アークナイツ(明日方舟)

ページ名:アークナイツ_明日方舟_

登録日:2020/05/05 Tue 02:00:00
更新日:2024/05/17 Fri 13:06:57NEW!
所要時間:約 54 分で読めます



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この数百年で、源石は世界から切っても切り離せないものとなった



それがもたらしたるは、利益、力、苦しみ、憎しみ



そして、際限なく生み出される異形のもの




それが私たち―――感染者




アークナイツ(明日方舟)とは、HyperGryphが開発しYostarが運営しているiOS/Android向けのゲームアプリ。ジャンルはタワーディフェンス
中国版は2019年4月30日、グローバル版は翌年の1月16日から配信されている。
2022年の秋に「黎明前奏/PRELUDE TO DAWN」というタイトルで1期のアニメ化が決定している。


原題は「明日方舟」、グローバル版では「アークナイツ(Arknights)」が正式タイトルで、タイトルロゴで「明日方舟」の文字が添えられる。
ちなみに、タイトルに決まったのは「Arknights」の方が先で、「明日方舟」という原語表記の方が後から決まったものであるとのこと。


本作に登場するキャラクターの服飾や露出は、同運営のアズールレーンと異なり控えられている方向が強い。
またプレイアブルユニットは女性だけではなく、男性やロボも存在している。
因みにプロデューサーの海猫络合物氏はドールズフロントライン(少女前線)の開発スタッフであった。


+ 目次-

【ストーリー】

惑星テラに住む知的生命体「先民(エーシェンツ)」らは、日常茶飯事に起こる自然災害の総称である「天災」から逃れる為の遊牧生活を送っている。*1
それと同時に「源石(オリジニウム)」と呼ばれる鉱物の特性を用いて、「源石術(オリジニウムアーツ)」という魔法のような技術を発展させてきた。


文明発達の立役者である「源石」と接触することで、致死率100%の「鉱石病(オリパシー)」と呼ばれる不治の病に感染してしまう。これによって感染者達は、人々に蔑まれるか国からの強制収容の未来が待っている。


迫害を受け続けていた感染者たちは、感染者のみで構成された「レユニオン・ムーブメント」と呼ばれるテロ組織を結成し、各地で政府と非感染者に対する闘争を始めた。
一方「鉱石病」研究で先陣を切る「ロドス・アイランド製薬」は、感染者の治療と雇用を行いつつ、感染者絡みの紛争へ介入。


そして、ウルサス帝国の都市、チェルノボーグの秘匿施設で眠りについていたロドスの「ドクター(あなた)」は、ロドスの指導者であるアーミヤの手によって突如として覚醒させられることになった。



【概要】

本作はにゃんこ大戦争カプセルさーばんとといった2Dマップ系ではなく、どちらかといえば千年戦争アイギスと同様の3Dマップ系のタワーディフェンスとなる。
プレイヤーはマス目で区切られたマップの上に「オペレーター」と呼ばれるキャラクターを配置して、進行してくる敵を迎え撃つ。オペレーター達は敵に対して自動的に攻撃を行い、プレイヤーは適切な陣形の構築・スキルの発動・撤退の判断等を通じて戦局をコントロールする。


登場人物は普通の人間ではなく動物・天使・亜人種等の特徴を持ち合わせており、服飾デザインは現代風味になっている。
ケモ度には差があり、ケモ耳と尻尾が生えている程度の場合もあれば、顔貌が明らかに人間離れしていたり、フサフサの体毛に覆われていたりする者もいる。


またアークナイツの作風はファンタジー系というよりも、サイエンス・フィクション系や風俗(時代や社会等の風習)といった特徴の強い世界観を持っている。アニヲタ的に言えばうたわれるもの鋼殻のレギオス境界線上のホライゾン辺りを思い浮かべてもらえばいい。


ストーリーはかなり重い。敵も味方もバンバン死んでいくし、鉱石病関係の問題を始めとして根本的な解決に至らない・至れない問題に直面することも多々ある。これはメインストーリーだけではなく、イベントなどのサイドストーリーでも同様である。しかも、鉱石病を始めとする種々の災厄そのものに加え、それらによって惹起される人間同士の憎悪や差別がより大きな苦難を生み出している。そしてこの苦難のなかであがく姿に人間讃歌を見出すことができる。
「回想秘録」という短編を除けばキャラクター個別のストーリーは用意されていない。その代わり、長大なイベントシナリオでメインに据えられれば、交友関係やパーソナリティを深く知ることができる。


ゲームバランスに関しては、高レアと適当なジョブ編成では易々と勝てないので、その場に最適なバランス編成を行う必要がある。
逆に言うとほとんどのステージは、編成と戦術次第では低レアだけでも攻略可能である。



【主要人物】

◆ロドス・アイランド製薬

超大型の地上走行型車両を本艦とする製薬会社。CEOはアーミヤ。業務内容は医薬品の開発の他に、鉱石病の治療と研究それから純金の製造・販売も含まれる。感染者の保護を主目的としており、テラの大地を走行している。
また、感染者に関する紛争や迫害などを解決する事も業務の一つであり、武力介入による解決のために「オペレーター」と呼ばれる戦闘員も多数所属している。別名綺麗なアンブレラ社。中には極めて高い戦闘力を持ったオペレーターも居るが、あくまでロドスは一企業に過ぎないため、国家に属する軍隊相手に正面から戦えるほどの戦力はない。
またロドスは決して慈善団体ではなく、治療の際には必ず何らかの対価を受け取るようにしている。金銭であったり物資であったり、どうしても支払い能力がない場合はロドスでオペレーターとして雇用し、ロドスに貢献することで対価としている。このため一部感染者からは「利益目的の集団」と毛嫌いされている。



◇ドクター 
声優:甲斐田ゆき (アニメ版のみ)
主人公にして、プレイヤーの分身。見た目は金属製のマスクと防護服を纏った性別不明の人間。
ストーリー開始前までは、ウルサス帝国の都市チェルノボーグの機密施設で眠っていたが、後述するアーミヤの手よって覚醒させられる。また強制覚醒の副作用かは不明だが、覚醒前の記憶をほぼ失っている。
記憶喪失前のドクターは源石研究、神経学、天災研究の第一人者と言われるほどの人物であった。また、中国語におけるドクターは医師ではなく博士の方を指すらしい。*2


ロドスの戦術部門の総責任者であり、毎日無数にあがってくるオペレ―ター達からの報告書に頭を抱える日々を送っている。その為かかなり不健康な生活を送っているようで、マイルームボイスでは健康管理を担当しているフォリニックからブチ切れられている。また悪食でもあるようで、医療オペレーターの会議で度々議題に上がるほどらしい。


記憶を失う前の彼は冷徹で人を道具としてしか見ていない、非情な人物だった事を示唆されている。
エンカク等の過去を知る人間はほぼ別人化した彼を奇妙に思いながら接している。
しかしそれも最初っからそういう性格だったわけではなく、イベントで見られた過去のドクターはむしろ温情のある沙汰を下す人物として描かれていた。戦局の悪化と共に段々とおかしくなっていったらしい。



◇アーミヤ 
声優:黒沢ともよ
絵師:唯@W
種族:コータス(ウサギ型/茶色) + キメラ


本作のメインヒロインでありロドスのCEOである、コータス族の少女。ドクターを助け出し、記憶喪失の彼を側で支える。
心優しく儚げな少女だが、一つの会社と沢山の仲間たちを背負いながら戦い続けている強者。
あとドクターがサボって(画面放置して)ると「終わってない仕事がたくさんありますから、まだ休んじゃダメですよ」と叱ってくるせいでブラック企業ネタに事欠かない。
ゲームプレイ時の最初に入手することになる星5キャラクターで、潜在能力強化(ダブった際の強化システム)の印アイテムはストーリー進行でしか入手できず、汎用印*3での強化は不可、★5にも関わらずスキルが3つ存在するなど特別仕様となっている。


幼気な少女でありながらロドスの実質的リーダーである事や、後述のケルシーに「能力の使いすぎ」をしないように厳しく言われていたりと謎が多い。
事実、彼女の昇進後に開放されるスキルモーションや立ち絵はメインヒロインとは思えないような、禍々しく不穏な雰囲気となっている。
戦闘時にはひし形の魔法陣のようなものを背後に展開し、黒い『何か』を射出するという攻撃手段を行う。槍の様に尖らせて敵を貫く事も可能。
敵からは「あの黒いものに触れると死ぬぞ!」と恐れられており、何を放っているのかは不明。


アーツ能力の一つは「精神感応」。人の心を読んだり、逆に人の心を操ることが可能な強力な力。
だが、彼女に隠された力はこれだけでは無い。拘束具たる指輪を割ることにより彼女はさらなる力を得る。

+ ネタバレ注意-

◇アーミヤ(前衛) 
ストーリーの進行に応じ開放されるアーミヤの『昇格』した姿。
チェンと、とあるサルカズの剣士の記憶を読み取り、彼女の戦い方と彼の記憶を完全にコピーしたもの。
片腕を鎧のように硬化させ、アーツエネルギーの剣を片手に敵を斬り伏せていく。
その姿を見た敵は彼女を「サルカズの王」と呼び、いずれこの世界の脅威になると評していたが……?


強い怒りと共に開放した力であるため、これまで以上に言動に恐ろしいものが増える。
スキルボイスはチェンや上述のサルカズの剣士のものと思われる別人のような言動が見られる。
そして放置ボイスでは以前とは一転してドクターを心配し休ませようとするが、どう見てもアーミヤを休ませるべき様相なので「逆に休む気になれない」との声多数。



◇ケルシー
声優:日笠陽子
絵師:唯@W
種族:フェリーン(?)


ロドス最高責任者の一人にして医療部門の総責任者。
アーミヤの後見人の様な人物で、記憶を失う前のドクターについてもよく知っているらしい。
しかしドクターに対しては「記憶を失う前の出来事」から少し刺々しい態度を取っている。曰く、彼女を信じるべき場面で信じてくれなかったからとの事だが……?
一方で、話の裏側で一人怪しげな行動を行っており、彼女にもまた謎が多い。
自身の脊椎に「Mon3tr」と呼ばれる謎の魔獣を飼っており、それを自在に操る事ができる。この際の戦闘力は圧倒的で、並の相手では「Mon3tr」に傷一つつけることも出来ず蹂躙される。


性格は冷静沈着な理論派。冷徹に思われがちだが情がないわけではなく、医者としての「人の命を助けたい」という信念も持ち合わせている。
しかし、ものすごく話が長い。本人は一応聞く人の事を考えてくれているのか言っている内容自体は非常にわかりやすく理路整然とまとまっている。が、まるで学会の論文か講演会のようにとにかく長い。
その話の長さから「ケルシー構文」と呼ばれており、一部でネタにされる事も。某セフィラシステムしかり、超越者系の女性キャラってなんでこんなに話が長いんだろう……。


彼女が主役であるイベント「遺塵の道を」等の描写を見る限り、少なくとも千年近くは生き続けている。
というよりも「狂人号」にて数千年どころか数万年生きてるというとんでもない事実も判明。この時点からしても彼女がまず人間ではないであろうというのが容易に想像できる。
様々な場所で重要なポジションの人間として入り込んでいた彼女は、テラを生きる普通の人々が想像もつかないような程の経験を経ている。
彼女に救われたエリオット少年(後のロドス術師オペレーター・パッセンジャー)等、彼女との縁を持つ存在は多い。

+ 正体?-

ライン生命絡みの因縁の解決編にして、テラに隠された真実の一端が明らかになる大型イベント「孤星」にて、彼女の正体についても少しだけ開示された。
彼女の本名は「Ama-10」。まるで機械の型番、あるいは実験体へのコードネームを思わせる、明らかに人につけるものではない言葉が彼女の本当の名。
そして本人の口ぶりや彼女の本名を知るものの発言から察するに、彼女はアンドロイドや人造人間の類である可能性が高い。



ちなみに、実は元々中国版βテスト時には編成出来るユニットとしても存在していたのだが、その時の回復役でありながらスキルで攻撃型トークン(上述したMon3tr)を召喚出来るという性能がゲームバランスを崩壊させかねないと判断された故か、正式版配信後はしばらくの間ユニットとしては実装されていない状況が続いていた。
そして、大陸版では2021年5月に、グローバル版では2021年10月に晴れて実装。βテスト時から多少弱体化した部分もあるものの基本的にはほとんど当時のままでユニット化となったが、ゲームの環境が進んだ為かそれほどぶっ壊れというレベルでもない絶妙な強さとなっている。他にも強いオペレーターが増えすぎた



◇クロージャ
声優:不明(※)
絵師:唯@W
種族:サルカズ(悪魔型/吸血鬼) 


