スキル(デュエルリンクス)

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登録日:2017/9/25 (月) 16:32:42
更新日:2024/02/15 Thu 13:24:52NEW!
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スキルとは、遊戯王デュエルリンクスにおいて、デュエル中に様々な効果を発揮する能力である。


概要

デュエルリンクスでは、デッキ構築をする際に追加で「スキル」を設定できる。
スキルは、登場キャラごとに複数存在し、デュエル中に発動することで有利な状況を作り出せる。


デュエルリンクスはカードプール以上にスキルが大事なゲームであり、適切なスキル選択の時点からデッキ構築が始まっていると言っても良い。


一口にスキルと言っても使い方は様々あり、


1.デュエル開始時に1度だけ自動で適用されるもの
2.起動効果のように自分のメインフェイズの任意のタイミングで使用できるもの
3.永続効果のように条件を満たす限り適用され続けるもの
4.誘発効果のように条件を満たした際に発動する(できる)もの


が存在する。上記はあくまでカードの効果に似せて表記した例えであり、スキルの発動はチェーンブロックを作らないため、スキルの発動に対してカードをチェーンしたりはできない。


スキルの種類

大きく分けて「ドロー操作系」「強化系」「ルール破壊系」「特定のデッキ専用のスキル」「その他」に分けられる。


ドロー操作系

「ドローセンス・(属性)」
ライフポイントが1500減るごとに使用できる。ドローフェイズ時、ランダムで○属性モンスターをドローする。


「ドローセンス・○○」
ライフポイントが1800減るごとに使用できる。ドローフェイズ時、ランダムで○○をドローする。

ドロー操作系スキルの基本形。ライフ減少をトリガーに通常のドローの代わりにランダムでカードをサーチ出来る。
減少値は指定属性のモンスターなら1500、それ以外は1800となる。
属性以外のサーチ対象は「ローレベル(下級モンスター)」「魔法・罠」「種族」「カテゴリ」など様々。
該当するカードの種類を1枚だけにしておけば確定サーチにもなる。



「ディスティニー・ドロー」(闇遊戯専用)
ライフポイントが2000減った時に発動できる。通常のドローの代わりに、任意のカードをドローする。このスキルはデュエル中1度しか使用できない。

ドローセンス系スキルの上位種。
任意のカードをサーチという恐ろしい能力。サーチに乏しい魔法・罠だろうが平気でデッキから引っこ抜ける。
必要なライフ減少値が大きいことと、闇遊戯を使用していると対人戦では間違いなく警戒されて全然ライフが減らず発動条件が満たせないことがあるのが問題。場合によっては自分からライフを削って発動するのもあり。


以前はドローするカードの選択時にデッキの順番が確認できたが、現在は不可能となっている。
その後デュエル中の回数制限がなかったがために【害悪ロック】等で回復カードと共に使われデュエルを長引かせることが増えたため下記の「増刷」や「行けおジャマ!」と共に回数制限が追加された。


また、デュエルリンクスのグローバル配信5周年を記念して《死者蘇生》が追加された際には、このスキルの亜種スキルとして、遊戯をはじめとする歴代主人公に《ディスティニー・ドロー 死者蘇生》が追加された。此方はデッキ内から死者蘇生をサーチしてくるスキルとなっている。



「ドローパス」
ドローフェイズ時に通常のドローを行う代わりに300ライフポイントを回復する。このスキルはデュエル中に3度までしか使用できない。

ドローを飛ばしてライフを得られる。
得られるライフが少なすぎるので、どっちかと言えば自分のデッキ切れ防止に使うことになるだろうが、それでも弱い。
周回ではむしろ、デッキは減らしたいし



「天使の微笑み」
ドローフェイズに自分が通常のドローで天使族モンスターをドローした場合、そのカードを相手に見せ1000ライフポイントを回復する。

ドローカード次第でライフを得られる。
天使族で固めればかなりのライフが得られ、バーンなどのちょうど4000削るように組まれたデッキの勝ち筋がかなり薄くなる。
ドローフェイズのドロー限定なのでちょっと遅いのが悩み。
修正前は回復量が500だった。



「増刷」(ペガサス専用)
自分のライフポイントが2000減るごとに使用できる。自分のドローフェイズ時に通常のドローで引いたカード1枚を2枚に複製する。このスキルはデュエル中1度しか使用できない。

実質次のターンのドローが2枚になる。
強力ではあるが他のデッキ操作と組み合わせないとあまり効果が発揮できない。
以前はデュエル中何度も使用できた。



「スリカエ」(キース専用)
ライフポイントが1000減るごとに使用できる。自分は手札を1枚デッキに戻して1枚ドローする。このスキルはターン中に1度、かつデュエル中に2度しか使用できない。


「インチキドロー」(キース専用)
自分のレベル5以上のモンスターが戦闘で破壊された場合、次の自分ドローフェイズの通常のドローは2枚になる。

手札の入れ替え、ドローの追加と、原作でも見られたイカサマ技を再現したもの。


「スリカエ」は事故を減らせる上、習得のしやすさも魅力*1
かつては発動制限にライフポイント減少がなく、とりあえずスリカエを選ぶ人が激増しリンクスにキースが蔓延するというなかなかのカオスな状況となった。
当然修正され、使用率は激減したが。



「ラスト・ギャンブル」(城之内専用)
5ターン目以降の自分のメインフェイズに発動できる。自分のライフポイントを100にし、手札を2枚デッキに戻すことでサイコロの出た目の数ドローする。

サイコロの目が3以上なら天使の施し以上の効果を得られる。
一発逆転を狙うことも可能だが運任せ。《火の粉》一発で死ぬライフになるため「連動トラップ」や《アマゾネスの剣士》には注意。



天よりの宝札」(闇遊戯専用)
自分が「オシリスの天空竜」を召喚したターンの終了時に使用できる。自分と相手はそれぞれ手札が6枚になるようにデッキからドローする。

オシリスを出したターン限定だが、原作効果の《天よりの宝札》を使える。
言うまでもなく強力だが、ドローしたカードを最初に使えるのは相手だという点に注意。



「教育的指導」(クロノス教諭専用)
自分のライフポイントが1500減る毎に使用できる。モンスター・魔法・罠のいずれかを宣言し、その種類のカードを相手のデッキ内からランダムに選び、相手のデッキの1番上に置く。そのカードはお互いに確認できない。宣言した種類のカードが相手のデッキにない場合は無効となる。

