コイカツ！

登録日：2019/11/10 (日曜日) 15:32:54
更新日：2024/05/13 Mon 11:17:33
所要時間：約 4 分で読めます

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コイカツ！は、Illusion(イリュージョン)ブランドより発売されている成年向けPCゲームである。
ジャンルは「3DキャラメイクH恋愛シミュレーション」

【概要】

ゲーム内でのストーリーは簡単に言うと、主人公が女子高の中の唯一の男性として女生徒と親交を深めあいながらHな関係になっていくというもの。
これだけだとよくあるアダルトゲームであるが、このゲームの肝は3Dキャラメイクシステムを採用しているということ。
つまりは攻略の対象となる女キャラをプレイヤーがデザインすることができるというものである。
その自由度は極めて高く、単純に理想の女子をデザインするもよし、アニメやゲームのキャラを再現するも可能である。
3DCGは大きく分けてアニメ調なものとリアル調なものに分別されるが、本作はアニメ調に入るために、二次創作には非常に向いている。

デザインしたキャラはストーリーモードで登場させることが可能で、あなたの理想の彼女との学園生活を送ることができる。
その気になれば学園の生徒全員をあなたのデザインしたキャラで埋め尽くすことも可能で、単純に推しキャラでハーレムを作るもよし、学園アニメのクラスを再現するもよし、極端なことを言えば、生徒全員がバニーガール姿だろうが素っ裸だろうが、果ては女騎士やニンジャやゾンビや異星人が徘徊しているカオスな学園にするも自由なのだ。

この手のゲームの例に漏れずMODも多く存在し、特に海外では一大MODコミュニティが形成されている。

なお、キャラメイキングをしなくてもデフォルトで多数キャラモデルが用意されているので、キャラメイキングをしない人でもゲームを楽しむことはできる。
キャラメイキングなしでこのゲームを買う人なんてまず存在しないだろうが
ストーリー以外にもこのキャラメイキングを生かすシステムがいろいろ盛り込まれており、様々な方向から楽しむことができるだろう。

Steamでは「Koikatsu Party」のタイトルで海外版も発売されている。

【ストーリー】

主人公は叔母が理事長を務める学園へ転校してくるが、その学校はなんと女子高だった。
叔母の言うには、女子ばかりの環境では社会に出たときに男性に接する経験がなくて困るので、主人公に女生徒たちを男子に慣れさせてほしいという。
無茶苦茶な内容に戸惑う主人公だったが、もはや選択の余地はなく依頼を受諾。
こうして、女子たちと恋愛の練習をする「コイカツ部」を作ることになった主人公。果たしてうまく行くのだろうか？

ゲームとしての本筋とするのがこのモード。
プレイヤーは、昼休み、部活時間、放課後の三つの時間の中で女の子たちと交流してコイカツ部へ勧誘していくことが目的となる。
タイムリミットなどは設けられておらず、ゲームオーバーもないので何回でも一日を繰り返して好感度を上げていくことができる。
また、好感度とは別に「H度」というパラメータもあり、Hな話題をふったり体を触ったりすると上昇し、Hに誘いやすくなる。
なお、ゲームの目的上、女の子とのHは”ある例外”を除いてすべて和姦なのであしからず。
H度が高い状態でHに誘うと、たとえ周りに人のいる廊下やグラウンドでもHに応じてくれる。ちなみにHが終わったとき、周りにいる女の子たちは顔を抑えて逃げ出していくと地味に芸が細かい。
しれっとHが終わるまで見続けていたようだがな

学園内では3Dモデルで移動することができ、女の子たちも絶えず移動しているため、目的の子に会うためには走り回る必要がある。
学園は3階建てで、各学年のクラスのほかに体育館、グラウンド、プール、食堂、保健室、和室、漫研部部室etc……と、けっこう広い。
学園の3Dフィールドはかなり細かく作りこまれており、足を止めて壁の張り紙を見るだけでも作りこみのすごさが伺える。
女の子たちも闇雲に動き回っているわけではなく、昼休みには食堂に集まったり中庭で談笑したりスマホを見ていたりと、本物の女子高生のように活動しているため、攻略を一休みして観察してみるのもおもしろいだろう。

