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更新日:2024/03/28 Thu 13:36:45NEW!
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天原 天原帝国 masha 発想の常勝無敗 ファンタジーグルメ漫画(性的な意味で) モンスター娘 異種族レビュアーズ 異種風俗クロスレビュー 異種風俗ソープレビュー レビュー 異種姦 ドラゴンエイジ ニコニコ静画 r-15 少年誌 ソープ 風俗 20年冬アニメ 勇者 問題作 所要時間30分以上の項目 変態の巣窟 愛すべき変態達 限りなくアウトを超越した何か ドラドラしゃーぷ# 漫画 アニメ パッショーネ pta激怒 コメント欄ログ化項目
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あらゆる種族のエロいお店も 当然あるわけで
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『異種族レビュアーズ』は、原作:天原、作画:mashaによる異色のファンタジー漫画である。
富士見書房発行の一般商業誌『ドラゴンエイジ』にて読み切りとして掲載された後、
ニコニコ静画の『ドラドラしゃーぷ#(旧ドラドラドラゴンエイジ)』において連載に至っている。
コミックスは既刊7巻。
更に、ライトノベル版(著作:葉原鉄、イラスト:W18)もKADOKAWAから発売されている。
2022年時点で『えくすたしー・でいず』『まりおねっと・くらいしす』の既刊2巻。
コミックス第2巻の特装版には特典小冊子として『サキュバス店探訪コミックアンソロジー』が付属した他、
2020年にはモンスター娘に縁のある作家を多く集めたアンソロジーも『コミックアンソロジー ~ダークネス~』と題して発売された。
2020年1月から3月までアニメ版も放映されている。
【目次】
クリックで展開
概要
内容は一言で言うなら、ファンタジーグルメ漫画(ただし性的な意味で)。
異世界に住まう人間やエルフといった男達が、異種族…いわゆるモンスター娘専門のソープ店を巡ってお店及び嬢をレビューするというもの。
ちなみに、当作品ではソープの事を「サキュバス店」、ソープ嬢を「サキュバス嬢(略してサキュ嬢)」と呼ぶ。理由は後述。
この作品の原型となるのが、天原氏がpixivに投稿した『異種風俗クロスレビュー』という連作のネタイラストである。
ちなみに、加筆修正されて同人サイト等で販売されている決定版『異種風俗ソープレビュー』もある。
こちらは、いわゆるファミ通レビュー形式で、4人の様々な種族の男共が嬢及び店のサービスを評価するというもの。
レビューの表だけで構成された、商業版のようなストーリー性はない作品であるため、漫画と言うよりは読み物系作品といった方が近い。
更に言うと、この『異種族ソープレビュー』の原型となったのが、人間とエルフの女性に対する価値観の違いをネタにした『色街旅館のエルフ』というイラストである。
その後、編集部から「これを連載漫画にしませんか?」という頭のおかしい提案がなされ、現在に至っている。
驚くなかれ、WEB媒体とはいえ少年誌に連載されている。この漫画を読んで、いたいけな少年達の性癖がこじれるのだと思うと胸が熱くなる
masha氏の絵によるモン娘達のエロ可愛さもさる事ながら、pixivにおいて「発想の常勝無敗」の異名を欲しいままにする天原氏によるアイデアと着眼点の奇抜さが最大の売り。風俗だけに
一例を挙げると
「ファンタジー系での定番であるエルフが人間以外からの評価は低めで、逆に年増の人間やオーク娘といった、普通の男性ならチェンジするであろう嬢が他種族から評価は高い」
といった具合。
その理由も、本編を読めば納得できるはず。
既存のモン娘作品では中々見られなかった「人間以外の種族の男から見たモン娘の評価」といった、種族間による好みの差が分かり易く丁寧に書かれている。
天原氏が一部から「異世界に繋がるゲートを持っていて、そこからネタを調達してきている」と言われる所以である。
また、エロ方面以外にもそれぞれの種族やサキュバス店が持つ特色について多数触れられており、いずれも説得力が高い。
悪魔やアンデッドといったファンタジーお馴染みの種族であっても、この世界での扱いや生態の話だけで十分読ませてくれる。
- 「ペンギンタイプの有翼人種」などの発想
- 我々の世界より便利なところ(魔法によって避妊が容易、色々な魔道具がある)と不便なところ(輸送技術などが未熟)の描写
など、ファンタジー物として見ても斬新で面白い設定が多く見られる。
ちなみに、ちゃんと公職選挙法も整備されていたり、種族の生息域毎に大型連休のシーズンが違う等、現実世界と同じような部分も数多く見られる。
なお、作中では所謂「本番」のシーンは流石に一応は全年齢作品なこともあってか、示唆こそされど直接的に描かれる事はない。乳首は単行本の世界線でのみ解禁。
小説版では媒体の違いもあってか本編では描写が憚られたアレコレも色々補完されているため、興味があればお勧め。
レビュー
本作は基本的に1話完結であり、多くの回では最後に本作のタイトルにもある「レビュー」が行われる。
例外も多々あるが、基本的には漫画の最後から1~2ページ目が丸々レビュー表になっている。
これと同じものを、一行の行きつけである酒場「食酒亭」はもちろん、ケンタウロス等に頼んで各地の酒場にも張り出してもらっている。
レビューでは、各レビュアーが訪れたサキュバス店を10点満点の採点付きで評論を書く。
レビューは主観も多々混じるが、自身の種族としての客観的な視点も落とさずに書かれている。
レビュアーは4人(たまに5人)。レビュアーのメンバーは完全固定ではないが、1枠のスタンク(人間)と2枠のゼル(エルフ)は固定。4枠のクリム(天使)もほぼ固定。
採点基準に関して作中で語られたことはないが、一言で言えばこちらもファミ通レビューと同様。昔のオール3点とか付けてた頃じゃなくてもっと最近の
概ね7~8点が基準、つまり「普通によかった」点数のようである。
作中で目立った良いところも不満も出なかった場合は、大体7~8点が付くことが多い(クリムはそうでもないが)。
それより上では、当然9点が当たり、10点が大当たりとなる。
10点は満点なのでそうそう付けない意識はあるらしく、デミア直営店に行った際はスタンクが9点と10点で悩んでいた(結果は以下の通りだが)。
7点以下は(そのレビュアーにとって)何らかの明確な問題点がある場合となる。
「タダでも2度と行きたくない」ぐらいのレベルは3点以下ぐらい。
現在、レビューのトータル最高点は40点(オール10点)、最低は1点。
トータル40点は第20~21話の魔道士デミアの直営店。
魔道士デミアが大量生産している、自身のデコイ(コピー人形)と遊べる店。
デコイの魔力が切れて消滅するまでの3日間、街の中で好きに連れ回すことができる。
性行為はもちろん、美味しい料理を作ってくれたり街をガイドしてくれたりと積極的に何でもしてくれる上に対応力も高いため、3日という期間を全く飽きずに楽しむことができる。
性行為自体についても、自然消滅することが前提のデコイ相手なのでNGは一切ない。猟奇的なプレイでもスカトロでも何でもあり。カンチャル「やってるやつが結構いるらしくて引くわ」
あくまで人形という点が気になるかもしれないが、デミアの魔力が凄まじいせいで容姿・内面ともに本物と何ら変わりないため、全く問題にならない。
欠点は遠距離の魔法都市にあるのでそうそう行けないことと、あくまで容姿はデミアのものなので貧乳好きやロリコンには向かないこと……ぐらい。
トータル1点は第9話の「淫魔の狂気乱舞」。
ヤることしか頭にない低級淫魔のたまり場であり、中の淫魔の性欲解消のために設置されているサキュバス店。
価格だけは破格で時間も無制限だが、サキュバスのような理性的な攻めではなく物理的に吸い尽くすため、ただの拷問。
ブルーズ曰く「次の客が来るのが1時間遅れてたら死んでいた」。
点数はスタンクだけ辛うじて1点*1で他3人は0点。中に入らなかったクリムさえ0点である。
ていうか、スタンクよく1点付けたな。
なお、小説版『まりおねっと・くらいしす』ではトータル0点の店「ラヴ・ブリンガー」が登場。
「リビングウェポンのサキュバス店」だと言い張っているが、ガラクタのようなマジックアイテムをサキュバス嬢に見立てて無理矢理やらせるだけの代物。
性行為要素ゼロの、サキュバス店かどうかも怪しい論外の店。当然の如く全員0点だった。