相手のデッキトップを操作するという、変わった効果を持つ。
モンスターを指定して《徴兵令》で強奪する、魔法罠を指定して壁を引かせないなどといった使い方が考えられるが、扱いが難しいか。



「奇跡のドロー」(十代専用)
自分の墓地に「E・HERO」モンスターが存在する場合、自分の3回目の通常ドローが「強欲な壺」になる。

3回目の通常ドロー時に墓地にE・HEROが落ちていれば、あの《強欲な壺》が使えてしまう。
手札消費の荒いE・HEROデッキだから許されたような効果。
実際強力だが、ドローしたところで解決策が引けるかは運次第なのは注意。


カード引き込み系

主にメインフェイズに特定のカードを手札に加える。「サーチ」としないのは、加えるカードがデッキ外からである場合があるため。

「ハーピィの遺志」(舞専用)
自分の墓地に「ハーピィ」カードが4枚以上ある場合に使用できる。デッキ外から「ハーピィの羽根帚」を1枚手札に加える。このスキルはデュエル中1度しか使用できない。

色々条件があるとはいえ、禁止カードを手札に加えられるという結構アレなスキル。


「我が名はユベル」(ユベル専用)
1ターンに1度、手札の「ユベルDas Abscheulich Ritter」または「ユベルDas Extremer Traurig Drachen」1枚をデッキに戻して使用できる。デッキから「ユベル」1枚を手札に加える。

ユベルデッキの難点、手札事故の危険性を大幅に下げるスキル。ユベル系と手札破壊カードをそれぞれ8枚くらい投入しておけば、初手で容易に召喚できる。
さらに、ターン1なので何かの事故で場から消えても次のターンには再登場する可能性大。
破壊・バウンスなどが少ないレジェンド相手にハイスコアを狙うときによく使われる。


強化系

  • デュエル開始時にフィールド魔法を発動するスキル(パターンA)

「頂きに立つもの」(海馬専用)
フィールド魔法「山」が発動した状態でデュエルを開始する。

初期状態からフィールド魔法が貼られた状態でデュエルを開始する。
該当するフィールド魔法は今のところ《》《山》《闇》《ジュラシック・ワールド》《草原》《荒野》《おジャマ・カントリー》《ハーピィの狩場》の7種+下記の3種。
微弱だがパンプアップされるのは非常に大きい。特に打点不足に陥りがちな環境でフィールド魔法の効果で1900打点に届かせられるのはかなりの強み。
また、派生系にデュエル開始時に《トゥーン・ワールド》や《儀式の檻》を発動させるスキル最初の自分のターン開始時に《古代の機械城》を発動するスキルもある。
狩場・城は最初は初期発動であったがそれぞれが環境で暴れすぎたため一度下方修正された。狩場は後に最初の効果に戻されている。



  • ライフが減少した一定以上減少した場合に任意でフィールド魔法を発動するスキル(パターンB)

「ヒーローの戦う舞台」(十代専用)
自分のライフポイントが3000以下になった後に1度だけ使用できる。「摩天楼スカイスクレイパー」を発動する。自分フィールド上にフィールド魔法が存在している場合、そのカードは手札に戻る。

ライフが減った後に、任意のタイミングでフィールド魔法を貼れるスキル。
該当するフィールド魔法は《摩天楼-スカイスクレイパー》《ダーク・シティ》《バーニングブラット》《ウォーターワールド》《デザートストーム》《ガイアパワー》《シャインスパーク》《ダークゾーン》の計8種。
初期発動でなくなった分攻撃力の上昇値の大きいフィールド魔法が使える。
修正前はライフ2000以下でしか使えなかったが使いづらさが目立ったため上方修正された。
LPが引き継がれる上に属性が1つに固定される「異次元の塔」においては、属性系を使いこなす三沢が非常に便利。



「粉砕!」
ターン終了時まで、自分フィールド上のレベル5以上のモンスター全ての攻撃力を自分フィールド上のレベル5以上のモンスターの数x300ポイントアップする。このスキルはデュエル中に1度しか使用できない。


「絆の力!」
ターン終了時まで、自分フィールド上の表側表示モンスター全ての攻撃力を自分フィールド上のモンスターの数x100ポイントアップする。このスキルは1ターンに1度しか使用できない。

前者は社長・クロノス教諭・ジャックといったパワータイプのキャラが、後者は表遊戯十代ヨハン遊星といった絆を重んじるキャラが使う。
いずれもモンスターの数に応じたパンプアップ効果。


「粉砕!」は上級モンスターを並べるデッキでは効果的なスキル。
かつては場の全モンスターに効果があったが、空牙団が流行りすぎたため強化対象がレベル5以上のモンスターに限定された。
その後は【青眼】とか【真紅眼】とか【堕天使】とかレベル5以上を息するように並べられるデッキがいくつも出たことで手軽に全体900パンプされるようになったこともあり、デュエル中に1回しか使えなくなってしまった。


「絆の力!」は下級モンスターも効果対象になった代わりに強化値も低い下位種。横に並べて戦うデッキで強いのは変わらない。
また、自フィールドの永続魔法×200ポイントアップする「宝玉の絆」(ヨハン固有スキル)も存在する。



「リバースペイン」
自分が戦闘ダメージを受けた次の自分のターンのメインフェイズに、自分フィールド上の表側表示モンスターを1体選択して使用できる。このターン中、選択したモンスターの攻撃力は直前に受けた戦闘ダメージの半分の数値分アップする。このスキルは1ターンに1度しか使用できない。

闇マリクユベルが使える。
戦闘ダメージを攻撃力に上乗せできる。
そのまま使うと微妙なので、スピリットモンスターやダイレクトアタッカーなどと組み合わせると良い。



「聖なる守護」
自分のターン中、自分が受ける戦闘ダメージは0になる。

杏子龍可レイのスキル。
自爆上等で特攻してくださいと言わんばかりの効果であるため、戦闘により発動する効果を持つモンスターと組み合わせると良い。
他には《薄幸の乙女》と組み合わせたロックにも使える。



「恐竜重撃」(ダイナソー竜崎専用)
自分フィールド上の恐竜族・レベル6モンスターを1体選択して使用できる。このターン中、選択したモンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージをあたえる。このスキルは1ターンに1度しか使用できない。

