常磐ソウゴ/仮面ライダージオウ

ページ名:常磐ソウゴ_仮面ライダージオウ

登録日:2018/09/24 Mon 10:19:29
更新日:2024/03/25 Mon 13:27:44NEW!
所要時間:約 33 分で読めます



タグ一覧
仮面ライダージオウ 仮面ライダー 平成ライダー 常磐ソウゴ 魔王 高校生 奥野壮 高岩成二 主人公 オーマジオウ 逢魔時王 仮面ライダー主人公 ジオウ 王様 時の王者 ラスボス系主人公 ビルド エグゼイド フォーゼ オーズ 鎧武 ゴースト ディケイド ダブル クウガ 予知夢 所要時間30分以上の項目 オーマフォーム 最高最善の魔王 味方だと頼もしいが敵に回すと恐ろしい ポジティブ ネタバレ項目 我が魔王 替え玉 大魔王ジオウ 大魔王 コメント欄ログ化項目 高校生ライダー ダークヒーロー 2000年生まれ ジオウⅱ 仮面ライダージオウⅱ 仮面ライダージオウトリニティ 仮面ライダーグランドジオウ グランドジオウ ジオウトリニティ 最後の平成ライダー ライドウォッチで戦う時計のライダー 全ライダーの力を受け継ぎ、時空を超え、過去と未来をしろしめす時の王者 will be the king 王様先輩 zi-o 平成ライダー最後の主人公 チートライダー



この本によれば、2018年9月下旬頃、アニヲタwiki(仮)にのちの魔王、常磐ソウゴ/仮面ライダージオウの記事が作成される。


Wiki篭りたちの追記・修正により、項目は次第に……
おっと。ここから先は貴方達にとっては、未来の出来事でしたね……。



俺には“王様”になりたいっていう夢がある。




常磐ときわ ソウゴは、『仮面ライダージオウ』の主人公。
本項目では彼が変身する「仮面ライダージオウ」についても解説する。
間違えられやすいが、名字は「常」ではなく「常」である。


演:奥野壮




概要

2000年4月28日生まれの18歳。物語開始時点では高校三年生。
2009年の事故で両親を亡くして以来、「クジゴジ堂」という時計屋に大叔父の常磐順一郎と2人で暮らしている。


ある日、謎のアイテムライドウォッチを手にするが、落とし物だと思ったのかその場にウォッチを置いて立ち去る*1
その後未来から来たと言う謎の人物・明光院ゲイツ/仮面ライダーゲイツに命を狙われるも、彼の仲間と思われる少女・ツクヨミに助けられる。


そこで彼女から[[『サイテーサイアクの魔王・オーマジオウ』>オーマジオウ]]が未来の自分であること、ゲイツとツクヨミが本当に未来人であることを突きつけられる。
当初はこの状況に困惑するがすぐに受け入れ、オーマジオウに代わる“王”を擁立しようとするタイムジャッカーが生み出したアナザーライダーに立ち向かうため、
“仮面ライダージオウ”に変身し、“全てのライダーの力を継承する”王の道を歩み始める。


やがて監視目的のツクヨミ、ゲイツと共同生活をすることになり、彼らと共にアナザーライダーによる事件に挑むことに……。



人物

物語開始時点では普通の高校生だが、将来の夢が「王様になる」ことであり、高校の進路指導でも「王様になる」と言い放ち、
大学受験勉強もしようとせず、クラスメイトに「家臣になって欲しい」と言うくらい思考がお花畑変わった考えの持ち主。


どんな困難な事でも「なんかイケる気がする」と楽観的に取り組める超ポジティブな性格。
割とすんなり何でも出来てしまう天才肌でもあり、上記の超ポジティブな言動も、実際に「なんかイケた」経験が多いからかもしれない。
あまり争い事を好まないが、友達思いかつ本質的に正義感溢れる性格から、誰かを庇ったり、護るために戦うことは厭わず、
さらに誰かのためになるならば自身が損することも気にしない自己犠牲の精神も持ち合わせている。


良くも悪くも「大物」で、第1話こそ巨大ロボや「最低最悪の魔王になる未来」を見せられ動転していたが、
ものの数話で家臣を名乗る不審者ウォズを受け入れて友達感覚で話しかけたり、
3日後の自分が突然現れても「ま、いっか」と受け入れるなど、未来の自分が「生まれながらの王」と名乗るだけはある度量の広さを持つ。
基本的に初対面だろうが年齢が上だろうがお構いなしにタメ口で話す(さん付けや敬語を使う場面もある)が、決して偉そうというわけではなく、誰に対しても分け隔てなくフランクな態度というだけ。


[[あのな、新人ってのはな、ちゃんとな、敬語とか使うんだぞ?そのふてぶてしさをなんとかしろ。謙虚に!>門矢士]]
王様だもん。
謙虚に!
王様だもん…。 謙虚に!王様だもん…。謙虚に行け…!王様だもん…。


ジオウ補完計画14.5話『ピンクの悪魔』



ツクヨミとの接触でオーマジオウの存在を知ってからは「最高最善の魔王を目指す」ことで目的が一貫しており、
ウォズに対しても「最終的に魔王に行きつくなら利用されるだけされてやろう」と思っている節がある。
戦闘においては状況把握や判断が素早く、適応力も高い。
また人の本質を見抜く力に長けており、犬猿の仲のゲイツとウォズを組ませてうまいこと事態の解決に持ち込む、
2058年で少年期のスウォルツと対面した際に煽りを絡めてその本音を引き出すなど、人使いが上手い。


その器の広さから「味方」と定義する範囲も広い上、一度味方と認識すれば非常に寛容でおおらかな一方で、自身の夢を阻む敵に対しては容赦がない。
たとえ味方であろうが、自分に牙を剥いてきたならば味方と認識したまま何の躊躇もなく必殺技を叩き込む、敵であれば生身の人間でも攻撃する、
求める結果のためならば非情な手段も厭わないなど、「若き日のオーマジオウ」と言うべき魔王の片鱗が垣間見られる。
これら、当人曰く「最高最善な面」と「最低最悪な面」の落差が激しいためか、
排撃されるようなことはなかった一方で、付き合いの深い友人はいなかった模様(交友関係自体はあった様子)。
幼少期にはスパナとドライバーの意匠を持ったロボットの玩具を友達の代わりとして大切にしていたが、
その背中に「WILL BE THE KING」=「俺は王様になる」と落書きするなど、夢については筋金入り。
この精神は相手が人間だろうが、怪人だろうが、仮面ライダーだろうが変わらず、敵に回った存在と戦うことに躊躇いを見せることは全くない。


また、ソウゴの精神面において特筆すべきはメンタル面の異常な強さである。
歴代主人公を例に出すと、敵の攻撃で命の危機に陥った際、左翔太郎葛葉紘汰はかなりの精神的ダメージを受け、一時戦闘不能になったこともあったが、
ソウゴは同じように命を脅かされる事態に遭遇しても、多少の動揺はあれども死ぬこと自体を恐れたことは全くない。
明らかな敵意を示して向かってくるゲイツリバイブを前にしていながら白ウォズの祝辞に小声でツッコむ、一話でゲイツに命を狙われた際も驚いて逃げたのみと、
鉄火場においても状況を客観視できる冷静さと度胸を持っているのは確かなのだが、自分の命すら客観的に捉えていると考えるとどこか空恐ろしいものも感じられる。



なお、両親については2009年に自分も搭乗していたバスジャック事件の際に死亡している。
加古川飛流がソウゴを狙うのは、この事故の原因となった「白い服の女」がソウゴの命を狙っていたことが理由だと語っている。
つまり「ソウゴがいなければあの事故は起きなかった」という理屈である。
また、この当時バスを運転していたのは、「ジオウ」の世界を破壊すべきか否かを見極めるため、2009年に戻ってきた門矢士であった。


ブレイド編を経て、当面の目的を「2068年で待ち構えるオーマジオウを倒す」ことに定め、レジェンドライドウォッチの収集に乗り出す。
そして、電王編においてついに全てのウォッチを揃えたソウゴは、「魔王の力」をその手に収めることになった。



学生として

歴史が得意な一方で、化学と物理が「絶望的に」苦手(ツクヨミ調べ)であり、さらにゲームも苦手という、がっつり文系。*2
第23話ではおそらく学年でただ一人、卒業が掛かった追試を受けるも結果は14点と惨敗。この悲惨ぶりにはゲイツにすら「あのな、落第した魔王なんて洒落にならんぞ!?」と本気で心配されていた。
それもあってか気合いを入れ直すべく、額に「崖っぷち」と書かれた鉢巻きを巻いて「追試の追試」に向けての勉強に臨んで即眠りに落ちていた。問題は高1レベルのそれなのに……
なお、これが原因である部分に大きな影響を及ぼすこととなる(後述)。


ただ、成績が悪いのはまともに勉強をしないのが原因であり、きっちり学べばそれを身に付けて活かせるだけの頭脳は持っている。
件のビルドアーマー使用時に空中に浮かび上がる数式の内容も、後々まともになっている。
「お、俺はA判定の男だぞ!?」
事実、『平成ジェネレーションズFOREVER』では(ジオウとしての記憶を失ってまともになっていたとはいえ)模試のA判定を「当然」と言っていたため、学力はかなり高いほう。
劇中で卒業しているが、その後も当然無職になって王様を目指している。
「ソウゴ、学校行かないでこれからどうするの?」「えっ王様になるんだけど…」
「新年度が始まったじゃない。どうするのかと思って。バイトでも始め…」「あっ大丈夫。王様になるから」



鏡像のソウゴ

第21話に登場した「ミラーワールドの常磐ソウゴ」*3
ミラーワールドの存在なので容姿の左右が反転しているほか、基本的にポジティブシンキングで物怖じせず明るいソウゴに対し、
ダウナーな雰囲気と低い声でソウゴ(=自分)を否定する言葉を繰り返す。


