ブラッディ(Yes!プリキュア5)

ページ名:ブラッディ_Yes_プリキュア5_

登録日:2017/12/23 (土) 12:38:37
更新日:2024/02/16 Fri 13:10:33NEW!
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紳士 老人 プリキュアの敵 上司 老獪 丸山詠二 ナイトメア 幹部 シルクハット yes!プリキュア5 蝙蝠 プリキュア 土壇場で復讐 ブラッディ





大事なものは失ってはじめて気づくものだ。全てを失った後に残っているもの……それが絶望というものだよ。 




ブラッディとは『Yes!プリキュア5』に登場した悪役の一人である。


CV:丸山詠二



【概要】
Yes!プリキュア5に登場する敵組織「ナイトメア」の構成員の一人にして最高幹部。
組織内で圧倒的実力を誇り、カワリーノは彼の元部下である。


【外見】
黒のシルクハットに白髪、黒マントが特徴の老紳士の姿をしている。
現在のところプリキュアシリーズに登場した老齢の敵幹部は彼のみ……と言いたいが、続編であるGo!Go!でシビレッタが登場したため唯一ではなくなった。


戦闘時は紫と白を基調とした蝙蝠のような姿の怪人に変身。
蝙蝠らしく飛行能力と衝撃波を駆使して戦い、その気になればパルミエ王国でもあっという間に滅ぼせる…と強敵としてのオーラは十分なのだが、
はっきり言って見た目はパッとしないため、ファンからは変身しないほうが強そうなどと言われてしまう事も。


【性格】
外見に違わず冷静で紳士的な言動をとる。
基本的にナイトメア内では必要以上に口を利かないが、
いざ戦闘になると長年の経験と高い観察眼から裏打ちされた精神攻撃で相手の心の悩みや迷いを見抜き容赦なく突いてくる老獪な精神攻撃を得意とする。
また、「力のあるものがドリームコレットを所有するべき」という考えや「与えられた仕事はきちんとこなすのが大人」と語るなど、
自らの実力に強い自信がありながらも、与えられた任務は忠実に遂行する責任感の持ち主。
また黒い仮面の使用を疑問視し、カワリーノの体制を批判するなどブンビーほどではないが仲間意識は高い。



【活躍】
初登場は第31話だが本格的に動き出すのは第35話から。
ナッツとこまちが集合場所に到着したところで、集合場所に設置されてあるピアノの前から冒頭の台詞を言って登場。
名刺代わりと無数の腕を出現させるコワイナーを駆使して結界を張り、こまちとナッツを中に閉じ込め外からの侵入を防ぐ。
こまちがキュアミントに変身したことに興味を抱きながらも、ナッツの所持するドリームコレットの奪還を最優先とし彼女をコワイナーで一蹴。
そしてパルミエ王国を跡形もなく滅ぼしたのは自分自身であると告げた後に穏やかな口調でナッツに語りかける。


与えられた仕事をきちんと果たすのが大人であるが、国民を守るのが仕事である王子のナッツはカワリーノに騙されパルミエ王国の門を開け、
ナイトメアの幹部達の侵入を許してしまい国を滅亡させてしまった。全ては君のせい。君がいなければ王国は滅びることはなかったと。
君は今、関係のない者達を巻き込んでいる。このままではこの世界もパルミエ王国と同じように失ってしまうぞ。君のせいで 
嘗てのトラウマを刺激され仲間を失いたくないという恐怖もあり、バックのチャックを開けてドリームコレットを渡そうとするナッツ。
しかしミントの叱咤激励や外にいるドリーム達の奮戦もあり、ブラッディはひとまず撤退することに。


第41話ではこまちとうららがドラマのアドリブを演じていたところに登場。
拍手をして「面白い芝居を見せてもらった」と何も言葉を伝えなくても思いが伝わるなど幻想であり下らないと切り捨てたものの、
「面白い芝居」皮肉を込めながらも演技力自体には何も言っていないので好評だったと思われる。ちなみにこの人、発言から察するに、
うららとこまちのアドリブの劇を最初から最後まで見ており、二人にとってはただ一人の観客だったのである
それを知ったらうららはどんな気持ちになるだろうか。


彼の出現に変身したミント、レモネード、ドリーム(劇が終わった後に劇場に足を運んでいた)と対峙。
いつものように無数の手が出るコワイナーを召還し外部の接触を断ち、更に無言で想いが伝わることが幻想であることを示すかのように三人を分断させる。
必死で二人の名前を呼ぶミントに彼は落ち着いた口調で笑みを含めながら言った。
一人じゃ心細いのかな。ならば早く仲間を呼んだ方がいいんじゃないのかね。最もこの状況で君の危機を伝える方法はないと思うが 
けれどミントの願いはドリームとレモネードに通じ、ブラッディは悔しがった。


第45話に登場した際には見た目が色々と残念な蝙蝠男の姿になり本気を見せる。
僅か2回の出撃しかしていないにも関わらず、これまでの闘いで彼女達が強いチームであることを認めたが、
精神的支柱であるドリームを倒せば一気に崩壊するという弱点を語り、他の4人をコワイナーに任せ彼女を狙う。


願いを叶えることによりココ達と離れ離れになることを知ったドリームの心の迷いを突いて動きを見切りつつ、
心にも深いダメージを与えるが、仲間の協力とパルミエ王国を蘇らせることがココにとって一番の幸せであるという結論にたどり着いたドリームにより敗退。


そして、第46話で全てのピンキーが揃ったところでプリキュア達に挑むがレモネードにシルクハットを奪われた上にはにかまれる
更に頭頂部禿げていることも明らかとなり、事前にカワリーノに手渡されていた黒い仮面を見て動揺。
「そろそろ現場を退いてのんびりして下さい…ああそうだ、自分探しの旅にでも出てはいかがです?」
敗北し帰還したところをカワリーノの話術にハマり、黒い仮面を付けられ絶望の底へと沈んでいった……。


しかし、最終話である第49話でカワリーノが絶望に染まったところを狙いすましたかのように絶望の底から現れ、彼を道連れにし、ある意味ではプリキュアの勝利に貢献している。
組織の為に働き忠義を尽くした挙句、元部下に使い捨てにされた老紳士が『自分探しの旅』の果てに選んだ最後の選択は組織への復讐だった。


【逸話】
中の人である丸山詠二氏は本作がプリキュアシリーズ初出演となる。が、残念ながら2015年に逝去されたため、悪役老齢キャラクターであるブラッディが唯一の出演となった。




追記・修正はドリームコレットを渡してからお願いします。


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  • 「Yes!プリキュア5」のYは大文字ですよ。 -- 名無しさん (2017-12-23 17:31:50)
  • 最終決戦の闇にカワリーノを引きずり込むシーンは少々トラウマ -- 名無しさん (2017-12-23 19:52:01)
  • ドキプリのベールって「老齢の敵幹部」じゃないの? -- (2017-12-23 20:36:41)
  • ベールさんは明確な老人と呼ぶには若い気がする。ただマジョリーナさんが明らかに老人だ。 -- 名無しさん (2017-12-23 23:10:34)
  • マジョリーナさんも正体考えたら老人かは微妙かもな。あと老人幹部はクラインかな。 -- 名無しさん (2017-12-30 01:35:24)
  • 実は寂しがり屋で部下を気にかけるデスパライア様を知ってるから、カワリーノを許せなかったんだろうなと思う。 -- 名無しさん (2023-05-09 03:06:50)

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