可愛いクロージャお姉様ロドス艦内の運営やメンテナンスを担当する☆42オペレーターエンジニア*4
ゲーム内では主に購買部(ショップ機能)や基地のチュートリアルを担当している。ちなみに、現在はいくつかのオペレーターのビジュアルにも実装されているLive2Dだが、当初はショップ内の彼女の立ち絵にのみLive2Dが実装されていた。
ケルシーと同様ロドス内でもかなりの古株であり、記憶を失う前のドクターを知る人物の一人。またロボットオペレーターであるLancet-2やCastle-3は彼女によって改造された。
「彼女がいなければロドスの運航もままならない」と言われるほどの優秀なエンジニアであることは事実だが、それ以上に極まった変人。
幾度となく度を超えた悪戯をやらかしているらしく、ケルシーからは相当こっぴどく叱られているが態度を改める気配はない。
ただ最近はさらに輪をかけた変人がエンジニア部に集まりがちなせいで相対的に被害担当みたいな扱いが増えだしてきている


なお、彼女は現時点でユニットとして実装されておらず、ゲーム中でもボイス付きで話す事は無い。
この為長い間「担当声優なし」という状態だったのだが、大陸版の2周年を記念したショートアニメ『クロージャの機密ファイル』という日本語音声付きの動画が公開。後にシリーズ化したものがbilibili(大陸版)およびYouTube(日本版)の公式アカウントで定期的に公開されるようになったのだが、その中ではバンバン喋りまくっている。
ただし当該動画にはクレジットタイトルが無い為、2021年11月現在においても公式的な声優は未だに不明。この為、「全キャラの中でもトップクラスの台詞量を喋っていながら誰が担当しているか分からない」という何ともおかしな状態になってしまっている。


+ その他ロドス関係者-

◆エリートオペレーター

何らかの能力に秀でた一部オペレーターによる精鋭チーム。また単に能力が高いだけでなく、ロドスの信念に殉じることが出来るかという部分も選考基準になっている。
構成メンバーのコードネームは英語表記で示されている。(プロローグから登場していたAce、舞台裏を駆け回っていたScout等)。セリフや第三者からの言及のみの出番の人物が多いが、それでも中々濃いメンツが揃っていることが分かる(ショタジジイ疑惑のあるLogosや、母性の塊とされるRaidianなど)。



◇ブレイズ
声優:中原麻衣
絵師:唯@W
種族:フェリーン(猫型/黒猫)


エリートオペレーターの一人。巨大なチェンソーを携え、爆炎と共に現れる豪快な姉貴。あとスカートがすごい短い。見えそう。
龍門での動乱にて大爆発と共に乱入し、ロドスと龍門の窮地を救った。
正義感が強く曲がったことが許せない熱い人物だが、少々行き過ぎた所もあるため仲間達から制止される場面が多々見られる。
かつては単純な熱操作アーツしか出来なかったが、血を吐く様な猛特訓の果てに周囲を消し飛ばすような大爆発や、爆発を用いた大ジャンプ等を会得した努力家。
しかし、火力を高めるために自分の血を用いている描写があり、文字通り「己の身を削りながら」戦い続けている諸刃の剣でもある。*5
あまりにも豪快かつ破天荒な戦闘スタイル故に「彼女との共同作戦は自殺行為」「トラウマになる」との評判。それでも自ら最前線を突っ走り、何よりもロドスの信念の為に戦う姿勢から仲間からの信頼は厚い。



◇ロスモンティス
声優:小倉唯
絵師:唯@W
種族:フェリーン(猫型/白猫)


エリートオペレーターの一人。一見するとアーミヤに比肩するほど小柄で儚げな印象の少女だが、その実サイコキネシス染みた強力な物理干渉型アーツの使い手。
立ち絵でも携えている巨大な鉄塊のようなインパクト抜群のアーツユニットを投擲し、広範囲の敵陣地を破壊し尽くす殲滅戦のスペシャリスト。あと背中に背負っている謎の球体を備えたホルダーが、その世代のドクターから「ビーダマンのマガジンにしか見えない」と良くネタにされた
しかしその強力な能力の代償として記憶を失ってしまうという症状を抱えており、さらにアーツユニットを媒介しなければ能力の指向性を付けられず無差別な破壊をもたらしてしまうなど、かなり不安定な存在。
その設定もあってかロドス陣営の中でもメインストーリーでの登場は比較的遅めとなったが、登場以降はメインキャラクターの一人としてその切り札とも言える破壊能力、そして彼女が記憶欠落という代償を抱えながらもエリートオペレーターとして戦いに向き合う事がストーリー上で大きくクローズされている。
イベント『翠玉の夢』にて人体実験の被験者だったことが判明し、『孤星』にて彼女を改造した存在との決着がついた。


ちなみに実は彼女には専用のイメージソングが制作されている(後述)。
ただし、歌っているのは彼女の声優である小倉唯氏ではなく水瀬いのり氏(こちらも「アルケット」というオペレーターとして本作で声優を務めている)であり、小倉唯氏が歌唱を務めるイメージソングも別に制作されている。


◆行動隊A4 / 行動予備隊A1 / 行動予備隊A4 / 行動予備隊A6

戦闘オペレーター複数名による小隊。メインのA4に加え、予備隊が3部隊ほど確認されている。
行動隊A4…仮面の剣士ヤトウ率いる古参の小隊。
行動予備隊A1…元警備員のフェンと彼女の昔の同僚、及びその血縁者で構成された小隊。
行動予備隊A4…気弱なお嬢様メランサと、彼女を支える仲間たちで結成された小隊。
行動予備隊A6…元ファッション雑誌編集者のオーキッドと、一癖も二癖もある変人たちが集う小隊。


◇ドーベルマン
声優:種崎敦美
絵師:LLC
種族:ペッロー(犬型/ドーベルマン)


元・国境警備局所属の鬼教官。通称「ドーベルマン教官」。
厳しそうな顔つきに違わぬ人物で、彼女のスパルタ訓練はロドス内でも恐れられている。
ロドス行動隊は彼女の指揮下にあり、各部隊の隊長・隊員は彼女に鍛え上げられてきた。
彼女も記憶を失う前のドクターをよく知っている様で、色々と気にかけつつ記憶喪失でも褪せない優れた指揮能力を評価している。
自他共に厳しいが、実はロックやヒップホップが大好き。少し若い頃は毎日ギターを持って歌っていたらしい。


教官なだけありチュートリアル担当。序盤は彼女とジェシカの新兵訓練の回想、後半からはドクターの記憶喪失を補うためのリハビリとしてチュートリアルが進んでいく。
能力は周囲のユニットの強化。彼女と同系統のオペレーターは警官隊長や宗教的な司祭、マネージャー(元騎士)等の「誰かを導く」職の者が多い。


◆S.W.E.E.P

ロドス内に存在する特殊部隊。隊長はアスカロン。汚れ仕事専門の傭兵スカベンジャーとケルシーの懐刀レッドがここの所属扱い。後述するプラチナも属する。
色々と謎が多く、何をやっているかは明らかにされていないが、所属するメンバーからして表沙汰に出来ないような事を引き受けるのは間違いないと思われる。


◇レッド
声優:小清水亜美
絵師:infukun
種族:ループス(オオカミ型)


S.W.E.E.Pに属する「ウルフハンター」。真っ赤なコートを羽織りバタフライナイフ片手にターゲットを抹殺していくロドス一の暗殺者。
高い身体能力と「オバアサン」と呼ばれる人物から学んだ隠密・暗殺技術を活かし、現在の主人であるケルシーの為に戦場を駆け抜ける。
ループス族オペレーターは彼女を見ると激しい恐怖心に駆られるらしく、口を揃えて「アイツが恐ろしい」と口にする。
一方で長身の銀髪美女という外見に反し、性格は子供のように純粋で幼い。自分を怖がる他のループス族に対しても「尻尾をモフらせて欲しい」と可愛らしい事を口にしたりする。
低いコスト、短い再配置時間、短時間での火力ブーストor周囲へのスタン+ダメージと、いわゆる「差し込み」運用を前提とした文字通りの「暗殺者」。
孤立したターゲットを狩り取る、足止めを行う等小回りのきく性能をしている。
王子の経験がある人には道化師ローグを思い浮かべてもらえばわかりやすいか。アークナイツは再配置が可能というのもあり、より明確な特性を持つユニットとなっている。




◆レユニオン・ムーブメント

源石病の感染者だけで構成されているレジスタンス組織。また作中における略称はレユニオンとして呼ばれている。
それとレユニオンの行動理念は暴力行動を用いて感染者の権利を取り戻すことを目論む。
当初はごく普通の集団であったが、時を経るに連れて感染者への風当たりと迫害が悪化した結果、一つの大都市を陥落させる程の武力を持つ。
構成員の大半は迫害等の影響で死んだ家族や友人への復讐で参加している。
メインシナリオにおける【覚醒】(序章~3章)、【幻滅】(4章~8章)における最大の敵対組織であり、プレイヤーは彼らを通して単なる敵味方の関係で区別できないテラの世界における感染者の実情を垣間見ることとなる。


ダブリュー
声優:竹達彩奈
絵師:唯@W(敵立ち絵) / liduke(プレイアブル立ち絵)
種族:サルカズ(悪魔型)


レユニオンに雇われているサルカズの傭兵。ドクターの過去を知っているようで、意味深な発言でドクターたちを惑わせる。
肩から下げた得物は自動小銃ではなく投擲武器。地雷、グレネード、設置爆弾等様々な爆薬を用いて戦う爆弾魔。
時には味方であるはずのレユニオンすら煙に巻き、誰にも従わず誰にも靡かない自由気ままな振る舞いを見せる。


中国版一周年記念の生放送にて先行でプレイアブル化が決定し、日本版でも2020年12月にプレイアブル化。
期間限定スカウトでのみ登場し、恒常では手に入らない。
グレネード弾による遠距離砲撃に加え、相手に直接設置する爆弾や攻撃範囲内にランダム配置される地雷など、相手を罠にはめることに秀でる。
全てのスキルにスタン効果がついており、相手を足止めして一網打尽にする事ができる。

+ ネタバレ-

その正体はロドスの前身組織と思われる「バベル」の元メンバー。
元々は戦場を放浪していた孤児で、「W」の名は拾った武器の持ち主の名前を受け継いだもの。
育ての親とも言える傭兵ヘドリーとイネスの下で様々な戦闘技術を得た過去がある。


バベルに所属していた頃、カズデルの二人の王の片割れたるテレジアと出会い、彼女に心酔していた。
その後、テレジアの死を機にバベルを離れ、ヘドリーとイネス共々レユニオンに合流した経緯を持つ。


テレジアの死に関わっているドクターとケルシーには恨み半々信頼半々の複雑な思いを抱いており、
記憶喪失を機に善良な性格となったドクターに対しては不審さを感じながら接している。


◇タルラ CV:坂本真綾(アニメ版)
レユニオン・ムーブメントの指導者。
彼女の圧倒的なカリスマによって、一枚岩ではないレユニオンをなんとか一つの組織として機能させる事が出来ている。
格調高い洋服に身を包み、常に冷静な様子を崩さない。
彼女の扱うアーツは、解放すれば当たり一面を融解させる力量を持ち合わせている。
未だ謎の多い人物だが、とあるキャラクターと昔は親しかった等の断片的な情報が公開されている。


◇CrownSlayer/クラウンスレイヤー CV:千本木彩花(アニメ版)
フードをかぶったパーカー姿の女性。種族は恐らくループス(オオカミ型)。
レユニオンの幹部であり、後方錯乱や暗殺任務を得意としている。気配を消して標的の目の前に現れたり、口から煙幕を吐く等の暗殺特化の能力を持つ。
とある事情からケルシーやウルサス帝国の人間を恨んでおり、復讐のためにレユニオンに入った。
他のボスと比べて重量が軽いためゲームに慣れたドクター達からは強制移動のおもちゃにされている。サッカーしようぜお前ボールな!


◇Skullshredder/スカルシュレッダー CV:松田利冴(アニメ版)
レユニオンの幹部で、突撃部隊の隊長。ガスマスクを被り素顔は不明。
大鉈とグレネードランチャーを装備しており、遠距離からの爆撃と近距離での滅多切り攻撃で大暴れする。
非常に血気盛んな人物で、自身とその配下たちは「感染者の自由の為に戦う」という熱意に溢れている。
一度はロドスとの戦闘で死んだと思われたものの、再度現れ立ちふさがるが……?

+ ネタバレ-

本名はアレックス。2章にてロドスに保護された少女ミーシャ(アニメ版CV:松田颯水)の生き別れの弟。
レユニオンはミーシャを狙っていたのだが、彼はもちろん姉と知っており、可能であれば共に居られるようにと望んでいた。
だが姉弟の再会から程なくして、皮肉にもアレックスはアーミヤの手で殺されてしまう。


弟の死、そしてレユニオンの苦しみを目にしたミーシャは自らの意思でレユニオンにつくことを選び、アーミヤに別れを告げる。
それでも否応なく戦いは続くが、そこに「死んだはずのスカルシュレッダー」が現れる。
……アーミヤはそれが弟の装備を纏い成り代わった姉の姿だと気づいていても、戦いを避けることはできなかったのだった……


この一件はアーミヤにとって以降もトラウマ事案が続く中で最大のトラウマと言える出来事となった。


なお、アニメ版第1期はそんなこのエピソードまでを基にしたアニメ化である。それでこそアークナイツ


◇Mephisto/メフィスト CV:天崎滉平(アニメ版)
白い服装の少年。同時にレユニオン幹部。
残酷かつ残虐、殺しや暴動をゲームの様に楽しむサイコなショタ。
後述のウルサスの学生達等、様々な人物の命や心を踏みにじり弄んだ危険人物。
彼の配下は皆、精神に異常をきたしているような素振りを見せるが……?

