サシェ/白戸沙良

ページ名:サシェ_白戸沙良

登録日:2017/11/21 (火) 06:01:16
更新日:2024/02/15 Thu 13:49:56NEW!
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由良、私は受け入れる。









サシェ』とはトレーディングカードゲーム『WIXOSS』およびそのメディアミックスコミカライズ『selector stirred wixoss』に登場するルリグである。



【概要】

スターター第9弾『ホワイトプレイ』から登場したルリグで色は白。一部に赤との混色あり。
命名ルールは『〇〇の使者 サシェ・●●』で、〇〇の部分には漢字2文字の単語、●●の部分にはフランス語での月の満ち欠けに関する単語が入る。
外見は金髪ブロンドの清楚な美少女といった感じで、ルリグたちの中でもトップクラスの巨乳の持ち主。
第一回世界大会優勝者の使用ルリグであり、彼女の登場と同時期に刊行が始まった雑誌『ウィクロスマガジン』における『selectorシリーズ』のメディアミックスコミカライズの第三弾、『selector stirred wixoss』の主人公でもある。




【カードとしてのサシェ】




スターター第9弾『ホワイトプレイ』から登場したルリグで色は白。一部に赤との混色あり。
命名ルールは『〇〇の使者 サシェ・●●』で、〇〇の部分には漢字2文字の単語、●●の部分にはフランス語での月の満ち欠けに関する単語が入る。
天体や宇宙船をモチーフとしたクラス『宇宙』のシグニを配下としており、彼女と同時に登場した新システム『レゾナ』を操る。
『レゾナ』とはメインデッキに入る通常のシグニとは異なり、ルリグデッキに入る特殊なシグニであり、主に自身と同クラスのシグニを指定された領域からトラッシュに送ることで出現させることが出来る。
基本的に召喚には2枚以上のシグニを消費し、さらにルリグデッキの枠を使うため採用できるアーツの枚数が絞られるという欠点があるものの、場から離れると必ずルリグデッキに戻るというルールによって出現条件さえ満たせれば何度でも召喚することが可能という特徴がある。『』でたとえると『超次元クリーチャー』のようなものというと分かりやすいだろうか)
レゾナを主軸として利用とするstirred組ルリグの中でも、サシェはレゾナの運用に特化したルリグとなっており、白が得意とするデッキサーチ等を利用して宇宙シグニを手元に加えていき更にこれらの効果で手札を充実させ主力となるレゾナを召喚、サポートしていくことになる。
また、もう一つの特徴としてサシェに関連するカードは、


 ●能力によっていかなるレゾナも好きな数を出現条件を踏み倒して召喚出来、相手アーツの使用回数を1ターン1回に制限することにより相手の対抗手段を狭められるレベル5ルリグ『博愛の使者 サシェ・リュンヌ』


 ●相手のリミット(場に出せるシグニのレベル合計)を5に制限して盤面をそろえることを困難とするだけでなく自身を含む自分の宇宙シグニ全体にアンブロッカブル能力、アサシンとダメージ増加能力、ダブルクラッシュを付与し、このカードが登場するまでの課題だった相手へのダメージ要求能力を一挙に引き上げた『白羅星 ジ・アース』


 ●相手のシグニの攻撃回数を次の自分ターンまでターン1回に限定し、裏面でスペル・アーツ使用制限or墓地除外をかける両面レゾナ『白羅星フルムーン/ニュームーン』


 ●出現条件がかなり重いが、エナゾーン以外のカードの色を強制的に白に書き換え、自身は相手の白のカードの効果を一切受け付けないという、色を利用した戦術封じと事実上ほぼ完全なカード効果耐性を持ち、戦闘以外での除去手段が極端に限られる『白羅星 ウラヌス』


