登録日:2017/03/08 (水) 21:00:10
更新日:2024/02/06 Tue 10:32:34NEW!
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ヒューイ mgs 田中秀幸 mgspw mgsv ボートを用意しろ 転落人生 技術者 1984年 エメリッヒ博士 まともなのは僕だけか!? メタルギア・サヘラントロプス
METALGEARSOLIDシリーズに登場するキャラクター。
生年月日:1945年8月6日(日本人にとっては忌まわしい記憶となっている、広島への原爆投下と同日)
CV:田中秀幸
人物
元はNASAの宇宙工学技術者で、二足歩行兵器を開発したロボット工学の権威。生まれつきの脊髄異常によって足が不自由で、車いす生活をしている。
父親はマンハッタン計画に携わり、
「お前の父親の開発した原爆によって、戦争が終わり、アメリカの多くの若者たちが死の恐怖から救われたのだ」
といい聞かされて育ったことで、幼少時はそんな父親を誇りに思い、尊敬していた。
しかし、小学5年生の時に転校してきた日本人のクラスメイトに原爆投下直後の広島の写真集を見せられた事がトラウマとなり、父親と核兵器を憎悪するようになる。自分の足が悪い原因も「原爆の開発の過程で放射線被爆をした父の影響だ」と考えるようになった。
科学が戦争ではなく世界を良くするために使われることを夢見て、弱冠16歳にしてマサチューセッツ工科大学に入学。
卒業後はNASAに就職し、月面探査用の歩行システム開発に従事するが、1969年にアポロ11号計画で月面着陸が達成された後は、憎悪している核ミサイル研究へと回された。
だが、そこで歩行システム研究の業績によってホット・コールドマンに目をつけられ、CIAにスカウトされる。
……以上のように核兵器を嫌悪する気持ちは人一倍強く、技術者としても非常に優秀と言って差し支えない人物なのだが……。
ちなみに「ヒューイ」というのは同僚であったストレンジラブにつけられたあだ名で本名ではない。
由来は映画「サイレント・ランニング」に登場するドローンからで、彼女の後ろをついて回り、指示を待つ姿を皮肉ってつけられたもの。
ファミリーネームは判明しており、その名は「エメリッヒ」。つまりオタコンことハル・エメリッヒの実の父親である。
【MGS2】
一応の初登場作品……だが、この時にはすでに故人。オタコンの口から存在が語られる。
自分はオタコン、妻はエマの連れ子同士の再婚をするが、あろうことか妻がオタコンと禁断の関係に落ち、それを儚んだエメリッヒはエマと無理心中を図って、自宅のプールで溺れ死んだらしい。
【MGS3】
時系列上の初登場。ただし今回は写真のみ。
グラーニニ・ゴルキーにあるグラーニンの研究所にグラーニンとオタコンによく似た「アメリカの友人」のツーショット写真が飾られている。
政争に敗れ運命を悟ったグラーニンが、自身の産み出した二足歩行技術を託す人物としてこの「友人」を挙げている。
弱冠19歳にして二足歩行技術に関する論文を書いており、敵国のトップクラスの技術者に注目されるほどの才能を持ち合わせていたようだが、
アメリカ国内ではイロモノ同然だったようで、グラーニンとの接触後にシギントに無線をかけると「エマーソンだか…ハインリヒだか…よく覚えていないが」「誰もまともに取り合わなかったけどな」と(戦車に足をつけることの無意味さを散々に論われたうえ)散々な評価を聞くことができる。
【MGS:PW】
MGS2から示唆されること約10年ようやく本人が登場。この頃は四足歩行・変形機構を持つ自作の車椅子を使っていた。
ホット・コールドマンの掲げる「絶対的な核抑止による恒久的世界平和」という理念に共感し、彼の主導するピースウォーカー計画に参加。
計画の中核となっている核兵器搭載自立型歩行戦車「ピースウォーカー(バシリスコ)」、
及びその機体制御用AI「レプタイルポッド」、ピースウォーカーのプロトタイプとも言えるAI兵器「ピューパ」「クリサリス」「コクーン」を開発した。
憎んでいるはずの核兵器の研究に携わったのは
「核抑止による世界平和を達成することで、核開発によって狂わされた自分の人生が決して無駄なものではなかったことを示したかったから」とのこと。
(無線でも「自分は好む好まざるに関わらず、核という存在と向き合わなければならない。そして、その成果が間違った方向に使われようとしているのを阻止して欲しい」とスネークに語っている)
しかし、ピースウォーカーの抑止力の実証のために、コールドマンが実際に核弾頭を発射しようとしたために対立。
火口内基地にて彼と口論になり、階段から突き落とされたところをBIGBOSS・ネイキッド・スネークに救出される。
以後はCIAを離れ、スネークの指揮するMSFに移り、自身の開発したAI兵器の戦略アドバイザー、及びマザーベースの技術開発に携わることとなる。
そして、後の全てのメタルギアの祖とも言える無人二足歩行戦車「メタルギアZEKE」を開発する。
(広義の意味でのメタルギアはこれ以前にも登場しているが、本来の意味でのメタルギア=核搭載型の二足歩行戦車はZEKEが初)
MGS3に登場したグラーニンとは文通相手で、二足歩行兵器の設計思想は彼の手紙から着想を得たもの。
そのため、ピースウォーカーに関しては「基礎アイデアは東側の借り物(パクリ)」と自ら評している。
スタッフとしての能力は、研究はもちろん最高値であるS、何気に諜報もAと高水準。
実戦、医療、糧食に関しては軒並み低いが、実戦部隊に配備してもミッションに出撃は出来ないし、
彼を研究開発班に配属させないとストーリーが進まない(真のエンディングの条件であるメタルギアZEKEを開発できない)
他の部署に移動させるメリットもないため、特に影響はないだろう。
コスタリカでの事件が終息した後は、以前から想いを寄せており、同じくMSFに移ってきたストレンジラブ博士との仲も進展している様子。
……そんな平穏な日々を過ごしていた彼の人生は、この後、転落の一途を辿る事となる。
【MGSV:GZ】
カセットテープで声のみの出演。
ピースウォーカー事件後、破壊したピースウォーカーから回収した核弾頭を接収・配備したことで、MSFは世界中から無視できない脅威として注目されることとなる。
これによって、MSFはIAEAの核査察の対象となったため、ヒューイはこれを受け入れるようスネークに進言。
スネーク達は難色を示すが、ヒューイは独断によって*1この査察を承諾。マザーベースの司令室へと査察団を招き入れる。
しかし、この査察団はサイファーの実働部隊「XOF」の偽装であり、司令室を抑えられたマザーベースは機能を停止。
同時に脚部に設置されたC4が爆発。マザーベースは崩壊し、命からがら脱出したわずかなスタッフも、XOFの追撃を受けて全滅した。
ヒューイもこれ以後、消息不明となる。
……これだけを見ればヒューイも被害者だが、実際は国でもなく、IAEAに加入もしていないMSFが査察の対象になることなどない*2。
この直前にストレンジラブがマザーベースを離れている事から、ヒューイへの疑惑の影が見え始める。
【MSGV:TPP】
マザーベース崩壊後、スネークが昏睡していた9年の間、彼はサイファーの指揮官であるスカルフェイスに連れ去られ、
アフガニスタンのソ連軍基地で軟禁され、完全直立二足歩行戦車「メタルギア・サヘラントロプス」の開発を行っていた事が判明する。
この頃には自身が開発した自立歩行ユニットによって歩くことが可能となったが、その代償として外からボルトを骨に直付けする、なんともエグい状態になっている。(そのため足の骨がスポンジのようにボロボロになっており、ユニットが破壊されれば下半身が崩壊する非常に危険な状態。オセロットはそれを知って腐食性アーキアをチラつかせて、ヒューイに口を割らせている)
