登録日:2019/06/23 Sun 12:58:15
更新日:2024/04/19 Fri 10:13:33NEW!
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羽 翼 武器項目 飛び道具 ブーメラン 切断武器 手裏剣 男のロマン 漢のロマン スパロボ 翅 羽根 コメント欄ログ化項目 羽手裏剣
ここでは羽や翼を武器として使っている人々を紹介する。
●目次
概要
本来なら空を飛ぶための存在である羽や翼を使って敵を攻撃する戦闘スタイルの人々。
もしくは単に羽を模しただけの武器であるパターンもある。
本来空を飛ぶための器官である翼は軽量化のために非常に繊細かつ脆い構造になっているため、外敵に叩き付けるなど論外である。
XP79?初飛行で墜落したよ
そのため現実の飛行生物、特に鳥類やコウモリは翼を武器にするような身体構造にはなっていない。
比較的頑丈な構造になっている鳥類ですら、猛禽類などは基本的に足の爪で獲物を捕らえる。
また第四紀後期にジャマイカに生息していたトキの仲間クセニシビスは翼の先(手首から先)の骨が一体化して鈍器状になっており、天敵を殴ったという説があり、
新生代鮮新世から更新世にかけて北米大陸に生息していたノガンモドキの仲間ティタニスは翼の先に鉤爪を持っており獲物を捕らえたと言われているが、
いずれも飛行能力を持たない。
天使や有翼人などの亜人が定番のファンタジー世界では割と頻繁に見られる。
翼を直接叩きつけるだけでなく、羽根の一枚一枚を自在に操る、ダーツの様に射出するという例も少なくない。
現実で空を駆け巡る航空機の場合、史実として「翼を敵航空機にぶつけ、相討ちで切り裂いた」と言う事例はWW2までなら存在するが、時速何百kmという速度でぶっ飛ぶ兵器同士が多数打ち合う戦いで、そんな「英雄の一騎打ち」が多数VS多数の「戦闘」を左右するはずもなく。
巨大ロボットが背中に翼を生やしていると、大抵は切断武器として用いられる。
薄くて頑丈な鋼鉄の塊なのだからまぁ考えられなくはないが…
背中から取り外してブーメランのように使うパターンも。
羽/翼を武器にするキャラクター
- 羽ばたきによって風を起こす
- 羽を導火線代わりにして敵を燃やす
等は趣旨から離れるので除外する。
あくまでも「羽/翼そのものだけで直接ダメージを与える」ことができるキャラクターを挙げていく。
漫画
有翼人(ホークマン?)の男で、背中に生えた羽を手裏剣のようにして投げることができる。
直接的な殺傷力は乏しいが、赤い羽は体力、白い羽は魔力をジワジワと奪う効果を持ち、相手を嬲る目的で使われる。
本編では無名だったが、星ドラでは赤い方が「レッドフェザー」、白い方が「ホワイトフェザー」と名付けられた。
究極生命体に進化したカーズは、体の一部を他の生物のように変化させることができる。
これにより硬質化させて撃ち込んだ羽根の矢をピラニアや巨大なタコに変えて攻撃した。
飛翔チーム先鋒で名前のとおり、鷹をモチーフとした超人。
身体を両翼で包み弾丸となって突撃する技「スパイラル・ブレット」と
身体を透明化させ、両翼で相手を斬りつける技「ウイング・カッター」を得意技とする。
- カラスマン(〃)
カラスのような完璧超人始祖。
背中の羽は飛翔のみならず、打撃や斬撃、果てには防御にも用いることが可能で、ザ・ニンジャの放った炎をも包み込んでみせた。
- マリキータマン(〃)
オメガ・ケンタウリの六鎗客の一人で、てんとう虫の化身超人。
対戦相手を硬い羽で切り刻んだり、薄いさや羽で包み込み動きを封じることができる。
ロシア代表の飛行機の機械超人で様々な飛行機へと変身する技を持つが、「デス・ママリオート」では腕が両翼の形状となりラリアットのごとくぶつかって相手を斬る。
- 飛斬羽(烈火の炎)
三羽烏のメンバーの一人が使用する魔導具。翼を生やすことで自在に空を飛べ、羽状の手裏剣も使えるなど結構便利な道具だったが、使い手が使いこなせておらずあっさり返り討ちに。
しかも他の三羽烏メンバーの魔導具は再利用されたのに、これだけ唯一再利用されず。色々不遇。
- 万里飛翔マスティマ(アカメが斬る!)