女子との交流を深めていくとコイカツ部のレベルが上がり、H時に見れる体位が増える。
また、学園内のあちこちに特殊なHスポットが用意されており、たとえばトイレやシャワーを覗けたり、女の子を連れて体育倉庫に行くと特別な体位でHできたりする。
移動が少々めんどうだが、F3キーでワープできるので覚えておこう。

女の子と仲良くなるとできることが増え、いっしょに運動したり勉強したり、帰宅の途中に自宅に誘うこともできるようになる。
自宅に誘った場合はもちろんそのままH。さらに翌日が日曜だった場合にはモーニングフェラで起こしてくれる。
デートに誘うと日曜日にイベントが起き、思いっきりイチャラブを楽しめる。2回目から選べる場所は喫茶店、公園、カラオケ(要アペンド「アフタースクール」)。
それらをこなせば遊園地デートが解禁される。
好感度が高い時にデートをすれば、夜の公園、カラオケボックス内、遊園地の帰りの電車の中でHすることができる。
さらにその後はラブホに誘うことも可能。このゲームの登場人物は18歳以上です
さらに女の子とのいろんな体験を重ねていけば最後には……*1。

なお注意点として、好感度を上げれば女の子のほうから主人公を探して話しかけてくれるようになるが、序盤で闇雲に意中ではないキャラの好感度を上げるとストーカーよろしく付きまとわれて本命へアタックする邪魔になる。
追加データでできるようになる設定で、話しかけられても画面切り替えが起きなくなる設定が可能なので好感度の高いキャラが増えたら切り替えておこう。

それから、メイキングしたキャラクターとは別にシナリオキャラという固定キャラがおり、イベントスポットに行くとイベントが開始される。
ぶっちゃけこのゲームが普通のエロゲーらしい唯一の要素ともいえるが、それぞれの個別シナリオの出来は決して低くはないので気分転換に楽しんでみよう。
生徒だけでなく三人の女教師もおり、それぞれH度を上げていくと「部活動の成果を確認してもらう」という体で調☆教できたりする。
シナリオキャラの容姿もプレイヤー好みにエディット可能であり、キャラカードに登録しておけばスタジオでも使える。

【登場人物】

• 水瀬亜依

CV:藤崎紗矢香
主人公と同じクラスの女の子。水泳部所属。
座席は主人公の隣に指定されている。
明るく友好的な性格であり、男子である主人公とも割とすぐに仲良くなる。
ゲーム冒頭でも登場するため、必然的に最初に交流するシナリオキャラとなる。
公式サイトのトップページやゲームのデスクトップアイコンにも映っており、公式からは本作のメインヒロインとして扱われているが、外見も中身も共に良くも悪くもクセがなく、いまいち影が薄い不遇なキャラ。

• 姫川舞

CV:榊原ゆき
作中世界における大人気アイドルであり、学生との二足の草鞋を履いて多忙な日々を送っている。
あまり高校生らしい生活を体験できていないことから、コイカツ部に入部して主人公と交流を重ねていく。
主題歌「青空アドベンチャー」は彼女が歌っており、後述のライブにおけるデフォルトキャラの役割も兼ねるなど、亜依よりは印象に残りやすい。

• 結城桜

CV:片倉ひな
チアリーディング部部長。
優秀なチアリーダーである姉に憧れ、その背中を追いかけている。
勝ち気で意地っ張りだが割とチョロい。

• 柊このみ

CV:綾瀬あかり
シナリオキャラでは唯一の1年生であり、漫研部唯一の部員にして部長。
常に小悪魔風のコスプレに身を包んでいる。
悪戯っぽい言動が印象的だが、ある秘密が……
主人公のいきり立ったブツを「可愛い」と評するなど独特な感性の持ち主。

