登録日:2020/04/25 (土曜日) 04:08:15
更新日:2024/05/17 Fri 11:27:44NEW!
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ジョジョの奇妙な冒険 ジョジョリオン 岩人間 岩動物 ジョジョ 8部 岩 密売チーム tg大学病院 ロカカカ スタンド使い 種族 冨樫義博
こいつは…
この社会の…
都会だろうと森だろうとどこにだって…
まぎれ込んで生きられるヤツなんだ
だけど豊かさのために欲しいものは「欲しい」… それを狙っている
「食べ物」とか…… 「権力」とか…… 「名誉」とか……
………「愛」とか……
『ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン』に登場する種族。
【概要】
第8部における、主人公東方定助達との敵対勢力。
謎の果実「ロカカカ」を巡り、定助や東方家の人々と戦いを繰り広げる。
姿形こそ人間と全く変わらず、問題なく意志疎通も図れるものの種としては完全に人間とは別の存在であり、肉体の主要構成元素がケイ素(Si)で進化してきた生物。*1
いつ、どこで出現し、全体の人口の数がどれだけいるのかは不明。
何故「ロカカカ」を狙っているのかも不明で、判明していない事も多いが基本的な生態は読者への解説として明かされている。
人間と共通する生態もあり、「オス」と「メス」が存在し、セックスをして子供を産んで数を増やしていく事が明かされているが、「メス」の岩人間は今の所登場していない。
食生活も人間と同じく何でも食べるが、フルーツのマンゴーにだけはアレルギー反応を示す。また、蜂蜜が好物。
【岩人間の特徴】
●岩のように姿を変化させる
岩人間最大の特徴。
皮膚を岩のように硬質化させる事ができ、これが「岩人間」と呼ばれている理由になっている。
これは、水分を一気に内部へと移動させて乾燥させる細胞システムによるもので、炭素成分の多い細胞壁をシェルターのように閉じ、小さい所持品なら一緒に硬質膜で覆ってしまう。
文字通り岩のような強度を得る事ができ、後述の睡眠期や戦闘時には姿を岩に変えて相手を欺く事もできる。
ただし、岩のように硬いといってもそれ以上の力での攻撃を受ければ欠け、通常の皮膚のように出血する。
また、岩になっている時は表面のヒビから皮膚呼吸をしているので、水に落ちるとそのままでは溺れてしまうなど、全く無敵というわけではない。
死亡すると一瞬で石化し、組織崩壊して砕け散る。
そのため、化石やミイラのようなものは残る事はない。
●一定の周期で睡眠する
岩人間は一定の周期で睡眠期が訪れ、一度眠ると30~90日は眠り続ける。
睡眠期の時期は個体によってそれぞれで、突然訪れる。
睡眠時は高温は950℃、低温は-240℃状況化で25年以上生存可能。
体温はなくなり、臭いも無臭となる。
睡眠期を終えた覚醒期では、2ヶ月ほど眠らない。
岩人間が睡眠の場所として好むのは、
- 神社の境内
- 石像のある公園
- 金持ちの家の庭
- (なぜか)リスのいる樹木の下
- もみじの木の下
など。
反対に嫌いな場所は、
- 過去に噴火や水害土砂崩れがあった場所
- 目を醒ました時に水底や地に埋もれて溺れるリスクのある場所
- 鳥のフンの落ちてくる場所
- うるし科の植物のある場所(かぶれるから)
など。
不審に思って定点カメラを仕掛けると、それがバレた場合殺される。
この睡眠期のため、岩人間は毎日通勤しなければならないサラリーマンなどの職業に就く事はできず、どうしても非正規の職業に就かざるをえない。
それ以外では個人の技術で仕事のできる建築士のような仕事か、個人で店を経営する者もいる。
休んでいる事の多い漫画家などはとても怪しい。
年齢によって眠りのポーズが違うが、その理由は不明。
●脱皮して成長する
岩人間は人間のように時と共に次第に成長していくのではなく、脱皮をする事で成長する。
育児の慣習も存在せず、出産直後の赤ん坊の岩人間はまず母親によって枯れ木の根元に放置される。
赤ん坊は木に寄ってきたスズメ蜂に本能的にしがみついた後、蜂の針では貫通できない硬度に自身の体表を硬化させて女王蜂に寄生するように体を乗っ取る。そのまま蜂の社会から様々な事を学びながら17年ほど過ごした段階で急成長して、巣の蜂を皆殺しにしながら人間の大きさになって外の世界に出て行く。
作中ではその17歳前後に達したであろう岩人間達がゾロゾロと森から出てくるシーンが描かれている。このような生態から親子の情といったものが希薄であり、それが後述の集団性の薄さにも繋がっている。
以降の脱皮は6年毎に行われ、少年期→青年期1→青年期2→壮年期1のように一気に姿を変えていく。
平均年齢は240歳で、睡眠中の表面のヒビは年齢と一致する。
人間と比べて非常に長生きだが、年齢を重ねれば人間と同じく外見に変化は現れる。
●社会生活
哲学として、大地と自然の中においての力を信じていてその力に畏敬の念を持ち、謙虚である。
基本的に気湿の変化や嵐、干ばつなどを超越して生きる事ができるので貯蓄や土地などの財産を必要とせず、集団性や国家を持とうとしない。
商売のために集団で行動する者もいるが、それもあくまでビジネスライクな関係である。
しかし、中には人間の人口増加や文明の進化によって生活する土地や環境が減少したために人間社会に入り込んで共生する者が存在する。