翼の帝具。普段は二つの円盤型で、起動すると翼が生えて飛行可能となる。
羽の一枚一枚を羽手裏剣として発射でき、上空から一方的に地上の相手を制圧できる。
奥の手「神の羽根」を発動すると翼が実体からエネルギー体へと変化し、敵の放った飛び道具を跳ね返すことができる。
元々はイェーガーズのランが使用していたが、ランの死亡後はウェイブがグランシャリオとの同時装着を行っている。
背中に生えた翼で飛行し、羽を分離させて自在に操る個性「剛翼」の持ち主。
羽は鋭く、対象を切り裂いたり突き刺さったりするほか、1枚だけでも人間を乗せて運べるほどの強度を持つ。
また振動を感じ取る機能もあり、視界の外の状況でも読み取ることができる。
ただし羽は使い捨てで、羽を飛ばしすぎると飛行能力などが低下する。
骨格が組み合わさったような禍々しい見た目の木星帝国製巨大モビルアーマー。
背面のウイングユニットから無数の羽根型オールレンジ兵器「フェザー・ファンネル」を射出する。
- アークエンジェル/ウォーレン・ワージントンⅢ世(X-MEN)
翼を持ったミュータントでX-MENメンバーのエンジェルが翼を失った後で魔神アポカリプスに捕まり、改造手術を受けて生体金属製の翼を与えられた姿。
音速を越えるスピードで飛行すると共に、金属の翼であらゆるものを切り裂く恐るべき死の天使(デス)となって敵となるが、X-MENの努力によって洗脳を解かれた。
翼自体を動かして敵を襲わせることも可能で、強力なスパイク(刃物の様になった翼の一部)を発射することも可能であった。
その後、生体金属の翼を突き破って翼が再生したが、後に色々とあって戦闘モードとしてアークエンジェルの姿に切り換えられるようになった。
この漫画で一番可哀想で情けない死に方をしたのは、殺したとも気づかず(そもそも敵の存在に気づいていない)「ん?今何か当たったか」でうっかり首チョンパされたカミカゼではなかろうか。
- ヴァルチャー(スパイダーマン)
反重力装置を組み込んだ自家製の翼で羽ばたいて飛行するハゲジジイのヴィラン。
単純な防御や腕力も跳ね上がるが、鋭い羽根そのもので斬ったり射出して刺したりも可能。
実写映画版スパイダーマン:ホームカミングで登場したバルチャーは髪がフサフサ二基のローターとジェットエンジンで飛行する機械翼となったが、
こちらも主翼自体が頑強な金属製になった事で打突武器として高い威力を持ち、コンクリート柱を容易くへし折る強度とパワーがある。
また先端部は刃物状になっており、スパイダーマンの蜘蛛の糸を切断する鋭さを誇る。
- 堕天使シェル(ボボボーボ・ボーボボ)
翼を飛ばして相手を縛るなどするエンジェル真拳を使う発毛獅子16区の一人。
ビジュアル系だがバカ。
トランスの技の中に空を飛ぶための翼を生やす「天使様の翼」がある。
腕に生やせば一部を「羽根の弾丸」として射出して使うこともできる
元々天使のような意匠であるプラントから生まれた自律種であり、そのA・ARMから力を秘めた尖翼を生やすことがある。
自動あるいは意識的に動かせば砲撃を防ぐなど攻防に使え、そのエネルギーを練り込んで次元の穴を空ける弾丸を作ることもできる。
またこの翼には本人の感情と記憶が込められているので、他者の頭に触れさせればそれを覗かせることになる。
- アビラマ・レッダー(BLEACH)
破面の一人で第2十刃であるバラガン・ルイゼンバーンの従属官。
ガルーダのような形態『空戦鷲』に帰刃し、翼から鋼のように硬い羽根を発射する「餓翼連砲」という技を持つ。
さらには翼を4枚に増加させ、鋼の重さを活かして叩き付ける攻撃も行っている。
風の力を内包した羽を扱う魔法エンジェルフェザーを操るパン職人。
自他を羽をつけて羽ばたかせればもちろん飛べるし、包み込んで防御したり羽を圧縮した炸裂球を形成したり攻防にも使える。
使徒擬になったことで翼も生えた天使と呼ぶにおぞましい姿になったが、その翼で無数の拳を形成して殴る「神千手砲」などの技も会得した。
背中に漆黒の翼を生やしている第一ドール。
物理攻撃としてはこれらを飛ばして刺突したり捕えたりするのが基本戦術。
アニメ版では収束させて剣や龍を形成したりもしている。
グロンギ族のペリカン種怪人。
背中から生えた翼は飛翔する為だけのものではなく、切れ味鋭いカッターとしても機能する。
これで斬り殺した人間から手首を切り取ってコレクションしていた。
クウガの棍と手首を纏めて切り裂いて武器を使えなくさせたが、特殊弾丸を撃ち込まれたことで羽ばたけなくなり墜落したところを蹴り技で倒された。