+ ネタバレ-

源石を用いた寄生体を作り、他人の体内に侵入させるという能力を使う。
彼の配下は寄生体によって彼の操り人形と化しており、肉体の侵食が進むと身体から大量の結晶を生やした異形と化す。


本名はイーノ。元々は心優しく純真な性格で歌うことが好きだった。
しかし、家族からの虐待とその影響による感染により精神崩壊。現在の残酷な性格に変貌してしまった。


◇Faust/ファウスト CV:堀江瞬(アニメ版)
黒い服装の青年。メフィストの相棒にしてレユニオン幹部。
寡黙で多くを語らず、冷静に敵を射止める狙撃のプロ。
各所に設置した自動バリスタと自身の射撃を組み合わせて、多方向から標的を撃ち抜いていく。
どういうわけかメフィストの事を常に気にかけており、彼の蛮行に顔をしかめることも多い。

+ ネタバレ-

本名はサーシャ。メフィストとは昔から親友同士。自分も虐げられているにも関わらず、孤児の自分に優しくしてくれた彼を守ろうと思っていた。
が、狂人に成り果てたメフィストが自分の発言を曲解して次々と殺戮を繰り返すために、何も言えなくなってしまったという背景がある。


◇Frostnova/フロストノヴァ CV:高垣彩陽(アニメ版)
レユニオンの幹部で、「スノーデビル」と呼ばれる特殊部隊を率いる。
強力なアーツを駆使する、氷のように冷たい人物。
その前評判通りの冷酷無慈悲な人物と噂されているが……?

+ ネタバレ-

メインストーリーの6章でのメインヒロインとも言えるキャラクター。
ひょんな事からドクターと二人きりになり、様々な話をする事となる。


ロドスとの決戦時には互いに譲れないものの為に、文字通り自分の命を燃やして勝負を挑んてくる。
戦いの末、「ロドスの一員」となった彼女は……。


彼女との最終決戦は屈指の難所として有名。
ステージ自体の難度もさることながら、ランダム即死攻撃*6のせいで運ゲー要素が非常に強く、攻略や安定周回を求めるドクターの大きな壁として立ちはだかる。


◇ Patriot/パトリオット CV:銀河万丈(アニメ版)
レユニオンの幹部で、かなり大柄な男で鹿のようなマスクをしている。
声帯が鉱石病に侵されており、文節ごとに区切るような話し方をする。
レユニオン構成員からは「パトリオットの大旦那」と呼ばれ恐れられている。

+ ネタバレ-

かつて「ウルサスの英雄」と呼ばれた帝国の元軍人。本名はボジョカスティ。最後の純血のウェンディゴ。
フロストノヴァの育ての親でもある。年齢はなんと200歳越え。
テラの世界における最強の武人の一人。槍を投擲するだけで目標地点にクレーターが出来る正真正銘の化け物。


◆龍門(ろんめん)

炎国の移動都市の一つ。香港がモデルと考えられる。執政者であるウェイ・イェンウ長官の統治により、経済は非常に高度に発展している。高層ビル群が立ち並ぶ一方で、発展から取り残されたスラム街も存在する。



◇チェン 
声優:石上静香
絵師:唯@W
種族:東洋龍


龍門近衛局の特別督察隊に所属する隊長。厳しくも正義感のあるエリート警官として活躍している。
身体能力は非常に高いのだが、アーツ制御に関してはからっきしダメである。
……ただし、アーツ制御が出来ないだけで、彼女が持ちうるアーツの力は非常に強い。専用武器「赤霄」以外の武器はものの数秒で壊れてしまうほど。
スタンスとしては感染者に否定的であり、一切の情を見せず対処すべきと考えている。
チェルノボーグ事変を乗り越えてやってきたロドスの事は感染者の集まりという事もあり最初は疎み怪しんでいたが、共同戦線を張るうちに見直しはじめた。
ある場面ではアーミヤの後悔に対し、「これから同じ様な事が何度も起こる」「情を持つのは良いが情に呑まれるな」「そして感染者を救いたいのであれば、自分を見失わずにいてほしい」と厳しくも彼女の気持ちを汲んだ檄を飛ばしている。
性能はというと、爆発的超火力。それに尽きる。
どのスキルも瞬間的に凄まじい火力を叩き出す事ができ、上手くハマればとんでもない一撃で相手を沈黙させることも。

+ ネタバレ-

自身も感染者(叔父であり統治者のウェイによって伏せられていた)であり、タルラとは異父妹。
表向きには彼女も感染者を差別していたのだが、内心では全員を救いたいと思っており、それ故に必死に戦い続けていた。
しかし、ウェイの行った「スラムに潜む感染者を見つけ次第抹殺し、一掃する」という非情な政策、そして自身の源石病を隠し続けていた事に憤慨。
叔父と袂を分かち、龍門を去るという選択肢を選ぶ。自身を案じあえて厳しい言葉と態度で止めようとしたホシグマとの決闘を制し、バイクを飛ばして街を後にした。
龍門を離れた彼女が向かう場所、それはロドス・アイランドであった。


◇ホシグマ 
声優:安野希世乃
絵師:infukun
種族:鬼


上述の龍門近衛局に所属する警官の一人で、見上げるほどの巨躯と長い一本角が目を引く女性。
その恐ろしげな風貌に反して丁寧で生真面目な人物。だが、オフでは酒を愛する気さくな酒豪。
刃の付いた三角形の盾「般若」を片手に、身を守る防具と敵を叩き潰す武器として使いこなす。
元々は無益な殺生を好まないマフィアであったが、とある出来事を経て龍門近衛局にスカウトされた。
守りも攻めも出来るハイスタンダード。敵をガッチリと受け止め、カウンターダメージや範囲攻撃で相手するいぶし銀な漢女おとめ


+ 他勢力-

◆BSW(ブラック・スチール・ワールドワイド)

クルビア地方に本社を置く警備会社。ロドスとは感染者のアレコレで互いに交流を始め、現在は実質的な業務提携状態にある。
感染者となった為ロドスへ治療を受けに来たフランカ、そのフランカの相棒であるリスカム、
チュートリアルでロドスのオペレーターと共に戦闘訓練を受けていた見習い社員ジェシカ等が属する。
特性上、生真面目なオペレーターが多く、彼女たちの服装や装備も「警備会社」といったデザイン。


◇ジェシカ 
声優:広橋涼
絵師:m9nokuro
種族:フェリーン(猫型/黒猫)


BSW社の見習い社員。ロドスに出向してきた派遣社員として、ドーベルマン教官の訓練を受ける事となる。
気弱でアガリ症気味だが、ハンドガンによる射撃の腕はピカイチ。
実は筋金入りのガンマニア兼お菓子マニア。彼女の給料の殆どは銃の弾薬とお菓子に消えているとか。
……そしてとてつもないほどのお金持ち。彼女が使う銃も弾丸も全て自腹を切っており、一発辺りのコストを聞いたとあるオペレーターは目が飛び出る程に驚いていた。
お菓子についても購買からまるごとお菓子が消える程には買い込むらしい。
回想秘録にて、レイジアン工業の令嬢の末っ子であることが判明した。
このゲームのチュートリアルは、新人オペレーターの彼女と教官のドーベルマンの訓練風景という形で進んでいく。
煙幕を展開して一時的に回避能力を得るスキルを保有。低い耐久をこれで補える。



◆ペンギン急便

龍門に拠点を構える、文字通り「何でも運ぶ」事をモットーとする運送会社。食料や日用品はもちろん、武器や戦力そのものすらお届けする戦場のトランスポーター達。
社長であるエンペラーは伝説的ラッパー「E-Bro」と、マフィア界の大物としての顔を持つ。
謎多き一匹狼テキサス、パリピ天使のエクシア、戦って踊れるアイドルのソラ、コテコテの商人キャラなクロワッサン等、中々に濃い面々が揃う。


◇テキサス 
声優:田所あずさ
絵師:幻象黑兔
種族:ループス(オオカミ型)


ペンギン急便のトランスポーターの一人で運転手。口数少ない寡黙な女性。
自身について多く語らないが、生まれ故郷の「シラクーザ」にて名の知れた一族の末裔だとか。
彼女へ強い執着を見せる狂人ラップランド、彼女にあこがれてペンギン急便に加わったアイドルのソラ等、彼女には謎の追っかけが多い。
戦闘時にはレーザーブレードの様な原石剣と呼ばれる物を用い、敵を斬りつけたり雨の如く降らせる等の戦法を取る。
名前からして切りつけられたら感染待ったなしである
スキルを使うと広範囲に剣を降らせ、相手をスタンさせつつコスト回復が可能。クールタイムが短く、何度も連発していける。


◇エクシア
声優:石見舞菜香
絵師:幻象黑兔
種族:サンクタ


ペンギン急便のトランスポーターの一人。楽観主義者で、享楽的に生きている。宗教国家「ラテラーノ」出身のサンクタの女性。
パーティー好きでフレンドリーな態度からは陽キャのパリピという印象を受けるが、その一方でラテラーノ人らしい敬虔な信仰心の持ち主でもある。
ゲーム上では愛銃を用いた射撃間隔の短さが強みで、ドローンの迅速な撃墜や防御の低い敵の掃討に長けている。また、スキルを発動するとさらに連射に特化し、実質的に短時間に大ダメージを与えることができる。


◆ライン生命

ロドスと同じく、医療系の研究を主としていた機関。一見は普通の研究所だが、裏では何やら人道に反した研究を行っている。
その他にも発信機入りの試作武器をわざと裏市場に流してデータを取ったり、ある目的の為1つの企業の上層部を汚職の冤罪でまとめて逮捕させたりと、やることはかなりキナ臭い。
ライン生命が生み出した『研究成果』たる炎使いの少女イフリータと、それを囲む様々な人間模様が昼ドラじみていると揶揄される。
上記のイフリータの母親代わりであるサイレンス、ロボットの様な喋り方をするデータアナリストのフィリオプシス、ある事情からライン生命を離れていた元・警備課主任のサリア、気さくな機械工メイヤー、好奇心旺盛な観測員マゼランがここに属する。
ロドスに来ているライン生命所属メンバーの装備・服装は何処か幾何学的な意匠を取り入れている。また、ほとんどがライン生命のやり方をよく思ってなかったり、既に辞職している者が多い。


◇イフリータ
声優:花守ゆみり
絵師:NoriZC
種族:サルカズ(悪魔型)


ライン生命にて「治療」されていた少女。凶暴で男勝り、そして少々子供っぽい性格。
高熱や炎を操る力を持ち、特製火炎放射器*7で戦場を焼き尽くす。
彼女のこの力は後天的に持たされたものらしく、制御が難しい描写や何らかの反動に苦しんでいるシーンも。
存在そのものに秘密が多く、プロファイルが何者かの手によって警告文と共にバグらされている。おそらく下記のサイレンスかサリアの仕業と思われる。
戦闘においては前方5マスを一気に術攻撃するという稀有な能力を持つ。


◇サイレンス
◇サリア
声優:鬼頭明里(サイレンス) / 井口裕香(サリア)
絵師:NoriZC
種族:リーベリ(サイレンス 鳥型/フクロウ) / ヴィーヴル(サリア ワイバーン型)


ライン生命の元・研究員。イフリータを共同研究成果として「生み出した」女性たち。
かつてはイフリータも交えて三人仲良くやっていたが、研究所内で発生したイフリータの暴走事件から互いの理想、方針によって決裂。
それぞれ別々の時期にライン生命を出奔してロドスに来たが、現在は顔を合わせるだけで険悪な雰囲気になったり口喧嘩をしてしまう状態に。
それでも互いが互いを嫌いになりきれず、燻る思いを抱えて悶々としている。


サイレンスはイフリータの後見人で現在の親代わり。イフリータの保護と自身の源石病治療、医療オペレーターとして技術提供の為にロドスへ訪れた。
大きな丸メガネを掛けた温和な女性だが、自分とイフリータを含める感染者達の救済、そして「病の根絶」を目指して戦う立派な人物。
方針としては「ライン生命の裏にある真実を探りたい」。
周囲を回復させるドローンを呼ぶスキルを持ち、自分から遠く離れた場所でも回復が可能。


サリアは重装オペレーター兼科学研究員としてロドスに合流した。融通のきかない超絶真面目な堅物女性。*8
ライオットシールドと注射銃を持った長身の女性。カルシウムを自在に制御するアーツを使い、防壁を作り出したりや肉体を硬化させる。
「自分がいる限りは仲間を絶対に傷つけさせない」と、文字通り皆を守る盾として戦う武人。
方針としては「ライン生命の技術に頼らずイフリータを救いたい」。
その信条を反映してか、周囲ユニットの回復スキルを有している。高火力な敵に対するダメ押し耐久や医療系ユニットが制限されているステージでは大活躍する。
ライン生命の創設者の片割れであり、在籍中は警備課主任を務める。公正無私で厳格な振る舞いは上級職員でさえ恐れるほどの存在。
公式配信された漫画内の恐れられていたイメージ図が某世紀末救世主にしか見えないと専らの評判。

◆カランド貿易

閉鎖的な雪国イェラグにおける、唯一の外との窓口。貿易と銘打っているものの、実態は軍閥組織であり、領主シルバーアッシュ率いる独立勢力。
領主の妹であるクリフハートの感染をきっかけに、シルバーアッシュがドクターと一対一で交渉するという条件で協力してくれている。
先述したクリフハート、シルバーアッシュの執事クーリエ、護衛兵マッターホルンがここに所属。シルバーアッシュ自身も最高レアリティのオペレーターとしてプレイアブル化している。
また、ある事情からイェラグの宗教的リーダーのプラマニクスも秘密のルートでロドスへやってきており、同じくカランド貿易所属扱いとなっている。
プラマニクスもシルバーアッシュの妹なのだが、兄とはひと悶着あったようで…?