アニメDVD・BD2巻の特典小説における「スプリガン印のマジックアイテム」のレビューでは、男3人が0点、メイd匿名希望の有翼人レビュアーがマイナス10点を付けたため、トータル-10点を達成。
もうこれ以上下は現れないだろう。…たぶん。
アニメ
2020年1月から3月にかけてアニメ版も放送された。
だが、本作が扱っている内容が内容だけに、アニメ化が発表されると読者達には喜びの前に困惑と動揺が走った。読者からすら「アニメ業界はネタがそんなに無くなって来てるのか」と心配されるほど
単純に18禁で、直接的なところは触れないにしろ性描写があることはもちろん、現実の法律的にも完全にグレーゾーンで運営されている性産業をどう描くのか注目となった。
漫画では直接的な行為のシーンは飛ばされ、「レビュー」のページで内容をネタにするという構成であったが、
アニメではエロギャグ要素はそのままに行為の描写も強化されており、他の15禁アニメにもれず、地上波放送版では規制が入っている。
行為が過激…というか完全にヤっているシーンでは、「音声のみでお楽しみください」という文字だけが表示され、画面は真っ黒になる。
題材が題材であるため、基本的に毎話そんな感じの規制が入る。
ED絵内にもエロシチュを示唆するものもあったので、2話からは消しが花マーク→テープになるという規制強化が行われている。
ニコニコ動画等の配信サイトでは、「裏オプVer」と呼ばれる、消しが甘くなったバージョンが時間差で配信される。
しかし、最も消しが少ないのはこの手の規制が緩いことで有名なAT-Xである。
OP曲『イこうぜ!パラダイス』も相当に攻めたものになっている。
どう見ても某YMCAオマージュな曲調で、明るくエロを歌う構図は多くの視聴者の腹筋にダメージを与えた。
「スケベが大好きー!」
このブレーキの壊れたチキンレースのような内容に、アメリカでは2/2の時点で北米版の配信が打ち切られた。
これについては「基準から外れた」「コンテンツを大幅に変更するよりも、削除することがもっとも敬意のある選択」というこのアニメには勿体無いほどの理由が述べられている。
そして、日本でもTOKYO-MXとサンテレビの2局において放送が打ち切られた。
これにより、地上波で放映を続けている放送局はKBS京都のみ。地上波から『異種族レビュアーズ』が消えるのも時間の問題となった…。
……と思いきや、第8話を前に岐阜放送、びわ湖放送、奈良テレビの3局が放送開始を表明。
「打ち切られたのに放送局がトータルで増える」という意味不明な状況を前に、視聴者の間には更なる困惑が走った。
怒涛の3日間6話放送で既存局のスケジュールに追いつく岐阜放送、週1で2話ずつ放送するびわ湖放送、規則性もなく無理矢理詰め込んだ奈良放送と、三者三様の体制で約1ヶ月で全12話を放送し切っている。
ニコニコ動画では2020年最初の100万再生動画を記録するなど、大いに話題性のあるアニメとなった。
=主な登場人物=
サキュバス店に関係する人物はこちらを参照。
◆レビュアーズ
スタンク・トライカルコ
種族:人間
職業:冒険者/剣士
CV:間島淳司/赤崎千夏(女性化中)
本作の主人公。レビューでは不動の1枠目担当であるレビュアーズの筆頭格。
常に銜えタバコな剣士。左頬に傷がある。
年齢は不明だが、20代後半から30歳程度。薄く髭を生やしており若干オッサン感がある。
スケベだが、冒険者としての実力は非常に高く、英雄クラスの力を持つとも称される。
というか、一度勘違いから教会に粛清されかけた際に世界最高戦力たる半神半人の勇者と教会軍大将軍が出てきた*2あたり相当のものらしい。
ゼルとコンビを組んで、冒険やサキュバス店(風俗)通いをしている。
ローションプレイが好きで、あっちの剣♂のサイズは16.5、太さは4.1とかなりのロングソード♂である。
サキュ嬢を選ぶ基準はずばり見た目。
人間だけあって、美的感覚は読者に近く、他種族の美的感覚にツッコミを入れる事が多い。
とは言え、人間の価値観も他種族入り乱れるこの世界では、白い目で見られる事も決して少なくなかったりする。
しかし異種族とのプレイ自体には非常に積極的で、美的感覚にさえ沿うならありとあらゆる種族のサキュ嬢、
またファンタジー世界ならではの様々なプレイに対しても果敢にチャレンジする。
「俺たちはな! ありとあらゆる種族とエッチするために!」
「ジャングル! 海底! 砂漠! 雪山! ダンジョン! あらゆる場所に冒険に行くんだ!」
「そこにかわいい子がいるのなら! 天界でも魔界でも俺たちは行く!」
一方、評価の基準が他のレビュアーより少ない事もあり、ビジュアルさえ問題なければレビューは意外にも甘め。
期待外れだったり酷い目に合ったりしても気持ちよかった分はきちんと評価に含めるため、店の性質によってはある意味最後の砦になる事も。
初対面のクリムに対して、ゼルと共にサキュ嬢への想いを熱く語る程の紳士。
ただし、初対面のレディ相手には気を遣う程度には紳士。
それでも気の置けない相手には容赦なく下ネタ混じりで絡んでいくため、クリムにドン引きされメイドリーに逆襲されることもしばしば。
実は名家の生まれだが、色々あって実家とは疎遠になっている。
元々は単行本1巻にエピソードを収録する予定だったのだが、重すぎるという理由でボツになり裏設定として残っていたもの。
小説版やアニメでその辺りが拾われており、経緯は小説版に詳しい。
ゼル
種族:エルフ
職業:冒険者
CV:小林裕介/金元寿子(女性化中)
エルフ族の青年でスタンクの相棒。見た目は人間の少年のようだが実年齢は200歳を超える。
戦闘では弓を扱う他、回復・補助呪文も使う。
長い時を生きてるだけあって、知り合いには公爵のヴァンパイアがいる等、広い人脈を持つ。
そのためかレビューの発行責任者を務めている。
そのヴァンパイアのデリベル公爵曰く「会う度(10年毎)に仲間が変わっている」との事。
長命種の多くが寿命・年齢相応のスローなライフスタイルを取るこの世界で、例外的に短命種とつるみ同等のスケジュールで活動してきた。
そのため冒険者としてもエロ方面でも濃厚な経験を積んでおり、多くの冒険者から一目置かれる存在。
サキュ嬢を選ぶ基準はまず第一におっぱい。
レビューでは巨乳に対して熱く語ることが多く、そのためか性転換サキュバス店で女性化した時は爆乳になった。
さらに嬢の見た目よりも魔力やマナを重視しており、年増のエルフを平気で抱く人間はおかしいと、100年言い続けている。
ちなみに同族嫌悪なわけではなく年増のエルフが嫌なのであり、年齢さえ適正なら同族のサキュ嬢も普通に抱く。
また、見た目をまったく気にしないわけでもなく、魔力やマナが関係ないタイプの店では普通に嬢の見た目を気にする様子を見せる事も。
[[クリムヴェール>クリムヴェール(異種族レビュアーズ)]]
天使。作中では専ら「クリム」の愛称で呼ばれる。
下界に降りて来た際に天使の輪を欠いてしまい、本来の力を失って天界にも帰れなくなってしまったところをスタンク達に拾われた。そして穢れた
現在は酒場「食酒亭」にて、メイドリーと共に給仕係として働きながらスタンクらとともにサキュバス店を渡り歩きレビューを執筆している。
詳細は個別項目参照。
カンチャル
種族:ハーフリング
職業:冒険者/シーフ
CV:湯浅かえで
ハーフリングのシーフ*3。冒険の際はダンジョンの謎解き等の器用さを求められるときや、他のギルドとの交渉と言った時に同行することが多い。
頭の先から伸びている巻き毛がトレードマーク。
見た目は小柄でアレも小さく、もじもじとコンプレックスを抱く場面も多い。
しかしそんな可愛さとは裏腹に計算高くしたたかな性格。
魔族のサキュ嬢相手に交渉を重ねて理想のプレイを引き出したり、
レビューの流行を見て取っていち早く輸送隊ギルドと提携し追随する後発レビュアーらから
ロイヤリティを受け取る契約を締結して予算面での問題を解決するなどレビュアーズたちのブレーン役を務めている。
レビューでは3枠目を担当。
3枠目は一番メンバーが変わりやすい枠だが、基本的にはカンチャルかブルーズが入る。
感覚が鋭敏なためかレビューは辛口なことが多いものの、嗜好が嵌まった店には割と惜しみなく高得点を付けるため全体的なレビューの点数は割と高め。
種族的に仕方ないとはいえナニ♂のサイズはやはり小さいらしく、それについてコンプレックスを抱いている節もあるが、「小ささをテクニックでカバーがハーフリングの本領」との事で、その手腕はゴーレムのサキュバス店にて如何なく発揮された。
繊細にいじくり回し回されるのが好みらしい。
また幼い見た目に反して中々のSで、可能な店では迷わず嬢を縛りにかかる。
逆に強引に攻めてくるようなプレイは苦手な様子。
ブルーズ
種族:獣人(犬)
職業:冒険者/武闘家
CV:浜田賢二