- 常世の蟲(常住戦陣!!ムシブギョー)
劇中登場する全ての蟲の根源。
蟲奉行の力の基だけあって類似した翅を持つが、「空間を自在に操る」特性を持ち、空間歪曲攻撃や瞬間移動を可能とする。
最終的に能力がラスボスに吸収されてしまい、攻撃を自在に返す「守りの翅」として対峙した仁兵衛と無涯を苦しめた。
- ゴフェル(ソウルイーター)
魔道の力を魂に組み込まれ、左腕から発生させる翼で飛行できる。
この翼は無数の「弾翅」として射出する攻撃も可能。
アニメ
飛行ユニット「ジェットスクランダー」をマッハ3で相手に叩き付ける「スクランダーカット」という技がある。
また、翼自体の攻撃機能ではないが、後に「サザンクロスナイフ」という手裏剣が内蔵されるようになった。ドッグファイトを想定した飛び道具である。
グレートマジンガーにも似た技として「スクランブルカッター」が存在するが、翼やユニットの仕組みから威力は低いとされる。また、追加装備であるグレートブースターは一旦本体の背部に翼としてドッキングさせた後に射出する。
マジンカイザーのカイザースクランダーは超合金Lzα製なので頑丈さがケタ違いで、地面に激突してそのまま地中から飛び出てきたり、取り外して投げつける「スクランダーブーメラン」は無敵要塞デモニカを真っ二つにする威力を誇る。
真・マジンガーZのゴッドスクランダーはマジンガーZの最強最後の翼という触れ込みだが、その真価は変形してマジンガーZをビッグバンパンチに変形させるというもの。もはやどこが翼やねん。
「デビルウィングはそらをとび~」と歌われているが、その再生可能な羽は切断能力を有し自身を包めば防御になると攻防一体。
本機が背部に装備する推進ユニット「ミノフスキードライブ」は、
ミノフスキー粒子が形成するIフィールドと呼ばれる力場の反発力を利用して凄まじい推力を生み出す能力を持つが、
V2ガンダム実装時点でまだ技術的に未熟な装備であるため、副産物として「光の翼」と呼ばれるミノフスキー粒子の奔流が発生する。
これはユニット内部に封じ込め切れなかった高エネルギー状態のミノフスキー粒子が大量に漏れ出したものであり、つまり光の翼は本来の機能ではないどころか技術的な欠陥により『発生してしまった』ものなのだが、本機のパイロットであるウッソ・エヴィンは、この光の翼がビームサーベルとほぼ同一の性質を持つ事に目を付け、振り回して巨大なビームサーベルやビームシールドの様に使ってみせた。
- ゾロシリーズ・メッメドーザ等ザンスカール帝国の機動兵器(機動戦士Vガンダム)
ビームシールドを応用した小型ミノフスキークラフトの「ビームローター」を装備する。
ビームシールドとしての機能は従来と変わりない他に、回転するビームサーベルとしても使用可能。
これによりヘリコプターのような独特の威圧感を発揮したようだ。
鳥のように鉤爪と翼を広げるアタックモードを持ち、その翼の一部を「ヘブンズダート」として射出したり、羽ばたいて風や火を吹き付けたりする。
名前通り輝ける羽根のように背中に出現する「月光蝶」は、かつて文明を消滅させた超兵器。
ただ触れるだけでも切断の効果を見せるその力は、あらゆる物を分解しエネルギーを吸収し嵐を引き起こす。
『Gレコ』のG-ルシファーと『エクバ』のエクストリームガンダムミスティックフェイズは類似した武装も持つ。
左右バーニア付姿勢制御翼の前部にビーム刃「MR-Q17X グリフォン2 ビームブレイド」を発振する。
- ∞ジャスティスガンダム(機動戦士ガンダムSEED DESTINY)
背中に装備したMS支援空中機動飛翔体「ファトゥム-01」の主翼にガイアガンダムと同じ「MR-Q17X グリフォン2 ビームブレイド」を発振する。このファトゥム01そのものも各所にビームサーベルを内蔵しており、分離して突撃させることで戦艦の機関部を容易に貫通する威力を持つ。誰だグレートブースターって言った奴は
フロートユニットとブレイズルミナスを組み合わせた事で、絶大な飛行能力と攻撃力を兼ね備えた飛行ユニット「エナジーウイング」を持つ。
直接ぶつければそれだけで敵機にダメージを与える事ができる他、ナイトメアフレームを容易に粉々にする威力のエネルギー弾を大量かつ広範囲に連続発射する機能も持つ。
正確にはキットだが、アニメにも登場したので便宜上ここに記載。翼にレーザーブレードを仕込んでおり、すれ違いざまに切断する。