上級恐竜族に貫通効果を与える。
貫通効果自体はかなりありがたいのだが、上級恐竜族かつ貫通効果を持った《暗黒ドリケラトプス》の登場で完全にいらない子に。



「海からの刺客」(梶木漁太専用)
「海」がフィールドに存在する場合、自分フィールド上の水属性通常モンスター1体を選択して発動できる。このターン中、選択した自分モンスターは相手プレイヤーに直接攻撃することができる。選択したモンスターはターン終了時に破壊される。このスキルは1ターンに1度しか発動できない。

自壊デメリットをつけて水属性バニラをダイレクトアタッカーにする。
弱くはないが対象が狭すぎる。自壊デメリットも問題。



ルール破壊系

  • 「LP増強α」などの、ライフを増やすスキル

初期ライフポイントを1000増やす。

単純明快、ライフを増やすスキル。
増やしたライフで何をするか明確に考えておきたい。漠然とライフを増やすだけならより優秀なスキルを使ったほうが良い。
また、増加量の大きいβとγも存在する。それぞれ1500、2500増加するが初期手札が1〜2枚減るという重めのデメリットがある。



  • 「ヘビースターター」などの、初期手札を操作するスキル

「ヘビースターター」
デッキにレベル5以上のモンスターが3種類以上ある場合、初期手札にレベル5以上のモンスターが入りやすくなる。


「バランス」
自分の初期手札が、デッキ内のバランスに応じたものになる。このスキルは、モンスター・魔法・罠がそれぞれ6枚以上入っていないと適用されない。

積み込み用スキル。
特に「バランス」はデッキ構築に気をつければ強力で、例えばデッキ内のモンスター、魔法、罠の割合を2:1:1にすれば高確率で初期手札がモンスター2枚、魔法1枚、罠1枚になる。確定ではないのでたまに違う配分になる点には注意。また、モンスター、魔法、罠がそれぞれ6枚以上ないと適用されないため最低でもデッキ枚数が24枚と増えてしまう点にも注意が必要。
以前は確定な上にデッキ構築の条件がなかったが下方修正をくらい確定でなくなった。しかしそれでも十分強力なスキルのためよく使用されていた。
というか使用され過ぎていた。そのためデッキ構築の条件が追加された。
後に「ヘビースターター」なども初手が安定しすぎるようになり初手の振れ幅が大きくなるように修正されている。



「リスタート」
初期手札配布後に1度だけ使用できる。初期手札を引き直す。このスキルを使用した場合、自分は次の通常のドローができない。

マリガンを1度だけするスキル。
事故を減らすスキルとしてはシンプルに強力。ただし使用すると次の通常ドローができなくなるという重いデメリットがある。先攻だと2回もドローが見送りとなる。
かつてはリスタートの発動選択に制限時間がなかったがランク戦等でこの時に放置されると永遠にデュエルが始まらないという問題があったため、発動選択に20秒の制限時間が追加された。またこの時の修正でマリガン前の手札が公開されるようになった。
上記の修正があった後も「バランス」と共に多くのデッキで活躍してた。というか活躍し過ぎていた。その為次の通常ドロー不可という重いデメリットが追加された。ただしマリガン前の手札公開がなくなった。



「デュエル・スタンバイ」(杏子専用)
自分と相手の初期手札が1枚増える。最初の自分のターン、自分は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。

特に何のスキルもない場合初期手札がOCGと同じになる。
単体では敵にもアドバンテージを与えるので、相手の手札が増えることを利用したデッキを用いるのが望ましい。また最初のターンはモンスターの通常召喚とカードのセットくらいしかできない為、1ターン耐えるもしくは相手ターンに多少動けるようにする必要がある。
LPが4000のリンクスではバーンデッキと相性が良く、先攻ワンキルも可能な【スタンバイバーン】デッキ、通称スタバが猛威をふるった。
が、革命の制限によりバーンデッキは衰退。
デッキ破壊や融合デッキで使われるようになる。
しかしその後、ドローソースでコンボパーツを揃えて、《サイレント・ソードマン LV3》に《沈黙の剣》を複数枚使用して後攻1ターン目にワンキルする【サイレントワンキル】でまた猛威を振るい、再びワンキルデッキで使用されないように最初の自ターンの行動制限が追加された。



  • 「迷宮作成」などの、デッキ外からカードを加えるスキル

「赤き竜の痣:ドラゴン・ヘッド」(不動遊星専用)
デュエル開始時に、デッキに「ジャンク・シンクロン」を2枚追加する。さらに、自分のエクストラデッキに「スターダスト・ドラゴン」が1枚追加される。


「希望の戦士 No.39」(九十九遊馬&アストラル専用)
デュエル開始時に、自分のエクストラデッキに「No.39 希望皇ホープ」を1枚追加する。
また、自分のライフポイントが2000減った後に1度だけ使用できる。自分の墓地の「No.39 希望皇ホープ」1枚をエクストラデッキに戻す。


「雄々しくも美しく輝く二色の眼」(榊遊矢専用)
デュエル開始時に、自分のデッキに「星読みの魔術師」「時読みの魔術師」をそれぞれ1枚ずつ追加する。さらに、自分のデッキの「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」の枚数が2枚以下の場合、「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」を1枚追加する。
また、自分のデッキのモンスターが「EM」モンスター、「魔術師」ペンデュラムモンスター、「オッドアイズ」モンスターのみのデッキを設定してデュエルを開始した場合、自分のフィールドにペンデュラムゾーンを追加する。


「奇跡の融合」(十代専用)
自分のライフポイントが1000以下になった後に1度だけ使用できる。通常ドローの代わりにデッキ外から「ミラクル・フュージョン」を手札に加える。


「迷宮作成」(迷宮兄弟専用)
手札を二枚デッキに戻して使用できる。「迷宮壁-ラビリンスウォール」をデッキ外から自分フィールド上に作り出す。このスキルはデュエル中に一度しか使用できない。