ライオン獣人並みの戦闘力と精力を誇るレビュアーきっての肉体派。魔物退治や護衛、荷運びなど荒事寄りの仕事の際にパーティに加わることが多い*4。
大柄な体格で右目には傷があるが、顔のデフォルメが強いためそんなに威圧感はなく、可愛げもある。
一人称が「ワシ」だが、それなりに年齢がいっているのか単なる性格や種族上のものなのかは不明。
レビューでは3枠目を担当。
カンチャルかクリムのどちらかがいない場合に駆り出されることが多い。
種族上、単純な知性は他のレビュアーと比べ低いが、決して脳筋ではなく、レビューではむしろ含蓄のあることを言うこともしばしばある。
スタンク、ゼル、カンチャルほどのゲスさは無く、準レギュラー以上のレビュアー陣の中ではクリムの次にまとも。
基本的には鷹揚で物怖じしない性格なのだが、サキュ嬢の好みに関してはかなり繊細。
犬の獣人らしく感覚が敏感なため、サキュバス嬢を選ぶ時は匂いや声はもちろん触り心地なども重視する。
ほかにも乳牛系ミノタウロスの母乳を飲んだら腹を下してしまうという理由で敬遠したり、水気のある場所は毛がゴワゴワするため嫌がったりとなにかと気にする点が多い。
そのためストライクゾーンが狭くなりがちで、それでもたいていのことは受け入れるとはいえ若干点数は厳しめ。
ブルーズ自身に釣り合うような体格の大きい嬢が好みで、オキニの嬢はシロクマ獣人のアイスちゃん。
見た目はぶっちゃけ胸の大きなクマなので、他のメンバーには若干引かれていた。
実は…
プライベートでは密かにハーレム持ちであり、行きつけの訓練所兼サキュバス店『肉体言語』の店長及びサキュ嬢であるゴリウーアマゾネス軍団に押し掛け女房をされている。
どうやら店長のメスリラに勝った結果ロックオンされたようで本人的にはわりと複雑なようだが、メスリラ曰く「何だかんだ受け入れてくれるから好き」らしい。まったく羨ましくねぇ…。
「ガチムチ体型のモフモフ犬獣人」という特定の性癖の方々にドストライクの属性を持つせいか、ニコ生全キャラ投票で5位を獲得。
スタンクやゼルを後目に男性キャラ1位の座に輝いた。*5
ナルガミ
種族:男ラミア
職業:冒険者
CV:河西健吾
男性のラミア(半人半蛇)で食酒亭の常連のひとり。
チャラ男っぽい見た目と言動通り、基本的には明るく人づきあいもよくノリのいい、かつスケベな性格でスタンクたちとも意気投合している。
種族的なものなのか、サキュ嬢の好みに性欲と食欲が混在していて、有翼人や小動物系獣人に「むしゃぶりつきたい」「飲みこみやすそう」などといった理由で文字通り食指を伸ばそうとする。
そのため彼女らやその在籍店からはNGを喰らうこともしばしば。
だが、NGを喰らいながらもレビューに3点をつけていたこともあり、基本的には評価は甘め。
有翼人は好みであるが種族的な面から猛禽系の有翼人は天敵レベルで苦手であり、小説版ではドMの友人から頼まれた猛禽系の有翼人専門店のサキュバス店のミネルヴァのレビュアーを頼まれた時は、余りにも1人で行くのが怖いため、スタンク達に店の料金を半分払うから一緒に行って欲しいと頼んでおり、店ではレビュアーとして特別コースなども一通り経験した結果、その余りの恐怖からレビューには{「いっそころせ」}の言葉と0点と書いてある。ナルガミのレビューを見た友人は興奮しており、一緒に行ったスタンクとゼルからナルガミを労う意味でナルガミへエールを奢っている。
他にもスタンクたちと産卵ショーを見に行った際に卵生種族全般の性癖について語るなどしており、彼らの中で爬虫類系種族を代表・代弁する役割を果たしている。
アニメではオープニングでサムターン、ルルゥらを差し置いてスタンク一行と並んで街を闊歩しており、地味に扱いが良くなっている。
サムターン
種族:魔族
職業:冒険者
CV:井上雄貴
魔族のレビュアー。二本の角と蝙蝠を思わせる翼、猫[のような細く鋭い瞳を持つ。原作では青肌だが、アニメ版では普通の肌色になっている。
人間よりも小柄で、見た目はゼルと同身長同年齢程度の少年。
巨人のような体躯の持ち主もいる魔族の中ではかなり小柄なほうだろう。
冒険者として人間ら他種族と関わっているせいか、種族ごと狡猾で悪辣だとされることの多い魔族の中では比較的穏当なほうらしい。
逆に同族が運営するサキュ店に警戒を示したりしていた。
レビューは全体的に甘め、魔族・魔界の価値観を反映させた感想が多く、人間界の住人である上記レビュアーらとはまた違った切り口で嬢に迫る。
ルルゥ
種族:妖精
職業:冒険者
CV:七瀬彩夏
食酒亭の常連のひとりで妖精族。大きな蝶のような翅が特徴的。
見た目は子供のようだが大人がすることはしっかりしているようで、貼りだされたレビューを前にナルガミらとサキュ店談義に花を咲かせたりしている。
2巻でマイコニドの森にスタンク一行を案内しそのままマイコニドのサキュ店をおごってもらい、ついでにレビュアーとしてデビューする。
地味目の子が好みで*6、それを見抜いた店長のレイシからぶなしめじのマイコニド・ジミー嬢をあてがってもらいご満悦の様子だった。
レビューは現在のところこの一件のみで作中の出番も少なく名ありモブくらいの位置づけのキャラだが
アニメではオープニング・エンディングにナルガミやサムターンとともに出演、準レギュラークラスにまで昇格している。
ヴィルチャナ
種族:アシュラ
職業:剣士
小説版第二巻に登場したアシュラ族の剣士で、青い肌に6本の腕を有する端正な顔の若者。
街で見かけたスタンクの実力を見抜き何度となく果し合いを挑んでくる。
本人はクソがつくほど真面目でストイック、融通の利かない性格で街中でも平気で戦いを挑んでくる。
しかし剣術は実戦で鍛えた無頼の技で、土を巻き上げての目つぶしなども平気で使ってくる。
同じように実戦の剣術であるスタンクの剣を泥臭くも正しいと評価していた。
しかし果し合いには敗北、そのまま流れでサキュバス店を初体験し人生を狂わせてしまう……
禁欲的な生活の反動かサキュ店体験に衝撃を受け完全に舞い上がってしまっており、レビュアーとしてはまったく当てにならない。
◆デミアとその協力者
デミア・デュオデクテット
種族:魔女
職業:大魔導士/サキュバス店グループオーナー
CV:山村響
魔導士。爆乳美女。
生涯に一度だけ自分の全ての知識と技術を弟子に継承させることが出来る「継承の魔女」の十二代目継承者。その知識と魔力量は一流の冒険者であるゼルですら足下にも及ばないレベルであり、名実ともに現時点で世界最高の大魔導師である。
自身の研究成果から生まれた様々な魔法・マジックアイテムを用いたサキュバス店を数多くプロデュースしている。
特に、自身のデコイが最大3日間相手をしてくれる本店は、スタンクらを含む多くのレビュアー達が満点を付ける程の人気ぶり。
デコイはステレオタイプな魔女の姿をしているが、本体は服装はそのままに帽子や衣服のそこかしこに目玉が付いているという、まさに大魔導士といった風情。
見た目は明るく色気のあるお姉さんだが、知識欲に飢えていて狡猾な一面を持つ。
デコイのサキュバス店も単なるサービスだけではなく、やって来た客から情報を得るための手段にも使っている。
我々の世界から来た異世界転移者と話したこともあるらしく、こちらの世界にも興味はある模様。
とは言え、大量輸送ができる飛行機などの魔法で代替がきかない技術は、魔素に溢れたこの世界では利用できないものばかりで深い関心はない。
ひょんなことから天使であるクリムの存在を知り、天界に並々ならぬ興味を示す。
魔法都市を訪れたスタンクやクリムからデコイに情報を仕入れさせ、人海戦術でデコイに捜索させた結果、クリムが失くした天使の輪の欠片を密かに発見。
現在は輪を元に戻す方法と、天使という種族の特性を調べるため暗躍。
ついにはユガミエルに目を付けられ、知ってしまったことを知られたら即粛清ものの天使と教会に関わる機密情報を得てしまう。
デスアビス
種族:魔族
職業:魔王/悪魔党代表
CV:五十嵐裕美
魔王、つまり悪魔族の女王。悪魔族は身長のサイズが様々だが、彼女は王だけあって身の丈数十メートルはある巨大な容姿。
口調はやや堅いが、童顔で胸もぺったんこ。何故かマイクロビキニ着用。
選挙で国王に返り咲こうと画策しているが、悪魔族自体がワガママ・怖いというイメージが強すぎて人気がないため現在は期待薄。
部下のデモンツー(CV:伊丸岡篤)を通してスタンク達に悪魔族サキュバス店を紹介し、悪魔族のイメージ改善を図った(公職選挙法に触れるので店への口利きだけ)。
だが、スタンク達がおっぱいに釣られて隣の乳牛系牛娘店の方に行ってしまったため計画は失敗。
デミアのスポンサーでもあり、デミアの魔道具開発に度々協力させられている。
国王に一足飛びで行くのは難しいと判断し、まずは魔法都市長選に立候補。
