羽咲綾乃

ページ名:羽咲綾乃

登録日:2017/5/25 (木) 0:35:00
更新日:2024/02/06 Tue 11:20:20NEW!
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はねバド! 天才 作られた天才 高校生 マザコン 魔王 主人公 大和田仁美 北小町高校 バドミントン部 羽咲綾乃 性格悪い←自覚あり





―――きっかけは、若い頃に有千夏が立てたある仮説だった


天才は……作れる

















覚えてた…お母さんが私に言ってくれたこと…



いつも私に言ってくれたよね……天才だって……ねえ…お母さん…



天才って……何……?







【概要】



羽咲綾乃とははねバド!の主人公である。


CV:大和田仁美


神奈川県北小町高校の1年生で、バドミントン部のコーチ立花健太郎が彼女を部に誘ったことでお話ははじまった。
しかし綾乃の手には確かに長年練習に打ち込んだ形跡があるものの、バドミントンは好きではないと首を振り…




実は綾乃はかつて全日本総合優勝10連覇を成し遂げた羽咲有千夏にバドミントンの英才教育を受けてきた実の娘である。
そのため相当レベルの実力をつけながら成長してきたのだが、中学時代に芹ヶ谷薫子という少女に初めての敗北を喫した後、有千夏はある思惑から娘と別れ家を出てしまう。それからの綾乃は母親との唯一の繋がりであるバドミントンに執着し、憑りつかれた様に練習に打ち込み母の旧姓である「神藤」を名乗り全日本ジュニアに出場(その過程で高校2年生だった荒垣なぎさに強いトラウマを植え付けている)。しかし準決勝前に棄権し、そのままバドミントンから足を洗ってしまった。








【プレイヤーとして】


物語開始時点でもバドミントンの腕前は相当高く、神奈川三強である荒垣・石澤・橋詰の二歩は上を行く実質県内最強プレイヤー。
特に高い選球眼と読みの鋭さが武器。決め球である左のカットスマッシュをはじめとして多彩な攻撃の手札と即応力を持つセンスの化物。得意は試合中に相手の弱点を見抜き徹底的に叩くスタイル。わかりやすく言うと跡部様。ただし生来のフィジカルには恵まれておらず、高さやパワー、スタミナは控えめ。
そのため、あくまで全国レベルの話ではあるが強打や持久戦で無理矢理押し切るような戦い方はできない。


有千夏曰く「努力の及ばない領域を仮に才能と呼ぶのなら、先天的な体の大きさや強度こそ才能と呼ぶに相応しい。対してセンスとは微細な感覚を掴む心の働き。これは育成次第で後天的に身につけることが可能な領域である。例えば2M級の恵まれた身体…これだけは授からざる者は生まれ変わりでもしない限り永遠に手に入らない」


センスに溢れる一方でフィジカルは無く、スピードと反応は目を見張るモノがあるが一方でスタミナに不安が残る。そのためフィジカルとセンス両方を併せ持つコニーこそ本物の天才であり、綾乃は作られた天才であるヴィゴから揶揄されている。







【活躍】


そんな過去もあって当初は競技に消極的だったが、母に育てられたもう一人の娘、コニー・クリステンセンとの出会いに触発され再びラケットを手に取る。新たにできた仲間と共にバドミントンにのめり込んでいくものの、綾乃の才能に注目した元プロバドミントンプレイヤー、ヴィゴ・キアケゴーと有千夏の画策により現世界ランク1位の王麗暁と対戦。その過程で燻らせていた「本当の強さ」を呼び覚ますことになる。表面的には宮永咲とかあの辺に似たイメージ。
他校、チームメイト問わず自分より弱い相手をリスペクトできずどこかで見下してしまいがちであり、ぶっちゃけ7巻のvsなぎさまで競技に対してさえ本当に意味で楽しいと思えたことはない。



誰と戦っても何も感じない。誰と戦ったのかも覚えていない


お母さんとだけ心がつながっていればそれでよかった。バドミントンは続けるだけ寂しかった…




自分の心の歪みは綾乃自身薄々自覚し度々自己嫌悪しているが、県大会を終えて薫子から「あなたは性格が悪い(意訳)」とばっさり言い切られたことで吹っ切れる。と共に…



でも同時に色々思った…今まで私は…どこか不安定な態度で周りの皆に接してきたんじゃないか…って


今まで私は…皆と同じ時間を共有しているのに、それを楽しもうっていう気持ちがまるで無かった…イラ立ちや焦りみたいな感情がいつも片隅にあった……


理由はわからない。負けず嫌いが原因かもしれないし、単に生まれ持った性質なのかもしれない…だけど本当の自分を受け入れた事で…すごく大きくて大切な気持ちに気づいた……





優しい人になりたい……





どんなに…自分が強くなっても優しさを忘れない人になりたい……それが私の考えたリスペクトを持つということ……








全国大会個人戦の準備期間には自らヴィゴに師事し、「なぎさもコニーも皆倒して、お母さんの信じた私こそが真の天才だと証明する」を目標に大会に臨む。








【余談】


初期のぽやぽやカワイイ小動物系少女は綾乃のそうなりたかった自分である。
まあ結局、そう育てられた綾乃はそう生きることしかできなかったのだが…やっぱりだいたい母親が悪いよね







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  • 「正確」じゃなくて「性格」じゃないか?修正をお願いする -- 名無しさん (2017-05-25 00:51:50)
  • 正直母親がいろんな意味でおかしいとしか思えんのだが。センスを鍛えることはできるのに、必要なフィジカルを鍛えられないのはコーチとして失格だろ。体幹やスタミナの強化とか、いくら先天的に恵まれまいと、補う方法はいくらでもあるだろうに… -- 名無しさん (2017-05-25 09:29:26)
  • ↑綾乃は全国トップクラスと比べたらフィジカルの評価が低めってだけで並以下なわけじゃないよ。パワー(筋肉量・サイズ)なんかでゴリ押しできないからスタミナの問題が更に響いてくるってだけ -- 名無しさん (2017-05-25 23:14:34)
  • この場合のフィジカルは先天的な体格とか含めての事だから。比較対象は大柄な選手や外国人選手で綾乃は小柄って話。 -- 名無しさん (2018-02-07 22:20:36)
  • 羽咲親子って、まんまYAWARAの猪熊親子だな -- 名無しさん (2018-07-11 00:47:44)
  • 漫画でようやく主人公らしくなったと思ったらまた曇ってるよこの子 -- 名無しさん (2018-07-11 02:09:35)
  • 艦これの吹雪に似てる -- 名無しさん (2018-08-29 11:03:19)
  • ↑吹雪もこの子も加賀愛に似ている -- 名無しさん (2018-08-29 22:39:59)
  • 母親の見いだせなかった「才能」が、ここに来て開花してきているの燃えるんだよな -- 名無しさん (2018-09-07 11:22:31)
  • ”自分より強い”、”ラリー勝負してくれる”、”優しい”、あんたが気になるからさ” 綾乃「唯華ママァ…」 -- 名無しさん (2018-09-10 16:28:36)
  • トラッシュトークを仕掛けるスポーツ漫画の主人公。男主人公だと割といるが女主人公は珍しい -- 名無しさん (2020-08-01 14:40:05)

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