• 櫻井野乃花

CV:蓬かすみ
主人公の担任教師。
常にぽわぽわした雰囲気を漂わせる。
シナリオキャラの中では最初に登場する。

• リナ・ロベール

CV:shizuku
フランス人とのハーフの保険医。
主人公が保健室に女の子を連れ込むのも認めている模様。

• 橋本麗奈

CV:唯香
数学教師。
規律を重んじる厳格な人物。その割には学園内でHさせてくれるわけだが

• 春野千佳

シナリオキャラではなく、女性キャラメイキングにおけるデフォルトキャラ。
相性は「ちかりん」
デフォルトキャラ故にどんな環境でも確実に読み込むことが出来るため、配布されているスタジオ用シーンデータではシーン内のキャラが全て彼女に設定されていることも多い。
おかげで人数の多いシーンデータを読み込むと何人ものちかりんがひしめき合うカオスな絵面が展開されたり、ゲームの自由度の高さ故にシーン作成者次第でやたらとフリーダムな行動を見せることも多く、ユーザー達からはネタキャラとして愛されている。亜依の影が薄いのも半分くらいは彼女のせいだったり。
中には普通に作ったキャラに加え、自分好みに改造したちかりんを配布するユーザーもちらほらいる。
Vカツとエモクリではリストラされてしまったが、サンシャインでは再びデフォルトキャラを担当した。

【キャラクターメイキング】

このゲームの目玉と呼ぶべきシステム。
キャラの顔や体格、服装やアクセサリー、性格などを設定して、この世に一人だけのあなたのキャラを創造することができる。
スライダーの範囲は0～100。

と、いってもいきなりゼロから作れと無茶ぶりされるわけではなく、デフォルトのキャラモデルが用意されているので最初は着せ替え人形よろしく色々といじくりまわしてコツをつかんでいけばよい。
キャラ製作の近道としてはデフォルトキャラの中からイメージの近いキャラを選んで改造していくのが手っ取り早い。デフォルトキャラといっても非常に細かく作られているので、体形はそのまま流用しても違和感はあまりない。
各種パーツの設定は非常に細かく、目ひとつをとってみてもまぶたの上下の形から瞳の種類にハイライトの種類などが選べるとこだわりがうかがえる。
他にも肌の色や腕の太さ、爪の色さえも選べる。むしろいじれないところを探すほうが難しいほど。
基本となるのは以下の部位で、これらを調整して理想のキャラへ近づけていく。

• 頭

キャラの一番目立つ箇所。
頭の大きさから目鼻の形まで、ミリ単位での微調整が可能。
瞳の色を変えればレイプ目にすることもでき、耳をとがらせればエルフ耳にもできる。
ほんの少しの大きさや角度の違いで驚くほど印象が変わるので、ここをうまくいじれるようになれば初心者卒業と言える。

• 体

体格をいじれる。
肌の色を変えれば人種の違いも表現できるし、青い肌にしてガミラス人ぽくもできる。
だが一番よくいじるのは胸の形だろう。巨乳もまな板も自由自在である。
ただし手足の太さの調整などは慣れがいるし、どうせ服に隠れてしまうので後回しでも構わない。
日焼け跡の表現など、かゆいところに手が届くのも素晴らしい。
なお、身長はスタジオで保健室の身長計に乗せると0=152cm～100=177cmの範囲であることが確認できる。

• 頭

髪形の調整ができる。もちろん髪の色も自由。
ほとんどの髪形はそろっているのでよほどはじけた髪形でない限りは作ることができる。

• 服装

トップス(上着)、ボトムス(スカート・ズボン)、ブラ、ショーツ、手袋、パンスト、靴下、靴
これらを設定できる。また、服の色や柄などもある程度いじれる。
ブラには水着もあるため水着も可能。
無料拡張データを入れれば、ロボスーツや女騎士スーツなどといったコスプレ衣装も加わる。

• アクセサリー

いわゆる装飾品だが、大きさや位置や色の設定が細かくできるため、変化して組み合わせることによって様々なことができる。
※例
ネクタイを広げてマントっぽくする。
ベルトを黄色に変えて頭に連続配置することでドリルヘアーを疑似再現する。
など。
また、付け毛もいくつかあるため、これらを使いこなすことが出来れば髪型エディットの自由度が更に上がる。
ちなみに公式もなにを考えているのか「2連装砲塔の模型」「艦艇の模型」「魚雷発射管の模型」といった、あのゲームのキャラを作れと言わんばかりのものがある。

