亜流禍怒羅頭(男塾外伝)

ページ名:亜流禍怒羅頭_男塾外伝_

登録日:2019/09/14 Sat 16:30:00
更新日:2024/05/09 Thu 13:42:57NEW!
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アルカトラズ 刑務所 男塾 超能力 コロシアム 男塾外伝 大豪院邪鬼 亜流禍怒羅頭 絶海の孤島



亜流禍怒羅頭アルカトラズ…江戸時代、日本本土より南に位置する、太平洋上に浮かぶ島に国策として建設された監獄。
いわゆる「島流し」として罪人が流刑となった地は数多あるが、この地の存在を知るものは、時の統治者を含めごくわずかである。
そのため運営の実態や収容された罪人の数、正確な位置等、その全てが謎のヴェールに包まれている。


その神秘性と特異性は海を越えて広まり、世界中の小島に"アルカトラズ"の名が与えられ、監獄が建設された。
代表的なものとしてクリント・イーストウッドの映画やヘヴィ・メタルバンドの名前でも有名な
アメリカの「アルカトラズ刑務所」が挙げられるが、それもこの「亜流禍怒羅頭」の影響を多分に受けて建設されたものに他ならない。


民明書房刊『日本の都市伝説 BEST99』より



概要

亜流禍怒羅頭アルカトラズとは、『男塾外伝 大豪院邪鬼』に登場した闘いの舞台の一つ。
太平洋上に浮かぶ島にある監獄。島全体が霧に覆われ、上空には雷雲が常に存在する。そのため侵入も脱獄も非常に困難になっている。刑務官達はどうやって通勤しているのだろうか?


数か月前、覇王と呼ばれる男によって制圧され、200名ほどいる刑務官が人質に取られてしまった。
自衛隊を含む救助隊は皆消息を絶ってしまい、事態を重く見た日本政府は江田島平八に協力を要請。
覇王の要求する男、大豪院邪鬼が派遣されることになった。なお先んじて王大人が潜入しており、邪鬼をサポートした。



覇王一味

羅護刃らごば

囚人を殺し合わせて人数調整するためのコロシアムを仕切っていた男。
コロシアムで戦う囚人達を圧倒できる程度には強いのだが、流石に邪鬼相手では全く相手にならず瞬殺されてしまう。
覇王の部下では最も扱いが悪く、彼だけバックボーンが全く語られなかった上に、亜流禍怒羅頭編終了時も彼だけ墓標を作ってもらえなかった。


剛鉄猟我裂舞こうてつりょうがれつぶ
先端に巨大な棘付き鉄球がついた鞭。鉄球が邪鬼に通用しないのは承知の上で使用し、余裕を見せつけるために鉄球を回避しないことまで読んで内部に仕込んだ火薬による2段攻撃を敢行したが、その大爆発すらも邪鬼を仕留めるには至らなかった。



餓猛ガモウ

覇王に仕える戦士の一人で、全身傷だらけの小男。生まれつき異常に強い生体電気の持ち主。赤い稲妻より強いかも。
戦闘では体から放つ電撃と身軽な体術で戦う。さらに応用として敵の氣を電気に変換して吸収することも可能だが、吸収量に限界はある。
邪鬼との戦いでは闘場自体に細工をすることで自分のキャパを超えた吸収量を実現し真空殲風衝を無効化するも、
闘いの中で細工を見破られて直接対決に持ち込まれ敗北した。


誕生時に母を感電死させてしまい、それが原因で父に憎まれ虐待された挙句に崖から蹴り落された過去を持つ。
運よく一命はとりとめたが、自分の体質を憂い生きる意味を見失っていたころに覇王と出会い、彼に心酔するようになった。


●雷光蒙古竜
両腕から強力な電撃を発する技。強化版として絶魂雷光蒙古竜があるが、どちらも邪鬼には通用しなかった。


●雷光無極演舞竜
闘場の壁を走り、360度全方位から電撃を浴びせる技。



狼忍ローニン

覇王に仕える戦士の一人で、忍者のような恰好をした隻眼の戦士。二本の曲刀を使った二刀流の使い手。
金属を自在に操る能力を持ち、その能力を使った予測不能な攻撃で相手を追い詰める。しかし最期はその能力を逆用され自滅してしまった。


幼少時に自分の能力を制御できず、飛んできた鉄片で右目を失明。周囲の人々にも被害を及ぼしたため、鉄分の無い土蔵に十数年間閉じ込められていた。
闇の中で世界への恨みを募らせていたところを覇王に助けられて彼に仕えるようになった。