◇シルバーアッシュ
声優:小西克幸
絵師:竜崎いち
種族:フェリーン(猫型/ユキヒョウ)


イェラグの軍閥「カランド貿易」のトップにしてシルバーアッシュ家の当主。
幼少期に彼の両親は政敵によって殺され、その後ヴィクトリアで現代的な教育を受けた彼は、帰国後カランド貿易で現代産業の輸出入を独占したことで巨額な資本を生み出した。
不敵な振る舞いを常に崩さず、ドクターに対して一見は友好的だが内心で何を思っているかは不明。ドーベルマンやケルシーからは露骨に警戒されている。
現状は妹のクリフハートをロドスで治療してもらいつつ、「互いの決め事は私とドクターの一対一で話し合って決める」という条件付きで協力してくれている。
なにはともかく高火力MAP兵器スキル「真銀斬」の強力さが有名。あまりのインパクトゆえに本名ではなく真銀斬と呼ばれてしまうことも……。



◇プラマニクス
声優:早見沙織
絵師:竜崎いち
種族:フェリーン(猫型/ユキヒョウ)


イェラグ内の宗教的トップである「カランドの巫女」。同時に、シルバーアッシュ家長女。
カランド貿易のシルバーアッシュは実の兄であり、政治的にも関わり合いが多いのだが現在は不仲。
宗教勢力がカランド貿易を良く思わない為、反・シルバーアッシュ派の神輿として祀り上げられている節もある。
兄とのすれ違いは彼女が「カランドの巫女」に選ばれた経緯に関連しているらしく、「今の兄様には失望している」と述べるが……。
一見神秘的な振る舞いをするが意外にもサボり魔。ロドスにお忍び亡命してからは、ちょくちょくサボっている姿が見受けられる。
自身の周囲に防御力低下デバフをばら撒ける。兄と合わさればどんな敵もみじん切りに。



◆騎士

カジミエーシュ領には「騎士」と呼ばれる特権階級が多く存在し、国を守るための軍人として戦う傍ら貴族のように振る舞う者もいる。
追放された「耀騎士」ニアール、奴隷に等しい身分から自身の力のみでのし上がったグラベル、騎士殺しの騎士プラチナ等、様々な騎士が存在する。
騎士競技会というスポーツ大会も存在し、日夜様々な騎士が決闘を繰り広げて民衆を湧かせ……
―――その背後で、「商業連合会」という組織により利益と利権で全てが決められてしまう、歪で禍々しい暗部が蠢いている。


華やかな裏で色々とキナ臭く、ある意味で企業に支配されたディストピアたるカジミエーシュという国を象徴する存在の一つである。


◇プラチナ
声優:茅野愛衣北島瑞月*9
絵師:Skade
種族:クランタ(馬型)


プラチナはカジミエーシュ無冑盟所属のアサシンで、機動作戦や殲滅戦といった高水準スキルを持ち合わせている。
仕事であれば殺す相手はクズだろうが聖人のごとし善人であろうが子供だろうが問わない、本物の暗殺者。故にS.W.E.E.P.の一員となっている。
彼女のコードネームは組織のキラーランクをそのまま使用したもので、「私が最強だから最高ランクのプラチナでいいよね?」との事。*10
普段はぼんやりとした言動だが、戦場に出るとクールな雰囲気へ一変。自慢の弓で敵を射止めていく。
カジミエーシュで起きた一件からニアール、及びその妹ブレミシャイン、彼女らの叔母であるウィスラッシュとは因縁があり、本人はぼかしているものの向こう側からはあまり快く思われていないようだ。
彼女の仕事と、カジミエーシュでの一件についてはイベント「マリア・ニアール」と「ニアーライト」で描かれ、そこで彼女がなぜ無冑盟を辞めてロドスにやってきたのか、なぜドクターに特別な想いのようなものを向けるのかが判明した。
「攻撃速度が遅くなれば遅くなるほど攻撃力が上昇する」という特殊なパッシブスキルを持っており、文字通りの重たい一撃を相手に撃ち込んでいく。



◆グラスゴー・ギャング

ロンディニウムのスラム街を根城としたギャングチーム。
リーダーであるアスラン(ライオン型種族)の少女シージと、彼女の右腕インドラによって統率されており、「ただの街のごろつき集団とは思えない」様なコンビネーションと戦闘能力を持つ。
シージ自身に謎が多く、インドラ達構成員は彼女を守るように振る舞っている。
所属メンバーはまさにギャングといった感じのパンクファッション。


◇シージ
声優:川澄綾子
絵師:infukun
種族:アスラン(ライオン型)


ヴィクトリア王国の首都と思われるロンディニウムでストリートギャング「グラスゴー」のトップを務めている。
どこか達観気味の性格をした少女。ある日ふらりとスラムに現れ、圧倒的なカリスマによりグラスゴーをまとめ上げた。
ボイスやプロファイルから察するに、彼女はどうも本来はやんごとなき身分の高貴な立場だったと思われる。
…というか、出身地のモチーフがイギリスベースだったり、知り合いに「ガウェイン」や「モーガン」という人物がいたり、中の人中の人だったりと、なんとなくだが彼女の出自やモチーフには大方の予想がつくだろう。
大方の予想通り11章でヴィクトリアの元王族だったことが明かされた
自分を含む周囲のユニットが敵を倒す度にSPを回復する能力がポイント。スキル2の大ジャンプ攻撃も強力。



◆ウルサス学生自治団

プロローグで崩壊したチェルノボーグ領に住んでいた学生たちで構成される小規模な組織。「住む場所を提供してもらう代わりに、自分達も役に立ちたい」とロドスへ交渉し、現在オペレーターとして働いている。
スケバン姉御肌なリーダーのズィマー、料理が大好きな明るい性格のグム、冷静沈着なブレイン役のイースチナ、元貴族のロサが該当。
学生なので全員服装はブレザー。また、全員種族はウルサスで統一されている。
ここだけ見れば「ただの学生の集まり」だが、彼女たちはチェルノボーグ事変で大なり小なり心に傷を負っており、動乱から生き延びるために文字通り何でもしてきた。
彼女らの過去が語られるイベント「ウルサスの子供達」はアークナイツ最欝イベントとも評されるレベルのモノとなっている。


◇ズィマー
声優:小清水亜美
絵師:Skade
種族:ウルサス(クマ型)


チェルノボーグ出身者で構成されたウルサス学生自治団の団長。
事変以前から学生自治団同士による闘争に明け暮れ、周辺の自治団から「冬将軍」という二つ名で呼ばれている。
一言で言えば「女番長」。故郷を実質的に滅ぼされた仲間たちの面倒を見るため、姉貴分として頑張り続ける。
二つ名の由来は恐らく、1812年に行われたナポレオン一世によるロシア出兵と思われる。
ただのスケバン娘ではなく、彼女は仲間たちの為に両手を文字通り真っ赤に染めてきた過去がある。
同じ先鋒にバフを入れるパッシブ持ち。前半戦の安定を高める。



◆アビサルハンター

海より現れる「シーボーン」という怪物を裏で撃退していた者たち。海の底の国「エーギル」の軍事部隊の1つ。
''シーボーンの血を体内に入れた改造人間たち''で構成されており、いずれシーボーンと同様の存在に成り果ててしまう代わりに超人的な身体能力を得ている。
精神に異常をきたした修道女スペクター、流れの傭兵スカジ、サンクタの銃に憧れるガンマニアのアンドレアナ、そんな彼女らの上司であるグレイディーアがゲーム内ではここの所属とされている。
所属キャラのほとんどが種族不明扱いとなっており、モチーフが海洋生物なのが特徴。所属メンバーは「大型の怪物を退治するための戦法」に詳しいとされる。
その他にはアビサルハンター所属ではないが毒使いの狙撃手アズリウスがスペクターの知り合いらしく、彼女も「大型の怪物を退治するための戦法」に詳しい。


◇スカジ
声優:佐藤利奈
絵師:alchemaniaC
種族:不明(シャチ)


「厄星」の名で恐れられる傭兵。大剣を片手に立ちはだかる敵全てを蹴散らす文字通りの超人。
異様な怪力、並み居る敵全てをぶち壊しながら突き進む戦闘スタイル、一切の容赦を見せない冷徹さからロドス内では浮き気味だったが、気づけばヒーロー視じみた謎の人気を得ていた。
基本的にぶっきらぼうかつ冷たい言動で、その上言葉が足りないので勘違いされがちだが、自分に近づく人間が不幸になるのでそれを避ける為にそう振る舞っているだけである。
なので自身を恐れないドクター等の一部の人物には心を開き、クーデレとしての側面を見せる。実は歌うのが好きで、彼女の歌声はとても美しいという。
性能はというとザ・脳筋。火力を上げて、敵をぶん殴る。とてもわかりやすい。



◆使徒

戦場を渡り歩くボランティア医師団。感染者で主に構成される。
医療術師のナイチンゲール&シャイニングと、元・カジミエーシュの「耀騎士」ニアールが所属。
ナイチンゲールはある組織で人体実験を受けて身体をボロボロにされていたり、シャイニングはかつては「剣聖」と評される程の優れた剣士だったりと、何かと彼女らには重めの背景がある。



【種族】

◆ウルサス

クマモチーフの種族。名の由来はラテン語で「熊」を意味する言葉から。
クマ科らしくクマ耳と怪力の特徴を持ち、エフイーター以外は帝国出身。


◆ヴァルポ

キツネらしい耳と尻尾を持ち合わせている種族。名の由来はエスペラント語で「狐」の意味する言葉から。
細身で小柄な者が多い。


◆ヴィーヴル

ツノと尻尾を持ち合わせているワイバーンモチーフの種族。名の由来はフランスに伝わるドラゴンの一種から。
初見でのヴィーヴル族とサルカズ族の見分けがやや難しい。
フィジカルが非常に強い種族であり、背丈以上の大きさの破城矛を軽々と扱ったりF1マシンが激突してもF1マシンの方が心配されたり、素手でパワードスーツを貫通したりなどと枚挙に暇がない


◆オニ

その名の通り、立派なツノを持つ大柄な種族。
文字通り島国の鬼故か、極東出身者が中心で名前が和風の者が多い。因みに中国での「鬼」は死霊を指す。
ウルサス族と同様に戦闘能力が高く、傷の治りの速さや凄まじい筋力を誇る。
豪快で気さくな者が多い一方で、戦闘中に我を失いやすく、「鬼族の血には狂気が宿る」と揶揄される危うさを秘める。


◆クランタ

馬をモチーフにした種族。背が高く、持久力に優れている者が多い。カジミエージュ領出身者が大半。
騎馬警官のグラニはヴィクトリア国民だが、彼女の祖先がカジミエーシュからの移民であった。


◆コータス

長い耳を頭に生やしたウサギモチーフの種族。レム・ビリトン地方出身の者が非常に多い。
ポケモンやロバではなくてウサギである、イイネ?
サベージの昇進2のイラスト等でウサギが居るので、誰がなんと言おうとウサギである。


◆サルカズ

悪魔をモチーフにしており、尖った耳とツノを持ち合わせている種族。
出身者の大半はカズデルであり、感染者が非常に多いのが特徴。それ故に他種族からあまり良く思われていないらしい。
医療オペレーターのナイチンゲールの台詞では、サルカズの別称として魔族とも呼ばれている。
また、ワルファルリンとクロージャは「ブラッドブルード」と呼ばれる亜種で、吸血による栄養補給や長命等のヴァンパイア寄りの特性を持つ。


◆サンクタ

頭部の光輪と光翼を持ち、一部を除くと神話・聖書内の天使名という規則をもつ種族。
サンクタ族特有の能力として、ハンドガン以外の銃火器を扱う事が可能。彼らにとって銃は一種の「お守り」であり、思い思いの銃を一丁は保有する習慣がある。
また、同族殺しや法律違反を繰り返すことで光輪が黒く染まっていく特徴を持ち、その果てには「堕天使」と呼ばれる存在へ変化してしまうと言い伝えられる。
……とまあ、天使モチーフらしく一見は信心深さを感じさせる神聖な種族に見えるが、実は三度のメシよりスイーツと爆発が大好きというファンキーすぎる種族。街の中でとりあえず爆発が起こるのは日常茶飯事。
一般市民が柱を見て「あの柱綺麗だな……爆破したらもっと映えそう……」「そいつはナイスアイデアだな。興奮してきた。」となんともアレな会話を繰り広げるのは序の口。
法皇直属の聖騎士ですら「敵は撤退しました。私はまだ爆破し足りなかったのですが。」と言うレベル。キヴォトスかな?


