登録日:2019/08/14 (水曜日) 13:23:15
更新日:2024/04/19 Fri 10:59:23NEW!
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ピクミン ピクミン2 ピクミン3 hey!ピクミン 蛙 カエル 踊り食い 原生生物 ピクミン4 イモガエル マロガエル 達磨芋蛙 麻呂芋蛙 焼芋蛙 イモガエル科 オタマ
イモガエルとマロガエルはゲーム『ピクミンシリーズ』に登場する原生生物。
どちらもイモガエル科に属する。
共通して
- 胴体が大きく脚が短い。
- 浅瀬に生息。でも泳ぐのは苦手。
- ジャンプでしか移動できない。
- 時折、前脚で顔を掻く仕草をする。可愛い
といった特徴がある。
攻撃方法はその大きな胴体を活かしたボディプレス。
こちらを確認すると狙いを定めて跳びかかってくる。小さく動くものを押し潰そうとする習性によるものらしい。
チャッピー系の捕食攻撃と違って、イモガエルやマロガエルのボディプレスは一度に殺せるピクミンに上限が無いので、うっかり隊列に跳び込まれて地獄を見た人も多いのではないだろうか。
ピクミンが大量に張り付いていると重さで跳べなくなるので、とにかくピクミンを張りつかせるのがカギ。
ただし、たまに死に際に垂直ジャンプをかましてくるので注意。
・イモガエル
和名:ダルマイモガエル
科目:イモガエル科
スピンオフ含めた全作品に登場。チャッピーやブタドックリ等に並ぶシリーズの顔と言えなくもない。
「芋蛙」の名の通り、黄色い芋のような胴体が特徴。頭頂部は黄緑色。足先と腹は白色。
「1」ではマロガエルよりも後に登場し、耐久力も索敵範囲も上な上位種だったが、「2」では逆転した。
「2」での弱体化が著しく「3」ではピクミンが自重分以上(要するに5匹以上)背中になるとジャンプが出来なくなり、殺傷力の無い振り払いしか出来なくなるという大幅な弱体化をしてしまった。
その上ボディプレスの効かない岩ピクミンが登場した為危険性がほぼ無くなってしまった。
「1」においては投げて倒す場合非常に時間が掛かるため取り囲んで倒すのが得策であるものの、その場合は死に際にピクミンを何匹か道連れにして死なせるバグが曲者。
サイド方面へピクミンを攻め込まずに真後ろのみに取り付かせることでバグ死を回避しやすいチャッピー系列とは異なり回避する手段が無いのもあり、「1」においては最強の生物とするプレイヤーもいる。Switch版では修正されている。
スピンオフである「Hey! ピクミン」にも登場。
全体的に大きくなった「Hey!」の原生生物の例に漏れず、こいつもの画面半分を覆い尽くす程の巨体に。
しかし、動きがすっとろい上に、大ジャンプした時にしか攻撃判定が存在しないので見た目のインパクト程の強さは無い。ぶっちゃけコイモガエルの方が厄介。
そしてコイツの活躍は「ピクミン」だけには収まらず、「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」にもスピリットとして登場。
階級はHOPE、種別はサポーター。スキルはコスト1:ステージ強風軽減。
代理戦ではデデデ大王が対戦相手に。イモガエルのジャンプをデデデの上必殺で再現したのだろう。カラーもイモガエルっぽい黄色、黄緑になっている。
脚以外は水っぽくて料理に向かない。
ゲーム中にはイモガエルの幼生である「オタマ」と幼生と成体の中間である「コイモガエル」も登場する。
・オタマ
「1」、「2」、「3」、「4」に登場。大きな眼が特徴。可愛い
ピクミンへの攻撃手段は持たないが、非常に泳ぐスピードが速い。
また、岸に追い込まれたり水が干上がるなどで陸に上がってしまうと泳ぐことが出来なくなり、ビチビチと跳ね回るようになる。
なお、長時間陸に上がってても特に影響はない模様。
洞窟内ではたまに天井から降ってくる。
近くに水もないのにどうやって生きていたのだろうか?