マッハ3以上の超音速で飛びながら直接斬りつけるスタイルだが、なにも本機独特の戦法ではない。
ちなみに、普通に射撃武装も搭載されているので、絶対に斬りつけないといけないわけではない。
- レッドファイブ(銀河機攻隊 マジェスティックプリンス)
終盤で完全覚醒したフルバーストモードでは背部のウイングからエネルギーの翼が展開される。
自由に動かせるらしく翼で打撃を行ったり、片方の翼で相手を捕縛しつつもう片方で切り裂くといった技を見せた。
さらに頑強でもあるようでジアートの剣と打ち合うのは勿論、機体を包むように前面に展開してバリアのように使ったりもしている。
特撮
- モスラ(東宝)
同じ制作会社のラドンは対怪獣戦では嘴で突っつく戦法をとるが、
ビーム攻撃の類いを持たないことが多いモスラは近接戦においては直接翼を叩きつけるラリアット型の攻撃を行うことがある。『ゴジラ FINAL WARS』では「ボンバーラリアット」という技名が付いている。
ゴジラをチョップでノックアウトしたこともある他、特に最強形態の鎧モスラが繰り出す「鎧・翼カッター」はキングギドラの翼を切断するほどの硬度を持つ。
- ワシカマギリ(仮面ライダー)
羽を飛ばして敵に突き刺す「羽根ミサイル」という技を持つ。
- プロペラカブト(仮面ライダーV3)
風見志郎/仮面ライダーV3の旧友・黒田がデストロンによって改造されたプロペラとカブトムシのサイボーグ怪人。
右手のプロペラは飛行以外にも切断武器や飛び道具にもなる。
神話怪人の一人で、翼を投げつける「イカルスデスウィング」という攻撃を行う。
- 獣人吸血コウモリ(仮面ライダーアマゾン)
翼の縁が硬質のカッターになっており、武器だけでなく盾としても使える。
- タカロイド(仮面ライダーZX)
バダン帝国のUFOサイボーグ怪人。
脱着式の7mに達する翼はそれ自体が鋭利な刃物であり、羽手裏剣を飛ばすことも可能。
デストロンのツバサ一族を参考に作られたとされている。
巨大な翼「グレートウイング」はそれ自体が鋭い刃であり、ディスパイダーの脚を切断したこともある。
ファイナルベントの飛翔斬において、マントと化した翼でドリル状にナイトを包み込み敵を貫く。
翼の爪「ダークエッジ」から放つ衝撃電磁波で敵を麻痺させることもできるらしいが、劇中未使用。
- ブランウイング(劇場版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL)
霧島美穂/仮面ライダーファムと契約した白鳥型ミラーモンスター。翼の縁に「ブランカッター」と呼ばれる刃を備える。
ソードベントでは、ブランカッターを模した双刃の薙刀「ウイングスラッシャー」を与える。
ガードベントで与える「ウイングシールド」は翼と背中を模した盾で、羽毛を撒き散らして撹乱するたけでなく、敵を切りつけることも可能。
名前通り鶴のオルフェノクであるが、いくつからある攻撃手段には腰から放つ使徒再生の効果も兼ねた光の翼や羽根を撒き散らして目をくらますネックフェザーなど翼系のものがある。
『剣』第1クールを通じた強敵として登場した上級アンデッド。
策略を練る狡猾さや洗脳能力もさることながら戦闘能力も高く、その一端が羽手裏剣「アイダート」を高速で複数の方向に放つ能力である。通称「羽ファンネル」。
隙がなくオールレンジ攻撃が可能なため、仮面ライダー達を何度も苦しめた能力であったが、想い人を殺されたことで奮起した橘さんに横っ飛びからの素早い射撃で全弾打ち落とされ、そのままバーニングザヨゴを喰らって封印された。
小型のコウモリ型モンスター「キバット族」の名門「キバットバット家」の3代目当主。主人公紅渡の相棒兼変身アイテム。
両翼「キバットウイング」は魔法の金属「ルシファーゴールド」でコーティングされている為、非常に強固。高速飛行しつつ翼で切りつける「キバットカッター」が必殺技だ。
また、翼の爪「ウイングクロー」は魔法の金属「ルシファーメタル」製で、これも強力な武器となる。
- レッドコンドル(人造人間キカイダー)
ダーク破壊部隊のアンドロイド。
両腕と一体化した翼の先端部分を飛ばす「コンドル手裏剣」や全体をそのまま飛ばす「コンドルブーメラン」を用いる。
コンドルブーメランを飛ばして失ったらどうするんだ?とか気にしてはいけない。
ゲーム
- カービィ、クー、バードン(星のカービィシリーズ)
「カッター」能力をコピーしたカービィがフクロウのクーと合体すると、羽をカッターにして3方向へと飛ばす技になる。
