X・ドレーク

ページ名:X_ドレーク

登録日:2019/07/19 Sun 16:16:00
更新日:2024/04/19 Fri 10:41:15NEW!
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暴れたきゃあ“新世界”へ!!!




Xディエス・ドレークとは、「ONE PIECE」の登場人物である。



●目次



【プロフィール】

本名:Xディエス・ドレーク
異名:赤旗
年齢:31歳→33歳
身長:233cm
懸賞金:2億2200万ベリー(超新星編)→?ベリー(新世界編)
肩書:最悪の世代、元海軍本部少将(海軍本部機密特殊部隊「SWORD」隊長)(現階級不明)
所属:バレルズ海賊団→海軍本部少将→ドレーク海賊団船長→元百獣海賊団飛び六胞
所属船:リベラルハインド号
悪魔の実:リュウリュウの実 モデル“アロサウルス”(動物系ゾオン古代種)
覇気武装色見聞色
出身:北の海ノースブルー
誕生日:10月24日(ただし、Blue Deepでは10月10日となっている)
星座:蠍座
血液型:X型(現実だとA型)
趣味:爬虫類マニア、天体物理学
初登場:単行本51巻・第498話・『11人の超新星』
好きな食べ物:チキンライス
嫌いな食べ物:
イメージ国:トルコ
イメージ職業:動物園飼育員
CV:竹本英史(アニメ版キャラクター「ドレイク」、オームなども担当)



【概要】

主人公モンキー・D・ルフィと同時期に現れた超大型ルーキー海賊11人の超新星(後の「最悪の世代」)に数えられた1人で、ドレーク海賊団の船長を務める男。
顎の十字傷、怪傑ゾロのような目元の黒いマスク、胸の「X」字のペイント(刺青?)が特徴。
初登場時には二角帽を被っていたが、新世界編では帽子を外してモヒカンが明らかとなり、目元のマスクも左目に斜めにつけつつ右目もカバーしているなど変わった形のものをつけている。


海軍本部少将という異色の経歴を持つ海賊。だがこの肩書きは表向きの物で、海軍基地に出入りしているなど、実際には海軍を脱退していない。最悪の世代で、新世界編での懸賞金が現時点で明らかにされてないのは、彼とウルージさんのみ。


映画『ONE PIECE STAMPEDE』で判明した海賊船は、海軍の軍艦に似たものながらシルエットはドレークの二角帽に似た船『リベラルハインド号』。
海賊旗にはドクロが描かれておらず、のような独自のマークとなっている。



【人物】

海軍出身なだけに、人間兵器パシフィスタなど海軍の裏事情についても詳しい。
また、北の海ノースブルー出身ということもあってトラファルガー・ローバジル・ホーキンスと同じく世界経済新聞の絵物語「海の戦士ソラ」の読者でもあり、レイドスーツをまとったサンジの姿を見た際には即座にジェルマ66のステルスブラック!」と気づいて「本物!?」と驚いていた。
絵物語のファンだったらしい。ソラのファンである正当な読者かジェルマのファンの正当ではない読者なのかは不明。


アニメ版だとさらに顕著で、932話では

  • 「滅びろ!ジェルマ66ー!!」とか言って剣を抜く
  • サンジがナミ達を連れて逃げた後は彼の飛んでいく姿を見ながら「くっ!流石はステルスブラック!」と言う

など、最早ソラになりきってる感じがある。


冷静沈着なようで、マリンフォード頂上戦争終結後には、先の時代を見据えた言葉を述べている。
一方で、百獣海賊団に潜入してからは、正体が露見することを防ぐためか、百獣海賊団に逆らう勢力や村を襲撃して壊滅させたりと百獣海賊団としての仕事もしっかりこなしており、ユースタス・キッドトラファルガー・ローら「最悪の世代」として世間を騒がせ、数々の任務をこなして幹部・飛び六胞に抜擢されている。


