登録日:2020/05/13 Wed 00:43:25
更新日:2024/05/17 Fri 13:10:48NEW!
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ハッピー!ラッキー!スマイル!イェーイ!!
ハロー、ハッピーワールド!とは、ブシロードのメディアミックス企画「BanG Dream!」に登場するガールズバンドである。
▽目次
特徴
「世界を笑顔に!」をコンセプトに結成された異色のガールズバンド。弦巻こころがリーダーを務める。合言葉は「ハッピー!ラッキー!スマイル!イェーイ!!」そして「ハピネスっ、ハピィーマジカルっ♪」。
メンバーは弦巻こころ(Vo)、瀬田薫(Gt)、北沢はぐみ(Ba)、松原花音(Dr)、ミッシェル/奥沢美咲(DJ)。なおミッシェルはクマの着ぐるみである。
観客をあっと驚かせたり思わず笑顔にさせるような演出やパフォーマンスが魅力。そのパフォーマンスは「びっくり箱」や「くす玉」に例えられる。練習通りの上手な演奏で観客を満たされた気持ちにさせるというよりも、演奏に乗せたダンスや演出、そしてハプニングなどで観客を笑顔にするのが特徴である。こころが舞台の上で何をするのかは時にメンバーにも予想がつかない。アニメにおいては上空からパラシュート無しで飛び降りたりミッシェルが小型ジェットで空を飛んだりとやりたい放題のパフォーマンスを披露した。
メンバーはこころ・はぐみ・薫の3馬鹿を中心に自由そのものであり、思いつくことややりたいことはバラバラ。これを花音・美咲がなんとか落とし込み形にすることで、楽曲やライブの形を保っている。しかし「世界を笑顔にしたい」という想いはメンバー5人に共通である。
ストーリーは一貫して「勇気」をテーマに描かれている。様々な理由で笑顔を忘れてしまったメンバーや町の人々に対して、ハロハピが試行錯誤しながら勇気づける物語が多い。
他のバンドと異なり自分たち自身がどうなりたいかという点にはスポットがあまり当たらず、常に物語の関心は外、すなわち「世界」に向いている。そのためバンドとしての青春物語感は薄め。
一方で、(こころ以外の)メンバー個人については、自分自身のあり方に悩み、ハロハピを通して今の答えを見つけ出す様がしっかりと描かれている。
ハロハピにとって「バンド活動」は必ずしも音楽活動だけではなく「世界を笑顔にするための活動」すべてを指すことすらある。 メンバーが集まってすることは練習よりも作戦会議であり、楽しいことや楽しませることをみんなで考えて実行することを最も重視する。その方法が音楽活動であったりなかったりするのである。「自分達はヒーローであり、世界中のみんながヒーロー」であると信じており、これを伝えることがバンドの使命の一つであると捉えている。
バンド名の「ハロー、ハッピーワールド!」は、コンセプトの通りに「世界を笑顔に!」という意味であり、「誰かを笑顔にするには、まず自分から笑顔になって話しかけないと」という想いが込められている。命名者はこころ。バンドの結成はこころの思いつきであり、こころが通りかかった花音を強引に巻き込んで2人で行ったストリートライブがきっかけで結成された。
歌詞にはこころの持つ世界観や価値観が色濃く反映されている。 「勇気がないなら僕があげる」など、そのままストーリーの核心に迫るフレーズも多い。 ほとんどの曲に共通してそのメッセージが非常にストレートに歌われており、難解な言い回しや複雑なレトリックなども皆無である。
しかし曲のイメージを作るこころのイメージは非常に抽象的であるために、こころが絵を描き、それを美咲や花音が日本語にすることで作詞しており、
美咲曰く「大体こころが分かんないこと言ってはぐみも分かんないこと言って薫さんが『儚い…』って言って花音さんが『ふえぇ』って言ってそれを落とし込む」とのこと。
有咲「落としどころどこにあったよ!?」
こころが描く絵は決して上手いわけではなく、これを読み取る美咲はいつも頭を悩ませている。 こころによる歌詞は「どびゅーん」「ばびゅーん」「はぴはぴはっぴーわーるど!いっちゃうモンモン!」など、そのままでは常人に理解困難な日本語となってしまう。 ちなみにメロディもこころの鼻歌を美咲が曲に起こしたものである。
