登録日:2016/12/29 Thu 21:23:15
更新日:2024/02/01 Thu 13:56:01NEW!
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ういんどみる 初恋サンカイメ エロゲー エロゲヒロイン お嬢様 ロシア マルチリンガル アホの子 お婆ちゃん子 エミリア=カリモフ 桃井いちご 自称庶民 もふ子 おばけ怖い 白隈学園
「エミィでかまいませんわ、友人にもそう呼ばれてますので」
エミリア=カリモフ(Emiriya Karimov)とは、ういんどみる制作のエロゲー、初恋サンカイメに登場するヒロインの1人。
CV:桃井いちご
身長:155cm
3サイズ:80(B)/60/85
所属:白隈学園1年
特技:デッサン・イラスト・絵画
好き:縮毛矯正
苦手:くせ毛直し・名前をいじられること
太一と同じ白隈学園の新入生でロシアからやってきた留学生。
学生棟の入口で入り方がわからずに途方に暮れていたところを太一に助けられたのがファーストコンタクト。
何の因果か部屋がお隣さん同士だったりもする。
金髪のクセっ毛にふわふわした印象のあどけなさも残る優しいお嬢様。
……しかしエミリア自身はお嬢様呼ばわりされることを大変嫌っており、飽くまでも一般庶民であることを強調している。
純真かつちょっぴりアホの子でもあるので、ついついからかいたくなるオーラがむんむんである。
からかわれてることに気づくと怒るのだが、その怒り方すらも可愛らしく見えてしまうというかそんな感じ。
おまけに庶民への憧れが強い影響か、ショッピングモールにドハマリするという一面も。
A-ken部にも部長の姫夏の口車に半ば乗せられるような形で参加。
以降も姫夏にはもふ子という愛称で呼ばれつつしょっちゅうからかわれている。
部内では撮影を主とした機材の操作を担当することになるのだが、何分お嬢様育ちゆえにそっち方面の扱いは苦手。
そもそも太一に助けられた時も、機械操作に悩んでいたのが原因だったし。
幼い頃から両親の都合で世界各地を転々としていたなど、根っからのお嬢様。
その関係でマルチリンガルという特技も併せ持ち、日本語が流暢なのもそれが理由。
霧ヶ峰に留学したのも、過去に一度訪れた際に大変気に入ったから。
おばけとか幽霊の類が大の苦手で、当初はまだ太一にしか見えなかったリンの存在に怯えまくり、
果てにはコスプレ同然の巫女装束姿で太一の除霊を行おうとする等、ズレたリアクションを見せることも。
以下、ネタバレ含む。
実は幼少期に霧ヶ峰でリンとは別の幽霊の少女に出会っていたという過去を持つ。
故に幽霊やオカルト系の書物やお札などのグッズに対する知識にもそこそこ精通している。
幼少期のエミリアは引っ込み思案で臆病な性格であり、両親も仕事で多忙で1人でいることが多く、
唯一の支えはいつも一緒にいてくれたおばあちゃんの存在だったという。
そのおばあちゃんと死別して寂しかった時期に突如現れたのが件の幽霊少女。
リンとは違ってエミリアは終始逃げ惑いロクに話も出来なかったのだが、
そんなこんなで幽霊への怯えという形で感情を発露することの多くなったエミリアに、
両親を始めとして自然と多くの人が接するようになったのだという。
エミリアが霧ヶ峰にやってきたのは純粋に霧ヶ峰のことを気に入っていたということに加えてもう一つ、
今の自分を形成するキッカケとなったその幽霊少女ともう一度会いたいという目的があったからこそ。
突然のリンの消滅以降、部の他のメンバーに内緒でエミリアと共にリンの捜索をしていた太一は、
これらの真相を聞く機会も含め、エミリアと共にすごす時間が多くなっていき段々と彼女への想いが膨らんでいく。
エミリアもまた、リンと一緒にエミリアが出会った少女も捜そうと一生懸命になってくれる太一に惹かれ始めていた。
撮影中にも演技とはいえ仲睦まじく接しているゆりのを前にして上の空になってしまうほど。
結局、更に時間が過ぎてもリンは見つからず、いつまでも引き摺っていてもしょうがないと太一は気持ちに区切りをつけることになるのだが、
そんな時エミリアは、夕焼け空の下で太一と共にいる時に芽生え始めていた自身の気持ち……太一への恋心を告白する。
何故かエミリアだけこの時選択肢が発生し、しかも間違えるとバッドエンド扱いになる。
2人で秘密を共有してきた時間はいつの間にかやめたくないと思うほどの恋心になっていたと語るエミリアに、
いきなりのことに驚きながらも、真っ先に頭に思い浮かんだのが目の前の少女であったことに太一は寧ろ納得し、
エミリアの想いを受け入れて晴れて恋人同士となる。
「は、はい……っ!!」
「あ、あの……ふつつかものですが、よろしくお願いしますっ!」
恋人としての距離感がわからずにお互いにもじもじしていたかと思いきや、
エミリアが変態淑女未来ちゃんに変な入れ知恵をされて、そのまま流れで行為に至ってしまったり、
しかもそのことが即効でバレてからかわれるわ、そのまま2人の世界に突入して盛大に惚気るわ等々、
色々とぶっ飛んだイベントも多いものの、エミリアは太一と共に恋人としての一時を過ごしていく。
が、ある日エミリアはずっと会いたいと願っていた幽霊の少女と夢の中で再会することに。
もう時間が無いけど、今のエミリアの周りにはたくさんの仲間がいるから大丈夫などと、
まるで現実であるかのごとく夢の中の少女は今の自分のことについて寂しげに語っていた。
後日、エミリアは撮影中に何かに駆られるように走り出し、その果てに一件の古ぼけた屋敷とあるものを発見する。
後を追ってきた太一が目にしたのは小さなお屋敷の近くにあった墓石の前で手を合わせるエミリアの姿であった。
ここに至ってエミリアは全ての真実に辿り着く。
あの幽霊の少女はかつて霧ヶ峰で著名な研究者として名を馳せ、自分も大好きな存在だった……
死後も尚、1人ぼっちだった自分を心配して現世に留まってくれていたおばあちゃんの幽霊だったということ。
今時分がいるこの場所は、幼少期の自分を心配して同じく霧ヶ峰の研究者だった両親が、
わざわざ故郷ロシアのお屋敷に似せて作ってくれた、自分も過去に過ごしたことのある場所に間違いないということ。
目の前の墓石は紛れもない、おばあちゃんが亡くなった場所であるということ。
やっと会えた筈なのに、自分が馬鹿でそのことに気づけなかった所為で……と泣き崩れるエミリアに対し、太一は「おばあさんは一人で泣いていた昔と違い、今はたくさんの友達に囲まれていて、それで安心できたからこそお別れを言いに来たのだ」と励まし、
2人で墓石の前で手を合わせ、エミリアの祖母に別れの言葉を伝える。
そんな2人の頭の片隅にははっきりと、おばあちゃんの最後の言葉が響いていた。
昼下がりのエントランス、A-ken部の面々にこれらの真実を語る中、話題は唐突に部の代替わりについてのことになる。
新しい中心は太一やエミリアになるだろうというゆりのや姫夏の言葉に対し、
エミリアは得意満面にカメラを掲げて凛とした態度でその言葉に答える。
太一もまた、そんなエミリアと満面の笑みを浮かべながらお互いを見詰め合うのであった。
「ふふっ、はい!!」
「これからも、よろしくお願いしますわ、太一さん!」
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