登録日:2019/03/19 Tue 18:13:58
更新日:2024/04/04 Thu 11:15:25NEW!
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いじめ 二階堂ふみ 同性愛 吉沢亮 90年代 実写化 映画 邦画 キノフィルムズ r15+ 社会問題 群像劇 青春 岡崎京子 行定勲 木下グループ リバース・エッジ
僕のヒミツの宝物を教えてあげる。
『リバーズ・エッジ』は岡崎京子による漫画作品。
タイトルの由来は、おそらくキアヌ・リーブス主演の同名映画。
絵柄はコミカルながらストーリーは現代日本で社会問題になりはじめた話題(イジメ、家庭崩壊、援助交際、ストーカーなど)を絡めた苦く残酷な青春群像劇に仕立てており、当時のサブカル評論の世界で「90年代のバイブルのひとつ」として神格化された。
2018年に二階堂ふみ・吉沢亮主演、行定勲監督、キノフィルムズ / 木下グループ配給で実写映画化。映倫区分はR15+。
衣装や小道具など90年代風に仕立てている他、映像も4:3のスタンダードサイズで撮影されている。
あらすじ
若草ハルナは、彼氏の観音崎がいじめる山田を助けたことをきっかけに、夜の河原へ誘われ放置された死体を目にする。「これを見ると勇気が出るんだ」と言う山田に絶句するハルナ。さらに、宝物として死体の存在を共有しているという後輩でモデルのこずえが現れ、3人はいびつな友情で結ばれていく。
(映画版の紹介文を改変)
登場人物
◆若草ハルナ(わかくさ はるな)
演:二階堂ふみ
山田を助けた少女。家は母子家庭であり、アパートに住んでいる。
喫煙者で、劇中よくタバコを吸っている。
表面的には見た目もスペックも普通なのだが、実は人望はかなりあり、
カンナを除いた主要登場人物全員と交友関係を持っている。
◆山田一郎(やまだ いちろう)
演:吉沢亮
イジメのターゲットにされている美少年。
実はゲイであり、また同じ同性愛の中年相手に売春もしている。
観音崎にいじめられたところハルナに助けられ、彼女に友情を抱き、
『宝物を見せてあげる』と河原の死体を見せる。
クールな雰囲気に反して実はかなり感情豊かであり、
ゲイからしたらデリカシーのない発言をしてしまったハルナに注意したり、
校舎の裏にいるネコを可愛がったり男子の先輩に恋をするといった面もある。
◆吉川こずえ(よしかわ-)
演:SUMIRE
人気モデルであり、テレビに引っ張りダコの芸能人。
テレビでは愛されキャラを装っているが、
内面では世間への悪意を心に溜めており、山田以上に死体の観察にはまり込み、
摂食障害のせいで過食と嘔吐を繰り返している。
また、真性のレズビアンであり、ハルナは彼女のお気に入り。
一緒に昼寝をしたりクッキーをあげたりしたがる。
作者の他作品『ヘルタースケルター』にも主要人物として登場している。
◆観音崎 (かんのんざき)
演:上杉柊平
ハルナの元彼氏で、典型的なDQN。
クスリの売買といういけないバイトもしている。
山田がハルナに気があると勝手に思い込んでから、より執拗にいじめるようになった。
両親は父親が不倫を繰り返すせいで不仲。エリートの兄といつも比べられるという
裕福ながら崩壊家庭で育ち、
心から好きなハルナの前ではそれを埋めるかのように人懐っこく振る舞うが、
それにもどこか依存心や独占欲が見え隠れしている。
山田へのイジメをやめることを条件にハルナとの復縁を迫り、
彼女とヨリを戻してからクスリと手を切るなど自分なりにマトモになろうとするが……。
◆小山ルミ
演:土居志央梨
ハルナの友達グループの一人。いわゆるビッチであり、
観音崎とセフレ関係になったりサラリーマンの愛人をしたりしている。
美人というわけではないがスタイルがよくエロさが漂う。
太った腐女子である姉(演:富山えり子)とは険悪そのものな関係であり、
容姿や派手な男遍歴を含めて苦労して人に愛されようとしている模様。
複数の男性と関係を持っていることや自分の悩みを、
日記につけているが、この日記がのちに悲劇を招くことになる。
◆田島カンナ
演:森川葵
山田の女友達であるサブカル少女。山田のことが好き。
山田に対しては彼女気取りで執拗に話しかけたりデートに誘ったりしている。
その本性は観音崎が可愛く見えるほど独占欲が強く、怒りを根に持つ。
ある日山田が好意を持つ男子生徒が彼女を連れて歩いていたとき話しかけるという地雷を踏んだせいで、
「自分のことばっか喋って楽しい!?」とキレられてしまい、更に……。
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