デッキに入っていないカードを使えるスキル。多くはデュエル中1回限りの制限がつく。
このスキル群は大きく3つに分類でき、
1.デュエル開始時に特定カードをデッキに加えるスキル
2.ライフが一定値減ることで通常ドローの代わりに特定カードを手札に加えるスキル
3.手札をデッキに戻す、墓地のカードを除外するなどのコストを払うことで特定カードをフィールドに出す、もしくは手札に加えるスキル
加えられるカード群は
1はエクゾディアパーツ5種、宝玉獣7種+究極宝玉神など
2は《融合》、《ミラクル・フュージョン》、「サイバー・エンジェル」モンスターなど
3は墓地の「ハーピィ」5枚を除外することで手札に《ハーピィの羽根帚》を手札に加える、ライフが1500減るたびに《7カード》を手札に加えるなど
また、上述のフィールド魔法発動スキルもこのスキル群の一部と見なすこともできる。
「迷宮作成」はハイスコアデッキにおけるロック手段として使用される。
また、遊星以降の実装キャラの大半は上記のようなスキルを使わないと、パックから当てない限り各人のエースが出せない。最近では遊矢や遊馬のスキルのように、特定のカード追加+αの効果であることが多い。



「合体魔神招来」(迷宮兄弟専用)
デュエル開始時の自分のライフポイントが500になり、初期手札が「ゲートガーディアン」1枚になる。さらに自分フィールド上に「雷魔神-サンガ」「風魔神-ヒューガ」「水魔神-スーガ」が呼び出された状態でデュエルを開始する。このスキルで呼び出されたモンスターは、フィールド上に表側表示で存在する限り、攻撃と効果の発動ができない。

迷宮兄弟の固有スキル。
確実にゲート・ガーディアンを呼び出せるが、ファイヤー・ボール一発で死ぬライフになる。また、後攻となった場合、いきなり一枚でもやられたらちょっと強い壁が並んでいるだけとなってしまうのも難点。
対人戦では上記の弱点を突かれることが多いが、そういう心配のないCPUキャラに対するハイスコアデッキにおけるロック手段としては優秀。
ちなみに、迷宮兄弟のデッキには三魔神がないので、パックから三魔神を引き当てない限り、このスキル以外でゲート・ガーディアンを出すことができなくなる。
「ライフが500になる」なので、イベントで減少したLPが引き継がれる「異次元の塔」においてライフが500未満であればむしろ増える


  • 「レベル上昇」などの、レベル操作系スキル

「レベル上昇」
手札のモンスターカードを1枚見せ、自分フィールドのモンスターを1体指定して使用できる。指定したモンスターのレベルは、見せたモンスターのレベル分だけ上がる。このスキルはデュエル中に1度しか使用できない。


シンクロ実装に伴い、5D`sキャラに与えられた汎用スキル。
デザイン的にはシンクロ時のレベル調整に使ってくださいという形だが、別にシンクロに使う必要はなく、儀式召喚やエクシーズ召喚のレベル調整だったり、レベル限定カードの対象にするために使ったりと様々な活用法が期待できる。



「三星降格」(迷宮兄弟専用)
自分のライフポイントが1000以下のときに使用できる。ターン終了時まで、手札のモンスター全てのレベルを3下げる。ただし、「水魔神-スーガ」「風魔神-ヒューガ」「雷魔神-サンガ」に対してはライフの値に関わらず使用できる。このスキルはデュエル中に1度だけ使用できる。

迷宮兄弟の固有スキル。
ライフの条件が厳しいが手札の星7以下のモンスターがリリースなしで召喚できるようになる。手札のモンスター全てなので二重召喚などがあれば複数体並べられるし、レベルを下げるなので特定レベル以下のモンスターを手札から特殊召喚するカードで呼び出すことも可能になる。
三魔神に対してはライフが関係ないため1ターン目から三魔神を通常召喚することもできる。


環境で大暴れしたためかなりの弱体化を喰らったスキル。
以前の効果はこんな感じ↓

自分のライフポイントを2000(→3000)払って使用できる。手札のモンスター全てのレベルを3下げる。このスキルは1ターンに1度しか使用できない。

大きなライフコストが必要だがレベル7のモンスターをリリース無しで出せ、1ターン目から速攻を掛けられた。このスキルのお陰でデッキ内のモンスターが全て上級モンスターというデッキでも問題なく動かせ、またターン1で使えたためライフを回復できれば何度も使用できた。
最初はライフコストが2000だったが、ランキング上位が迷宮兄弟だらけとまたもカオスな状態となり、ライフコストが増加した。しかしそれでも猛威を振るい続けたので大幅な弱体化となった。



完全なる敗北という鞭(海馬瀬人(DSOD)専用)
6ターン目以降に使用できる。自分のデッキの一番上に「ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン」を1枚追加する。さらに、相手フィールド上に守備力3500以上のモンスターが存在する場合、デッキ外から「カオス・フォーム」を自分の手札に加える。このスキルはデュエル中1度しか使用できない。

デュエルリンクスのルールと環境で出されたら終わると名高かったカオスMAXを使用可能にするスキル。流石に通常のカードとしての実装はされなかった。
強固な耐性を持つ上に貫通ダメージが倍になるカオスMAXだが、手札ではなくデッキトップに加わるためドロー、サーチ手段がない場合手札に加わるのは次のターンとなる。
加えて儀式魔法を手札に加えるのは非常に厳しい条件が枷となるためまともに出したければ儀式魔法だけは腐る可能性を承知で予めデッキに入れておく必要が出てくる。
幸いカオス・フォームも高等儀式術も【青眼の白龍】デッキとの相性自体は良いため、出せればラッキー程度で儀式魔法をピン刺しするか、いっそセンジュ・ゴッドなども駆使して特化したデッキを作るかの2択になるだろう。



「運を味方に!」(城之内専用)
自分のライフポイントが999以下の場合、自分のコイントスは必ず表になる。


「インチキコイン」(キース専用)
自身のライフポイントが相手より1000以上多く、手札が5枚以上の場合、自分のコイントスで必ず表が出る。

特定条件でコイントスの結果が必ず表になる。


「絶対運命力!」(斎王専用)
自分がコイントスを行う場合、3回まで必ず表が出る。このスキルはコイントスを行うカードがメインデッキに5種類以上存在するデッキを設定してデュエルを開始した場合のみ適用される。