『SDX』から登場したコピー能力「ウィング」では、羽毛を飛び道具にする技「フェザーガン」を使用できるほか、ホバリングが「はばたき」となって翼で切りつけることができるようになる。
『TDX』から登場した「ビートル」もホバリングが「ホバーウィング」となって翅で切りつけることができるようになる。
- ポケモンシリーズ
翼を用いたひこうタイプの汎用技は意外と「つばさでうつ」ぐらいしかない。トンボでもできる。
むしろはがねタイプの「はがねのつばさ」の方がサブウェポンとして目にするかもしれなかった。
だが、第八世代のDLC以降からは「ダブルウィング」という連続攻撃技が登場。最高の使い手であるストライクをはじめ、羽根や翼のあるポケモンで採用されつつある。
羽毛を用いた技も少なく、名前の通りの「フェザーダンス」と、逆に名前からは全く想像できない「ミストボール」ぐらい。
ポケモン図鑑の設定でいえば、フクスローが翼に仕込んだ羽根を使って攻撃するとされる。進化系であるジュナイパーも専用技「かげぬい」およびそれを元にした専用Zワザ「シャドーアローズストライク」で羽根を矢として使う。
また、ポケスペではエアームドの羽が金属製であることから、ジムリーダーのハヤトはそれをモンスターボールに仕込むことでブーメランカッターとして活用している。
- ドルマゲス(ドラゴンクエストVIII)
変身後の第二形態で「フェザースコール」という羽根の雨を降らせて相手全体を攻撃する技を使う。
ドラゴンクエストXの魔女グレイツェルもフェザースコールを使うが、こちらは翼を生やしておらず、魔力で呼び寄せた羽根を飛ばす。
- ケフカ・パラッツォ(ディシディアファイナルファンタジー)
「はかいのつばさ」というHP攻撃を有している。
一応、FF6でも使うものの、この作品では「翼で直接物理攻撃」ととても分かりやすい表現がされている。
その巨大な翼を刃物に見立てた「ウィングカッター」で相手を切り裂いたり、「ウィングアタック」を繰り出して相手をぶちのめす。
- マガラ骨格種(モンスターハンターシリーズ)
モンスターハンター4のゴア・マガラから、ゴグマジオス、バルファルク、ネルギガンテなどが該当。
翼を武器とするゲームキャラの中でも特に異様で、空を飛ぶ機能を有しながら、変形し第六の腕とも機能する。通称"翼脚"
翼脚で地面を駆け回り、かと思えば飛行も行う。さらに地面に土下座叩きつけることも。
このモンスター群はまとめて古龍種なので翼脚以外の能力も有する。そちらはモンスターの個別項目で。
マガラ骨格種以外ではライゼクスとホロロホルルが翼をそのまま叩きつける攻撃を行うほか、
ナルガクルガは"刃翼"と呼ばれる鋭く発達した翼で斬りつける攻撃を行う。
- ぺこ丸(デモンブライド)
カラスの姿の悪魔サタンと契約し、戦闘時は一体化した異形と化す豆柴。
やっぱり羽ばたいて飛ぶこともできるし、必殺技「砕羽」ではサタンが羽を飛ばしてくる。
元々ディソードが翼のような意匠(実際には桔梗)の二刀であるが、それとは別に格ゲー出演時はディソードを翼に見立てて高速移動したり羽根を散らばす飛び道具を妄想で出したりする。
- アンナ(月光のカルネヴァーレ)
オートマタのヒロイン。
戦闘覚醒時には、中枢の円筒で精製した水銀を大量の十字架に変えた人狼殺しの「ヴェーニア」を翼のように纏い、弾丸や盾のように使う。
水銀が生成できる限りはいくらでも再生する。
- クレスケンス(ゼノギアス)
エメラダが搭乗・融合する形で動かす専用ギア。
両腕はなく、頭部に巨大な翼状のエアッド(遠隔攻撃端末)を有し、これを武器とする。その中にはこれを拳のように変形させて殴りつけるという大胆なものも。
翼を刃や槍やドリルなど様々な形に変形させて戦う。
背中の翼が自動的に攻防してくれる人型ギアのネクロ(右)とウンディーネ(左)に変化する。
翼が武器というかは翼が武器的別物になるというべきか。
- バティスタ(UNDER NIGHT IN-BIRTH)
背中に追従する六本の紅翼「七花」を武器としている古代の生体兵器で幼女。
設置技・飛び道具メインだが、動きと連動して七花を構えた打撃攻撃もなかなか強力。
- ルアン(ウォーザード)
神鳥と称えられる不死鳥が邪悪化したハーピーみたいな敵。タオだと一面の敵。
もちろん飛行してしるがその翼で打撃したり羽根を飛ばす「針翔獄羽」などの技もある
- ジャイロマン(ロックマン5 ブルースの罠!?)