反転したライドウォッチとジクウドライバーを使い、鏡映しになったジオウ「仮面ライダージオウ(ミラーワールドバージョン)」に変身する。


その本質はソウゴが無意識に押し込めている「未来が不安な自分」そのものであり、やけにソウゴに否定的なのも他ならぬ彼の自己批判精神の具現だからである。
そして第22話にてソウゴは「俺には最高最善の面もあるし、最低最悪な面もある」と、同じくもう一人の自分と対峙した人物のように鏡像のソウゴを受け入れた。
その宣言を聞いた鏡像のソウゴはソウゴに「ジオウライドウォッチⅡ」の「裏」そして「未来」側に相当する「D'9サイド」を託し、ミラーワールドへと戻っていった。



ソウゴ自身は純然たる一般人だったはずなのだが、前作前々作主人公らと同じように謎が多く、

  • ソウゴの「生まれた時から王になりたい」という言葉と、オーマジオウの「生まれながらの王」という啖呵
  • ウォズがソウゴに言った「(ドライバーの)使い方はご存知のはず……」

等と、まるでソウゴが生まれた時からライダーの宿命を背負っているかのような情報が集まっており、本人の行動力も相まって様々な考察も進んでいる。


最終回の描写から「本編は無限ループである」とする考察もあるが、「オーマジオウの未来」の存在であるゲイツやツクヨミ、タイムジャッカーの面々がジオウの時間の存在として組み込まれており、
「オーマジオウになるかどうかはまだわからない」と結論されていることから、単純なループ構造とは言い難い面が強い。
もしループであればいずれにせよオーマジオウとなる未来が待っているはずであり、未来のオーマジオウが消えることも、「まだわからない」と濁されることもないと思われるからだ。
そもそも、『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』ではグランドジオウの力が使用可能になっている=リセット後の世界でもレジェンドの力は継承したままになっているため、ループではありえない。


仮面ライダージオウはクォーツァーが平成ライダー史を一本の時間軸にまとめるために作り出したライダーシステムであり、
ウォズはその使者、そしてソウゴは「を賭した試練」を潜り抜けた際、スウォルツによって何らかの力を与えられている。
クォーツァーとしてもスウォルツとしても、ソウゴがジオウに変身する方法=ドライバーの使い方を知っていて損はないのだから、
この時にドライバーの操作方法をインストールされた可能性が高い。


また、『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』は本編とは直接繋がらない「真の最終回」であるが、
ゲイツリバイブやギンガファイナリー、後日談のファイナルステージにおける飛流の存在から、本編と限りなく近い歴史であることがうかがえる。
ではどこが違うのかと言うと、その違いは恐らく「準レギュラーとしての門矢士の有無」だと思われる。


TV本編では士が準レギュラーとして続投していたが、この関係でディケイドの力だけは最後まで完全に継承できていない。
また士が「世界の破壊者」たる所以は「現れることで本来の結末から捻じ曲げてしまう」ことにあり(実際『ディケイド』本編では本来想定された「ライダーが敗北する」結末が悉く引っ繰り返されている)、
それが『ジオウ』の物語のみ例外であると断定できる材料はまるでないため、我々が見た『ジオウの世界(物語)』が士の介入によって捻じ曲げられたものである可能性は否定できない。
それでも過去作の劇場版のように、士が「通りすがりの助っ人として参戦した」場合は影響がないのだが、『ジオウ』の各種劇場版で登場したディケイドのディケイドライバーは通常の白色のものであり、
『ジオウ』の準レギュラーとして登場した、マゼンタのネオディケイドライバーを使うディケイド(=士)とは別人、あるいはジオウの世界への介入を決断する前の士(つまり過去の士)である可能性が高い*4
上述の要素から、他のレジェンドの世界のように、士が「個別エピソードのあるゲスト」=「通りすがりの助っ人」として参戦したわけではなく、
「『ジオウ』の物語の準レギュラー」として入り込んだことで、継承すべき「レジェンドとしての仮面ライダーディケイド」が不在になり、「真の最終回」に繋がらなくなってしまった、という考察が成り立つ(かなりメタ視点が入るが)。


これを纏めると、

  • ゲイツとツクヨミが2018年に来たか?
    • YES→ディケイドの力を完全に継承したか*5?(継承すれば「ドライブ編」のレジェンドキャストが現れる)
      • YES→劇場版OQルート
      • NO→テレビ本編ルート
    • NO→オーマジオウルート

ということになる。ループではなくルート分岐、マルチエンディングであるという話である(このうちオーマジオウルートだけは事前に公開されている)。


ただし、ソウゴが元々持っていた力(文字を実体化させるという謎の能力。ジオウの力に関係していると思われる)については全く不明のまま。
常磐SOUGOが全てのルートにおいて関わっている可能性もあるが…全てはオーマジオウのみぞ知るのだろう。



未来の仮面ライダーとの関連

ソウゴが持つ特異性の中で、もっとも際立つのは未来予知能力である。
当初は夢という形で発揮されており、過去にはダイマジーンによる「オーマの日の到来」の夢を見ていたほか、
2019年の正月には2022年の仮面ライダーシノビの戦いを予知した。
さらに、白ウォズすら知らない2121年の未来のライダーである仮面ライダーキカイの夢も見たが、
シノビのケースと同様、まるでソウゴがその時代に飛んでしまったかのような描写が目立つ。


ジオウⅡの力を手に入れてからはある程度恣意的に予知を行えるようになっており、ゲイツの死や自分の追試について予知していた。
ただし、ソウゴ自身の意志で行う場合は極近の未来しか読めず、年単位で先を見る場合は夢を介する必要がある模様。
……このお陰で落ちれば留年の危機が迫り徹夜で勉強をしようとしていたのにもかかわらず、アナザーキカイへの対抗策を探るべくソウゴの夢を頼りにしようとしたゲイツの手により、
自室を快眠作用のあるラベンダーグッズで埋め尽くされ、あわや留年決定という事態に陥ったことも。直前まで成績を心配していた奴のやる事とは思えない。


第24話にて、この力の本質が「思い描いた未来の創造」であることが示唆されている。つまり、この人と同じ能力と思われる。
描写されている限りでは夢など無意識下で抱く強いイメージが現実に反映されるらしく、今のところソウゴ自身の意志では制御できていない模様。
黒ウォズによれば未来創造の方はジオウⅡの力によるものらしい。


メインライターの下山健人氏によれば「オーマジオウの消えた未来」そのものがソウゴによって創造された世界線らしく、未来を創造するというよりは「その時あり得る未来を観測していた」というのが正しいようだ。



王の力

10歳の時に巻き込まれたバス事故は、実はタイムジャッカーの一人・スウォルツが引き起こしたものである。
その目的は、2000年生まれの子供たちの中に存在する「時空を超え、過去と未来をしろしめす時の王者」の候補者を選別するため、
「死を賭した試練」を与えるというものであり、ソウゴはこの時に他の子供たち(およびツクヨミ&門矢士)と共に「オーマの日」へと飛ばされていた。


ダイマジーンの破壊活動によって瓦礫が降り注ぐ中、飛ばされた子供たちは怯えるのみだったが、ソウゴはこの時、気絶していた飛流を救うため、

  • 「危ない!」と叫んだことで「アブナイ」の文字が実体化*6し、時間が停止する
  • ダイマジーンを睨み付けたところその動きが止まり、消滅する

という、オーマジオウと同じ力を発揮。


それを見たスウォルツは、幼きソウゴのもとに歩み寄り「お前は生まれながらの王だ。王となってこの世界を破滅から救う使命がある」と語りかけ、
それを受けたソウゴの記憶を操作すると共に何らかの力を与えた上で、命を落とした他の子供たちや生き延びた飛流と共に2009年へと送り返した。
つまり、ソウゴが「幼少期の夢」だと思っていたオーマの日は、実は幼い頃にその目で見た実体験だったのである。
また、ソウゴの夢に出てきた「謎の男」とはスウォルツであり、全ての事態の裏に彼がいたことが明らかとなった。







人間関係

相棒。2068年の仮面ライダーで、オーマジオウを倒すためソウゴ抹殺を狙って現れた。
当初は呉越同舟に近い状態だったが、何だかんだでソウゴに振り回されながら共闘するうちに友情が芽生え、「この時代から新しい未来を作りたい」と思うようになる。


ゲイツの仲間の少女でレジスタンスの一員。当初は険悪だったソウゴとゲイツの間に立つ役回りだった。
ソウゴの交友関係の中では実質唯一同年代の女子なのだが、恋愛対象としては全く見ていない。


クォーツァーから送り込まれたスパイだったが、ソウゴの人柄と器の大きさに魅入られ、離反。
ソウゴを仮面ライダージオウとした張本人で、「逢魔降臨暦」の内容に従い、平成ライダーの力を集めさせようとしている。


大叔父で、現在唯一の親族。本職は時計職人だが、機械なら何でも直せるという地味な超人。
彼からの「寂しい時に寂しいと言えないと、人の痛みがわからない王様になる」という叱咤が運命を変える一助となった。


タイムジャッカーのリーダー格にして両親の仇。ソウゴ自身はあくまで「倒すべき敵」としての見方で一貫しており、過去の因縁については(終盤まで知らなかったこともあるが)さほど気にしていない。


同じバス事故に巻き込まれた被害者。真実を知らぬままソウゴを逆恨みして彼を抹殺しようとアナザーライダーとなって襲い掛かったが、その復讐はスウォルツの掌の上であり、野望は脆くも潰えた。


クォーツァーのリーダーであり、同じ名を持つ真の「最低最悪の魔王」
ソウゴがライダーとなったのはこの男の企みが発端


ソウゴの運命を変えた男。宇宙の神様始まりの男」となった彼からの「王様の在り方」についての説教が、ソウゴに「人を頼りにする」ことを学ばせることになり……。


未来の可能性の一つで、2068年の未来に君臨する「魔王にして時の王者」。ゲイツとツクヨミからの情報でしか彼のことを知らなかったため、「最低最悪の魔王」と認識したうえで、自分は絶対にそうはならない、と決めていた。
だが何度かの接触を経て見方が変わりはじめ……。


初恋の人疑惑のある女性。彼女の登場したエピソードでは終始振り回され、絶不調であった。


おなじみ世界の破壊者。レジェンドライダーの1人として何度かぶつかり合い、また手助けも受けているが、士自身が独自の目的を持って動いているため、明確な味方とも言えない微妙な関係。
ゲイツ経由で彼のライドウォッチを継承しているが、そこにはある目的が。