 ●召喚時バウンスと場のレゾナ1体にアーツ効果への耐性を付加する『羅星姫 ミルキイウェイ』


 ●バトルフェイズ開始時に4つの耐性効果から一つを選びそれを味方全体に付加する『羅星宙姫 ノーザンセブン』


といった相手の行動を制限、または自陣にむけての耐性付加といったコントロールを得意とするカードが非常に多い。
これらは単体では抜け穴も多いが、レゾナ特有の(出現条件として利用するシグニやルリグのレベルは必要なものの)手札に引き込むというプロセスを必要とせずいつでも呼べるという特徴とデッキサーチを利用して複数を容易に組み合わせることが出来、それらの組み合わせによって得られた耐性、行動制限は相手のデッキ構成によっては対応不可能となるケースも多く、『他のルリグ相手なら十分防御出来る状況だったのに、サシェ相手だったから突破された』という状況を発生させやすくなっている点がこのルリグの強みの一つといえる。これらの能力による妨害がもろに刺さり、サシェに一定レベル以上にグロウされるとほぼ機能停止を起こしてしてしまうデッキもいくつかある。


現在の彼女の主な戦術はレベル5までグロウしての『白羅星 ジ・アース』の破壊力を主軸に各種シグニによる耐性付加でサポートしていくもの。サシェはルリグデッキのルリグカード以外の枠もレゾナで埋まり、さらに多くの場合グロウサポートカード『ビカム・ユー』も採用されているため、他のルリグたちのような防御用アーツ、キーカードの採用枠が少なくなるが、相手に攻撃制限をかける手段も豊富にそろっているのでそれらのカードを使ってレベル5までの防御を行っていくことになる。











誰からも愛されるあの子は


誰からも憎まれていた―そして





私たちが、みんなで、あの子を消した。









※以下の内容はネタバレを含みます※






「今度の由良の入院、いつもより長くなりそうなの。沙良にはその間だけ、おばさんのお家にお世話になって欲しいんだ」
「沙良には寂しい思いをさせちゃうけど、お姉ちゃんだからがまんできるわよね?」


「やだやだ!沙良は由良のものだもん……!!」 


「大丈夫だよ由良……泣かないで」 
「そうだよ、沙良は由良のものだよ。ずーっと、ずっと、私は由良だけのものだから……」 





サシェの本当の名前は『白戸沙良』。14歳の中学生。
彼女には双子の妹『白戸由良』がいた。
幼少期から病弱であった由良の面倒を見ること。両親が由良をかわいがり自分は我慢を強いられることに理不尽さを感じないわけではなかったが妹である彼女のことはとても大切に思い、自分は良き姉であろうとしていた。
中学に入った沙良は、すっかり元気になり学年一位の成績で天真爛漫な人気者になった由良と『吉井美結』『真野彩里』『末野羽衣』『相良瑠海』の6人で『テーブルゲーム同好会』を立ち上げ、人気TCG『ウィクロス』を楽しんでいた。
ある日沙良は、購入したデッキの中に入っていたしゃべるルリグを手に入れてしまう。そのルリグが少女たちの間で噂になっている願いを叶えてくれるウィクロスカードだと知った沙良だったが、その力で自分の願いを叶えてもらおうとは思わなかった。美術系の学校に進学して大好きな絵を描きたいという願いは自分の力で叶えなければならない、そう思ったから。
ところが、そんな沙良を待っていたのは、彼女に自分と同じ高校に進学してほしいとせがむ由良とそれを応援する両親であった。由良の志望校は沙良の学力では相当努力しないと入れないし、そうなれば絵を描く時間なんて取れない。それ以前に美術系の学校に行きたいという沙良の思いも諦めなければいけない。



「家族の全員が、由良が好き」で、「家族の全員が由良のフォローをする」のが当たり前のこの家…… 
今までの私の人生もそう……。生まれたころから、私は由良の影 
私は、由良の所有物なの?沙良は由良のもの? 
違う。私は、ものなんかじゃない……! 