なお、服装とアクセサリーはキャラ設定とは別に服装個別で記録でき、ほかのキャラに瞬時に着替えさせることができるのでけっこう便利。

• キャラ設定

そのキャラの名前や誕生日や血液型などの基本プロフィール。性格などを決められる。
性格は、正統派ヒロイン、素直クール、不良娘、後輩キャラなどの王道から、のじゃ娘、ヤンデレ、野性的などの変化球まである。
また、好きな食べ物や、運動や勉強が得意かなどの個性も決められ、同じ性格でも印象の違ったヒロインを作ることができる。
Hの際の好みも決められるが、そのままだとゴムなしNGやアナル拒否されてしまうため、こだわりがなければ全OK推奨。
個性の欄で「女の子好き」にチェックを入れれば学園でレズシーンを見れることがある。

これだけの設定項目があるので難しく思えるかもしれないが、要は習うより慣れろである。使っていたらやがてトントンいじれるようになる優しいシステムに思えてくるようになるだろう。
ただし少女漫画のキャラのように極端に目が大きかったり、ジャンプ漫画のキャラによくある特徴的すぎる髪形など、ディフォルメの強すぎるものは難しい。また、身長の制限上幼女キャラも難しい。
が、中にはアクセサリーを駆使してとんでもない奇抜なキャラを作り上げる猛者もいる。
とりあえず一般的な範囲内でいえば作れない顔はないと言っても過言ではない。
しかし、服に関して言えば話は別で、アニメやゲームキャラのコスチュームを再現するとなるとかなりの努力が必要となる。
そこまでするのは中級者以上の技量がいるので、とりあえず普通の服で我慢しながら顔や体格をうまく作れるようになろう。ポイントは髪形と目で、これをうまく作れるようになればかなり理想に近くできるようになる。

作ったキャラはキャラカードという形で保存しておける。このキャラカードには作ったキャラのデータが保存されているので、個人のサイトやイラストサイトなどで公表されているものを落とせば自分のコイカツ内で他人の作ったキャラを使用することができる。
特にアニメやゲームのキャラであれば、自分で作る前に人の作ったものを探すほうがお手軽。なかったとしても人の作ったキャラはいろいろな形で参考にできる。
ただし、他人のキャラカードを使用する場合、そのキャラカードに使われているパーツが自分のコイカツ内にないと欠けた表現になってしまう。拡張パックのデータなどが使われている場合は注意。

なお、ごく一部ではあるが、キャラカードの有償配布が行われていることもある。当然Illusionの規約には違反しているし、そもそも商業用ゲームのデータ配布で個人が金を取るなど倫理的にもアウトな行為なのは言うまでもない。
大多数の良識あるユーザーの間では勿論問題視されている。絶対に有償配布のキャラカードは購入しないようにしよう。

ちなみに男性キャラ(主人公)のメイキングも一応可能。ただし女性キャラに比べたらだいぶ使えるパーツは減る。また、Hモーションの都合か身長も固定。だいたい170cm(=スライダーで60相当)ほど。

現在は公式サイトのほうから修正パッチも兼ねた拡張データが無料ダウンロードできるため、コイカツ！をPCに入れたらまずこれを受け取ることがオススメ。
一気に使える服のデータなどが増えて、細かな調整などもぐんとやりやすくなる。
また、Hシーンにオナニーとレズも追加される。

【エクストラモード】

• フリーH

読んで字のごとく。キャラとシチュエーションを自由に設定してHできる。
ただしストーリーを進めないと選べる体位が正常位しかないので注意。
メイキングしたキャラが半脱ぎで変な形にならないかのチェックにも使える。
日本製エロゲーでは未だ珍しいVRに対応しており、ヘッドセットが有れば従来をはるかに上回る臨場感が手に入る。
操作性も従来のVRエロゲーに比べると良好。おっぱいを揉むと振動する。
所詮VRコントローラーなので決して揉み揉み感は高くないのだが、VRエロゲーの時代がいつか来るときには歴史の一ページとして語られる日が来るだろう。