魔法技術に興味の強い都市の性格と魔導技術向上という自身の政治方針の相性が良かったことと、
魔法都市(の男)に絶大な人気のあるデミアを後援に迎えたこともあり、見事当選を果たす。
アークメイ
種族:不明*7
職業:快楽神経接続職人
片目を包帯で隠したグラマラスな美女。第31話のサキュバスムービー内で初登場し、単行本7巻のおまけで本人が登場。本編には第58話から登場している。
「快楽神経接続職人」なる一見かなりニッチな職業を名乗っているが、実際はパペットやゴーレムの神経系・淫紋*8・マジカルホールの内部の感触*9など多岐に渡る方面へ影響を持つ、デミアに引けを取らない超一流の魔術師。
もちろん本人もパペットフェチで、ホストのような美形パペットとよく情事を楽しんでいるデミアに負けず劣らずのスケベ魔女。
個人でパペットへの性感開発の研究を行っていたところ、
80年前に女神の意向によりゴーレム・パペットが「種族」として認定されたことにより教皇によって指名され
教会に技術と資金を提供され、以後表情変化・性感作成などゴーレム・パペットのスケベさを上げる研究に従事してきた。
その間彼女を監視してきた天使曰く問題行動は全く見当たらず、逆に監視していた天使がエロドールフェチになっただけに終わった。
デミアの先代の継承の魔女・ウマージとも知り合いで、属性耐性リングの存在からデミアが教会の依頼を受けていると踏み、
デスアビスとも組んで面白そうなことをやっていると見たデミアに自分の腕前と教会への顔の広さを売り込み、協力体制を取ることになる。
ただし、教会の事情には踏み込めていてもその裏にある天使のことまでは知らないようだ。
ゲンマ
種族:人間
職業:魔術師
天使の輪の研究の助っ人として教会に紹介された高名な魔術師。
つい最近弟子のスイショウからアプローチを受け結婚した。常識人であり、エロ方面の話にはあまりついて行けない。
スイショウ
種族:単眼種
職業:魔女
ゲンマの弟子であり妻。単眼種だがいわゆる「貧眼」であり自分に自信が持てなかったが、「他種族は目の大きさなど気にしない」というのを知りコンプレックスを払拭、師匠に告白した。
やはり常識人なのでエロい話はスルーしがち。
◆その他
メイドリー
種族:有翼人
職業:食酒亭ウェイトレス
CV:M・A・O
スタンク達の行きつけの酒場「食酒亭」のウェイトレス、兼看板娘。
有翼人種で、脚の膝から下は完全に鳥類のそれ。
だが、羽は背中に生えているのでハーピィではない。
スタンク達にしょっちゅうセクハラをされており、サービスシーンもこなす実質ヒロイン。
登場する女性がほぼ100%“そういうコト”に携わっている中で、ある意味超希少な「身近にいるが性交渉は持てない女性」である。
彼女がいなければこの世界の女性すべてがやる気マンマンだと思われてしまいかねなかったであろう。ありがとうメイドリー。
ただ性欲自体は強めなのか日々欲求不満気味らしく、女の子の日には卵を3個も産んでいる*10。
腕利きの冒険者であるスタンク達を瞬殺できるほどの実力を持つ(もっともだいたいセクハラが原因ゆえ、彼らも反撃はしていないだろうが)。
かわいい後輩であり同僚のクリムがすっかりスタンク達に染まりつつあり複雑な様子。
ツタ
種族:アルラウネ
職業:食酒亭主人
CV:前川涼子
酒場「食酒亭」のおかみさんで、メイドリーやクリムの雇い主。
種族がアルラウネ(植物人)であるため、上半身は人間で下半身は植物。
下半身からは多数のつるが伸びており、これを触手のごとく操って料理を作る。
つるの先の花で会話することも可能。
メイドリーと同様、サキュバス店通いにクリムが度々連れ出されることには良く思っていない模様。
だが、レビューで得た資金を使ってスタンク達がギルドでランクを上げてきていることで状況が変化。
多数の交通手段を持つ一行に仕入れを頼むことでお金が浮くため、最近はレビューにも協力的になってきている。
母親が先代の食酒亭のおかみで父親はゼルがスタンクの前に組んでいた相棒であり、ゼルとは30年ほどの付き合いがある。
アルラウネであるため地面から栄養を吸収しており、経口摂取の必要は全くない。
そのため自分の料理を食べている人を見ても「口に固形物を入れて何が面白いの?」ぐらいにしか思ってない。
食事という行為に全く興味がない故に自分好みにアレンジしようという気概が皆無で、
もらってきたレシピを正確に守り機械的に料理ができるため、逆に多種族を相手にする料理人としての適正が高くなっている。
股棒世界樹
種族:エルフ
スタンク達とは別のレビュアーグループのリーダー格。名前は(当然ながら)ペンネームである。
作中で最初にサキュ嬢レビューを始めたのはスタンク達だが、これが案外金になることが判明したため雨後の筍の如くパクり模倣者が現れるようになった。こいつもそう言った者達の一人。
当初スタンク達は訴えることも考えたが、「サキュバス店で遊んでレビューを書くだけ」なので無理と判断し、素直に内容を楽しむこととした。
後にカンチャルが(自分達のレビューと同じように)広範囲に配る際はレビュアーズと輸送隊に仲介料を払う契約を結ばせるようにしたため、逆に彼らがレビュアーズに首根っこを掴まれることとなった。
インキュバス(レビト・シアリグラ)
種族:インキュバス
職業:???
CV:逢坂良太
レビュアー一行の前に現れたインキュバス。カッコ内の名前は作者のtwitterからで、アニメでは「インキュバス」表記。
他のレビューで低評価だったサキュ嬢達を自ら評価して回り、スタンク達が絞り殺されそうになった下級淫魔の集団をたった一人で相手にして全員満足させたという豪の者。
その精力のポテンシャルは、ゼルの見立てでは上級インキュバスどころかインキュバスロード級。
スタンク達のレビューを「女性の魅力に対する理解が低すぎる」と一刀両断し、どんなサキュ嬢でも良い所を見つける感性で自作のレビューを持ってきた。
……と言えば聞こえは良いが、実際はレビューの内容がポエム的で要点が全く掴めない上に、女性というだけで全員に満点を付けるため点数すらアテにならない。
総じて、サキュ嬢には優良な顧客だが、レビュアーとしては最悪。
おまけに女性を片っ端から惚れさせては「夢のためにお金が必要」と称してお金を貢がせ、その金でサキュバス店に通うという最低なヒモ生活を送っている。
最終的に惚れさせたうちの一人であろう鬼娘に刺されることになったが、その際にも刺した鬼娘との昼ドラのような愛のやり取りを見せつけ、周囲に呆れられていた。
ちなみに、元ネタとなった異種族ソープレビューでは、とある理由からとある種族だけ0点を付けている。
ユガミエル
種族:天使
職業:???
クリムとは別の天使。長らく名称不明だったが43話にてついに判明。
他の天使と同様、天界の命により「奇跡」の付与などを行っている。
しかし、彼の場合その仕事には辟易しており、地上で自由に遊びたいと思っている。
女神のことも「クソババア」扱いしており、天界への忠誠心は全く無い。
輪の欠けたクリムが地上界で楽しく暮らしていることを知り、クリムとは逆に「輪を割って自由になりたい」と考え、クリムの輪を元に戻すことに協力するのと引き換えに脅迫めいた形で情報提供をさせている。
輪が欠けていないので、同じ天使であるクリム以外には基本的に一切知覚されない。
原作である『異種風俗クロスレビュー』に登場していた天使のレビュアーが元になっている。
しかしこの天使、「人が絶望する顔を見るのが大好きなドS」「かつ、男に乱暴されるのも好みなドM」「ドン引きするようなえげつない下劣な行為も大好き」というド畜生かつ変態の極みな性格をしている*11。
作者と編集者で商業誌にはとてもじゃないが出せないキャラクターということで早々に認識が一致したこの天使は連載時にオミットされ、
「両性具有かつ子供のようで中性的な容姿」「男にも女にも興味がある」「巨○」といった天使としての種族特性のみがクリムヴェールに引き継がれた。
…のだが、「レビューさせなければ出せる」という逆転の判断により、遂に本作に登場してしまったという経緯がある。
両眼は一本線の「 || 」で描かれているが、その単純な顔が逆に怖い。
唐突に現れることも多く、読者やクリムを度々ビビらせている。
原作の描写も相まって、まだ具体的に何かをしたという段階ではないにも関わらず、読者やクリムからは完全にヤバい奴扱いされている。
出演当初は名称が不明で、読者からはクリムと区別するために「原作天使」「外道天使」「鬼畜天使」などと通称された。
案の定、原作37話にて天使の情報を探るデミアの好奇心と技術力に目を付け、クリムの毛髪を通じてデミアに天使と教会の情報をすべてリークしてしまうという世界全体に関わるであろう行為をやらかしてしまう。
やはり鬼畜外道だったか…。
オーキナ博士
種族:人間?