バンドのモチーフはマーチング、ヒーロー、絵本、サーカス、マジックなど。楽曲にもマーチング風な縦ノリのものや6/8拍子のものが多い。曲の途中で雰囲気やテンポが変わる曲が多いのも特徴である。
また歌詞にはよく動物が登場する。実際のパフォーマンスにはまだハトしか出てきていないが、こころはゾウを連れてこようと画策しているようである。
メンバー
“笑顔の波状攻撃”
Vo.弦巻こころ
CV.伊藤美来
天真爛漫・自由奔放・天下無敵。 ハロハピの発起人にしてリーダー。3馬鹿の1人。
楽しいことが大好きで、「花咲川の異空間」と名高い奇人。
常軌を逸したお金持ちであり、その財力がハロハピの演出を支えている。
詳細は個別記事を参照。
“荒唐無稽の一人芝居”
Gt.瀬田薫
CV.田所あずさ
演じることをこよなく愛する羽丘女子学園一の有名人。普段から舞台俳優のような大仰な口調で話す。
演劇部に所属しており舞台では多くが男装の男役で、「王子様」としてかなり多くの女性ファンに囲まれている。ファンのことを「子猫ちゃん」と呼んでおり、自分が持つ人を魅了する力には自覚的である。実際、あまりの美しさに多くの失神者が出ている。しかしお高く止まった様子は全くなくファンへの対応は極めて丁寧かつ誠実で、常にファンサービスを重視し、誰かの頼みにはできる限り答えようとする姿勢を貫いている。
実は「王子様」としての振る舞いは素の「瀬田薫」ではなく、演技によるものである。つまり舞台に立っていない時にも常に演技をしている。しかしこれは素の自分が嫌いだからではなく、演じることが好きだから、演じている方が楽しいからというのが理由。人生そのものを大舞台と捉えているのである。どんな役でもこなせる表の姿とは裏腹に、素の瀬田薫は誰よりも練習を重ねる努力家である。
Pastel*Palettesの白鷺千聖とは幼馴染であり、千聖にだけは素の姿を知られている。
ハロハピにおいては3馬鹿の1人であり、常識にとらわれない自由な発想を見せる。哲学書や詩集を好んで読んでいるが、その内容は理解していない。内容について尋ねられると、「つまり、その……そういうことさ」と誤魔化すのがお約束で、自分の考えを自分の言葉で表現するのは得意ではないようである。
ギターはハロハピに加入する際に始めたものであり、初心者。薫の噂を聞きつけた初対面のこころが羽丘学園に乗り込んできた際に、スカウトされてハロハピに参加した。のちにギターのおかげで演劇では経験できなかった自己表現を身につけることができたと語っており、「強引なお姫様」と表現しながらもこころのスカウトには感謝している。
男装しているがイケメンに間違われても女性扱いされても特に気にしている様子が無いので、自身の性別への拘りやコンプレックスなどは無いと思われる。制服も普通にスカートを履いている。
また、素朴な一面はあるがこの手のキャラにありがちな「実はかわいいものが好き」「女の子らしくなりたい」「一人称が僕」などのギャップはない。かなり珍しいキャラ造形をしている。
なお誕生日は2月28日だがその日はバンドリのプロジェクトが世の中に初めて発表された「バンドリ!の日」でもある。
“北沢印は元気印”
Ba.北沢はぐみ
CV.吉田有里
いつも明るく活発な少女。感受性が豊かで純粋な心の持ち主。運動神経抜群で、地元のソフトボールチームのエースでキャプテンを務める。短髪でボーイッシュだが、「ハロハピの中で一番女の子らしい」と言われている。反面自身は可愛いものが似合わないと思っており、外見をコンプレックスに思っている。 運動の中でも走ることや踊ることが好きで、目的地ができるとこころと共にすぐさまダッシュして周りを置いていってしまうことも。ライブ中にもこころと一緒にバク転を披露することもある。難しいことを考えるのは得意ではなく、深く考えずに楽しそうなことにはすぐに手を出すタイプ。3馬鹿の1人。
運動が好きではあるが、勝負事はあまり好きではない。ソフトボールチームのキャプテンとして、チーム内や対戦相手に対する「優しさ」とは何かを常に考え、悩んでいる。そのため本当はダンスなど特に勝ち負けのない運動が最も好き。