◆フェリーン

見ての通りネコ科の種族なのだが、出身地によってはユキヒョウやトラ、普通のネコ等に分けられている。
但しライオンモチーフのアスラン族だけは別の種族となっている。


◆リーベリ

鳥類とペンギンをモチーフとした種族。種族名はラテン語で「自由」を意味する言葉から。
リーベリ族もフェリーン族同様にキャラ毎の細分化がされており、ヘラグやアルケットはグリフォン、サイレンスとフィリオプシスはフクロウといった感じ。
キャラの頭にはモチーフとなった鳥の羽を持ち、サイレンスやプリュムは大きな翼を背中に隠し持っている。


◆ペッロー

犬モチーフの種族。
ヴァルポ族に比べると大柄な傾向にあり、犬らしく真面目な人物や元気な人物等、まさに「ワンコ」といった感じのキャラが多い。


◆ループス

オオカミモチーフの種族。種族名の由来はラテン語の「狼」。主な出身地はシラクーザ地方。
同じく犬科モチーフのペッロー族、ヴァルポ族よりも好戦的な者が中心。
特殊なしきたり、領内での氏族争い、同族に恐れられる「ウルフハンター」のレッドの存在等、サンクタ族と別の意味での複雑な背景を持つ。


◆ロボット

読んで字の如く。レイジアン工業と呼ばれるメーカーが開発した特殊車両がここに属する。
人型や動物型ではなく、ゴツい車両型のメカが基本。だが、高性能なAIを搭載しており、無骨な見た目によらず感情豊か。


この他にも様々な種族が存在するが、キリが無いので割愛。
実際にゲームプレイしたり、wikiや考察等のデータベースサイトを参考にしていただきたい。



【ゲームシステム】

◆理性

ステージを攻略する際消費されるスタミナ。
ウィークリーミッションやキャンペーン等で定期的に入手したり、後述する純正源石で回復できる。


◆純正源石

合成玉への変換、理性の回復、ファッション(キャラスキン)等の購入に使われる。


◆合成玉

人材発掘(ガチャ)で使用する際に必要となるアイテム。
基本的にデイリー・ウィークリーミッション・殲滅作戦で入手出来る。


◆龍門幣

他作品でいうゴールド・ギル・マッカと同じ通貨。
レベル上げや昇進等で塵のように散ってしまう。


◆印

同一オペレーターを入手した際に貰える強化アイテム。
〇〇(キャラ名)の固有印、購買で手に入る★n(職業名)の汎用印がある。


◆演習

1日30回で理性を消費させずにステージ攻略が出来るシステム。
但し演習によるクリアは飽くまで演習扱いなので報酬は貰えない。


◆基地スキル

主に生産系・疲労回復・素材変換・スキル特訓等がある。
それと後述するレベルMAXや昇進システムを利用することで効果量が上昇する。



【作戦】

◆物語

ストーリーは章毎に構成されており、2023年4月現在では序章を含め11章までが実装している。
また1章毎に用意されているステージは、10+αとなっている。
2-8をクリアするとハードモードの強襲作戦が解放される。*11
3章をクリアすると、4章と9章に分岐する。難易度?知らね


10章以降は強襲作戦の代わりに、作戦環境と呼ばれる難易度システムが導入されている。
各ステージ毎に初回クリア報酬があり、特定のステージをクリアするとストーリーに関連した配布オペレーターなどの追加報酬が受け取れる。

物語体験環境

ストーリーを見るための環境で難易度が最も低い。
環境要素として味方のステータス増加、再配置時間短縮、初期コスト増加がある。
その代わりに報酬は初回クリアのみ、この環境で章クリアしても通常作戦環境以上の難易度は解放されない。


通常実践環境

従来の難易度相当。


厄難奮戦環境

強襲作戦相当の難易度。一部ステージでステージ構成が変化する。
最初からこの難易度でステージをクリアした場合、通常実践環境と物語体験環境も同時にクリアしたと見做され、初回クリア報酬をまとめて入手できる。
死地作戦はこの難易度でのみ解放される。


味方側にはコスト増加速度減少や特定種オペレーターのコストn倍、使用不可などの制限が掛かり、敵側にはHP増加、攻撃速度や移動速度アップ、重量増加*12、遠距離攻撃の射程距離増加などの強化が掛かる。
基本的に敵構成や出現パターンは変化しないが前述の要素によって、序盤のステージでも油断ならなくなる。クリアすると再度源石が入手できる。
5章以降にはそれぞれの章クリア後に、死地作戦と呼ばれる高難易度ステージが出現する。*13
その章で登場した敵の上位種が登場したり、強化されたボス達*14との再戦が待ち構えている。


◆物資調達

ステージをクリアする事で、育成アイテムや購買部で交換が出来るアイテム等を大量に手に入る。
曜日毎によって挑戦が出来るステージは決まってはいるが、合計5種類分が用意されている。
危機契約期間中は曜日ごとの制限が無くなる。


◇戦術演習

オペレーターのレベルを上げるための作戦記録が入手できる。
特殊ルール:コストの自然回復が無くなる代わりに敵を撃破した分だけ回復


◇空軍迎撃

スキル強化のためのアーツ学が入手できる。
特殊ルール:近接オペレーター使用禁止*15


◇貨物輸送

大量の龍門幣が入手できる。
特殊ルール:コストの回復速度半減、配置に遠近の制限なし


◇防御突破

購買部で使用する購買資格証を入手できる。
特殊ルール:毒ガスによりHPが徐々に減っていく


◇資源確保

基地施設の建造&レベルアップさせる素材の炭素材や、家具を購入するための家具パーツ(ネジ)が入手できる。
特殊ルール:敵が高防御主体


◆SoC捜索

後述する昇進で必要となるアイテムを獲得することが可能。
こちらも上述の物資調達と同様に、全4種類のステージが用意されている。
対象の職種の特性が活かしやすいステージ構成。


◇狙撃&術師

攻撃速度がやや落ちる代わりに対空攻撃力が上がる対空マスが設置されている。


◇前衛&特殊

遠隔オペレーター用の配置マスが非常に少ない。


◇重装&医療

防御突破同様、毒ガスでHPが徐々に減っていく。


◇先鋒&補助

配置したオペレーターのHPが徐々に回復する医療マスが設置されている。


◆殲滅作戦

合成玉の獲得を目的としたウィークリーコンテンツ。
ここでは作戦失敗が存在せず、一回の討伐数に応じて合成玉と理性(スタミナ)が獲得できる。但し、400体を討伐した際は理性は返還されない。


作戦毎にある作戦進捗内の条件を満たす事で、合成玉の週刊獲得上限が段階的に解放される。
特殊ルールとして、コストが自然増加しない代わりにコストの保持上限が無くなる*16
2ヵ月毎にマップが更新され、それぞれのマップで初回のみ撃破数に応じた報酬が獲得できる。
2022年11月からデイリー任務で入手できる『PRTS殲滅代理カード』で全権委任自動指揮を選ぶと、戦闘をスキップできるようになった。当然だが、1回は自力攻略必須である。


危機契約

詳細は個別項目にて。
定期的に開かれるこのイベントでは理性の消費や勝利ランクが無く、ステージ毎に用意されている縛り条件を自身で決めてクリアさせる。*17
選択できる縛り条件は主に、敵の性能強化や特定ジョブの使用禁止や味方の性能弱体等がある。


◆統合戦略

2022年10月から常設化されたローグライク式コンテンツ。挑むたびに戦力がリセットされるのが特徴。危機契約同様理性を消費しない。
戦闘やランダムイベントを経て戦力を強化し、最深部のボスを倒すのが目的。
過去に期間限定で実施されていた『ケオベの茸狩迷界』に調整を加えて、『ファントムと緋き貴石』と『ミヅキと紺碧の樹』と『探索者と氷原の果て』が常設化された。


◆保全駐在

2022年12月下旬から実装された常設コンテンツ。下記のモジュールのランクアップ素材が報酬。
これも理性を消費しない。
オペレーターを重ねて配置して、下敷きにしたキャラの職業*18の戦術装備と呼ばれる累積バフ*19で味方を強化し際限なく強くなる敵の集団を撃破していく。
システム的にカードゲームとも揶揄されている。


【人事/オペレーター】

◆ステータス

◇レベル

作戦記録と龍門幣を消費させることでレベル上げが可能となり、後述する「昇進」を行うことでレベルが一旦リセットされる。またレベル上げの手段は作戦記録のみとなる。
昇進2Lv60~70辺りから龍門幣の消費が加速度的に跳ね上がる

+ 昇進前と後のレベルキャップ-

《昇進前》
☆1&2:Lv30
☆3 :Lv40
☆4 :Lv45
☆5 :Lv50
☆6 :Lv50


《昇進1》
☆3 :Lv55
☆4 :Lv60
☆5 :Lv70
☆6 :Lv80


《昇進2》
☆4 :Lv70
☆5 :Lv80
☆6 :Lv90


◇信頼値

出撃数を重ねることで最大200%まで上昇可能。信頼値上昇の恩恵として、一部ステータスの上昇やオペレーター毎のプロファイル(個人情報)が段階的に解放される。
異格オペレーター(元の名前に漢字2文字の単語が付く)は異格元のオペレーターと信頼度が共有される。*20


◇昇進

星3以上のオペレーターがレベルMAXの時に、使用出来るステータスの上限開放システム。他にも攻撃範囲の増加、スキルや素質が開放される反面、配置コストの上昇や昇進に必要な難易度が鬼のように上がる。
星4以上のオペレーター限定で行える二回目の昇進では、オペレーターのイラストが変化する。


◇潜在能力

ガチャで重複したオペレーターの印を使って強化するシステム。
コストの減少や再配置までのCT短縮、ステータス強化、素質の強化と多岐にわたる。
購買部で入手できる★4~6(職業名)の印でも行えるが、一度に4つ必要だったり入手量に対して必要量が多い等、ぶっちゃけコスパは悪い。


◇モジュール

昇進2以上のオペレーターのステータス・特性・素質を強化するシステム。
解放にはオペレーター毎のサブミッション(指定オペレーターを編成し、特定のステージを条件を満たしクリアする+スキルを累計特定回数使う、累積ダメージや指定エネミー撃破など)をクリアし、レベルや信頼度を一定以上で昇進素材や龍門幣などを消費する必要がある。
最大3段階まであり、1段階目で職分に応じた特性の追加、2~3段階目はオペレーターの素質が強化or追加される。
モジュールはXタイプとYタイプの2種類に加え一部にはΔタイプが追加されている。


◇回想秘録

オペレーター毎に順次実装されるサブエピソード。
閲覧するには昇進2かつ一定レベルが必要。


◇逆理演算

回想秘録同様に順次実装される。固定編成での詰将棋のようなもの。
昇進2以上で挑戦可能。



【職分】

アップデートにより、各職業での特性の違いがより細かく分類されるようになった。



◆先鋒(ヴァンガード)

戦闘の序盤に配置され、後続の配置コストを稼ぎつつ、少数の敵を捌くことに重点を置いたジョブ。
他の近距離ジョブと比べてステータスは平均値なので、コストが溜まり次第前衛や重装に切り替えていくのが主な使い方。


◇先駆兵

2ブロック可能。スキルを発動させることで配置コストを貯めることができる主要ユニット。
X:敵をブロック中、攻撃力と防御力が8%上昇
Y:初回配置時のコスト-4


◇突撃兵

自身が敵に止めを刺すことでコストを1回復する。後述の勇士や闘士、執行者と似た運用になる。撤退時に配置コストが丸ごと返還される(初回配置分で2回目以降の増加分は含まない。他の職分では基本的に半分のみ)。
X:撃破時に得られるコストが2に増える、撤退時にその回の配置コストが全返却される
Y:残りHPが40%未満の敵に対して攻撃力+15%


◇旗手

スキル使用時にブロック数が0になり、先駆兵よりコスト回収に特化している分敵の処理は苦手。その代わり周囲へのサポートが得意。
X:スキル発動中、自身のブロック数が0になるが正面の味方のブロック数+1


◇戦術家

高台にのみ配置可能。攻撃範囲内に援軍ユニットを配置でき、援軍がブロックしている敵に対する攻撃力が上がる。


◇偵察兵

再配置時間が短め。(行商人に次いで短い)2マス先まで遠距離攻撃が可能。



◆前衛(ガード)

英語名で防御系かと勘違いしてしまうが、その実は様々な攻撃要素を持つジョブ。
主にタイマン性能、広攻撃範囲、同時攻撃等で大まかに分類される。


◇勇士

攻撃力とHPに特化させた事で防御力とブロック数を犠牲にさせた脳筋ゴリラ仕様。
X:ブロックしている敵に攻撃時、攻撃力+15%
Y:HPが0になっても1度だけ復活し*21、最大HPを60%減らす代わりに攻撃速度+30