当然!!正位置ィ!!」を再現できるスキル。
ひとたび有効となれば、カップ・オブ・エースが強欲の壺と化し、ツインバレルドラゴンは出るたびに相手の墓地にカードが増え、時の魔術師は召喚権を使うサンダーボルト同然である。
デュエルリンクスでは斎王実装と同時にアルカナフォースが実装され始めたが、THE WORLD等の一度出されたら詰みかねないようなものは現状未実装のまま。まぁアルカナフォースに関しては斎王のスキルで光の結界も逆転する運命も使用できるのでコイントス関連のスキルはあまり必要ないのだが。
異次元の塔では敗北直後であれば初期ライフが100とかになるので、当たらなければどうということはないという事態となる。



「ライフコスト0」
ライフポイントが1000以下の場合に使用できる。次の相手ターン終了時まで、自分は1度だけカードを発動するために払うライフポイントが必要なくなる。このスキルはデュエル中に1度しか使用できない。

条件を満たせば1度だけライフコストを踏み倒せる。
《デビル・フランケン》などの、大量のライフを必要とするカードと組み合わせると効果的。サイキック族モンスターも実装されているのでそちらと組み合わせても良い。
以前は発動したターンの全てのライフコストが必要なくなったため、《デビル・フランケン》1体からの大量展開や《ラーの翼神竜》と組み合わせるハイスコアデッキでも活躍していたが、回数制限無しは強力すぎたため1度きりに修正された。



「マインドスキャン」(ペガサス専用)
3ターン目以降に発動可能。自分のライフポイントが3000以上の場合、相手のセットカードを確認できるようになる。

任意のタイミングで相手のセットカードの確認が出来る。
かなりの情報アドが得られるという点で非常に強い。この環境では特に攻撃反応系カードが強いことにもそれに拍車をかけている。
しかし、手札から発動される魔法カードなどには無力な上、ライフを削られると効果が失われるのでライフコストを要求するカードとの相性は最悪。
どんなデッキにも入りそうに見えて意外と構築に気を遣うスキルでもある。
以前は使用可能なターン制限がなく、後攻だと1ターン目でも発動できたが、下方修正され先攻後攻問わず1ターン目は使用不可になった。



「巨大決戦」(竜崎専用)
相手よりライフポイントが倍以上多いプレイヤーが受ける戦闘ダメージは倍になる。

デカブツでワンショットキルを狙ってくださいと言わんばかりのスキル。
2000ダメージ以上でワンショットキルが成立するようになるので、専用デッキを組めば瞬殺することも可能。
また、ハイスコア条件の一つである「9999ダメージ以上」を満たしやすくなるため、サーチなどが揃っているならハイスコアデッキに使用するのもありか。
攻撃力半減でダイレクトアタックできるモンスターと相性が良く、《M-HERO 闇鬼》と組み合わせたお手軽即死コンボが発見されたため文面こそ変わらないが挙動が修正されている。



「根性」
ライフポイントが4000以上で開始したターン、自分のライフポイントは1より少なくならない。このスキルはデュエル中に1度しか適用されない。

城之内・十代・龍亜が使える。
発動すれば1ターンだけ、ダメージでは絶対に負けなくなる。
が、デッキ破壊デッキには効果がない上延命して増えたターンで何も出来ないなら意味がないという点には注意。
以前は自ターン開始時にランダム発動、次の相手ターン終了時までライフが1より小さくならず、回数制限もなかった。
そのため、運が良ければ何ターンも発動した上に自分ターン開始時〜相手ターン終了時と効果期間も長かった。
下方修正されてしまったが、ターン開始時にライフが4000以上なら確実に発動するためようになったため、完全な弱体化というわけではない。
どちらかといえば即死コンボへの対策スキルとしての側面が強くなった……と思ったら1キル系デッキが即死を取られないように使用し、耐えた後に1キルし返すという使い方ばかりされるようになった。



「光の軌跡ペンデュラム召喚」
デュエル開始時に自分のフィールドにペンデュラムゾーンを追加する。

ARC-Vワールドのキャラクターの中でも、遊矢・柚子等スタンダード次元出身のキャラ達が覚える汎用スキル。
これにより、デュエル開始時に魔法罠ゾーンとは別にペンデュラムゾーンが追加され、「最強!カードバトル」のように、ペンデュラムデッキでも魔法罠ゾーンが3か所使用できる。
当初はメインデッキに12枚以上ペンデュラムカードを投入しなければならなかったが、今では無条件で発動する形に上方修正された。


「契約手形の先延ばし」(赤馬零児専用)
自分フィールド上に「契約書」カードが1枚以上存在する場合に、自分のターン開始時に使用できる。このターンのスタンバイフェイズをスキップする。このスキルは デュエル中1度のみ使用できる。

「契約書」カードは共通効果として、自分スタンバイフェイズに自身に効果ダメージを与えるため、そのデメリットを踏み倒すためのスキルと思われる。
ただし、以前は自分フィールドに契約書カードが存在する限り毎ターン使用できたため、《シュトルームブルクの金の城》等の自分スタンバイフェイズに維持コストなどを支払うカードのデメリットを踏み倒す等の目的で使用されたりした結果、デュエル中1度のみという制約がつけられた。


特定のデッキ専用のスキル

その名の通り、特定カテゴリのデッキなどを強力にサポートする、そのデッキ専用のスキル。
基本的には関連カード以外の使用を制限するものが多い。数が多いので一部のみを紹介していく。


「進化した最強ドラゴン」(海馬(DSOD版)専用)
自分のエクストラデッキに「青眼の究極竜」「真青眼の究極竜」「青眼の双爆裂龍」が入った状態でデュエルが始まる。また、3ターン目以降に手札の「青眼の白龍」2体を相手に見せて1度だけ使用できる。デッキ外から「融合」を手札に加える。

ブルーアイズデッキが環境に居続ける最大の要因。以前は前半部分の効果しかなかったが、途中で後半の融合関連の部分が追加されたことで、3ターン目以降に安定して双爆裂龍を簡単に出せるようになった。他のスキルと異なり、デッキに余計なカードを加える制約が一切ないことも、このスキルの使用率の高さを後押ししている。
余談だが《青眼の双爆裂龍》は、当初はこのスキルでしか使用できなかった(今ではストラクで入手可能)。


「銀河光子」(天城カイト専用)
手札から「ギャラクシー」モンスターまたは「フォトン」モンスター1体をデッキに戻し、デッキから「ギャラクシー」魔法・罠カードまたは「フォトン」魔法・罠カード1 枚を手札に加える。
このスキルはデッキ・エクストラデッキのモンスターが光属性モンスター及び「No.」モンスターのみのデッキを設定してデュエルを開始した場合に、デュエル中1度のみ使用できる。