ベースはハロハピに加入する際に始めたもの。商店街でベース募集中であった初対面のこころ一行と出会い、「ルールがない、戦わない、自由に楽しいこと」としてバンドに誘われて加入した。ソフトボールチームでキャプテンをしているだけあって根性があり、兄に少しギターを教わっただけの状態から短時間でベースが弾けるようになっている。
実家は精肉店でコロッケが有名。自身も店のコロッケが大好物で、何かにつけてとーちゃんのコロッケを持ってくる。また商店街の大人たちにもよく顔が知られており、ふわキャラの「マリー」の中身ははぐみである。
“迷宮のジェリーフィッシュ”
Dr.松原花音
CV.豊田萌絵
オドオドしている弱気な少女。「ふえぇ」が口癖。頼みごとを断るのが苦手で、巻き込まれやすい。方向音痴で1人だと必ず道に迷う。ドラムをやめようとして楽器を楽器屋まで運んで道に迷っていたところを初対面のこころに呼び止められ、強引に2人でストリートライブをさせられたことでバンドを結成させられた。こころの最初の仲間と言える。
自分には勇気が足りないことを自覚しており、ストリートライブの時に勇気を与えてくれた、そしてドラムや演奏の楽しさを教えてくれたこころに感謝している。作中で最もこころを高く評価しているのは花音であり、彼女を「まっすぐで眩しくて、お日様みたいにキラキラしてる人」「私はこころちゃんに助けられた」と表現している。花音にとってこころは、迷わないように道を照らしてくれる存在なのである。そして、こころにしてもらったように自分も誰かに勇気を与えられる存在になりたいと願い、ハロハピでの活動に励んでいる。
ハロハピの常識人その1であり、美咲とともに3馬鹿の意見をまとめている。美咲にとっては話がちゃんと通じるオアシスである。
演奏においてはドラム担当であり、リズムを規定し演奏をまとめる役割を担う。自身の性格もあってあまり自己主張をすることはなく表立ったとりしきりは美咲に任せているが、マーチングバンドをモチーフとしたハロハピにおいてドラムは最重要の楽器であり、最初のライブがそうであったようにボーカルとスネアドラムさえあれば究極的には演奏が成立するほど重要なポジションにある。
いつもオドオドしている反面、「びくびくすることに慣れていて、いざという時には意外と大丈夫」「ハロハピで一番肝が据わっている」とも言われる。経験者であることも相まって、演奏における安定度もバンド内で最も高い。
“ハロハピの守護神”
DJ.ミッシェル
CV.黒沢ともよ
ピンク色の喋るクマ。バンドリでは珍しくDJを担当している。もともとは商店街のマスコットキャラクターをやっていたが、子供達への人気に目を付けたこころに巻き込まれ、いつの間にかハロハピのメンバーになることに。そのあと弦巻家に買い取られたため商店街とのつながりはもうないが、相変わらず子供達には人気である。
もちろん着ぐるみであり中に人が入っているが、こころ・薫・はぐみの3馬鹿や子供達にはクマとして認識されている。弦巻家によって改造が施されており、声が出るようになったり中の居住性がよくなったり、「ハッピーフライトモード」なるジェット飛行機能が搭載されていたりする。
“熊の中の常識人”
DJ.奥沢美咲
CV.黒沢ともよ
ミッシェルの中の人でこころのクラスメイト。しかし3馬鹿にはミッシェルと美咲は別々に認識されている。
ハロハピにおいて常にツッコミ役を担う常識人その2。奇想天外なメンバーを実質的に取りまとめている。作戦会議を受けての各種手配や言語化などは多くを美咲が行なっており、彼女がいなければ間違いなくハロハピはバンドの体を成していないだろう。この点でポピパの有咲と意気投合しているが、メンバーの自由さではハロハピが上回っている。
