ナズナの咲く頃(雛咲葉)

ページ名:ナズナの咲く頃_雛咲葉_

登録日:2019/09/13 Fri 21:46:54
更新日:2024/05/09 Thu 13:42:44NEW!
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周りが助けてくれてなんとかまわってるけど いつまでもダメな私…



お風呂入って早く寝てまた明日頑張ろう






『ナズナの咲く頃』はワニマガジン発行の『COMIC快楽天BEAST 2017年3月号』に掲載されたエロ漫画
作者は「雛咲葉」。この作品は2017年7月31日*1に発売された単行本『放課後のささやき』に収録された。


【概要】

親の跡を継いで若女将となった女性が分け合ってここに就職した板前の男と露天風呂でエッチしていくもの。
内容も純愛であるが、エロ漫画である意味王道とも言われる温泉女将ものをやってなかったので、今作が初挑戦となる。
単行本『放課後のささやき』では書き下ろし4コマ漫画『番頭さん』が掲載されている。


【あらすじ】

山奥にある小さな温泉宿『松葉屋』、若女将である吉野小春は半年前から亡くなった親の跡を継いで切り盛りしている。
先代からの番頭と、最近この宿に来た着た板前の三橋京介といった面々の支えられながら奮起している。


しかし彼女は男性経験がない上に場所が場所なので出会いがない。おまけに慣れない業務に悪戦苦闘する日々。
憂鬱に考えながら客に料理を運ぼうとするも、突然飛び出してきたに驚いてしまい、料理を運ぶものを落としてしまった。
小春は京介やお客に謝っていくが皆責めるどころか励ましていく。番頭に至っては客に名物の地酒を用意するなどフォローもうまい。
とはいえ、ミスをしてしまった以上落ち込まずには入られない。彼女は引きずったまま銭湯に入ろうとしていく。



【登場人物】

  • 吉野小春

今作のヒロインであり主人公。
髪型はポニーテールであり、スタイルも和服を着ても分かるほどの巨乳


半年前から松葉屋で若女将をやっているが、先代である親が急に亡くなったこともあってか大学出てすぐ親の跡を継いだ。
その為かいろいろ不慣れな点があり、周りが助けてなんとか回っているが、そんな自分に苦悩している。
23歳であるが、男性経験がなく、若女将で処女という事実に悩んでおり、同時に卑屈になる。


  • 三橋京介

今作のもうひとりの主人公。
最近松葉屋で働いて板前として切り盛りしている。ちなみに腕前はかなりのもの。


男前であるがすごく無口であるため、小春は彼にどう接したらいいのか戸惑っている。実際は感情を表すのが苦手だが。
以前は東京の大きなホテルに勤務していたが、人間関係が複雑すぎたことに嫌気を感じたため辞めてしまった*2
年齢は29と三十路に達するのだがこの歳になって流れ者みたいな身となっている。


  • 番頭さん

名前は不明。小春の親の代から勤めている。年齢は中年程度と思われる。
切り回しを行っており、小春がドジをかいた時にもフォローするなどかなりの働き手。
そしてファインプレーを行っていく。特に書き下ろし漫画では。


【顛末】

0時半ならば既に客も入浴時間は終わっている。更衣室に入った小春は和服を脱いで気持ちを切り替えようと女湯に入る。
が、なぜか京介が女湯に入っている。しかし京介も「男湯の暖簾」だったのではと混乱したような様子で言う。
小春からそんなわけ無いと言われて京介は慌てて湯から上がろうとするが、滑って尻餅をついてしまう。


小春は転んだ京介に怪我の様子をうかがうが、彼の陰茎を初めて目の当たりにして顔を赤くしてしまう。
しかし勃起していない。これは処女である小春もわかっている。同時に京介は別に興奮してないことも。
やはり自分は魅力無いと落ち込む小春にそんなことないと励ます。なおも小春は棒読みと捉えてしまう。
京介は「感情を表すのが苦手なだけ」であるが、小春は「今まで経験もない」とダブるかのように打ち明けていく。


すると京介は小春の腕を掴んで自分の陰茎を触りだした。小春が魅力的だから興奮したと言わんばかりに勃起したことを。
不思議とどんどん硬くなっていく陰茎に顔は紅潮していく小春、彼女にそんな事されると我慢できなくなった京介は口付けを交わす。
京介にキスされた小春は顔が真っ赤になったまま思考が停止したのだ。
温泉に入りながら、京介に胸の柔らかな部分を愛撫されていく小春。だが小春も京介の陰茎を握り締め、弄っていく。



若女将……


…小春って呼んで…


小春さん…入れていいですか…



初めて男の陰茎を自分の膣内に挿入することになる小春。彼女は胸の鼓動を高鳴らせ、そして挿入した。
小春は痛みを感じながらも、すごくキツくて気持ちいいと言わんばかりに喘いでいく。
そんな小春に可愛すぎだと漏らしていく京介は腰を動かしていく。



だ…大丈夫ですか…?


うん…三橋さんが…いいように…



京介の陰茎が小春の膣内に入っていき、その奥にある子宮までに到達したのだ。
苦しいけど熱くて気持ちいい。小春と京介の両名はそう感じながら、互いに求め合う。
腰の動きをさらに激しくしながらオーガズムを感じ、膣内に射精したのであった。
翌朝、二人は何事もなかったかのように振舞うが、番頭がある事を口にする。



いや~今朝裏山を散歩してたらナズナが咲いてましてな 春の訪れを感じましたよ


松葉屋にも春が来たようですな



その言葉に耳を疑う小春と京介。番頭は京介が男湯に入ったあと小春が来る前に暖簾を入れ替えるのがギリギリだったのだ。
どうやらあの出来事は番頭の切り回しによるものであり、それを聞いた小春は顔を赤くし、京介はだんまりするしかなかった。



まぁうちくらいの規模だと宿の主人が板さんを兼ねる場合も多いしうまくいくんだよ}}


なによそれ!



なにはともあれ、結果オーライ……といったところか?
因みに『番頭さん』でも其の一と其の二では本編の、其の三と其の四では書き下ろしイラストの裏側を番頭さん視点で書かれてる。



【余談】

  • 番頭さん

実はこのキャラクターは担当の提案で出したのだが、意外に読者に好評であり、彼へのコメントもあった。
実際、彼の切り回しのおかげで二人の逢瀬を作ることができたし、それを示すかのようにあとがきでのイラストは小春と京介が結ばれるものであった。



追記・修正は業務と恋路の応援の切り回しの上手い人にお願いします。


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*1 電子書籍版では2017年9月29日に発売。
*2 給料は間違いなく東京の大きなホテルの方が多いが、その分派閥争いもすごいと番頭が言及している。彼もそれに合わなかったのだろう。

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