弱点として男ばかりの環境で育ったためか初心で女性に免疫が無い所があり、女性の裸を見ると卒倒してしまう。
しかし本人は頑なに認めようとしない。



【戦闘能力】

動物系悪魔の実ゾオンリュウリュウの実 モデル"アロサウルス"』の能力者。
世間一般での絶滅動物である動物に変身できる「古代種」に分類される希少な実を食しており、巨大な肉食恐竜アロサウルス」に変身する力を持つ。
その牙は鉄をも噛み砕き、尻尾の一撃も強力な武器となる。
アロサウルスの全長は10mをゆうに超え、それに変身したドレークもまた動物ゾオン系の中でも抜きんでて大きい姿となる。


また、普段からサーベルとメイスを腰に携えており、人間時でも高い戦闘能力を誇る。
シャボンディ諸島では、キラーウルージ僧正の戦闘を軽々と制止したほど。


人獣型では、人型の恐竜のような姿となる。
顎と強大な歯を生かしやすいのは獣型のため、人獣型ではなく恐竜形態で戦うことも多い。


2年後には覇気の会得が判明しており、自然系悪魔の実能力者をも撃破している。
うるティやページワンと共に、百獣海賊団幹部“飛び六胞”に任せられていることからも、王下七武海クラスの実力を身につけている様子。
飛び六胞になってまだ2年足らずだが、ササキからは「お前が大看板を目指すことに興味がないなら助かる」と言われるなど実力を認められている。


作中で最初に登場した動物系「古代種」の能力者だが、シャボンディ諸島編の初登場からワノ国編で悪魔の実の名前が判明するまでかなりの年月を要した人物のひとりでもある。


◆技

  • X狩場エクスカリバー

人獣型で使用。
両手のサーベルとメイスをX字に叩きつける同時攻撃。
不意打ちとは言え、オーズ並の巨躯を誇るナンバーズ十鬼ジューキを一撃で地に沈める威力を誇る。



【来歴】

◆過去

彼の父はディエス・バレルズという、元海軍の海賊であった。
幼少期は立派な海兵だった父に憧れていたが、なぜか海賊へと変貌した父は息子に暴力を振るうほどの凶暴な性格となった。それでもドレークは父を信じ、ついていった。
バレルズが元から腐っていた男なのか、北の海は海兵ロシナンテが「“北の海ノース”の闇」と評するほどの場所でもあったがなにかあって心を壊したのかは不明。


海賊バレルズの元では、ドレークは誰よりも腕は立つもののひ弱な性格だったため、雑用として働かされていた。
そんな日々が続いたドレークが19歳の時、一味は北の海ミニオン島に滞在。バレルズは入手したオペオペの実を世界政府に50億ベリーもの大金で売り渡す取引を目論むが、その奪取を謀ったドンキホーテ海賊団との争いで死亡。
たまたま現場から離れていたドレークは海軍に保護され、彼もまた海兵となる(この時弱々しい姿の彼が「少年」として保護された事で、後に同期となるトラファルガー・ローの命を間接的に救っている)。


だが、血は争えないのか、どういう事情があったのか、少将にまで出世した彼もまた、海賊への道を歩むこととなる。
過去回想シーン以前にSBSに掲載された幼少期のイラストでは笑いながら海兵帽を被っている姿が描かれている
実際の彼は、海兵(の息子)→海賊→海兵→海賊…と立場を文字通り二転三転させていたようだ。



◆偉大なる航路編

シャボンディ諸島にて、ルフィが天竜人を殴ったことで発生した海軍襲来に巻き込まれるも、
以前から知っていたパシフィスタの性能を調べるべく戦闘開始。
アニメ版ではパシフィスタに攻撃して乱入した際、パシフィスタに押されていたウルージさんに「その程度の力か、怪僧」と挑発とも激励ともとれる言葉をかけている。


だが、ついうっかり黄猿と遭遇してしまい、他のルーキー共々倒されてしまう。
このとき黄猿からは「ドレーク少将…ああ…元“少将”」と名指しで呼ばれており、海兵時代に面識があった模様。


その後何とか逃げ出したらしく、マリンフォード頂上戦争を見届け、


───海軍もまた …変わらざるを得ない………!!