また、ヒューイという通称はほとんど使われず、作中では一貫してエメリッヒ(博士)と呼ばれている。
完成を待てないスカルフェイスによってサヘラントロプスを押収されそうになったため、ダイヤモンド・ドッグズへの亡命を希望。
マザーベース崩壊はエメリッヒのせいだと考えるカズヒラ・ミラーの依頼によってスネークが救出=拉致に向かった。
ミラーを始めとした旧マザーベーススタッフには、MSF壊滅の張本人であるとして並々ならぬ憎悪を向けられており、
彼らにリンチされることを懸念したスネークとミラーによって、保護の名の下に再び軟禁され、技術開発スタッフとして扱われた。
一応、開発の能力はSとこの時期に加入する人員としては優秀で、前作に引き続きしばらくは開発部門を牽引していく存在にはなる...のだが、ストーリーを進行していけば彼以上の能力を持ったスタッフを揃えていける上、エンディングの条件に関わる事も無いので、プレイヤーの心情的にも前作より存在意義は薄れていると言えよう。
ダイヤモンド・ドッグズに到着後は、数々の疑惑について、ミラーとオセロットとから執拗な尋問を受けるが、中々思う様に話さない。
オセロット曰く、自分の本心にさえ嘘を重ねているために自白剤が効かないとのこと。
基本的にはスネーク達を思っての行動の結果、それが裏目になってしまったというスタンスを取っているが、発言に矛盾が見られたり、言行が二転三転したり、言っていることが本当か嘘か判別が困難*3。
だが…
スカルフェイスとの最終決戦である「民族浄化」の最初辺りでヒューイは
「OKBゼロも、サヘラントロプスも一番詳しいのは僕だ。考えを改めたよ」
こう言っているわけだが、この「考えを改めたよ」でヒューイが故意に本当の事を話そうとしなかったことを白状しているのである。
しかしサヘラントロプスに関してだけはかなり饒舌になり、また、かなりの思い入れがあるようだ。
マザーベース崩壊に関しては
「査察はみんなのためだった。僕だって仲間のために自分の危険を顧みなかった。偽装なんて思うわけが無い」
「9年もの間、仇であるスカルフェイスに軟禁されてサヘラントロプスの開発を強要された。僕だって被害者だ」等と絶妙にピントがずれた発言*4を繰り返す。
記録テープでのミラーとオセロットの尋問においても、あくまでも自らを正当化する矛盾だらけの言動を重ねていく
その後も、スカルフェイスの計画の重点の1つであるメタリックアーキアについて知っているのに黙っていた、
スネークとミラーが苦しませて殺すために止めを刺さず放置していたスカルフェイスを勝手に殺害する、
イーライを筆頭とした少年兵らに、マザーベースに回収したサヘラントロプスを修復するアドバイスを秘密裏に教え、彼らの武装蜂起の切っ掛けとなるなど、間の悪すぎる(もしくは黒と言える)行為を重ねていった。
そして決定打となったのは、隔離施設実験棟内での声帯虫の暴走。
声帯虫の検査のためと称し導入したX線検査機からβ線が漏出。これに晒された声帯虫が突然変異を起こした結果、多数のスタッフが犠牲となった。
この機器を導入、検品したのは、他でもないエメリッヒであったのだ。
オセロットが罪状を読み上げ、ミラーがそれを追求。スタッフ達が口々に「殺せ」「殺せ」と叫ぶ中、ヒューイの命は風前の灯火と言ってもよかった。
そして裁判でスネークが下した判決は……
ボートを用意しろ
一人乗りでいい
水と食べ物を
出て行ってもらう
ボス!?俺達をこうした張本人だ!
あの時の仲間も・・・なのにこいつだけは・・・
こんな奴が俺達の、本当の敵なんだ!
そう。こいつは敵だ 仲間じゃない
だからこそ 俺達にこいつは裁けない
ただ マザーベースは降りてもらう
……PW以来の仲間と思われていたヒューイは、多くの作中の仲間や兵士達とプレイヤー、ファンの憎しみを一身に集め、処刑寸前に至った。
しかし、最終判断を委ねられたスネークにより、最終的には島流し同然にマザーベースから放逐された。
救命ボートに乗せられ、セーシェル近郊の大海原へとヒューイは降ろされていく。
僕は潔白だ!君たちこそ人殺しだ!
スネーク!悪いのは君じゃないか!
核なんて持たなければ、査察だって来なかった!
僕は命がけで君達を救おうとしただけだ!
こんな事、どうして平気なんだ!?
ま と も な の は 僕 だ け か ...... !?
この期に及んで、なおも自らを正当化する悪態をつきながらボートは着水。
重みでボートに水が入り込み、ヒューイは慌てて命よりも大事だと語っていた義足をあっさりと投げ捨て、それを苦々しげにカズとオセロットが見つめる中、大海原を漂っていった。
その後はなんとか生還し、息子とも再会して新たな人生を歩もうとしたようだが、最後は前述の通り。
この事に関してもTPPが発売されてからは「再婚した妻ともうまく行かず、その腹いせに無理心中を図ったに違いない」などの推測がされている。
スネークのこの判断は追放した後のDD内でのスタッフ同士の会話で「ヒューイは殺されて当然の男だった」「だが、スカルフェイスが死んでも次の矛先を捜しているミラー副指令のようにはなりたくない」「その点ボスは冷静だった」と評されている。
これをスタッフとスネーク視点で解説すると
「ヒューイは殺されて当然の男だった」
裁判の証拠が有効か否かに関わらず、ヒューイはDDに多くの被害を撒き散らし、さらに自己保身の正当化をしてDDの人間を批判していた。この行動により発生した被害は甚大であり、DDスタッフ達からのヘイトを稼いでしまった。
ゲーム中で聞けるスタッフの「あいつのせいで仲間が何人死んだと思ってる?」という会話からも、スタッフ達はヒューイに相当な敵意と殺意を抱いていたことが伺える。
スタッフ視点で見ても声帯虫に関しては「ヒューイが犯人」としか思えないのも拍車をかけている。
「だが、スカルフェイスが死んでも次の矛先を捜しているミラー副指令のようにはなりたくない」
ミラーは妄執の域に達している報復心をむき出しにしている。ミラーの怒りもわからないまでもないが、それでも行き過ぎていた事は明白。
スカルフェイスに引導を渡した後も、スタッフ達に仲間を疑う相互監視を推進するほどであり、身内に対してすら矛先を向けかねない状態になっていた。
スタッフもそうしたミラーの様子を見て思うところがあった模様。
「その点ボスは冷静だった」
上記の2点の要素を考慮して冷静な判断を下したボスを評価している。
ヒューイへの糾弾をエスカレートさせるミラーやDD隊員達を目の当たりにしたスネークの心中が如何なるものであったかは推測の域を出ない。
だがスネークが追放処分という判断を下した。その理由は以下の3つからきていると思われる。
1:ここで安易に処刑すれば、組織崩壊のきっかけになりかねないし、ミラーの妄執を抑える機会を失いかねない。
2:しかしこれまでの行動と証拠を考えるにおそらくヒューイは黒であり、これ以上ヒューイをここに置くことはDDにとって害にしかならない。
3:なによりここまで大事になった以上、処罰を与えずに収めることは不可能である上、隊員達の怒りも至極尤も。
その結果、ミラーの暴走を止めながらも処刑をせずにヒューイを処罰し、隊員達の矛を収めさせながらガス抜きをすることに成功した。
ミラーもヒューイの追放後、ある程度落ち着いたらしく、追放処分の判断は間違ってなかったと言っていい。
【裏切りの容疑者】
カズヒラ・ミラーとリボルバー・オセロットが検事役となった「裁判」では、以下の罪が挙げられた。
●MSF・マザーベースにIAEA核査察団の誘致を独断で決定
先述の通り。マザーベースは壊滅、スタッフの大半はXOFの手にかかって死亡、秘匿していたメタルギアZEKEも共に海中に没した。