◇領主

攻撃範囲が真正面5マスと前方3マス先と攻撃範囲が広く、対空攻撃も可能。代わりに遠距離への攻撃力は80%に下がる。大半はスキルで踏み倒すけど


◇強襲者

3ブロック可能*22かつ、攻撃範囲内にいる敵に範囲攻撃をしていくので複数の敵の同時処理力は高め。昇進2でコストが更に2増加する。
X:ブロックされている敵を攻撃時、攻撃力が110%まで上昇
Y:HP50%以上での物理被ダメージ-20%


◇闘士

勇士と比べて攻撃力が低めだが、その分攻撃速度が非常に速い。配置コストが軽く、完凸★6で10を切る。


◇術戦士

通常攻撃が術攻撃で高防御に強く、同時に術耐性が高め。地上ユニットでは貴重な術攻撃持ち。


◇剣豪

通常攻撃が2回攻撃かつ2ブロック。手数で押すタイプ上攻撃力がやや低めで、攻撃することでSPを貯めるキャラが多くスキルも広範囲or複数体に及ぶものが多い。
X:スキルの与ダメージ+10%
Y:攻撃時に敵の防御を70無視


◇武者

医療の回復対象にならない代わりに、攻撃時にHPを回復する1ブロックタイプ。
HPが減ると攻撃速度が上昇するため、多少のダメージは格好の餌となる。自己完結している分、前衛では配置コストが最も高い。
X:HP50%以下の時、25%分の加護*23を得る


◇教官

攻撃範囲が2マス先、自身がブロックしていない敵に攻撃するときに攻撃力が上がる。
素質やスキルが支援に特化しており、自身のスキル火力は控えめな傾向にある。
X:自分が敵をブロックしていない時、攻撃力が30%増加
Y:高台マスに配置可能になる


◇解放者

非スキル時は0ブロックで、その間は時間経過で最大200%分まで上昇する。スキル使用時に最大3ブロックとなり、正面と左右の3マスを攻撃する。スキル終了時に攻撃力上昇が元に戻る。


◇鎌撃士

武者と同様に医療の回復対象外かつ、攻撃時にHPを回復する特性を持つ*24。逆にHP減少による攻撃速度上昇を持たない。
攻撃範囲が正面1列かつ、範囲内全てに同時攻撃が可能。
X:攻撃時のHP回復量が60に増加


◆重装(ディフェンダー)

文字道りの防御力特化型のジョブ。同時に3体まで敵をブロックできる。
ユニットの傾向としては、スキルによる汎用性の強化や周辺ユニットへの回復があるジョブ。
昇進2で更に配置コストが増加する。


◇重盾衛士

重装のイメージ通りにHPと防御に優れ、防御を強化するスキルで純粋に敵の攻撃を受け止めるタイプ。
亜種として、高HPで自己回復スキルを持つ者もいる。
X:ブロック時、防御力20%上昇
Y:ブロック数が4に増加


◇庇護衛士

スキルを発動させた際に自身のHP又は攻撃力に依存した回復が出来る。重盾衛士と比較して術耐性が高く、術に強めだがHPが重装としてはやや低め。
このタイプは1回昇進させないとブロック数が2体止まりになってしまうので序盤は注意が必要。
X:HPが50%未満の相手に対する回復量+15%
Y:被ダメージ‐15%


◇決闘者

通常時はブロック数が1かつ、ブロックしないとSPを貯められない。だがスキル使用時に全ステータス大幅上昇+ブロック数が増加し、ボスとの殴り合いに特化しているロマン型。
X:ブロックしていない時でもSPが遅く貯まる(-80%)
Y:ブロック中、攻撃力・防御力+15%


◇術技衛士

スキル中は術攻撃になる。重装としては防御が控えめな分、術耐性が高い。


◇破壊者

武者や鎌撃士同様、医療の回復対象にならない。その分高い殲滅力と自己回復能力を持つ。
自己完結力がかなり高い分、配置コストは地上ユニット中30越えと最も高い。


◇堅城砲手

敵をブロックしていない時、遠距離物理攻撃を行う。敵をブロックしているとそちらへの攻撃を優先してしまう。
1~3列目までは攻撃できず、3~4列目と正面5マス目が攻撃範囲と癖の強い攻撃範囲を持つ。


◆狙撃(スナイパー)

ボウガン、銃などを用いた遠距離による物理攻撃で雑魚敵の殲滅や飛行ユニットへの優先攻撃の仕様があるジョブ。
基本的な攻撃手段は単体攻撃か範囲攻撃によって分類される。


◇速射手

先鋒並みの低コスト、正面3マス先まで届く長射程と瞬間火力を上げるスキルを活かして、低物理耐性と飛行ユニットを捌くのが主な役割となる。性質上高防御は苦手。
X:飛行ユニット攻撃時、攻撃力が110%に上昇
Y:攻撃範囲内に地上敵ユニットがいる時、攻撃速度+8


◇榴弾射手

通常攻撃が命中した敵の半径1マス周囲にもダメージを与えられる。攻撃範囲は速射手よりも長く、4マス先まで届くが攻撃速度はやや遅く、配置コストもやや高め。
X:ブロックしている敵を攻撃時、攻撃力+10%
Y:攻撃時に敵の防御を100無視する


◇散弾射手

攻撃範囲は正面2マス×横3マスと狭いが攻撃範囲内の敵全てに同時攻撃でき、正面横3マスに攻撃するときに攻撃力が上がる。真横は攻撃できない。
敵の近くに配置する都合、高台ユニットとしてはHPと防御が高め。


◇精密射手

攻撃範囲は散弾射手と同じだが、こちらは単体攻撃な分一撃の威力が高く高防御を処理しやすい。
X:再配置時間-25秒
Y:前方正面の敵を攻撃時に攻撃力+5%、敵の回避率無視


◇戦術射手

攻撃範囲は速射手基準で横1列ずつ+正面1マス拡大。飛行ユニットではなく防御が最も低い敵を優先的に狙う特性を持つ。攻撃速度はやや遅め。
X:攻撃時、攻撃対象との距離が離れるほど与ダメージが上昇する(最大+15%)
Y:攻撃した敵を倒せなかった時、SP+1


◇破城射手

重量が重い敵を優先的に狙う。ボスなどの強敵は重いことが多く狙い目。
広い攻撃範囲を持つが、横と正面1列を攻撃できないのが特徴。1歩引いたところに配置する分、他の高台ユニットと配置が競合しにくい。
X: 重量ランクが3以上の敵を攻撃時、攻撃力が115%まで上昇


◇投擲手

通常攻撃が地上の相手に2回目のダメージ、余震として攻撃力の半分の物理ダメージを与える。
他の狙撃と違い対空攻撃ができない。攻撃範囲は戦術射手と同じ。
X:余震の発生回数が1回増加


◆術師(キャスター)

前述の狙撃ジョブ同様の遠距離系だが、ダメージ算出は物理系とは別になっているので雑魚の殲滅力は高い。


◇中堅術師

前述の単体系狙撃ジョブに似た運用にはなるが、飛行ユニットへの特攻はない。
攻撃範囲は速射手から3マス目の左右が抜けている。
X:敵の術耐性を10無視
Y:通常攻撃が【エリート】または【ボス】に命中時、SP+1


◇拡散術師

攻撃対象の周囲の敵にもダメージを与える事ができるので、密集している敵を同時に処理することに長けている。
射程は、榴弾射手とは逆に正面2マスと短い。配置コストも高めで攻撃速度も遅い。
X:攻撃範囲拡大(正面に1マス)
Y:配置コスト-8


◇連鎖術師

攻撃が命中した敵から、最大4体までダメージ*25と減速が掛かる。跳躍部分は敵の位置に左右されるものの元の攻撃範囲の射程外にも届くため実質的な攻撃範囲は広め。
素の攻撃範囲は中堅術師と同じだが、配置コストは拡散術師並み。
X:跳躍時のダメージ減衰率が下がり、減速効果が強くなる
Y:跳躍時のダメージ減衰が無くなる


◇方陣術師

スキル非発動時は攻撃しないが、防御と術耐性が高い。スキル時は防御を解除し、折れ線2マスの範囲内を同時攻撃する。
X:非スキル時の防御と術耐性が更にアップ。スキル時にも防御と術耐性アップの効果を一部維持する


◇秘術師

攻撃対象がいないときは最大3回まで攻撃をチャージし、次の攻撃時に一斉に放つ。
性質上、フルチャージ時の単発火力は高いが攻撃速度が拡散術師より遅い。
素の攻撃範囲は中堅術師の左右分を3マス先に持ってきている。スキルで左右の攻撃範囲を一時的に正面に集中させることで攻撃を即座にチャージさせるといったテクニカルな運用も可能。
X:攻撃のストック上限が4回になる
Y:攻撃ストックがあるとき、攻撃速度+30


◇操機術師

中堅術師同様に単体攻撃し、ドローンによる追加攻撃を行う。
ドローンは同じ敵に攻撃し続けると攻撃力が上がる。


◇爆撃術師

直線5マス内全てに同時攻撃を仕掛ける。イフリータロード
敵同士が離れていても均等にダメージを与える。
X:攻撃時、攻撃対象との距離が離れるほど与ダメージが上昇する(最大110%まで上昇)


◆医療(メディック)

敵への攻撃手段は無く、味方への回復しか行わない。ステータスの攻撃力が回復力を指し、攻撃速度は文字道理回復速度を指す。


◇医師

回復時の対象は基本的に1人ずつで、3マス先まで届く。スキルによっては範囲化が存在する。
X:HPが50%以下の味方ユニットへの回復量+15%
Y:地上ユニットへの回復量+15%


◇群癒師

3人同時回復を行えるが、1人分の回復量は単体系よりも劣っている。敵遠距離系を含めたラッシュでは心強い。正面の回復範囲は2マス先までだが、自身の1マス後ろも回復できる。
X:回復範囲が正面に1マス追加
Y:同時回復人数が4人に増える


◇療養師

戦術射手と似た、正面が1マス短い範囲を回復できるが、範囲ギリギリだと回復量が80%程に下がってしまう。このタイプは一部状態異常からの復帰を早めるレジスト状態を付与できる。
X:自分はレジスト状態になり、敵から狙われにくくなる
Y:離れたマスを回復するときの回復量が下がらなくなる


◇放浪医

通常回復に加えて、一部ステージで発生するHPダメージの追加効果の元素ダメージ*26を回復する。療養師と違って距離による減衰が無い分、基礎ステータスが低め。
回復範囲は療養師とは逆に左右2マス目が正面方向に寄っている。


◇呪癒師

敵に術ダメージを与え、与ダメージの半分だけ対象のHPを回復する。
医療としては攻撃速度が速めかつ、大半の術師より攻撃範囲が広いのが特徴。
ただし他の医療職分と異なり単独で攻撃能力を持つ反面、敵がいないと回復できないのが弱点。



◆補助(サポーター)

戦闘支援を得意とする魔法アタッカーだが、攻撃力は術師と比べて低い。


◇緩速師

攻撃した相手の移動速度を一時的に遅くさせる。ブロックできないゴースト兵などに効果的。
X:攻撃範囲内に敵がいる時、SPが速く貯まる
Y:攻撃時の減速効果が強くなる


◇呪詛師

敵へのステータスダウンなどのデバフが役割。緩速師より横に広く攻撃できる。
X:攻撃時に10%の攻撃力低下を与える


◇召喚師

配置コストを支払うことで、召喚ユニットを召喚出来るが配置枠を消費する。強襲作戦や危機契約での人数制限などに非常に強い。フルに活かそうとすると性質上、高いプレイヤースキルが求められるため、玄人向け。
X:召喚ユニットが場に1体もいない時、1体分の配置数を消費しない
Y:召喚ユニットの所持数+3、配置コストダウン


◇祈祷師

呪詛師とは逆に、味方への回避アップやダメージ軽減などの防御バフが役割。呪詛師と攻撃範囲が同じ。


◇吟遊者

自身が攻撃しない代わりに、自身を中心とした範囲にいる味方に常時リジェネやスキルで攻防アップなどの支援を行う。


◇工匠

2ブロック可能で地上にのみ配置可能。支援装置を使用可能。
X:支援装置の所持数+1、配置コスト-2


◇祭儀師

通常攻撃で術攻撃・従来は敵専用だった元素損傷を与える。
攻撃範囲は緩速師と同じ

◆特殊(スペシャリスト)

ユニークな特性とスキルを持ち合わせたジョブ。


◇執行者

再配置時間が非常に短く低コスト。敵の強力な攻撃に対するデコイとして配置してすぐに撤退したり、防衛ラインから離れた敵を倒したりするのに効果的。
X:撤退時にその回の配置コストの80%を返却する
Y:隣接4マスに味方がいない時、攻撃力+10%