と意味深な言葉を残した。


そして新世界に入り、四皇「カイドウ」の縄張りの冬島を襲撃し…



◆新世界編

表紙連載第20弾『カリブーの新世界でケヒヒヒヒ』

扉絵集中連載では、とある事情からカイドウの部下“アイアンボーイ”スコッチに対する反乱軍を指揮していたカリブーを一瞬で撃破。
カリブーを捕縛しどこかに連行していった。


ドレスローザ編

扉絵から予想されていた通り、百獣海賊団の傘下に加わっていたことが明確に判明。


父の仇であるドンキホーテ・ドフラミンゴ麦わらの一味&ハートの海賊団海賊同盟に敗北したことを、カイドウが滞在していた何処かの冬島で知るが、父の仇のドフラミンゴに対して恨みはないと述べている。


ワノ国

満を持して本格参戦。百獣海賊団幹部「真打ち」の中でも実力者たる「飛び六胞」に属すことが判明。
国内では、過去に真打として、お玉の住んでいた編笠村を襲撃すると言った任務を遂行しており、わずか2年で飛び六胞にまで上り詰めた様子。


蕎麦屋討伐任務

疫災のクイーンの命による蕎麦屋のサン五郎討伐任務にてページワンと一緒になったり、その成り行きでトラファルガー・ローを追いつつ「逆さ三日月の刺青がある者拿捕」の任務もこなすバジル・ホーキンスと行動を共にしている。



霜月しもつきやすイエ処刑後にサンジと交戦した後はどこか不自然な様子を見せており、捕えたトラファルガー・ローの拷問を始めようとしていたホーキンスからもそれを指摘されているが…?











金色神楽こんじきかぐら

百獣海賊団の宴会「金色神楽」がある鬼ヶ島に、他の飛び六胞と共に集合。
キングクイーンジャックいずれかの大看板の地位の奪取・下克上を狙っている飛び六胞フーズ・フーやササキと違い、ドレークは上記の件もあるからか大看板の地位には微塵も興味を示していない。


カイドウ(の名を使った火災のキング)により飛び六胞の召集がかけられ、カイドウの命令で逃げ出したカイドウの息子ヤマトの捜索に当たることとなる。


しかし、金色神楽こんじきかぐらに、赤鞘九人男ルフィ達が乱入。
火災のキングからヤマト捜索中止と防衛を電伝虫で命じられるが、そこにフーズ・フーが現れ「クイーンをこの混乱に乗じて殺したい」と言われ、その誘いに乗ることに。
だが、その誘いは罠であり、ローを逃がしたことが監視役の報告やホーキンスの推察でばれ、「裏切り者」としてフーズ・フーと疫災のクイーンに半殺しにされてしまう。
なおロー脱走前にフーズ・フ―から「殺したい奴なら俺にも居る」と言外に名指しされていた辺り、(流石に海軍とまではバレていなかったが)何処かの組織のスパイではないかとは早い段階から疑われていた模様。


なんとか逃げ出したものの、このままでは拷問・殺害される事態を打開すべく、コビーの言葉を思い出し、ルフィに加勢することを決意。
宴会ホールに飛び出し、ルフィに攻撃しようとしたナンバーズ十鬼ジューキを撃破し、ルフィに共に戦わせてほしいと申し出た。
当然、ロロノア・ゾロフランキービッグ・マム海賊団を抜けるのに大変苦労したジンベエらは、百獣海賊団を一身上の都合で抜けてルフィと共闘したいと都合のいいことを言うドレークに警戒と侮蔑を向けるが、ルフィはあっさり承諾。


ドレークは、“まだドレークは何かを隠している”ことに気付いたゾロと交戦するが、スクラッチメン・アプーが「弱小海賊団・・・・・に寄生するのか」といったことで、カチンと来たゾロと元々アプーが嫌いなドレークはアプーを倒すために共闘を選択。
だが宴会ホールにいる麦わらの一味・侍たちの一網打尽を狙う疫災のクイーンが疫災弾「氷鬼」をばらまき、「氷鬼」唯一の抗体をアプーに預けてしまう。
ゾロとドレークはアプーに猛攻を仕掛け、屋上から「お菊の腕」が落ちてくるのを見たことで奮起したゾロがアプーを斬り伏せて抗体を奪取。
更に、なんとか抗体を奪おうと立ち上がったアプーをドレークは獣型になってかみ砕き、マルコに屋上へ連れていってもらおうとするゾロに対し、ドレークは抗体を増やそうとするチョッパーの護衛を買って出て、ゾロからは「勝ち馬・・・に乗る才能はある様だな」と評された。