別世界の天才ライダー。
最初に出会ったレジェンドである他、『Be The One』と『平成ジェネレーションズFOREVER』で「新世界」の彼と共演している。


令和の始まりのライダー。
フィーニスによる歴史改変を修正すべく映画『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』で共闘したが、
最終盤には旧時代のライダーである自分の干渉をリセットするため彼とも戦い、記憶を消去した。
ちなみにソウゴ=ジオウがグランドジオウに変身した際には、背後に唐突にレジェンドライダーたちの石像が登場→彼らがプレート状になってジオウの身体にくっつくという変身工程に対し、
ゼロワンは綺麗にジオウの方を二度見した上、「誰ぇ!?(石像召喚時)」「いやくっつくんかーい!(変身完了時)」とツッコんでおり、観客の笑いを誘った。
なお、ヒーローショーではその後も『ゼロワン』の世界に2度ほど現れ、共闘している(『騎士竜戦隊リュウソウジャー』とのコラボショーでは全然関係ないのになぜか通りすがってそのまま参戦した)。



客演

仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション


君も俺の事分かってないよ。俺は王様になる。但し…“魔王”にね。


上記の通り、映画『令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』にてゲイツ・ツクヨミ・ウォズとともに客演。
フィーニスの介入で歪み、平成ライダーの世界と重なりつつある『仮面ライダーゼロワン』の歴史を修正すべく参戦。
本編時の記憶が戻っていたためか、当時と比べてかなりシニカルな態度と物言いが目立ち、フィーニスの変身したアナザー1号を正面から圧倒して見せた。
なお、本作では代名詞でもあった「最高最善の魔王」というワードを一切口にしていない。


また、決戦後には或人の記憶を消すための戦いに臨んだが、変身時に出現する背後の時計型エフェクトがオーマジオウのものになっていた*7
ソウゴを「オーマジオウ」と呼ぶ者は本編でも少なからず存在したが、本同作におけるソウゴの振る舞いはあらゆる意味で「若き日のオーマジオウ」だったと言えるかもしれない。


セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記


大丈夫。俺、“魔王”みたいだからさ。


西遊記』の世界の神様として現れ、速攻でグランドジオウに変身すると戦隊メギド率いる怪人達を圧倒。
その後は一度消滅してしまうものの、最終決戦にて歴代主役ライダー&オール戦隊レッドと共に復活し、アスモデウス率いる怪人軍団と戦った。



仮面ライダージオウ


我が魔王、これを……。使い方はご存知のはず。



\ジオウ!/


変身!



ライダータイム!


仮面ライダー!ジオーウ!



ZI-O
2018


ライダ-



祝え!全ライダーの力を受け継ぎ、時空を超え、過去と未来をしろしめす時の王者!
その名も“仮面ライダージオウ”、まさに生誕の瞬間である!



なんか、行けそうな気がする!


身長:200cm
体重:92kg
パンチ力:8.2t
キック力:19t
ジャンプ力:ひと跳び30.2m
走力:100mを5秒


スーツアクター:高岩成二



ソウゴが変身する仮面ライダー。平成二期のライダーとしては珍しく基本形態の名称がない(これはゲイツも共通)。
ジクウドライバーに変身者から見て右側に「ジオウライドウォッチ」をセットして変身する。
平成ライダーのライドウォッチを使用してアーマーを装着する「アーマータイム」を発動することが可能。


その名はウォズの祝辞からして「時王」の意味であるようだが、他にも「王子」の並び替えや「the 王」、20→2(ジ)とO(オー)である、とも取れる。



◇性能
頭部「キャリバーA」(ANALOGの意)の顔には黒い視覚装置「インジケーションアイ」が搭載され、複眼状のセンサーは視野角270°に達する。
ジオウの場合は現在の状態がカタカナ文字として表示され、基本形態では『ライダー』と表示されており、
額にあるライダーズクレストの『カメン』と相まってまさしく「俺が仮面ライダーだ」と言わんばかりの主張をしている。


時計の針を模したアンテナ「クロックブレードA」の長針「バリオンハンドM」(変身者から見て左側)は主にタイミングなどの時間情報を、
短針「メソンハンドH」(変身者から見て右側)は主に間合いや着弾点などの空間情報を捉える。


全身各部に特殊金属「グラフェニウム」を素材にした装甲やコーティングが施され*8、耐久性や攻撃時の破壊力が引き上げられている。
ベルトと頭部を繋ぐ帯状の生体強化装置「ミッドバンドライナーM」により、ジクウドライバーのエネルギーを生体エナジーに変換・供給している。
両腕に装着された「ライドウォッチホルダー」はライドウォッチ用スロットが2つずつ配置され、冷却やデータのバックアップなど各種メンテナンスも実行される。



◇装備
ドライバーやライドウォッチそのものなど、各ライダーに共通する事項についての説明は割愛する。詳細はこちらを参照のこと。


  • ジカンギレード

ジオウが使用する可変型の武器。剣型の「ケンモード」と銃型の「ジュウモード」の2つの形態に変形する。
刀身/銃身にはそれぞれ『ケン』『ジュウ』の文字が書かれている。


ケンモードの刀身「ギレードエッジ」は振動することで鉄をも両断する強力な切れ味を誇る。
ジュウモードの射出口「ギレードマズル」からは高周波エネルギー弾が高速射出される。使用するトリガーは共通のグリップ。


特殊攻撃発動スイッチ「ギレードリューズ」を押すことで「タイムチャージ」が発動し、
最大5秒のカウントダウン後、「ゼロタイム」でトリガーを引くことで通常必殺技が発動する。
また、中央に設置された「ライドウォッチスロット」にライドウォッチを装填することで「フィニッシュタイム」が発動し、
トリガーを引くことで装填したライドウォッチの力を用いた超必殺技が発動する。


  • [[タイムマジーン>タイムマジーン]]

人型ロボットに変形する高性能マシン。ジオウが使用する機体は元はツクヨミのもの(その後も搭乗して操作する場合がある)。



必殺技


FINISH TIME!!


  • タイムブレーク

ジクウドライバーを操作して発動。
敵を取り囲む複数の『キック』の文字が一つに収束し、この文字を足裏に装着して飛び蹴りを放つ。
この時複眼と足の裏の文字の発光により「ライダーキック」と読める胸熱演出。
『平成ジェネレーションズFOREVER』では『キック』の文字で構成されたリングを潜り抜け、ビルドとダブルライダーキックを放った。
第48話ではジカンギレード・ケンモードを使い、時計の文字盤を模したエフェクトと共に敵を切り裂いた。


  • ライジングタイムブレーク

「令和TFG」で放ったゼロワンとのダブルライダーキック。アタッシュカリバーを貫通させてアナザー新1号を撃破した。
「ライジングインパクト」のカットインに「タイムブレーク」が割り込んでこの技名になった(ちなみにゼロワンアーマーの必殺技でもある)。


  • ギガスキャンタイムブレ-ク

第10話でタイムマジーン・タジャドルコンボモードが使用。
プロミネンスドロップのようにコンドルレッグを展開し、炎を纏いながら敵に両足蹴りを叩き込む。


  • ギリギリ斬り

ジカンギレード・ケンモードにてタイムチャージで発動。
『平成ジェネレーションズFOREVER』で使用。
ゲイツのジカンザックスを足場にして跳躍し、落下の勢いを乗せて切り裂いた。


  • ギリギリスラッシュ

ジカンギレード・ケンモードにライドウォッチを装填して発動。


ジオウライドウォッチ
第1話で使用。時計の文字盤を模したエフェクトと共に敵を切り裂く。


鎧武ライドウォッチ
第18話で使用。「秘技ミカン斬り」という名の居合切りを放つ。
なお第12話にて鎧武アーマー装着時に、二刀の大橙丸Zによる回転斬りを披露した際も同じ技名を付けていた。


オーズライドウォッチ
「RIDER_TIME_ジオウVSディケイド」にてソウゴBの変身するジオウが使用。
オーズバッシュのような連続斬りを放つ。


  • スレスレ撃ち

ジカンギレード・ジュウモードにてタイムチャージで発動。
「ジュウ」のエフェクト型のエネルギー弾を連射する。


  • スレスレシューティング

ジカンギレード・ジュウモードにライドウォッチを装填して発動。


フォーゼライドウォッチ
第9話でフォーゼアーマーが使用。
ロケットモジュール型のエネルギー弾を発射する。
第15話では通常のジオウが使用。
こちらはランチャーモジュールのミサイル型のエネルギー弾を一斉に発射する。


ダブルライドウォッチ
第21話で使用。緑色の風を纏った紫色のエネルギー弾を連射する。


  • モーメントスラッシュタイム

『シティウォーズ』での必殺技。
ジカンギレード・ケンモードを構え、高速て移動しながら斬りつける。
発動時の「ジュジュジュジュジュ…スパーン!」という効果音からファンには「ジュジュスパ」と呼ばれている。



ビルドアーマー


そのウォッチを使うという事はビルドの力を引き受ける事…。


どうやって来たの!? ここ2017年だよ!


この本によれば、「勝利には相応の責任が伴う」……。その覚悟がおありか?


……望むところだよ!



\ビルド!/



アーマータイム!


ベストマッチ!


ビ・ル・ドー!



