デコイ(カルドセプト)

ページ名:デコイ_カルドセプト_

登録日:2017/12/13 Wed 03:12:41
更新日:2024/02/16 Fri 13:06:41NEW!
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概要

『カルドセプト』シリーズに登場するクリーチャーカード。


属性無属性
レアリティR (レア)
コスト50+供物 (手札1枚を捨てる)
ST0
HP10
アイテム制限武器・防具・巻物

デコイとは、魔法使いを彷彿とさせる三角帽子とマントを身につけた、デフォルメされた愛嬌のある表情のクリーチャー。
囮 = Decoy を意味するその名の通り、貧弱極まりないステータスに加えほとんどのアイテムカードを使用できず、さらには召喚の際魔力コストだけでなく手札を一枚捨てることが要求されるなど明らかに弱いクリーチャーであり、普通ならまずブックに投入することはないだろう。



追記・修正はデコイに攻撃してからお願いします。




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…もちろんそんな弱いだけのクリーチャーがいるわけがない。
このクリーチャーにはある特殊能力がある。




効果反射[通常攻撃]
フレーバーテキスト呪いの人形。弱々しい姿にだまされ攻撃してきた敵を、逆に返り討ちにする呪いがかけられている。



これこそがデコイをデコイたらしめるアイデンティティであり、対策を怠ると詰むことすらありうる恐怖の特殊能力である。



で、強いのコイツ?



強い弱いというより、厄介なクリーチャーである。




カルドセプトにおいて「通常攻撃」とは「巻物アイテムを使用せず普通に攻撃する」ことを指す。
で、デコイはその通常攻撃を100%分はね返す能力を持つ。
[[どこぞの天邪鬼>鬼人正邪]]が持つ反則アイテムに似たモノがあった気が……。



例えばST40、HP40の[[“ミノタウロス“>ミノタウロス(カルドセプト)]]がデコイを全力で攻撃したとしよう。



普通ならHP10のデコイに牛さんパワーに耐えることなどできるはずもない。
が、あろうことかデコイはそのダメージを“全反射”してしまうため、なんとデコイ自身には傷一つつかず、逆にミノタウロスは40ダメージを受けて破壊されてしまうのだ。



そしてこれはデコイが侵略側に回ったとしても全く変わらない。
地形効果*1を受けていないミノさんならば、デコイがフラフラっと遊びに来ただけでノーアイテムならばなすすべもなく破壊されてしまう。
基本的に戦闘では一切ダメージを受けないため、移動侵略を繰り返しての粘着も大の得意であり、自領地がこのクリーチャーに隣接されるだけで相手セプターは頭を抱えることになる。



簡単に言うと、“互いにアイテムを使用しない戦闘でデコイを破壊するのは基本的に不可能で、相手のクリーチャーはひたすら自身の攻撃力でダメージを蓄積する“羽目になる。
そのため、レベル1土地の奪い合いでは滅法強いという特徴を持つ。



さらに土地の属性に影響されずにローコストで召喚できる無属性であるため、どのような属性を主体にしたブックでも無理なく組み込むことができる。



じゃあ最強じゃねぇか、どうやって勝つんだよ!



が、忘れないでほしい。
デコイ自身はほとんどのアイテムを使用できないHP10のクリーチャーに過ぎないことを。
対策自体は実はいくらでもあるのである。




  • 巻物アイテム

一番確実な対策手段。
「通常攻撃」でさえなければ通る一方、デコイは防具アイテムが使えないことから巻物に対抗する手段はほぼ皆無。
ただし、巻物系アイテムはブック構築時に採用数を絞るのが普通なので「デコイ相手に虎の子の巻物を使わなければならない」という状況自体が既に不利とも言える。
コイツをデコイ (囮) にして貴重な巻物を使わせれば、本命の拠点は巻物の脅威から防がれる……、名は体を表すとはまさにこのこと。
“パイロマンサー“や“ボルカニックドラゴン“などの「アイテムを使用しない場合、通常攻撃の代わりに巻物攻撃を行う」クリーチャーならば対処は容易。
巻物アイテムも自動巻物攻撃クリーチャーもデコイより割高なのだが。



  • スペルによる妨害

デコイはマップ上での妨害への耐性が皆無である。
「対象敵クリーチャーに20ダメージ」与えるスペルの“マジックボルト“が一際輝くターゲットである。
他にも「対象クリーチャーの戦闘中、ST&HP-20」させる“ディジーズ“などの呪い効果がかけられてもかなり不利になる。
コストは高めだが、無属性メタの全体ダメージスペル、“エレメンタルラス“なども危険。
スペルではないものの「対象敵クリーチャーに10ダメージ」与える秘術*2を持つ“エルフアーチャー“は手札を減らすことなく狩られるため天敵といえる。
特にAI操作のダメージスペルは一撃で破壊できるクリーチャーを優先して狙うので、マップ上で貧弱なデコイはまず狙い撃ちにされる。
よく狙われるということで本来の役割を立派に果たせているとも言えるが……。


なお単純にスペルに対する避雷針ならコストが安く済む適任はたくさんいるので、その用途のみでデコイを採用するのはオススメできない。



  • 基本ST0のクリーチャー

デコイは対戦相手への攻撃を反射ダメージに頼っているため、基本ST0のクリーチャーが相手だと自分が破壊されることもないが、相手を破壊することもまずできない。
侵略要員としてデコイを使っている場合は大きな欠点と言えるだろう。
また、一時的にSTが0になる“ペトリフストーン“*3のようなアイテムもその場しのぎとしては有効になる。


