スーパーマン:トライアルズ・オブ・スーパーサン

ページ名:スーパーマン_トライアルズ_オブ_スーパーサン

登録日:2018/06/19 Tue 18:17:36
更新日:2024/02/26 Mon 13:47:17NEW!
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『Superman: Trials of the Super Son』は2016年にDCコミックスから出版されたアメコミ作品。


+ 作品情報-

『Superman Vol.4』#7~#13
発売 2016年9月から
脚本 ピーター・トマシ、パトリック・グリーソン
作画 ホルヘ・ヒメネス(#7)、ダグ・マーンキ(#8~#9、#12~#13)、パトリック・グリーソン(#10~#11)


日本では2018年に小学館集英社プロダクションから邦訳本が発売されている。


ピーター・トマシによるスーパーマン・サーガ第2巻。
前巻に引き続いて家族の絆やスーパーボーイの成長にスポットを当てたストーリーが描かれる。
また#8~#9は2016年5月に亡くなったダーウィン・クックの追悼の意を込められた作品になっており、
#10~#11では『New 52』時代にピーター・トマシとパトリック・グリーソンが関わっていたロビン=ダミアン・ウェインが登場し、
2017年2月から始まった『Super Sons』の序章となる作品となっている。




『Superman Vol.4』#7
『Superman Vol.4』#8~#9
『Superman Vol.4』#10~#11
『Superman Vol.4』#12~#13




『Superman Vol.4』#7

【物語】

毎日人々を助けるために飛び回るスーパーマン。ある日、家族で暮らすハミルトン郡の祭りが終わることを知ったスーパーマンは、
ヒーロー活動を一日中断し家族を連れて祭りに出かける。



【登場人物】

現在の世界とは違う『プレフラッシュポイント』のスーパーマン。オハイオ州ハミルトンでスミスという偽名を名乗って暮らしている。
家族を連れて祭りに出かける。ロイスにヒーロー活動をしないと約束し街の人々と交流していくが、その目と耳は犯罪を見逃せず……。


  • ロイス・レーン

現在の世界とは違う『プレフラッシュポイント』のロイス・レーンでスーパーマンの妻。謎の作家オーサーXを名乗り世間の悪を暴いている。
スーパーマンに1日ヒーロー活動をしないと約束させ祭りを楽しむ一方、地方新聞『ハミルトン・ホール紙』との面会を取り付ける。


  • ジョン・ケント

『プレフラッシュポイント』のスーパーマンとロイス・レーンの息子。父親同様、プライベートでは眼鏡をかけている。
家族で祭りに出かけ全力で楽しんでいく。学校に通っており先生と生徒両方から高い評価を得ているが、課題の提出は遅れている。


  • キャシー・ブランデン

ケント一家の近くに引っ越してきた少女。乳牛の品評会に出場する祖父に協力しており、ケント家に見に来てもらうよう頼む。
品評会では見事優勝しジョンと牛乳を味わった。




『Superman Vol.4』#8~#9

【物語】

『孤独の要塞』で学校の課題に小型UFOを作っていたスーパーボーイだったが、完成したUFOが暴走し、『孤独の要塞』の水晶を吸収し箱型に変形する。
その箱に触れたクリプト、スーパーマン、スーパーボーイは気が付くと海に囲まれた孤島にいた。



【登場人物】

現在の世界とは違う『プレフラッシュポイント』のスーパーマン。
『孤独の要塞』でスーパーボーイの課題制作を見守っていたが、クリプトとスーパーボーイと共に謎の孤島にワープする。
孤島の調査を進め第二次大戦時の痕跡や恐竜との戦いを乗り越え、ある洞窟で謎のメッセージを発見する。
メッセージを調べていると孤島で戦っていたストームが現れ、彼の話を聞き共に脱出しようと装置の捜索に動き出す。


  • スーパーボーイ(ジョン・ケント)

『プレフラッシュポイント』のスーパーマンとロイス・レーンの息子。
自分が作っていた課題が原因で謎の孤島にワープしてしまう。死体や恐竜との戦い、ストームの襲撃にも気丈に振る舞っていたが、
ストームから仲間がこの島で命を落とした話を聞かされ動揺し涙を流してしまう。


  • キャプテン・ストーム(ウィリアム・ストーム)

かつて仲間を失った人間で構成された部隊『ルーザーズ』所属の軍人。階級は大佐で魚雷艇の艇長。左足と右目を失っている。
とある任務で凶暴な生き物の生きる島に上陸し、翼竜に襲われ死亡したかに思われたが翼竜を手懐けて生き延びていた。
帰る方法もなく命を落とした仲間に代わって生き続けようと戦っており、拠点の洞窟を探るスーパーマン親子を発見し攻撃を仕掛けた。
冷静さを取り戻し互いの素性を話した後、元の世界に帰るため協力する。野ざらしだったクラウドを墓に収め左足の義足を受け取り、
帰るための装置があると思われる場所へ翼竜に乗ってスーパーマン親子と共に向かう。


  • クリプト

スーパーマンの飼い犬。クリプトン星出身でスーパーパワーを持つ。スーパーマン親子と共に謎の孤島にワープする。




『Superman Vol.4』#10~#11

【物語】

スーパーボーイを危険分子として勝手に判断したロビンは彼を監視対象にしようと誘拐してしまう。
ロビンの暴走を諫めにバットマンが現れるが、息子の危機を知ってスーパーマンが現れ一触即発の状態に陥る。



【登場人物】

  • スーパーボーイ(ジョン・ケント)

