登録日:2017/07/18 Tue 18:01:46
更新日:2024/02/08 Thu 13:43:03NEW!
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『Batman and Robin: Robin Rises』は2014年にDCコミックスから出版されたアメコミ作品。
『Batman and Robin Vol.2』#35~#40
発売 2014年10月から
脚本 ピーター・トマシ
作画 パトリック・グリーソン
『Robin Rises: Alpha』
発売 2014年12月
脚本 ピーター・トマシ
作画 アンディ・キューバート
『Batman and Robin Annual Vol.2』#3
発売 2015年4月
脚本 ピーター・トマシ
作画 ファン・ホセ・リップ
『Batman and Robin: Futures End』
発売 2014年9月
脚本 レイ・フォークス
作画 ダスティン・グウェン
『Secret Origins Vol.3』#4
発売 2014年7月
脚本 ピーター・トマシ
作画 イアン・バートラム
日本では未邦訳。
『Batman and Robin: The Hunt for Robin』の続きで『Batman and Robin Vol.2』の最終章。
『リバイアサン』との戦いで命を落とし『バットファミリー』の心に影を落としていたダミアンがついに復活を果たす。
アポコリプスの王ダークサイドとの激闘の末に復活したダミアンはスーパーパワーを身に着けるという意外な展開が描かれていく。
こうしてバットマンとロビンのダイナミック・デュオも復活かと思われたが、今度はバットマンが姿を消してしまい
ロビンの活躍は『Robin: Son of Batman』で描かれていくこととなった。
『Batman and Robin Vol.2』#35~#37、『Robin Rises: Alpha』
『Batman and Robin Vol.2』#38~#40
『Batman and Robin Annual Vol.2』#3
『Batman and Robin: Futures End』
『Secret Origins Vol.3』#4
『Batman and Robin Vol.2』#35~#37、『Robin Rises: Alpha』
【物語】
最強のスーツ『ヘルバットスーツ』を身に着けバットマンは惑星アポコリプスをダミアンを目指して突き進む。
一方バットマンの留守を任されていたレッドロビンたちもサイボーグを利用し、惑星アポコリプスに向かいバットマンの援護に向かう。
サイボーグとタイタスも交えバットマンと合流した彼らはダミアンの元までたどり着くが、その前にアポコリプスの王ダークサイドが立ちふさがる。
【登場人物】
- バットマン(ブルース・ウェイン)
ゴッサムを守る闇の騎士。奪われたダミアンを取り戻すため『ジャスティス・リーグ』が作った『ヘルバットスーツ』を身に着け惑星アポコリプスで暴れまわる。
そしてダミアンを奪った張本人ゴッドフリーに尋問しダミアンが兵器のエネルギー源になっていることを知りその場に向かう。
未知の物質に苦しみながらも援護に現れたヒーローたちと合流し兵器にたどり着き、兵器を動かすカリバックを倒すがダークサイドの攻撃を受ける。
強敵ダークサイドの攻撃に圧倒されるも、ダミアン復活のカギを握る水晶と『ヘルバットスーツ』に
ダークサイドの『オメガ・ビーム』を吸収させ反撃し勝利する。
ダミアンやヒーローたちと共に『バットケイブ』に帰還しエネルギーが暴走しつつ水晶に両親の復活の可能性を見せられながらも、
水晶と『ヘルバットスーツ』のエネルギーを使うことでダミアン復活を成し遂げ倒れてしまう。
ブルースの息子で3代目ロビン。遺体を納めた棺がアポコリプス軍に奪われその身に宿るエネルギーを兵器に転用されてしまう。