BUILD
2017


ビルド



祝え!全ライダーの力を受け継ぎ、時空を越え、過去と未来をしろしめす時の王者……
その名も“仮面ライダージオウ ビルドアーマー”。まず一つ、ライダーの力を継承した瞬間である。



勝利の法則は……


決まった! ……決まった~!
ワキワキワキバシッ(戦兎に叩かれる音)


身長:200cm
体重:108kg
パンチ力:10.1t
キック力:23.5t
ジャンプ力:ひと跳び37.5m
走力:100mを4秒



ジクウドライバーに変身者から見て左側に「ビルドライドウォッチ」をセットして変身した姿。顔に表示される文字は『ビルド』。
アーマーのモチーフは仮面ライダービルド ラビットタンクフォーム。赤と青の交差したディテールもビルドのものを模している。
アーマーはフルボトルを模したカプセルから出現し、ビルドの決めポーズ*9をとった後にジオウに装着される。


劇場版 仮面ライダービルド Be The One』に先行登場し、怪人軍団に対して(平成ライダー達も巻き込み)驚異的な戦闘力を見せつけた。ちなみにこの時のジオウは設定が固まり切っていなかったのか、

  • 「アーマータイム!」と自分で言う
  • ジクウドライバーの周囲に時計の目盛が出現する
  • 左手で持ち上げるようにドライバーを回す
  • フィニッシュタイム時に後ろに時計が出現する

など本編と違う描写があった。



◇性能
胸部の中枢回路「ボルテックブレスター」にはビルドの全能力が納められており、思い浮かべた様々な数式を実体化させ、
必殺技発動時はグラフ型の標的固定装置などを展開することが可能。だが……(後述)
太腿の特殊装甲「ビルドアビリティプレート」はビルドと同じ組成を限定的に再現している。
左脚の赤い「ラピッドプレート」は軽快なフットワークを活かした攻撃ができ、
右脚の青い「アサルトプレート」は戦車の砲撃にも似た強力な一撃を放つことが可能。
両肩にはフルボトルを模した特殊大型デバイス装甲「フルボトルショルダー」を装着。
右肩の赤い「ラビットサイド」は戦闘モーション先鋭化、左肩の青い「タンクサイド」は攻撃力増強機能を備えている。


頭部「ビルドヘッドギアM」にもラビットとタンクの機能が備わり、聴覚と射撃のステータスが強化された。
「バリオンハンドMラビットプラス」と「メソンハンドHタンクプラス」の針の後ろには、
ラビットタンクフォームの両目のモジュールと同じ形状のパーツが追加されている*10


主武装としてドリルクラッシャー・ブレードモードを模した「ドリルクラッシャークラッシャー」名前がまんまを装備。
オリジナルと同様に先端部を高速回転させ、渦巻く光刃を纏わせた攻撃を得意とする。



◇必殺技

  • ボルテックタイムブレーク

実体化させたグラフの上を滑走し、グラフで拘束した相手にドリルクラッシャークラッシャーを打ち込む。
初使用時は敵を拘束せず、一度打ち上げた標的の落下に合わせてドリルクラッシャークラッシャーを打ち込んでいた。


……なお、変身者のソウゴは前述の通り物理と化学が苦手であり、
実体化したグラフは二次関数のような放物線ではなく一次関数のような直線グラフだった……
だけならまだよかった。


発動前、ビルドの「ボルテックフィニッシュ」のように「式」を実体化させるも、その中身は「方てい式」「よくわからない式」「理解不能」
「ラッキーナンバー×ラッキーナンバー」「エックスとワイがいっぱい」「1年生のときに習ったやつ」等の式どころではないものばかりで
万丈に「なんか違くね?」と言わしめ、戦兎は「最悪だ……」とぼやく羽目に。物理ダメってそういう事じゃないだろ*11


『ガンバライジング』ではドリルクラッシャークラッシャーに数式のエネルギーを纏わせ、低空飛行しながら突撃する。
『シティウォーズ』ではグラフが出現せず、後方にジャンプしてから地面を滑走している*12



エグゼイドアーマー


\エグゼイド!/



アーマータイム!


レベルアップ!


エグゼイード!



EX-AID
2016


エグゼイド


ジャッジャーン!


祝え!全ライダーの力を受け継ぎ、時空を越え、過去と未来をしろしめす時の王者……
その名も“仮面ライダージオウ エグゼイドアーマー”。また一つ、ライダーの力を継承した瞬間である。



ノーコンティニューで……


なんかクリアできる気がする!


身長:204.8cm
体重:110.6kg
パンチ力:10.8t
キック力:24.4t
ジャンプ力:ひと跳び43.1m
走力:100mを4.2秒



ジクウドライバーに変身者から見て左側に「エグゼイドライドウォッチ」をセットして変身した姿。顔に表示される文字は『エグゼイド』。
アーマーのモチーフは仮面ライダーエグゼイド アクションゲーマー・レベル2。ネオンピンクを基調としたディテールもエグゼイドのものを模している。
アーマーはガシャットのホログラフと共にポーズ*13を取りながら登場、その後ジオウが装着する。



◇性能
胸部の「クリティカルブレスター」にはエグゼイドの全能力が納められており、
オリジナル同様エクスコントローラーやライダーゲージが表示され、周囲の状況や敵のパターンを解析し攻略法を瞬時に発見する。
太腿の特殊装甲「エグゼイドアビリティプレート」はエグゼイドと同じ組成を限定的に再現しており、
搭載された「ゲインライザー」によってレベルアップするごとに攻撃力や防御力が上昇する。
両肩にはマイティアクションXガシャットを模した特殊大型デバイス装甲「ガシャットショルダー」を装着。
内蔵された特殊フィールド展開機能によってゲームエリアを選択、展開する機能を持つ。


頭部「エグゼイドヘッドギアM」はエグゼイドの「EXヘッド-ACT2」とほぼ同じ機能を持っており、
「クールライドヘアー」にはオリジナル同様表面に耐爆コーティング剤によって強度が必要以上に高められている。
ゴーグル状の「ダイナミックゴーグルインジケーションアイ」も同様に耐爆コーティングなどによって耐久力が向上している。


両腕には巨大なハンマー「ガシャコンブレイカーブレイカー」が装備されており、ハンマーを振るって打撃を叩き込む。
このハンマーはベルトやライドウォッチを操作する場合など、必要に応じて着脱が可能。
武器のモチーフはエグゼイドが使用するガシャコンウェポン「ガシャコンブレイカー・ハンマーモード」。
オリジナルとは異なり、攻撃が当たると「HIT!」ではなく「ヒット!」という文字が表示される。
ソウゴのゲーム下手が影響してか、一発もヒット以上の判定*14が出ていない。
また、必殺技発動時は大質量の文字を実体化させることが可能。



◇必殺技

  • クリティカルタイムブレーク

エグゼイドのアーマーを装着しているためか、必殺技の際のカットインも「クリティカルタイムブレイク」とほぼ再現されている。
英語じゃないのはご愛嬌。「ファミスタクリティカルストライク」だってそうだし。


……ここまでは良かったのだがこの魔王、あろうことかこのカットインの存在を視認*15
演出そのものを上空に打ち上げ、パワーをチャージした両腕を地面に叩きつけて敵を上空に吹き飛ばす。
その後ジャンプし、事前に打ち上げたカットインのプレートを敵めがけて弾き飛ばし、吹き飛んだ敵を追うように残った文字が一列に整列。
この文字をガシャコンブレイカーブレイカーに収束させながら突っ込み、連続で打撃を叩き込む。MVC3のデッドプールかお前は


そんなんじゃ……ないんだけどな…


浮かび上がった文字を攻撃に組み込むという点においては実にジオウらしいアレンジではあるが。


『ガンバライジング』では右手で地面を叩き衝撃波で怯ませた後、空高く跳び上がり左手で打撃を叩き込む。
『シティウォーズ』では両手で前方にパンチを打ち込む技になっている。



フォーゼアーマー


俺も…!



\フォーゼ!/



下郎!お前如きが我が魔王の継承の儀を邪魔するなど、おこがましいにも程がある!下がれ!


ウォズ…!?


ええ~…?やっぱり出た……!


さあ我が魔王、継承の儀を。


…よし!



アーマータイム!


3・2・1!


フォーゼー!



FOURZE
2011


フォーゼ



祝え!全ライダーの力を受け継ぎ、時空を越え、過去と未来をしろしめす時の王者……
その名も“仮面ライダージオウ フォーゼアーマー”。



宇宙……行クー!!


身長:202.7cm
体重:142.2kg
パンチ力:20.2t
キック力:19.8t
ジャンプ力:ひと跳び26.6m
走力:100mを6.3秒
飛行速度:49000km/h(マッハ40)



ジクウドライバーに変身者から見て左側に「フォーゼライドウォッチ」をセットして変身した姿。顔に表示される文字は『フォーゼ』。
アーマーのモチーフは仮面ライダーフォーゼ ベースステイツ。白いロケットのようなディテールもフォーゼのものを模している。
各部に装着されている装甲を稼動させることで、「ロケットモード」と呼ばれる状態へと移行できる。そのため他のアーマーとの相違点として、
「両肩が特殊大型デバイス装甲ではない」「太腿の特殊装甲がライダーの組成を再現したプレートではない」
「脚部と足先が共通のプレートアーマーで覆われていない」といった特徴がある。
アーマーは出現時に「宇宙キターッ!」のポーズを決めた後ロケットに変形して高速飛行、その後分解してジオウと合体する*16



◇性能
胸部の「リミットブレスター」にはフォーゼの全能力が納められており、
全身に装着されているユニットの管制を行い、ミッションコントロールとしての役割を担う。
両肩にはロケットの先端部の形をした可変装甲「フェアリングフラッパー」を装着。
普段は左右に分割されているが、ロケットモードでは頭上で一つに組み合わさり、フェアリングとして機能する。
抵抗減衰フィールドを発生させて大気圏内での飛行速度を向上させ、航行時の音響や摩擦熱、重力加速度などの衝撃から装着者を保護する。
背中と両脚にはメインエンジンとなる「モビリットエンジン」がそれぞれ2基ずつ、計4基装着されている。
小型ながらも高推力を発揮するコズミックエンジンユニットが内蔵されており、ジオウを怪人もろとも大気圏離脱させられるほどの推力を持つ。


頭部「フォーゼヘッドギアM」はフォーゼの「フォーゼヘルメット」とほぼ同じ機能を持っており、
メインとなる「ベースフレーム」はエネルギーを増幅する金属「ヘリオメタル」*17製。
ロケットを模した「シェルトップギア」はオリジナル同様月で開発された超剛性金属「アストリウム」製で、頭部を衝撃から守りダメージを低減する。
複眼は黒い超硬質のバイザーで覆われた「モノリシックカーボンバイザーインジケーションアイ」となっており、
オリジナルのハイパーカーボンプレート「モノリシックカーボナイト」と同様に宇宙空間での強烈な太陽光や電磁波などから装着者の視覚を保護する。
左右に装着された感覚センサー「オブザベーションスパイク」はフォーゼの同名パーツと同じ形状で、 地磁気や大気状態などの外部環境を読み取る。