これは、MSFを核武装したスネークへの不信感を強めたエメリッヒが、サイファーへ寝返るために自身の身柄を確保することを条件に、襲撃を手引きした疑いをかけられている。
直前にストレンジラブがマザーベースを離脱していることも、それを裏付ける証拠として挙げられている。
PW時点でヒューイは核武装に「賛成」していたが、現在の尋問では核武装に「反対」だったと言い張っている。
●サヘラントロプス、ウォーカーギア開発等のスカルフェイスへの技術供与
9年間に渡ってスカルフェイスに軟禁されたと語るヒューイではあるが、
彼はその間にピースウォーカー以上の成果物である、完全な直立二足歩行兵器・メタルギア・サヘラントロプスを開発していた(未完成だが)。
サヘラントロプスにペイントされている髑髏のエンブレムは、パンゲア大陸をモチーフとしたMSFの印であり、自身が裏切り者ではない証拠だとエメリッヒは語る。
だが、当然ながら髑髏はスカルフェイスのシンボルでもある。
本当にスネークたちを仲間だと思っているのであれば、いずれ対峙するであろうスネークがサヘラントロプスを攻撃・破壊しやすいようにする事も出来るはずが、逆に進んで弱点を消すようにしている。
とはいえこれに関してはスカルフェイスの監視の目もあるため、そんなことしようものなら、殺される可能性もあったため、逆らえなかったとも見れるが。
ちなみに彼の息子は誰に頼まれてもいないのに、進んで兵器に弱点を作るようになった。
●息子をサヘラントロプスに乗せる
最終的に出来上がったサヘラントロプスのコクピットは極端に狭くなり、子供しか乗れないほどに縮小してしまった。
あろうことかエメリッヒは、当時4歳だったハルを乗せて駆動実験を行おうとしたのである。勿論、児童虐待に相当する。
エメリッヒ自身は、オセロットの尋問に対して「息子の顔も見たことが無い」と語った舌の根の乾かぬうちに「ハルが勝手に乗りたがったんだ」と証言した。*5
●ストレンジラブ殺害
ハルの母親であるストレンジラブは、エメリッヒのこの所業を知って止めようとした。
怒ったエメリッヒは彼女をレプタイルポッドに閉じ込め、衰弱死ないし窒息死させた。
ポッド内でのストレンジラブの独白は録音されており、「裁判」では回収されたAIポッドが証人として用意された。
エメリッヒの証言は「スカルフェイスに殺された」と語ったかと思えば「勝手にポッドに篭って自殺した」など、内容が不自然かつ二転三転している。
そもそもストレンジラブは、他ならぬスカルフェイスの要求でサヘラントロプスのAI開発を行っていたのであり、彼にストレンジラブを殺害するメリットは全くない。
それでなお「誰でも人殺しが出来ると思うな。アンタ達とは違う」とオセロットに食って掛かるのだから失笑物である。
しかも本人はその後にスカルフェイスに勝手にトドメを指している。自分も人殺しができることを証明してしまった。
●イーライら少年兵達の武装蜂起の幇助
彼らがサヘラントロプスを修復出来るようにした結果、イーライがこれを強奪。
同時に、子供達に寄生していた「英語株」の声帯虫がマザーベース外に放たれる事となった。
「まさか直せると思うわけが無い」「修理できたとしても、子供があれを操縦するなんて出来るわけが無い」とはエメリッヒの弁*6。
また、自分の成果であるサヘラントロプスに子供達を介入させることに一種の故意があったと判断せざるを得ないのもより疑わしさが増す。
●検査機からの放射線漏洩による声帯虫の暴走
劇中でエメリッヒが有罪と断じられる直接的原因となった事件。
放射線被爆した声帯虫が突然変異を引き起こし、爆発的に増殖したことでDDの多数のスタッフが死亡。
声帯虫は声帯から剥離する事が出来ず、隔離施設に入所していた感染者は検査機によって定期的に虫の状態を計測していた。
この検査にはX線を使用した機器が用いられていたが、この機器には何故かβ線源も取り付けられていた。
β線は遺伝子への影響がX線以上に強い上、そもそも検査には必要ないものだが、これが後付された事、その遮蔽が不充分だったために漏出を引き起こした事が発覚。
そしてこの機器を導入、検品したのは、他でもないエメリッヒであった。
マザーベースの通信記録から、エメリッヒは裏でサイファー*7と繋がっており、変異させた声帯虫と引き換えに自身の身柄を確保する取引をしていたことが明らかになる。
検査機の導入はその下ごしらえであった。
この事件に関しては下記の理由により、消去法でヒューイ以外に犯人がいない(=ヒューイが犯人じゃないとおかしい)事も大きい。
少なくとも人為的に起きた事件であることは確定しており、舞台もDDの隔離施設であるため、DD外の第三者の介入は基本的に不可能であり、作中の現場でもその痕跡はない。
すでに人的被害を被っているためミラーとオセロットはもちろんの事、DD隊員達も声帯虫には最大限の警戒と細心の注意を行っていたはずである。
もしヒューイが無実で他の人物が犯人だとすればミラーとオセロットの二人くらいだが、その場合の主な動機がヒューイを陥れ、最終的に追放か殺すという事になる。
しかしそうなるとその目的だけで「スタッフを犠牲にし、さらにはDDの壊滅と全世界に及ぶバイオハザードを招き、世界を敵に回しかねない行為」をしたことになる。
ヒューイは暴力に極めて弱い上に亡命後時点から信用がなかったため、単に追い出したり殺すだけなら、適当な理由をこじつけての追放や事故に見せかけた暗殺などの方が手っ取り早くて簡単な上に、死んだ所でDDの隊員に気にされることはない。
むしろこの方法はスネークのような「人望もネームバリューも極めて大きい人物」にこそやるべきであって、真逆のヒューイ相手にここまでリスキーな方法をとる必要はないし、とるべきではない。
加えてこの二人にも犯行ができない事情があり、オセロットは最も守るべき本物のビッグ・ボスが声帯虫に感染するという最悪の可能性まで考えられる。そしてオセロットはヒューイの事を「くだらない男」と評しているのだ。ビッグ・ボス第一かつ、合理的な判断ができる彼がくだらない男を排除するためだけにビッグ・ボスに危害が加わる可能性がある事を画策するわけがなく、仮にミラー単独で犯行に及ぼうとしたとしても力ずくでも止めるのが容易に想像できる。
ミラーは単純に副指令という立場のせいで嫌でも目立って介入の痕跡が残ってしまう。加えてオセロットが上記の理由で賛同してくれるわけがなく、さらにゼロ少佐さえ認める秘密を隠し通す、人を欺くスペシャリストであるため、単独でやったとしてもオセロット相手に騙し通せるとは思えない。それに冷戦状態とはいえ、オセロットとは共存、一時的な協力関係であるため、この犯行は協力・共存関係を破ることを意味し、いかにオセロットでもミラーを粛正するのが目に見えている*8。ミラーは義肢と盲目であるため、粛清の先に待っているのは死のみであり、いかにヒューイへの私怨が強くても、それがわからないミラーではないはずである。
この事から、この件でヒューイが無実だとするなら、サイファーとの接触自体が二人のでっち上げである事を大前提に上記の強すぎる要素を覆す必要がある*9。
そして二人の犯行だったとしても「くだらない男であるヒューイ相手にここまでする必要性」を提示しなければいけなくなる。
●これら全てを自らの都合の悪い真実として自分の頭の中で隠匿し、都合のいい嘘で塗り固めている
嘘に嘘を重ねた結果、もはやエメリッヒ自身にも何が真実で何が嘘かさえ分からなくなっている。
解離性同一性障害を発症している疑いもあり、自白剤も意味を成さず、オセロットでさえ尋問中にあきれ果てている。
【ヒューイの罪状に関する不自然な点・違和感について】
これまでのヒューイの言動や行動により、多くのプレイヤーは作中のDD隊員のように彼に対する怒りを募らせた事だろう。
