登録日:2018/08/25 Sat 18:31:05
更新日:2024/03/21 Thu 13:41:00NEW!
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dcコミックス アメコミ スーパーマン ヴァンダル・サベッジ レックス・ルーサー ロゴル・ザー prime earth earth-0 ポストフラッシュポイント ダン・ジャーゲンス ピーター・トマシ パトリック・グリーソン マーブ・ウルフマン カート・スワン ポール・レーヴィッツ ニール・アダムス ジェフ・ジョーンズ リチャード・ドナー オリビア・コワペル スコット・スナイダー ラファエル・アルバカーキ トム・キング クレイ・マン ルイーズ・シモンソン ジェリー・オルドウェイ ポール・ディニ ホセ・ルイス・ガルシア=ロペス ブラッド・メルツァー ジョン・キャサディ ブライアン・マイケル・ベンディス ジム・リー dc universe ミスター・mxyzptlk
『Action Comics Vol.1』#1000は2018年4月18日にDCコミックスから出版されたアメコミ作品。
日本では2019年にヴィレッジブックスから『Action Comics Vol.1』#1も収録した邦訳本が発売されている。
スーパーマン生誕80周年及び『Action Comics Vol.1』1000号達成記念作品。
スーパーマンに関わり深いクリエイターやDCコミックスを代表するクリエイターによるスーパーマン作品が収録されている。
その多くが激しい戦いではなくスーパーマンと一般市民との交流を通じてスーパーマンという存在を掘り下げている。
最後にはMARVELから移籍したブライアン・マイケル・ベンディスが担当するスーパーマンの新たな物語の序章が収録されている。
また『New 52』以来コスチュームから姿を消していた赤いパンツの復活も行われた。
『From the City That Has Everything』
『Never-Ending Battle』
『An Enemy Within』
『The Game』
『The Car』
『The Fifth Season』
『Of Tomorrow』
『Five Minutes』
『Actionland!』
『Faster Than a Speeding Bullet』
『The Truth』
『From the City That Has Everything』
脚本及び作画はダン・ジャーゲンス
『DC Rebirth』で『Action Comics Vol.1』を担当したダン・ジャーゲンスによる作品。
【物語】
スーパーマンの活躍を祝うお祭り『スーパーマン・デイ』のその日、スーパーマンは異星人クンズによる侵略の対処に追われていた。
会場の全員がスーパーマンの登場を待つ中、妻ロイスと息子ジョンの頼みでクラークの姿で現れたスーパーマンは
クンズのことを気にしながら市民のスーパーマンにまつわるエピソードを聞いていく。
【登場人物】
- スーパーマン(クラーク・ケント/カル=エル)
メトロポリスを守る鋼鉄の男。自分を祝う『スーパーマン・デイ』に乗り気ではなくクンズの侵略を気にしていたが、
クンズに動きが見られず他の事件も起きなかったため、市民の自分に関するエピソードに耳を傾ける。
しかしロイスが電話をしていたはずのペリーが姿を見せたため、何かの事件が進行していると思いスーパーマンとして飛び立つ。
- ロイス・レーン
メトロポリスのデイリー・プラネットの美人記者でスーパーマンの妻。夫と息子と共に『スーパーマン・デイ』を楽しもうとするが、
常に編集長のペリーから電話がかかり続ける。
- ジョン・ケント
スーパーマンとロイスの息子でクリプトン人の力に目覚め始めスーパーボーイとしてヒーロー活動をしている。