両腕に装備された小型ロケット「ブースターモジュール」の噴射により、パンチ力を高めることが可能。
オリジナルと同じく、モジュールで殴りつける「ライダーロケットパンチ」も使用できる。
このモジュールはロケットモード時の副推進器と姿勢制御装置も兼ねており、垂直離着陸も可能としている。
また、短時間ならば腕部から射出し、単独で遠隔操作することが可能。
武器のモチーフはフォーゼが使用するモジュールの一つ「ロケットモジュール」。
オリジナルとは異なり、カラーリングは他の装甲と同じく白がメインカラーとなっている。



◇必殺技

  • リミットタイムブレーク

ロケットモードに変形して突撃し、相手と共に大気圏を突破。まるでファイナルフォームライドである。
一度ブースターで距離を取り、ドリルのように回転しながら錐揉みキックを打ち込む。ソウゴには『宇宙ロケットきりもみキック』と命名された。
また、宇宙に行かずに地上で直接ドリルキックを打ち込むパターンもあり、こちらは『ロケットきりもみキック』と命名されている。


『シティウォーズ』ではロケットで上昇するところまでは同じだが、キックではなく両手のロケットて攻撃している。
『ガンバライジング』では変形を行わず、エンジンとブースターから噴射して突撃し両腕のブースターモジュールをぶつけた後、制御不能状態で飛び回り続けた末に爆発するも着地に成功する。



オーズアーマー


\オーズ!/



アーマータイム!


タカ!トラ!バッタ!


オーー!



OOO
2010


オーズ
タカ
ト ラ
バッタ



[[ハッピーバースデー!>鴻上光生]]


祝え!全ライダーの力を受け継ぎ、時空を越え、過去と未来をしろしめす時の王者……
その名も“仮面ライダージオウ オーズアーマー”。


また一つ、“王たる”ライダーの力を継承した瞬間である。



同じ時代に、王は二人も要らない!


身長:202cm
体重:116kg
パンチ力:13.1t
キック力:26.1t
ジャンプ力:ひと跳び92.4m
走力:100mを4.7秒



ジクウドライバーに変身者から見て左側に「オーズライドウォッチ」をセットして変身した姿。顔に表示される文字は『オーズ』。
アーマーのモチーフは仮面ライダーオーズ タトバコンボだが、各メダルの色+黒という配色はスーパータトバコンボを連想させる。
他のアーマーと異なり、各カンドロイドを模した3つのパーツの状態で何処からともなく現れ、ジオウの眼前で合体*18
アーマーの形を取ってからジオウに装着される。そのため、肩部装甲やプレートもオーズアーマー独自の構造となっている。
ちなみに変身ジングルでお馴染みの「タカ!トラ!バッタ!」のボイスが鳴るが、それに合わせてアーマーパーツがジオウの眼前で紋章を出しながら順番に変形するこだわり様。さらに「オーズー!」の部分は原典のジングルにおける最後の「タ・ト・バ!」と同じ音程になっている。


余談だが、2016年に『HERO SAGA』の一編「オーズの世界」において同名のファイナルフォームライド「オーズアーマー」が登場している。
また、オーズの全身を包んでいる肉体が変化した強化皮膚(タイツ部分)の名称も「オーズアーマー」である。



◇性能
胸部装甲「スキャニングブレスター」にはオーズの全能力が秘められており、異なる3種の能力を纏め上げシナジーを最大化させることができる。
オーズの「オーラングサークル」にあたる部分なのだが、ソウゴの残念さが発揮されてか紋章ではなくカタカナになっている。
そのせいか、それとも『OOO』本編における出番に対する不遇さの反動なのか「トラ」の主張が強く見えるのは気のせいか……


右肩にはトラカンドロイドの頭部を模した「トラトップショルダー」、左肩にはトラカンドロイドの尾部を模した「トラボトムショルダー」を装備。
後者には姿勢制御装置「トレッドテイル」が搭載され、戦闘中の身体バランスを補正する機能を持つ。
またそれらに搭載された「サプルストレンジャー」により肩から腕にかけての筋力が増強され、柔軟で素早い攻撃が可能。
前腕部には特殊装甲兼腕力強化装置「トラアームプレート」が装備され、右手首にはオーズのトラクローを模した「トラクローZ」が装着されている。


タカカンドロイドを模した頭部「オーズヘッドギアM」はオーズの「タカヘッド」と同様の機能が備わっており、
先端が刃物のように鋭利な装甲「セーリングタカシールド」によって単独飛行が可能。
複眼は高感度視覚センサーが搭載された「タカインジケーションアイ」に変化し、オリジナルと同じ数値の識別距離を持つ。


バッタカンドロイドの意匠が追加された両足には「バッタレッグプレート」が装備され、
脚部装甲の機能を跳躍力だけに特化させることで、高いジャンプ力を獲得している。
また、バッタカンドロイドの脚部に似た3対の追加装備「バッタスプリンガー」は着地の衝撃を吸収・転用し、
装着者への負担を軽減するだけでなくエネルギー効率の良い連続ジャンプを可能とする。



◇必殺技

  • スキャニングタイムブレーク

ジャンプした後に「タカ」「トラ」「バッタ」と書かれた3枚のメダル状のエネルギーを生成。
これらと共に目標へ飛び蹴りを放ち、直撃と同時に3枚のエネルギーがスキャニングブレスター型に変化する。「セイヤー!」の掛け声も忘れない。
これまでの技と比べると、原典の「タトバキック」とはサークルが『タカ』『トラ』『バッタ』になっている程度しか大きな違いはないが、
一部では「タトバキックと違ってちゃんと当たるし敵を倒せるのが大きな違い」という意見があったりなかったり……


『シティウォーズ』ではそのタトバキックに似た動きになっており、後方に跳び上がってから3色のリングをくぐり抜けながら両足でキックを放つ。
『ガンバライジング』では跳び上がった際に赤い翼を纏い、同様に3色のリングをくぐり抜けながらトラクローZによる回転突撃を行う。


タジャドルコンボアーマー


\タジャドルコンボ!/



アーマータイム!


タカ!クジャク!コンドル!


タジャドルー!



OOO
2010


ジクウドライバーに変身者から見て左側に「オーズタジャドルコンボライドウォッチ」をセットして変身した姿。
劇中ではタイムマジーンの中で変身したため姿やスペックは一切不明で、変身音声だけが判明している。


鎧武アーマー


\鎧武!/



アーマータイム!



ん?何?これ。えっ!えっ……うおおーっ!?うわっ取れない!?

祝え!全ライダーの力を受け継ぎ……

ウォズ助けてよ!あっ、戻った。

時空を越え、

開いたー!

過去と未来をしろしめす時の王者……
その名も“仮面ライダージオウ 鎧武アーマー”。



ソイヤッ!


鎧武ガ・イ・ムー!



GAIM
2013


ガイム



また一つ、ライダーの力を継承した瞬間である。


さぁさぁ~!花道で、オンパレードだ~!


身長:207cm
体重:128.5kg
パンチ力:10.6t
キック力:25.1t
ジャンプ力:ひと跳び29.2m
走力:100mを5.4秒



ジクウドライバーに変身者から見て左側に「鎧武ライドウォッチ」をセットして変身した姿。顔に表示される文字は『ガイム』。
アーマーのモチーフは仮面ライダー鎧武 オレンジアームズ。オレンジを模した甲冑というディティールも鎧武のものを模している。
他のアーマーと異なり、原典におけるレジェンドライダーアームズの一つである「鎧武アームズ」のように鎧武の顔を模した状態で出現。
頭上からジオウの頭に被さり、各パーツが展開・変形して装着される。
両肩の特殊大型デバイス装甲は存在するが多くは鎧武の装甲や武器を発展させたもので、
下半身は太腿の特殊装甲および共通のプレートアーマーが装着されていない。
ちなみに「オンパレード」というフレーズは鎧武オレンジアームズの音声の一節「オンステージ」をアレンジしたもの。


しかし、アームズと異なり下半身部分の装備までまとめられているため非常に重く、初装着時はそのあまりの重量を支えきれずに転倒。
完全に装着されていないままウォズが祝辞を始めたため、台詞に割り込んで途切れさせてしまった。
誰が呼んだか愛称は『蟹』


ちなみにソウゴは三日後の自分との連携でこのウォッチを手に入れており、この点で「三日後の自分と出会って手に入れた」「自力で手に入れた」という二つの可能性の分岐が発生している。


◇性能
鎧武の顔を模した胸部装甲「スカッシュブレスター」は鎧武の全能力が秘められており、剣の扱いに秀でさせる。
両肩にはオレンジロックシードを模した特殊大型デバイス装甲「ロックシードショルダー」を装着。
ライドウォッチからの信号を受け、内蔵されたエネルギー源「シードコア」*19を解放することで異空間への扉を開くことが可能。
また、両肩から上腕を覆うような形で、鎧武の肩部であるダイスリーブと同様にオレンジを模した装甲「ダイダイスリーブ」を纏う。
何枚もの金属を重ねた多重装甲で、鎧武の大橙丸と同形状の専用武器「大橙丸Z」の鞘としても機能する。
背面にはオレンジの皮を模したサポートAI搭載型サブアーム「ダイダイゴウライワン」が備わり、この先端にもそれぞれ「大橙丸Z」が装着されている。
腰部分にはダイダイスリーブと同じ性質の装甲「グラススライド」が装着され、攻撃を受け流してダメージを軽減させる「リバーサルアーム」も備わる。
両脚は鎧武の脚部であるゴウライタイを模した装甲「ダイダイゴウライタイ」が装着され、両サイドに大橙丸Zの刃を備える。
各部に装備された大橙丸Zにより、最大で六刀流での戦闘が可能。


頭部「鎧武ヘッドギアM」は鎧武の「ダイカブト」と同様の機能が備わっており、
原典と同じく後頭部には鎧武者の兜のような多重装甲「マルチダイアーマー」、
額部分には兜の前立てにあたる三日月型の装甲「フロントブレード」が装着されている。
頭頂部の蔕を模した分析システム「ピークステム」は、オリジナル同様ベルトと連携して装着者の戦闘能力を最大限に引き出させる。
複眼は両サイドに装甲が追加された「リバーサルインジケーションアイ」に変化。
追加装甲「リバーサルアーム」はオリジナル同様頭部への攻撃を横に受け流し、ダメージを低減する。



◇必殺技

  • スカッシュタイムブレーク

細切れにしてやるぜー!