以前から抱えていた由良に対する鬱屈とした感情をとうとう抑えきれなくなり「由良から自由になりたい」と願うようになってしまった沙良は、ルリグに転校した友達の名前『ミヒロ』を与えると、この願いを託してセレクターバトルに参加する。



沙良はバトルの中でめきめきと腕を上げていきミヒロとともに勝ち進んでいく。由良を見捨てるに等しい自分の願いを、自分がいなくなることで由良のわがままを改めさせればと自分に言い聞かせながら。
そしてついに夢限少女へと至り、沙良の願いが叶う瞬間が訪れるのであったが……



「……ここは……?」 
「どこでもあって、どこでもない場所……」
「!? あなたは……?」 
「私?」
「それより……さあ、教えてあげましょう」
「あなたたちの次の役割と、このバトルの真実を……」




沙良は気が付けば一人の少女がいる真っ白な部屋の中にいた。
いや、彼女たち2人だけではなかった。
その少女『』が、「夢限少女となったセレクターはルリグと入れ替わりに自分自身がルリグになってカードの中に閉じ込められてしまう。 そしてルリグはセレクターの体を得て現実の世界に戻りセレクターの願いを代わりに叶える」という夢限少女の真実を語るその部屋には、ミヒロと入れ替わりにルリグ『サシェ』となってしまった沙良の他にも、『ミュウ(美結)』『アイヤイ(真野彩里)』『ソウイ(羽衣)』『ララ・ルー(瑠海)』となったテーブルゲーム同好会の部員たちがいた。彼女たちもまた、それぞれ由良に対し何かしらのネガティブな感情を抱き、由良の不幸を願ってセレクターバトルに参加し、その結果ルリグになってしまったのだ。
繭は、こうして「望みどおり」に由良を破滅させてしまうことに絶望するルリグたちを「人間に戻ってまた由良の新しい友達になってあげればいい」「あなたたちが楽しませてくれるならちょっとした気まぐれくらい起きるかもしれない」と言いくるめバトルへの参加を強要する。ルリグたちは、原宿で定期的に開かれているガールズバトルウィクロス大会に集まることを約束して、新たなセレクターの元へと送られていくのだった。
そしてセレクターの元にたどり着いたサシェは……








天真爛漫で


無邪気で


だれからも愛される


大好きな大好きなたった一人の私の妹


まぶしいくらいの笑顔をたたえた……あの子が……


これは……約束を守らなかった罰だ


『由良(いもうと)』だけのものでいられなかった『姉(わたし)』が招いた『報い』だ


私たち……いや、私は―






取り返しのつかない過ちを犯してしまった
























まるで死んでいるように暗く虚ろな瞳になった、妹の変わり果てた姿に愕然とするしかなかった……











繭がサシェを宛がったセレクター。それはよりにもよって「彼女から自由になりたいという願いを叶えようとした沙良(ミヒロ)の白戸家からの失踪」「羽衣と入れ替わったルリグによって流された学校中からの誹謗中傷」「テーブルゲーム同好会の崩壊」に晒されたことで心を壊し、かつての天真爛漫な面影はもはやかけらもなくなってしまっていた由良であった。
沙良にそっくりと思うだけで、サシェの正体に気付かない由良は、自分のわがままのせいで大好きなお姉ちゃんも友達も誰も居なくなった自分の空虚さをサシェに話す。自分たちの願いの結果をこれ以上ない最悪の形で突きつけられることになってしまったサシェは、せめて由良の「あの頃に戻りたい。ただテーブルゲーム同好会のみんながいたあの頃のようにバトルをしたい」という願いだけでも叶えるために、彼女とともに戦うことを決意するのだった。



約束のガールズバトルウィクロス大会当日、そこにはサシェと由良の他にそれぞれのセレクターとともに他の4人のルリグたちも集まってきていた。
由良がセレクターになっていて、しかもサシェをパートナーにしていることに驚くルリグたち。
彼女たちが何を考えているのか分からず、その真意を探るためにバトルを挑むララ・ルーとソウイだが、サシェと由良のタッグの実力の前にララ・ルーは敗北し、ソウイも苦戦を強いられる。
そんな中、由良まで自分たちと同じようにセレクターバトルの闇に引き込むことに耐えられなくなったアイヤイが、バトルを止めようと沙良の名前を呼んでしまう。