彼が限りなく疑わしい行動を取っていたこと、彼の行動によって惨事が引き起こされたことは紛れもない事実であり、その点において彼は誹りを免れることはできない。
しかし、劇中の描写には一部不自然な点が見られるのもまた事実である*10。
●ヒューイの有罪を確定させる証拠がほとんど存在しない
ここまでに挙げられた「罪状」は作中のムービー等で一切描写される事はなく、大半はミラーやオセロットの口からカセットテープ等で言及されるだけの状況証拠に過ぎない。
核査察は確かにヒューイの独断ではあったものの、最終的にスネークらMSFの首脳陣も承認していたし、スカルフェイスへの技術供与も先述した通り、反抗すればスカルフェイスに殺される可能性もあったため従わざるを得なかった。
少年兵の蜂起についても同様で、サヘラントロプスに対する執着心は否定できないが、大人の軍人とも渡り合うイーライが相手ではヒューイに成す術は無いし、彼らに協力するメリットも無い。
声帯虫の突然変異による暴走に関しては、彼はコードトーカーほど寄生虫に精通していたわけでもなく、また仮に彼が声帯虫の暴走を意図的に目論んでいたとしても、放射線による突然変異の方向性を彼が決定づけることはまず不可能。下手を打てば自分が感染する恐れもある。いくらサイファーへの手土産にするとしても、そこまでのリスクを犯すほどのメリットがヒューイにあったのだろうか?これまでの証言の支離滅裂ぶりを見るに「そんな事にまで頭が回らず後先を考えてなかった」と言ってしまえばそれまでではあるが...
また、疑いの目を向けて監視している状況下で、そもそも検査機の導入をヒューイに一任したのも「DDの一員とは認めない」というスタンスを取っていた平素からのミラーの態度を考えれば首を傾げざるを得ないし、黙認していたとしたらこの2人の監督責任とも取れる*11。
●状況があまりにもヒューイに不利すぎる
ミラーは「ヒューイがクロである」という結論ありき*12で、オセロットは大量の自白剤を使用するなど、もはや拷問と言っても差し支えないほどの苛烈な尋問を行っている。
自分の行動が遠因となってマザーベースが崩壊した負い目もある上、こんな状況に追い詰められれば、拷問に対する訓練など積んでいない一介の科学者であるヒューイが果たしてまともな精神状態を保っていられただろうか?
自白剤が意味を成さない事をオセロットに揶揄されているが、本当に真実しか話していないために意味を成していない可能性もある。
息子のハルを実験台にした事やストレンジラブ殺害については言動に不自然な点が多く、限りなくクロと言ってよいだろう。事実であるならば立派な児童虐待、殺人罪が成立し、法的に裁かれるべきである。
だが、言ってしまえばこれについてはストレンジラブが所属していたかつてのMSFならばまだしも、現在のDDの事情には関わらない家族間の問題であり、彼らに糾弾する権利はない。
にも関わらずあげつらうのは単に陪審員たるDD隊員の心象を悪くするだけに他ならない。
また、AIポッドに残っていたとしてミラーが隊員達に開示した音声記録はストレンジラブがヒューイの名を交えて「開けろ!」と叫ぶ部分、そしてその後の独白部分のみであり、ヒューイの音声が直接的に入っていたわけではない。もし残っていたとすれば決定的な証拠になるはずなのだが、ミラーは「全部ポッドのお前自身が喋ってくれた」と発言しながらも、何故か肝心のヒューイの音声は裁判の場で提示しないなど、不自然に描写がぼかされている。
私刑は許さないとして「裁判」という体裁を取っているものの、本来いるべきヒューイの「弁護人」は存在しない完全な孤立無援。
これでは、まさしくヒューイを寄ってたかってなぶり殺しにする「私刑」である。
●『1984年』との関連要素
本作には、全体主義国家によって分割統治された近未来世界を描くジョージ・オーウェル作のディストピア小説『1984年』へのオマージュ要素が各所に意図的に散りばめられている(本作の舞台も1984年である)*13。
要約すると「特定の人物に無実の罪を着せ、その人物を公開処刑することによって組織の団結や相互監視を強め、権力を絶対のものとする」という内容であり、同小説のクライマックスにおいて主人公は全体主義国家「オセアニア」の愛情省101号室において苛烈な尋問と洗脳を受け、信念を徹底的に打ち砕かれる。劇中でヒューイがオセロットに尋問を受けるのも「101号室」であり、本作のヒューイを取り巻く状況と非常に似通っているのである。
このことから、ヒューイは同小説と同様に組織の団結や体制を強化するためのスケープゴートにされた事実を暗に示しているのではないか?という考察も存在する。
【参考:ヒューイとスカルフェイス】
「私は闇の住人。だが貴様のような腐った男と一緒にされたくはない。裏切り者め」
「いずれ仲間たちから罰を受けるがいい」
いずれも、『TPP』におけるヒューイに対するスカルフェイスの発言である。
「裏切り者」の発言には主語がないためスカルフェイス側とスネーク側のどちらを指しているのか定かではないが、
この台詞からスカルフェイスは少なくとも「ヒューイはスネーク側に裁かれるだけの何かをした」のは知っていることになる*14。
また、スカルフェイスからしてもヒューイは救いようのない男だったようで、心の底から軽蔑している事が読み取れる。
そしてこのやり取りはスネークの侵入に気付いていない状況下での出来事のため、情報攪乱目的で発言したとは考えられない。
ヒューイも反論をしていなかったことから、何かしら身に覚えがあったものと解釈できる。
あくまでスカルフェイスの視点からの台詞ではあるが、ヒューイの人間性を示唆している発言であり、この時点で彼が「裏切りかそれに近い行為」をしていた可能性は高い。
【ヒューイ自身の態度について】
そもそも、劇中で確認できる彼自身の態度には見過ごせない問題が非常に多い。
- 自身の行為が大惨事に繋がったことについて、仮にそのつもりがなかったとしても、反省している様子や謝罪の弁は一度も見られないこと。
- どんなに自身の行為を糾弾されても一貫して責任転嫁や言い訳に終始していること。
- サヘラントロプスやメタリックアーキア、そして声帯虫の情報を当初スネーク達に意図的に隠しており、その結果相当量の人的被害や犠牲が発生したこと。
- やむを得ず仲間を始末する決断をしたスネークに対し、自身の行為を棚に上げ、かつ背景事情も一切考慮せず一方的に非難の言葉を投げかけていること。
- 瀕死状態にしたうえでもがき苦しみながら死ぬべきとしたスネーク達の意向に反し、何の伺いも立てずに勝手にスカルフェイスにトドメを刺したこと。
スカルフェイス側の評価も相まって、劇中無実を主張し続けている割にはあまりにも疑いを持たれるような態度を取り過ぎている印象があるのは否めず、ヒューイ擁護・無実派のユーザーからもマザーベースから追放するという判断自体は正しい選択であったとする意見は多い。
【3年10ヶ月越しの真実?】
この有罪、無実どちらとも取れるヒューイの一連の騒動についてはファンの間でも様々な論争を呼んだ。
しかし、2019年7月24日頃からMGSVのゲーム内では明らかになっていないシナリオの設定についての話題がtwitterで見られるようになった。
それはゲーム内からでたシナリオ台本で、台本の内容は、ヒューイがクロである事を示唆する内容であった。
かなり膨大なテキスト量ではあるが、あくまでもtwitter上で非公式に開示された物であり、またその内容が製品版のゲーム内容に正しく反映されているという保証もないため、その真偽については不透明。
本当にヒューイが己の保身のためだけに、家族やかつての仲間さえ手にかけた狂人だったのか?
