登録日:2018/12/31 Mon 00:28:05
更新日:2024/03/28 Thu 13:29:55NEW!
所要時間:約 ? 分で読めます
▽タグ一覧
ホラー映画 大晦日 該当日に建てられた項目 ホラー 洋画 映画 アメリカ カウントダウン 殺人鬼 12月31日 年末 迷作 ネタバレ項目 80年代 知る人ぞ知る ミソジニー バッドエンド 予告殺人 スタン・ローレル
新年に贈る異色サスペンス・ホラー「狙われた夜」。
『狙われた夜/血に染まる大晦日のロックパーティ』とは、1980年12月に公開されたアメリカのホラー映画。
原題は「New Year's Evil」。監督はエメット・オルストン。
【概要】
タイトル通り、年末の大晦日を題材としたサイコ・ホラーであり、80年代にありがちな低予算の初期型スラッシャー映画。
本作ではスタン・ローレルを模したマスクを被った謎の殺人鬼による連続殺人の恐怖が描かれている。
ちなみに日本では劇場未公開でVHSのみのビデオスルーである上にDVD化もされていないせいか、同じく80年代に公開されたスラッシャー映画である『13日の金曜日』や『サマーキャンプ・インフェルノ』と比べると知名度がかなり低い。
無論海外では既にDVD&Blu-rayが販売されている。
※以下、ネタバレ注意
【あらすじ】
大晦日の夜、熱気に満ちたパンクロックショー。
ディスコ“ハリウッド・ホットライン”のニュー・イヤー・コンサートの女性司会者ダイアンの元にある男から「もしもしこちらはEVIL。お前らに初めて殺人をした時の音を聞かせてやるぜ」と電話が掛かってくる。
その男は女性を異常なほど憎んでおり、全米で開かれているコンサートが新年を迎えるごとに女を殺害するというのだった。
そして、まずニューヨークが新年を迎え、アメリカの新年の時差を利用した殺しのアイデアで予告通りに殺害が実行。
やがて彼女の元にも犯人の魔の手が迫った……。
【登場人物】
- ダイアン(演:ローズ・ケリー)
本作の主人公。
コンサートの司会者を務める赤毛の女性シンガーである。愛称が“ブレイズ”
服装がビビットカラ―のボディコンにケバいメイク等、いかにも80年代なレトロの格好をしている。
年末のカウントダウンイベントの最中に殺人鬼に狙われる羽目に…。
- リチャード(演:キップ・ニーヴン)
本作の殺人鬼。
ダイアンの夫でイケメンであるが、いつの頃からか女性を憎むようになり、大晦日に正体を隠してダイアンに殺人予告をして次々と女性を殺害していた(今で言うとミソジニー)。
終盤でダイアンにも襲いかかったが、駆けつけた警官に追い詰められて銃撃戦を繰り広げた末に屋上から飛び降りて死亡。
劇中ではスタン・ローレルのマスクを被っていたが、一般的なホラーの殺人鬼とは逆に当初から素顔で襲いかかって途中でマスクを被って素顔を隠すという異色のキャラクターに仕上がっている。市販の仮装マスクの流用という点では、ある意味マイケル・マイヤーズの亜種とも言える。
- サリー(演:ルイザ・モリッツ)
淑女風の金髪女性。
カウントダウンと同時に車内で袋を被せられて窒息死した。
その後、オブジェのように立たされた状態で警官に発見される。
- リサ(演:アニタ・クレーン)
サリーの女友達と思われる女性。
途中でいなくなったサリーを探しに行ったところをダストボックスの中に引きずり込まれて殺害された。
- ジェーン(演:タッフェ・オコネル)
金髪が特徴のナース。
病院で他のナースや患者と一緒にコンサートの中継を観ながら踊っていた。
中盤では病院のベッドでリチャードとイチャイチャしていたが、年末のカウントダウンと同時に彼にナイフでメッタ刺しにされて死亡。
- ジェーンの同僚(演:ジェニー・アンダーソン)
茶髪のショートボブが特徴のナース。
中盤でジェーンの遺体を発見してフェードアウト。
微妙に白衣が透けている。
- デレク(演:グラント・クレイマー)
ダイアンとリチャードの息子。
リチャードと同様にイケメンである。
ラストシーンでは父親が転落死した後に彼の後を継ぐかのごとくスタン・ローレルのマスクを被って退場。
- イボンヌ(演:アリシア・ダニフ)
冒頭で登場したレゲエの黒人女性。
ホラー映画のお約束というのか、登場して早々殺人鬼に襲われて死亡。
追記・修正は、年末のカウントダウンと同時に殺害してからお願いします。
[#include(name=テンプレ2)]
この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,2)
[#include(name=テンプレ3)]
▷ コメント欄
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