登録日:2012/04/20(金) 00:01:05
更新日:2023/08/10 Thu 12:20:48NEW!
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幻想水滸伝 幻水 黒騎士 人外 オッドアイ 伏線未回収 天雄星 ユーバー
わたしの願いは、ただ……この心を痛みを癒す混沌のみ。
幻想水滸伝1から3に登場した幻想水滸伝界の重要人物の1人。
27の真の紋章の一つ『八房の紋章』を宿す黒い鎧に身を包む素性が一切わからない謎の男で、わかっていることは大きな戦乱があると必ず姿を表すことと人間ではないことの二つだけ。彼の正体は未だに明かされていない。
また、彼に似た格好をしているペシュメルガという謎の剣士がいるが、ペシュメルガとユーバーの関係も未だに謎のままになっている。
ユーバーとペシュメルガは『キングクリムゾン』という名の武器を持っており、更にスタッフによれば二人の顔は瓜二つだとか。
ちなみに、キングクリムゾンは鍛冶屋で武器を最高レベルまで鍛えた時になる名前でそれより前の名前は『クリムゾン』と『デスクリムゾン』。
- 幻想水滸伝(初代)での活躍
記念すべき初登場。
赤月帝国宮廷魔術師ウィンディの部下として動いており、本編開始の300年ほど前にテッドが住んでいた村をネクロードと共に襲撃した。
この頃のユーバーは後の作品に比べて口が悪く気性が荒い。彼と直接戦うことはないが最後の戦争イベントの相手になる。
その時の会話の、
「虫けらどもめ!コロス!!!」
「そうはさせないワン!」
……この流れに思わず吹いてしまったプレイヤーも多い筈。
この戦いに勝利すると彼は赤月帝国に見きりをつけて戦場から立ち去ってしまい、彼の目的や正体がわからないまま出番が終了する。
- 幻想水滸伝2での活躍
ハイランド王国軍軍師レオン・シルバーバーグに引き入れられる形で王国軍の将として戦乱に参加する。この頃は初代に比べて口数が少なくなっていた。
戦争イベントのステータスはあのルカ・ブライトに次ぐ程で、彼がただ者ではないことを裏付けている。
相変わらず彼の正体は不明のままだが、グリンヒル解放戦で2主人公と対峙したときに主人公を「呪われし子」「我が憎悪の元凶」などと意味深な言葉を呟いた。
やはり今回も彼と直接戦うことはなく、最終決戦のルルノイエ攻防戦でハイランド王国に見きりをつけて戦場から離脱する。
- 幻想水滸伝3での活躍
アルベルト・シルバーバーグに召喚されて破壊者の一人としてゼクセンとグラスランドの戦いの裏で暗躍する。
隠密行動に鎧は目立ちすぎると指摘を受けたのか、破壊者の活動資金として質に入れられたのか2まで愛用していた鎧を着なくなり、代わりに全身黒ずくめの服に着替えて金の長髪も三つ編みにするというイメチェンを行った。
そのせいで情報が公開されなかった頃は、その見た目から外伝主人公のナッシュ・ラトキエと勘違いされたこともある。
心の痛みを癒す混沌を求めているらしく、その望みが叶うまで盟友であり続けるとルックの目的には協力的で、自分達の状況が悪くなっても今回は最後までつきあうほど自身の目的の為に積極的に行動する。
更に本作ではついにユーバーとボスとして戦闘で戦うことができるのだが……
強い
かなり強い
戦闘ではキングクリムゾン二本を構える双剣士スタイルのキャラで↓みたいな動きで移動する。
┗(^o^ )┓ニ )┓ニ )┓ニ
┏┗
通常攻撃の攻撃力が極めて高く素早さもあり、更に回避とパリング(攻撃を弾く)のスキルがどちらもAなので迂闊に攻撃を振ると返り討ちにあってしまう。
雷鳴の紋章を宿しているが紋章はあまり得意ではなく発動に時間がかかる。詠唱を阻止できなければ間違いなく雷鳴の紋章レベル4の攻撃が飛んでくるので、詠唱キャンセルをさせたほうがいいだろう。
また、『八鬼の紋章』という固有紋章を宿しており、これはユーバーが3人に分身して相手に斬りかかる技でクリティカル発生率が高い。漫画版では分身を囮に使って相手の隙を突いて攻撃するという応用技が使われた。
彼とは数回戦うことになるがその圧倒的な強さにトラウマになった者も多い。……といっても最初の数回の戦闘は勝っても負けても関係ない戦いなので安心ではあるが。
最終決戦では真の雷の紋章奪回組と戦うことになり敗北。トドメを刺される直前に瞬間移動で戦いの場から姿を消した。
また、なんと幻想水滸伝3では百八星の仲間入りをしており、宿星は天雄星となっている。百八星のその後では「異形の者の中にその男の姿を見たという噂がある」という言葉で締められており、彼が最後に登場した幻想水滸伝3から数年経った今になってもユーバーに関する伏線は未だに回収されていない。
果たしてユーバーの謎が今後明かされる時はくるのだろうか……。
そして二十七の真の紋章の一つ八房の紋章と関係があるらしいがこの伏線も一切回収されておらず、ペシュメルガを含めビッキー、ジーンと並び謎多き人物の一人。
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▷ コメント欄
- ユーバーとペシュメルガの因縁についてはもう諦めるしかないのかな。当初のスタッフはもういないし、新しい幻水スタッフがそれっぽく作っても多分納得はできそうにない -- 名無しさん (2014-07-01 23:50:52)
- ユーバーとペシュメルガの関係は最終章で明かされるなんて言われて十数年...。未来永劫この作品は未完結のままという哀しき末路。 -- 名無しさん (2014-10-12 17:53:12)
- ファンには悪いが一種の死亡フラグみたいな人。こいつが部下もしくは仲間になって生き残った奴がいない -- 名無しさん (2014-10-12 18:34:27)
- 意外にも結構人気が高いらしい 自分も3のユーバーはかなり好みのキャラだった -- 名無しさん (2014-11-01 21:39:45)
- ユーバーを追っているのに見当違いのところに出没するペシュメルガさん・・・ -- 名無しさん (2015-01-27 04:03:35)
- ペシュメルガは1ではネクロードの月の紋章、2では夜の紋章のあった場所に現われているので、真の紋章の気配を追っていると考えれば、あながち見当違いな場所ではないとも言える。ユーバーも真の紋章を持ってるらしいし -- 名無しさん (2015-02-09 20:21:11)
- 幻想水滸伝1の発売が1995/12/15、ジョジョ第5部の連載開始が1995年52号、デスクリムゾンの発売は1996/8/9。つまりデスクリムゾンもキングクリムゾンも名前被りは全くの偶然という……何とまぁ -- 名無しさん (2015-05-16 22:55:52)
- 3でペシュメルガ登場しない時点でこのシリーズの行く末だいたい想像ついてたよ… -- 名無しさん (2016-06-06 21:11:19)
- 3のユーバー戦のBGMはかっこよかったなぁ。勝てるかどうかは別として -- 名無しさん (2016-08-02 01:58:35)
- 幻水1のやりとりは「そうはさせないワン」で「!」は付かなかったはず。だから余計にシュールだった。 -- 名無しさん (2022-03-06 22:17:10)
- ↑さらに補足 「そうはさせない」 -- 名無しさん (2022-03-06 22:25:35)
- ↑ではなく、「そうはいかないワン」でした。 -- 名無しさん (2022-03-06 22:27:23)
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