それとも彼の最後の叫びの通り、まともなのはヒューイだけで、カズやオセロット、スネーク、はたまたDDという組織そのものが狂っていたのか?
もしくは両方狂っていたのか・・・?
TPPが一応の完結を迎えた今、真相はもはや闇の中である。
ただ、ヒューイの最終的な総評は、追放した後のDD内でのスタッフ同士の会話が全てだとも言えるだろう。
余談
エメリッヒの「まともなのは僕だけか!?」という自分を棚上げにした発言はMGSファンの間で何かとネタに使われる。
適当に何かを茶化す時に「僕だけが本当のことを知っているんだ」という体で書き込み、それに対して誰かが「ボートを用意しろ」と返すのがお約束。
ちなみにリリース当初は追放後も未練がましくいつの間にか研究開発班に戻ってきているというバグがあった。
バグに気付いたプレイヤーはまた何かやらかすのでは…と戦々恐々だったが、そのあとは特にイベントもなく居座るだけ。
ただし、この頃にはS+以上のスタッフも揃えやすくなっているので、彼の存在はスタッフ人数を圧迫するだけの邪魔な存在でしかなくなっている。
現在はクワイエット関連のバグとともに修正されており、ちゃんと追放されているので安心してほしい。
エメリッヒは尋問途中、オセロットに眼鏡を壊されるが、その後に新調した眼鏡のデザインは、小島秀雄監督が愛用している物とそっくり。
汚れ役のキャラクターにしては、小島監督じきじきのプレゼントを贈られるという破格の対応である。
『MGSV』開発中、コジマプロダクションとコナミ本社側では(恐らくは予算配分や開発期間の問題で)相当なイザコザが起こっていたらしい。
小島監督は最終的に権限を剥奪され、コナミ退社を余儀なくされたが、もしかすると『MGSV』の開発スタッフたちはその無念をエメリッヒという形で表現したのではないか……という考察もある。
「スネーク! 元はといえば君が悪いんだ! 項目を追記修正しなければ、全消しだって起きなかった!」
「僕は自分の危険を顧みずに申請をしたのに、こんな事、どうして平気なんだ!? まともなのは僕だけか!?」
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- グレーだけど、丁度良いスケープゴートなんで全ての責任を押し付けられた男。一々喋るごとにヘイトを稼ぐあの話術さえなければ追い出される事も無かったんでないの -- 名無しさん (2017-03-08 21:28:12)
- 怨みはそこまで湧かなかったな、ただただ憐れだった。最期も自殺した要因がなんというかアレだし...まぁ今までの業が返ってきたと言われりゃそれまでだが -- 名無しさん (2017-03-08 21:40:39)
- この記事ではあくまでPWからMGS5までの記述だけだね。MGS2で語られた晩年は書かない方針かな? -- 名無しさん (2017-03-08 21:53:11)
- ↑MGS2当時の時点じゃヒューイの設定なんてなかっただろうし、あてはめたら後付けであの場にいたのがヒューイって事になるってだけだからね。エマと一緒に溺れた理由とかは憶測にしかならないし、書くにしても軽く触れる程度に留めるくらいでいいんじゃないかな。 -- 名無しさん (2017-03-08 22:11:42)
- 「1984年」との関連もあるんだよね。101号室とか。 -- 名無しさん (2017-03-08 22:22:45)
- PWでの描写を見る限り、今でも信じれらないものがあるな・・・ -- 名無しさん (2017-03-08 22:49:36)
- 結局ヒューイの調査には一切関わらせてもらえなかったのが未だに引っかかってる。疑惑も証拠も全部ミラーとオセロットが持ってきたものばかりだったのも -- 名無しさん (2017-03-09 01:58:39)
- MGSVってコジプロとKONMAI周辺の関係の暗喩に見えるけど、こいつはどのポジションだったんだろうな -- 名無しさん (2017-03-09 03:24:11)
- pw じは最後があれとか悲しいだったけどTPP ごはあんな終わりか残当になった -- 名無しさん (2017-03-09 07:30:07)
- PWでの彼を知ってる分色々きつかったわ・・・ -- 名無しさん (2017-03-09 10:28:22)
- ↑3 どちらにも当てはまる気がする。コナミから追い出された監督ともヘイト全てを押し付けられたコナミとも。 -- 名無しさん (2017-03-09 13:01:02)
- 実際のところゲーム内だけでヒューイがシロかクロか判断するのは不可能ではないかと思う。事の発端は彼が(どういう腹積もりなのかに関わらず)核査察を受け入れてしまった事だしたとえシロだったとしてもあのラストになる事は不自然ではないかと。後ヒューイへの感情を揺さぶるようなシーンが多いのが引っかかる(エグい拷問とか白々しい裏切ってないアピールとか) -- 名無しさん (2017-03-09 13:14:26)
- 実際、ヒューイの尋問の所とか客観的に見ると結構えげつないからな。やってるのは尋問という名の拷問、担当してるのが拷問が趣味の奴に頭ごなしに犯人だと決めてる奴だし。挙句に裁判じゃ殺気立った連中連れ込んで流れで私刑にしてやろうっていう風にしか見えんかったし。そもそも核査察の原因になった核はミラーが独断で引き上げてた様な… -- 名無しさん (2017-03-09 13:49:11)
- 勝手に蛇にされた衛生兵、自分を洗脳した拷問好き、一貫性のない参謀、狂人にならざるを得なかった博士。いやほんとエグいなVは -- 名無しさん (2017-03-09 16:13:52)
- つまり、ヒューイからヘイトスキル(望んでない上に自動発動)を取ったのがオタコンか -- 名無しさん (2017-03-09 16:15:50)
- まぁ流石にサヘラントロプスを直せたとしても操縦できるわけがないとは思うよな。サイコマンティスは想定外だったろうし -- 名無しさん (2017-03-09 16:28:02)
- ↑自分でも言ってたしな、直立じゃ動かないはずだって -- 名無しさん (2017-03-10 01:16:52)
- なんにせよ、この話はコンマイのコジプロがなくなった時点であやふやにならざるをえないのだ -- 名無しさん (2017-03-10 01:35:35)
- GZのカセットテープでスカルフェイスが「世間知らずの科学者」と揶揄しているので核査察の時点ではシロ。TPP初登場時でもスカルフェイスに蛇蝎の如く嫌われているので恐らくシロ。だけどPWの時点で情緒不安定な面や長いものに巻かれようとする傾向が見られたので、これがサイファーの軟禁で悪化し、DDの拷問で完全に破綻したのでは。作中の保身的な言動に一貫性がなく、どちらかというと衝動的な印象があるし -- 名無しさん (2017-03-10 18:57:12)
- いつか小島監督本人にエメリッヒの真相を聞いてみたいもんだな -- 名無しさん (2017-03-11 23:30:10)
- 自分自身とも向き合えなくなるほどに狂ってしまった父親を見続けたからこそ、オタコン(ハル)は己の罪と終生向き合い、二度と繰り返してはならないと覚悟する、誠実な人柄になれたと考えれば少しは報われるのだろうか、、、。(実際にオタコンはMGS1にて親からもらった自分の名前、「ハル」を嫌っていた。そう考えると1の時点でここまでの伏線はあるにはあったと思える) -- 名無しさん (2017-03-26 16:14:00)