• ライブ

キャラがステージ上で歌に合わせて自動でアイドルライブをやってくれる。
歌と振り付けは一種類しかないが、どんなクールな設定のキャラでもここでは満面の笑みで歌って踊ってくれるので見ていて飽きない。
他にはメイキングしたキャラの動きがおかしくならないのかのテストにもなる。
メイキングのときはうまくできたつもりでも、動き出したら顔立ちが歪んでいるのが目立つようになったとかはよくあるので意外と重宝する。

• イベント

シナリオキャラのイベント見返し・編集ができる。

• ？？？(アフタースクールから追加)

隠しデートイベントのリプレイ…ではなく後日談、あるいはトゥルーエンド。
本編のイベントを踏まえたセリフもあるので必見。なお主人公が飲酒できる年齢になる程度に時間が経過している模様。

• ダウンロード

公式サイトから他のプレイヤーのUPしたキャラカードを受け取れる。
落としたキャラは学園に配置することも可能。

• アップロード

公式サイトに自分のメイキングしたキャラをUPできる。分かってるとは思うがMOD環境で作ったキャラを載せたらダメだぞ!

【キャラスタジオ】

Illusion定番のサブ要素。
正確にはコイカツのデータを使ってできる別のゲームであるが、これこそがコイカツをやる最大目標である。
舞台背景の中にメイキングしたキャラや小物を自由に配置して、好きなシーンを創造できる。一言でいえばジオラマを作れるわけである。
キャラのポージングや衣装も自由自在。公式サイトでも有志の制作したシーンデータが配布されているためにその可能性はまさに無限大。
夢の競演やif表現、ほかのどんなことでもプレイヤーの想像力のある限り世界は広がっていける。
本編が原則和姦なのでそういう用途にされていることも多い
勿論エロ以外のシーンも幅広く製作可能であり、銃火器や巨大ロボット、果ては街だの宇宙船だの広大なマップひとつを丸ごと作り上げてしまう猛者も多い。
極まったユーザーからはジョークとして「むしろエロゲーの方がオマケ」と言われることもしばしば

ただし、キャラや物を三次元的に配置しなければならない以上、難易度は非常に高いため、慣れるにはかなりの練習がいることは覚悟しておこう。
あと、当たり前だがパーツ数の多い複雑なジオラマを作るとその分重くなる。

【拡張要素】

拡張パックとして、「コイカツ！アフタースクール」「性格追加パック」が発売中。
「アフタースクール」ではデートイベントやキャラの性格、衣装の追加が盛り込まれていてかなり豪華。
イベントもデート先が追加され、Hシチュエーションも3Pが可能に。別ゲーと思えるくらいに強化される。
「性格追加パック」は性格と衣装の追加のみだがお値段はやや手ごろ。
現在ではこれら2つを本編とセットにした「トリロジーパック」も発売されている。

【総括】

総合的に、非常に高い完成度と自由度が魅力のゲームであり、Illusionのソフトの中でもかなりの人気を持っている。
素直にHに走るもよし、スタジオで造形にこだわるもよしと単純なアダルトゲームを超えたクオリティを持っている。
けれど、このゲームの真価を引き出すには根気とセンス、なにより努力が必要である。その分、報われた時の喜びも大きいので頑張ろう。

【関連ソフト】

• Vカツ

コイカツ！のゲームエンジンを使用し、株式会社シスによって開発されたバーチャルYouTuber支援サービス。
早い話が「カスタムオーダーメイド3D2」にとっての「カスタムキャスト」に相当するソフト。
VR機器があれば製作したアバターを利用してVTuberとして配信が行える他、有料でアバターのVRM出力が可能となる。
18禁要素は削除されたものの、キャラクタークリエイトの自由度は本家譲りであり、また男性アバター作成の自由度がパワーアップしていたりする。
ソフト自体は基本無料でダウンロード出来る他、PCだけでなくiOS・Androidアプリとしてもリリースされており、コイカツ！を今から始めたいなら体験版として触れてみるのもアリだろう。
商業目的での使用も出来るが、18禁での使用はNG。
…と、利便性の高いソフトだったのだが、2022年6月30日正午を以ってサービス終了することが発表された。
アプリが使用出来なくなるのは勿論のこと、Vカツで製作してVRM出力したアバターを他で使用することすら不可。
一応、デザインを流用することは認められているのでLive2Dに移行することで活動を継続するユーザーもいるものの、VTuber界隈には少なからず混乱が走った。