フォトンデッキ専用スキル。手札で余ったフォトン・ギャラクシーモンスターをデッキに戻しながら、除去札である《破滅のフォトン・ストリーム》《ギャラクシー・サイクロン》を持ってくることができる。フォトンデッキの除去能力の高さを担うスキル。カイトのレベルUP報酬で容易に入手可能な点がGOOD。実装当初は光属性エクシーズしかEXデッキに入れられなかったので、地味に強化されている。
フォトンデッキ自体もカイトのレベルUP報酬とminiBOX一箱で組めるので、ランク戦で見かける機会もそこそこに多い。


「竜騎士へ至る道」(闇遊戯・表遊戯専用)
手札のモンスター1体をデッキに戻して使用できる。デッキから「走破するガイア」1枚を自分のフィールドゾーンに表側表示で置く。このスキルの使用後、次の自分のターン終了時まで、自分は以下のモンスターしか特殊召喚できない。
このスキルは「暗黒騎士ガイア」モンスターまたはドラゴン族・レベル5モンスターが8枚以上存在するデッキを設定してデュエルを開始した場合のみデュエル中1度だけ使用できる。(エクストラデッキは含まない)
●「暗黒騎士ガイア」モンスターを素材とする融合モンスター
●「暗黒騎士ガイア」モンスター
●「カオス・ソルジャー」モンスター
●ドラゴン族・レベル5モンスター

ガイアストラクと同時に登場したスキル。このスキルのおかげで安定して、フリーチェーンの除去効果を持つ《竜魔道騎士ガイア》を1ターン目に立てられる。《走破するガイア》には、自分フィールドに《竜騎士ガイア》がいる場合にバトルフェイズ中の相手の効果発動を封じる効果を持つ点も厄介。一度盤面を整えてしまえば逆転が極めて困難である点を考慮し、今の形に弱体化された。


「鮫の領域」(神代凌牙専用)
自分フィールド上の全ての水属性モンスターのレベルをターン終了時まで4にする。このスキルはターン中に1度かつ、デュエル中に2度まで使用できる。このスキルはデッキ・ エクストラデッキのモンスターが水属性モンスターのみのデッキを設定してデュエルを開始した場合のみ使用できる。

リンクスのランク戦で凌牙を見かけたらほぼこのスキルを使用してくると判断していい。
このスキルを主軸にした「鮫の領域」デッキでは、深海のディーヴァ初動で海皇モンスターをリクルート→このスキルでレベルを揃えて、本来レベルの都合上海皇デッキでは出せない《深淵に潜む者》等をX召喚……という流れが一般的。詳しくはデュエルリンクスの環境デッキの項目を参照。


「インフェルニティ・インフェルノ」(鬼柳京介(DS版・通常版)専用)
自分のターンで数えて2ターン目にのみ使用できる。自分の手札を2枚まで捨て、捨てた枚数分だけ自分のデッキから「インフェルニティ」カードを墓地へ送る。

インフェルニティデッキ専用スキル。名前も同じ効果を持つ罠カードから来ている。このスキルを使用することで素早くハンドレス状態に移行しつつ、墓地に《インフェルニティ・デーモン》等を置くことができる。ただしスキル説明文をよく見ると、自分ターンに数えて2ターン目にのみ使用できると書いてあるので、それ以外のタイミングでは使用不可能な点には注意。


その他

「ダイスdeレベリング」(城之内専用)
自分のライフポイントが2000減ることに発動できる。手札のモンスターカード1枚を相手に見せ、サイコロを1回振る。ターン終了時までこのモンスターのレベルは出た目と同じになる。

手札のモンスターのレベルを操作できる。
レベル7以上のモンスターに使えば、2/3の確率でリリースなしで召喚でき、外れてもアドバンス召喚のためのリリース削減になる。


「フライング寄生」(羽蛾専用)
初期手札の配布後に相手のデッキに「寄生虫パラサイド」を1枚または2枚寄生させる。

相手のデッキに最初からパラサイドが表向きの状態で入る。
《翡翠の虫笛》と組み合わせれば簡単に相手の場にパラサイドを出せる。ダメージソースを増やせるのもそうだが、ラヴァゴーレムを召喚するための生贄を強制的に用意させられるというのも地味ながら便利。
修正前は1〜3枚であったが、LP4000のリンクスでは強力すぎるのと、原作に合わせて修正された。



「モス進化促進」(インセクター羽蛾専用)
自分フィールド上の《進化の繭》を装備した《プチモス》のターンカウントが2倍で進む。

このスキルを使うことで《究極完全態・グレート・モス》の正規召喚の難易度を格段に下げることができる!・・・がそれでも難易度が高いことには変わりがない。それに出したところで攻守が高いだけのモンスターなので・・・



「バンデッド」(キース専用)
ライフポイントが1500以下の場合に使用できる。相手の魔法&罠ゾーンのセットカード1枚を選択して奪う。このスキルはデュエル中に1度しか使用できない。

相手のセットカード1枚を奪える。
スキルに対しては一切のカード効果を発動できないため、攻撃反応系カードをノーコストで撤去&利用できる。
読みは必要だがかなり強力な効果。



「闇のゲーム」(闇マリク専用)
「お互いのプレイヤーはそれぞれ自分のターンのエンドフェイズ時に、自分の墓地のカードの枚数×100ライフポイントを失う。」

ライフをじわじわ削っていく。
ある意味墓地対策だが、それにしては効果が遅い。
どちらかといえばバーンデッキにおける恒久ダメージソースとして考えたほうが良いだろうか。
ただし、削る量を相手に調整される可能性もあるので注意。



「生贄を束ねる力」
《ラーの翼神竜》をアドバンス召還した場合、その《ラーの翼神竜》の攻撃力はアドバンス召還時にリリースしたモンスターの元々の攻撃力を合計した数値となり、守備力はアドバンス召還時にリリースしたモンスターの元々の守備力を合計した数値となる。

闇マリクの固有スキル。OCG化した際に失われたラーの原作効果の一部が再現可能になった。
ラーの効果で相手モンスターを除去してダイレクトアタックを決めるもよし、原作のようにライフを極限まで払い超攻撃力のラーを召喚するもよしと今までの「ラーは闇マリク以外で使った方が強い」という評価を覆したスキル。