- ただまあ、オタコンがヒューイにやらかした義母からの誘惑からの寝取りや、セキュリティハックして中身盗み見も結構大概なんだよなあw -- 名無しさん (2017-03-28 12:36:58)
- ヴェノムじゃなくてネイキッドが居てくれれば少しは擁護してもらえそうな気はするんだよな -- 名無しさん (2017-04-02 00:28:12)
- 個人的には眼鏡変えるまでは黒に近い灰色、変えてからは白ってイメージだな。そもそも罪状がエメリッヒ個人じゃなくて周囲のミスをおっ被されたようなものが多いし…(リキッドの一件や漏れ出したβ波とか -- 名無しさん (2017-04-13 18:47:22)
- 小説でも何でもいいから、いつかは真相を明かしてほしい -- 名無しさん (2017-05-24 01:51:12)
- 真相はともかく、再会したときに謝罪無し、okb0を隠してた、スカルフェイスを殺害したり、勝手な事ばっかりしてるから、島流しされても文句言えないよ。コイツの場合。 -- 名無しさん (2017-06-17 15:07:54)
- エマを道ずれにしようとしたのが、その他の疑惑にも信憑性をもたせちゃう。 -- 名無しさん (2017-10-21 08:43:00)
- 嫌われるとよくないゴシップが容易く受け入れられてしまう。ヒューイとコナミがどんどんダブって見える。メガネの件はDDの備蓄メガネがあれ一種類しかないってことじゃない。 -- 名無しさん (2017-10-21 10:01:39)
- 個人的にはストレンジラブおよびハルの扱いについての供述が二転三転した時点で見限ったな。疑惑の総合商社であるこいつをDDに置いてある程度動ける自由さを与えたのも問題だけど。 -- 名無しさん (2017-11-22 11:30:31)
- mgs1の新しい方の小説版だとオタコンが幼少期(mgs5)の事をうろ覚えだけど思い出す描写があって、父親に狭くて暗い機械のような場所に入るように言われたって記述があるから「あいつが乗りたがったんだ」は怪しい。まぁ見てくれで本当に乗りたがって実際入る時になって恐怖心を感じた可能性も否定できないけど。ストレンジラブの音声はオタコンの幸せを祈ってるけど最初のヒューイ出せの部分だけカズ達が偽装した可能性も否めない。というかママルポッドにストレンジラブの自由に弄れる音声データがデフォルトで入ってるのに誰も触れないのは不自然だと思った -- 名無しさん (2018-01-07 18:58:59)
- 俺はスカルフェイスを打ち殺したのが口封じの為にしか見えなかったから普通に裏切り者だと感じた -- 名無しさん (2018-01-18 13:31:17)
- 一番怪しいのはストレンジラブで、核査察に関しては『愛国者達』に近づいて利用したいストレンジラブに利用されただけだと思う。本人の言うとおりヒューイ自身もあの一件でジークを初めとした色々なものを失ってるし。 -- 名無しさん (2018-01-18 14:03:11)
- サンタの話をしたボスの事を笑った(「君でも冗談~」って言ってたので、ギャップに笑っただけかもしれんが)事もあるのはかなりの罪だと思うのだが、あの頃にはもう関係ない事だもんな -- 名無しさん (2018-02-21 08:57:20)
- 予算と開発期間どうこう書いてるけど、あれKONAMIの社内改変で他のゲーム開発者の大半が切られてまだ、開発途中だったコジプロが最後に切られただけで予算どうこう関係ないやろ -- 名無しさん (2018-08-09 11:45:01)
- 荒らしの書き込みを削除 -- 名無しさん (2018-12-09 17:09:38)
- 警告無視のコメントを削除しました -- 名無しさん (2018-12-12 07:14:55)
- 他の罪状並べずともOKB0のこと拷問されるまで秘匿してた時点でDDどころか世界に対する背信行為で真っ黒やん。自分の作品可愛さに世界を売ろうとした鬼やぞこいつ -- 名無しさん (2018-12-21 19:27:58)
- やっぱ本物のBIGBOSSと繋がってた説が一番纏まってる気がする。 -- 名無しさん (2019-01-12 11:59:56)
- ↑ヒューイは状況的には間違いなくクロ。ただクロなのをいいことにカズヒラ達に更なる黒塗りをされた、ってのが一番真実に近いのかも知れないと勝手に思ってる -- 名無しさん (2019-01-18 23:07:15)
- ヒューイに対しては怒りというより、むしろPWから見たら別人格ってくらい変わってて呆気にとられたって感想しかない こういう経緯でMGS1辺りから示唆されてた性格になっちゃいました、みたいなバックストーリーもないから、"よく分からない"って感じ。 -- 名無しさん (2019-04-10 23:42:32)
- プレイヤー間で推理ゲームさせるために真相はボカすっていうのは一要素としてアリだとは思うが、この場合それをやるには内容が重大すぎたと思う。欲を言えば正面から真相解明に挑みたかった -- 名無しさん (2019-07-11 03:04:44)
- ↑それは根本的に見当外れ。ヒューイに関する一連の騒動は推理ゲームさせるのが目的じゃない -- 名無しさん (2019-11-11 13:23:29)
- シナリオ台本がゲーム内から出てきて徹頭徹尾有罪が確定したな 正直証拠がなくても言動に保身丸出しで擁護できなかったが -- 名無しさん (2020-02-18 09:53:54)
- DDに拉致してから、ある程度の開発に携わせて自由にさせてる時点でおかしいわな。真っ黒なら、カズが撲殺寸前まで至って、オセロットがなんとか静止してから、拷問して処分するはず。核査察については、カズも実態を知らないで、パスがマザーベースの情報をゼロに渡したのを、スカルフェイスが独断で利用して襲撃した。その際に、スカルフェイスがヒューイは弱みにつけこめば良い成果を生み出す存在と拉致。ストレンジラブがOKB0にいるのも謎なんだよな。ストレンジラブがマザーベースからいなくなったのも、ハル妊娠のためなら時期と理由にぴったりだし。MSF解体後に、スカルフェイスに親子共々拉致するだけの価値はあるけどさ。 -- 名無しさん (2020-09-16 17:04:45)
- プレイ中は殺意しか湧かなかった。でも今になって考察を読み直してみると -- 名無しさん (2020-09-16 20:37:58)
- ほぼ黒の怪しい嫌疑を元にして拷問好き二人に色々おっかぶせられた疑惑もあるけど、ほぼ黒確の部分だけでも殺意抱かれても仕方ないぐらいの所業では…? -- 名無しさん (2021-03-11 22:42:13)
- 結局証拠諸々は演出上そう見せてただけで疑惑は1から20まで真っ黒が確定したのはむしろ笑えた -- 名無しさん (2021-06-01 19:32:59)
- スマブラSPで息子と嫁はスピリットあったのにこいつだけガン無視なのは笑った -- 名無しさん (2021-06-09 06:27:47)
- 色んな所で見掛ける彼とその周囲の疑惑達は、小島監督が我々に残した幻肢痛なのでは、と勝手に思ってる -- 名無しさん (2021-08-02 00:21:28)
- 嘘吐き続けると人間こうなるのかなーという見本に見える。つい先日仲間内で自演だのなんだのの嘘吐き行為が露顕したんだが、その嘘つき女の言動がまんまヒューイでくっそ笑ったわ。 -- 名無しさん (2022-02-04 14:41:34)
- 時系列的にヘイトキャラに仕立て上げないと過去作で矛盾するからその辺は事情というやつだ。 -- 名無しさん (2022-03-13 14:06:24)