職業:サキュバス嬢研究者?/アダルトグッズ業者?
CV:梅津秀行
アニメ版オリジナルキャラクターで、どこかで見たような聞いたような外見と名前の男性。
おまけコーナー「オーキナ博士のサキュ嬢講座」で下ネタ混じりのクイズを披露している。
また、背景に「オーキナ博士のおもちゃ屋さん」なる店が映るシーンがある事から、(おそらく)アダルトグッズの製造販売にも手を出している模様。
そんなわけで、本人の研究所とおぼしき部屋の中は当然の如くモザイクだらけである。
ある意味この作品で最大の危険人物。
レギュラーモブA、B、C、DT
種族:鬼、ドワーフ、獣人、蜥蜴人
職業:冒険者
CV:石谷春貴、山本祥太、小林大紀、興津和幸
アニメ版のオリジナルキャラクター。表記はEDママ。
仙台弁の鬼がA、ズーズー弁のドワーフがB、「~ッス」口調の獣人がC、丁寧語口調で童貞の蜥蜴人がDT。
食酒亭の常連客でスタンク達のレビューの愛読者。
基本的には原作におけるレビューに対するモブの反応を担当する。
バイナバナナン
種族:不明(推定魔族系)
職業:サキュバスムービー監督
CV:長妻樹里
アニメ版オリジナルキャラクターで、第9話Bパートに登場。
詳しい種族は不明だが、頭から角か蝙蝠の翼を思わせるものが生えている為、悪魔、サキュバス、淫魔の類と思われる。
スタンク達の企画を無断で丸パクりした偽レビュアーズの一人で、珍しい純粋な女性レビュアー。
大の百合好きで、作中ではエルザとピルティアを演者にしたガチ百合物を撮影し、その作品を自らレビューしていた。
しかし、彼女らの挙動に一々興奮して熱烈に実況し、最終的には我慢できなくなり、あろうことか撮影の最中に自慰行為に走っていた。
現在サキュバスムービー企画中につき、女優(性別問わず)募集中らしい。
主な種族
人間
お馴染み人類。
人間はこの世界では数ある種族の1つであり、作中にスタンク以外の人間はあまり出て来ない。
(単純に、ただの人間を出しても面白くないというメタ的な理由も大きいだろうが)
見た目だけで判断してくれるので、エルフのサキュ嬢にとっては最高のお得意様。
この世界観においては比較的短命な種族であるが、それ故に肉体が衰えても魂やマナが死ぬまで劣化しないため、例え50歳でも他種族からの人気は高い。
もっとも、当の人間自身はその魔力をほぼ感じ取れないというのが皮肉であるが。
どう見てもババ…中年期に入っている人間のサキュ嬢(ミツエさん)を選んでデレデレしているゼルに、スタンクがドン引きするところから本作は始まる。
エルフ
ファンタジーにおける最もメジャーな種族。長命で魔法に長け、魔力に固執する。
作中で描写されている限り、大体年齢を10で割れば人間相当の年齢になる模様。
長命種なので時間感覚もそれ相応であり、大半の者は年単位の長いスパンを組むようなスケジュールでしか動かない。
そのせいか精神年齢も実年齢通りとはいかないらしく、例えばゼルは実年齢は200歳を超えているが、言動は普通の人間の若者に近い。
性行為も数ヶ月に1回しかしないのが通例だが、ゼルやサキュ嬢のように他種族文化に染まったエルフには例外も多い。
元来、自然と共に生きる種族であるためか、野生のキノコを猛烈に食べたくなる発作(スタンク曰く『森の幸病』)を時々起こす。
幾つになっても見た目はずっと若く、不美人も少ないため、人間からはサキュ嬢として人気が高いが、歳と共にマナは衰え加齢臭が増すらしい。
これはエルフに限らず長命種全てに言えることだが、魂やマナの劣化は魔力を感じ取れる種族にとって肉体の衰えよりおぞましいモノらしく、獣人などの感覚が鋭敏な種族にも加齢臭や触覚からの感覚から感じ取れる等、高齢エルフのサキュ嬢は人間以外の種族からの人気はかなり低い。*12
単純に個人的な好みの問題だけでなく、(他種族から見れば)レベルの低い老年女性ばかりを揃えても人間が入っていくため、サキュバス店全体のレベルを下げる存在としても嫌われている向きが強い。*13
「マナが腐ってんだろ!」
獣人
全身に哺乳類の特徴を持つ人型種族。
獣人と一口に言っても「犬系」や「猫系」など獣毎に大きく分かれ、そこから更に種類が分かれるため非常に多岐に渡る種族。
例を挙げると、スタンク達のレビュアー仲間である犬系獣人のブルーズは臭いに非常に敏感、
アナウサギ系の獣人は年中発情期でハイエナ系獣人の♀はでっかいモノ♂が付いている等、
種族毎に元となった獣の特性を色濃く残している。
獣寄りかヒト寄りかもまちまちで、2足歩行して喋れるだけで見た目はほぼ獣レベルのもいれば、ただの人間にしか見えないのもいる。
ケモ度が高いと、複乳を有する個体も存在する。
ケモ度が40~60%程度が最も多く、ブルーズより高いケモ度は珍しい。ほぼ獣レベルは滅多にお目に掛かれず、ほぼ人間はまず見かけないほどに珍しい。
なお上半身が人で下半身が獣の「ケンタウロス」「サテュロス」、それに半牛半人の「ミノタウロス」などは独立種族とされ獣人のカテゴリには入っていない様子。
天使
この世界でも珍しい種族の一つで、他の種族には行けない天界に住んでいる。
頭の輪が力の源で、これを傷つけると力が弱まるどころか天界に戻れなくなってしまう。
本来、天界による仕事の範囲外では地上の生物・非生物問わずありとあらゆる物への干渉は不可能であり、地上で生きているものは一切天使を知覚できない。
逆に言えば同じ天使であれば見えるし触れる。また何らかの方法で天使の体質をコピーすれば触れられるようになる。
天使であるクリムが誰の目にも見えているのは、あくまで天使の輪が欠けているためである。
当然、今のクリムのように食事や性行為を愉しむことも本来一切できない(本来天使は与えられた「供物」を食べる)。
正確には「頭の輪に込められた神の力」*14が重要で、輪が破損するとその力が抜けてしまうのがクリムの体質変化の原因。
輪を修復する方法が見つかっても、力を補充する方法が見つからないとクリムが天界に戻るのは難しいと思われる。
闇属性や物理攻撃に弱いが、それ以外の属性への耐性は非常に強く、ほとんど無効化してしまう。*15
アルコール耐性も有り、どんなに飲んでも酔わないお得なのか損なのか分からない性質。
地上ではフラスパ大聖堂にて異種族夫婦に祝福の奇跡を施したり、合法サキュバス店にて設置されている性病妊娠予防の魔法陣の作成等を行っている。
有翼人
読んで字の如く、翼のある人型の種族。
メイドリーのように背中に羽根が生えているタイプと、手と羽が一体化している所謂ハーピィタイプがいる。脚が鳥類のそれなのは共通。
さらに獣人と同じように水鳥や猛禽などさまざまな種類の鳥の外見と特徴を有する多くの種類がいる種族。
女性の有翼人は、生理として定期的に産卵する性質を持ち、そんな様子を楽しめる「産卵鑑賞サキュバス店」が存在する。
非常に感度が良く、特に首筋が性感帯らしい。
基本的にラミア種が天敵だが、上位種族の猛禽類系の有翼人は逆にラミア種の天敵となっている。
ハーフリング
いわゆるホビットの近縁種。人間の子供程度の体格で頭頂部にはねっ毛があり、綿毛に覆われた大きな耳を持つ。
種族特性として手先が器用で、盗賊*16やマジカルホール職人を生業とする者もいる。
寿命はエルフほどではないが人間よりは長く、「見た目はロリだが実は年上」というケースもある。
やはりと言うべきか、ハーフリングのサキュ嬢を指定するのはロリコンばかりらしい。
ラミア
ご存知、上半身が人間で下半身が蛇の亜人種。
この作品では、スタンク達のレビュアー仲間に割と珍しい男のラミア・ナルガミが登場する。
蛇の特性を持つ種族だけに、鳥の種族である有翼人種からは生理的に苦手とされ、基本的に有翼人のサキュバス店ではお相手NGとなっている。
お仕事なのでやらしい目で見られるのは慣れっこだろうが、捕食欲剥き出しで対面されるのは誰だって嫌である。ただ単純に怖いわ!