サシェの正体が沙良。そしてルリグたちがテーブルゲーム同好会のみんながなってしまった姿だという衝撃的な事実を信じられずに混乱する由良。そんな彼女にセレクターバトルの真実を突きつけ、ミュウ……美結がバトルを挑む。彼女は絵を描くのが好きな沙良に同じように絵を描いていた亡くなった自分の姉を重ね、その沙良の夢を奪い続ける由良に怒りを覚えていた。そして沙良を由良の呪縛から解放しようという願い、そして彼女自身の普通の方法では叶えられない本当の願いを、その闇を知った今でもセレクターバトルに託し続けていたのだ。
彼女たちの最後の戦いは、サシェが『レベル5』に至るほどの激しいものに。そのバトルの中、由良は思う。ひとりぼっちになってもサシェと一緒のバトルが思い出させてくれたテーブルゲーム同好会での楽しかった日々。あの日々にみんなを帰してあげたい。たとえ自分がもうそこに居られなかったとしてもこの願いは叶えたいと。
そしてもしこの願いを叶えられたら「最後でいいから抱きしめて」と涙を流す由良にサシェ……沙良は誓う。もう二度と由良を裏切らない。今度こそ、自分はずっと由良のものになると。
これから先の夢を奪われることになったとしてもすべてを由良に捧げようとする沙良に、あなたから夢を奪っていく由良なんて捨てて、私と一緒にいて。あなたに私のお姉ちゃんになってほしい……と自分の本当の願いを涙ながらに吐露する美結。それでも沙良が由良を選んだことに号泣する美結を見つめる少女たちに、蝶々の群れとともに光が差し込んできて……



あれから時間が経ち、光の中で人間に戻ることが出来た沙良と由良は一緒の高校に進学していた。
あの出来事の後、結局壊れてしまったテーブルゲーム同好会が元に戻ることはなかった。あの頃に戻りたいと由良が願っても、もう少女たちは自分が由良に許してもらう資格がないことを分かっている。たとえ由良が許しているとしても自分で自分の罪を許せる時が来るまで少女たちは苦しむことになるのかもしれない。それはきっと、由良と一緒に居ることを選んだ沙良も変わらないのだろう。
それでも沙良たちはあの出来事を忘れない。彼女たちの未来は、あの出来事の延長線上にあるのだから。
新しい友達と、そして戻ってきてくれた美結のいる新しい『テーブルゲーム同好会』で、沙良たちの日々は続いていく……



人間関係



 ●白戸由良 


「大丈夫、必ずみんなを元の世界に戻してあげる。そこには由良はいられないかもしれないけれど、願いが叶ったら……」
「沙良、一度だけでいいから、最後でいいから、由良を抱きしめて」
(うん。約束する……。もう二度と裏切らない。今度こそ、私はずっと由良のものになる……!)


沙良の妹でありサシェのセレクター。
由良としては友達やお姉ちゃんに囲まれて幸せな日常を送っているつもりであったがその無邪気さが沙良たちを苦しめ、その結果本人には悪意も意図するところも全くなく元凶になってしまっていた(もっとも、沙良以外の4人が由良を恨んでいた理由はどちらかといえば逆恨みに近く、由良だけに責任を求めていいものかは怪しいものだが)。
あの出来事の後、由良はみんなに「3年後、またひとつのくぎりを迎えるころ、みんなで会おう」「そしてまたウィクロスしよう」というメッセージを送っているが、その呼びかけに答えることが出来たのは今のところ美結のみである。あの懐かしい放課後に戻れる日が来るのか来ないのか、テーブルゲーム同好会の部室で由良と沙良は待っている。



 ●真野彩里(アイヤイ)
 ●末野羽衣(ソウイ)
 ●相良瑠海(ララ・ルー)


私は……もう、きめたんだもん
どうしても、譲れないよ……
だって、絶対に許せない
……叶えるんだから。絶対に


―!