「墓所封印」
自分のライフポイントが相手より1000以上少ない時に使用できる。次の相手のターン終了時まで、お互いに墓地のカードを除外できず、墓地からモンスターを特殊召喚できない。このスキルはデュエル中に1度しか使用できない。

イシズの固有スキル。墓地対策スキル。
非常に強力だが一度しか使えないので状況見極めが大事。
最初は特殊召喚しか禁止できなかったが上方修正され墓地からの除外も不可となった。
その後墓地を使うデッキが増えるにつれてシェアを増やし、遂には環境がイシズばっかになったため発動条件が追加された。
ただしだいたい《コズミック・サイクロン》で補われるのであまり変わってない。



「現世封印の制約」
ライフポイントが相手より1000以上少ない時に使用できる。相手の墓地に存在するすべてのモンスターをワイト(アンデッド族・闇・星1・攻300/守200)に変える。このスキルは1ターンに1度しか使用できない。

イシズの固有スキル。墓地対策スキルその2。
相手の墓地のカードが全部ワイトになるので蘇生カードの殆どが意味を成さなくなる。
「墓所封印」が弱体化されてから代わりとして注目され、結局イシズはあまり減らなかった。



「這いよるゾンビ軍団」(ゴースト骨塚専用)
1ターンに1度、自分のライフポイントが1000減る毎に使用できる。相手ターン終了時まで、お互いのフィールド・墓地のモンスターは全てアンデット族になる。

期間限定で《アンデットワールド》を展開する。
種族デッキ殺しにもアンデットデッキ強化にも使える。



「ウィジャ盤」(バクラ専用)
「自分の墓地に「ダーク・ネクロフィア」が存在し、ライフポイントが2000以下の場合に発動できる。スキル使用後の5回目の自分のターン終了時にデュエルに勝利する。「ダーク・ネクロフィア」が自分の墓地から離れたとき、このスキルは無効となる。このスキルはデュエル中1度しか使えない。」

特定条件を満たすと勝手にウィジャ盤が揃う。
2つの条件を満たす必要があるのが問題。特にライフ2000以下という条件が曲者で、この条件を満たしてスキルを発動させた後、5ターン耐え凌がねばならない。ドロップスキルなこともあり、見かけることはかなり少ない。
イベントにてCPUのバクラも使ってくるスキルだがその時は1ターン目からネクロフィアが墓地にあり、ライフの条件なしの対策必須の鬼畜スキルとなっていた。



「悪魔送り」
自分のモンスターが戦闘で破壊された場合に使用できる。自分のデッキからランダムで悪魔族モンスターを1枚墓地へ送る。

バクラ・ユベルの持てるスキル。悪魔族限定で墓地肥やしが出来る。
まだ蘇生カードなどの墓地利用カードは少ないが、墓地肥やし自体はやはり強力。
しかし、ランダムなので落としたくないカードが落とされる可能性もあり、若干運が絡むのが難点か。
まあ、任意選択であればぶっ壊れになる可能性もあるのだが…



「サプライズ・プレゼント」(杏子専用)
自分の魔法&罠ゾーンのセットカードを1枚を選択し、相手に送り付ける。このカードは自分しか確認できない。このスキルはデュエル中1度しか使用できない。

ありそうでなかった相手にカードを送りつけるスキル。
CPUの挙動を利用した、《スライム増殖炉》を送りつけるロックデッキが考案されていたが、今は対策されCPUはプレゼントを開けてくれなくなってしまった。



「終わらない罠地獄」(リシド専用)
自分の墓地に罠カードが3枚以上ある場合に使用できる。自分の墓地にある罠カードをランダムで1枚手札に加え、残りの罠カードを全てデッキに戻す。このスキルはデュエル中に1度しか使用できない。

再利用の難しい罠を再利用できる。
罠を豊富に積んだデッキで強いスキル。かつては空気スキルだったが優秀な罠が増えたためにロックデッキなどで見かける場合が増えてきている。



「連動トラップ」(リシド専用)
自分が罠カードを発動するたびに、相手ライフに200ポイントダメージを与える。

罠全てに《火の粉》相当のバーン効果を付与する。
微弱だがこの環境ではバーンそのものが強力なため、上述の「終わらない罠地獄」ともども優秀な罠が増えるとともに見かける機会もでてきた。
必然的に罠だらけになるバージェストマ】との相性は最高クラス。



「行けおジャマ!」(万丈目専用)
自分のライフポイントが1800減る毎に使用できる。相手フィールドに「おジャマトークン」を1体守備表示で出す。このスキルはデュエル中1度しか使用できない。

《おジャマトリオ》で出てくるおジャマトークンで場を埋める。
登場当時のこの環境にはシンクロ・リンク召喚は存在しなかったため処理が非常に面倒。
そのためロックデッキで使われデュエル遅延が増えたため回数制限が追加されてしまった。
上位種に「行けおジャマども!」がある。こちらはライフ500以下をトリガーに相手の場に可能な限りおジャマトークンを出す。



「モンスターチェンジ・進化」(モクバ専用)
1ターンに1度、自分のライフポイントが1500減る毎に使用できる。フィールドのトークン以外のモンスター1体を墓地へ送り、元々の属性・種族が同じで、レベルが1つ高い通常召喚可能なモンスター1体をデッキからランダムに選んでフィールドに出す。

モクバが得意なカプモンをイメージしたスキル。
「特殊召喚」扱いではないので特殊召喚できないモンスターでも出せるが、一方で特殊召喚した際の効果も発動しない。また当たり前だが「通常召喚」扱いでもない。
そのため、例えば《真紅眼の黒龍》などを墓地に送ると特殊召喚できない《破壊竜ガンドラ》をデッキから呼び出せる上にエンドフェイズに墓地に送られないなど、色々悪用できそうなスキルである。
派生系に「モンスターチェンジ・退化」があり、こちらはレベルの1つ低いモンスターを出す。



「5連打!!」(ヘルカイザー専用)
自分のモンスター1体が1ターン中に5回攻撃した場合、デュエルに勝利する。

遂にあの迷言が新しい勝利条件を作り出してしまった。
フィールドに出せるモンスターが3体しかないリンクスではただ連続攻撃能力持ちを場に出しただけでは条件を満たせない。
リクルーターなどで延々相手の場に新しいモンスターを出し続けるか、相手の場に戦闘破壊耐性持ちを作るかの工夫が必要。