レプティリアン
いわゆる「爬虫類人」、獣人の爬虫類版。レギュラーモブDTなどが該当する。
ラミアのような半人半蛇ではなく直立した爬虫類のような外見をしている。
卵生、変温など爬虫類の特徴を持つというのは獣人と同じ。
見た目の異様さとライフスタイルの大きな差から結婚したくない種族の上位常連らしい。
フェアリー
ファンタジーお馴染みの小型亜人種。魔力が非常に強く、良い匂いがする。
この作品では「蝶の性質が入った亜人」という設定で、そのため趣味嗜好も蝶がベースになっている。
煌びやかで天真爛漫なイメージが強いが、中には「使い魔じゃないのか」と思うぐらいに怖い娘や、「ハーフリングじゃないのか」と言いたくなるような(フェアリーとしては)巨大な娘も。
物理的に色々と小さいので、人間サイズ以上の客は入店時モノ♂のサイズを計測され、サイズに合ったサキュ嬢のみ抱くことを許可される(ハーフリング等小さいならオールOK)。
そして余りにもモノ♂が大きいと、受け付けられるサキュ嬢がいない…なんてことが。そちんはさぞ溜飲が下がる思いだろう
悪魔
魔界に住まう、魔力に長けた人型種族。本作の天使が他の種族と一線を画した存在であるのに対し、悪魔は単に「闇属性の種族の一つ」といった扱いである。
基本的には青肌の角と羽が生えた人間といった感じの風貌をしているが、身長や体格にかなりのばらつきがあり、なかには家と同等のサイズの者もいる。
その他、デスアビスやサムターン(アニメ版)の様に普通の肌色の者や、どう見てもナメ〇ク星人にしか見えないデモンツーの様な個体もいるなど、外見の個人差がやたら激しい。
その性質上、他の種族からは「怖い」「ワガママ」等と思われており、結婚したくない種族ランキングベスト5の常連。
スタンク達のレビュアー仲間に悪魔のサムターンがおり、彼ですら「同族だけに信用できない」と言わしめる程。
後に契約に拘るという特徴があるため契約したことには従順ではあるが、契約外のことは好き勝手にやるという融通の利かない種族であることが判明。
結婚後に散々な評価をされているのもだいたいプロポーズの言葉が悪かった*17というケースらしい。
魔王
龍や大精霊に匹敵する、超上位の種族。色々な種族が混在するこの世界では「世界征服を目論む世界の敵」というわけではなく、単なる魔界代表の政治家という位置付け。
世界の敵どころか、依頼料は高額だが高難度の依頼をこなしてくれる頼れる存在となっている。
オーク
みんなご存知、ファンタジー界の汁男優。語尾に「ブー」「ブヒ」等と付けて喋ることが多い。
圧倒的な絶倫のため、主に淫魔からの人気が高い。一方、知能に関しては別段低いようには描写されておらず、下記のようにオークの政党が安定した長期政権を維持していたり、「性のマリオネット」でいそいそと造形に励むモブオークが描写されていたりする。
『異種風俗ソープレビュー』では、多くのお店でオークは入店禁止らしい。
この世界では、なんと現国王がオークである。
税収を抑えて無駄なことに使わず、三大欲求に直結する食糧自給・睡眠の確保(=過度な労働の抑制)・サキュバス店の確保に予算を回す点が特徴。
多種族国家に理想的な政策であることから、安定した政権を保っている。
一方そういった大衆迎合主義の結果、技術の発展が数世紀単位で遅れているかのような描写も散見される。
ミノタウロス(乳牛系)
ミノタウロスの一種で、おっとりした性格と超爆乳が特徴。
なお、系統が違うとはいえミノタウロスである事に変わりはなく、見た目に反して筋肉質でおっぱいも柔らかくない。
そして乳牛系とは言え、子持ち人妻ではないと母乳は出ない。
サラマンダー
火山地帯に生息する、半人半竜。その身体は常に高熱を発している。
炎や高熱に耐えられる反面冷気には弱く、そこまでいかなくても常温でも彼らにとっては危険。
外気くらいなら平気なようだが水に落ちると命にかかわるらしく、火山地帯の外で暮らしている者にとっては池程度でも危険な場所。
淫魔
精気を搾り取る小悪魔の一種。
サキュバスとファンタジーエロ界の双璧を担う存在…のはずなのだが、意外とその手の作品では見ない不思議。
サキュバスが「誘惑」して男を襲うのに対し、淫魔は一言で表すなら逆レイプ。
低級なだけにサキュバスらが持つ変身能力や催淫魔法などは使えないようで、ひたすら吸いつき貪ってくるだけ。
ただこの世界では無認可のサキュバス店行為は禁じられているため、自分たちで金を払ってまでそういう店で男を待ちかまえている様子。
単眼種
いわゆる一つ目っ娘。もちろん、男の単眼種もいる。
眼の数以外は人間と同様の容姿だが、魔界の種族なので魔力は人間より多い。
単眼種の間では、眼の大きさが魅力に直結している。
眼が大きい、小さいことを胸の巨乳、貧乳のように「巨眼」「貧眼」と称する。
単なる見た目以外に眼の大きさは眼術の強さにも影響するため、貧眼は相当なコンプレックスとなっている。
とは言え別に魔力自体は変わらないので、他の種族にははっきり言ってどうでもいい要素。
余りに大きいと一般的な種族の美的感覚では引くが、クリムは「眼の輝きは女性の美しい部分の最たる所」と意外にも高評価。
また、眼が大きいとプレイの最中に「ゲームのローディング画面で自分の顔が映る」かの如く自分の顔が映ってしまうらしい。
ウィルオーウィスプ
全身から常に光を発している、光の精霊。美人揃いだが性格はカンチャル曰く「アホの子」。
全裸ではあるが、光の輝きで大事なトコロは隠されている。自分でもコントロール出来ない模様。
デミアの研究「オート ナノツ ゴウ光学」によると、世界線(つまりは掲載誌)により光の位置と大きさが違うとの事。
ちなみに、彼女達の近くにいると他の種族や男にも光が発生する。
マイコニド
俗に言う「キノコ人間」。何百年も生きる長命種だが、年を経ると木や地面に埋まってないと辛いらしい。
キノコの種類と同じく何百種類もの特徴があり、まさに多種多様。
当然、毒キノコのマイコニドもいるため、毒耐性がなければ二つの意味で昇天である。
複数人で相手をしてくれる娘もいるが、全て地面で繋がっており分身のようなものらしい。
ゴーレム
無機物で構成された人形。体内に思考をつかさどる核を有している。
核は交換可能で別の人形に入れられてもそのまま人格などが引き継がれる。
本来は道具のように作られ使役される存在だがこの世界では核ごとに独立した一個人として認められており
性人形カスタム店である「性のマリオネット」で性格ごとに用意されている核はみなそれぞれ賃金をもらって「出勤」している。
亜種として木人形である「パペット」、あと「ドール」なども存在する様子。またこの世界にはアンドロイドもいるらしい。
80年前までは単純な無償の労働力として扱われていたが、現在は種族として認定されたことから無断で「製造」することは禁じられている。
人魚
上半身が人間、下半身が魚の水棲種族。
基本的には海底神殿を中心とした海洋エリアで暮らしているが、海沿いの街には彼らが上がってこれるように水路・水槽などの設備が整えられている。
体外受精…つまり精子を卵にぶっかけて繁殖するため、雄の産卵フェチ率はほぼ100%である。
ちなみに人魚のサキュバス店は原作では未レビューだが、実はアニメのOPにスタンクのレビューがチラッと映っている。
それによるとあまりにも生殖行為に関する常識が人間と違い過ぎたためか、貫禄の0点を記録している。
サキュバス
サキュバス嬢の基本にして原点であり、そして原点にして頂点である種族。天原氏の最も得意とする分野。
彼女らにとって男の「精」とは生存に必要な必須栄養素であるため、彼女らが男の性を求める行為は生存権として容認されている。
ただしそれは行政に必要な届け出を行い認可された店舗内でのみ許可されているため、彼女らがいるからといってエッチな店がいらなくなるというわけではない。
そしてこの世界では誰でも数世代さかのぼればどこかしらにサキュバスがいるため、ほかの種族であっても同様の行為や待遇は認められているのである。
…と、直接の出番はけして多くないがこの作品世界の根幹を形作る種族である。
また、変身能力もあるためある程度相手の好みに合わせることができる他、高位のサキュバスともなると取り込んだ遺伝子情報を基に種族特性すらコピーできる*18。
変身は身体的特徴を変えるだけでなく、産卵フェチなどの特殊性癖にも対応可能で、あらゆる種族のあらゆる性癖に理解がある。
このためどうにもわかりにくい他種族の性的事情をわかりやすく説明できるなど、まさに性的な意味では頂点と言える種族である。
なおサキュバスを初めとした淫魔は伝承や他の作品だと悪魔の一種として扱われることが多いが、本作ではクリムが問題なく抱けていることから、少なくとも闇属性ではないようである。