●狼牙無極斬襲演舞
二本の曲刀による乱舞技。邪鬼ですら戦慄する速さを持つ。


●飛翔来刀遊舞
曲刀を合体させた真円輪斬刀を投げつける技。狼忍の特異体質により予測不能な軌道で襲い掛かる。


●不動痙止妖術縛
敵の体を硬直させ動かなくさせる。実は真円輪斬刀に仕込んであった高濃度の鉄分を飛翔来刀遊舞で相手の体内に注入し操っている。



阿龍ありゅう阿虎あこ

覇王に仕える兄弟戦士。身体から猛毒を発する弟・阿虎と彼を護衛する兄・阿龍のコンビネーションで戦う。
実は阿虎自身も己の猛毒に耐えることはできず、毒を無効化する空間を作り出せる阿龍が近くにいないと自滅してしまう。
それを見抜いた邪鬼に引き離されたことで阿虎が兄への感謝を口にしながら死に、直後に阿龍も邪鬼の拳を受けて弟への謝罪とともに力尽きた。


生まれたばかりの阿虎の周りで人々が死んだこと、そんな中でも自分は助かったことで自分達の特異体質を知った阿龍は二人で山中に暮らすことにしたが、阿虎を恐れた人々は何度も山狩りに来た。
それに対処する日々の中で阿龍は阿虎を守るために襲い来る連中を皆殺しにすると決めたのだった。
覇王との出会いの経緯は不明。


咆虎放散毒狂ほうこほうさんどっきょう
阿虎が口から吐く毒霧。皮膚に触れると数秒で細胞を破壊し始め、やがて体が崩れて死んでしまう。


龍天殱輪小手りゅうてんせんりんごて
阿龍が腕に装備した小手。前腕の部分が常に回転することで打撃を無効化する。



覇王

亜流禍怒羅頭を制圧し日本政府に数々の要求を呑ませてきた謎の男。甲冑とマントを身にまとい、その素顔は分からない。
王大人の施術によって回復した邪鬼と互角に渡り合える実力の持ち主であり、2人の闘いの余波で亜流禍怒羅頭の施設の数々が粉々になった。


●大豪院流奥義真空殲風衝
大豪院邪鬼の使う技と全く同じもので威力も互角。2人の真空殲風衝が真正面からぶつかった結果、島が真っ二つに割れてしまった。



大豪院豪鬼

大豪院邪鬼の双子の弟。外見は白髪の大豪院邪鬼。


大豪院家には双子を忌み嫌い、もし生まれればその場で片方を殺すという仕来りがあった。
しかし我が子を殺したくなかった母は夫の鍾鬼が外出していたことを利用して従者の武佐むさに豪鬼を託し、鍾鬼には邪鬼のみが生まれたように見せかけた。


その後は己の素性も知らずに山中で武佐と平和に暮らしていたが、成長するにしたがって大豪院家の武術家の血が滾り、強い戦闘衝動に襲われるようになってしまう。
隠し続けていれば豪鬼の身が持たないと判断した武佐に全てを明かされたことによって衝動は収まったが、
今度は自分を捨てた大豪院家を憎むようになり、復讐のために宝物庫から奥義書を奪取して独自に修業を積んでいた。


ある晩、豪鬼達が住んでいた村が山賊に襲われた挙句に焼き払われるという事件が発生。
異変に気付いて修行から戻った豪鬼は、武佐が炎の中から子供たちを救出した後に力尽きるのを目の当たりにする。
武佐の遺言を聞いて大豪院家への復讐心を乗り越えた豪鬼は、復讐のためではなく純粋に武術家として邪鬼を超えたいと願うようになったのだった。


なお、鍾鬼にバレたのか母が自ら明かしたのかは不明だが、邪鬼は豪鬼の存在を知っていた。また鍾鬼と関わりの深い江田島平八にも一連の事情は伝わっていた。



●氣功闘法堅砦体功
大豪院邪鬼と同じもの。氣を胸板に集めて防御力を高める。


●大豪院流奥義明神疾憔極門
自らの心臓の鼓動を高速で動かすことで肉体を強化し、巨大化や高速移動を実現させる。大豪院家の禁断の秘奥義として秘伝書に書き残されてきた技だが、体得できた者は過去に一人もいなかった。豪鬼も完全には体得できておらず、心臓への負担が非常に大きい。


●双龍真空殲風衝
豪鬼が邪鬼打倒のために独自に編み出した技。巨大化した状態で両腕から真空殲風衝を放つ。螺旋状に放出された真空殲風衝は非常に強力な威力を持つ。



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  • おお! いつか作ろうと思ってたけど遂に出来ましたか。作成乙です。 -- 名無しさん (2019-09-14 20:09:55)

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