バットマンたちの活躍で『バットケイブ』にまで運ばれバットマンの手で復活を果たす。
≪バットファミリー≫
- アルフレッド・ペニーワース
ウェイン家に仕える執事。レッドロビンたちがバットマンの後を追うことを見越しサイボーグを使った作戦を用意していた。
サイボーグをおびき寄せるとバットマンが用意していた対サイボーグ用のアイテムを使って彼の動きを止める。
そして事前に用意していたロビン風のコスチュームをレッドロビンたちに渡し惑星アポコリプスへ送り出す。
バットマンにゴッサムを任されたメンバー。本心ではバットマンを追う気だったため『バットケイブ』に戻りアルフレッドに協力を求める。
自分たちの代わりをバットウーマンに任せサイボーグを罠にはめ、彼の体を利用して惑星アポコリプスへ向かうための『ブームチューブ』を開く。
ロビン風のコスチュームを身に着け惑星アポコリプスへ向かい、追ってきたサイボーグとタイタスを交えバットマンに合流し彼を援護する。
- タイタス
ウェイン家の飼い犬。サイボーグと共に惑星アポコリプスに来てしまう。敵に噛みつきダミアンを発見するなど活躍する。
≪ヒーロー≫
- サイボーグ(ビクター・ストーン)
特殊な技術で半身が機械化された青年。惑星アポコリプスへ向かう『ブームチューブ』を開く力を持つため『バットファミリー』に利用されてしまう。
罠にはまり動きを封じられ『ブームチューブ』を開かれてしまうが閉じる直前にタイタスと共に飛び込み同行することになった。
バットマンと合流しダミアンが利用されていた兵器を破壊するが、仕込まれていたウイルスで動けなくなってしまう。
バットガールの助力で何とか『ブームチューブ』を開き『バットケイブ』に帰還する。
- バットウーマン(ケイト・ケイン)
バットマンのようなコスチュームを着た女性ヴィジランテ。ブルースとは遠縁にあたるが公私ともに距離を置いている。
レッドロビンたちの訪問を受け彼らがいない間のゴッサムをバットウィングと共に任される。
≪ヴィラン≫
- ダークサイド
惑星アポコリプスの王。留守の間に暴れまわったバットマンたちを殺そうとする。
圧倒的パワーで追い詰めるがとどめに使用した『オメガ・ビーム』を利用され敗北しとり逃してしまう。
- グロリアス・ゴッドフリー
惑星アポコリプスのエージェント。バットマンに尋問されダミアンが使われている兵器について教え案内しようとするが、断られ投げ捨てられる。
- カリバック
惑星アポコリプスの王ダークサイドの息子で凶暴な戦士。父が留守の間に他の惑星を破壊しそのエネルギーを吸収する兵器を使用する。
その兵器にダミアンの遺体と水晶を使っていたためバットマンたちに狙われ襲撃を受ける。
ダークサイドが現れると情けない姿を見せるわけにはいかないとバットマンに襲いかかるが遠くにワープさせられてしまう。
- パラデーモン、ジャスティファイヤーズ
惑星アポコリプスの尖兵。突如現れたバットマンに圧倒され壊滅的ダメージを受ける。
- Dog Cavalry
惑星アポコリプスの騎馬隊。レッドロビンたちに襲い掛かるも敗北する。
- Lowlies
惑星アポコリプスの最下層民。アポコリプスの太陽『ソーラーピット』に投げ込まれるところをバットマンに救われる。
しかしレッドロビンたちを見ると彼らを食べようとする。
『Batman and Robin Vol.2』#38~#40
【物語】
復活によって水晶のエネルギーが活性化しスーパーパワーを身に着けたダミアンは、その力を使い空へ海へと飛び回る。
バットマンはその力がいつ無くなるか分からず戦闘センスも鈍ってしまうと思い、『ジャスティス・リーグ』の力を借りて一計を案じる。
【登場人物】
- バットマン(ブルース・ウェイン)
ゴッサムを守る闇の騎士。スーパーパワーで暴れまわるダミアンに原因が分かるまで活動を禁じるがアルフレッドのアドバイスで考えを改める。