スキルの入手法

スキルは3通りの入手法がある。


  • レベルを上げて入手

基本的に各デュエリストのレベルが4、13、20になるとスキルが手に入る。
レベルアップで強力なスキルが手に入るキャラはそれだけで評価が上がる。


  • デュエルで入手

デュエルをすると確率でスキルがドロップする。
このようにして入手できるスキルは「ドロップスキル」と呼ばれ、固有スキルの中でも強力なものはこれになることが多い。
かつてはレジェンド戦だけが対象だったため、弱い杏子がボコボコにされていた。
現在では対人戦でもドロップチャンスがあるためとにかく対人戦の回数をこなしても良い。
必然的に大量のデュエルをすることになるKCカップはそれだけスキルが手に入りやすくなる。
巷ではフリーデュエルで自殺するという方法もあるらしいがあまりお勧めはしない


  • ミッション・イベントで入手

デュエルでミッションを達成したり、イベントでポイントを集めたりすると入手できる。
そのキャラを象徴するようなスキルはこの形式のことが多い。
ミッションも基本的に原作再現である。(例:マリクを使って舞とデュエルし、ラーでトドメを刺す)



現状

この項目作成時のランク戦では

  • マリガンできる「リスタート」
  • 任意のカードをサーチ可能な「ディスティニー・ドロー」

辺りが鉄板スキル。
加えて

  • 「バランス」でキーカードを積み込むデッキ
  • ランダムだが「根性」で保険をかけて戦うデッキ
  • 「デュエルスタンバイ」で初期手札を増やすデッキ
  • 「粉砕!」で打点を上げて殴り倒すデッキ

がよく見られ、他はデッキに応じたスキルが採用されているが…ぶっちゃけ上記スキル群以外あまり見かけないような有様だったため、アップデートで軒並み下方修正されてしまった。


現在は「ディスティニー・ドロー」は相変わらずよく見られ、「リスタート」もデッキによってはまだまだ現役。他は「竜騎士へ至る道」「進化する最強ドラゴン」等の、特定のデッキに特化したスキルが採用されている。
また、墓地を活用するデッキが増えたことで「墓所封印」「現世復帰の制約」を採用するデッキが非常に増え、この2スキルも下方修正された。


対NPCのハイスコアデッキではドローセンス系スキルや、「迷宮作成」「聖なる守護」「合体魔神招来」がよく使われる。


なお、スキルゲーの現状、スキルが弱かったり扱いにくかったりするキャラは冷遇気味となっている。
もちろんカードプールの増加やスキル調整などで日の目を見る事になったキャラも少なくない。


条件にはLP減少が条件となっているものが色々あるが、コストで支払ってもOKであり任意で支払うコストをコントロールできる《スター・ブラスト》は早々にLIMIT1に叩き込まれている。
そんな中、2023年1月に奴が来てしまった。《サイコ・ブレイド》が。
このカードはLPを100単位で最大2000まで支払うことで、コスト分だけ攻撃力を上昇させる装備カード。LPを、100単位で、最大2000まで
スターブラストは低レベルモンスターには使いづらく即効性があるわけでもなかったが、こいつはそんな制限などなく攻撃力アップのおまけつき。
場にモンスターがいる必要があるが、先攻なら妨害されにくく、後攻なら相手モンスターを対象にしてもいいので利便性はスターブラスト以上といえる。装備カードなのでサーチ手段もいくつかある。
そして、実装時点では未制限*2。あとは分かるな?



スキル・Wiki篭り
追記・修正を行う。このスキルは1ターンに1度しか使えない。


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  • OCGでも特殊ルール下で使えるスキルカード欲しい -- 名無しさん (2017-09-25 18:10:57)
  • ↑一応 -- 名無しさん (2017-09-25 18:30:21)
  • ミス。一応、ある特典でスキルカードが付いてきたことがあったけど…… -- 名無しさん (2017-09-25 18:31:06)
  • 上手くまとめてあるけど、まだ改良の余地があると思う。調べればわかるとしても「フィールド魔法を発動するスキル」の似たスキルがあるやつはどういうフィールド魔法を発動できるか全部書いておくとか。あとはスキルが修正された奴は修正される前と修正後の二つ書いておくとか…ロクに編集できないのに偉そうなこと言っているのはわかっているけど、気になった -- 名無しさん (2017-09-25 22:11:05)
  • ↑4 デュエルリンクスの本の特典か何かで闇遊戯と海馬と汎用が3セットあったくらいかな、昔のキャラクターカードと同じ扱いの奴 -- 名無しさん (2017-09-26 03:37:40)
  • ランク戦では上でも挙げられている「粉砕!」「リスタート」に加えて「三星降格」「ディスティニードロー」「マインドスキャン」がいいらしい -- ララ (2017-09-26 09:55:05)
  • あと似た効果のスキル以外のスキルも載っていないよね。具体的にいうと「巨大決戦」やら「バンデット」やら「マインドスキャン」など -- 名無しさん (2017-09-26 13:30:06)
  • ライフコスト0や闇のゲームは書かないの -- 名無しさん (2017-09-26 20:06:18)
  • ここに書くほどの効果はないと思うけどGXのスキルも書いてほしい -- 名無しさん (2017-10-04 17:59:10)
  • バランスに修正が入ったことを書いてほしいなぁ…そろそろ新キャラきそうだからここも追加来るかな?あとクロノスのスキルで変わったスキルがあったはず… -- 名無しさん (2017-12-04 20:00:43)
  • 根性がここまで強くなるとは…… -- 名無しさん (2018-06-08 19:14:03)
  • 情報の更新ついでに、「ドロー操作系」「強化系」「ルール破壊系」「その他」で分けられているのを、汎用とキャラ毎の専用スキルで分けようと思っていますがどうでしょうか? -- 名無しさん (2019-06-26 02:13:09)
  • 頂きに立つもの がついに海馬専用じゃなくなってしまった…DM海馬の専用スキルほしい -- 名無しさん (2023-02-28 20:22:05)

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*1 キースをLv4まで上げるだけ
*2 実装時は制限なしが標準というわけではなく、最初から制限ありのカードもいくつかある。

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