◇鉤縄師

敵を引き寄せるスキルが特徴。スキルによる強制移動によって、敵をステージ上に設けられた意味深な穴に落として処理することができる。先駆兵と同等にコストが軽く、2ブロックで直線3マスに対空攻撃も可能と汎用性もそこそこ。また高台マスに配置可能。スキルランクによる移動させる力への影響が大きくフルに活かすならスキル特化推奨。
X:引き寄せた敵の移動距離に応じて追加の術ダメージを与える


◇推撃手

鉤縄師とは逆に敵を押し出す/突き飛ばすスキルが特徴。鉤縄師と同じく、強制移動によって敵を穴に落として処理できる。強襲者のように、ブロック数と同数の敵に同時に攻撃できる。高台マスに配置可能で、スキルランクによる移動させる力の変化が大きいのも鉤縄師と同じ。
X:遠距離マスに配置後、今回の配置コストの半分を返却
Y:ブロック中の敵が2体以上の場合、敵を突き飛ばす際の力加減が1ランク上昇


◇潜伏者

ブロックできないが敵に狙われにくい&高回避&高術耐性で生存力が高め、広範囲に攻撃可能で攻撃時に減速、スタン、バインドなどデバフを与える。
X:攻撃範囲内の敵の移動速度-20%
Y:回避率アップ


◇罠師

高台マスにのみ配置可能。地上に罠を配置し、踏んだ敵にダメージ+移動停止やスタン、強制移動などの効果を与える。罠は時間経過でストックが増え、召喚ユニットと違って配置枠を消費しないが敵のいるマスには設置できない制限がある。
Y:20%の確率で2倍ダメージを与える罠を設置


◇鬼才

配置中常にHPが減り続けるが、味方へのダメージの代わりに強力なバフを与えるスキルを持つ。
対空優先が無いものの速射手と同じ攻撃範囲でランダムな追加効果を与える遠距離ユニット。
X:残りHPが最大値の80%以上の時、SPの自然回復速度+0.25/S


◇行商人

配置中3秒ごとにコストを3ずつ消費し、足りなくなると勝手に撤退する上にコスト返却無しと癖のあるユニット。執行者に次いで再配置時間が短く、ステータスは高め。
X:配置中の消費コストが2に下がる


◇傀儡師

HPが0になってもすぐに撤退せずブロック数0の身代わりと入れ替わる。20秒身代わりが倒されなければ本体と再度入れ替わる。余談だが執行者と同じ『高速再配置』がタグ付けされているが、本体の再配置時間は大半のオペレーターと同じである。『身代わりとの高速再配置』だろうか。
X:身代わりの攻撃力が増加する
Y:身代わりのHPが増加する


【エネミー】

敵にも味方側と同様に様々な系統が存在する。弱点や攻撃方法をよく理解すれば効率的に戦える。


◆近接系

トコトコ接近してきて、ブロックされると攻撃を始める。基本的にはスムーズに倒せる敵が多いが、リベンジャーや巨漢系といった高火力の敵もいる。
またイベントで登場する工作員はブロック上限を1減らすという厄介な敵。


◆重装系

姿は警察や軍の爆発物処理者が着用していそうな防具等で身を固めている。
基本的には物理防御が強めなので、物理防御を無視できる術攻撃が有効。


◆遠距離系

物理には単体クロスボウと範囲迫撃砲がおり、魔法にも単体と範囲攻撃を行う術師がいる。
原則として射程内で最後に配置されたオペレーターを攻撃してくるため、貧弱な遠距離オペレーターが狙われないようにしたい。
ステージによっては、ギリースーツ持ちのステルス兵が登場し、ブロックするまでこちらからは攻撃できない。
イベントで登場する非レユニオン系には、スタン攻撃を行う厄介な敵がいる。


◆特殊系

ここではブロック不可の敵などを指す。
ゴーストやシロアリは攻撃をしない代わりに、味方のブロックをスルーしてしまうので、補助や強制移動スキルのオペレーターで対処する必要がある。
3体以上のブロック数でないとブロック不可のロードローラーも存在する。


◆サルカズ系

レユニオンに雇われているサルカズ族の傭兵集団。
他の近接・遠距離・術師よりも堅めのユニット。


◆スノーデビル系

サルカズ系同様に近距離と遠距離のユニットがおり、凍結に関係した特性攻撃を仕掛けて来る。
近距離系は凍結状態の相手に大ダメージを与える特性を持ち、遠距離系は寒冷→凍結にする攻撃を一定回数ごとに放つ。


◆寄生系

レユニオン兵の肉体からオリジニウムのような物資が生えている。
徐々に体力が回復していくタイプと、逆に徐々に体力が減っていく代わりに突出した攻撃力を持つタイプがいる。


◆ドローン系

軍用のUAVではなく、民間でも流通しているクアッドコプター状の飛行ユニット。
飛行しているためブロックできず、近接攻撃も当たらない。狙撃オペレーターの速射手はドローン系を優先的に攻撃できる。
現状は銃撃やアーツで遠距離攻撃を行うタイプと、敵の支援や味方の妨害をしてくるタイプが実装されている。


◆感染生物系

猟犬や原生生物などを指す。ステータスは全体的に低いが、死亡時に爆発したり防御力を下げたりと厄介な特殊能力持ちが多い。



【スカウト/ガチャ】

◆公開求人

募集条件タグと募集時間を設定し、合成玉や純正源石の代わりに求人票と龍門幣を消費する事で行えるガチャシステム。タグは各オペレーターの職業やスキルの特徴などに対応しており、毎回5~6種が抽出され、その中から選択する。
排出されるオペレーターは、たいてい星3で、ときどき星4も現れる。選択できるタグの組み合わせ次第では星4と星5をピンポイントで狙うこともできる。
募集時間が短い場合と「初期」タグの選択時には星2の可能性があり、時間を最大に設定すると最低でも星3が出る。星1は「ロボット」タグの選択時に排出の可能性があがる。
稀に星5〜6を呼び出せるタグ「上級エリート」「エリート」が選択できる。星5は「エリート」タグがなくても出るが、星6が排出されるのは「上級エリート」タグの選択時のみ。
この公開求人でしか入手できないオペレーターも存在する。



◆人材発掘

ガチャ一回で要求条件は、合成玉600個又純正源石の変換、スカウトチケット(1回用と10回用がある。1回用が10枚あれば10回用と同様に)で引ける。またピックアップ毎に初回10回以内で星5以上が確定で入手できる。
人材発掘では天井が設定されており、50回連続で星6が引けない場合は51回目以降は段階的に上昇する為、99回目には確定で入手できる。この確率上昇はすべてのスタンダードガチャで共有される。
単独PU時に150回引いてPU★6が出なかった場合、それ以降次に引いた★6がPU確定になる。
また、初期&リリースから1年以内に実装された★5&6はスタンダードガチャから新設された中堅スカウトに移動している。


定期的に行われるリミテッドガチャでは天井回数が共有されていない代わりに、各リミテッド毎に引いた回数分の限定契約証が入手できる。これを貯めることでPU対象及び、過去の限定オペレーターの交換に使用できる。
こちらでは期間中1日1回無料で引けるため、交換を狙うならこれを計算に入れること。



【購買部】

純正源石・パック・ファッション・インテリア等の課金要素やアイテムを購入できるショップ。
純正源石の使い道は、理性(スタミナ)の回復と人材発掘(ガチャ)で合成玉に変換させる使用方法がある。他にもファッション(スキン)やインテリアの購入ができる。


オペレーターの入手や対象の潜在能力強化完了で余った印の交換で入手できる一般or上級資格証、購買資格証で様々な消費アイテムやガチャのピックアップ星5〜6オペレーターの入手ができる。



【基地】

序章シナリオをクリアすることで解放され、ロドスの移動基地を拡張させるコンテンツ。
基地の二次元図では主に左・中央・右といった区画で分けられている。左区画では製造所や貿易所で龍門幣と作戦記録を獲得し、中央区画では基地内施設で労働させた際に体力を回復させる施設、右区画では素材変換などの施設がある。


施設の建設には、炭素材から作成できる補強材とドローンが必要となる。施設のレベルアップが進むとより高ランクの補強材が必要となる。
1日1回、配属したオペレーターとハイタッチすることで信頼度が上昇する。


◆中央区画

制御中枢

基地の心臓部ともいうべき施設。全ての施設のレベル上限はこの施設のレベルに依存する。
配属した人数に応じて配属したオペレーターの体力消費速度を減少できる。
ここへの配属とは別に任意のオペレーターを管理補佐と階層補佐に設定することができ、ハイタッチを1日1回のものに加え16時以降にもう1回できる。
施設のレベルアップには通常の素材に加えて、メインシナリオの特定のステージクリアで入手できる竜骨が必要となる。


宿舎

基地内の仕事で疲労したオペレーターの体力を回復する。
購買などで入手した家具を配置すると快適度が上がり、回復速度が上がる。施設をレベルアップすると快適度の上限が上がる。
基地スキルは全員の回復速度を同時に上げる、最も減っている一人を集中的に上げる、自分のみ上げるタイプがある。


◆左区画

  • 製造所、貿易所、発電所の3種類を合計9ヵ所まで建設可能。解体やレベルダウンができ、その場合はその分の補強材が返却される。

発電所

文字通り基地全体の電力供給とドローン充電のための施設。
発電所の数とレベルによって消費電力の上限値が決まり、施設の建造やレベルアップで増加した分が上限を上回る場合は行えないため、ある種のコストの役割もしている。
ドローンは製造所や貿易所の作業を加速させたり、施設の建造やレベルアップに使用する。
未整理の部屋を整理することで最大値が上がる。
ドローンは時間経過で充電される他、ドクターの理性を変換することでも行える。%%ドクターの不思議の一つ%%
基地スキルはドローンの充電速度アップ。


製造所

主に作戦記録や貿易所で使う純金を何もないところから作成する施設。
レベルアップすると、上位の作戦記録や高レアの昇進に必要な上級SoC、合成玉の元となる源石の欠片を製造可能になる。加えて配属できる人数が最大3人まで増加し、体力消費速度が下がる。
基地スキルは製造速度アップ(種類指定の有無)や保管上限数の増加、体力消費速度の減少。


貿易所

主に製造所で入手した純金を龍門幣に変換する施設。時間経過で受注を受け、完了した分の純金を交換に出す。
レベルアップすると、受注内容を源石の欠片と合成玉の貿易に任意変更ができるようになる。また製造所同様に配属人数の増加と体力消費速度が下がる。
基地スキルは受注速度アップと受注可能数増加、体力消費速度の減少。


◆右区画

  • 応接室、加工所、事務室、訓練室が建造可能。こちらは施設のレベルダウンができない。

応接室

訪問してきた戦友(フレンド)の接待(表示)と『手がかり』の捜索を行う施設。
時間経過で得られる7種類の手がかりを集め、すべて集めると情報共有会を24時間開催できる。戦友の基地の共有会に行けばFP(購買部で使うポイント)を1日10回まで貰うことができ、開催者も終了後に沢山FPを貰える。また余った手がかりは相手に渡すこともできる。
レベルアップでサポート用のオペレーター、戦友の登録上限数増加、手がかりの捜索速度が上がる。
基地スキルは捜索速度の増加、特定の種類の手がかりの入手率アップ。


加工所

様々な素材を加工、分解し、新たなアイテムを生み出す施設。
育成に避けては通れぬ昇進素材、施設の建造やレベルアップに必要な補強材、スキル強化のアーツ学、★4以上の昇進に必要なSoCの偏り解消、不要な家具の分解と多岐にわたる。


他の施設と違い時間経過では体力を消費せず、加工時に完成品ごとに決まった体力消費×個数で体力を消費する。家具の分解以外の作業では確率で副産物が追加入手できる。昇進素材と補強材は素材と同ランク、アーツ学とSoCは完成品と同じものが追加入手できる。
レベルアップで上位ランクの作成レシピが解禁される。一部の素材は特定の物資調達ステージや、メインシナリオの特定のS○-○と付くステージをクリアすることが解禁条件になっている。
基地スキルは副産物の入手率アップ*27や体力消費を減らす、体力消費増加するが入手率アップ大など。


事務室

公開求人の効率を上げる施設。
公開求人のタグリセットの必要時間を短縮できる。レベルアップで最大4枠まで募集可能になり、費用を減らせる。
他の施設に比べるとレベルアップの恩恵が少ないため、最大まで強化しないドクターもいる。
基地スキルは必要時間の短縮。


訓練室

スキルを特化(実質ランク8以上)するための施設。
昇進2になったオペレーターを配置し、アーツ学3とスキル毎に指定された素材を消費して時間を経過させることでスキルを特化する。素材の必要数はレアリティと段階に応じて変化する。
特化は3段階あり、必要時間は1が8時間、2が16時間、3が24時間。特化の際に協力者を配置すると経過時間を加速させる。
レベルアップすると特化可能上限が上がる。
基地スキルは特定の職業や職分の特化の経過時間を加速させる。



【用語】

◆源石(オリジニウム)