ダミアンと共に釣りに出かけパワーの原因の予想を話しその後のパトロールで危険性を語るが聞き入れられなかったため、
『ジャスティス・リーグ』の任務にダミアンを参加させある計画を実行する。
- ロビン(ダミアン・ウェイン)
ブルースの息子で3代目ロビン。赤子から急成長するにあたって使われた水晶のエネルギーが復活した際に活性化しスーパーマン並みのパワーを得た。
その力を使って犯罪者を倒しアクアマンのもとに向かい自らのクローンを解放してもらい
ヴィランを地球と宇宙の境目カーマン・ラインまで連れていき脅すなどする。
しかしバットマンから能力の問題点を指摘され納得できずにいたが、『ジャスティス・リーグ』の任務に参加を許可され喜んで向かう。
≪ジャスティス・リーグ≫
バットマンも所属する世界を守るヒーローチーム。バットマンの頼みで長崎の端島(軍艦島)の任務にロビンを参加させる。
- スーパーマン(クラーク・ケント/カル=エル)
メトロポリスを守る鋼鉄の男。ロビンに話しかけるが生意気な態度をとられ父親そっくりと思う。
- ワンダーウーマン(ダイアナ)
超人的力を持つアマゾン族の王女。任務に遅れて参加する。
- アクアマン(アーサー・カリー)
海底王国アトランティスの王。ロビンのクローンを預かっていたが直談判され身柄をロビンに預ける。任務には参加しない。
- シャザム(ビリー・バットソン)
「SHAZAM」と唱えることで六柱の神々の力を持つ地上最強の人間に変身する少年。同年代のためロビンに気さくに話しかける。
ロビンが姿を変えずにスーパーパワーを発揮することをうらやましがる。
≪ヴィラン≫
- ペンギン(オズワルド・コブルポット)、キラークロック(ウェイロン・ジョーンズ)、Bat Head、Bootface、Scallop、Smush
ロビンに捕まったヴィランたち。地球と宇宙に境目カーマン・ラインまで連れていかれ脅されてしまう。
≪その他≫
- アルフレッド・ペニーワース
ウェイン家に仕える執事。バットマンとロビンの活動をサポートする。ロビンが1人で飛び出すとバットマンにしばらく独りにするようアドバイスする。
その後2人で釣りに出かけゆっくり話し合うようにともアドバイスする。
- タイタス
ウェイン家の飼い犬。ダミアンと一緒に寝ており彼の活動を見守っている。
- ラーズ・アル・グール、タリア・アル・グール、ヘレティック
命を落としたと思われているダミアンの血縁者。ダミアンの悪夢に現れ彼を不安に陥らせる。
- Sons of Batman
『バットマン:インコーポレイテッド』シリーズに登場したヘレティックと同じようにクジラの子宮から誕生したダミアンのクローン。
成功したとは言えず不完全な外見をしており知能も低い。アクアマンのもとで眠らされていたがダミアンに委ねられ生まれた無人島に放たれる。
『Batman and Robin Annual Vol.2』#3
【物語】
『ジャスティス・リーグ』の衛星基地を訪れたロビンは監視カメラに今も動くアポロ月着陸船を見つける。
不審に思ったバットマンはロビンを連れて向かうとそこには宇宙人が待っていた。
【登場人物】
- バットマン(ブルース・ウェイン)
ゴッサムを守る闇の騎士。『ジャスティス・リーグ』の衛星基地で見張りを担当しているとロビンが現れ追い返そうとするが、
ロビンが今も動くアポロ月着陸船を見つけたため一緒に行くことにする。
ロビンにアポロ計画についてレクチャーしながらたどり着くと宇宙人を発見する。逃げた宇宙人を追うと月着陸船を組み合わせた宇宙船を発見する。
彼らが地球侵略を企んでいると知り防ごうとする。
- ロビン(ダミアン・ウェイン)
ブルースの息子で3代目ロビン。スーパーマンの社交辞令を真に受け『バットケイブ』の古い転送装置を改造し衛星基地にワープする。