『スーパーマン・デイ』を楽しみにしており遅れて現れた父と共にスーパーマンのエピソードを楽しむ。
≪『スーパーマン・デイ』でエピソードを話す人々≫
- バーンズ
メトロポオリスの女市長。『スーパーマン・デイ』の開始を告げると共に地下鉄でスーパーマンに救われたエピソードを明かす。
- カーライル
メトロポリスの消防隊員。スーパーマンの影響を受け子供を救いに向かいピンチに陥るがスーパーマンに助けられたエピソードを明かし、
彼が誰かに必要とされた時には必ず現れることそして彼に望むことを自分たちもするべきだと語る。
- マギー・ソーヤー
メトロポリスの女性刑事。警察も様々な活躍をしているが、自分たちがピンチの時にはスーパーマンが現れると語る。
- ベニング
メトロポリスの市民。高校時代から何度も犯罪に手を染めスーパーマンに捕まっていたが、
彼が自分を助けたいと思っていることにに気付き更生することに成功したエピソードを明かす。
- ペリー・ホワイト
デイリー・プラネットの編集長。スーパーマンをどんなに傷ついてもゴングに答えるボクサーに例えて彼を称賛する。
『Never-Ending Battle』
脚本はピーター・トマシ、作画はパトリック・グリーソン
『DC Rebirth』で『Superman Vol.4』を担当したコンビによる作品。
【物語】
パトロールから帰る途中、ヴァンダル・サベッジに捕まったスーパーマンは謎の装置にかけられ過去の可能性の世界に囚われる。
【登場人物】
- スーパーマン(クラーク・ケント/カル=エル)
メトロポリスを守る鋼鉄の男。ヴァンダル・サベッジに囚われ体験したことが無いはずの過去の世界を体験させられる。
当初は罠だと警戒していたが、様々な時代で様々なコスチュームに身を包んだ様々な戦いを通じて自分自身を見つめ直していく。
コスチュームには過去のコミックはもちろん、ドラマや映画、アニメなども含まれている。
- ヴァンダル・サベッジ(ヴァンダル・アドギュ)
太古の時代から生き続け不死者。スーパーマンを捕らえ分岐した歴史の集合体『ハイパータイム』を兵器化した装置で彼を過去の世界に閉じ込めた。
≪『ハイパータイム』でスーパーマンが出会った人々≫
- マフィア
スーパーマンが一番最初に戦った敵。トミーガンを撃ちまくるも、怪力だけが取り柄だった頃のスーパーマンに敗れた。
- イージー・カンパニー
第二次大戦中に活躍した部隊。スーパーマンと戦場を共にした。
- トゥーラ人
『Superman Vol.1』#102に登場した長い鼻が特徴的な宇宙人。エネルギー不足に苦しんでおり、
助けに現れたスーパーマンを捕らえエネルギーを奪おうとした。
- 地底人
1951年に公開された『スーパーマンと地底人間』に登場した地底人。
トゥーラ人の住む星の地下に暮らしており、トゥーラ人を救うため豊富エネルギーを求めて現れたスーパーマンに驚き攻撃してしまう。
- フレイムドラゴン
『Superman Vol.1』#142に登場したクリプトン星のドラゴン。口から炎を出し、その炎からロイスを守るためスーパーマンが盾になった。
- シルバーバンシー、モンガル
『クライシス』の前後に現れた近代的なヴィラン。スーパーマンと激しい戦いを繰り広げる。
- ジャクス=ウル、マーラ
1996年から放送されたアニメ『スーパーマン』に登場する悪のクリプトン人。
スーパーマンをクリプトンの刑務所『ファントム・ゾーン』に閉じ込めた。
- マゴッグ
『キングダム・カム』に登場した暴力的な新世代ヒーローの代表。多数のヒーローと大爆発の前でスーパーマンと激しい戦いを繰り広げる。
『An Enemy Within』
脚本はマーブ・ウルフマン、作画はカート・スワン
カート・スワンが残した原画にマーブ・ウルフマンが脚本をつけた作品。
【物語】
スーパーマンが不在のメトロポリスで人質事件が発生する。他の事件で手一杯なスーパーマンはマギーに事態を託す。
【登場人物】