ワイリーナンバーズの一人。空中庭園を占拠した空中戦闘用ロボ。ジェットエンジンを搭載するはずが予算不足でプロペラ飛行になったが、本人は気に入ってる。
鋭利なプロペラ型カッターを投げつける「ジャイロアタック」は一度だけ任意のタイミングでY軸方向に曲げられる。
『ロックマン パワーバトルファイターズ』では突進技となっている。
- グリフォン大帝(ダーククロニクル)
闇の支配者で作中様々な地域で巻き起こった事件の元凶。
普段は普通に飛行目的で使っている翼だが、戦闘時には剣として振るう極めて異色な特徴を持つ。
格闘技の一つ「光翼天翔」は空中で光子の翼を纏って範囲攻撃を行う技。
- 玖我山璃音(東亰ザナドゥ)
天使の翼のようなソウルデヴァイスである「セラフィム・レイヤー」で戦う。
翼を羽ばたかせて竜巻を起こす、高速移動で突進、レーザーを放つなど多彩な攻撃が可能。
- CAVE社の弾幕系シューティングゲーム
ESP Ra.De.やエスプガルーダなど、等身大サイズの人間がボスとして登場する作品では、一部のボスが形態変化する際に巨大な翼を展開する。
勿論飾りではなく、砲台として機能する。
小説
- 赤えりウズラ(シートン動物記)
一際大柄で美しいエリマキライチョウ。ひな鳥を襲おうとしたリスを翼の関節のコブになった部分で殴り倒した。
- とある魔術の禁書目録の翼系能力
ミーシャ=クロイツェフ、ヒューズ=カザキリ、垣根帝督、一方通行、エイワス、恋査などが、数枚から数十枚の翼を構成し、振り上げて単純な高威力物理攻撃や特異な現象攻撃やよくわからない攻撃を繰り出すことがある。
別位相にある未知の力を引き出して翼にしており、作品世界で上位陣のインフレが進んだ今はこれが出来てようやく一軍級と言える。
- 神の使徒(ありふれた職業で世界最強)
一連の黒幕である神エヒトの尖兵。
銀翼から羽を高速かつ大量に射出することができ、その全てに固有魔法〝分解〟が付与されている。魔力は常時供給されているため無限であり、近接戦闘にも優れる。
そして大量に量産されているというクソゲー仕様。
実在生物
- ペンギン
飛行能力を捨てた代わりに、翼の強度は向上。
翼のチョップはかなり強烈で、痛いを通り越し人間の骨を折れる。
アニメ『けものフレンズ』ではペンギンのアイドル・PPPの五人組が巨大なセルリアンの足を手でペチペチと叩くシーンがある。
一見可愛らしいが、ペンギンのビンタの威力は先述の通りなので、見た目に反して実はものすごくえげつない攻撃をしているのである。
- 白鳥
飛行可能な鳥類としては最重量級(重い個体で16kg強、尚且つガンカモ類なので大食いをすることで肝臓を肥大化(=フォアグラ)させることが出来る)で、尚且つ高速での長距離巡航と自力での離陸・離水の双方を得意とする為、凄まじい筋力と強度の翼を有する。
その翼の一撃がクリーンヒットすれば、人間クラスの陸上哺乳類の骨をへし折る破壊力を発揮する。
しかも子煩悩、水上を主な生活圏とするという習性上、我が子の脅威と見れば自分よりも大きな動物にも立ち向かい(しかも生涯添い遂げるという夫婦の絆も強く連携も巧み)、喧嘩慣れした個体ならば頭狙いの翼攻撃の連打で相手の顔を水中に沈めて溺死させる戦法で人間の成人男性をも殺してしまう。
- 鶏
ペンギンと違って全く飛べないわけでは無いが、翼の面積が体重(原種で1kg弱、大型の肉用種はその2.5倍程に育つ)の割に小さく、巡航は不可能。
同種内、特に雄同士の闘争本能が強烈で、翼、嘴、蹴爪等、全身を武器にして血みどろの死闘を行う。
特に闘鶏用に品種改良された軍鶏は翼の強度と胸筋の強さが格別と言われている。
- オオムラサキ
蝶だが、優美な見た目に反して気性は割と荒っぽい。
樹液の出ているところでは翅をぶん回してほかの昆虫を追い払うことがしばしば。
体格差の問題はあるが、場合によってはカブトムシやスズメバチすら追い払ってしまうことも。
- ザトウクジラ
当然ながら飛行能力は無いが、潜水翼として使う胸鰭が極めて発達している。
その巨体故に敵と言えば、人間とホエールイーターのシャチぐらいしか居ないが、シャチとの格闘時には胸鰭のラリアットが尾鰭と並ぶ最大の武器となる。
尾鰭と体当たりしか攻撃手段が無い他の大型クジラ類と比べると武器の攻撃可能範囲が広く、スピードと運動性に勝るシャチも容易には弱点である頭上や脇腹を抑える事が出来ない。