沙良のテーブルゲーム同好会の仲間たち。
彼女たちの願いはそれぞれ、
学年1位の成績の由良がいるから自分はどんなにがんばっても学年2位のまま。由良の成績が落ちればいい
小学生のころから気になっている男の子が由良と仲良くしていて取られたくない。由良が嫌われればいい
自分の発育の良すぎる体つきがコンプレックスなのに由良が変にスキンシップを取ってくることが原因で周りから余計にいやらしい目で見られる。由良も傷つけばいい
と前述のとおりただ単に由良が悪いというよりは自分の至らなさ、自分の力や気の持ちようで解決すべきところを彼女のせいにしているところがある。
とはいえ3人共本気で由良を嫌っていたわけではなく、ルリグになり自分たちの願いが叶えられるせいで由良がどんな目にあうのかを自覚した時にはひどい罪悪感に見舞われていた。
あの出来事の後、彼女たちはそれぞれの道へと進んでいった。……一名、現役女子高生グラビアアイドルなどという、どうしてこうなったという道へ向かって行った者もいるが。
彼女たちが自分の罪を許し、由良の呼びかけに答えられるのかどうかは、今後の彼女たちしだい……



 ●吉井美結(ミュウ)


「沙良……なぜ?由良がいなくなれば……私が一緒にいれば……私があなたの……」
「ごめんね、美結。わたしはあなたのお姉さんにはなれないんだよ」 


沙良のテーブルゲーム同好会の仲間の一人であり、由良以外で沙良に強く執着していた人物。
彼女の願いは
自分のお姉ちゃんはもういないのにまるで自分に見せつけるように沙良に甘えられる由良が妬ましい。由良の元から沙良がいなくなればいい(真の願いは沙良に自分のお姉ちゃんになってほしい)
夢限少女になったことで一応願いは叶ったわけだが、真の願いを叶えられたわけではないためかルリグになっても抱いていた感情は罪悪感よりもいまだ消えない沙良への執着の方が大きかったようで、その思いが最終決戦で大きく現れることになった。
実のところ、最後の場面においての美結の心境は深く描かれていないので解釈の余地がある。
自分の罪に心の整理をつけることが出来たから由良の呼びかけに応えたいと思えたのかもしれないし、実はいまだに沙良のことを諦めていないがために新しいテーブルゲーム同好会まで追いかけてきたのかもしれない。
それでも彼女が戻ってきてくれたことに笑顔を見せる由良に、美結も笑顔を返し、『stirred』のラストシーンは笑顔で寄り添う二人の姿で締めくくられている。たとえどんな理由だったとしても彼女もまた前に進もうとしているのだと信じたい。



 ●児玉輝子(テル)
 ●日向小波(サザナミ)
 ●望月麗奈(レナ)
 ●長弓寺黒美(クロミ)


「さあ『ウィクロス』しよーぜっ!!今日こそ勝つもんね由良!」
「あーきたきた。二人とも待ってたんだよー」
「あたしも新しいデッキ作ったんだ。対戦しようよ」
「沙良ちゃん。今日のデッサンはもう終わったの?」
「うん。長弓寺さん見てくれる?」 
「私も新作描いたから、沙良ちゃんに読んでほしくって……」


繭がサシェ以外のルリグたちを宛がったセレクターたちであり、新しいテーブルゲーム同好会の仲間たち。
ミュウのセレクターであったクロミは漫画家になるのが夢であり、絵を描き続けている沙良とは話が合うらしく、絵のことで仲良くしている場面が描かれている。



 ●


「分かるでしょ?そのためには……やっぱり、セレクターバトルしかない。運命とその業を受け入れて、戦って戦って戦い抜いて、私を愉しませて」


白窓の部屋の主にして、我らが親愛なる糞運営。
今作での繭は、他の作品で描かれているような醜態を見せることはなく、終始黒幕としての威厳ある姿を見せている。
5人の少女が同時に一人の少女の不幸を願うという特殊な事態に、それぞれがバトルすることのないようにするなど干渉することで彼女たちが同時にルリグになるように仕向け、苦しむ姿を楽しんでいたようだが、サシェとミュウが戦う最終局面においては、白窓の部屋に乗り込んできた『小湊るう子』と『ユキ』の相手を『ウリス』とともにすることになったために干渉してくることはなかった(つまりstirredの後半部分はアニメ2期の最終回あたりと同時期の話)。
最後の戦いの後、ルリグたちが人間に戻れたのはるう子との戦いの果てに繭が成仏し、セレクターバトルが終わったためである。