アンデッド
ゾンビに代表される死者の種族。
大きくはゾンビやキョンシーのような形を保ったものと、幽霊やスケルトンのような肉体を失ったものに分けられる。
しかし、前者は粘膜からの腐臭や血生臭さが酷く、後者は余りに生物からかけ離れている。
そのため結婚したくない種族ランキング1位で、サキュ嬢としても人気は非常に低い。
放っておくと現世にとどまって増える一方のため、この世界でアンデッドとして生き続けるためには「生存税」が必要で、払えない場合は強制的な成仏が執行される。
そのため、多くのアンデッドがサキュバス店含めたなにかしらの職業に就いている。
成仏するかどうかも任意で選べるようで、ゾンビ系の子が成仏する際に遺していく肉体をやり取りしたりもしている。
デコイ
種族ではなく身代わりの魔法により作られる人形だが、折角なので記載。
通常のデコイは簡素な身体に単純な言動を繰り返すだけだが、大魔導士デミアのデコイは意思も自我も存在する上に大量に発生させられるという超一級品。
一言で表すなら某うずまき忍者の「影分身の術」。デコイの見聞きした事は全て本体にフィードバックされるのも一緒。
ただ、こちらはフィードバックがリアルタイムで行われ、転送魔法によりデコイと本体との間でいろんな物を転送出来る。
これにより、珍しい種族の精子は採取して本体のデミアが研究に用いている。
また苦痛などダメージはフィードバックされないため無茶な扱いも可能、ただあまり乱暴に扱うと数時間で消える。
ケンタウロス
人間の上半身と馬の身体が合わさり、人間離れした筋力と馬離れした持久力により通常の馬の3倍近い移動力を持つ種族。
輸送隊ギルドの中核をなす種族で、直接背中に人を乗せたり馬車を牽いたりして街から街へと駆けまわっている。
種族ごと脳筋至上主義であり、異性に対してはとにかく何よりも足の速さが重要視される。
おまけに行為はバック専門(=顔を見ない)ため、基本的に外見に対しての関心が薄い。
上半身は人間ではあるが、脚力に特化しているため力が強いくせに非常に不器用で、手は人間の足の方がまだ器用という有様なので、技術職などには全く向かない。
インキュバス
男版サキュバス。究極の女好きでプレイボーイな性格。
心臓は胸だけでなく、勃起用に超強力な機能を備えたものが腰にも付いている。
そのため、胸を刺されても致命傷には至らないが、腰を刺されると即死してしまうらしい。
クルーラホーン
厳密にはそういう種族がいるのではなく、妖精であるレプラホーンが酔っ払った姿の呼称。
サキュ嬢であるクルーラホーンは当然酔っ払っており、そのまま客も酔っ払わせる。そしてそのまま戦闘開始(当然性的な意味で)。
会計担当だけは酔っ払っていない(つまりコチラはレプラホーン)。
トレント
いわゆる人面樹。
樹木であるため、長命な個体も存在する。
レビュアー一行の暮らす街にはトレントのおじいさんが経営するスパイス店があるが、必要量が出来るまでに丸一日かかるという超絶スローなお店。
夢魔
羊の角とファーを持ち、夢を操る悪魔*19。爆乳の嬢が非常に多い様子。
利用者の望む淫夢(当然ながら、例のアレ的な方ではない)を見せる能力を持っている。
利用者を眠りにつかせる際に睡眠魔法を用いるが、天使のように魔法が効かない客は首を締めて落とすという、物理的な手段を用いる。
ちなみに、アンソロジーではレビュアー一行ではない客が夢魔と直接行為に及ぶ漫画が描かれている。
女神
天使達の上司。
くしゃみしただけで強いエネルギーを発し、その余波は本来破壊不可能である天使の輪を割ってしまうほど。
神だけあって非常に長命、あるいは寿命がないためか、一度寝るとしばらくの間は動かない、くしゃみは数年に一度といった具合に行動サイクルも長い。
目的は不明だが世界をまるごと使った観察実験のようなものを行っている。
現在は教会を通じて多種族の混血・交雑を推し進めており、造られた存在であるゴーレムを「種族」として扱うようになったのも女神の意向。
ユガミエル曰く「世界が滅んだとしても並行世界に移動し、その原因を取り除いたうえでまたやり直すだけ*20」と文字通り次元の違う存在であることが示されている。
彼の不遜すぎる態度も女神の超越性ゆえに自分たちのような低次元の一個体など気にも留めないというある種の達観・信頼がある故と思われる。
ドリアード
ファンタジー物では割とメジャーな木の精。
身体の一部が植物になった人間の姿をしているものが有名だが、この世界ではほとんど樹木そのものなドリアードも存在する。トレントでいいじゃん、とは言わない
彼女達の身体の一部を利用した新素材により、パペットの表情を動かす事が可能となった経緯がある。
パペット
木で出来たドール。ゴーレムと同じく、核を脱着可能。
痛覚等の感覚を持たないが、快楽神経接続職人という技師により性感帯を取り付ける事が可能。
ドールにマジカルホールを取り付ける過程を余すことなく映したサキュバスムービーも存在し、シリーズ化されている。
ドワーフ
ファンタジーではメジャーにして古参である、職人気質な亜人種。ずんぐりむっくりな筋肉質と、好きな人にはたまらない体型。
そしてファンタジーの金字塔・指輪物語でも言及されている通り、女性でもヒゲが生えている。そして髭の多さがセックスアピールとなっている。
そんなドワーフサキュ嬢達にレビュアー一行は引き気味だったが、クリムは獣人のヒゲと同一視しており、それがスタンクを除く男達には受け入れられた。
エキドナ
ギリシャ神話を起源とする、蛇の下半身にコウモリの羽を有する美女。
本家エキドナが、ケルベロス等多くの怪物達の母親であるためか、かなり強いモンスターであるらしい。実際、巻き付く力は非常に強く、ライオン獣人並みの力を持つブルーズと対抗出来るほど。
余談だが、同じくギリシャ神話発祥の半人半蛇であるラミアとエキドナの違いは、エキドナは生粋の半人半蛇だが、ラミアはヘラの怒りを買ってしまい半分蛇の姿に変えられた元人間である。つまり、だいたいゼウスのせい
サテュロス
羊版ケンタウロスのような姿をした、ギリシャ神話において自然の豊穣を司る精霊。
そして、欲情の塊とも形容されるだけあって性格は純正サキュバスそのもの。
また、アレ♂が生えており、レビュアー一行で最もご立派様♂なクリムと同じぐらいのサイズらしい。
なにしろ、サテュロスの名前の由来がイチモツ♂であるとする説があったり、ギリシャの遺物から自らの巨大なビッグホーン♂を握る絵が描かれていたりするのだから、ある意味当然と言える。
更に言うと、本来のサテュロスは男の精霊である。
フェンリル
神獣の一種で、最強種族の一角と名高い半人半狼。狼だけあって嗅覚は鋭く、追跡能力は非常に高い。
現在確認されているのは、地上最大と名高い教会軍を束ねる地位にある教会軍大将軍のアマートのみ。
半人半神
神の加護を受けた人間で、人でありながらハイエルフ並みの寿命と地上最強とすら謳われる戦闘力を有するチート種族。
この種族に該当するのは女勇者・ユウティのみで、魔王や龍、大精霊といった超上位種族の犯罪者討伐を担う存在。
ヘカトンケイル
ギリシャ神話に登場する、五十の頭と百の手を有するという巨人。コチラの世界では、頭一つに8本の手を持つレベルに抑えられている。
当然、この世界ではヘカトンケイルのサキュバス店があるが、スタンクは初めて訪れた際に、スイカよりも大きく感じる程のサイズである嬢の乳首を前に戦慄したらしい。
ミミック
某国産RPGにて多くのプレイヤーにトラウマを植え付けたであろう、宝箱等に擬態したモンスター。
この世界では宝箱やツボに留まらずタンス型やつづら型のミミックも存在し、接近してきた人間らを口(蓋、引き出し)を開けて呑みこんでしまう。
なお箱の部分は彼らの下半身であり、上半身はその箱の中の人型の部分。
光の精霊や闇の精霊ですら体内では何も見えないが、天使は自身の羽や輪から発する光で中を見る事が出来る。
それによると性器や足なども内部に格納されている模様。
アラクネ
ギリシャ神話で蜘蛛の姿に変えられた女性の名を持つ蜘蛛人間。
この世界では都市部でも普通に暮らしているが、蜘蛛のように糸を紡いで巣を張り獲物を捕らえる性質(性癖?)は抜けていない様子。
糸を伝わる微弱な振動に反応して俊敏な動きで襲いかかり一瞬で相手をからめとってしまうが、
その繊細すぎる感覚があだとなってエッチのとき攻められると非常に弱い。
なので種族ごとS属性になってしまいがちの様子。
用語
サキュバス嬢及びサキュバス店
この作品では、そのテの商売を生業とする女性の事を「サキュバス嬢」(サキュ嬢)と呼び、彼女らが働く店も「ソープ」「歓楽街」ではなく「サキュバス店」「サキュバス街」と呼ぶ。