そこの監視カメラに今も動くアポロ月着陸船を見つけバットマンと共に向かうこととなった。
アポロ計画には詳しくないのかバットマンに質問する。
- 宇宙人
アポロ月着陸船で作業していた宇宙人。DNAをコピーし容姿を変化させる能力を持ち月着陸船に残された髪の毛などから
かつての乗組員に似た容姿になっている。月着陸船を組み合わせ巨大な宇宙船を作り地球に向かおうとする。
- アルフレッド・ペニーワース
ウェイン家に仕える執事。ロビンが衛星基地に向かうのを止めようとするが無視される。
- タイタス
ウェイン家の飼い犬。ロビンと共に衛星基地に向かう。
『Batman and Robin: Futures End』
2014年5月から1年間にわたって描かれたイベント『フューチャーズ・エンド』に関連した『フューチャーズ・エンド月間』企画の一遍。
レギュラーシリーズの5年後を舞台にしており『バットマン:ゼロイヤー』に登場したデューク・トーマスがロビンになり話題となった。
【物語】
新たにデューク・トーマスをロビンに迎えていたバットマンの前にヘレティックが現れる。
二度とロビンを失わないためにバットマンは1人でヘレティックに立ち向かう。
【登場人物】
- バットマン(ブルース・ウェイン)
ゴッサムを守る闇の騎士。長年にわたる戦いで体は傷つき薬や機械の補助なしでは戦えなくなっている。
突如現れたヘレティックに1人で立ち向かう。
- ロビン(デューク・トーマス)
『バットマン:ゼロイヤー』でバットマンの命を救った少年。2年前にロビンとなりバットマンを支えている。
二度とロビンを失いたくないバットマンの思いから別の任務を割り当てられ苛立ちを募らせる。
- ペニー1(アルフレッド・ペニーワース)
ウェイン家に仕える執事。髭が生え髪が無くなっている。バットマンが限界であることを知りながら彼の意思を尊重し、
ロビンに別の任務を与えヘレティックから遠ざける。
- ヘレティック
かつてダミアンを殺したダミアンのクローン。再びバットマンの前に現れ彼を殺そうとする。
- The Seaside Rats、Modbod
ロビンに討伐を依頼されたヴィラン。ロビン1人にやられる程度の雑魚。
『Secret Origins Vol.3』#4
ヒーローたちの誕生譚を描いた短編集で一話に付き3人ほどのヒーローが描かれた。本作にはハーレイ・クインとグリーンアローも収録された。
時系列では『プレフラッシュポイント』の『バットマン:バトル・フォー・ザ・カウル』と同時期に当たる。
【物語】
バットマンが姿を消していた頃、ダミアンは混乱に陥るゴッサムを見てたまらず飛び出してしまう。
アルフレッドはナイトウィングにダミアンのことを任せようとする。
【登場人物】
ブルースの息子。バットマン不在のために混乱に陥るゴッサムを救うためヴィラン狩りを開始する。
バットマンの教えを受けているが殺しの技が抜けきっておらず過剰に攻撃してしまう。
- アルフレッド・ペニーワース
ウェイン家に仕える執事。ダミアンを『バットケイブ』に留めようとするが聞き入れられず通信にも応じない為、ナイトウィングに後を任せる。
ナイトウィングの頼みでダミアンの過去を教える。
- ナイトウィング(ディック・グレイソン)
初代ロビンで現在は独立して活躍している。アルフレッドの頼みでダミアンの暴走を止めようとし、ダミアンの過去を教えてもらう。
- バットマン(ブルース・ウェイン)、タリア・アル・グール
ダミアンの両親。ダミアンの過去の回想に登場する。
- マンバット(カーク・ラングストローム)、ピッグ教授(ラズロ・バレンティン)、ミスター・ザーズ(ビクター・ザーズ)、キラークロック(ウェイロン・ジョーンズ)
街で暴れまわるヴィランたち。ダミアンに次々とやられていく。
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