- スーパーマン(クラーク・ケント/カル=エル)
メトロポリスを守る鋼鉄の男。日本でブレイニアックのドローンを対処している間にメトロポリスで事件が起きてしまう。
日本を放ってはおけずマギーの活躍を聴力で見守る。
- マギー・ソーヤー
メトロポリスの女性刑事。高校の校長が起こした人質事件の対処に当たる。懸命な説得を行いブレイニアックによる洗脳であることを引き出す。
『The Game』
脚本はポール・レーヴィッツ、作画はニール・アダムス
本作の前週に発売された『Action Comics: 80 Years of Superman』にも収録された。
【物語】
チェスをするためにルーサーの元を訪れたスーパーマン。ルーサーは嫌味な態度を取りながらもその勝負に応じる。
【登場人物】
- スーパーマン(クラーク・ケント/カル=エル)
メトロポリスを守る鋼鉄の男。ルーサーと人間的な時間を過ごすためにチェス勝負を申し込む。
- レックス・ルーサー
大企業レックス・コープの社長でスーパーマンのライバル。チェス勝負をしに来ただけのスーパーマンに対し、
皮肉や不信感をぶつけ続けるも最終的にチェス勝負に応じる。当然裏があり……。
『The Car』
脚本はジェフ・ジョーンズ、リチャード・ドナー、作画はオリビア・コワペル
『Action Comics Vol.1』#1に登場したブッチ・メイソンのその後を描いている。
【物語】
ある事故で壊れた車の修理を頼むブッチ・メイソン。修理工に自分に起きた出来事を話しても信じてもらえないまま、
帰ろうとする彼の前に話の張本人スーパーマンが現れる。
【登場人物】
- ブッチ・メイソン
『Action Comics Vol.1』#1に登場した小悪党。ダンスを断ったロイスを逆恨みし彼女を誘拐するが、
スーパーマンの襲撃を受け車を壊された上に電柱に吊るされた。何とか電柱から降り車の修理を依頼した帰りにスーパーマンが現れる。
- スーパーマン(クラーク・ケント/カル=エル)
メトロポリスを守る鋼鉄の男。電柱に吊るしたブッチの様子を確認しに向かうも、姿を消していたため彼の行方を捜しだした。
その過程で彼の素性を知りより良い人間になるよう語りかける。
『The Fifth Season』
脚本はスコット・スナイダー、作画はラファエル・アルバカーキ
【物語】
ルーサーがコーターの『眼』とクロノスの『時の鋏』を手に入れたことを知ったスーパーマンは彼の元を訪れるが、
ルーサーは2つのアイテムを使ってスモールビルでのある一夜を再現していた。
【登場人物】
- スーパーマン(クラーク・ケント/カル=エル)
メトロポリスを守る鋼鉄の男。歴史を変えることが出来る道具を手に入れたルーサーを警戒し彼の元に現れ、
ルーサーのスモールビル時代の思い出話を聞くことになった。
- レックス・ルーサー
大企業レックス・コープの社長でスーパーマンのライバル。時を操るアイテムでスモールビルのある一夜を再現する。
スモールビルでは冬と春の間に大きく気候が変動する時期があり、住人はその時期を『フィフス・シーズン』と呼んでいた。
時に大嵐も起きるこの季節にルーサーの両親は苛立ち、特に父親はルーサーに暴力を振ることもあった。
そんな時ルーサーはプラネタリウムで宇宙の生と死という映像を見て気を紛らわせており、
小学4年生の時には余りの辛さからある友人と作ったレーザー装置で宇宙に助けを求めるメッセージを送るも返事は無かった。
なおこの際にルーサーはミスで死にかけていたのだが、彼のSOSはある人物に届いており命を助けられていた。
『Of Tomorrow』
脚本はトム・キング、作画はクレイ・マン
【物語】
地球が太陽に飲まれようとしていたその瞬間、スーパーマンは地球のある場所で自らの思いを語る。
【登場人物】
- スーパーマン(クラーク・ケント/カル=エル)