アプーに同盟を持ちかけられても一蹴して追撃するが、ヤマトの乱入などもあり混戦状態になった末にCP-0と遭遇。
CP-0にはすでに正体を把握されており、世界政府が四皇と取引するという暗部を見たこともあり「不都合は消すのみ」とアプー共々口封じされかかり、
ほぼ成り行きながらアプーと共闘する形でCP-0相手に戦うが、すでに疲弊していたドレークはCP-0の特級エージェント“ゲルニカ”にはかなわず敗北。


それでも自分の正義と仁義を信じ、最後の力を振り絞って、ルフィの殺害を命じられたゲルニカを一刺ししつつも倒れ去った。


戦いがルフィ達の勝利に終わった後、同じく瀕死の重傷を負ったホーキンスから改めて正体を聞かれるも当然答えなかったが、ホーキンスが自分のほぼ確実な死を知りつつも百獣海賊団として戦ったことを力尽きゆくホーキンスから唯一明かされた。



未来島エッグヘッド編

ルフィ達がワノ国を出航してからの動向は一切明かされてなかった。
エッグヘッド島に近くにある海軍本部G-14支部にて、SWORD所属のプリンス・グルス少将曰く、ワノ国天上決戦後にドレークと連絡がつかなくなり生死不明状態だと述べられている。


【主な部下】

海軍本部機密特殊部隊「SWORD」所属。
ドレーク海賊団のメンバーも、劇中で海軍しか使用していない黒電伝虫を使っており、海軍の一員の様子。


海軍本部大佐。


海軍本部少佐。
劇場版『ONE PIECE FILM RED』副音声上映によれば、作者は当初は「SWORD」所属のつもりではなかったが、映画に出すと言うことでヘルメッポも「SWORD」所属にしたとのこと。


  • ひばり

海軍本部中佐。コビーの後輩にあたる女性。


  • プリンス・グルス

海軍本部少将。



【余談】

  • 名前の由来

初めて生きたまま世界一周を成し遂げたという、イギリスの海賊であり海軍でもあった「フランシス・ドレーク」から。相棒であるホーキンスのモデルである「ジョン・ホーキンス」とは戦友だったらしい。
姓がローマ数字の10をスペイン語読みしたものと珍しいが、船員がトランプに関連した用語の名前を持つ百獣海賊団の傾向を踏まえると、「13(キング)」「12(クイーン)」「11(ジャック)」に次ぐ実力者の「10」に当たる存在である事を暗示しているのかもしれない。


  • アニメ版

アニメオリジナルキャラクターに、『ナバロン編』などで登場した海軍本部少佐ドレイクというよく似た名のキャラクターがいるが、特に関係はない。しかし中の人は同じである。
また「元海軍の海賊」の先例として、映画『デッドエンドの冒険』では、“将軍”ガスパーデという映画オリジナルキャラクターが存在する。
ガスパーデはドレークより懸賞金こそ低いが、一般人達を容赦なく殺戮するその残虐性から「海軍最大の汚点」ともあだ名されていた。


アニメ987話では、フーズ・フーが「殺したい奴」を思い浮かべる時に飛び六胞や大看板の顔がイメージ出る際、原作にもまるでない「ニヤついた笑みをしたドレーク」が登場。
フーズ・フーには裏切り者がこう映ったのだろうか。


  • ゲーム版

上記のアニメオリジナルキャラクターより以前にゲーム「虹の島伝説」にドレイクというキャラクターが登場するが、こちらも特に関係ない。
ドレイク海賊団の船長を務める老海賊で「虹の島伝説」におけるラスボスポジション。




この項目もまた…追記・修正せざるを得ない………!!


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*1 意図的か不明だが、黄猿に蹴られる直前のドレークは頭を下げているような描写がある。

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