 ●ミヒロ


沙良……私は『自由』になった……でも本当にこれでよかったの……?
だってそれはあなたのことを思う人たちの涙と引き換えにしたものなんだから


沙良のパートナールリグ。
沙良のことはバトルの中でも彼女のことより自分のことを心配する様子などから「私が出会っただれよりも優しい」と思っていたが、だからこそ願いを叶えてあげたいと彼女を夢限少女にし、入れ替わることとなった。
単行本に書き下ろし掲載された短編『ミヒロ・ストーリー』では彼女の心境が描かれ、父親の再婚に悩んでいた彼女もまた沙良と同じように「自由になりたい」という願いを持ってセレクターバトルに参加していたことが描かれた。
沙良の体を得て失踪した後、街中で壊れていた由良の姿を見かけ心を痛めるとともに、沙良の得た「自由」と自分の得た「自由」について思い悩んでいた。
最終的には彼女も元の姿に戻り、あの日々の経験から自身の家庭環境とも折り合いをつけることが出来た。もし白戸姉妹に再会したら彼女たちにこの気持ちをうちあけてみたいと彼女はそう思っている。


本名『凪紗』




余談



●第13弾『アンフェインドセレクター』に収録されているタロットルリグカードにおけるサシェの大アルカナは第18番『THE MOON(月)』
正位置における意味は不安定、幻惑、現実逃避、潜在する危険、欺瞞、幻滅、猶予ない選択、踏んだり蹴ったり、洗脳、トラウマ、フラッシュバック。逆位置は失敗にならない過ち、過去からの脱却、徐々に好転、(漠然とした)未来への希望、優れた直感。
サシェのカード名には月に関する単語が入ること、沙良が成績優秀スポーツ万能なみんなの人気者という由良と自分を光と影のように捉えていたのを「由良という光輝く太陽に隠れた沙良という月」に例えての選出だろうか。



●沙良と由良は双子の姉妹という設定なのだが、髪色や体形などが大きく違いパッと見で双子だと分かるというほどには似ていない。これは単行本に掲載されている初期設定によると、沙良は当初黒髪ストレートなどの由良との双子姉妹設定を印象付けるデザインになっていたが、TCGのサシェにイメージを近づけて現在の姿にデザインされなおしたからとのこと。


●『Lostorage conflated WIXOSS』の第2話で、水嶋清衣の親友、坂口歩美がサシェ限定のカードを使用している。おそらく清衣のルリグであるリメンバの使用カードの中に宇宙クラスのシグニがいることからのつながりだろう。


●ハッピーエンドに終わったように見える『stirred』なのだが、よくよく考えれば沙良と由良の関係、沙良にいまだ執着しているとも思わせる美結など、実は元の鞘に収まっただけで根本的な問題点は解決出来ていないのではないかと解釈できるところがある(沙良は自分が由良のものであることを受け入れてしまっている所などは、見方によっては本編開始時の状態から余計に悪化してしまっている)。
これらの火種が再び燃え上がり新たなひと悶着が起きてしまうか。あの出来事を経て成長している彼女たちならそうなっても乗り越えられると信じるのか。案外この問題点をひっくるめたうえでうまく前に進んでいくのかもしれない(こじつけではあるが、上記のタロットルリグの逆位置の意味に符合する部分もあるわけだし)。






追記修正は、これからずっと妹のものでありつづけようとするお姉ちゃんにお願いします。


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  • 作成乙です。しかしいろいろとエグすぎるよなあこの話…思春期の少女が抱きそうな嫉妬とかにつけこんでくる繭さん怖い -- 名無しさん (2017-11-21 08:57:36)
  • 事後報告で済まないが、流石に本名を載せるのはセレクターシリーズ全般のネタバレに繋がるので項目名を変更させて頂いた。 -- 名無しさん (2017-11-21 22:39:35)
  • 他の4人の項目も作って欲しい。 -- 名無しさん (2017-12-17 05:45:26)
  • 約束の3年後はLostorageと同時期…どうなったんだろうねぇ -- 名無しさん (2019-05-26 11:48:48)
  • 白戸家両親も罪重いよな。大人の身であれだから余計に。沙良失踪後は反省したようだが。 -- 名無しさん (2020-02-24 06:20:41)

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