なおデコイ側は“リビンググローブ“*4や“ライフジェム“*5などのアイテムによるSTの増強や[[心中>佐倉杏子]]覚悟の特攻をやらかすことが往々にしてあるので過信は禁物。



  • こちらもデコイを使う

意外かもしれないが、有効。
通常はデコイの基本STは0なのでデコイ同士が戦闘しても何も起こらず終了するのだが、仮にどちらかのデコイに「支援効果*6」がついていると話は別。
『カルドセプト』シリーズにおける反射能力は「反射されて返ってきた攻撃をさらにはね返すことはできない (互いの反射能力による無限ループを防止するため) 」という性質があるため、支援効果で発生したダメージが反射して先に攻撃した側のデコイ自身を破壊してしまうのである。
クリーチャーに反射能力を持たせるアイテムである“カウンターアムル“や“カウンターシールド“なども同様に対策になる (これらには使用者のSTをゼロにする効果があるため、その意味でもデコイには有効) 。


……しかし最新作『リボルト』で大幅なゲームシステムの変更が行われた結果支援効果がなくなった。
もう誰も信じねーーーッ!!



  • 一部作品で有効な対策手段

まずは初代 (SS) からDS版まで活躍した“ウィルス“。
風属性のクリーチャーであり自身のステータスは非常に低いのだが、「戦闘中、全クリーチャーのHPを戦闘開始時10減少させる」という応援能力を持つ。
基本HPが10しかないデコイにとってはウィルスがマップ上に配置されるだけで「戦闘開始と同時に自らが問答無用で破壊される」という天敵中の天敵だった。
ただし初代や『EX』 (PS) の頃はデコイのHPが20あったため、むしろ心強い相棒だった。


ハードが3DSに移るとウィルスは根絶されたのか登場しなくなるが、代わりに自身の通常攻撃でダメージを与えられなかった場合に対戦相手のMHP (最大HP) を-30する“コダマ“や武器の“ライフスティーラー“が幅を利かせるようになる。


新作『リボルト』では前述の2種も削除されたが、今度は[[『サーガ』>カルドセプト サーガ]] (Xbox360) から襲来してきた“アーマードラゴン“という、自身のスペックも非常に高い上に対象無属性クリーチャーに30ダメージを与える秘術を持つクリーチャーの存在でかなり危うい立場に。
自動巻物攻撃クリーチャーも3種に増えてしまった。




作品によってその扱いには差がある。
……というよりも“グレムリン“と同じく“初期作品ではあまりにぶっ壊れすぎていたため、作品を追うごとに下方調整が施されている“と言った方が正しいか。


初代・EXではアイテムの使用制限がクリーチャーの種族依存だったため、不死族であるコイツのアイテム制限はなんと防具のみであり、何食わぬ顔でデコイが高火力の武器や巻物を手に侵略してくるという現在では考えられない悪夢が繰り広げられていた。


そして当時は魔力のみで繰り出せ、手札コストが必要なかった。ただでさえ出しやすい上にこのスペックとあって人気は非常に高い……というか完全なバランスブレイカーだった。



続く『セカンド』 (DC) にてHPが10になった。
前述のようにこのHPならば同作から登場した“アーチャー“ (現在のエルフアーチャーの前身) に一方的に狩られるため、アーチャーが配置されているだけで出すのに躊躇してしまう状況になった。



しかし意外なことにあの極端なアッパー調整で有名な『サーガ』にはまさかの未参戦 (調整クリーチャーの“フロストビースト“に差し替え) である。



現環境では「危険ではあるが対策さえ怠らなければ特に問題ない」クリーチャーと言ったところか。ある意味ヌケニンである。
だが、特に巻物やダメージスペルを軽視しがちな初心者にとって最初の「壁」となるクリーチャーであり、CPU戦でコイツを使われて泣きを見たセプターは多いはず。
巻物やスペルを十分に備えておくことの重要性を身をもって叩き込んでくれる先生役として親しまれている一面もある。



そのひょうきんなカードイラストも相まって、カルドセプトの一つの「顔」として多くのセプターに愛されている存在だろう。



かねこしんやが手がける漫画版にも1巻第7話にて“南部の虎“オーエン卿の使役クリーチャーとして (出番は少ないが) 登場。後の4巻では表紙を主人公ナジャランとともに大々的に飾った他、第39話で凄腕セプター・タレの身代わりを務めている。
ところでこのタレというセプター、実は『セカンド』当時の公式大会優勝者とそのゲーム内のアバターをモデルにしたキャラクターだったりする。




……余談だが、各作品に大抵一人はいる「ブックにスペルや巻物を一切いれずひたすらクリーチャーと武器で攻め込んでくる」脳筋タイプのCPUキャラクターにはものすごく強い。






冥殿 Meiden
wiki篭りが、アニヲタwikiを追記・修正させるために作った管理人。
荒らし・建て逃げを呪うように作られている。




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  • 巻物を切らしてるタイミングで高レベルの土地に侵略してきて泣いた -- 名無しさん (2017-12-13 09:17:04)

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*1 戦闘時、土地と配置クリーチャーの属性が同じ場合、HPが強化される効果。土地レベル1につきHP+10
*2 スペルフェイズに使用でき、スペル効果を発動する。秘術を発動すると、クリーチャーはダウンする
*3 ST=0 : HP=80
*4 アイテムクリーチャー : 戦闘中、ST&HP=(他属性の配置クリーチャー数×5
*5 戦闘終了時、使用クリーチャーのHPが20以下になると対戦相手と使用クリーチャーを破壊する。ソウルジェムに非ず
*6 戦闘が行われた土地に自分の領地が隣接していた場合、戦闘時のSTが隣接する1領地につき+10される

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