- ストレンジラブについて言及がないのが個人的に気になる。ヒューイが狂った原因は彼女の行動も多少関わってそう。 -- 名無しさん (2022-05-22 01:51:09)
- 台本あるから黒って言うけどその台本の中実具体的に見れるばしょある?その台本が初期構想なのか最終的なものなのかってのも含めて知りたい -- 名無しさん (2022-12-02 09:36:23)
- 結局心中強要させるからいい -- 名無しさん (2023-01-23 20:50:14)
- 久々にテープ聴き直してたが小島監督の無念説は流石にないと思った。 -- 名無しさん (2023-01-26 16:53:39)
- せめてこの人の口から「勝手な事をしてマザーベースを崩壊させてすまなかった」って一言があれば多少は心証も違ったろうになぁ… どうしてこうなったんだろう -- 名無しさん (2023-06-20 12:44:07)
- 流出と言われている台本が本物かどうかもはっきりしていないのに、「完全黒が確定」「決着がついた」とか断定されているのはおかしいんじゃないか?自白剤を用いても明確な自白が引き出せていない事やオーウェルの「1984年」のオマージュが多数なことも踏まえても、無実説を完全に否定することはできないと思う。 -- 名無しさん (2023-07-03 01:59:03)
- 今となっては真相なんて分からないけど、一つ言えるのはこいつの独断のせいでマザーベースは崩壊したと言うのは紛れもない事実ということ。それがヒューイなりの善意だったのか、何かしらの謀略があったのかも不明だけどそこだけは覆しようがないからな -- 名無しさん (2023-07-29 22:53:58)
- ↑↑ヒューイが無実である可能性に言及することも書いてたのにいつの間にかその部分がごっそり無くなってたんだよね。ログが残ってないので、台本云々の部分は残しつつその辺また追記します。 -- 名無しさん (2023-07-30 22:25:48)
- ↑ヒューイの無実はもう完全に無理だよ。台本抜きにしても容疑の被害の起点のほとんどがヒューイだし、なにより結果も悲惨。加えて尋問で情報隠していたこともあるし無理無理。マザーベース視察の件は白かもしれないってだけで、他は結果含めて黒と断言してもいいし、されても文句言えない -- 名無しさん (2023-08-24 03:49:05)
- 良かれと思って独断で決めた核査察で全てが壊れてしまったせいで壊れてしまった説は自分の中では割とあり得る気がするだからって許されるわけがないんだけどさ -- 名無しさん (2023-09-29 18:42:15)
- Vのこいつはああ言えばこう言うってのを地で行くムーブばっかりで聞いてるこっちが疲れる内容ばっかりだったな… PWの時は大分まともだっただけに残念でならないわ -- 名無しさん (2023-11-10 13:08:13)
- エマのオカンとはどういう経緯で知り合ったのか気になる -- 名無しさん (2023-11-10 13:41:32)
- ハルに対して愛情注がなくなったのは、やっぱハルを通してストレンジラブのことが頭を過るからだろうか? エマの一件はホントヒューイらしい当てつけだったな コイツならこうする -- 名無しさん (2023-11-10 13:43:11)
- ↑×5 それは君の感想だし、「今我々が見えている情報からはそう判断できる材料しかない」ってだけの話だろ。流出台本の真偽も定かになっていないし、現段階ですべてにおいて「100%完全にクロ」と断定する描写や証拠は存在していないのも事実。結論ありきで語るのはやめてもらおう。 -- 名無しさん (2023-11-20 13:39:21)
- それブーメラン・・・てのは今更だから、そこまで白を主張するなら「作中で見当たるヒューイの白い部分」を提示してくれない?白の主張って全て作中の提示に関する疑念点じゃん。白の部分を提示できなくて「台本もソースにならない」みたいなこと言われてもなあ・・・少なくともヒューイは台本抜きに考えても「疑いと黒い部分が深まる部分があっても、疑いが薄まったり白い部分が1つも見当たらない」状態だから提示も無しに白と言われても説得力が全くないというのもある。それに黒というのは結果も考慮して「黒にしか見えない、白と主張するのは無理だろ」という主張だし、精神状態はどうあれ隠し事をした・DAAPAと接触、取引している時点で黒でしょ。おっと、DARPAとの接触・取引自体がでっち上げという主張は証拠なしには受け付けないよ。 -- 名無しさん (2023-11-21 13:44:00)
- あのな、激しく勘違いしてるみたいだがヒューイがシロだとは言ってないぞ。「全面的にクロと断定できる決定的証拠が今のところ出てない」っつってんの。 今のところ露出している情報からは、個人的にはどこかしらクロである可能性は高いだろうとは思うよ。ただし出ている判断材料が全て状況証拠で、クロであるという根拠にも一部不自然な描写やおかしな点は見られている以上 現時点では「公平に双方の見解を記載するのみに留めるべき」「0か100かに断定すべきではない」って事を言ってんの。理解してる? 現状ピクシブ百科事典でもニコニコ大百科でも君のように今の情報だけで全面的にクロだとは決めつけていない。中立性を欠く編集はこのwikiの編集ルールにも違反するんだがちゃんと読んでるのか? -- 名無しさん (2023-11-22 10:38:38)
- 事実なるものは存在しない。あるのは解釈だけだ。ーフリードリヒ・ニーチェ -- 名無しさん (2023-11-22 16:29:04)
- ↑2私もできる限り中立的に考えていってますが?「結果も含めて全面的に黒」と言っている。作中追放後の兵士達の会話で「確かにまあ、殺されて当然の男だった」というセリフがあることから、公式は「ヒューイは基本クロ」として扱ってるんだよ。そして「作中に出てくる内容と情報を尊重すべき」と思っている。実際、無実主張は疑問点だけで作中のヒューイの白要素を一切提示できてないから「単に展開が粗いせいでプレイヤーが深読みしちゃっただけ」にしか見えない。現に声帯虫に対する疑問点は「作中でDARPAと接触自体がでっちあげだと証明できない」から成立していない。ようは中立的に見ても「無実側の主張が全部妄想に近く、作中のヒューイの行動の黒さに反論できてない」と思うわ。それでも無実説を出すなら「作中のヒューイの白い部分」が欲しい。現にこいつの行動と結果が黒すぎるから。 -- 名無しさん (2023-11-23 05:25:34)
- 他の意見を聞き入れずにあなたの主観による見解を喚いているだけというのを「中立的」とは呼びません。どうしても一方の意見に偏った編集をしたいのなら、相談所でしかるべき提案をし同意を得てからにしてくれ。 -- 名無しさん (2023-11-23 07:44:04)
- なんかまためちゃくちゃな内容になってるな...追記者の妄想垂れ流しにTwitterなんぞに流れてる情報鵜呑みとか噴飯ものなんだが -- 名無しさん (2023-11-23 08:16:43)
- 11/10以降の編集はコメントや相談所ですら一切の相談なく恣意的に無実説の見解をバッサリと削除しており、明らかに編集ルール違反。以前の記述へ差し戻します。 -- 名無しさん (2023-11-23 08:26:43)
- やっぱヒューイって悪い奴なんだな -- 名無しさん (2023-11-23 18:24:12)