オリマーによると、イモガエルは池や湖に張り出した木の枝先に卵を産み付けるという。
これは青ピクミンやダンゴナマズといった生物から卵を守るためらしい。
現実でも、モリアオガエルという蛙が似たような行動をとる。
シリーズを通してピクミンに一方的にボコられる運命にあるオタマだが、『3』での原生生物図鑑でチャーリーは「ピクミンにいじめられるのを根に持ってるかもしれない」とコメントしている。成体の好戦ぶりを見れば案外間違いじゃないかも…。
三杯酢の中に泳がせて踊り食いに。
・コイモガエル
「Hey! ピクミン」に登場。
成体に比べるとまだまだ小さく、尾が残っているどころか前脚すら生えてない。
(現実の蛙も脚が全て同時に生えてくる訳ではなく、後脚→前脚の順に生えてくる。)
後脚しかない故か、ボディプレスも仕掛けて来ず、ぴょんぴょん跳ねて移動するだけである。
ただ、こちらからは攻撃を当てにくい上に、「Hey!」の仕様上敵の攻撃を食らうとピクミンは即死なので、ヒトクチパンモドキ程ではないがこいつもかなり厄介な敵。
水中を泳いでいる個体もおり、まだまだ泳ぎは得意なようだ。
・ヌシガエル
和名:ダルマイモガエル(長寿個体)
科目:イモガエル科
『4』で登場した、巨大なイモガエル。
本来イモガエルは繁殖期になると成長が止まるのだが、天敵のいないなど恵まれた環境で繁殖もせずにぬくぬく育った結果成長が止まらず、見事にピザった個体。
やることはイモガエルと変わらないが、でかいぶん攻撃範囲も広く、砂浜で戦う個体は着地地点を水場に変えてくることもある。
大量の塩で水抜きすれば食べられるが、目玉と脚だけをいただく方がいい。
でかくなってもやっぱり食用には向かないようだ。
・マロガエル
和名:マロイモガエル
科目:イモガエル科
「1」、「2」、「4」に登場。「3」では欠勤、皆勤を逃した。
「1」では樹海のヘソに生息。暗い洞窟での活動に適応した種。自分から住み着いた訳ではなく、地下水脈に流されて入り込んでしまったらしい。
日の光が当たらない場所に生息している為、体の色素が抜け落ち、肌は白く眼と脚先は血管が透けて赤くなっている。
また、岩と岩の狭い隙間にも潜り込めるようにイモガエルに比べて平べったくなっている。(といっても基準のイモガエルが縦長なので真ん丸に近い)
名前のマロは、その白い肌を白化粧した公家の一人称(麻呂)に準えて付けたのだろう。多分自分をカエルだと思っていた王子は関係ない…と思う。
余談だが、「麻呂」は実際には身分関係なく使われており、公家言葉としたのは後の創作らしい。
「2」では地上には登場せず、地下洞窟でのみ遭遇できる。
イモガエルと同様、ちょくちょく天井から落ちて来てはプレイヤーをビビらせてくる。
「4」でも地下洞窟にのみ生息。出現頻度が大幅に下がった他ジャンプ力が下がり、「3」以降のイモガエル同様にピクミンが多く背中に乗るとジャンプできなくなってしまった。体力が高いだけのイモガエルであり大幅に弱体化。
臭みが少なく身もしまっているので刺身がいける。
・ヤキコイモガエル
和名:ダルマヤキイモガエル
科目:イモガエル科
あちらこちらで火の手が上がる「燃える枯れ地」に適応した種。
「周りが炎だらけなら自分から燃えてしまえばいいじゃない」といった感じに自らも燃えている。
でもオリマーからは「本当は熱くてガマンしているのかもしれない。」と言われている。
当然、成体の「ヤキイモガエル」も存在するはずだが、こちらは未登場。
・ヒヤシイモ
和名:ボタユキイモガエル
科目:イモガエル科
今度は逆に氷属性を持ったイモガエル。「4」に登場。
恒例のボディプレスの他に、押し潰す際に周りに氷結エリアを作り出し、氷ピクミン以外のピクミンを氷づけにしてしまう。本来は押し潰しに強い岩ピクミンも凍らせれて砕かれてしまう。
一度ボディプレスされただけでも接近が難しくなるため、遠くからピクミンを投げつけるか大人しく氷ピクミンで相手をしよう。
この氷づけプレスは獲物の捕獲、吸収だけでなく、獲物の冷凍保存などにも使われるようだ。
目の周りをくり抜き、醤油で煮込む。とろっとろのコラーゲンたっぷり。
なかなかえぐい食べ方をしてるが…やっぱり他の部分は食用に適さないのだろうか?
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▷ コメント欄
- ルーイメモまでちゃんと書いてあるのか -- 名無しさん (2019-08-14 19:28:24)
- お腹さする仕草かわいい -- 名無しさん (2019-08-23 01:01:20)
- 2のイモガエルは弾け飛んだ紫が腹にくっついて着地際に死ぬバグがあるから3よりも強いと思うけどなぁ -- 名無しさん (2021-02-28 00:00:48)
- 時々手で顔(お腹?)をもいもいする仕草がかわいい -- 名無しさん (2022-11-06 13:49:03)
- シャワールームのオタマは地上の水が引いたことで降って来てるんだと思う -- 名無しさん (2022-11-21 12:53:45)
- マロガエルのマロってマシュマロのマロじゃないのか -- 名無しさん (2023-08-06 21:46:54)
- 公式の原生生物図鑑によると、水っぽいのは身体を構成している水分が多いからであり、捕食はピクミンを潰したと同時に体液を吸収しているから。 -- 名無しさん (2024-03-24 17:51:57)
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