:38)
- ↑だってこれ身内は重傷だし敵は強大すぎてzでどこまで相手できるかわかんないしそもそも甲児くん輸血したばっかだったし…とてもじゃないが「ごく普通の高校生」だった甲児がよくここまで頑張れたよなぁ… -- 名無しさん (2017-03-15 17:21:34)
- スパロボXにて、東映版が参戦していないにもかかわらず、真マジンガー版で一部ストーリー再現が行われた。グレートの登場シーンはボイス付きだ。ただし、TVに出てないからか、戦闘シーン作るのが間に合わなかったのか、敵は戦闘獣ではなくミケーネの戦士の魂が宿った機械獣となっている -- 名無しさん (2018-05-28 18:35:17)
- TV版の戦闘獣戦だってZの攻撃が敵本体に当たる前に防がれてるから!当たればきっと効いたよ -- 名無しさん (2022-05-16 23:52:17)
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