それは、「共存」というより「寄生」であり、孤児や行方不明の人物の戸籍を奪って紛れ込んでいる。
土地や財産を所有しているが、それはあくまでも「寄生」であり人間社会を利用しているに過ぎない。
人間とは意志疎通は可能なため、まれに人間と恋愛関係になる者も現れるが生理学上や歴史的理由によって共存や相互理解は不可能。
そのため、恋愛関係になったとしても97.5%は相手の殺害という形で破局する。
人間(ヒト)のオスと岩人間のメスでの、受精・繁殖は可能であるが、その逆の例は無い。
「岩人間」とは、「炭素系(C)」の生命=人間が、もし行き詰まった時のために用意された「保険」であり、「もう一つの道」である。
そのため、単独が基本生態であり「地面」や「岩」、「石」にこだわって住み家とする岩人間と集団を作って今も移動を続ける人間は絶対に認め合う関係は築けず、同化する事はあり得ない。
●岩人間の95%はスタンド使い
これまでもスタンド能力を持つ生物は登場していたので、人間以外の種である岩人間がスタンド能力を持つ事自体は不思議ではないが、全体の95%がスタンド使いというのは人間とは違う特徴と言える。
岩人間のスタンドは相手を殺害する事に特化したような、極めて攻撃的な能力が多い。
タイプは遠隔自動操縦型が多めで発動に面倒な条件があるものもあるが、一度発動すれば広範囲をまとめて攻撃でき、脱出も困難な場合が多い。
なぜこれほどの高確率でスタンド能力を備えているのかに関する具体的な説明は今のところ不明だが、
ジョジョリオン99話において岩人間の解説と同時に悪魔の手のひらや壁の目といったスタンド能力発現に関わりのある地形が描かれており、先述の大地に対する哲学は無関係ではないと思われる。
また、同シーンではスタンドの矢や石仮面など一巡前の世界における異能の発端となったアイテムまでもが描かれており、ジョジョリオンのみならずジョジョ世界全体の根幹に関わっている可能性もある。
石仮面の製作者である柱の男達との関係も気になるところ。
【登場した岩人間】
●密売チーム
杜王町で「ロカカカ」を密売し、利益を得ていた集団。
東方常敏と繋がり活動していたが次々にメンバーが倒され、ボスの田最が倒された事で全滅した。
実は、明負悟の手下であった事が後に明らかになった。
- 八木山夜露(スタンド名:アイ・アム・ア・ロック)
- 大年寺山愛唱(スタンド名:ドゥービー・ワゥ!)
- エイ・フェックス兄弟(スタンド名:ショット・キーNo.1(兄)/ショット・キーNo.2(弟))
- 田最環(スタンド名:ビタミンC)
●TG大学病院
吉良吉影の母、ホリー・ジョースターの入院しているTG大学病院で医師として勤務しながら「ロカカカ」の研究を行っている集団。
ホリーを「ロカカカ」の被験者にした張本人達で、「ロカカカ」を加工した「LOCACACA6251」という抗生物質の開発に成功している。
- アーバン・ゲリラ(スタンド名:ブレイン・ストーム)
- プアー・トム(スタンド名:オゾン・ベイビー)
- 羽伴毅(スタンド名:ドクター・ウー)
- 明負悟(スタンド名:?) 実際には明負悟の正体は岩人間ではなく「ワンダー・オブ・U」という名のスタンド
- 透龍(スタンド名:ワンダー・オブ・U)
●その他
どの組織にも属せず、静かに暮らす事を望む者。
積極的に事態に関わる事は無いが、何か一致する所があれば協力という形で能力を使用する。
- ドロミテ(スタンド名:ブルー・ハワイ)
【岩動物】
岩人間と同じような性質を持つ、「岩動物」という生物も存在する。
こちらは、岩人間と同じく人間の見知った動物と似た姿のものもいれば、完全にモンスターのような姿のものまで幅広く存在している。
岩人間のペットになっているものや、アクセサリーなどに擬態して人間に寄生しているものなどがいる。
- 岩助(東方家のペット)
- ドレミファソラティ・ド(アーバン・ゲリラのペット)
- 髪留め(康穂に寄生していた)
- ドゥードゥードゥー・デ・ダーダーダー(明負が使役する岩昆虫)
- オブラディ・オブラダ(明負が使役する岩昆虫)
- ラヂオ・ガガ(ガードレールに擬態)
【余談】
定期的な周期で比較的長い眠りにつく、岩のように硬くなる、非常に長生きと、その生態は第2部に登場した柱の男と共通する項がある。
もしかすると一巡後の柱の男達なのかもしれない。
ただし柱の男の生態や能力は
- 2千年という長い眠りで柱と同化し、人間を超えた驚異的な寿命・肉体・知性を誇る。
- 銃で撃とうが爆破しようが、全く効かない不死身の生命力であるが、太陽の紫外線や波紋に弱い。
- 鍛錬を積み重ねて、自己流の技「流法(モード)」を持つ。
- 死ぬと吸血鬼同様に灰になる。
となっているが、岩人間の場合は
- 岩になって眠ること以外は、人間とほぼ同じ。
- 人間と同じ体の作りであるため日光に当たっても平気だが、溺れたりバスに轢かれたりしたら簡単に死ぬ。
- 生まれながらにして「スタンド能力」を持つ。
- 死ぬと岩になって砕け散る。
と全く逆になっている。
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*1 一般の生物は炭素(C)
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