それ輪切り……


両手に大橙丸Zを構えて突進し、すれ違い様に標的を斬り裂く。
斬られた相手は原典の「ナギナタ無双スライサー」のようにオレンジ型のエネルギーに取り込まれ、真っ二つになって爆散する。
……のだが、この魔王の場合はどういうわけか子供の落書きのように歪んだオレンジとなっている。
第12話では大橙丸Zを納めて待ち構え、相手が接近してきた瞬間に居合い斬りを放っていた。
この際上記のセリフを叫びながらも輪切りにしており)、ツクヨミからツッコミを入れられた*20


『ガンバライジング』では両手の大橙丸Zからオレンジ色の衝撃波を放ち倒れさせた後、空高く跳び上がり太陽を背に勢いよく十字斬りを決める。



ゴーストアーマー


\ゴースト!/



アーマータイム!


カイガン!


ゴ・ー・ス・トー!



GHOST
2015


ゴースト


身長:202.2cm
体重:108kg
パンチ力:11.3t
キック力:24.7t
ジャンプ力:ひと跳び39.5m
走力:100mを4.4秒



ジクウドライバーに変身者から見て左側に「ゴーストライドウォッチ」をセットして変身した姿。顔に表示される文字は『ゴースト』。
アーマーのモチーフは仮面ライダーゴースト オレ魂
目の形の紋章やオレンジ色のラインもゴーストのものを元にしている*21
ゲイツが装着した時とは異なりアーマーのカラーリングは銀を基調としており、原型のゴースト オレ魂とは色合いがかけ離れている。
アーマーはゲイツのものとほぼ同じで、ゴーストアイコンのホログラフと共に現れ、ゴースト特有の印を組むような変身ポーズの後に分解し、ジオウと合体する。
違いはゲイツの場合はアーマーが後ろに現れ、ジオウの場合は前に現れること。


能力などはゲイツが装着した場合とほぼ同一だが、各部位の名称が一部変化している。
ただし走力以外のスペックはゲイツ ゴーストアーマーを上回っており、正式に力を継承した場合はゲイツに勝る事がうかがえる。*22



◇必殺技

  • オメガタイムブレーク

第13話で発動しようとしたが不発に終わっている。
仮に成功した場合を見たい時は『ガンバライジング』や『バトルラッシュ』を見てみよう!



ディケイドアーマー


\ディ・ディ・ディ・ディケイド!/



アーマータイム!


カメンライド!


ワーオ!


ディケイド!ディケーイド!ディ・ケ・イ・ドー!



DECADE
2009


〔|ディケイド|〕



祝え!全ライダーの力を受け継ぎ、時空を越え、過去と未来をしろしめす時の王者……
その名も“仮面ライダージオウ ディケイドアーマー”。


お前……誰に向かって言ってんだ……?


身長:200cm
体重:115.1kg
パンチ力:18.7t
キック力:43.3t
ジャンプ力:ひと跳び49.1m
走力:100mを3.2秒



ジクウドライバーに変身者から見て左側に「ディケイドライドウォッチ」をセットして変身した姿。顔に表示される文字は『ディケイド』。
詳細は個別項目を参照。



ダブルアーマー


お前、多分さ……コレ・・に弱いんじゃない?



\ダブル!/



アーマータイム!


サイクロン!ジョーカー!


ダブルー!



W
2009


ダブル



祝え!全ライダーの力を受け継ぎ、時空を越え、過去と未来をしろしめす時の王者……
その名も“仮面ライダージオウ ダブルアーマー”。二人で一人のライダーの力を継承した瞬間である。


さぁ、お前の罪を……教えて?


へっ、ハーフボイルドだ!


アレ? ちょっと違ったかな……。まあ、いいや!



身長:200cm
体重:102.5kg
パンチ力:14.9t
キック力:22.5t
ジャンプ力:ひと跳び34.8m
走力:100mを4秒



ジクウドライバーに変身者から見て左側に「ダブルライドウォッチ」をセットして変身した姿。顔に表示される文字は『ダブル』。
アーマーのモチーフは仮面ライダーW サイクロンジョーカー。左右で緑と黒に分かれたディティールもWのものを模している。
また、中央にはオリジナルの「セントラルパーテーション」を思わせる銀の帯が存在している。
他のアーマーと異なり、2つのメモリが出現して風を纏った緑色高速で駆ける黒色の人型メカ「メモリドロイド」に変形。
ジオウを間に挟んでポーズを取った後に肩アーマーヘ変形して装着され、同時に頭部装甲が左右から装着される。
両肩には巨大なサイクロンメモリとジョーカーメモリが装着されており、胸部装甲と合わせて「W」の文字を表現する形になっている。
このように装甲が上半身に集中する構造となっているため、下半身は太腿の特殊装甲および共通のプレートアーマーが装着されていない。


平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』で初登場し、本編でも第20話で登場した。


ちなみになぜか決め台詞が「数えろ」から「教えて」に変わっているが、一説には読み間違いという見方も。小学2年生のみんなが漢字テストで通る道。
ただ、第46話の仮面ライダーエターナル戦で変身した時には「教えろ」になっていたのでソウゴ的にはこちらが正しいのかも知れない。
ちなみに克己ちゃん本人からの解答は「教えてやる!俺は負けた訳じゃない。たまたま風が吹いただけだ!」とのこと。



◇性能
胸部装甲「マキシマムブレスター」にはWの全能力が秘められており、風のようなスピードと高い格闘能力を発揮する。
両肩にはガイアメモリを模した特殊大型デバイス装甲「ガイアメモリショルダー」を装着。
右肩の「ライトサイクロン」は気圧変化能力で風を操り、左肩の「レフトジョーカー」は運動能力を極限まで高める。
両肩から分離・変形した形態の人型メカ「メモリドロイド」は自律行動が可能で、
出現時に相手を攻撃して撹乱する、必殺技発動時に両足に合体して一緒にキックを放つ、といったサポートを行う。
右腕のパンチでは風が吹き抜けるような音が鳴り、左腕のパンチでは黒いオーラを纏い重い打撃音が響く演出が挟まれた。
ガイアメモリショルダーの下側には姿勢制御装置が安定翼として接続され、
「サイクロンスタビプレート」は突風下やホバリング時の姿勢を、「ジョーカースタビプレート」は格闘戦時の姿勢を自在に制御する。
この能力はオリジナルのサイクロンサイドが形成するマフラー「ウィンディスタビライザー」の役割を引き継いでいる。


頭部「ダブルヘッドギアM」はWの「ダブルマスク」と同様の機能が備わっており、
ジオウとWのアンテナが一体化した「ダブルフィーラークロックブレードA」は、オリジナル同様わずかな空気の動きも察知して後ろに眼があるようなアクションが可能。
複眼は「ダブルファインダー」が追加された「ガイアファインダーインジケーションアイ」に変化し、暴風の中でも通常と変わらない視界を確保できる。
銀の帯中央の嗅覚装置「ガイアノーズ」は、Wの「ウルフノーズ」と同様に嗅覚が通常の人間の100万倍(犬と同程度)に達する。



◇必殺技

  • マキシマムタイムブレーク

緑色の旋風を纏いつつ上昇し、両肩のアーマーがパージされてメモリドロイドに変形。
メモリドロイドがジオウの両足にV字を描くように合体して全体で「W」を描き、そのまま跳び蹴りを放つ。
冬の映画で初披露されただけにディケイド・CC・JJの「トリプルエクストリーム」に似た技だが、戦兎からは「多分だけど…ちょっと違ったぞ」とツッコまれた。


『シティウォーズ』ではアーマーの変形はせず、きりもみ回転しながら浮き上がり、右足でキックを放つ。
『ガンバライジング』でも変形を行わず、片足ずつの回し蹴りで放った紫と緑の竜巻が合わさり相手を空中に浮かせ拘束した後、自身も竜巻で空高く浮遊して両足でドロップキックを放つ。


余談だが、玩具版で確認できる「マキシマムゲーマーアーマー」の必殺技も「マキシマムタイムブレーク」である(こちらとは「マキシマム」の発音が違う)。



クウガアーマー


古代には古代の力だ!


\クウガ!/



アーマータイム!


クウガー!



KUUGA
2000


クウガ


身長:202.8cm
体重:106.2kg
パンチ力:15.6t
キック力:23.5t
ジャンプ力:ひと跳び39.2m
走力:100mを3.9秒



『平成ジェネレーションズFOREVER』で初登場。
ジクウドライバーに変身者から見て左側に「クウガライドウォッチ」をセットして変身した姿。顔に表示される文字は『クウガ』。
アーマーのモチーフは仮面ライダークウガ マイティフォーム。頭部に大きな角を持つディテールもクウガのものを模している。
装着シーンはクウガのライダーズクレストと共に現れたアーマーが分離して広がった後、一気に装着されるシンプルなもの。


作中では主にタイムマジーンに乗って戦闘しており、直接の格闘戦は行っていない。
後に第30話で本編にも登場し、アナザー響鬼と直接戦闘を行っている。


ちなみに別の世界でもマイティフォームを模した強化アーマーが登場しているが、あちらは敵に使われていた。



◇性能
オリジナルのチェストブロッカーを模した胸部装甲「マイティブレスター」にはクウガの全能力が秘められており、あらゆる状況への対応能力を持つ。
両肩の装甲「ブロッカーショルダー」はオリジナルのショルダーブロッカーと同様に昆虫の外骨格に近い構造をしており、衝撃に強く弾性にも優れる。
前腕部にはオリジナルのアームブロッカーおよびハンドコントロールリングを模した、
装着者の運動能力を増加させ感覚を鋭敏化させる「コントロールリング」が装備されている。
太腿の特殊装甲「クウガアビリティプレート」はクウガと同じ組成を限定的に再現しており、
封印エネルギーを各部に纏わせることで攻撃の破壊力を高めることができる。


頭部「クウガヘッドギアM」はクウガの頭部と同様の機能が備わっており、
額部分の鍬形のような装甲「クウガクラウン」は中心にシンボルポイントが無いこと以外はクウガのコントロールクラウンと同じ形状で、
オリジナル同様の硬質さに加えて内部には封印エネルギー発生装置が搭載されている。



◇必殺技

  • マイティタイムブレーク

作中では未使用。
『バトルラッシュ』や『ガンバライジング』ではクウガの「強化マイティキック」に似たキック技になっている。



ウォズアーマー


我が魔王、これを。


これは…?