30tもの巨体とそれを自在に機動させる胸鰭が組み合わさったラリアットの威力は絶大で、喧嘩慣れしたザトウクジラはシャチの群れ相手に真っ向から立ち向かえる数少ない存在である。
実在兵器
- グロースター・ミーティア
第二次世界大戦末期にイギリス軍が開発したジェット戦闘機でイングランド南部の防空に従事していた。
V1飛行爆弾の迎撃に多用され、「翼をぶつける」戦法で多数のV1を撃墜した。
V1飛行爆弾は速度600km/hと「レシプロ機レベルなら高速機だがジェット機には及ばない」速度しか出せず、尚且つ有人機なら多少バランスを崩してもパイロットの操舵で体勢を立て直せるのだが、慣性誘導のV1は其れが不可能で、最高速度が速く翼の構造も頑丈だったミーティアの翼接触で容易にバランスを崩して墜落した。
初期型のミーティアは最高速度こそ速いものの、当時のレシプロ戦闘機と比べると急加減速の切れが悪く、戦闘機同士の格闘戦に向かず、専ら対V1飛行爆弾迎撃部隊に回されていた。
- Ju88A-6&8
主翼前縁が巨大な刀になっている。
イギリス軍が低空爆撃阻止用に浮かべた閉塞気球のケーブルを切る為に使われた。
- 空対空特攻
第二次世界大戦時代の日独で試みられた戦法。
当時の日独は高高度用の過給機技術で米英に劣っており、高度6000~7000mを超えると戦闘機の上昇力が激減してしまう為にこの高度から攻撃してくる爆撃機に対しまともな迎撃が行えていなかった。
そこで武装、装甲、機材を減らして軽量化し上昇力を高め、米英の四発重爆撃機に自機の翼を叩き付けて撃墜する特攻戦法が取られた。
海軍で行われた神風特攻と同様に見られることもあるが、原則的に戦闘機側の操縦者は脱出・不時着するように指導されていたので、他の特攻戦術と比べるとまだしも生存率は高い*1。
当時の単発単座戦闘機の価格はP-51で5万1000ドルに対して、四発重爆撃機はB-17が23万8000ドル、B-29に至っては64万ドルと四発重爆撃機は非常に高価な兵器である。
しかも、四発重爆撃機は10人以上の人間が搭乗しているので、単発戦闘機1機大破+搭乗員一人病院送りで5~10倍の価格の兵器を搭乗員10人諸共に破壊出来るのでクリーンヒットすれば敵の方が打撃は大きい。
無論、護衛戦闘機や防御弾幕で返り討ちに遭うリスクも高いので、敵重爆撃機の侵攻高度で敵護衛戦闘機と同等以上に動ける戦闘機を迎撃に出す方が余程戦果と搭乗員の生還を期待出来るがそんな技術も物もなかったので取られた苦肉の戦術である。
番外1・飛行能力のない羽/翼を武器にするキャラクター
漫画
- アバン(ドラゴンクエスト ダイの大冒険)
物語終盤で復活した際、「ゴールドフェザー」「シルバーフェザー」という羽型の武器を使用している。
ゴールドフェザーは主に攻撃用で、込めた魔法の威力を強化する効果を持つ。
「トラマナ」一発でキルバーンの「殺しの罠」を無効化したり、「アバカム」で数百年開かれなかったバーンパレス正門を開いたりとその効果は絶大。
シルバーフェザーは魔力の回復用に用いられ、並の魔法使いなら一本で2~3人全回復できるようだが終盤のポップはこれでも全回復できなかった。
インディアン。酋長の羽飾りから無数の羽を飛ばしてくる「葬者の羽根」を使う。
所詮針がついた羽のようなものであり、急所に当たらなければ致命傷にはならない。
毒を塗られると厄介だが、毒を塗らないのが彼の流儀であるため、そこは安心していい(大嘘)
- 項羽/小龍(風魔の小次郎)
羽を武器として操る風魔一族の兄弟。
役割・軌道が違う四色の羽は切断・刺突の機能を有している。
必殺技「白羽陣」は名前通り白い羽をまき散らして陣を形成し、見えない相手を羽の動きで見切り切り刻むなど攻防一体。
ただ羽らしく炎には弱い。
- 謎の旅人(漫画版『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』)
どことも知れない場所を旅している謎の青年。本編で名前は明かされず。
「ムジュラの仮面」の出自にまつわるオリジナル短編の主人公であり、人食いの怪物の望みを叶えた後、自らの帽子に刺していた大きな羽を変化させた片手剣で彼の甲羅からムジュラの仮面を削り出した。