加入のきっかけは、商店街で着ぐるみに入ってティッシュ配りのバイトをしていたら人気者としてこころに目をつけられたことである。 最初は着ぐるみが声の出ない仕様であったために拒否できず、無理やりクマとしてバンドに加入させられたという経緯。しかしクマの中身とは認識されず、かといっていつも着ぐるみを着ているわけにもいかないので、演奏の時以外はミッシェルは不在で美咲はその代理ということになっている。一方演奏の際は必ずミッシェルの姿で舞台に上がっており、3馬鹿にとって美咲は「ミッシェルを連れてくる人」「作戦会議に協力してくれる人」そして、「ハロハピの6人目のメンバー」である。
「人生なにごともほどほどがいい」と語り、あまり何かに熱中したり本気になることに積極的ではない。しかし活動を通して、こころの理想を「おとぎ話」としながらも「あんたのおとぎ話に付き合う」と語っている。3馬鹿に振り回されるバンドの生活をそう悪くは思っておらず、最近では徐々にバンドの一員として本気で取り組むようになってきている。
一方で、花音のようにこころと同じ世界に立とうとはできず、演奏では舞台に乗るのはミッシェルであるため、美咲自身がハロハピにどのように貢献しているのかを悩むこともある。花音とは同じ常識人ポジションだが、美咲はこころの世界を受け入れ切らず自分の役割が曖昧であり対照的である。
しかしそれもこころと長く過ごすうちに氷解し、最近では彼女との出会いのことを「人生を変えちゃう出会い」であると表現するようになっている。
バンドストーリー2章以降のイベントでは、「全力でやったらきっと楽しいし、カッコいいよ」という、初期の彼女では考えられなかったような発言もしている。
楽曲
ここではオリジナルアルバムに収録されている楽曲のみを掲載する。
1stシングル「えがおのオーケストラっ!」
- 「えがおのオーケストラっ!」
- 「ハピネスっ! ハピィーマジカルっ♪」
2ndシングル「ゴーカ!ごーかい!?ファントムシーフ!」
- 「ゴーカ!ごーかい!?ファントムシーフ!」
- 「せかいのっびのびトレジャー!」
- 「YAPPY! SCHOOL CARNIVAL☆彡 」
3rdシングル 「キミがいなくちゃっ!」
- 「キミがいなくちゃっ!」
- 「わちゃ・もちゃ・ぺったん行進曲」
4thシングル「ハイファイブ∞あどべんちゃっ」
- 「ハイファイブ∞あどべんちゃっ」
- 「ふわふわ☆ゆめいろサンドイッチ」
5thシングル「えがお・シング・あ・ソング」
- 「えがお・シング・あ・ソング」
- 「はれやか すこやか ぴかりんりん♪」
6thシングル「にこ×にこ=ハイパースマイルパワー!」
- 「にこ×にこ=ハイパースマイルパワー!」
- 「おもいでイルミネーション」
追記・修正で世界を笑顔に!
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- バンドリのバンドで一番好き。奇想天外、明るい、常識人も一応いる、ミッシェルがいる、という属性てんこ盛りよ -- 名無しさん (2020-05-13 18:11:37)
- 薫くんって、実はミッシェルの正体もわかってるんじゃないかと思わせるような描写もあったりで、何気に底が知れない -- 名無しさん (2020-05-13 20:43:07)
- DJはRASのチュチュも居るんで、ミッシェルは唯一でなく初が適切なんじゃないですかね -- 名無しさん (2020-05-14 00:55:15)
- アニメ2期のハロハピ回はカオスで好き -- 名無しさん (2020-05-14 10:30:11)
- なんかハルヒのSOS団みたいって声を聴くけど、よく分からない -- 名無しさん (2020-05-14 20:59:15)
- ガルパピコでは何故かホラーオチが多い。ミッシェルランドや八甲田山パロなど。 -- 名無しさん (2020-05-14 22:40:37)
- 個人的に黒沢さんは「ゆゆゆ」の樹ちゃんで知った事もあって、最初に美咲の動画を見た時は、樹ちゃんの時と声がかなり違っていて驚いたのは、私だけでしょうか? -- 名無しさん (2020-08-19 21:43:01)
- かのちゃん先輩可愛すぎてお嫁さんにしたい… -- 名無しさん (2020-11-06 20:28:15)
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