メトロポリスを守る鋼鉄の男。太陽に飲まれようとする地球のある場所で地球のこと、自身のことそして家族のことを語る。
『Five Minutes』
脚本はルイーズ・シモンソン、作画はジェリー・オルドウェイ
【物語】
記事の締め切りに追われるクラークだったが、人のピンチを聞き逃せずスーパーマンとして助けに向かう。
締め切りまでの5分間に全ての事件を解決できるのか。
【登場人物】
- スーパーマン(クラーク・ケント/カル=エル)
メトロポリスを守る鋼鉄の男。デイリー・プラネットの記者として記事の締め切りが5分前に迫る中、
事故直前の電車、暴漢に襲われるビッボ・ビボウスキーそして大気圏に突入するスペースデブリの存在を知り
スーパーマンとして助けに向かう。
- ペリー・ホワイト、ジミー・オルセン
デイリー・プラネットの編集長とカメラマン。クラークの記事完成を待っていたが、突如走り出した彼を止められなかった。
- ビッボ・ビボウスキー
メトロポリスで『エース・オブ・クラブズ』という酒場を経営する元ボクサー。スーパーマンの熱烈なファン。
暴漢に銃で撃たれそうになったところをスーパーマンに助けられ、協力して返り討ちにする。
『Actionland!』
脚本はポール・ディニ、作画はホセ・ルイス・ガルシア=ロペス
【物語】
スーパーマンを題材にしたテーマパーク『アクションランド』。人気アトラクションであるスーパーマンの歴史振り返りツアーが今始まろうとしていた。
【登場人物】
- ツアーガイド
『アクションランド』のセクシーなツアーガイド。赤ん坊のスーパーマンがクリプトン脱出に使用した船を模した乗り物で彼の歴史を振り返っていく。
地球の両親との出会い、能力の覚醒、メトロポリスでの活躍、友人であるヒーローたちとの出会いそして強敵の激闘を案内していく。
そして数多くいる強敵の中でスーパーマンを倒したのは……。
- ミスター・Mxyzptlk
5次元世界出身で悪戯のような行動でスーパーマンを苦しめてきたトリックスター。
マルチバースを含む全てを崩壊させようとした結果、スーパーマンが英雄的犠牲を払い防いだとのことだが……。
『Faster Than a Speeding Bullet』
脚本はブラッド・メルツァー、作画はジョン・キャサディ
【物語】
地下鉄で起きた人質事件を発見したスーパーマン。今にも銃弾が拳銃から人質に向かって飛び出ようとする中、スーパーマンは自らのスピードを上げていく。
【登場人物】
- スーパーマン(クラーク・ケント/カル=エル)
メトロポリスを守る鋼鉄の男。弾丸から人質を守るため、自分を評する言葉『銃弾よりも早く』を実現しようとスピードを上げる。
『The Truth』
脚本はブライアン・マイケル・ベンディス、作画はジム・リー
2018年5月から連載されるリミテッドシリーズ『The Man of Steel Vol.2』につながる作品。
【物語】
メトロポリスで謎の敵ロゴル・ザーと激しい戦いを繰り広げるスーパーマン。
圧倒的力でスーパーマンを打ちのめすとロゴル・ザーは衝撃の事実を語りだす。
【登場人物】
- スーパーマン(クラーク・ケント/カル=エル)
メトロポリスを守る鋼鉄の男。メトロポリスに大きな被害を出しながら謎の敵ロゴル・ザーと戦いを繰り広げる。
一時気を失った際にカフェの店員と客に匿われたが、いつのまにか穿いていた赤いパンツにツッコミを入れられていた。
- ロゴル・ザー
メトロポリスでスーパーマンと戦う謎の敵。顔の右側が大きく傷つき、剣と斧が一体化した武器を使う。
クリプトン人を忌み嫌っておりスーパーマンだけでなく援護に現れたスーパーガールも打ち倒す。
- スーパーガール(カーラ・ダンバース/カーラ・ゾー=エル)
スーパーマンの従姉妹。気を失ったスーパーマンを助けに現れるが、ロゴル・ザーに簡単にあしらわれてしまう。
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