これは種族を問わずそう呼ばれる。
理由として「サキュバスなら別にエロい仕事をしても構わぬのだろう?」という考えから、そういう女性達を「サキュバスのハーフ」として扱っているため。
もっとも、この世界の住人は10代先祖を辿ればほぼ必ずどこかにサキュバスがいるとされており、我々の世界でも風俗店に対して適用されているグレーゾーン的理屈である*21。
個別のお店に関する情報は個別項目があるので、こちらを参照してほしい。
(許可を受けた)サキュバス店には教会によって避妊・性病防止の魔法陣が設置されるため、嬢と客の安全対策は万全*22。
問題のある客を弾くNGシステムもあるため、エロい事に関してはある意味一般人よりもサキュ嬢の方が安心安全な環境が整備されていたりする*23。
そのためか、素人女性が発情時の性欲解消や小金稼ぎとして一時的にサキュ嬢をしているケースもあるなど、売買春への敷居は現実と比べてもかなり低い。
ただ、メイドリーを初めとした一般女性の反応や、嬢自身が店を「こんなところ」呼ばわりしているため、あの世界においても一応いかがわしい存在という認識はあるようである。
なお、サキュバス嬢の男版である「インキュバスボーイ(通称:淫棒インボー)」も存在する。
マジカルホール
早いが話オ○ホ。
魔力を与えられたものは自動的にグネグネ動くが、ある程度使用すると動かなくなるため、こうなったら廃棄して新しいマジカルホールに交換が必要。
ゴーレム系統の種族は当然ながら製造時点ではアソコにナニが無いため、性行為を行うにはマジカルホールを埋め込む工程が必須である。
魔女アークメイが開発したサキュバスのアソコを再現したものがシェアのほとんどを占めており、
気持ちよさという点では圧倒的に優れているのだが慣れすぎるとサキュバスとマジホでしか満足できなくなるという難点がある。
なお、アークメイ製以外のマジホはほぼ「サキュバスマジホからのリハビリ用」か「とてつもない個人的フェチを満たす趣味の品」に留まっている。
余談だが、コミックス第4巻並びに第5巻のメロンブックス限定版としてリアルにマジカルホール付属の単行本がリリースされている(流石にこの商品のみ年齢区分はR-18)。残念ながら魔力は入っていない。
裏にレギュラーメンバーのレビューも書かれているが、魔力が入っていない上にホールのモデルが年増エルフということでスタンク以外からの評価は散々。
人間向けだからね、しょうがないね。
サキュバスムービー
エロ動画である。サキュバス映像とも。
サキュバス嬢及びサキュバス店と同様に「アダルトムービー(AV)」の名称の代わりに使われる。
映像や音声を記録する水晶が媒体となっている。大量生産に向かないため高額。
教会
この世界は超多種族国家であるが、意外にも信仰する宗教は統一されている。
天使や天界が実在する世界なので、当然と言えば当然なのかもしれないが。
教会は世界ほぼ全ての軍部を掌握しているなど、非常に強大な権力を有している。
国王や立法府との関係は不明だが、恐らくこちらの方が事実上の立場は上だろう。
教会の元で結婚した二人は天使の祝福を受けることで、肉体的な障害を超える「奇跡」を得られる。
この「奇跡」は天使によって手作業で行われ、両者から炎状の何かを取り出し、混ぜ合わせてから戻している。
熱くて触れない種族にも平気で触れられるし、サイズを無視して例えばフェアリーとも普通にセックスできるようになる(あくまで結婚した二人の間の「奇跡」なので、夫・嫁と同じ種族の他人には何ら影響しない)。
衣服など肉体以外の物体にも効果が及んでおり、ゲンマ曰く「存在や事象のレベルから書き換えている」と思われる。
この世界でサキュバス店がグレーゾーンとは言え、公的に黙認されているのもこの理由が大きい。
異種族同士で結婚しないと「奇跡」は起こらないため、教会はその威信を保つため異種族同士の結婚を奨励している。
それゆえ、サキュバス店は異種族同士の性交渉を増やす場として非常に都合が良いということである。
なお、教会の「奇跡」はすべて天使が手作業で行っている。
天使の輪が機能している天使は同じ天使など一部を除いて感知不可能なため
奇跡の正体が露見することはなく、加えて奇跡の分析を禁忌とすることで隠されている。
これは知ってしまったことを教会に知られたら即消されるレベルの機密である。
余談
- 単行本のカバー下には、本編で紹介したサキュバス店の補足情報や追加情報が記載されている。
そちらも面白いので、電子書籍版を購入する際はカバー下もちゃんと読めるものを強く推奨する。
- 昨今の異世界もの(なろう系)作品の隆盛もあってか『異世界レビュアーズ』という誤記もしばしばあるが、誤りなので注意。異世界転生ものではない。
『異種姦レビュアーズ』も誤り。こっちは意味的にはそんなに間違ってないけど
- 単行本第1巻発売記念として、ニコニコ静画にて人気投票企画『サキュバス嬢総選挙』が開催された。
こちらの結果発表は、第2巻巻末に掲載されている。
- 第1話から規制の嵐だったアニメだが、台湾では何故かビーチクはおろかAT-Xですら規制した局部まで解禁されていた。
流石に怒られたようで2話以降はAT-X版に差し替えられた。
ここは
アニメ 漫画 ゲーム 映画
特撮に声優 ドラマにラノベ
あらゆる項目が混在する世界
あらゆる項目がある ということは あらゆるwiki篭りの追記も 当然あるわけで
そして
wiki篭りの数だけ 修正も行われるのである
色の指定が間違っています。
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*2 勇者が動くのは正規軍を動かすと多大な犠牲が出ることが予測されるケースである
*3 シーフ(盗賊)であるがあくまでRPG的なジョブであり、悪事を働く盗賊は別に存在する。
*4 メスリラの見立てによると、「スタンクと同じくらいか、ひょっとしたらスタンクの方が強いくらい」とのこと。
*5 総合1位のクリムは両性なので除外
*6 曰く、「派手な子って男っぽく見えない?」とのこと。自然界の動物や蝶はオスのほうが派手な見た目をしていることが多く、妖精もそれに準ずるためと思われる
*7 老化が遅く耳が尖っている事からエルフの可能性が高いが、今のところ明言はされていない。
*8 本作では付けた者に様々な性的効果をもたらす呪術であり、男性用も存在する。一定時間で効果の切れる「即席淫紋」も存在し、それも彼女の発明。
*9 マジカルホールのシェアのほとんどが彼女が作ったサキュバスのアソコを再現したホールで寡占状態になっているほど。
*10 有翼人が生む無精卵は通常1~2個だが、普段から性欲を持て余している者は3個産む事があるらしい
*11 ちなみに原作設定の天使は彼(彼女?)に限らず大体皆似たり寄ったりの性格らしく、「男の粗暴さと女の陰湿さを併せ持ってる奴ら」と評された事も
*12 サキュバスムービーであれば臭いなどは感じないのでこの場合は獣人からの需要はある(人気が有る訳では無い)。
*13 敬遠されるのはあくまで高齢のエルフであり、若いエルフであれば特に問題は生じない。
*14 天使の種族特性をコピーしたチボ曰く「神属性のエネルギーを充電ならぬ『充神』するバッテリーのようなもの」らしい。
*15 輪が完全な状態であればこれらの弱点も全く問題にならない。
*16 泥棒ではなくファンタジー世界の技能職としての盗賊
*17 例えば「幸せにしてみせる」などと言った場合、伴侶がキリキリ働いて「幸せ」にしてくれないと、契約不履行と受け取って一気に態度が悪くなる
*18 ただしコピーできるのは肉体的な特質のみ。天使をコピーした際は光輪・翼・両性を発現し他の天使を観測可能になりはしたが、光輪には何の力も宿らず飛行もできなかった。
*19 ただしこれもクリムが特にダメージを受けている様子がないため闇属性種族ではないと思われる。
*20 つまり、それが間違いだったとしても女神は別の世界に行ってしまうだけだから自分達が女神の顔を伺う必要はないということ
*21 メタ的には、少年誌連載であるため「風俗」「娼婦」「歓楽街」等の用語が使えないという事情から。
*22 デミアとデスアビスが異世界(つまり我々)の主な避妊方法であるコンドームの説明を受けた際、「そんな不確実な方法で!?」と驚愕しており、この魔法陣の信頼性は非常に高いようである。
*23 この関係上、私娼(いわゆる「立ちんぼ」)はほぼ存在しておらず、居ても誰も相手にしない。
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