膨大なエネルギーを宿し、あらゆる自然界に存在する鉱物。惑星テラの文明はこの鉱物によって飛躍的に発展した。
作中の時代ではオリジニウムエンジンの登場と技術革新によって、各国がオリジニウムを新たなエネルギー源として利用し依存している。
技術革新以前のオリジニウムは、飽くまでアーツ用品や施術工具向けの触媒として今もなお使われている。


◆源石術(オリジニウムアーツ)

オリジニウムの特性を利用することで、物質の形状や性質を変化させる技術。世間ではアーツと呼ばれている。
一般的には加工したオリジニウムを特定の道具に組み込むで発動ができるのだが、アーツの発動には使用者の先天性素質と学習能力によって左右される。


◆鉱石病(オリパシー)

オリジニウムの直接接触によって発症し、感染した人間の体表や体内がオリジニウムへと置換されていく感染症。完治する方法が発見されておらず、致死率は理論上100%と言われており、その上感染者が死亡することで感染リスクが上昇してしまう為、各国では隔離や抹殺や追放等の政策が行われている。
感染時のオリジニウムへの置換化以外の症状もあり、例としては聴力や視力が低下することもある。


◆天災

惑星テラで発生している暴風雨・洪水・噴火・隕石落下などの凶悪な自然災害を指す総称である。
天災の発生頻度が高く、災害の規則性を捉えるのが困難である。
そして天災発生後の跡地には必ず、多かれ少なかれオリジニウムが残されている。


◆先民(エーシェンツ)

惑星テラの先住民である彼らは、動物・天使・亜人種等の特徴を持ち合わせている。
移動都市やアーツ等の発展によって、エーシェンツは惑星テラにおける高い人口比率を占めている。
またエーシェンツはオリジニウムに対する耐性が低い為か、オリパシーの発症率が高い生命体。


◆移動都市

日常茶飯事に起きる天災から逃れる為に開発された移動施設。
初期は小規模集落や各種装置を載せる程度だったが、オリジニウムエンジン等の技術発達によって都市部その物を移動させることに成功させた。


◆トランスポーター

移動都市内外で荷物の配達を行う職業。
主な業務は2つに分かれており、一つ目はスピードが要求される手紙や情報伝達の業務、二つ目は貨物運輸や配送といった力仕事がある。


これとは別に、自然環境の観測と天災の予測や記録を専門とする天災トランスポーターが存在する。


◆惑星テラの銃火器

銃は貴重かつ非常に珍しい構造を持っている為、弓やクロスボウと比べてあまり普及はしていない。
サンクタ族はサブマシンガンやショットガン等の小火器を容易く扱えるが、それ以外の種族ではハンドガンやグレネードランチャーの小火器しか扱えない。
...はずだが、ドローンは銃撃してくる。サンクタの術士が操作しているのだろうか?



銃の制御に関しては、オムニバスシナリオ「戦地の逸話」のリスカム曰く銃の操作にはアーツ制御が要求される。
とは言え、キャスターや某空戦魔導師のような派手な術式は使えないと思われる。
作中世界の銃はラテラーノ人によって発見された伝承が存在し、同じラテラーノでは銃のコピー技術が異様に発達している。


◆ウルサス帝国

劇中で群を抜いて感染者に対し最も排他的な扱いをしている軍事国家。シンボルマークが双頭の鷲なのとウルサス学生自治団のメンバーがキリル文字ということで、恐らくはロシア帝国とソビエト連邦を元にした国である。


◆チェルノボーグ事変

ウルサス帝国チェルノボーグ領内で発生した、レユニオン・ムーブメントが巻き起こした武装蜂起。
事変の発生タイミングはドクター覚醒後に起きたようで、町中至る所で感染者達による暴動により都市の治安が悪化。結果的にチェルノボーグはレユニオンの手に落ちることとなる。



【余談】

◆中国版との違い

◇シナリオの翻訳

分かり易い例としては、メインストーリーにおけるアーミヤの台詞である。
これは中国版アーミヤの台詞が日本語版と比べて、合理的でドライな台詞とボイスのコンビネーションによって、一部ユーザーからはブラック社長としてのネタ扱いが存在する。
これ自体は大陸版シナリオライターのボキャブラリーやセンスが未熟とも取られている。
ローカライズによっては軽い意訳等がある。


◆使用楽曲

◇「Monster」 STARSET

リリース前のティザーPVで使われている海外のロックバンドSTARSETの楽曲。曲そのものは2017年に発表されたもの。
ゲストVo.にL'Arc~en~Cielhydeが参加しているのも特徴。


◇「Speed of Light」 DJ OKAWARI feat. 二宮愛

イベント「喧騒の掟」で使用された楽曲。


◇「Untitled world」 ReoNa

大陸版1周年記念で公開された短編アニメーションの使用楽曲。


◆イメージソング

◇「クリスタライズ」

作詞・作曲・編曲:栁舘周平 歌:水瀬いのり
YouTube公式動画リンク


明言されたわけではないが、公式動画の内容からオペレーター「ロスモンティス」をモチーフとして制作されたと思われるイメージソング*28


アークナイツの世界観とはかなりギャップのある、前向きなメッセージをアップテンポに歌い上げるとても明るい曲調の楽曲……なのだが、「Crystallize(結晶化)」というアークナイツという作品のイメージソングとして考えると物騒を通り越してもはやブラックの域に達しているタイトルが特徴。


また歌詞にもどことなく不穏な気配が漂っており(本来は否定の言葉とセットで使われやすい「明けない夜」「やまない雨」が否定されない、「呟けば忘れないかな」というロスモンティスのキャラクター性を考えると重過ぎる台詞など)、発表当時から色んな意味で話題になった。
とはいえ、良く歌詞を読みこめば決して不穏なだけでなくその中でも「明日」に前向きに臨む事がちゃんと歌われている事が分かり、そういう意味でとてもアークナイツらしい曲でもある。


◇「ハートフォレスト」

作詞:磯谷佳江 作曲・編曲:小野貴光 歌:小倉唯
YouTube公式動画リンク


公式動画の内容から恐らくこちらもオペレーター「ロスモンティス」(および比較的幼いオペレーター達)の平和なひと時をフィーチャーしたイメージソングで、歌唱も彼女の声優である小倉唯氏が担当している。
やはりアークナイツの世界観とはかなりギャップのある可愛らしくポップな雰囲気の楽曲。
上記の「クリスタライズ」があった事でより一層こちらの平和さが身に染みたドクターが発生したという
そしてPVに出てくるキャラクターは全員感染者である。この子達の未来は...


◆Yostar Pictures

運営会社Yostarが日本で設立したアニメーション会社。
スタッフにはグリッドマン(1話)プロメア ガロ編等の作画監督を務めた斉藤健吾氏が参加している。
アークナイツのアニメーションPVはここで制作しているが、大陸版1周年記念の短編PVはA-1 Picturesが担当している。*29


◆レユニオン幹部のW

実はドールズフロントラインの初期デザイン画で存在していたAR小隊の没キャラクター。
プロデューサーである海猫络合物氏がAR小隊のデザインを担当していた所以か、本作の敵幹部役として再利用されたキャラクターである。






ドクター、追記・修正が終わるまで、まだ休んじゃダメですよ。


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  • やる事が多くて拘束時間が長いのが欠点といえば欠点。やりごたえのあるゲームと言い換えられなくもないけど -- 名無しさん (2020-05-05 14:53:25)
  • そうかな? 一遍クリア出来れば自動周回出来るし、拘束時間そんなに長くないと思う。もちろん基地の様子とかちょくちょく見に行ってプレイ時間を長くすることはできるけど -- 名無しさん (2020-05-05 18:43:41)
  • 自動周回が二倍速までで長いからな…、殲滅作戦とか試行錯誤するのも大変 -- 名無しさん (2020-05-05 20:49:21)
  • やることは多いが一日でできることは少ない 理性半分にしたら育成すぐ終わるからだろうけど -- 名無しさん (2020-05-05 22:24:11)
  • なにかの片手間にやるとすぐ終わる -- 名無しさん (2020-05-05 23:28:14)
  • 作成ありがとう! 個人的に今一番アツい配信ゲーム。0~1章で世界のハードさ、2~3章で展開のシリアスさに引き込まれた。 -- 名無しさん (2020-05-06 09:04:28)
  • Wは元々ドールズフロントラインのキャラ(しかも主役であるAR小隊の一員)としてデザインされていたが、なんやかんやあってボツになったもの なので着ているシャツはAR小隊のエンブレムの少しだけいじった模様が描かれている -- 名無しさん (2020-05-06 11:12:38)
  • 今みたいにひたすら周回させられるイベントと殲滅戦やってる時は4倍速がとても欲しくなる -- 名無しさん (2020-05-06 11:48:28)
  • あと日本版の翻訳、そこはFBIでいいのではとか、少し不思議な翻訳してる(宅配だじゃ、意味が通らないのでは -- 名無しさん (2020-05-06 18:42:57)
  • ↑中国は警察は宅配屋と偽って突入するので間違ってはいないとのこと。 -- 名無しさん (2020-05-06 23:35:04)
  • なるほど、教えてくれてありがとう -- 名無しさん (2020-05-08 12:19:14)
  • ある程度やり込むとやることが適度に少なくなるからサブゲーとしては丁度いい --   (2020-05-09 07:27:47)
  • 演習が「ありそうでなかった」システムな気がする。TD系はとりあえずマップを見て、ということをやりたいことが多々あるから -- 名無しさん (2021-01-15 15:08:10)
  • 殲滅作戦の試行錯誤がしづらい、1戦20分超えはちょっと -- 名無しさん (2021-04-29 00:26:30)
  • アニメ化は嬉しいけどまだ素直に喜べんな…茅野愛衣さん、ありがとうございました -- 名無しさん (2021-10-25 10:56:05)
  • ファウストの本名ミーシャじゃなくてサーシャじゃないか? -- 名無しさん (2021-11-19 06:22:22)
  • なんか荒れてる…? -- 名無しさん (2022-02-26 21:33:06)
  • 相談所に報告のあった違反コメントを削除しました。 -- 名無しさん (2022-06-04 17:21:15)
  • 編集衝突で差し戻された編集内容を復元しました。 -- 名無しさん (2022-06-04 17:54:55)
  • 違反コメントとそれに触れるコメントを削除しました -- 名無しさん (2022-06-05 16:13:48)
  • そろそろスキップ機能が欲しい -- 名無しさん (2022-06-22 00:15:45)
  • ドクター声かわいいね・・・ -- 名無しさん (2022-11-01 07:26:44)
  • キャノットの旦那が性癖に刺さるw -- 名無しさん (2022-12-30 20:13:47)
  • 記憶を失う前のドクターは非情な戦闘指揮を行っていた←ここ、昔やってた別のソシャゲで弱いヒロイン使用強制ステージが増えてって舌打ちしながらプレイしてた身を急に刺しにきたように見えてビビったというか -- 名無しさん (2023-11-28 01:12:16)

#comment

*1 国家のイェラグやサイドストーリー「騎兵と狩人」の舞台など、天災が発生しない地域も存在する。
*2 因みに術師オペレーターのエイヤフィヤトラはドクターの事を先輩と呼んでいる。
*3 ★4~6(職業名)で表記される
*4 元ネタは、大陸版で彼女が紹介された時の履歴書の記述。レアリティ以外にもスキルや個人履歴なども設定されているのだが、内容はほとんどおふざけのようなものなのでどこまで信用出来るか現時点では不明
*5 例えば、彼女の昇進イラストをよく見ると「冷却装置停止」「AED起動中」「残り血液残量わずか」等の警告表記が出ている。
*6 システム的には配置不可マスを味方ユニット扱いで強制&永続配置する
*7 炎によるダメージに加えて、元々は高濃度の源石素材燃料をぶちまけることによって敵を源石病にしてしまう非人道的な武装だった。現在は憤慨したサイレンスによりただの火炎放射器にデチューン済み。
*8 資格証のテキストにダイヤモンドより融通が利かないと書かれるほど
*9 諸事情により声優交代した為。
*10 後に判明したが実は「プラチナ」ランクは最高ランク内の中でも無茶振りをされる中間管理職であった。
*11 イベントステージ含め
*12 強制移動系スキルの効果に影響。
*13 クリアしなくてもシナリオの進行には影響しない。
*14 単純なステータスアップに加え、ゴールまでの移動距離が短くなっていたり、10章以降は死地作戦の各ステージ毎にボスに固有強化が入る
*15 配置可能マスが遠隔オペレーター用のみ。
*16 通常は99。
*17 その代わりに信頼値と任務がカウントされない。
*18 レア度や職分は関係無い
*19 5回分まで
*20 同一人物なので
*21 1回の配置で1回だけ
*22 昇進1で2ブロック。昇進2で3ブロック可能。
*23 物理・術ダメージ軽減
*24 1体につき50回復。ブロック数が上限なので味方のスキルなどで増えればその分回復量が増える
*25 連鎖するごとにダメージが減る。
*26 ゲーム内では神経ダメージや灼熱ダメージなどが該当。
*27 %の数値を直接足すのではなく、基本確率10%をn倍する。
*28 ただし歌唱している水瀬いのり氏はロスモンティスの声優ではない。
*29 Yostar PicturesとHyperGryphが監修している。

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