\ウォズ!/


[[あの男>加古川飛流/アナザージオウ]]が私を操った時に生まれたウォッチだ。
私に「赤ウォズ」という人格を植え付けた時に、分離させた本来の私…。その力がこのウォッチに。


ウォズのウォッチって事?


そう!これは私の我が魔王への想いそのもの!我が魔王への祝福に他ならない!!


分かった!やってみる!



\ウォズ!/



アーマータイム!


仮面ライダーウォォズ!



FUTURE
0000


ウォズ



祝え!過去と未来をしろしめす時の王者が『令和』の世に放つ、新たなる姿……
その名も“仮面ライダージオウ ウォズアーマー”!素晴らしい…。まさに祝福の化身!


加古川飛流…俺達の『平成』は、俺達が絶対に守り抜く!!


ファイナルステージに登場した形態。「黒ウォズの変身する仮面ライダーウォズ」の力を持ったライダーアーマー。
ジクウドライバーに変身者から見て左側に「ウォズライドウォッチ」をセットして変身した姿。顔に表示される文字は『ウォズ』*23
アーマーのモチーフは仮面ライダーウォズ通常形態で、変身時のメロディはあちらの変身時のものと同じ(「スゴイ!ジダイ!ミライ!」の部分)。


アーマーはビルドアーマーやゴーストアーマーの様なタイプをベースとし、装甲の一部はライムグリーンに変色。
頭部はマスク「キャリバーS」、胸部は装甲「トノーライトテクター」とデバイス「エクスパンションバンドライナー」を模し、両肩には「ビヨンドライバー」が装着されている。
首に黒ウォズのトレンドといえるマフラーを巻いているのも特徴。また武器としてジカンデスピアを使用可能。


ジオウの形態としては唯一、未来のライダーの力を用いたアーマータイムである。
力の大本である仮面ライダーウォズが平成より先の時代から来た未来のライダーであるため、「平成ライダーの力を無効化する」仮面ライダーバールクスへの対抗手段として機能したが、変身していた飛流の執念によって互角の戦いとなり、あちらがアナザーオーマジオウに変貌すると歯が立たず敗れた。


◇必殺技


祝え!『平成』を…!俺達の生きた時代を!!


  • 一撃カマーン

ジカンデスピア・カマモードの技。ウォズが使うものと同じ。
飛流が呼び出したゾンジスとザモナスを撃破した。



その他

変身音声はDXライドウォッチで確認可能。


  • アギトアーマー

\アギト!/



アーマータイム!


アギトー!



AGITO
2001


アギト



「アギトライドウォッチ」をセットして変身した姿。顔に表示される文字は『アギト』。
アーマーのモチーフは仮面ライダーアギト グランドフォーム
頭部と両肩はアギトの頭部にある角型のコントロール器官「クロスホーン」の展開状態、
胸部は強化外骨格「パワーシェルアーマー」とプレート「ワイズマン・モノリス」を模している。
必殺技は「グランドタイムブレーク」。



  • 龍騎アーマー

\龍騎!/



アーマータイム!


アドベント!


龍騎ー!



RYUKI
2002


リュウキ



「龍騎ライドウォッチ」をセットして変身した姿。顔に表示される文字は『リュウキ』。
アーマーのモチーフは仮面ライダー龍騎(通常形態)
頭部は龍の紋章「ドラグクラウン」と13ライダー特有の面「ソリッドフェイスシールド」、
胸部は最前面の装甲「ドラゴンチェスト」、両肩は「龍召機甲ドラグバイザー」を模している。
必殺技は「ファイナルタイムブレーク」。



  • ブレイドアーマー

\ブレイド!



アーマータイム!


Turn Up.


ブレイドー!



BLADE
2004



ブレ) w(イド



「ブレイドライドウォッチ」をセットして変身した姿。顔に表示される文字は『ブレイド』。
アーマーのモチーフは仮面ライダーブレイド(通常形態)
頭部はマスクの前面「スペードシールド」、胸部は装甲「オリハルコンブレスト」、
両肩は「醒剣ブレイラウザー」のオープントレイ展開状態を模している。
必殺技は「ライトニングタイムブレーク」。



  • 響鬼アーマー

\響鬼!/



アーマータイム!


響鬼ー!



HIBIKI
2005


ヒビキ



「響鬼ライドウォッチ」をセットして変身した姿。顔に表示される文字は『ヒビキ』。
アーマーのモチーフは仮面ライダー響鬼(通常形態)
頭部は額の「鬼面」と2本角や隈取、胸部は響鬼の肉体、両肩は「音撃鼓 火炎鼓」を模している。
必殺技は「音撃タイムブレーク」。
本編未登場だったが、もし登場していたのならどんな残念さを発揮していたのかが容易に想像出来てしまう…
なおジングルは「少年よ」のアレンジ。



  • カブトアーマー

\カブト!/



アーマータイム!


CHANGE BEETLE!


カブトー!



KABUTO
2006


カブト


「カブトライドウォッチ」をセットして変身した姿。顔に表示される文字は『カブト』。
アーマーのモチーフは仮面ライダーカブト ライダーフォーム
頭部はマスク「ボーンシェルメット」の角「カブトホーン」、胸部は装甲「カブトブレスト」、両肩は「カブトゼクター」を模している。
必殺技は「クロックタイムブレーク」。



  • 電王アーマー

\電王!/



アーマータイム!


SWORD FORM.


電王ー!



DEN-O
2007


デンオウ


「電王ライドウォッチ」をセットして変身した姿。顔に表示される文字は『デンオウ』。
アーマーのモチーフは仮面ライダー電王 ソードフォーム
頭部はマスク「電仮面」の触覚「ペルシアアンテナ」と中央センサー「Oシグナル」、
胸部は装甲「オーラアーマー」と線路「デンレール」、両肩は「デンライナー・ゴウカ」の先頭車両を模している。
必殺技は「俺のタイムブレーク」。


ちなみにこの中では、『ガンバライジング』への登場やバンプレストのプライズフィギュア化といった展開がなされた唯一の形態でもある。また「電王ー!」の部分のメロディは実はソードフォームの変身待機音。



  • キバアーマー

\キバ!/



アーマータイム!


ガブッ!


キバー!



KIVA
2008


キバ


「キバライドウォッチ」をセットして変身した姿。顔に表示される文字は『キバ』*24
アーマーのモチーフは仮面ライダーキバ キバフォーム
頭部はマスク「キバ・ペルソナ」、胸部は首飾り「ダークネス・チョーカー」と、
装甲「ブラッディラング」に走るエネルギー流動路「ブラッドベッセル」、両肩は「キバットバットⅢ世」(顔の左右)を模している。
また、肩部および拘束具「ヘルズゲート」部分に相当する右脚には鎖が「カテナ」(封印の鎖)のように巻かれている。
必殺技は「ウェイクアップタイムブレーク」。



仮面ライダージオウⅡ


\ジオウⅡ!/


\ジオウ!/



ライダータイム!


仮面ライダー!ライダー!


ジオウ!ジオーウ!


ジオウⅡ!



RIDER
NEXT


\|   |/
ライダ-



善も悪も、光も闇も、全て受け入れる!この力で俺は、未来を切り開く!



王の凱旋である!


祝え!全ライダーを凌駕し、時空を超え、過去と未来をしろしめす時の王者!
その名も“仮面ライダージオウⅡ”。新たな歴史の幕が開きし瞬間である!


身長:202cm
体重:96.4kg
パンチ力:25.2t
キック力:58.3t
ジャンプ力:ひと跳び66.1m
走力:100mを2.4秒



ソウゴが「ジオウライドウォッチⅡ」を使用して変身する、仮面ライダージオウの強化形態。
詳細は個別項目を参照。



仮面ライダージオウトリニティ


\ジオウトリニティ!/



\ジオウ!/


\ゲイツ!/


\ウォズ!/



ライダータイム!


仮面ライダー!ジオーウ!


トリニティタイム!


3つの力!仮面ライダージオウ!


ゲイツ!

ウォズ!


トーリーニーティー!


トリニティ!



ZI-O
2019



ダ-
らいだ- \/ ライダー
ライダ-



祝え!どうやら三人の力が結集し……


……たぶん!未来を創出する時の王者!!


その名も、”仮面ライダージオウトリニティ”!


……きっと!新たな歴史が創世された瞬間である!


……ねぇ、それってホントに祝ってる?



身長:203.6cm
体重:116.4kg
パンチ力:37.4t
キック力:86.8t
ジャンプ力:ひと跳び98.5m
走力:100mを1.6秒



ソウゴがジオウライドウォッチと「ジオウトリニティライドウォッチ」を使用して変身する、仮面ライダージオウの強化形態。
詳細は個別項目を参照。



仮面ライダーグランドジオウ


\グランドジオウ!/


(アークル)(オルタリング)アドベント!COMPLETE!Turn Up!


(音叉)CHANGE BEETLE!SWORD FORM!ウェイクアップ!カメンライド!


サイクロン!ジョーカー!タカ!トラ!バッタ!3・2・1!


シャバドゥビタッチヘンシーン!ソイヤッ!ドラァイブ!


カイガン!レベルアップ!ベストマッチ!


ライダータイム!