• エモーション・クリエイター

コイカツ！の派生作としてリリースされたゲームであり、自分でエロゲーを作れるという斬新なソフト。
やはりエディットの自由度は高いものの、それだけにゲーム1本作るだけでもかなり手間がかかり、UIがコイカツ！のスタジオから大きく手が加えられているのもあって微妙な評価も少なくない。
また、コイカツ！の大型アペンドディスクである「コイカツ！ダークネス*2」をこのゲームの予約特典*3としてリリースしてしまったことについても批判が多く、なにかとユーザーの不興を買う結果となってしまった。

• コイカツ！サンシャイン

コイカツ！の正当続編。
学園内で展開されていた無印に対し、南国のリゾートにおける修学研修旅行が舞台となる。
新パーツや新マップが多数追加されたのは勿論のこと、一部要素が上記のVカツやエモクリから逆輸入されている他、ダークネスを含む無印のアペンドパーツも全て収録されている。
キャラクターやスタジオのシーンデータを無印からコンバートすることも可能であり、新しく作ったキャラはもちろんのこと、これまで交流してきた女の子達ともバカンスを楽しむことが出来る。
最適化もなされているのか、無印よりロードが速い(スタジオで大きなシーンデータを読んだ時が顕著)。
発売されたのが8月末なので微妙に季節外れ気味なのは内緒
こちらも、無印にとっての『アフタースクール』に相当するアペンドディスク『コイカツ！サンシャイン エクステンション』の発売が発表された。