その正体などは一切不明だが、印象に残るカッコイイ羽使いである。
アニメ
- コンドルのジョー(科学忍者隊ガッチャマン)
科学忍者隊ガッチャマンのメンバーで羽手裏剣を武器にする。厳密にはガッチャマンメンバー全員の汎用装備なのだが、ジョーの使うそれはとりわけ印象に残る。
特に最終回でジョーの放った羽手裏剣が人知れずギャラクターのミサイルを止めたシーンはしばしば話題になる。
- 迦楼羅王レイガ(天空戦記シュラト)
羽手裏剣を飛ばす 迦楼羅翼吹雪 や遠くの物やあらゆる事象を見渡せる迦楼羅霊視羽など、風と羽手裏剣とチャクラムを用いた技が得意。
特撮
飛行怪獣ではないが尻尾に生えた羽を脳波コントロールで飛ばす攻撃「フェザーショット」を用いる。
一部資料の記述ではこの羽には毒が含まれているという。
- ハヤテ/嵐(変身忍者 嵐)
羽根手裏剣を使う。変身前でも使えるが、変身前は素手で戦う事が多い。
- ガオイエロー/鷲尾岳(百獣戦隊ガオレンジャー)
個人武器である長剣「イーグルソード」の鍔部が翼を模しており、そこから「フェザーカッター」という羽手裏剣を取り出しオルグ魔人に投擲する。
また、彼のパートナーであるパワーアニマル・ガオイーグルも翼の羽ばたきで羽手裏剣型爆弾「フェザーボム」を発射する。
ゲーム
- 黒咲壬羽(ザ・キング・オブ・ファイターズEX2)
暗器使いのチビなセーラー少女。
メインの暗器は手裏剣のように飛ばす烏の羽であり、牽制に優れる。
プロフィールでは大切なもの「大烏の……羽根」とのこと。それ投げていいんですか?
秘奥義「鳳翼熾天翔」にてオリフィエルの姿となり赤い翼を巻きつつ範囲攻撃を繰り出す。属性的には光でできていると思われる。
PS3版以降の秘奥義「天翔光翼剣」にて明星弐号の力を解放し、巨大な翼のような剣を振り下ろす。色んな意味で長い。
マギルゥの秘奥義「光翼天翔くん」はソフィではなくこっちのパロディ。
番外2・羽/翼を模した武器を使うキャラクター
漫画
黒色火薬(ブラックパウダー)の武装錬金「ニアデスハピネス」は火薬でできた蝶の羽であり、一部を分離して爆弾にしてくる。飛行能力も有しているが、主に羽型にしているのは本人の趣味であり「羽の形状にすることもできる火薬」といった趣が強いためこちらに記載する。
彼の祖父ドクトルバタフライは同じく蝶の羽型のチャフ(電波妨害用の金属片)の武装錬金「アリス・イン・ワンダーランド」を持ち、こちらは体内に侵入させて幻覚を見せる事ができる。
とあるエピソードで謎の勾玉の力を借りて「愛情」の武器を発現。背中から生えた翼で攻撃から守るバリアのような技が使える。
ただし、当該エピソード以外では勾玉が失われたため使用できなくなっている。
特撮
偽りの楽園を支配する白金の天使。
普段はマントとして背中に装備する翼「エンジェルウィング」は、展開することでハカイダーをも切り裂くカッターになる。
が、展開時に現れる皮膜は赤黒くて気味が悪く、「天使の皮を被った悪魔」というミカエルの本性が表れているかのようである。
また翼は左側にしか無く飛行能力は持たない。ここにも「創造主の下から決して飛び立つことの無い忠実な尖兵」という開発者グルジェフの思惑が見て取れる。
ゲーム
- ノブリス・オブリージュ(ARMORED COREシリーズ)
AC4およびACfAに登場するネクストAC。AC4の初期PVにてメインを張っていた、通称「破壊天使」。
左右の背部に搭載された3連レーザー砲「EC-O307AB」の外観は、純白の機体カラーと相まってまさに天使の翼である。
なお4時代の搭乗者レオハルトはこのレーザーをあまり撃たないが、fA時代の搭乗者ジェラルド・ジェンドリンは積極的に撃ってくる。
- ハンター(モンスターハンターシリーズ)
飛竜種をはじめとする多くのモンスターが強靱な翼を持ち、武器として使う者もいるなら、それにハンターが着目しないはずもなかった。
モンスター素材を使った武器が数多く登場する本シリーズでは、モンスターの翼を素材として作る武器も当然存在する。
モンスターの翼を素材とし、翼を模した外観の武器としてはリオレウスの翼を用いた炎剣リオレウス、クシャルダオラの翼を用いた鋼氷大剣あたりが有名。
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