変身!



ライダータイム!


仮面ライダージオウ!



グランドタイム!


クウガ!アギト!龍騎!ファイズ!ブレイード!


響鬼!カブト!電王!キバ!ディケーイド!


ダーブール!ズ!フォーゼー!


ウィザード!鎧武!ドラ・イ・ブー!


ゴースト!エグゼーイド!ビ・ル・ドー!


祝え!



仮面ライダー!


グ・ラ・ン・ド!ジオ―――ウ!



NEW
0000


ライダ-



祝え!……いや、もはや言葉は不要。ただこの瞬間を味わうがいい!!


身長:208.5cm
体重:120kg
パンチ力:55.8t
キック力:129.2t
ジャンプ力:ひと跳び146.6m
走力:100mを0.4秒


ソウゴがジオウライドウォッチと「グランドジオウライドウォッチ」を使用して変身する、仮面ライダージオウの最強形態。
詳細は個別項目を参照。



仮面ライダーオーマジオウ

未来世界で人々を苦しめている悪の仮面ライダー。「逢魔時王」とも。
2068年の未来世界を支配している「未来のソウゴ」とされている存在であり、ジオウという仮面ライダーの最終形態に位置する。
詳しくは個別項目を参照。



オーマフォーム


勝手に纏めるなよ…!


俺も、ゲイツも、平成ライダーのみんなも、


瞬間瞬間を必死に生きてるんだ!


みんなバラバラで当たり前だ!! それをムチャクチャとか言うな!!



劇場版『Over Quarzer』に登場した、ソウゴがジクウドライバーと「オーマジオウライドウォッチ」を使用して変身するジオウの究極フォーム。
オーマジオウに関わりの深い形態であるため、こちらも詳しくはオーマジオウの項目を参照。


仮面ライダージオウ(ミラーワールドバージョン)

ミラーワールドの常磐ソウゴがジクウドライバー(ミラーワールドバージョン)に変身者から見て左側にジオウライドウォッチ(ミラーワールドバージョン)をセットして変身する仮面ライダー。
その姿は名前の通り通常のジオウを反転させたものになっている。スペックは同一。
基本武器はジカンギレード(ミラーワールドバージョン)。
ライドウォッチは現実世界のソウゴが入手したものと同じ種類を所持している。


ちなみにテレビ朝日公式サイトの説明文も通常のジオウのものとほぼ同じで、「キャリバーA(ミラー)」など、いずれも語尾に「ミラー」が追加されている。



◇必殺技

  • タイムブレーク(ミラー)

通常のジオウのタイムブレークと同様のプロセスの後、左足による飛び蹴りを放つ。


ちなみにこのジオウの撮影用スーツは存在せず、通常ジオウで撮影した後編集で左右反転させているとのこと。
そのため、ジオウとの対峙はわざわざ合成していることになり、『龍騎』当時以上に面倒な撮影になってしまった。オーナーと駅長みたいなもんや



ディケイドとの共通点

「ジオウ」の物語は実は、キーとなる部分を抜き出すと同じく節目の記念作品である「ディケイド」のストーリーと色々な部分が似通っている。


  • 類似した世界観(ライダーを特異点とするそれぞれの世界/時間軸が存在する)
  • ライダーの力を宿したアイテムでそれぞれのライダーの力を使う主人公(どちらも過去のライダーありきのキャラクター)
  • インフォーマーとなる存在によって物語がスタートする(渡/ウォズ)
  • 物語の内容は過去のライダーと出会い、力を集めていくもの(リ・イマジネーションライダーと共演しライダーカードの力を取り戻す/レジェンドライダーと交流しライドウォッチを授かる)
  • いずれもネガティブな意味合いでの呼び名がある(世界の破壊者、悪魔/最低最悪の魔王)
  • 世界が融合によって崩壊の危機に瀕する(自身を起点とした融合)
  • そもそもが「世界を一つにする」目的のためにライダーになった存在である(9人のライダーのクロスオーバーを作る/破壊すべき世界を一つにまとめる)
  • 全ライダーの力を束ねた最強フォームを持つ(コンプリートフォーム/グランドジオウ)
  • 自らの運命を受け入れることで発現する「全てを破壊するための最終形態」がある(激情態/オーマジオウ)
  • 最終的に「創造のための破壊」によって世界が再生する(いずれもキーワードは「創造は破壊からしか生まれない」)
  • 真の完結は劇場版かつ本編とは直接繋がらない
  • 最終局面でヒロインが仮面ライダーに変身する(キバーラ/ツクヨミ)
  • 本編完結後もたびたび通りすがる(色々な平成ライダー作品/ゼロワンのヒーローショー)

こうして考えると、「仮面ライダージオウ」とはある意味、「ディケイドのリ・イマジネーション」の側面を持っているとも言える。



余談

名前の由来はライダーの生みの親・石ノ森章太郎氏のかつての住居「トキワ荘」+平成ライダー集大成作にふさわしい文字「総合」を組み合わせたもの…
…と思われていたが、『東映ヒーローMAX Vol.58』の白倉伸一郎プロデューサーのインタビューでは「トキワ荘」は別に意識していないとのことで、これからそういう事にするかと言っている。そんなもんでいいんか


ソウゴが生まれた2000年は平成ライダー初代作の放送時期であり、演者の奥野氏も同じ年に生まれた。まさに平成最終作にふさわしい主人公と演者である。
そしてソウゴ19歳の誕生日であり、本来の歴史に於ける「オーマの日」でもある2019年4月28日は、平成最後の日曜日=仮面ライダーシリーズ平成最後の放送日だったりする。


ソウゴが苦手なものが物理と化学とゲームと前作と前々作の主人公が得意とするものから、「もしかしたらソウゴは今までの平成ライダー主人公が得意とするものが苦手なのでは?」という考察が現れ始めている。
車の運転が下手くそだとかきれいな写真を撮ることが一周回って上手くなったりとか……?




決めた、俺はwiki篭りになる!


ただし、最低最悪のwiki籠りじゃない!


最高・最善のwiki籠りになってみせる!!!


\え?/

\は?/












…普通の高校生、常磐ソウゴ。彼には魔王にして時の王者・オーマジオウとなる未来が待っている――


――かどうかは、まだ分からない。


ここから先は、この本とは違う歴史が記される必要があるようです――


[#include(name=テンプレ2)]

この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,28)

[#include(name=テンプレ3)]


#lsd()
#comment_num2(num=30)

*1 本放送ではカットされたが、その後何故かクジゴジ堂の階段に置かれていたブランクウォッチを手にしている。このブランクウォッチが道中に置いてきたものと同一のものか、それとも別のものなのかは不明。
*2 ただ、ビルドアーマーの『方てい式』でも分かるように、漢字も大分苦手な様子。よくこれで高校合格できたもんだ。
*3 公式サイトでは「鏡の中のソウゴ」「もう一人のソウゴ」等と表記。字幕表記では「裏ソウゴ」
*4 実際、ネオディケイドライバーを持っているディケイドはレジェンドではない「『ジオウ』のサブライダー」として扱われている。
*5 士は登場時点で既にジオウを知っているような描写だった。さらにウォズとも面識があったらしく、既に「ジオウの世界」を通りすがっていたことになる。しかし、それがOQルートでありそこで完全継承してその後本編ルートに通りすがったとするならば変身能力が保持されていた理由が不明になる。妥当なところでは「レジェンドライダーとしてのディケイドの力」を手放したのちに「サブライダーとしてのネオディケイドの力」を手にしたといったところか。なお、士がオーマフォームを把握していないことに関しては、OQに登場したディケイドは士ではなく溢れ出した「ディケイドの力」そのものと考えれば矛盾しない。
*6 ジオウのインジケーションアイと同じ字体である。
*7 最終回では足元に出現していたもの。あちらでは溶岩状のエネルギーが流れ込んでいたが、形状は全く同じ。
*8 手足の金属装甲「グラフェニウムバイト」、胸部・肩部装甲の金属コーティング「グラフェニウムコート」など。
*9 『勝利の法則は決まった!』の時の撫でるポーズから第1話の『鋼のムーンサルト!』のポーズ。
*10 長針はウサギの横顔を模した聴覚強化装置「イヤーフェイスモジュール」、短針は戦車を模した射撃強化装置「キャノンフェイスモジュール」。
*11 尤もこのザマを「なんか違う」くらいにしか認識できない万丈も万丈だが…。
*12 実装当時は「スラッシュタイムフィニッシュ」という技名だった。
*13 レベルアップ完了後のガッツポーズ。
*14 『GREAT!』『PERFECT!』
*15 尤も、第3話ではオーラも『HIT!』を視認していたため、恐らく実際に発生しているのだろう。
*16 これはボーイズトイフィギュアの『RKF』や『装動』でも再現可能。装動では再現のためにクロスアーマー系初の2分割発売を試みたほか、アーマータイム用アクションボディではなく通常のジオウ用アクションボディを使用する。
*17 フォーゼの両腕・両脚にあるシリンダー型の金属フレームの素材として用いられ、装備する各モジュールのパワー発揮を補助する役目も担う。
*18 こちらも『RKF』や『装動』で再現可能。アクションボディの扱いはフォーゼアーマーと同様。しかしRKFではアーマータイム用ベルトパーツを使用しないため少し違和感がある…。
*19 原典におけるロックシードのエネルギー源。
*20 原点でスイカアームズが「輪切りにしてやるぜ!」と言って乱切りにしたのとは対照的である。
*21 紋章は強い意志を神秘的エネルギーに変換する「ブレストクレスト」、ラインはエネルギーを供給し発光する「エナジーベッセル」。
*22 しかし、ビルドとエグゼイドはゲイツの方が上回っている。ソウゴの物理嫌い・ゲーム下手がスペックにまで影響しているのだろうか……そうなると「正式に継承した場合」だけでなく「ソウゴは歴史が得意」という面もゴーストアーマーのスペックに影響している可能性も大いにある。
*23 ジオウの変身形態にも拘らず、何故か複眼の色はウォズ同様に水色。
*24 ジオウの変身形態にも拘らず、何故か複眼の色は原典のキバ同様に黄色。

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