追記修正はクラス全員をメイキングしたキャラで揃えた人がお願いします。

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▷ コメント欄

• まさか項目出来るとは・・・いろんな作品のキャラ絡ませて遊んでます -- 名無しさん (2019-11-10 17:47:38)
• アイカツ!関連の何かかと思って来てみたら違ったw -- 名無しさん (2019-11-10 20:09:48)
• キャラメイクも凄いがHの時、脱がし方を自由にできるのが神。続編待ってます -- 名無しさん (2019-11-10 21:40:44)
• 操作性が絶望的にゴミすぎる初期だったが今はマシになったらしいね -- 名無しさん (2019-11-11 23:43:00)
• pixivでよく見かける奴 -- 名無しさん (2019-11-12 05:16:55)
• 本体の大和撫子とかアフタースクールの無感情とか、「お前そんなキャラなの！？」みたいなのが隠れてるのも面白い 特に無感情は個人的にドストライクだった あとウェディングの事誰か書かない？ -- 名無しさん (2019-11-12 20:38:58)
• スタジオ限定かつモザイクでピンク一色とはいえ、MODなしでふたなりっ娘を作れるのがふたなり好きには嬉しい。 -- 名無しさん (2019-11-12 20:53:15)
• 宇宙からの移住者が増えてるとか無いとか -- 名無しさん (2019-11-12 23:47:39)
• 続編はまだしばらくいいから公式にはもっと追加のパックを作ってほしい -- 名無しさん (2019-11-21 23:43:25)
• 専用のおっぱい揉み揉みコントローラーを発売してほしい -- 名無しさん (2019-11-22 00:54:45)
• カスタムメイドとよく比較されるけど、とっつきやすさではコイカツのほうだと思ってる -- 名無しさん (2019-11-30 12:58:18)
• エモクリいらないからダークネスを単品で出してくれないかなあ -- 名無しさん (2020-05-26 02:18:48)
• HF3.3のおかげで英語に弱い自分も助かってる -- 名無しさん (2020-09-30 20:08:19)
• サマー楽しみ。今度はダークネスも全員分追加してくれませんかね。 -- 名無しさん (2021-06-16 01:53:09)
• 舞台が南の島に移るから学園生活が舞台の旧作が不要になるってことはなさそうだな。キャラカも共用できそうだから続編というより別バージョンと思うほうがいいかも -- 名無しさん (2021-06-29 18:15:44)
• ↑コイカツからサンシャインへのコンバートは出来るけど、残念ながら逆はできない… -- 名無しさん (2021-10-11 19:22:42)
• これをフルで使いたい一心でずいぶんPCに詳しくなった -- 名無しさん (2022-03-25 21:04:57)
• 続編っぽいのが出たから未プレイだったこっちを先に買ったけど、キャラメイクだけで数日消し飛んでビビった -- 名無しさん (2022-03-29 08:53:30)
• スタジオばっかでちっとも本編やってないわ。 -- 名無しさん (2022-03-29 10:03:54)
• 10年はこれで抜き続けると思う -- 名無しさん (2022-04-03 10:46:04)
• ↑5キャラクリ画面でサンシャインのキャラカードをドラッグで持っていけば読み込むから調整して保存すりゃOK。フリーHでランダムセレクトした時もフォルダ内にサンシャインのキャラカードがあれば何故か選ばれることがある -- 名無しさん (2022-05-11 12:54:08)
• これをプレイしたいがために必要なパソコンのスペックの意味やらMODの入手のしかたやらをいろいろ勉強してだいぶパソコンに詳しくなれた -- 名無しさん (2022-10-02 18:38:12)
• ダークネスは正直コレジャナイ感が強かった、そっち方面は別ゲーで出してほしい -- 名無しさん (2022-10-03 00:08:53)
• 同人誌も出ていないイラストの投稿すらほとんどないようなマイナーなキャラが推しの場合に夢をかなえてくれる魔法のようなソフト。たぶん一生使い続ける -- 名無しさん (2023-03-02 07:56:19)
• HFで追加できるパンティー妖精イベントが地味におもしろい -- 名無しさん (2023-04-13 05:57:25)
• 今日某所で大量のキャラカを有料販売しようとしていた奴がBONされたようだ。ざまあ -- 名無しさん (2023-05-24 19:39:50)
• illusionが……これほどのヒットブランドなのにまさか。これでキャラクリエイトができるゲームの新作が出る可能性は低くなってしまったな。コイカツのソフトもプレミア化するかもしれんし、先行きが不安だ -- 名無しさん (2023-07-14 13:18:56)
• ↑何事かと見たらマジか…相当当たってる側のメーカーだと思ってたけど厳しかったのか。リアル系にしろアニメ系にしろこのレベルのキャラクリゲーを出してるメーカーなんて全年齢含めても貴重なブランドなだけに残念だ -- 名無しさん (2023-07-14 14:24:52)
• 近年だとコイカツとハニセレ以外は泣かず飛ばずだったっぽいしなぁ… -- 名無しさん (2023-07-14 15:21:03)
• 嘘だと言ってよちかりん -- 名無しさん (2023-07-14 22:28:34)
• ダウンロード販売も完全になくなるそうだし、興味のある人は今のうちに買っておかないと後悔するだろうな。さっそく在庫切れが起き始めてるようだ -- 名無しさん (2023-07-15 15:27:28)
• Vカツが急に終了したのも、元々ギリギリの企業運営だったのに基本無料で採算取れなくて維持てきなかった……って感じなのかね？ -- 名無しさん (2023-07-15 21:29:07)
• 【朗報】新ブランドで後継タイトルの「ハニ♡カム」発売決定 -- 名無しさん (2023-08-04 15:10:13)
• いや後継作自体は嬉しいけど9月発売ってすげえ内輪揉めでイリュ潰れた香りがするんだが。内容も見る限り良くてマイナーチェンジ悪けりゃ劣化コイカツでしかないしどうなんだこれ。 -- 名無しさん (2023-08-04 19:35:12)
• 少なくともキャラクリ体験版遊んだ限りだと自由度も利便性もコイカツから格段に良くなってる。UIは結構変わってる(ハニセレ風らしい)からコイカツの感覚で使うと混乱するけど、逆にそこにさえ慣れれば快適に遊べそう -- 名無しさん (2023-08-05 10:49:10)

#comment

*1 デートイベントでは「ごっこ」なのだが、イベント後にエクストラで解禁される方は本物。
*2 本編に陵辱プレイを追加。ただしボリューム的にはオマケ程度であり、あまり評価は高くない
*3 付属のプロダクトコードを使って特設サイトからダウンロードする方式のため、当該サイトが閉鎖された現在では入手手段がなく、遅れて始めたユーザーは諦めるしかない