『プレフラッシュポイント』のスーパーマンとロイス・レーンの息子。
学校帰りにクリスマスツリーを探すため林に向かたところ、不気味な現象に巻き込まれ能力が暴走しノーボディとゴライアスに救われる。
しかしフリーズブレスでゴライアスを凍らせて墜落したところをロビンにさらわれ、暴走した能力で起こした事件を責められてしまう。
そこに割り込んできたスーパーマンとバットマンをフリーズブレスで冷静にさせ、『バットケイブ』で調査を受けることとなった。
調査が進む中、ロビンのペットと対面した際、自分を小馬鹿にするロビンと喧嘩をしてしまい、2人の父親から特訓を言い渡される。
特訓中はロビンと協力しようと努力し、機転を活かして試練を突破していく。


ブルースの息子で3代目ロビン。能力が暴走し何度か被害をもたらしたスーパーボーイを危険分子とみなし誘拐する。
バットマンとスーパーマンが現れても考えを変えず、『バットケイブ』でスーパーボーイと喧嘩をしてしまい特訓を言い渡される。
特訓中でもスーパーボーイと協力する気は全くなく、意固地になりすぎる余り本来の才能を発揮できずにいたが……。


スーパーボーイとロビンの父親。スーパーマンは息子のピンチを救おうと、バットマンは息子の暴走を止めようとして行き違いから戦いかけてしまう。
冷静になるとスーパーボーイの調査のために『バットケイブ』に向かい、新たな能力の予兆を発見し父親であることの大変さを実感しあう。
調査で目を離している隙に息子たちが喧嘩を始めたのを見て、2人の仲を改善させるべく特訓を言い渡す。
特訓中はスーパーマンは上空から、バットマンは『バットケイブ』から監視を行う。



≪その他≫

  • ノーボディ(マヤ・デュカード)

ステルス機能と音波発射機能を持つ白い特殊スーツに身を包んだ少女。ロビンとは憎しみを乗り越え友情で結ばれている。
ロビンの指示でスーパーボーイの監視や確保を担当したほか、特訓の最初の相手として現れる。


  • アルフレッド・ペニーワース

ウェイン家に仕える執事。『バットケイブ』で調査をしている間、スーパーボーイの相手をするが喧嘩に巻き込まれてしまう。
特訓中はバットマンと共に様子を見守る。


  • ゴライアス、タイタス、アルフレッド、バットカウ

ダミアンのペットたち。それぞれ怪物、犬、猫、牛。
ゴライアスはダミアンと行動を共にしており、彼をサポートしている。
特訓でも2番目の試練として現れスーパーボーイとロビンの2人に襲い掛かる。
タイタスとアルフレッドは2人の喧嘩の際にスーパーボーイに飛び掛かった。バットカウはずっと草を食べている。


  • キャシー・ブランデン

ケント一家の近くに引っ越してきた少女。スーパーボーイとの仲は良好で、学校でスーパーボーイと出会ったノーボディに嫉妬しているような姿を見せる。




『Superman Vol.4』#12~#13

【物語】

ハミルトン郡の地方新聞『ハミルトン・ホール紙』で働こうと会社に出向いたロイスだったが、
交渉相手のキャンディスがフランケンシュタインの襲撃を受ける。何とか逃げ出す2人を助けるためスーパーマンが現れた。



【登場人物】

現在の世界とは違う『プレフラッシュポイント』のスーパーマン。
フランケンシュタインに襲われるロイスたちを助けに現れ、彼と戦うもキャンディスの正体が異星人のクルーグと知って驚愕する。
フランケンシュタインのやり方を不満に思いながらクルーグを護送する彼を見送ろうとする。
しかしフランケンシュタインの元妻ブライドが現れる中でクルーグが逃げ出してしまい、クルーグの行方を追う。


  • ロイス・レーン

現在の世界とは違う『プレフラッシュポイント』のロイス・レーンでスーパーマンの妻。
ハミルトン郡の地方新聞『ハミルトン・ホール紙』で働こうとして騒動に巻き込まれる。
フランケンシュタインに前巻で手に入れた『ヘルバットスーツ』の腕や彼の乗って来た乗り物で対抗する度胸を見せる。
キャンディスの正体が異星人のクルーグと知ると、彼女を殴り本物のキャンディス居場所を尋ねる。


  • フランケンシュタイン

ビクター・フランケンシュタイン博士の手によって生み出された怪物。現在は政府の極秘機関『SHADE』で活動している。
『SHADE』の任務で異星の戦争犯罪人クルーグの身柄を確保するためにハミルトン郡に現れた。
ロイスやスーパーマン、キャシーの祖父コブの抵抗をものともせずクルーグの確保に成功するが、元妻ブライドに妨害されてしまう。
その混乱の中でクルーグが逃げ出しブライドと戦闘になるが、スーパーマンの説得で協力してクルーグを追う。
ブライドとは憎みあっているように振る舞うが、手には2つのリングをつけている。


  • ブライド

元『SHADE』のエージェントでありフランケンシュタインの元妻。2人の息子に関わる事件がきっかけで道を違えている。
現在は賞金稼ぎとして活動し、クルーグの賞金を狙ってスーパーマン達の前に現れた。
フランケンシュタインからクルーグを奪うも、クルーグに逃げられてしまいフランケンシュタインと戦闘になる。
しかしスーパーマンの説得で協力してクルーグを追う。


  • クルーグ

異星の戦争犯罪人。血を飲むことで姿をコピーする能力を持ち、その力で追手から逃れていた。
フランケンシュタインに捕まり護送されかけるが、ブライドの出現にまぎれ爆発して分裂し脱出艇まで逃げ出そうとする。


  • コブ・ブランデン

ケント一家の近くに引っ越してきたキャシーの祖父。スーパーマンを倒したフランケンシュタインにショットガンで立ち向かうも通用しなかった。
フランケンシュタインは一般人に手を出す気は無かったため何もされず、スーパーマンが復活すると地下室に隠れるよう言われ応じる。




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