- 非メンバー編集者の方へ。投稿前にもう少し文章を推敲してください。太字多過ぎ、散文的過ぎてとても読みづらいです。また編集ルールでは「キャラクターへの中傷・罵倒」も禁じています。ヒューイの行動は批判されるべきものではあるかもしれませんが、「クソ野郎」「腐った性格」などの表記はやりすぎです。節度を持った記載を心掛けてください。 -- 名無しさん (2023-11-24 22:36:52)
- 声帯虫に関してはやっぱり黒確定なのかな。この項目で述べられた材料から判断すると無実の可能性が100%ないことになるけど -- 名無しさん (2023-12-04 12:15:39)
- 謝罪の大切さを教えてくれる道徳の教科書的な男(反面教師として) -- 名無しさん (2023-12-04 12:57:03)
- ↑2 はっきり言って白の可能性はないね。項目の内容通り、絶対犯人がいる事件でヒューイ以外に犯人はあり得ないものだから。人狼でわかりやすく例えると「ヒューイは第一犠牲者が共有か霊能、占い1で初日呪殺が出たにもかかわらず潜伏して2~3日後に露出した占い候補」だよ。動きがおかしすぎて99.9999%偽だから信用されないし、仮に本物だったとしても信用したくない。TPPのヒューイってマジでそんな感じ。 -- 名無しさん (2023-12-09 13:49:46)
- あなたがそうお考えなのはわかりますが、公式から何も情報が出ていない以上はwikiの編集ルールに則ってどちらなのかの判断はプレイヤー個々に委ねるべきです。どちらかに断定するのは別途個人サイトなどで行っていただけると幸いです。 -- 名無しさん (2023-12-30 14:50:05)
- プレイヤーの判断に委ねると言っても、判断材料にも左右されるし、それに納得がいくかってのも大事。声帯虫に関してだけいえば確黒と言っていい材料が揃っているし、無実を主張するなら今回ばかりは無実の可能性がある根拠を出さないといけないと思う。それくらい、今は無実の可能性を考慮するに値しない状況かなあ -- 名無しさん (2023-12-31 09:45:06)
- ですから、それはあくまで「貴方個人の」感想です。貴方がどうお考えであろうと、公式からは何も回答は出ていません。編集ルールに照らせばここでどちらなのかの議論をしてどちらかの意見に傾ける必要はまったくありませんし、平等に双方の見解を記載するべきです。まだ理解いただけないようであれば、相談所へ記載し判断を仰ぎたいと思います。 -- 名無しさん (2023-12-31 11:42:36)
- プレイヤーの判断に委ねたり、平等にするのは勝手だけど、一番尊重されるべきなのはゲーム本編描写であり、たいした根拠や決定的証拠がないかぎり、本編描写を全面否定するのは絶対やっちゃいけないよ。それは小島監督やコナミに対する冒涜だ。そして物語の内容が「ヒューイは黒」だと断言しているから、黒という想定で考えなきゃいけない。そして声帯虫に関してだけに絞るけど、オセロットとカズのテープの内容が全てでっちあげ以外にヒューイの無実はない。でも作中でそれを証明するものがなければいくら考察しても無理がありすぎる。だからプレイヤーの判断に委ねる以前の問題だよ -- 名無しさん (2024-01-03 10:21:28)
- ↑断言してなどいません。であるからこそ、このwiki以外(ピクシブ百科事典等の不特定多数が編集できる環境)を眺めてみても完全に100%有罪と書かれている所は見当たらないのです。言葉をそのまま返すようですが、公式からのコメントなど決定的な事項がない限り、無罪説プレイヤーから指摘されている不自然な点を全面否定するのも絶対にやってはいけません。それは物語に想像の余地を残してくれているであろう公式に対する冒涜です。 -- 名無しさん (2024-01-07 06:17:19)
- 悪いけど俺も↑2の言う通り、ヒューイを考察するにしても「描写の関係上、想定は黒」「無理のある主張は無し」を前提にして考えるべきだと思う。他はまだ考察の余地があるかもしれないが、声帯虫に関しては無実はあり得ない。「人為的に起きた事件」「ヒューイがサイファーと密談して凶行を起こした」2点は否定しちゃいけない。そして声帯虫に関してだけは「ここが不自然だからヒューイが無実だ」になりえない事情があるし、責任問題に関しても「結局はヒューイが犯人」には変わりないからね。この件でヒューイを無実にするには「じゃあ誰が犯人よ?そして動機は?」を無実側が主張しなきゃいけない。もちろんモブや無理のある人物は無しにな -- 名無しさん (2024-01-08 07:27:19)
- 不自然な点の指摘を全否定してはいけないとは言うけどさ、声帯虫の件をスルーしてるかわからないけど、そもそも土台に立ててないんだよ。mgsの初戦のウルフだってスナイパーライフルがあって初めて勝負の土台に立てる、それまでは絶対に勝てないでしょ?声帯虫の無実の可能性はミラーとオセロットが嘘を言っていると証明できて初めて土台に立てる。というか本編描写にケチつけてるのは無実派だし、裁判でミラーが全て黒と言っている以上、まずはそれを主軸にしてそこから無実の可能性があるか模索すべきでしょ。 -- 名無しさん (2024-01-08 17:13:12)
#comment
*2 ただし、カズ曰く「ここで断っても形を変えて査察団が来る」と言う内容の発言をしていたので警戒されているのは知っていた模様。
*3 ただし元々荒事とは無縁の人間であり、度重なる拷問と自白剤の副作用でまともな思考状態を保てていない可能性もある。
*4 核査察に関してはミラーやスネークも最終的に賛同し偽装と見抜けなかった、軟禁に関しても自分で逃げ出せる状況ではなかったのも事実ではある。
*5 過去作を遊んでいるプレイヤーほど『2』のオルガ、『3』のザ・ボスと「愛する子供を理不尽に奪われて嘆く被害者」の姿を見ているためそれに重ねて同情したと思えばすぐにそれが嘘、しかもヒューイの方が子供を傷つけて母から奪った側と思い知らせるようなシナリオ構成になっている。
*6 実際、マンティスの超能力で動いているようなもので、ヒューイを悩ませていた技術的な課題はなんら解決されていない。尤も言ってる事自体は普通に考えれば当然ではあるが
*7 正確には民間のバイオ企業であるATGC社で、ここはDARPA=アメリカの国家機関=サイファーの影響下にあるであろう組織を得意先としていた
*8 もしミラーの仕業であるならばテープやムービーでヒューイではなく、ミラーに矛先を向けるため、オセロットもミラーの犯行ではないという裏取りが取れているといってもいい。
*9 サイファーの件がでっちあげでないとヒューイに犯行をする動機が生まれてしまう
*10 TPPという作品自体、ストーリー描写と設定の補完に不足が多々見受けられることは注意されたい。事実蝿の王国(MGS:TPP)は未完成の状態であった
*11 ただ、なんだかんだ言ってヒューイの科学者としての能力は評価しており、Dウォーカー開発時もミラーは気に食わないながらも必要と言い、最低限の配慮はしていた。そして声帯虫の危険性もDD内で認知されていたから「いくらヒューイでも流石に馬鹿な事はしないだろう」という考えで検品を任せたと解釈もできるし、責任問題があってもヒューイがやったことには変わりがない
*12 ヒューイがマザーベースに連れてこられた最初の尋問で「クロだと思うが証拠がない」と発言している。
*13 各所に貼り出されるポスターもその一例
*14 この時点で声帯虫及びイーライに関する事件は発生していないため、判明している罪状に絞るとすればマザーベースの崩壊を招いた件、またはスカルフェイスへの技術供与が該当する。
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